代表的火山活動

●カムチャッカ半島、アラスカ(アリューシャン諸島含む)

◎写真で見る火山活動

「百聞は一見に及ばず」です。カムチャッカ半島の火山活動写真です。
クルチェフスコイ火山活動は収まりました。シベルチ火山は監視体制下に、ベズイミャンヌイ火山,カリムスキー火山は要注意(2008.1.30)下にあります


クルチェフスコイ火山
Klyuchevskoy volcano
カリムスキー火山
Karymsky volcano
チクラチキ火山
Chikurachki volcano
ベズイミャンヌイ火山
Bezymianny volcano
シヴェルチ火山
Sheveluch volcano


◎火山の紹介

カムチャッカ半島には、29の活火山があり、いろいろな タイプの火山がある。ユーラシア大陸最大の活火山であるクルチェフスコイ火山、溶岩流を流すベズミアニ火山、さらには、 カリムスキー火山。カリムスキー火山はカムチャッカの東火山帯の中央に位置し、カリムスキーカルデラの中心に立つ1536mの成層火山である。


米国で見つけられる53の火山の内、43はアラスカにある。アラスカのアリューシャン列島ではクリーブランド火山が要注意下の現状でス。(2008/1/30現在)

USGS(米国地質調査所)の機関であるAlaska Volcano Observatoryがアラスカの火山活動と地震活動を監視している。

◎地震活動

アリューシャン列島のクリーブランド火山一帯では、激しい群発地震が続き、2007/8/15にはM6.5の大地震が発生した。カムチャッカ半島でも東方沖ではM4-M5.5程度の地震活動が続いている。

20世紀以降の世界の巨大地震のベスト10のうちアラスカ、アリューシャン列島、カムチャッカ半島で5つを占める巨大地震発生地帯でもある。


●エトナ火山

エトナ火山 (Etna) はイタリア南部シチリア島の東部にある活火山。シチリア州はイタリア最大の州である。

標高は3,350mでヨーロッパ有数の火山である。神話において、テュポンが封印された場所だとされる。2007年5月には、小噴火を起こした。

ライブカメラで現在の状況を見ることができる。

2007年7月4日、イタリアのシチリア島でM4.9の地震が発生した。本年に入り、イタリアの地震活動は活発化している。


●ハワイ島キラウエア火山

◎突然の始まり

2007/6/17の朝から17時間の間に260回の地震が発生したハワイ島。この火山性の地震はキラウエア火山の表面にマグマが移動してきた 証です。

このマグマの接近は非常にまれです。、キラウエア火山の山域はハワイ火山国立公園として指定されている。キラウエア火山の噴火の兆候となる群発地 震のため、国立公園内にいた人たちは待避させられた。

キラウエア火山は世界一安全な火山とも言われ、現在でも火口から溶岩が流れ出ており、地下の溶岩 チューブなどを伝って、海に至ることもしばしばである。 観察ツアーも存在し、運が良ければ、ゆっくりと流れる溶岩を目の当たりにできる。

このような火山活動は24年間続いているが、マグマの接近を示す群発地震 は過去10年間でも3回しかない。なお、ハワイ島の人口は148,677人とオアフ島に次ぐ。


◎重大な溶岩流出と火山性群発地震

2007/7/21、重大な溶岩流出がキラウエア火山で始まった。

同年7/25-7/31の間に顕著な溶岩流出は続き、7/26にはM3.2の火山性地震が発生した。その後、火山性群発地震は続き、同年8/14には、M5.4の火山性地震が発生した。


USGS(米国地質調査所)の機関であるHawaiian Volcano Observatoryがハワイの火山活動と地震活動を監視している。写真はこちら。ライブ映像はこちら。動画はこちら