2014/
12/31
6:02
 ◎年末のご挨拶
私どものサイトや各種掲示板、メルマガをご覧いただき、1年間、
誠にありがとうございました。

私どもの観測者仲間の観察観測、
本サイト空の掲示板でのレモンさんや黄昏さん、
本サイト環境自然などなんでも掲示板のzebraさん

その他、本サイトの掲示板にご投稿いただく皆様の情報を
プライバシーに十分に注意ながら、活用させていただきました。
皆様本当にありがとうございました。

本サイトの活用しているデータは、それ以外に、公開されている
岐阜県地下水中ラドン濃度の調査観測
植物生体電位などの個人公開観測サイト
NICTの電離層データ:FoF2とTEC値

これらの皆様にも深く感謝いたします。

私どもは、ボランティアで、無償で、地震や津波の防災のために、
地震の予想をしているわけですが、
もとより、上記のデータだけを根拠にしているため、予想の精度に限界はあります。

また、つくづく思いますが、地震の予想や予知というのは、難しい。
天気予報のような地震予報ができるには、50年くらいかかるのだと思います。

このような状況ですので、いらぬデマを防ぐために、

【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、
ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。

このように、記しております。
サイトの内容や予想の根拠を判断いただいて、納得していただいて、
地震や津波の防災を考えていただきたいという願いです。


読者の皆様方の、ご健康とご多幸を心からお祈りいたします。
すばらしい新年をお迎えください。


◎観測者仲間の観測観察:12/30
1、札幌
*クリップ 落下装置
直下型 ±0
東西型、南北型 -1
(東西型はかなり磁力を感じます。)

2、青森八戸
水位やや低い

3、宮城県柴田郡
12月25日
大気イオンの上昇がありました。福島沖


4、滋賀県大津市
北側   
「磁石2個」   12/29より、落下と復活を繰り返しています。現在、落下中です。
「磁石4個」 こちらは落下なし。

※磁石4個の落下はないため、
現在、発生しているような小規模な滋賀県北部地震が続くと推察されます。

5、徳島県南部 :大気中ラドン濃度

12/30 9ベクレル

12/29まで17~22を維持していましたが、急に下がりました。


   
   ◎12/29:日本上空北緯29度TEC値上昇

JST:12/29:14-21時にかけて、北緯29度の電離層全電子数:TECが、大きく上昇し、
6日間平均値や40日平均値を、大きく上回った。
北緯33度でも、僅かに上昇がみられた。

北緯29度とは、鹿児島県薩南諸島:諏訪之瀬島や奄美大島&伊豆諸島の鳥島一帯。
北緯33度とは、九州大分、高知西部です。

NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップでは、ほぼ同期して、
鹿児島山川電離層観測点で、12/29:15-18時に、臨界周波数が非常に高くなり、15Mhz以上となった。

同日の同時間帯のDST指数は、-10から-20ですから、大きな地磁気擾乱はなかった。

本サイト沖縄本島観測点で、12/26、12/29、観察している簡易電磁波計に、反応があり、
警告のサインが出ているようです。

九州福岡市観測のVLF帯ノイズレベルでは、
福岡市の南北方向から到来するノイズ成分が、福岡市の北東〜南西方向から到来するノイズ成分より
かなり大きい。

これらのことから、
最近報告しています南西諸島(とくに八重山諸島方面)の中規模地震に注意すべき現状です。


昨日報告した、日本上空北緯45度TEC値異常に関連して、
本サイト空の掲示板で、レモンさんや黄昏さんが、12/29
北海道に大気重力波が出現していることを指摘された。


◎観測者仲間の観測観察:12/29
茨城県南部
磁石装置、落下が復活しました。

★★
南東北から関東、少し揺れそうです。


   
 2014/
12/29
6:33
 ◎12/26:日本上空北緯45度TEC値上昇
JST:12/26:14-22時にかけて、北緯45度の電離層全電子数:TECが、大きく上昇し、
6日間平均値や40日平均値を、大きく上回った。
北緯41度でも、僅かに上昇がみられた。

北緯45度とは、択捉島から宗谷岬一帯です。
北緯41度とは、青森一帯です。

空の掲示板では、
No.35471 12月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、日本の対岸、ロシア内陸部で大気重力波が広がっている。

★★上記の北緯45度周辺の位置と合致します。
サハリンでは、もう半年間ほど、断続的に、上空に大気重力波が出現。
択捉島周辺にも、さざ波雲、大気重力波が断続的に出現しています。


植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その22

1、愛知美和の植物生体電位

愛知美和の植物生体電位は、11/27、11/30、12/3、12/17に次、
12/23:-90mV、12/24:-70mVまで低下した。
12/27:5時現在、-5mVを継続中
ところが、12/29未明に、再度大きく、電位が低下中。12/16以来です。


2、新潟市観測点大気中ラドン濃度:12/28
17ベクレルへリバウンド。上記1と呼応しているように感じます。

★★
中越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒。
変わらず。


◎観測者仲間の観測観察:12/28
1、青森県八戸市
水位低い

2、茨城県南部
5時ラドン30電磁波計1.6
7時ラドン32
18時ラドン28
22時ラドン26電磁波計1.6
イモリ、シェルター入り
磁石装置、南が落下中
※少しラドン変動が激しいです

3、埼玉春日部
北東側設 置。 鈴落下装置。9時頃一旦、落下しましたが、18時頃確認したら復活しました。

4、東京葛飾
直下型も水平型も、全体的に磁力低下しています 。

5、石川県南加賀
お鈴落下中
午後3時頃、右幻日が見られました。

6、愛知県東部:鈴落下装置

南東側 落下なし(9:59落下→12:21復活)
☆12/14以降南東側の鈴が落下&復活を繰り返しています。
鈴の動きが不安定です。

南西側 2013/5.27~ 落下 581日目
北西側 2013/5.28~ 落下 580日目

7、大阪府八尾市

クリップ 東2→1西1→2南1→1北2→2 直下3→3
*方向クリップがコロコロと変化します。


鈴落下装置北(新): 落下中。

      (旧): 浮いています。

鈴落下装置東   :落下中


★★
首都圏も、中規模程度の異変が継続しています。



   
 2014/
12/28
6:19
  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16、11/23、11/30,12/7,12/14、12/21、12/28
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述
★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、
黄色(2014/1/26に設定)の次の
「赤の点滅」(2014/11/9に設定)


次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない


【概要報告】

先先週報告したように、巨大地震の発生凡そ一か月前からみられる大気重力波は、今モニタリング期間中、
伊豆小笠原海溝周辺では、

No.35442 12月22日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
伊豆諸島南部沖に大気重力波が発生しています。八丈島の南方方位に当たります。

この一回でした。
丁度、伊豆鳥島からスミス島の近海になります。最近、M4-M5の地震が、頻発するようになりました。

今モニタリング中で、最も大きな変化は、愛知県西部のレモン愛知さんの大気中ラドン濃度の大きなリバウンドが、
2014/12/27に、収束したことです。

2014/5/15-5/18まで、88ベクレルという異常値を観測後、
9/13-9/18には、30ベクレル以下となり、収束したと思っていましたが、その後、大きくリバウンド。

11/9には、96ベクレルとなりました。
大きな地震ほど、何度も何度もリバウンドしますので、地震発生は遅延していきます。

その異常値が、12/27には、13ベクレルとなった。平均ー2σを下回るまで、濃度低下しています。


長濱裕幸他(2011):東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の
大気中ラドン濃度変動について、日本地震学会2011年秋季大会;A32-09
福島県立医科大学(福島市)における大気中ラドンガスの濃度の変動

2010年6月から12月初旬まで ラドンガス濃度が増加した。
その後急激に減少し、東日本大震災発生までの約3カ月間(計算値では、93日となる)、通常よりやや低い濃度レベルを維持した停滞期間が続いた。

レモンさんのラドン観測も、福島医科大学の観測とほぼ同期していた。
異常濃度期間もほぼ同じでした。

レモンさんが在住する地域は、
敦賀湾-伊勢湾構造線(つるがわんいせわんこうぞうせん Tsurugawan-Isewan Tectonic Line, TITL)に位置します。
敦賀湾から伊勢湾に至る全長約185kmの地体構造の境界線です。
この構造線は
北部から、甲楽城断層、柳ケ瀬断層、関ケ原断層、養老断層、伊勢湾断層などの活断層群で構成されています。
第四紀の日本列島形成の地殻運動では折れ曲がりを起こした場所のひとつです。

この重要な構造線一帯で観測されていますから、中部地方から東北までの広範囲の歪応力の変化に敏感に反応して
大気中ラドン濃度が変動すると考えられます。

東日本大震災前に、岐阜県飛騨地方で、群発地震が発生した。この地震活動が震災のトリガーになったと解析する
地震学者さんもおられます。

その飛騨地方と、レモンさんの在住地は凡そ100km圏内です。
大震災前に、愛知西部のレモンさん観測のラドン濃度異常もうなづけます。

私は、11/9の報告で、
千葉鴨川の大気中ラドン濃度観測や静岡県函南町月光天文台FMグアム局の地震エコーから
9/24に、上記のstep1は収束したと判断しました。

ところが、上記のように、愛知西部のラドンは、大きくリバウンドした。
それが、12/27に収束した。

これを勘案しますと、
やはり巨大地震発生は遅延していると、思われます。

4週前に報告した
NASA TECmap解析、3種類の別の観測、併せて、4種類の解析で、
巨大地震前凡そ半月前から始まる、直前前兆の解析。

これも全く変化なしです。

これらの点から、

地震発生危険度判定は、「赤の点滅」で、変化なし。
まだ、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)には至っていません。


お正月は、皆様、安心してお過ごしください。


さて、
新妻地質学研究所
速報62)長野県神城地震と襟裳岬南方沖地震・2014年12月の地震予報「十勝沖地震への警戒」

抜粋引用します。
(引用開始)
2014年に入ってからの地震断層面積比は0.289で,
最も小さい1997年の0.114に次いで小さい2001年の0.393の間を維持している
(引用終了)

このことは、現在は、地震活動が非常に静穏で、過去の例からは、そのあとには、
大きな地震が控えています。

上記の1997年の翌年1998年
5・4、M7.7の石垣島南方沖地震、、9・3:岩手県北部内陸地震;震度6弱

上記の2001年の2年後の2003年:9/26;十勝沖巨大地震

新妻先生は、
2014年11月に起こった神城地震M6.7は,
東日本大震災の前震と相補的に起こった飛騨の地震の北北東に位置していることから、
神城地震も飛騨の地震のように,太平洋プレートの沈み込みを阻止する日本列島側の歪が限界に達して起こったと推察されている。

新妻先生は、「十勝沖地震の再来に警戒しなければならない. 」といわれている。

私どもの観測者仲間の観測で、青森八戸観測点の大気中ラドン濃度異常は継続中で、前兆はあります。

その青森八戸観測点:12/27
11:30頃、安定していた鈴落下装置が約4か月振りに落下しました。

少し、緊張いたしますが、また、報告します。


   
 2014/
12/27
5:53
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その21

1、愛知美和の植物生体電位

愛知美和の植物生体電位は、11/27、11/30、12/3、12/17に次、
12/23:-90mV、12/24:-70mVまで低下した。
12/27:5時現在、-5mVを継続中
収束0mVまであと一歩。


2、長野県北部観測点:12/27
○磁石緩いままです。
○トリフイールド電磁波計:03.56ずっとここのとこ前後です。

★★
中越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒。
変わらず。

○福島県から千葉県北部:その2

昨日報告の通りの現状。

福島県南端部いわき市観測点の最新の報告

◯方位磁石
朝:東2度→夕:東1度  
ほぼ終息した感じです。
東に偏角して47日目

★★
いわき市観測点の方位磁石の偏角が、収束すると、
北関東から福島方面(沖含む)で、強く揺れることが多い。




   
2014/
12/26
5:47
 ○福島県から千葉県北部

1、福島県南端部いわき市
◯鈴落下装置
1号:23日より落下してましたが、昨日の報告後、24日の夜遅くに復活しました。
2号:異常なし
3号:異常なし

◯方位磁石
朝:東3度→夕:東2度  
昨日朝に2度→夕方に5度まで大きく偏角しましたが、再び戻って来ました。 動きが激しいです。
東に偏角して46日目

2、茨城県南部
磁石装置、南が朝落下。復活しません

3、埼玉県春日部市
北東側設 置。 鈴落下装置。復活しました。(60日ぶり)

4、千葉県北東部香取大気中ラドン濃度
12/25夜:34ベクレル::平均+2σを超える準異常値

5、千葉県印西市:笠神
12/25夜:41ベクレル::平均+2σを超える準異常値

★★
まだ、南東北から、千葉北部方面の前兆が続いています。
   
 2014/
12/25
6:03
 ○本サイト空の掲示板No.35465 12月24日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、西日本に大気重力波や未完成さざ波雲が見られます。広範囲ですから要注意です。

★★
12/6に報告したように

中国地方日本海側の島根県東部大気中ラドン濃度異常です

観測開始:2014/4/4

最高値:101ベクレル、最低値:26ベクレル、平均値:64ベクレル、標準偏差:14ベクレル

最高値は、3σぎりぎりの濃度です。平均値も高い。
最近では、2014/10/6に101ベクレルを観測。その後、なだらかに減衰。最近値48ベクレル
一旦は、12/19に、34ベクレルまで低下したが、その後、ややリバウンドです。

最近本サイト空の掲示板で、西日本の異変が続いています。

No.35287 12/1衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
九州付近はさざ波雲や、朝鮮半島-西日本の大気重力波

No.35292 12/2衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
・九州を中心に西日本の大気重力波

No.35300 12/3衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
朝鮮半島-西日本-東海道沖の大気重力波。九州中北部はさざ波化

九州から中国地方で、M6クラスの予想は継続中です。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その21

愛知美和の植物生体電位は、12/23:-90mVまで低下に次ぎ、12/24:-70mVまで低下した。

この状況は、最近一か月では、11/27、11/30、12/3、12/17に次ぐ、
大きな異変です。

首都圏も、12/22、12/23に報告した通り、やや揺れそうです。

○メリークリスマス:歌のプレゼントです。

The Christmas song:: Michael BublÉ

https://www.youtube.com/watch?v=phdrgKpmINI


Have Yourself A Merry Little Christmas
Frank Sinatra

https://www.youtube.com/watch?v=nZ6yQgBvuoI


   
 2014/
12/24
6:03
 ○八重山諸島:南西諸島南部:12/15報告続報

1、本サイト空の掲示板No.35449::12月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
八重山諸島周辺の断層雲や畝状雲が見られます。
こちらも、顕著になってきました。
台北の北東沖にU状雲が3本広がっていた。

2、12/23::NICT沖縄電離層観測点:FoF2とNICT緯度29度のTEC値

沖縄上空の電離層FoF2が、東京国分寺上空の電離層FoF2を比べると、
あきらかに、沖縄で異変がみられ、特に、12/23の午後が顕著だった。

また、緯度29度のTEC値も12/23の午後、6日間平均値より、明らかに高く、
異常がみられ、上記のFoF2と同期していた。

これだけの異変は、12/9以降、
緯度別のTEC値と電離層FoF2を同時にモニタリングするようにして以来、
初めての大きな異変となった。

3、本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測
大きな濃度異常が継続していますが、最近値でも、103ベクレル:12/23夜観測です。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その20


1、愛知美和の植物生体電位
2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数

愛知美和の植物生体電位は、12/23:一時的に、-90mVまで低下した。

この状況は、最近一か月では、11/27、11/30、12/3、12/17に次ぐ、
大きな異変です。


3、 本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/13:10ベクレル、12/17:16ベクレル
12/22:9ベクレル、12/23:13ベクレル

4、本サイト東京大田区観測点
■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

12.17 21:11 東西:6、南北:11 ★

12.18 20:47 東西:7、南北:10 ☆

12.19 21:44 東西:8、南北:9

12.20 23:21 東西:8、南北:11 ★

12.21 20:54 東西:9、南北:10 ☆

12.22 22:41 東西:9、南北:9

12.23 18:53 東西:10、南北:10 ☆


東西方向が収束圏に入ってきました。南北方向も収束圏。

★★
愛知美和の植物生体電位観測の電位異常がなかなか収束しない。。
新潟市のラドンは、僅かにリバウンド。

○本サイト空の掲示板No.35454:12/23衛星画像
福島の未完成さざ波雲を中心に、佐渡-東北南部の大気重力波


★★
本サイト山形県村山地方観測点大気中ラドン濃度観測:観測期間:3年間
平均値:42ベクレル、最高値:94ベクレル、最低値;14ベクレル、
標準偏差σ:17ベクレル、平均+3σ:92ベクレル

12/23の朝の観測は、81ベクレルだった。平均+2σを超える準異常値だった。
山形村山観測点が、収束傾向に入れば、地震発生が懸念されます。
また、報告します。


   
 2014/
12/23
6:07
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その19


1、愛知美和の植物生体電位
2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数

状況変化なし、収束せず,収束に近いも、なかなかしぶとい。
特に愛知美和では、11/25-12/23まで、ほぼ一か月、電位異常となった。


3、 本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/13:10ベクレル、12/17:16ベクレル
12/22:9ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点:12/122

○大気中ラドン濃度観測:14ベクレル
冷蔵庫の磁石まだ緩いです。

★★
愛知美和の植物生体電位観測の電位異常がなかなか収束しない。。
新潟市のラドンは、11/20の長野北部地震前のレベルまで、もう少し。


◎首都圏:観測者仲間の観測観察:12/22
1、千葉県北部
冷蔵庫落下装置
気付いたらずり落ちてました
6枚から4枚へ(過去最低タイ)

今日の夕陽は、真紅に焼けていました

2、東京葛飾
磁力は昨日顕著な低下でしたが、今日は回復しています。
特に、直下型南が3→6連と急激に磁力アップし終息しました。

   
 2014/
12/22
6:20
 ◎本サイト空の掲示板から
12/20:No35421で、

「東日本の沿岸と九州地方及び八重山諸島方面に要注意かな。」と
レモンさんが、まとめています。

○東日本沿岸
12/16に報告した

本サイト茨城県南部観測点と栃木県日光観測点大気中ラドン濃度

茨城県南部観測点
12/15に、3年間観測の過去最高値を更新

栃木県日光観測点:同観測
平均+3σは、62ベクレルです。
12/15夜間の観測で、60ベクレルとなり、異常濃度である62ベクレルに、かなり接近した。

空の掲示板では、
東北全域の大気重力波や、関東東方沖にも大気重力波が最近、頻繁です。

M6クラスの強い地震は、12/16に、報告した通りです。


○九州
12/6に報告したように

中国地方日本海側の島根県東部大気中ラドン濃度異常です

観測開始:2014/4/4

最高値:101ベクレル、最低値:26ベクレル、平均値:64ベクレル、標準偏差:14ベクレル

最高値は、3σぎりぎりの濃度です。平均値も高い。
最近では、2014/10/6に101ベクレルを観測。その後、なだらかに減衰。最近値54ベクレル

最近本サイト空の掲示板で、西日本の異変が続いています。

No.35287 12/1衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
九州付近はさざ波雲や、朝鮮半島-西日本の大気重力波

No.35292 12/2衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
・九州を中心に西日本の大気重力波

No.35300 12/3衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
朝鮮半島-西日本-東海道沖の大気重力波。九州中北部はさざ波化

九州から中国地方で、M6クラスの予想は継続中です。


○八重山諸島:南西諸島南部:12/15報告

本サイト空の掲示板35379:12月14日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
台湾の東方沖に無数の畝状雲や大気重力波が見られます。
また、台北北部沖に断層雲が見られます。
先日、台北北東沖でM6クラスが発生。
南西諸島が要注意ですね。

本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測も、
12/11から3日間、急上昇。3日間で、49ベクレルも上昇し、121ベクレルとなった。

電離層の異変、沖縄本島大気中ラドン濃度異常、台湾周辺(南西諸島南部含む)の前兆、
3点が、12/14に、同期して発生した。

このような現象が、現在も続いています。


   
 2014/
12/21
5:55
   ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16、11/23、11/30,12/7,12/14、12/21
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述
★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、
黄色(2014/1/26に設定)の次の
「赤の点滅」(2014/11/9に設定)


次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない


【概要報告】

先週報告したように、巨大地震の発生凡そ一か月前からみられる大気重力波は、今モニタリング期間中、
伊豆小笠原海溝周辺では、
空の掲示板のレモン@愛知さんや黄昏@仙台さんの報告では、ほとんど見られなかった。

巨大地震一か月から一か月半に最大の変化率を示す観測
(2011秋季日本地震学会講演予稿集による東日本大震災前半年間と最近観測値により判断)

一日当たりの変化率を求めて、経日的に見てみます。
7-8月は、変化率は小さかったが、9月にはいると、僅かに増加し始めて、
上記step1の終息時期(9/24)頃から一段と、変化率が増加していきます。

11/14に、さらに一段階、階段を上ったような変化率となった。
その後は、変化率は、小さくなった。

12/6-12/10、12/13-12/15、12/18-12/20まで、11/14とほぼ匹敵するような変化率がみられました。
12月は11日間も、比較的大きな変化率を示しています。

12月になり、いよいよ、巨大地震発生に向けた動きが始まったようです。
これらの凡そ2倍の変化率を示したら、そこがピークで、巨大地震一か月から一か月半前になりますが、
まだ、そこまでにはいたらないようです。

3週前に報告した
NASA TECmap解析、3種類の別の観測、併せて、4種類の解析で、
巨大地震前凡そ半月前から始まる、直前前兆の解析。

NASA TECmap解析
日々の異常の程度を数値化して、グラフ化しますと、
11/30-12/18までの期間は、著しく静穏化が進んでいました。

12/19からは、やや活発化し、12/20は、2014/9/1以降の平均の活動をわずかに上回る程度まで上昇した。
2014/9/1-12/20までの、平均の活動度を1とすると、最高値は、10/26の3.46でした。

本サイトの環境自然などなんでも掲示板で、毎日、Zebraさんが、TECmapを24時間分、動画にしてくれて、報告しています。
投稿のコメント上にもある
「小笠原付近で、赤い部分(TEC値が高い領域)が北に大きく飛び出す現象」。

12/13、12/14、12/15、12/16、12/17、12/18、12/20にみられ、12/20には、その程度も大きかった。
おそらく、本番(巨大地震発生)直前になると、赤い部分(TEC値が高い領域)は、
伊豆諸島まで北上するのだろうと感じています。

「3種類の別の観測」をみても、まだ変化はないです。

これらの点から、

地震発生危険度判定は、「赤の点滅」で、変化なし。
まだ、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)には至っていません。



   
 2014/
12/20
5:49
 ◎静岡県伊豆半島の付け根の町、箱根の南:函南町月光天文台観測12/18の異変その2

昨日と全く同じ現象が、12/19:10-17時の間に発生。
程度はやや、12/18より弱い。

本サイト長野県北部観測点:12/19
12/13の30ベクレルをピークに、14ベクレルまで下がった。
平均値が、13ベクレルですので、ほぼ、収束。

長野県北部地震:11/22:M6.7:最大震度6弱
11/9-11/10:24ベクレル、11/19-20:14ベクレル

新潟市観測点も、同じ14ベクレル。

愛知県美和の植物生体電位も、0から-10mVの範囲内で変動。
収束に近い。

総じていうと、95%前兆は収束していると考えれれる。

信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒。

本サイト愛知県東部:ハムスターの運動量
4302回
☆11月下旬からハムスターの運動量が減少してきています。
どうも、何かが収束したような感じです。

これも関係しているのかもしれません。




   
 2014/
12/19
5:47


 ◎静岡県伊豆半島の付け根の町、箱根の南:函南町月光天文台観測12/18の異変

VHF帯低域電磁波観測 (78.05, 78.80MHz)とVHF帯高域電磁波観測 (107.45, 107.75MHz)。
12/18:14-23時にかけて、大きな異常を観測しています。

同観測点の、VHF帯見通外放送局観測(地震エコー観測)で、上記と同期して、
グアム局>>三重県志摩局>鹿児島局の順に受信強度が大きく上昇。

本サイト長野県北部観測点:12/18
冷蔵庫のフック式磁石がやや緩かったのですが、12/18、ずり下がりが目立ってきました。

本サイト東京葛飾:冷蔵庫装置
南北方向うさぎ…
さらに磁力低下しています。ずり下がりは3cmで変わらずですが、リセット時の下がりかたが早くなってます。
ズズーッがスーッになってます。

このように磁力低下観察が、12/18:東京葛飾と長野県北部でみられ、
同期して、静岡県函南町で、各種観測に異常がみられる


伊豆諸島から伊豆半島、長野方面の前兆をとらえているのではないかと推察します。
信越方面であれば、信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒。

伊豆諸島から伊豆半島方面であれば、予想する巨大地震の前駆活動のような地震かもしれません。

都心の方々の他の方々の観測観察で、今のところ、大きな異変はないので、
都心周辺で、大きな揺れは今のところないようです。


   
 2014/
12/18
5:55

 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その18


1、愛知美和の電位
2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数

状況変化なし、収束せず,収束に近いも、なかなかしぶとい

3、 本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/13:10ベクレル、12/17:16ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点:12/17
○大気中ラドン濃度観測:21ベクレル

★★
長野県北部観測点の、ラドン観測は、12/16の30ベクレルをピークに、21ベクレルまで下がった。

平均値13ベクレル付近が、収束点と考えられるも、まだ高い。

新潟も、ややリバウンドした。



   
 2014/
12/17
5:05
 ◎火山活動活発化
1、吾妻山:福島県
12月12日、吾妻山で継続時間の長い火山性微動が発生、それに伴って傾斜変動も観測されました。
また、火山性地震も増加傾向となっています。
これを受けて、気象庁は吾妻山の噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」に引きあげました

2、白山:岐阜石川県境
12月16日午前1時32分ごろ、石川・岐阜県境に位置する白山山頂付近の地下でM3.4の地震が発生し、
周辺の市で最大震度1を記録しました。
その後、白山では地震が増加し、午前9時までに150回を数えました。

3、十勝岳:北海道
十勝岳では、ここ数年、山体浅部の膨張や大正火口の噴煙量増加および地
震増加、火山性微動の発生、発光現象などが観測されており、火山活動が徐
々に高まってきています。
 また、今年7月頃から、62-2火口に近い観測点で山体浅部の膨張を示
すと考えられる地殻変動の変化率が大きくなっており、膨張がさらに浅いと
ころで発生している可能性があります。
 このことから、今後、ごく小規模な噴火の発生する可能性が高まっている。

12月16日14時、十勝岳の噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引きあげられました。

★★
気象庁:平成26年 No.50 週間火山概況 (平成26年12月5日~12月12日)によると、

レベル3(入山規制) :御嶽山、桜島、口永良部島(鹿児島県)
入山危険:西之島
レベル2(火口周辺規制) 草津白根山、三宅島、阿蘇山、霧島山(新燃岳)、諏訪之瀬島
火口周辺危険 硫黄島、霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)

合計11か所の火山で、警報が出ているわけですが、これに
吾妻山と十勝岳が加わり、合計13か所になるわけです。

吾妻山、十勝岳、白山、草津白根山の4つの火山が、同時に活発化した時期は、2003-2005年です。

2003年十勝沖巨大地震、2004年新潟県中越地震、2005年福岡西方沖地震&千葉北西部地震、
などで、地震活動も活発でした。


その他、最近報告したいろいろな観測観察の異変は、継続しており、昨日は、大きな変動は見られなかった。
愛知美和の植物生体電位が、収束に、あと一歩の状況に見えます。
収束したら、信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒。

伊豆小笠原海溝方面は、
12-16 19:12:八丈島東方沖:M5.2の地震が発生した。
八丈島の296km南東であったため、震度は、陸域では、観測されなかった。


   
 2014/
12/16
6:19
  ○観測者仲間の観測観察:12/15

1,本サイト茨城県南部観測点と栃木県日光観測点大気中ラドン濃度

○茨城県南部観測点
12/15午前中:過去最高値を更新:42ベクレルとなった。

観測開始:2011/11/26 観測期間:3年一か月
最高値(2014/12/14以前):38ベクレル、最低値;4ベクレル、平均値;18ベクレル、標準偏差σ;6ベクレル

平均+3σは、37ベクレルですので、12/15観測最高値は、37ベクレルを超えた明らかな異常値です。

○栃木県日光観測点:同観測

観測開始:2012/1/13 観測期間:2年11か月
最高値:136ベクレル、最低値;8ベクレル、平均値;25ベクレル、標準偏差σ;12ベクレル

平均+3σは、62ベクレルです。
12/15夜間の観測で、60ベクレルとなり、異常濃度である62ベクレルに、かなり接近した。

★★
このように、北関東の茨城南部と栃木県日光観測点で、異常値に近い大気中ラドン濃度を、12/15に観測した。
茨城南部は、夜間に36ベクレルまで、減衰したが、未だ高い。

2、千葉県北部観測点
落下していた鈴落下装置2号が復活。

3、東京葛飾観測点
磁石装置は21時前に観測し、直下型すべて終息、特に東と南が6連と強いです。

★★
首都圏は、やや強い地震が発生すると思われます。
茨城南部と栃木日光のラドン異常値は、今後の推移に注目。強い地震が減衰後、懸念されます。
千葉東方沖から、茨城沖、福島沖方面と推察します。

 2014/
12/15
5:34
 ◎2014/12/14:岐阜県飛騨市神岡町割石地下水中ラドン濃度異常濃度
○概要
図20141215_1に2014/12/14の24時間の地下水中ラドン濃度の変動を示した。

12/14の20時ごろと21時半ごろに、2度、地下水中ラドン濃度の非常に大きな上昇がみられます。
上段が、対数グラフで、下段が、通常グラフで、示した。

対数グラフで見るとよくわかりますが、
トリチウムが100万カウントの上昇。次に、黒ラドン(ラジウムF:RaF)が、5000-6000カウントの上昇です。

100万カウントといえば、震災クラスの地震が起こる濃度と、認識しています。

○岐阜県飛騨市神岡町割石地下水中ラドン濃度過去の異常濃度と対応地震
図20141215_2に、本観測点の観測開始以来、16年間蓄積されているデータをすべて見て、
トリチウムとラドン濃度の異常値が観測されている代表例を示しました。(データすべて見るのとグラフ作成で、2時間半かかりました)

1、2000年
5/5-8/9の三か月間、大きな濃度異常を観測。

対応地震
7/1-8/18新島・神津島・三宅島近海でM6クラス地震6回。約1か月後に三宅島が噴火

2、2004年
2/27-3/7の11日間、黒ラドン(ラジウムF:RaF)の濃度上昇

対応地震
5/30:房総半島南東沖M6.7津波を観測

3、2005年
6/23-7/22の一か月間、濃度異常

対応地震
7/23:千葉県北西部M6都心震度5強:都心で、エレベーター閉じ込めが頻発

4、2007年
3/6-3/15濃度異常→3/25:能登半島M6.9

5/4-5/14濃度異常→7/16:新潟中越沖M6.8

5、2008年
4/10-4/15→5/8:茨城沖:M7
5/3-6/11→6/14:岩手宮城内陸地震M7.2
7/8→7/24:岩手県沿岸北部M6.8
8/24→9/11:十勝沖M7.1津波を観測

6、2013年
9/20→10/26福島県沖:M7.1

まとめますと、
異変が1回の単独の場合より、10日から1か月間継続する場合が多く、
異変が始まって、1-3か月以内に
関東から伊豆諸島、東北地方や北海道十勝(沖含む)、北陸から信越地方で、大きな地震が発生しています。



3、最近数日の異変
○信越地方
昨日まで17回報告の通り、 信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒。
昨日も、空の掲示板、信越方面に大気重力波

○北関東
昨日報告の通り、茨城県南部観測点と栃木県日光観測点で、大気中ラドン濃度に異変があり、
北関東から東北地方で、大きな地震が懸念される

房総沖巨大地震モニタリング関連
房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯と推察する、巨大地震の前兆の一部


上記、三地域、信越、北関東から東北、伊豆諸島沖巨大地震前兆の一部
このどれかが、12/14:岐阜県飛騨市神岡町割石地下水中ラドン濃度異常濃度対応地震と推察します。

岐阜県飛騨市神岡町割石地下水中ラドン濃度異常の今後の推移や3つのどこが対応か、今後、また、報告します。


○NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:鹿児島と沖縄:12/14の異変
毎日、見ておりますが、鹿児島と沖縄観測点と、東京国分寺を重ね合わせたグラフで、
明らかに、鹿児島と沖縄で、臨界周波数が高い。特に沖縄です。

本サイト空の掲示板35379:12月14日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
台湾の東方沖に無数の畝状雲や大気重力波が見られます。
また、台北北部沖に断層雲が見られます。
先日、台北北東沖でM6クラスが発生。
南西諸島が要注意ですね。

本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測も、12/11から3日間、急上昇。3日間で、49ベクレルも上昇し、121ベクレルとなった。

電離層の異変、沖縄本島大気中ラドン濃度異常、台湾周辺(南西諸島南部含む)の前兆、
3点が、12/14に、同期して発生した。


   
 図20141215_1  
 図20141215_2
 2014/
12/14
5:24
  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16、11/23、11/30,12/7,12/14
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述
★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、
黄色(2014/1/26に設定)の次の
「赤の点滅」(2014/11/9に設定)


次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない

【概要報告】

step2:
東日本大震災発生前:2012年1月10日報告
◯東日本大震災前41日間の衛星画像解析;まとめ

1,大気重力波やさざ波雲の発生回数
上記のように、2011/2/1以降地震発生までの41日の間に、東日本に、21回発生しています。西は福井、東は、北海道までです
大気重力波やさざ波雲は、地表面の振動(微振動)で発生すると考えられています。

2,東北地方から関東の大気重力波とさざ波雲
東北全域に広がるような広範囲な大気重力波又はさざ波雲は、2/3,2/16,2/19,2/27,3/2,3/4,3/9の合計7回発生しています。
特に、2/27が鮮明なさざ波雲が、東北全域に発生しています。この日が前兆のピークのようです。

3,福島周辺
41日間の前兆で、特に目立つのが、福島周辺です。
2月7日;;福島周辺にはさざ波雲。
2月10日;;朝から夕方まで、福島から沖まで大気重力波。
2月14日;;福島の周辺で狼煙雲。
2月27日;;福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。


このように、巨大地震の発生凡そ一か月前から、上記のような現象がみられます。
今のところ、房総半島南東沖から伊豆小笠原海溝で、上記のような現象はまだ、見られていません。

さて、
巨大地震一か月から一か月半に最大の変化率を示す観測
(2011秋季日本地震学会講演予稿集による東日本大震災前半年間と最近観測値により判断)

一日当たりの変化率を求めて、経日的に見てみます。
7-8月は、変化率は小さかったが、9月にはいると、僅かに増加し始めて、
上記step1の終息時期(9/24)頃から一段と、変化率が増加していきます。

11/14に、さらに一段階、階段を上ったような変化率となった。
その後は、変化率は、小さくなり、大きな変化なし。

12/6-12/9まで、11/14とほぼ匹敵するような変化率が4日間継続した。
これらの凡そ2倍の変化率を示したら、そこがピークで、巨大地震一か月から一か月半前になるのですが、
まだまだ、かかるようです。


先々週報告した
NASA TECmap解析、3種類の別の観測、併せて、4種類の解析で、
巨大地震前凡そ半月前から始まる、直前前兆の解析。
この観測項目の最近値からみても、巨大地震半月前から始まる観測値の変動も全く見られない。

NASA TECmap解析をすると、11/30から継続して、14日間、平均より低い活動で、現状は静かです。

両者合わせると、

地震発生危険度判定は、「赤の点滅」で、変化なし。

○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その17

1、愛知美和の電位
2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数

状況変化なし、収束せず

3、 本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/10:14ベクレル、12/13:10ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点:12/13
○大気中ラドン濃度観測
朝:30ベクレル 夕方:26ベクレル

★★
長野県北部観測点の、ラドン観測が、さらに上昇し、30ベクレルとなった。
30をピークにして、夕方はやや下がった。
新潟もややさがりつつある。


観測者仲間の観測観察:12/13

1、茨城県南部観測点
21時ラドン37ベクレルとなり、本観測点での平均+3σである37ベクレルと並んだ。異常値となった。

2、千葉県北部 観測点
鈴落下装置2号が落下しました。

★★
茨城県南部観測点のラドン異常値は、2014/1/31の36ベクレル以来、凡そ11か月ぶりです。
その際は、2/4に26ベクレル程度に減衰し、 2/6:宮城沖M5.6震度4、2/8福島沖M5とM4.8震度4となった。

今回は、内陸の栃木県日光観測点でも、12/13に52ベクレルを観測。
日光観測点では、12/6から50ベクレルを超えています。
日光観測点の、平均+2σを超えた準異常値が50ベクレルですから、準異常値を超えています。

日光観測点でも、ラドンが高くなると、日光の火山性地震や南東北の太平洋側で、M7クラスの地震が発生することがあります。
今後の濃度変動が注目されます。


   
 2014/
12/13
5:48
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その16

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
12/3にも著しく低下。12/5-12/6も低下。
12/7には収束方向、ところが、12/8に、大きく変動した。12/3と同じ感じです。リバウンドです。
その後、-10から-15mV。
未だ収束せず。長いです。

2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27-12/7:異変継続。12/8は、やや収まる
電離層の異変は、次第次第に異変が少なくなっています。


3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/10:14ベクレル、12/12:13ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点:12/12
○大気中ラドン濃度観測
29ベクレル
○トリフイールド電磁波計
12/6:03.56 、12/7:3.68、12/10::3.32、12/11:3.35 、12/12:3.54

5、本サイト空の掲示板:12/12衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

・長野北部-新潟-東北の未完成さざ波雲

★★
長野県北部観測点の、ラドン観測が、さらに上昇し、29ベクレルとなった。
さらに、トリフイールド電磁波計の値も上昇。

同日、空の掲示板には、「長野北部-新潟-東北の未完成さざ波雲」が大きく広がった。

11/22の長野県北部地震:M6.7:最大震度6弱の前では、

11/16::東北・北海道のさざ波雲。終日、発生
11/18::長野北部-福島の整列雲

今回の12/12の「長野北部-新潟-東北の未完成さざ波雲」が、11/16に該当するならば、
やはり、5-10日後が注目されます。12/22頃までです。
信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒です。



本サイト東京大田区 観測点

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

12.08 01:00 東西:8、南北:9

12.08 23:28 東西:7、南北:8

12.09 21:56 東西:8、南北:10 ☆

12.10 22:57 東西:8、南北:11 ★

12.11 23:37 東西:8、南北:11 ★

12.12 20:14 東西:7、南北:9

★本日は、磁力低下。南北方向の昨日までの収束、20日頃まで対応注視。

大田区観測点の推察と、ほぼ一致しています。


   
 2014/
12/12
5:52
◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

ネットのうわさで、伊豆小笠原地震の巨大地震発生後、南海トラフ巨大地震が、すぐに後続するとか、
2014年12月12日と2014年12月29日が危ないとか、どう思うかと問い合わせが来ています。

私どもは、自分たちの観測者仲間の観測観察や、空の掲示板での、レモンさんや黄昏さんの衛星画像解析、
公開されている岐阜大学や、個人の尊い観測に基づいて、予想しております。

今のところ、上記のようなことは一切ありません。

上記のようなことを言われる方々の、根拠となる観測観察は何で、どのように予想したか、聞いてみてはいかがでしょうか。


 ◎12/11:15時07分頃 山梨県東部・富士五湖 M4.3 最大震度4
○予想
12/5報告
「「富士山北面標高1200m 山梨県鳴沢村 大気中ラドン濃度 観測急上昇
12/4::7時 29 ,22時 34ベクレルとなった。

本観測点:観測開始2011/12/14
最高値:38ベクレル、最低値:6ベクレル、平均値:19ベクレル、標準偏差:5ベクレル
偏差が5ベクレルですので、非常に変動が少ない観測点です。

そのため、平均+3σが35ベクレルとなり、12/4の異常値は、しきいちぎりぎりの濃度です。

今まで、3σを超えた異常日数は、3年間の観測の内2日しかなかった。
2012/1/15と1/16です。1/15に最高値38ベクレルを記録した。

その後減衰。1/26-1/27まで、14ベクレルのその時期の最低値を記録した。
その翌日、2012/1/28:に山梨県東部・富士五湖の深さ18kmでM5.4の地震(最大震度5弱)が発生した。


○山梨県鳴沢村 大気中ラドン濃度 観測:最近値
12/4夜間の最高値:34ベクレルが最高値だった。

12/11報告
7時 25 ,22時 20
急低下し、予想どおり道志川断層震源の地震が発生しました。


★★
丹沢山地本体の北西部の道志川断層帯での地震活動でした。
糸魚川静岡構造線断層帯の北端で、11/22には、長野県北部地震が発生しました。

今度は、この構造線の南部で、富士山の基盤:丹沢山地:南部フォッサマグナの周辺で
12/11、山梨県東部地震が発生しました。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その15

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
12/3にも著しく低下。12/5-12/6も低下。
12/7には収束方向、ところが、12/8に、大きく変動した。12/3と同じ感じです。リバウンドです。
その後、欠測。現在復活。-15mV。
未だ収束せず。長いです。

2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27-12/7:異変継続。12/8は、やや収まる
電離層の異変は、次第次第に異変が少なくなっています。


3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/10:14ベクレル、12/11:朝17、夕方;14ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点:12/11
○大気中ラドン濃度観測
朝S21 、昼S22 、夜S26
○トリフイールド電磁波計
12/6:03.56 、12/7:3.68、12/10::3.32、12/11:3.35

★★
長野県北部観測点の、12/11のラドン観測が、26ベクレルまで、上昇した。
11/22の長野県北部地震:M6.7:最大震度6弱

11/9-11/13の24ベクレルが最高値、11/20には、14ベクレルまで減衰。

地震発生後の濃度としては、最高濃度です。
本観測点の平均値は13ベクレルで、標準偏差が6ベクレルで、変動が小さい観測点です。
26ベクレルは、平均+2σを超え、準異常値を超えています。

電磁波計は横ばいで、未だ、異常値です。
新潟市のラドンも、横ばい。
未だ、信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒です。


   
 2014/
12/11
6:09
 ◎首都圏から伊豆諸島方面:やや強い地震に注意
昨日も報告しました。

1、本サイト東京大田区観測点
12.09 21:56 東西:8、南北:10 ☆

12.10 22:57 東西:8、南北:11 ★

★南北方向、いったん収束圏

2、茨城県南部
11/22. 11/30以降、「南」の磁石装置が落下。南は小笠原諸島、房総沖、東京湾、相模湾、伊豆に対応してます。
南の磁石装置が復活!!

3、千葉県北部
鈴落下装置
1号 異常なし
2号 本日、リセットしたら浮きました。
現在も浮いています

冷蔵庫落下装置
6枚から4枚へ
4枚は、今までの最低タイ記録です

首都圏付近は、要注意ですね


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その14

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
12/3にも著しく低下。12/5-12/6も低下。
12/7には収束方向、ところが、12/8に、大きく変動した。12/3と同じ感じです。リバウンドです。
その後、欠測。現在復活。-10mV。
未だ収束せず。長いです。

2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27-12/7:異変継続。12/8は、やや収まる
電離層の異変は、次第次第に異変が少なくなっています。


3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/29::20ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル、12/10:14ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点
トリフイールド電磁波計

12/6:03.56 、12/7:3.68、12/10::3.32

★★
長野県北部観測点の、電磁波計、若干下がってきましたが、未だ、異常値です。
新潟市のラドンも、若干下がってきました。
未だ、信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒です。


 2014/
12/10
6:00
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

【お問い合わせ】12/9受信
1,いつも拝見させて頂いております。本当にありがとうございます。
現在静岡市清水区在住で、港町という事もあり伊豆小笠原の地震が起きた際、大変な被害になるのではと心配です。
地域のハザードマップの確認はしておりハザードマップでは浸水の地域ではないのですが大雨の時などは浸水します。
ハザードマップをどこまで信用していいのかわかりません。
子供の学校などもあるので、津波が地震後どれくらいの時間で到達するのでしょうか?
大変お忙しいなか、このような質問申し訳ありません。

2、お疲れ様です。毎日拝見しております。 房総半島沖、小笠原の地震と津波ですが、相模湾(茅ヶ崎や江の島付近)はどの位の津波と予想されていますか? 実家の両親が茅ヶ崎にいます。海岸線の国道134号を超えてくることは想像つかないです。よろしくお願いします。 【お答え】

津波については、津波ハザードマップが基本です。

国土交通省ハザードマップポータルサイト:津波ハザードマップ→こちら。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/viewer/index.html?code=4

津波ハザードマップは,
最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合に想定される
浸水の区域と水深を設定したもので、
マップには,津波浸水予測範囲や避難所,主な公共施設とその海抜,
主要道路などの位置などが、示されています。

どの地域にどの程度の浸水が予想され、津波避難場所がどこに指定されているか確認され、
実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)


答えやすいほうからお答えします。 2番目の質問 神奈川県津波浸水予測図: ○房総半島南東沖地震→こちら 茅ヶ崎:最大津波高さ:4.4-4.6m,最大津波の到達時間:59-174分 ○慶長型地震→こちら 茅ヶ崎:最大津波高さ:7.3-7.8m,最大津波の到達時間:50-52分 慶長型地震では、国道134号を超える浸水予想になっています。 神奈川県では、慶長型地震が最大の津波を起こす地震と想定して、ハザードマップが策定されているようですので、 浸水が予想されている地域より、さらに高い地域に、避難する訓練が必要だと思います。 神奈川県では、、東日本大震災以降、ハザードマップを作り直し、避難訓練をよく行っておられます。 1番目の質問です。 津波の伝搬速度は、外洋では、重力加速度に水深を乗じた値の平方根にほぼ等しい。 地震の規模は、津波の波高には、直接関係しますが、伝搬速度には、関係しません。 従いまして、過去の地震の規模が小さくても、過去の津波の記録が参考になります。 まず、震央が、予想通り、伊豆鳥島周辺であった場合→こちら 1984年に鳥島近海で発生した津波地震の津波の解析です。 英語ですので、わかりにくいかもしれませんが、 figure2を見てください。 横軸が、最大津波が、到達する時間:縦軸が震央からの距離です。 これから計算します。 静岡市と震央だった伊豆諸島須美寿島:北緯31.2620、東経:140,0303 406kmになります。伊豆大島や南伊豆が同じくらいの距離です。 津波到達時間::、伊豆大島では、90分、南伊豆では、100分です。 津波の第一波から最大津波の間隔は、table1から読み取ります。 τ:たうで示してあります。伊豆大島では、38分、南伊豆では、28分です。 そうしますと、伊豆大島では、90-38=52分、南伊豆では、100-28=72分に、津波の第一波が到達します。 もし、震央が、予想よりさらに170km北上して、八丈島東方沖だとします。 1972/12/4;八丈島東方沖地震→こちら 地震発生が、12月4日午後7時16分:19時16分 清水港に、津波の第一波が到達したのは、20時09分でした。 地震発生後、53分でした。 まとめますと、 津波の第一波は、八丈島東方沖であれば、53分、伊豆鳥島周辺のスミス島であれば、52-72分です。 その後、凡そ30分後に、最大津波が到達する。 凡そ50分後に、第一波が到達すると思いますが、念のため、 それより早い地震発生30分後に第一波が到達すると仮定して、いろいろな準備をすることをお勧めします。 ○その他 NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2で、東京国分寺で、12/9の深夜、12/10の未明に 大きな異変が出ています。 関東では、昨日報告の、中規模程度のやや強い地震がご注意ください。
   
 2014/
12/09
5:44
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

【お問い合わせ】12/8受信
いつも拝読させて頂かせています。本当に毎日大変ご苦労様です。
さて一つご質問させて頂きます。
伊豆諸島の地震が発生した場合、東京湾に津波が若干侵入するようですが、
コンビナート火災で火炎の津波になる恐れはございますか?
どうぞよろしくお願いいたします。

【お答え】
11/20に報告しましたように、
伊豆鳥島周辺で、M8.2-M8.4の巨大地震が発生した場合の、
津波のシミュレーション結果が出ています。

少し見にくいのですが、東京湾奥の津波の波高は、3-4mのようにみえます。
東京都の想定は、最大津波の波高は5mだっとように記憶しています。

東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
東京湾の湾奥では、周期の長い津波になります。

テレビで見た、襲ってくるような津波ではなく、じわーーーっと水位が上がるような津波です。
洪水のときのように、じわーーっと足元の水位が上がってくるような津波です。

湾奥の東京周辺で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所です。

ご質問の火災の件です。

東日本大震災により、
東京湾の石油コンビナート区域においても、
液状化現象や石油タンクのスロッシング(長周期地震動による)による被害が発生した。

千葉県内の特別防災区域においては、火災1件、漏えい12件、破損3件の異常現象が発生した。
また、
神奈川県内の特別防災区域においては、火災1件、漏えい11件、破損1件の異常現象が発生した。

特に大きな被害としては、千葉県市原市の製油所において、
強い地震により液化石油ガスタンクの足が折れて地面に落ち(座屈)
、配管を損傷したため、LPGがタンクヤードに大量漏えいし、何らかの原因で着火して火災となり、

火炎に炙られて複数のタンクが爆発した。
この事故では6名の負傷者を出した他、爆発により破片が周辺の市街地まで飛散したため、
周辺住民に対して避難勧告が発令される事態となった。


東京湾には、千葉県と神奈川県に6箇所の石油コンビナート等特別防災区域が指定されています。

千葉県では、面積が大きい順に、
京葉臨海中部::千葉市美浜区・中央区、市原市、袖ケ浦市
京葉臨海南部::木更津市、君津市
京葉臨海北部::市川市、船橋市

神奈川県では、面積が大きい順に
京浜臨海::川崎市川崎区、横浜市鶴見区・神奈川区
根岸臨海::横浜市中区・磯子区・金沢区
久里浜::横須賀市

石油の貯蔵量は、京葉臨海中部と京浜臨海で特に多い。
高圧ガスでは、京浜臨海と根岸臨海で、特に多い。

さて、
神奈川新聞;2014/7/6によりますと、

(引用開始)
県内に最大級の津波をもたらすとされる慶長型地震が起きた場合、
浸水深(浸水時の水位)が2メートル程度となる横浜、川崎市内の石油コンビナート2地区で
計12基の危険物タンクに被害の出る恐れがあることが、県の試算で分かった。

配管などが損傷し、備蓄している石油類約2800キロリットルが流出する可能性がある。

専門家は「火災につながる危険性を考慮し、
構造物の流出防止策と周辺住民の避難方法の検討を急ぐべきだ」と指摘している。
(引用終了)

神奈川県工業保安課では、
国が示した計算式を使い、これらの被害可能性を見積もった結果、
京浜臨海の川崎側で容量500~1万キロリットルの円筒形タンク5基、
根岸臨海の同タイプで容量500~千キロリットルのタンク7基が浮き上がったり、横にずれたりすることが分かったそうです。

このように、上記の、神奈川県指摘の京浜臨海や根岸臨海地域や、
東日本大震災で、石油火災があった、京葉臨海中部の石油コンビナートでは、
火災の危険性があると、認識しておいたほうがよいと思われます


原因は、津波だけではなく、石油タンクのスロッシングなどにより起こる。

スロッシングとは、容器内の液体が外部からの比較的長周期な振動によって揺動すること。
この揺動により、構造が破壊されたり、液体が容器から溢れ出る被害などが問題となる。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その13

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
12/3にも著しく低下。12/5-12/6も低下。
12/7には収束方向、ところが、12/8に、大きく変動した。12/3と同じ感じです。リバウンドです。

2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27-12/7:異変継続。12/8は、やや収まる


3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル。12/3:16ベクレル。12/4:17ベクレル、12/5:18ベクレル、
12/6:18ベクレル、12/7、12/8:17ベクレル

4、本サイト空の掲示板No.35335 12月8日御嶽山周辺 中津川市北部から南部の現象雲
御岳山周辺で、発生した地震性の雲


★★
未だ、信越地方(長野南部の御岳山周辺含む)の大きな余震または誘発地震に警戒です。


観測者仲間の観測観察:12/09

茨城県南部
ラドンの変動が、ありすぎて変です。
磁石装置、西が落下中

★★
12/9は、茨城南部のラドンの日変動が、大きく変動しています。
12/9は関東東方沖(銚子沖)に、整列雲や大気重力波が発生。

まだ、中規模程度のやや強い地震が懸念されます。




 2014/
12/08
6:14
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

【お問い合わせ】11/19受信
小笠原諸島巨大地震が発生が現実に近づいていることに日々不安を感じてしまいます。
実際自宅は東京在住で海岸沿いではありません。
津波が一番に被害になる事と思います。
首都圏は揺れが大きいと思います。首都機能は壊滅的な状況になってしまうのでしょうか?

【お答え】
遅くなりました。

慶長地震が、伊豆小笠原巨大地震だったと仮定してお話します。


地震によるゆれですが、
ゆれについては、多くの地域で、震度5程度だったようです。

西日本のゆれの記録については、いろいろと議論があります。
例えば、和歌山県広の記録は、明治以降にかかれたもののようだと、検証されている

ただ、多数の記録が残る京都では、京都は揺れなかったと結論付けられているようです。

図2014117-8→こちら
最近、伊豆小笠原海溝で発生したM7クラスの震度分布を、3つ示しました。
比較的大きな揺れを示す地域は、関東や東北で、西日本では、まったく揺れていないことがわかります。

伊豆小笠原で、地震が発生すると、確かに、京都は揺れないことがわかります。

伊豆諸島南部や小笠原で地震があると、
西日本は揺れなくても、遠くの関東や東北での揺れが大きい「異常震域」という現象が起きる。

固い太平洋プレートを通って地震波が伝わる北側は揺れが弱まりにくく、
軟らかい層で地震波が伝わりにくい西側は揺れが弱まりやすいためだと考えられる。

このように、西日本では、揺れがほとんどないにもかかわらず、
凡そ1時間すると、巨大津波に襲われます。
そのため、避難が遅れ大きな被害が出る可能性があります。

地震の揺れで、問題なのは、関東のようです。
『房総治乱記』には「慶長六年辛丑十二月十六日大地震、山崩海埋テ岳トナル」とあり、
年号の相違はあるも誤記と考え、この房総半島の記録は慶長地震によるものとされる。

また、『孝亮宿禰日次記』には「近日関東大地震有之、---」

震度5とはいえ、房総半島などでは、大きなゆれによる被害があったと思われます。

今回予想される巨大地震では、
想定されています首都圏直下型地震のような壊滅的な揺れではないもの、
東日本大震災のときの東京の揺れ、震度5強かそれ以上は揺れると思われます。
特に揺れやすい地域では、揺れに対する防災も必要だと思われます。


最後に、長周期地震動です。
東日本大震災では、震源から離れた東京都内(23区の震度は「5強」)で長周期地震動を観測し、新宿センタービルなどの超高層ビルが最長13分間、最大1.08mほど揺れていた。
また、ビルそのものが大きくゆっくりと揺れる映像も撮影されているが、世界的に見ても大都市のビルが軒並み長周期地震動によって揺れる映像が撮影された例がない。
さらに震源から数百kmも離れた大阪でも(観測された震度は「3」)、長周期震動によりエレベータ停止による閉じ込め事故が起きたり、内装材や防火扉が破損するなどの被害が出た。

工学院大学の久田嘉章教授(地震工学)が、新宿区にある同大学のビルの揺れを再現したところ、
ビル全体が大きく揺れただけではなく、ねじり振動という中層階が腰をくねらせたような揺れ方をする現象が起きていたと推測した。


さて、
1972年12月4日八丈島東方沖地震が発生。M7.2だった。
この地震により八丈島・震度6、東京・震度4を記録した。
それからは余震が続き震度5を最高に100回近くの余震が発生していた。

この地震では東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、
京王プラザホテル(47階建、170m)では
44階のレストランでは高層ビル特有の長周期の横揺れが発生して客などが一時騒然となったという。

今回の予想震源域も、八丈島から鳥島周辺だと予想され、地震の規模は、M8.5-M9と予想しますので、
東日本大震災と同じく、長周期地震動には、警戒が必要です。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その12

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。12/3にも著しく低下。12/5も低下。12/6も低下、12/7は、収束まであと少し。
電位の異変程度は、次第に小さくなっていますので、近い時期に収束すると思われます。


2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。12/2:異変続くも、程度弱い
12/3、12/4、11/5、12/6:異変継続。12/7は、異変程度おさまる。

3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル。12/3:16ベクレル。12/4:17ベクレル、12/5:18ベクレル、
12/6:18ベクレル、12/7:17ベクレル

4、本サイト長野県北部観測点
冷蔵庫の磁石少し緩いです、2004中越に反応した冷蔵庫です。 12/6&12/7
トリフイールドメーター
12/6:03.56 、12/7:3.68


★★
長野県北部観測点の電磁波計の値もまだ高く、磁力低下はまだ見られています。
未だ、信越地方の大きな余震または誘発地震に警戒です。


 2014/
12/07
6:14
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16、11/23、11/30,12/7
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述
★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、
黄色(2014/1/26に設定)の次の
「赤の点滅」(2014/11/9に設定)


次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない

【概要報告】

巨大地震一か月から一か月半に最大の変化率を示す観測
(2011秋季日本地震学会講演予稿集による東日本大震災前半年間と最近観測値により判断)

一日当たりの変化率を求めて、経日的に見てみます。
7-8月は、変化率は小さかったが、9月にはいると、僅かに増加し始めて、
上記step1の終息時期(9/24)頃から一段と、変化率が増加していきます。
その後は、ごく僅かに、変化が増加していきます。その状態が、凡そ1か月半続きます。

ところが、11/14に、さらに一段階、階段を上ったような変化率となった。
その後は、変化率は、小さくなり、大きな変化なし。

先週報告した
NASA TECmap解析、3種類の別の観測、併せて、4種類の解析で、
巨大地震前凡そ半月前から始まる、直前前兆の解析。

この観測項目の最近値からみても、巨大地震半月前から始まる観測値の変動も全く見られない。

両者合わせると、

地震発生危険度判定は、「赤の点滅」で、変化なし。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その12

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。12/3にも著しく低下。12/5も低下。12/6も低下
電位の異変程度は、次第に小さくなっていますので、近い時期に収束すると思われます。


2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。12/2:異変続くも、程度弱い
12/3、12/4、11/5、12/6:異変継続。

3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル。12/3:16ベクレル。12/4:17ベクレル、12/5:18ベクレル、12/6:18ベクレル
※12/5はリバウンド。

4、本サイト長野県北部観測点
冷蔵庫の磁石少し緩いです、2004中越に反応した冷蔵庫です。
トリフイールドメーター
03.56


★★
長野県北部観測点の電磁波計の値もまだ高く、磁力低下はまだ見られています。
未だ、信越地方の大きな余震または誘発地震に警戒です。

  2014/
12/06
6:07
  ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その11

1、愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。12/3にも著しく低下。12/5も低下。
その後、-10mV継続。収束せず


2、NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。12/2:異変続くも、程度弱い
12/3、12/4、11/5:異変継続。

3、本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル。12/3:16ベクレル。12/4:17ベクレル、12/5:朝20ベクレル、夕:18ベクレル
※12/5はリバウンド。


★★
12/5は異変が継続し、リバウンド。未だ、信越地方の大きな余震または誘発地震に警戒です。


○本サイト大阪府八尾市観測点

電波時計、W受信に変わりました。

*今年の7月末より電波時計の観察をしています。
この電波時計は2階の東側の部屋にあり通常はE受信なのですがW受信(点滅受信も含めて)になったのは今まで6回。
その6回の受信後4~10日位の間に大き目の発震がありました。


①8/5(Wで点滅受信、鈴落下せず)→8/10青森5弱
②8/14(W点滅受信、鈴落下せず)→8/19根室沖5
③8/20~/22(W受信、8/21鈴落下)→9/3栃木5弱
④9/20~/21(W受信、9/22鈴落下)→9/27御嶽山噴火
⑤10/18~/19→(W受信、鈴は落下せず、W受信前後数日間はリセットしても鈴が磁石に引っ付く程)→10/22沖縄近海4
⑥11/16(W受信、11/18鈴落下)→11/26長野6弱


電波時計の動きと鈴の動きが、当地から沖縄や北海道を拾えるのかどうかは全くわからないのですが、
W受信と同時に北装置新の鈴が落下しているか浮いているかで、発震場所との当地との距離の関係があるのかも・・・?
とも思っています。観測データの期間も短いのですが、今回の動き、少し気になっています。


今回は今日W受信で12/2より鈴が落下、浮くを繰り返しています。

★★
大阪府の観測は、西日本の異変をとられていることも多いです。
本サイトの四国、中国地方の観測で、最も大きな異変を示しているのは、
中国地方日本海側の島根県東部大気中ラドン濃度観測です。

観測開始:2014/4/4

最高値:101ベクレル、最低値:26ベクレル、平均値:64ベクレル、標準偏差:14ベクレル

最高値は、3σぎりぎりの濃度です。平均値も高い。
最近では、2014/10/6に101ベクレルを観測。その後、なだらかに減衰。最近値54ベクレル

最近本サイト空の掲示板で、西日本の異変が続いています。

No.35287 12/1衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
九州付近はさざ波雲や、朝鮮半島-西日本の大気重力波

No.35292 12/2衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
・九州を中心に西日本の大気重力波

No.35300 12/3衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
朝鮮半島-西日本-東海道沖の大気重力波。九州中北部はさざ波化

3日連続で、さざ波伴う西日本の大気重力波です。


島根県東部の上記ラドンの異変から判断すると、
中規模の強い地震:M6クラスの地震も懸念されます。


島根や大阪の観測観察を中心に、また報告します。

観測者仲間の観測観察:12/05

1富士山北面標高1200m 山梨県鳴沢村 ラドン濃度
7時 29 ,22時 29
★★
昨日よりやや低下しました。まだ、どうなるかわからないので、今後も注視。

 2014/
12/05
6:44
  ○富士山北面標高1200m 山梨県鳴沢村 大気中ラドン濃度 観測急上昇
12/4::7時 29 ,22時 34ベクレルとなった。

本観測点:観測開始2011/12/14

最高値:38ベクレル、最低値:6ベクレル、平均値:19ベクレル、標準偏差:5ベクレル
偏差が5ベクレルですので、非常に変動が少ない観測点です。

そのため、平均+3σが35ベクレルとなり、12/4の異常値は、しきいちぎりぎりの濃度です。

今まで、3σを超えた異常日数は、3年間の観測の内2日しかなかった。
2012/1/15と1/16です。1/15に最高値38ベクレルを記録した。

その後減衰。1/26-1/27まで、14ベクレルのその時期の最低値を記録した。

その翌日、2012/1/28:に山梨県東部・富士五湖の深さ18kmでM5.4の地震(最大震度5弱)が発生した。
また、翌29日16時46分には、その約5km北の深さ21kmでM4.7の地震(最大震度4)が発生した。

この地域の1930年以降の地震活動を見ると、震央周辺では、
M6.0以上の地震が2回発生したほか、M5.0以上の地震も時々発生している。

1983年8月8日のM6.0の地震では、東京都から静岡県にかけて最大震度4を観測した地点があったほか、
東北地方から近畿地方にかけて震度3から1を観測した。

また、この地震により丹沢山地で落石があり、死者1人、負傷者8人の被害があったほか、
山梨・神奈川・東京・静岡の各都県で負傷者合計33人、家屋全半壊2棟などの被害が生じた(理科年表による)。


今後の、推移が注目されます。

○本サイト愛知県東部観測点のハムスターの運動量観測:生物異常と地震の関連
☆ハムスターの運動量の平均値
【2月】3093回転/20000回転以上は〈0回〉
【3月】11656回転/20000回転以上は〈3回〉
【4月】10604回転/20000回転以上は〈1回〉
【5月】8223回転/20000回転以上は〈0回〉
【6月】11881回転/20000回転以上は〈2回〉
【7月】9894回転/20000回転以上は〈0回〉
【8月】9226回転/20000回転以上は〈2回〉
【9月】15917回転/20000回転以上は〈11回〉
【10月】22262回転/20000回転以上は〈14回〉
【11月】24654回転/20000回転以上は〈22回〉

•30000回転以上は、
【2月】0回 【3月】1回 【4月】0回 【5月】0回 【6月】0回
【7月】0回 【8月】0回 【9月】1回 【10月】5回 【11月】8回

・明らかに9月から運動量がUPしています。
11/26から運動量が減少しているものの、
特に11月は運動量UPが顕著です。

★★
9月以降の運動量上昇は、同じ愛知県のレモン愛知さんの大気中ラドン濃度が、9月から急上昇しているのと一致しています。
御岳噴火、長野北部地震とそれにつづく、地震活動が一連の流れとして続いているならば、
レモンさんのラドンや愛知東部さんのハムスター運動量は、注目されます。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その10

○愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。12/3にも著しく低下
その後、-15mV継続。収束せず


○NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。12/2:異変続くも、程度弱い
12/3、12/4:異変継続。

○本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル。12/3:16ベクレル。12/4:17ベクレル
やや、収まるも、未だ異変が続いています。


★★
12/4は12/3と同じく、愛知美和と稚内の電離層F2層臨界周波数Fof2で、大きな異変が目立った。

○観測者仲間の観測観察:12/04

1、青森八戸
クリップ2連 →3連
水位低め
磁力回復傾向です。

2、茨城県南部
6時ラドン29電磁波計0.2
13時ラドン30
22時ラドン26電磁波計2
イモリ、警戒モード
磁石装置、西が落下中
またまた、冷蔵庫扉が勝手に開く現象が発生。


★★
12/4:12時35分頃 千葉県東方沖 M4.5 震度3が発生しましたが、
まだ、茨城南部の磁力低下(冷蔵庫マグネットの磁力低下)現象がみられます。

 2014/
12/04
6:34
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その9

○愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
最大-90mV。その後は、マイナス20-30mV。
12/1は半日欠測。12/2昼頃0mVに戻る。その後、リバウンド、再度-15mV。
12/3は、11/30と同じく、著しく低下。-60mV。その後、再度-15mV。


○NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。12/2:異変続くも、程度弱い
12/3は、愛知美和の大きな異変と同期しているようで、臨界周波数が、大きく上昇。異変が目立つ。

○本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル。12/3:16ベクレル。
やや、収まるも、未だ異変が続いています。

○本サイト長野県北部
ラドン濃度は、本震前の11/20の値まで戻る。

★★
12/3は、愛知美和と稚内の電離層F2層臨界周波数Fof2で、大きな異変が目立った。

○関東
関東は、11/28に、私の関東地震前兆モニタリングで、大きな異変数字が出ています
(最近、房総沖巨大地震step3直前前兆指標に定めた4つのうちの一つの関東版を別途作成)

本サイト空の掲示板で、見ていただくとわかりますが、11/28以降、
房総半島南東沖から八丈島、伊豆鳥島一帯で、衛星画像ノイズや大気重力波が発生しています。
また、茨城県南部周辺も、空の掲示板では、前兆がみられます。

1、本サイト東京大田区 観測点

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

11.30 22:24 東西:9、南北:10 ☆

11.29 19:30 東西:7、南北:8

12.01 23:02 東西:8、南北:10 ☆

12.02 23:30 東西:8、南北:10 ☆

12.04 00:18 東西:8、南北:12 ★


★南北方向、過去最高の磁力強となりました。

2、本サイト東京葛飾観測点
冷蔵庫装置
東西方向バー(観測用)…異常なし。
東西方向キティ…磁力回復しました。ずり下がり無し!
南北方向うさぎ…磁力回復しました。ずり下がり全く無し!
南北方向サンタクロース…異常なし。

3、茨城県南部
5時ラドン26電磁波計0.5
22時ラドン26電磁波計0.2
イモリ、静穏
磁石装置、西の落下が復活

伊豆諸島周辺では、強い地震が懸念されます。ただ、首都圏からは、凡そ300kmは離れていますので、
巨大地震でないかぎり、大きな影響はない。
今回は中規模の強い地震。

茨城南部方面も、都心のほかの観測点で、大きな異変がないため、被害クラスの揺れでは、ないようです。





   
 2014/
12/03
6:07
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その8

○愛知美和の電位
11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
最大-90mV。その後は、マイナス20-30mV。
12/1は半日欠測。12/2昼頃0mVに戻る。その後、リバウンド、再度-15mV。

○NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。12/2:異変続くも、程度弱い

○本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。12/1:14ベクレル。12/2:17ベクレル
やや、収まるも、未だ異変が続いています。

○本サイト長野県北部
トリフイールドメーター ::04.49
冷蔵庫の磁石がいつもの行動中ずり下がりありました。


★★
長野県北部観測点で、磁力低下が観察された。また、トリフイールドメーター の4.49 というのは、かなり大きな異常値です。
信越の再度の大きな地震(余震または誘発地震)、未だ警戒です。

私の本地震に対する、前兆整理では、11/21の前兆を100とすると、11/27に、80となる、前兆が出ています。
長野県北部観測点の異変が顕著です。


観測者仲間の観測観察:12/02

1、大阪府八尾市
クリップ 東2→1西2→1南2→1北2→1 直下3→3
*磁力、一昨日、昨日と強かったのにストンと弱くなりました。

鈴落下装置北(新): 観測時落下に気づきました。16:00頃は浮いていました。浮かせなおして数秒浮きましたが落下。

2、茨城県南部
7時ラドン29電磁波計0.4
22時ラドン25電磁波計1.2

磁石装置、西の落下継続中
冷蔵庫扉が勝手に開く現象あり
イモリ、警戒モード


   
 2014/
12/02
5:28
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その7
○愛知美和の電位は、11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
最大-90mV。その後は、マイナス20-30mV。12/1は半日欠測。

○NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→
11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。12/1:再度大きな異変。

○本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→
11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。12/1:14ベクレル。

やや、収まるも、未だ異変が続いています。

○本サイト空の掲示板:11/30
No.35285 12月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
本日は、一日中、大気重力波が本州周辺に発生していた。

○本サイト石川中央観測点
PCは復活しました。
その他特に変わったことはありません。

○本サイト愛知県東部観測点
16:30西の空、
御嶽山噴火前にも出ていた「さや豆雲」が見えました。


★★
信越の再度の大きな地震(余震または誘発地震)、未だ警戒です。


本サイト空の掲示板:11/30
No.35287 12/1衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
東北南部-日本の南岸-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られ、八丈島東方沖には部分欠測があります。
ノイズで気になったのは、房総南東沖を中心とした同心円状のノイズパターンと、中心の延長線上に欠測があることです。

11/29の「房総南方沖-八丈島東方沖-鳥島近海の大気重力波」
これに続き、上記現象を、step2の2番目の大規模現象とカウントします

これも、2番目現象として、専用フォルダーにストック。
あとで、とりまとめます。

   
 2014/
12/01
6:18
 ◎本サイトトップの掲示板からのお問い合わせ

【お問い合わせ】11/30:01:08受信

いつも拝見させていただいています。

11月に、滋賀県北部で地震が続けてありました。
近い将来、滋賀県で大きな地震があるのでしょうか。
心配で、質問させていただきました。
よろしくお願い致します。

【お答え】
私どもの観測者仲間に、京都府南部と奈良県橿原市で、大気中ラドン濃度を観測しています。お近くだと思います。

京都府南部観測点:観測開始:2011/4/20:
平均値:28ベクレル 最高値:67ベクレル 最低値:6ベクレル 平均+3σ値を超えた観測日数:7日

奈良県橿原市:観測開始:2013/7/13:
平均値:19ベクレル 最高値:33ベクレル 最低値:5ベクレル 平均+3σ値を超えた観測日数:0日

このように、異常値(平均+3σ)を超えた日数が、京都で、7日、奈良で、0日です。
このような観測結果で、京都や奈良周辺で、大きな地震が発生する素地はありません。

また、世界でただ一人、東日本大震災発生を論文で予想したAlexey Lyubushin氏。
最新の文献の要約となるグラフ。こちら

右側の図で、赤や黄色の地域を見てください。
噴火した御嶽山、11/22:長野県北部地震、どちらも、赤や黄色に分類されています。
それらの地域から、富士山、伊豆半島を経て、伊豆諸島の東側で、大きく、赤や黄色の地域が広がっています。

現在予想しています巨大地震発生地域予想地域が、伊豆鳥島周辺ですので、一致しています。

さて、この図で、滋賀県を見ていただくと、赤や黄色はかかっておらず、僅かに活発化している印;黄緑の地域です。

そのため、少し、滋賀県北部で、地震が発生するものと思います。

ただ、東日本大震災後に、発生した誘発地震
長野県北部地震(同年3月12日発生/Mj 6.7/大陸プレート内)
静岡県東部地震(同年3月15日発生/Mj 6.4/大陸プレート内)
秋田県内陸北部地震(同年4月1日発生/Mj 5.0/大陸プレート内)
茨城県南部地震(同年4月16日発生/Mj 5.9)

今回も、伊豆鳥島周辺で、巨大地震が発生すれば、今回は、本州中部地方から西日本で、
誘発地震が懸念されます。

何か前兆があれば、その時に報告しますが、巨大地震発生後には、気を付けておいてください。


○十勝沖大地震または巨大地震モニタリング:11/17、11/19、11/20続報

11/30の観測結果です。

○札幌ラドン観測点
50ベクレルへ急落。

○札幌観測点:磁石落下装置:クリップ
東西型、直下型 ±0
南北型 -1 
南北型で磁力低下

○青森八戸ラドン観測
91ベクレル。→11/28の103ベクレルが頂点

なお、今のところ、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で特にFM山形新庄局の受信強度の上昇はない。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その6
○愛知美和の電位は、11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
最大-90mV。その後は、マイナス20-30mV。まだ収束せず


○NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→11/27と11/28と11/29。11/30も高いが、ややおさまる。

○本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル、11/30:18ベクレル。
未だ異変が続いています。

○本サイト石川中央観測点
PCがネット接続できません。(4日目)
今日金沢市近郊に行きましたが、波々モコモコの鱗雲がびっしりでていました。

上記4点の観測では、まだ、信越の再度の大きな地震(余震または誘発地震)は、
まだ、スタンバイにならなかったことを示しますが、11/30には、やや収束傾向を示した。
   
 2014/
11/30
16:46
○本サイト空の掲示板:11/29
レモン愛知さんと黄昏仙台さんが指摘された、

房総南方沖-八丈島東方沖-鳥島近海の大気重力波
いよいよ、モニタリングstep1が終了して、初めての鮮明な現象です。これを,step2の最初の大規模現象とカウントします
(黄昏仙台さんの衛星画像解析では、11/18、11/19、11/26の鳥島近海に、大気重力波が小規模発生)

11/29には、加えて、十勝沖に、大気重力波が発生しています。注目地域です。


○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その5

愛知美和の電位は、11/30の11-12時にかけて、著しく低下。3回上下動を繰り返す。
最大-90mV。降水は周辺で観測されず、明らかな異変です。


NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→11/27と11/28と11/29

本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル、11/29::20ベクレル。
未だ異変が続いています。

上記3点の観測では、まだ、信越の再度の大きな地震(余震または誘発地震)は、
まだ、スタンバイにならなかったことを示します。


観測者仲間の観測観察:11/29

○千葉九十九里 第一観測点
<もぐりん>
やはりいつもよりやや沈んでます。

○石川中央
PCがネット接続できません。(3日目)
11/24に32まで上がったラドンが5日間で10まで下がりました。

前回ラドンが10を下回ったのは9/27の朝「13」夜「9」で、御嶽山が噴火しました。


★★
九十九里の観測は、11/29同日に、「房総南方沖-八丈島東方沖-鳥島近海に大気重力波」
同期しているようです。


   
 2014/
11/30
5:31
 通常の報告は夕方に延期します。

◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16、11/23、11/30
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述
★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、
黄色(2014/1/26に設定)の次の
「赤の点滅」(2014/11/9に設定)


次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない

【概要報告】

今期間中は、観測値の変動にほとんど動きがなく、静穏でした。したがって、「赤の点滅」のままです。

本日は、step3の実施の準備ができましたので、その概要を報告します。

Step3は、簡単にいうと、東日本大震災2011/3/11の前の、3/7と3/8に生じたようなきわめて大きな異変をみつけて、
巨大地震3-4日前(誤差を入れると、0-7日以内)の状態であると、警告することです。

根拠は、NASAのゴダード宇宙飛行センターのOuzounov Dimitar博士たちがまとめ、Earthquake Scienceに報告された2011年12月の文献です。

こちら

タイトル
Atmosphere-ionosphere response to the M9 Tohoku earthquake revealed by multi-instrument space-borne and ground observations

要約の抜粋
We retrospectively analyzed the temporal and spatial variations of four different physical parameters characterizing the state of the atmosphere and ionosphere several days
before the M9 Tohoku, Japan earthquake of March 11, 2011.
The data include outgoing long wave radiation (OLR), GPS/TEC, lower Earth orbit ionospheric tomography and critical frequency foF2.
Our first results show that on March 7th a rapid increase of emitted infrared radiation was observed
from the satellite data and an anomaly developed near the epicenter.

The GPS/TEC data indicate an increase and variation in electron density reaching a maximum value on March 8.
Starting from this day in the lower ionosphere also there was confirmed an abnormal TEC variation over the epicenter.

和訳抜粋すると、
東日本大震災2011/3/11前の日本上空の電離圏、大気圏の解析をした。
赤外線放射が、震央近郊から、3/7に、著しく増加した。(急速に震央付近は熱を持ち、その上空の大気は加熱されたことになります。)
GPS/TEC:電離層全電子数は、3/8にピークに達した。

上記文献中のFigure 4 GIM GPS/TEC analysisをみると、震央上空のTEC値は、
2/24-3/8に異変がみられ、3/8がピークだったことがわかります。

Figure 7のFoF2 data cross-correlation coefficient betweendaily variations at Kokubunji and Yamagawa stations.
これは、東京国分寺と、鹿児島山川電離層観測点ののFoF2データの cross-correlation coefficient 相互相関係数解析です。

相互相関関数は、ふたつの信号、配列の類似性を確認するために使われる。二つが似ているか似ていないかを判別するわけです。
これをみますと、東京国分寺電離層の異変は、2/23から、断続的に始まり、3/8がピークだった。


GPS/TEC、国分寺のFoF2観測から判断すると、
地圏、大気圏と電離圏の擾乱は2/23(大震災16日前)から始まり、3/8(震災3日前)が
ピークだったことがわかります。


そうであれば、
地圏、大気圏と電離圏の観測で、2011/2/23-3/8の期間に、大きな異変を示している他の観測を探し、
その期間の観測値の変動と、上記のGIM GPS/TECとFoF2 data解析のグラフをよーーく見比べて、

これは、東日本大震災の前兆を確実に捉えていると判断できる観測を探せばいいと考えました。


ありましたーーー。探した結果、3種類の観測がこれに該当します。
NASAのTECの解析には及びませんが、日々のTECmapの異常程度を数値化することにも、試行錯誤して、
満足できるものができました。

以上、
NASA TECmap解析、3種類の別の観測、併せて、4種類の解析で、
巨大地震前凡そ半月前から始まる、直前前兆を解析できるようになりました。


今のところ、この4種類に、巨大地震前凡そ半月前から始まる、直前前兆の兆しはありません。
Step3が始まり、いよいよクライマックスに近い震災3日前くらいになれば、データを可視化して、
日報で報告します。





   
 2014/
11/29
5:43
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その4

昨日の続きです。未だ、愛知美和の電位は、-20mV付近で、終息せず。

NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2:11/27:稚内:臨界周波数高い→11/27と11/28

本サイト新潟市大気中ラドン濃度観測→11/20:5ベクレル、11/27:17ベクレル、11/28:17ベクレル::まだ高い

上記3点の観測では、まだ、信越の再度の大きな地震(余震または誘発地震)は、
11/28には、スタンバイにならなかったことを示します。

茨城県南部の異変
1、茨城県柿岡地磁気観測所で、
11/25:9-15時、、11/26:3-7時にかけて、空中電気観測に、異変がみられる。
大きな地震前のような、半日から1日継続して、乱れるような状況ではないものの、月に1-2度の頻度の乱れです。

2、東京国分寺電離層観測点:FoF2::F2層臨界周波数
国分寺と鹿児島の11/28の日変動のグラフを重ね合わせると、国分寺で、午前中に、数時間、鹿児島より周波数が高いことがわかる。
これは、異変の一つです。

3、本サイト茨城県南部観測点
電話にひどいノイズ。会話が出来ません。 この現象は、地震前の現象です。

4、本サイト東京大田区観測点

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

11.26 20:56 東西:8、南北:9

11.27 21:51 東西:8、南北:8

11.28 20:44 東西:9、南北:11 ★

★南北方向が、いったん収束圏
茨城県南部で対応震が出る場合が多い(ときおり、逆方位の南方向)

以上の4点の観測観察から、茨城南部周辺で、やや強い地震が予想されます。


観測者仲間の観測観察:11/28

1,静岡県沼津市 観測点:大気中ラドン濃度

08時 28Bq/m3

20時 21Bq/m3

現在最高値:28Bq/m3
(2014年11月28日08時計測)

本日、最高値 を更新しました。さらに、この地域にしては結構な急落となりました。
さらに今後の動向が気になります


   
 2014/
11/28
5:41
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その3

昨日報告は、-20mVのところまででしたが、
11/27の12時ごろ、0mVに戻る。収束
その後、ややリバウンドして、-10-20mVの範囲内です。

本日最も大きな変動は、電離層F2層臨界周波数Fof2で、稚内観測点で、11/27:日変化の最高周波数が13Mhzに達していることです。
平年平均値が、9MHzです。

今まで、
「NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップ、4観測点:北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、那覇をみると、
北海道稚内のみ、11/13から、11/23まで、継続して、平常値より高い状態。11日連続です。」

このように報告してきましたが、その後、北海道方面で、大きな地震がありませんので、
日本海側の11/22;長野北部地震M6.7をとられているようです。

保存している、FoF2マップを見直しますと、地震発生後、11時間経過した、11/24の10時にも、13MHzを記録しています。

愛知美和植物生体電位、北海道稚内電離層F2層臨界周波数Fof2から、判断すると、再度の大きな地震が懸念されます。

本サイト空の掲示板で、レモン愛知さんや黄昏仙台さんが
11/27:長野北部-新潟中越-北関東-福島の大気重力波

この中心が、長野北部ではなく、やや東にずれていると推察します。


本サイト新潟市観測点の大気中ラドン濃度観測も、11/20には、急落して、最低濃度の5ベクレルとなった。

11/26:14ベクレル、、11/27:17ベクレル
(本観測点のラドン変動標準偏差は、5ベクレルで、変動はかなり小さい)

11/20に比べて、2シグマ以上、上昇した。

震央に距離がある場所では、
「ラドンの異常濃度観測後、濃度が平常に戻り、静穏期を経て、地震発生」

震央に近づくと、異常濃度上昇→すぐに地震発生(あるいは、下がってすぐ地震発生)となります。

火山噴火の場合には、
本サイトでは、桜島南岳噴火と、熊本阿蘇山噴火で、実測しましたが、異常濃度観測→すぐ噴火です。

新潟市に近い位置に、長野北部地震で震源が移動していないか(誘発地震)、心配されるところです。

信越地方の皆様、地震にご注意ください。


観測者仲間の観測観察:11/27

1、茨城県北部ラドン濃度
6時 10
23時 8
継続降下中
スタンバイ間近と推定

2、石川中央
ネット接続できません。(スマホからの報告です。)
長野北部の地震の前日と当日も接続できませんでした。

3、静岡県沼津市 :大気中ラドン濃度

現在最高値:26Bq/m3
(2014年11月27日20時計測)
(2013年01月27日14時18時計測)
(2012年07月31日21時計測)

本日計測値、我が家の最高値に到達しました。
今後の動向が気になります。



   
 2014/
11/27
6:34
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下 その2

11/26の深夜に、-20mVとなり、異常も小康状態になった。
しかし、本日未明に、再度、100mVへ電位が急落。
その後、また、-20mVになった。

11/23の前兆報告でも述べた、岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点

11/22長野県北部地震発生と同時に、湧出量が、26リットル/分から、34リットルへ、大きく増量。
地震発生後に、大きな変動を示す場合もあります。

増量した後、11/26:7-10時に、大きく脇出量が一時的に減少。
地殻変動をとらえたような動きです。

愛知県美和観測点で、電位の大きな変動がみられたのは、11/26未明から11/27の未明ですから、
岐阜県飛騨市神岡町地下水の脇出量の変動と凡そ一致しています。

11/25、11/26と報告したように、大きな余震活動にまだ、警戒すべき状態だと思います。

本サイト新潟市観測点の大気中ラドン濃度観測も、11/20には、急落して、最低濃度の5ベクレルとなった。
しかし、その後、2σ(シグマ)分、上昇した。
これも、地震発生後のさらなる、力の集中を示していると思われます。

愛知県美和が収束したら、また報告します。


○阿蘇山火山活動
阿蘇中岳第1火口は26日午前、小規模の噴火があり、火口から噴き上がる噴石が確認された。
福岡管区気象台は「噴石の確認は1995年以来。活動は確実に活発化している」として監視を強めている。

★★
火口から噴き上がる噴石を伴う噴火は、1994年9月-10月、12月、
翌年の1月、1995/1/17:阪神淡路大震災。
(1995年は年間を通じて、土砂噴出断続)

東日本大震災の2か月前、1/19-2/14:九州宮崎:霧島で爆発的噴火。(3/13から9月上旬まで噴火を繰り返す)

九州の火山活動が、大きな地震の前駆活動になっている場合があります。


観測者仲間の観測観察:11/26

1,愛知県東部

・方位磁石
朝:2.5度東偏角
夜: 4度東偏角
(11/3夜から3.5度東偏角を維持していましたが、昨日の昼から
偏角に変化が表れています。)

2、東京葛飾
水平型ブックスタンド南側設定とホワイトボードの磁力は明らかなる磁力低下です。

   
 2014/
11/26
6:14
 ○植物生体電位観測 愛知県美和観測点 再度の電位低下

11/23の前兆報告で、グラフも示した、本観測。
11/25 11時ごろから、電位が急落し、120mVまで達した。

2014/7/9観測再開以来、三番目に大きな変動です。

0mVに戻れば、スタンバイと思います。また報告します。
長野県北部地震の余震前兆だろうと推察します。


○観測者仲間の観測観察:11/25
1,千葉県北部 鈴落下装置
1号 異常なし
2号 復活しました

2,熊本西部観測点 ラドン値  
朝 26
夜 26

本日午前10時過ぎに阿蘇中岳で小噴火があったそうです。
研究者さんが11/22の日報に書かれていた通り、ラドン値の急上昇、急落はこれだったのかもです。

★★
11/22に、熊本西部観測点大気中ラドン濃度観測の異常値と、過去例から、
阿蘇山の火山活動活発化を予想しましたが、11/25午前 阿蘇中岳が噴火。
噴出した火山灰が熱によって赤く炎のように見える火炎現象も見られた。

NHK熊本 阿蘇中岳が噴火、周辺降灰も→こちら

千葉県北部の鈴落下装置が復活。茨城県南部観測点の磁力観察も復活。
首都圏で、中規模程度の地震が予想されますが、

長野県北部地震の余震以外、首都圏で大きな異変はなく、
発生するとしたら、大気重力波が発生している 北関東から南東北(沖合含む)の地震か
伊豆小笠原海溝の地震どちらかであると思われます。


   
 2014/
11/25
6:02
 ○長野県北部地震の余震警戒

負傷された方、家屋等の被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

余震活動は、姫川沿いに小谷村から白馬村の南北約20kmにかけた余震域で発生しています。

現在までに発生した最大の余震は、11月22日:22:37(本震約29分後)のM4.5(最大震度5弱)で、
24日6:12M3.8(最大震度4)の余震が発生しています。

本震はM6.7ですので、最大M6に近い余震が予想されるはずですが、まだ、発生しておりません。

本サイト空の掲示板No.35239 11月24日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

午前中、岐阜県北部又は長野県北部方面からの吹き出すような雲帯が見られました。
衛星画像からは、長野県北部を震源とする、さざ波雲が現れています。
また、2本の帯状雲が富山県に現れています。余震の可能性があります。

長野上空に、微振動に由来すると思われる、はっきりとした、さざ波雲が発生しています。

観測者仲間の観測観察:11/24

○東京大田区
東西方向で、負荷7の装置が自然落下を繰り返しました。それなりの磁力低下があった模様。夜には、やや回復。

○東京葛飾
冷蔵庫うさぎ(南北方向)と紙バサミ(東西方向)が磁力低下しました。

○埼玉県春日部市
火山カメラ:草津白根山をみると、夕暮れは終わっているのに長野北部方面が赤い

これらのことから、今後、強い余震が懸念されます。
周辺地域の皆様も、ご心配でしょうが、今一度、家具の固定など、防災対策をご確認ください。


 2014/
11/24
6:55

 ◎観測者仲間の観測観察:11/23
○札幌:クリップ 型磁石落下装置
東西型、直下型 ±0 、、南北型 -1

○札幌ラドン観測点
06時 62
20時 76 前日20時56 前日差+20

札幌観測点、観測開始から3年7ヶ月で最大の前日差となりました。
ラドンは数値より流れだと思うので、注意深く観測継続していきます。

○青森県八戸市ラドン
07:00 116
20:00 109
クリップ3連
クリップ3連から2連となった11/8以来、3連に戻りました。

○岩手県盛岡市ラドン
夜間:29ベクレル

★★
空の掲示板では、11/23;北海道北部からサハリン南部に、大気重力波が発生。

札幌では、過去最大のラドン上昇率。
岩手盛岡も平均+2σの準異常値である29ベクレル。
青森八戸も、平均+σの値以上の異常値。(青森は観測開始以来、高い濃度が継続しています)

札幌の南北方向の磁力も弱い。

NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップ、4観測点:北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、那覇をみると、
北海道稚内のみ、11/13から、11/23まで、継続して、平常値より高い状態。11日連続です。

北海道周辺では、大きな異変が継続中です。

○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)
11.22 18:13 東西:11、南北:11 ★★ ⇒ 22日 長野県北部 M6.8
11.23 18:20 東西:7、南北:8


★東西・南北とも、磁力が急低下しました。

昨晩1日だけの東西・南北の磁力同時最強回復でしたが、
磁力同時最強回復という珍しい(というか初めての)事象が起きたこと、
そして、震央が北西方向にかなり一致していて同時収束として整合性が合うことから、
長野県北部 M6.8は、磁力が収束して早い対応震が起きた、と判断します。

★本日、磁力が急低下していることから、単なる勘ですが、次の大きめの発震への動きが出ているような気がします。
10月1日以降の衛星画像を、大雑把に見直したところ、今回の発震の規模と震源位置に関して示唆するのは、
明確ではないですが、11月3日の衛星画像でした。
それから、衛星画像の時系列の流れの中から感じたのは、新潟に大きめの震源が控えているかもという感触。
感覚に過ぎないので当てにはなりませんが、10月23日の衛星画像の、もう一つの欠測帯とも合致するような気がします。

○千葉県北部

鈴落下装置
1号 異常なし
2号 16日から落下中

★昨日の長野北部の地震後も、 鈴落下装置は、落下したままです 他の震源を捉えているようです

○愛知県東部

・ハムスターの運動量
30534回
☆11月に入ってから、30000回転以上の運動量が増えています。

11/5には観測以来最高の51210回転を記録。 ←昨日報告の愛知県美和観測点の植物生体電位きわめて大きな異変11/2-11/3の2-3日後に相当

30000回転以上の運動量は、既に今日まで9回目となっています。

《30000回転以上の運動量》2014/1.17観測開始

1月(0回)・2月(0回)・3月(1回)・4月(0回)・5月(0回)
6月(0回)・7月(0回)・8月(0回)・9月(1回)・10月(5回)


   
 2014/
11/23
17:45

 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16、11/23
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述
★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、
黄色(2014/1/26に設定)の次の
「赤の点滅」(2014/11/9に設定)


次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない

【概要報告】
赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)の判定を目標にしています。

一日当たりの変化率を求めて、経日的に見てみます。
7-8月は、変化率は小さかったが、9月にはいると、僅かに増加し始めて、
9月の下旬からは、一段階、階段を上ったような変化になります。

上記step1の終息時期(9/24)頃から一段と、変化率が増加していきます。
その後は、ごく僅かに、変化が増加していきます。その状態が、凡そ1か月半続きます。

ところが、11/14に、さらに一段階、階段を上ったような変化率となった。

その後、11/22まで、大きな変化はありません。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep2は、東日本大震災の1か月から1か月半前から、頻繁に見られた。
最近では、まだ、さざ波雲や大気重力波が大規模に、予想震源域上空にみられる現象はありません。

これらを併せ考えると、「変化なし」。「赤の点滅」のままです。

◎観測者仲間の観測観察:11/22
○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

11.17 00:18 東西:7、南北:10 ☆

11.17 21:08 東西:8、南北:9

11.19 00:30 東西:7、南北:9

11.19 23:44 東西:9、南北:11 ★

11.21 03:04 東西:8、南北:10 ☆

11.21 22:38 東西:7、南北:10 ☆

11.22 18:13 東西:11、南北:11 ★★


★東西・南北とも、磁力最強となり、収束圏に入りました。
一時的なものかもしれませんが、明日も持続するか様子見。
東西が最強となるのは珍しいです。
収束なら、やや強い地震、あるかも。

【追記】先ほど起きた、長野県北部M6.8が対応なのかも?
(対応震として、非常に早い発震ですが、今晩は新月でトリガーになったかも)
東西・南北が同時に収束は、311以降めったにないと思われる事象。
震央の方角も、東西・南北の同時収束と合致。

○青森県八戸市
長野の地震が起きた後、23時過ぎにラドンが111に上昇しました。
太平洋側も要注意かと思います

○茨城県南部

5時ラドン21電磁波計0.5
21時ラドン25電磁波計3
※今まで3はあまりありませんが、震度5以上の電磁波計の数値です。
イモリ、警戒モード
と、この後長野県の地震発生です。
磁石装置、西がまだ、復活しません

○東京葛飾
直下型東,北ともクリップが東北東,西南西を向きます。
何度、向きを直してもクルッと回転して東北東,西南西向きになります。
しかも6連!
千葉北西部,千葉東方沖方面か?
あるいは神奈川など西南西方面か?




   
 2014/
11/23
6:01

 本日は、長野県北部地震発生のため、通常報告は、夕方に延期します。

◎11/22:長野県北部 M6.8:震度6弱

【概要】
読売新聞11/23:1時57分によると、
「22日午後10時8分頃、長野県北部を震源とする強い地震があり、長野市、同県小谷(おたり)村、小川村で震度6弱を記録した。

 読売新聞のまとめでは、23日午前1時現在、長野市と同県白馬村などで20人以上がけがをし、
うち同県大町市内の病院に搬送された3人が重傷を負っている。同村では計10棟が倒壊、同村や小谷村の国道では土砂崩れが発生した。

 気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは6・8、震源の深さは約10キロ。
同県北部では東日本大震災翌日の2011年3月12日に同県栄村で震度6強を観測している。

 気象庁によると、この地震で同県白馬村、信濃町で震度5強、
同県中野市、大町市、飯綱町、新潟県糸魚川市、妙高市で震度5弱を観測した。

長野市消防本部によると、同市内では70歳代の男性がタンスの下敷きになり背中などを打って救急搬送されるなど計8人が負傷した。
長野県警によると、白馬村神城地区では家屋計3棟が倒壊し、住民15人が救出されたとの情報がある。

★★
けがをされた皆様に対し、心からお見舞い申し上げます。

【前兆】
○10/24報告

◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変
○上記観測点は、断層帯に源泉がある。
そのため、地震の前兆で、地下にかかかる応力の変化などをよくとらえていることが多い。

○2014年8月から10/19まで、地下水流量は、凡そ25リットル/分であった。
ところが、10/19から突然40時間枯渇。
その後、10/20の午後、急激に増加し、地下水流量は、140リットル/分となった。
数時間後、また、枯渇。10時間経過した。
その後、急激に増加し、地下水流量は、130-140リットル/分となった。

5-6年ほぼ毎日、この観測を見ていますが、きわめてまれな現象です。
地下で大きな動きがあったようです。

(中略)
岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点の地下水流量は、
紀伊半島から本州中部、北陸、新潟の地震前兆となっていることがある。

10/13報告では、地震前兆の整理
4、紀伊半島周辺
9/17に報告した
1、本サイト徳島県南部観測点
8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。

2、本サイト空の掲示板
No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。
また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。
この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。

3、本サイト空の掲示板
No.34634 9月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊半島南東沖から発した強烈な電磁波軌跡線が波状帯として見られました。
画像の処理ミスとは思えない、初めて見る線です。


さらに、10/22報告では、本州中部地方から信越地方の前兆を報告しました。

本サイト空の掲示板
No.35006 10/23衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、サハリンが気になりました。
東北南部-小笠原諸島に衛星画像ノイズが見られます。
日本海-東北中部-三陸沖、日本海-北陸-北関東-関東東方沖と2本の欠測の帯が見られます。

衛星画像の欠測の帯は、地震電磁気現象が激しいときに、見られる現象です。
上述のように、この欠測帯の下の
岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点で、大きな異変がみられています。

総じて、
「「紀伊半島から本州中部、北陸、新潟、山形方面で、大きな地震が懸念される状況です。」」
また報告します。


○10/25報告
◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変:その2

○地下水流量は,10/24の11時ごろに、正常な流量に戻った。
異変は、10/19-10/24の5日間だけで、今のところ収束した。

一時的な異変であれば、対応する地震規模も、比較的に小さいかもしれません。

○飛騨市観測点の凡そ100km南の愛知県美和植物生体電位観測
しばらく0mVで、静穏でしたが、10/20の午後から大きく電位低下。

飛騨市神岡地下水観測点での地下水流量の異変と同期しているように思われます。
現在も、電位低下していますので、本観測点で、0mVに戻れば、収束。
地震のスタンバイになると思われます。


○11/8報告
◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変:その3:10/25続報

○岐阜県飛騨市神岡町地下水流量は,10/24の11時ごろに、正常な流量に戻った。
異変は、10/19-10/24の5日間だけで、今のところ収束した。

一時的な異変であれば、対応する地震規模も、比較的に小さいかもしれません。

飛騨市観測点の凡そ100km南の愛知県美和植物生体電位観測
しばらく0mVで、静穏でしたが、10/20の午後から大きく電位低下。

飛騨市神岡地下水観測点での地下水流量の異変と同期していると思われます。


以上、10/24報告、10/25報告、11/8報告で、前兆を報告しました。
上述した
愛知県美和観測点での植物生体電位異常を図201411231に示しました。

今回の震源地とは、凡そ200km離れています。
10/20から変動が見え始め、11/2の0-1時、11/3の0時ごろには、電位が160-180mV、大きく低下しました。

この大きな変化は、2014/7/9観測再開、最も大きな変動でした。
電位変動は、11/19に、0mVに戻りました。その3日後に、本地震が発生しました。

蛇足になりますが、この植物生体電位観測を長い間、観測し、普及に努められた
斉藤好晴氏(神奈川工科大学、環境防災研究会)

NASA Ames Research Parkで、来月12/10-12/12で開催される4th Bi-Annual International Geo-Hazards Research Symposium
招待され、植物生体電位の講演を行うことになりました。→こちら
おめでとうございます。

さて、本サイト空の掲示板では、
No.35173 11月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
「近畿・中部に規則性の波状雲から大気重力波が見られます。その東側は、レンズ雲群が広がっています。岐阜・長野県です。」

上記、愛知美和植物生体電位で、ほとんど収束0mVしようとする日、11/16に、大きな現象が観測されました。

その衛星画像を図201411232
に示しました
その他、本サイト長野県北部観測点、大気中ラドン濃度観測。
10/22から、濃度が上昇し、10/25-11/19まで、20-25ベクレル。11/20に、14ベクレルへ急落した。

本サイト新潟市観測点、大気中ラドン濃度観測。
10/30から濃度が上昇し、10/30-11/5まで、凡そ20ベクレル。11/20に急落し、5ベクレル。

両観測点ともに、大きな濃度異常ではなかったが、11/20に、濃度が急落していたことは、共通していた。
上記の愛知県美和観測点での植物生体電位異常の終息が、11/19ですから、凡そ一致しています。

本サイト空の掲示板では、11/22の夕方から夜間の投稿

まこ@鎌倉 さんの山梨県甲斐市の空:彩雲。ショコラさんの長野県東蓼科高原:彩雲。
このように、地震発生のタイミングを知る際には、本サイトの空の掲示板や
本サイト:感じようとQA掲示板での体感報告などが、大いに参考になると思います。

私は、20年ほど前に、大病して、夜寝るのが早く、夜間の報告できず、適切なタイミングで、報告できないことがあります。
来る伊豆小笠原巨大地震の時には、そのようなことがないように、今は、体調を整えている最中です。



   
 図201411231  
 図201411232
 2014/
11/22
6:20
 ◎観測者仲間の観測観察:11/21
○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

11.16 01:07 東西:7、南北:10 ☆ ⇒ 20日 福島県沖 M5.3

11.17 00:18 東西:7、南北:10 ☆

11.17 21:08 東西:8、南北:9

11.19 00:30 東西:7、南北:9

11.19 23:44 東西:9、南北:11 ★

11.21 03:04 東西:8、南北:10 ☆

11.21 22:38 東西:7、南北:10 ☆


★東西、低下しました。南北、収束圏内。

○東京都荒川区

磁石落下装置 (3連クリップ)
短評 ※ 10段階評価 (弱い 1~3 普通 4~6 強い 7~9)
3連:南北    : 強い ( 9 ) +5
3連:U字(S)  : 強い ( 8 ) +4
3連:U字(N)  : 弱い ( 3 ) ±0
3連:東西    : 弱い ( 3 ) ±0

夜になって磁力が強まってました

○千葉県北部
米沢出身の同僚が、先日、実家に帰った時、
ドーン、ドーンと山から音が聞こえてきたそうです
同僚の実家は、吾妻山付近で、
丁度、蔵王で火山性微動が確認されたこともあり、
とても、心配しています。
そのドーンという山鳴りは、震災後位から始まったそうです。
でも、同僚が言うには、震災以前には、そんな音は聞いたことがなかったそうです。
最近は、頻繁に聞こえるそうで、地元では、皆、気味悪がっているそうです


○静岡県沼津市:大気中ラドン濃度
06時 09Bq/m3
22時 17Bq/m3

○熊本西部観測点
ラドン値  
朝 34
夜 36

★★
まず、昨日報告の蔵王山関連を、千葉県北部の観測者同僚が伝えてくれました。

蛇足になってしまいますが、気象庁の 蔵王山有史以降の火山活動を見ると、
1630-1670、1796-1894年の間に、何度も噴火しています。

この期間の日本の地震活動は激しく、関東から東北を中心に大きな地震活動が続きました。

次に、静岡県沼津観測点:ラドン
変動が少ない観測点ですが、夕方観測したときに、同日朝より、8ベクレル上昇。
本観測点の標準偏差が4ベクレルですから、半日で、2σ動いたことになり、まれな現象です。
今後注目されます。

熊本観測点のラドン夜間濃度は、平均+3σを超えた異常値となった。
前回の異常濃度は、2013年8/16-8/22でした。

その後、同じ熊本の阿蘇山2013/9-10月
地震、火山性微動、赤熱現象、火山ガス、地殻変動など、活発な火山活動がみられました。

今回も、現在、阿蘇山は、やや活発な火山活動が続いていますが、今後が注目されます。

無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、
ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。


   
 2014/
11/21
6:14:
 ○蔵王山で火山性微動が発生:NHKNewsWeb 11/20:11:19

(引用開始)
気象庁によりますと、蔵王山で19日夜、地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すと考えられる火山性微動が3回発生し、
このうち19日午後10時前には、これまでに観測された中では比較的振幅の大きい微動が7分余りにわたって継続したということです。
また、この火山性微動に伴って、地盤の変動を捉える傾斜計のデータに山側が僅かに上がる変化が観測されたということです。

一方、GPSによる地殻変動の観測では特段の変化はないということです。
蔵王山ではことし8月から火山性微動が発生し、先月には、火口湖の湖面のごく一部が白く濁る現象も確認され、
宮城県は、登山者や観光客に向けた注意を呼びかける看板を設置しました。

気象庁は、蔵王山では8月以降地震活動の高まりが見られ、過去には噴気孔ができたり火山ガスが噴出したりしていることから、
登山などで火口に近づく際は注意するよう呼びかけています。

蔵王山の火山活動に詳しい東北大学の三浦哲教授は、
「これまでも火山性微動は時々起きているので、急激に活動が高まっているわけではないが、
比較的規模が大きな火山性微動が発生したということは、地下の熱水やマグマの活動がこれまでより活発化している可能性があり、
今後も注意深く見守っていく必要がある」と話しています。
(引用終了)


◎観測者仲間の観測観察:11/20

○青森県八戸市
水位低め
ラドンは、前日より+7で、再び100になりました。

○福島県いわき市
冷蔵庫落下装置
昨日2枚になり、久々の磁力低下でしたが、今朝3枚に戻りました。

○茨城県南部
磁石装置、南が落下、西も弱め

★★
20日10時51分 福島県沖 M5.3 最大震度4:(いわき市)が発生しました。

昨日福島県いわき市観測点で、冷蔵庫落下装置 が
昨日2枚になり、久々の磁力低下でしたが、今朝3枚に戻りました。

茨城県南部観測点での磁力低下が続いています。

「伊豆小笠原気巨大地震で首都圏のゆれ」を心配される問い合わせが来ております。
津波については、調べた結果を報告してきましたが、「揺れ」については、まだ、調査中です。

しばらくお時間ください。

NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップ、4観測点:北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、那覇をみると、
北海道稚内のみ、11/13から、平常値より高い状態が継続しています。


【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、
ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。


 2014/
11/20
6:35
 ○十勝沖大地震または巨大地震モニタリング:11/17、11/19続報

19日の観測結果です。
○札幌ラドン観測点
-5ベクレル

○札幌観測点:磁石落下装置:クリップ
東西型、直下型 ±0
南北型 -1 ちょっとした振動で落ちてから復活しません

○青森八戸ラドン観測
21時以降93ベクレルで下げ止まり。←昨日の100ベクレルが頂点

○福島県いわき市::冷蔵庫落下装置
2013年11/20~3枚(標準4枚)→本日2枚になりました。
久々の磁力低下です。

なお、今のところ、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で特にFM山形新庄局の受信強度の上昇はない。


★★
青森八戸は、札幌より1日遅れて、大気中ラドン濃度が低下局面に突入した。
同じ札幌で、磁力の低下が、11/19観察された。


◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

【お問い合わせ】11/19:8時受信
地震情報発信ありがとうございます。質問があります。高尾在住。
1.鳥島沖地震が発生した時通勤時間の場合→東西線利用。火災や水流入などの可能性は?
2.鳥島沖地震発生→糸魚川構造帯と富士山、箱根は連動する?
3.鳥島沖地震発生→立川断層へ影響する?
上記の3点を知りたいです。応援してます。
よろしくお願いします。

【お答え】
まず、第一点目です。
本サイト環境自然などなんでも掲示板で、漁師@三浦半島さんが、
慶長地震は、伊豆小笠原海溝巨大地震ではないかという検証結果の詳しい報告の存在を紹介してくれました。


文部科学省 研究開発局
南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト 平成25年度 成果報告書
3.研究成果報告
巨大地震発生域調査観測研究(シミュレーション分野)
⑥シミュレーションに基づく南海トラフ地震津波の検証評価です。

この中で、伊豆鳥島周辺で、M8.2-M8.4の巨大地震が発生した場合の、津波のシミュレーション結果が出ています。

少し見にくいのですが、東京湾奥の津波の波高は、3-4mのようにみえます。
東京都の想定は、最大津波の波高は5mだっとように記憶しています。

東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
東京湾の湾奥では、周期の長い津波になります。

テレビで見た、襲ってくるような津波ではなく、じわーーーっと水位が上がるような津波です。
洪水のときのように、じわーーっと足元の水位が上がってくるような津波です。

湾奥の東京周辺で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所

それと、東西線の門前仲町駅、半蔵門線の清澄白河駅、
JR京葉線が東京駅に向かって地下にもぐる周辺、
有楽町線の新木場駅周辺から津波が地下鉄や地下街に進入する恐れがあります。

東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、
東京到達まで1時間ありますから、あわてずに、地下から表に出ましょう。

携帯用のラジオを持参くださいね。携帯電話は、地震発生後は、つながらなくなります。

それと、7/7に報告しましたように、
川崎市内などの石油コンビナートで
備蓄している石油類が流出する可能性があり、火災発生の危険があります。
このことも想定しておく必要があると思います。


2点目です。
11/18にお答えしましたように、
東日本大震災の4日後、富士山直下で、M6.4:富士宮市:震度6強の、地震が発生しました。
火山学者さんは、富士山は噴火するのでは、と緊張されたそうです。

今回予想の伊豆小笠原海溝巨大地震は、同じ火山帯の中に、富士山がありますので、
再度、大震災後の時と同じように、富士山の噴火を懸念する時期が来るのではないでしょうか。

3点目です。
私どもの観測者仲間に、東京練馬観測点があり、大気中ラドン濃度を観測しています。
立川断層には、比較的近いです。

もし、立川断層が、巨大地震で誘発して、活動が活発化すると、その濃度は上がってくると思います。
地震発生後、濃度が上昇したら、報告します。

◎観測者仲間の観測観察:11/19

○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

11.16 01:07 東西:7、南北:10 ☆

11.17 00:18 東西:7、南北:10 ☆

11.17 21:08 東西:8、南北:9

11.19 00:30 東西:7、南北:9

11.19 23:44 東西:9、南北:11 ★


★東西・南北とも磁力が急回復、南北は収束圏になりました。

 2014/
11/19
6:38
 ○十勝沖大地震または巨大地震モニタリング:11/17続報

札幌や青森八戸で変動があったので、報告します。

札幌ラドン観測点
06時 64
20時 58
午後から反発せず下がる状態が続き、明らかな降下に入った模様です。

青森八戸ラドン観測
5月6日以来の3桁(100ベクレル)で、札幌と反対に上昇傾向です。

なお、今のところ、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で特にFM山形新庄局の受信強度の上昇はない。


◎本サイトトップの掲示板からのお問い合わせ

【お問い合わせ】11/18:15:30受信
毎日、拝見させていただいております。
宮崎県沿岸部在住で、巨大地震の津波被害が心配です。
宮崎への津波影響はどのくらいでしょうか?

【お答え】
本サイト内の「房総沖巨大地震モニタリング:抜粋:11/7→こちら
この中の、震源や震度および津波の考察:その1
慶長地震だけではなく、
実際に伊豆小笠原海溝を震源として、発生した津波を2例:父島近海地震と伊豆鳥島近海地震で、示しました。

○2010年12月22日:父島近海地震:M7.4の津波:図2014117-5
図中で、最も高い津波を記録した黄色丸の地域は、伊豆諸島と小笠原諸島です。
次に、高い津波の記録を示した緑丸の地域は、房総半島南部の千葉県館山市布良、紀伊半島南部、高知県、鹿児島県と薩南諸島です。
津波の北限は、岩手県南部です。

日本全国の津波の記録を見ると、房総半島南部から伊豆諸島、紀伊半島、高知、鹿児島で、比較的高い津波がみられた。

○1984年6月13日鳥島近海地震:M=5.9:図2014117-6
鳥島近海地震(M=5.9)によって,伊豆諸島をはじめ,房総から四国に至る沿岸各地の検潮所で全振幅10~57cm,
周期5~9分の津波が観測された。また,八丈島の八重根漁港では,最大波の全振幅130~150cmの津波が目撃された。
地震規模に対して津波が異常に大きい"津波地震"であった.
波源域は須美寿島(八丈島南方190km)西側の水深1,000mの伊豆・小笠原海嶺にあり,波源域の長さは25kmと推定される。

最大津波の到達時間は、千葉県館山市布良や南伊豆では、凡そ100分後だった。

やはり、上記の父島近海地震と同様な地域で、津波が観測された。

2つの津波の記録で、共通なのは、四国高知の土佐清水だった。
父島近海地震:: 最大津波の到達時間(地震発生後):3時間3分後:
鳥島近海地震:: 最大津波の到達時間(地震発生後):2時間後::
           内訳::第一波の到達時間:80分、
               最大津波の到達時間:第一波の津波到達時間からの経過時間:40分:::80+40=120:合計120分:2時間後


ご質問の宮崎県の津波の記録は、上記2つの地震ではなく、鹿児島や薩南諸島で、記録がありました。

鹿児島では、高知の土佐清水と同じ第一波の到達時間や最大津波の到達時間と凡そ同じです。

(津波の伝搬速度は、外洋では、重力加速度に水深を乗じた値の平方根にほぼ等しい。
地震の規模は、津波の波高には、直接関係しますが、伝搬速度には、関係しません。)


それでは、宮崎の巨大津波の波高ですが、
東日本大震災後の平成25年4月に作られた、宮崎県沿岸における津波浸水想定 説明資料が役立ちます。

この資料中に、過去の巨大地震による津波の波高が示してあります。
昭和南海地震M8や安政南海地震M8.4でも、宮崎県沿岸の津波の波高は、2-3mでした。
最大の津波は、1662年に日向灘で発生した外所地震M7.6の津波5mでした。

宮崎県は、2011年東北地方太平洋沖地震;東日本大震災が従前の想定を越えた巨大津波が発生したことうけて、
宮崎県独自で、日向灘を中心に複数の震源が連動したM9クラスの超巨大地震を想定。

それに基づいて、平成25年に津波浸水想定を新たに作り直し、津波ハザードマップもつくりかえられました。
非常に先進的で、素晴らしい模範のような取り組みをされています。

上記の高知土佐清水や鹿児島での実例のように、第一波の到達時間や最大津波の到達時間には、かなり地震発生後、ゆとりがあります。

過信は禁物ですが、参考にされて、宮崎の津波ハザードマップに従えば、完璧です。


 2014/
11/18
6:01
  ◎本サイトトップの掲示板からのお問い合わせ

【お問い合わせ】11/17:20:30受信

いつも拝見しております。

房総巨大地震モニタリングのSTEP1フェーズが終了したとの事で、万が一に備えて非常時の装備はあらかた整えたのですが最悪の想定として
房総沖巨大地震から誘発されて南海~東南海トラフ連動や関東直下地震はありえるのでしょうか?

紀伊半島南東沖の予想もありましたので、気になったので今回質問させて頂きました。

【お答え】
まず、南海トラフ巨大地震からです。

南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)について
平成25年5月24日公表:地震調査研究推進本部地震調査委員会

この評価では、南海トラフの地震は、地震の規模M8-M9クラス :30年確率が60-70%と発表されています。

一方、南海トラフ巨大地震 ―その破壊の様態とシリーズについての新たな考え―:「平成24年度日本地震学会論文賞」受賞
著者:東京大学地震研究所:瀬野徹三教授
掲載誌:地震第2輯、第64巻、第2号、97-116、2012

過去に南海トラフ沿いで地震が起きた場所を調べた多数の研究を再検証した。

地震の揺れや津波、地殻変動の特徴を調べて矛盾が少ない形で整理し、
日向灘から遠州灘までの領域で地震が起きる「宝永型地震」、
四国から紀伊半島沖と駿河湾周辺で地震が起きる「安政型地震」
の二つにわけた。

過去には、この2タイプが交互に起き、宝永型は350年程度、安政型は400年程度の発生間隔と考えられた。
順番だと次は安政型地震だが、いずれのタイプでも「次の地震は200~300年後ではないか」と指摘した。

このように、見方は大きく異なります。
今のところ、私どもの観測者仲間の静岡市や静岡県沼津市、徳島県南部、高知県西部の大気中ラドン濃度でも大きな異変はありません。

南海トラフの巨大地震の前兆は、今のところ、私どもでは、把握できていません。

次に、関東の首都直下型地震です。
東京で、震度6以上を記録したのは、
1615年(慶長江戸地震)、1649年(慶安江戸地震)、1703年(元禄地震)、
1855年(安政江戸地震)、1894年(明治東京地震)、1923年(関東地震)の地震です。

1615年の慶長江戸地震は、昨日報告した1605年慶長地震の10年後でした。
ですので、今後、10年くらいの間に、首都直下型地震が起こるのもかもしれません。

私どもの観測者仲間で、東京の大気中ラドン濃度観測点は、
東京荒川区、東京練馬区、東京渋谷区、東京新宿区、東京多摩地方の日野市の
5観測点があります。

もし、首都直下型地震が起ころとしたら、すべて、大きな濃度異常があるはずです。
都心から離れた日野市観測点。2014/6/18観測開始です。

平均値は、15ベクレル、最高値は30ベクレル。平均+3σを超えた異常値を観測した日数は、3日間です。
その濃度が、30ベクレル。

日野観測点で代表されますように、今のところ、三か月以内に、首都首都直下型地震が起きる濃度ではないです。

ただ、心配なのが富士山です。

東日本大震災の4日後、富士山直下で、M6.4:富士宮市:震度6強の、地震が発生しました。
火山学者さんは、富士山は噴火するのでは、と緊張されたそうです。

今回予想の伊豆小笠原海溝巨大地震は、同じ火山帯の中に、富士山がありますので、
再度、大震災後の時と同じように、富士山の噴火を懸念する時期が来るのではないでしょうか。


   
 2014/
11/17
17:03

 ◎本サイト空の掲示板:11/16の衛星画像
レモン愛知さんや、黄昏仙台さんの衛星画像解析。
北海道から東北に大気重力波。終日、発生しています。

最近、一か月の間に、大規模な大気重力波は、10/29、11/3、11/7、11/8、11/15、そうして、11/16です。
6回も発生している。これは異常事態です。


新妻地質学研究所:
速報61)襟裳岬南方沖の地震・2014年11月の地震予報「十勝沖地震への緊急特別警戒」

3.2014年11月の地震予報:十勝沖地震への緊急特別警戒
(引用開始)
 東日本大震災の最初の余震M7.4が起こったのは,この震央域から南南西130kmの地震頻発地域であり,
東日本大震災によってこの震央域の歪が解放されていないことも予想される.

 2014年10月の襟裳岬南方沖の地震は,11日と15日の間に3個連発しており,
発震機構は同心円状屈曲する太平洋スラブと日本列島の地殻が固着して いることを示している.

発震機構が10月15日の地震M5.0でも変化していないことから,M8級の大地震を起こすことも予想されるので,
東北地方北部か ら北海道西部では厳重な警戒が必要である.

東日本大震災の前震が2月16日から起こり,本震が26日後の3月11日に起こったことを考えると,既に特別警 戒期間に入っていることになる.
(引用終了)

★★
新妻先生は、10/11に発生した青森県東方沖地震:M6.1(上述の襟裳岬南方沖地震)周辺域で、
大きな地震が発生することに警戒を呼び掛けておられる。

最近、本サイト札幌観測点の大気中ラドン濃度の上昇を報告しています。
上昇の始まりは、2014/10/14から、上昇が始まっています。

上記新妻先生指摘の10/15の同地域のM5でも、発震機構が変化していない時期と、一致しています。

札幌のラドンは、最近4か月間は、13-22ベクレルの狭い範囲での変動だった。
それを考えると、札幌のラドンは、新妻先生が指摘される、十勝沖周辺での大きな地震前兆を捉えていると思われる。


20141011報告
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
4局:特にFM山形新庄局の受信強度が10/10:著しく強まる。

このため、首都圏から東北の沖および内陸で強い地震を予想した。

その翌日に、上記、10/11に青森県東方沖地震:M6.1が発生した。

今後、本サイト札幌観測点の大気中ラドン濃度の変動または、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で特にFM山形新庄局の受信強度が強まったら、

急きょ、モニタリングをします。




 2014/
11/17
5:36
 震源や震度および津波の考察:その1
11/9の観測の要約の一部
「巨大地震震源域は、鴨川近郊の房総沖ではなく、それよりかなり南方であると推察された。」
震源域や震度および津波の考察を試みた。

図表は、本サイト内の「房総沖巨大地震モニタリング:抜粋:11/7→こちら

図2014117-1に、「大地震の定説、本当?『慶長、南海トラフではない』疑問視する研究次々:朝日新聞 2013年10月31日 31面に掲載された図を示した。

静岡大学生田助教らは、公開されている地質調査や全地球測位システム(GPS)などからはじき出したプレートの動く速度から、
1900年から2010年までの過去111年間で沈み込んだ長さを推定。

国際地震センター(英国)が持つ同期間の9248個の地震の記録と照らし合わせて、プレートが元に戻った長さを求めて、
たまっているエネルギーを算出した。

M9クラスのエネルギーが蓄積されていると算出された領域は、赤で示してあります。
伊豆諸島の南部から小笠原諸島と、四国沖から日向灘、南西諸島海溝で、M9クラスのエネルギーが蓄積されていると算出された

このことは、11/9の解析結果の裏付けになっていると考えられた。

一方、東日本大震災が発生した、東北地方沖では、震災によりエネルギーは解放され、
海溝沿いにエネルギーが蓄積された領域が残っっている。

2013年10月の地震学会で、石橋克彦・原田智也らは、慶長地震が
南海トラフのプレート境界型地震ではなく伊豆・小笠原海溝の一部(鳥島付近100km四方前後)の
M8.2-8.4の地震を仮定すると津波の再現ができるとした。

※石橋克彦, 原田智也(2013):
1605(慶長九)年伊豆-小笠原海溝巨大地震と1614(慶長十九)年南海トラフ地震という作業仮説,
日本地震学会2013年秋季大会講演予稿集,D21-03

東京大の原田智也特任助教らは伊豆・小笠原海溝で津波が起きると、各地でどれくらいの高さになるか試算した。
図2014117-1で示した12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、
四角の斜線領域、鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。

震源域など、謎が多い慶長地震がどこで起きたかは、今後も議論は続きますが、
伊豆鳥島付近100km四方前後で、M8.2-M8.4の巨大地震が起きれば、慶長地震と同じ津波となるということです。

飯田汲事(1981):
歴史地震の研究(4)
慶長9年12月16日(1605年2月3日)の地震及び津波災害について,

図1の慶長地震の震度および津波の波高分布を図2014117-2として示しました。
薄い赤で加筆した領域で、大きな津波被害がみられた。

東から
房総半島外房、八丈島、伊豆半島西岸、静岡県と愛知県の県境周辺、三重県南部、紀伊半島の西岸から徳島と高知、鹿児島県です。

表2014117-1に、わかりやすく、慶長地震の震度および津波の高さを一覧として示しました。

他の文献での解析結果も加味すると、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-6mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-10mの津波
だったようです。

ゆれについては、多くの地域で、震度5程度だったようです。
西日本のゆれの記録については、いろいろと議論があり、1596年の慶長伏見地震と混同されていると指摘する研究者もいます。

ただ、多数の記録が残る京都では、京都は揺れなかったと結論付けられているようです。

伊豆諸島南部や小笠原で地震があると、
西日本は揺れなくても、遠くの関東や東北での揺れが大きい「異常震域」という現象が起きる。

固い太平洋プレートを通って地震波が伝わる北側は揺れが弱まりにくく、
軟らかい層で地震波が伝わりにくい西側は揺れが弱まりやすいためだと考えられる。

津波被害による溺死者は当時、約5,000人(1万人という説もある)だが、
地震による陸地の揺れが小さいのが特徴です。

津波を想起させる大きな地震動が発生しない津波地震であったとされ、
同様の地震が将来発生した場合に避難が遅れ大きな被害が出る可能性があり、問題となっている。

最後に、
津波の被害の当時の記録を上記、飯田汲事(1981)や伊藤純一・都司 嘉宣・行谷 佑一(2005)の報告から、抜粋します。


房総半島に津波が到達したのは確かと思われ
特に現在の勝浦市、鴨川市などで大きな津波であったと推定される。
但し、その高さは元禄地震による津波よりは低いと考えられている。

記録では、
「「海上、にわかに潮引き、上総、下総では30町、干潟になった後、大山の如くなる浪が押し寄せたとある。」」
波高5~7mとなる。

小田喜(大田喜)では人馬数百死亡し, 7 村みな流失した。小囲喜領の海辺であり,九十九里浜沿岸域の村落と思われる。
推定波高は4 -5m である。


図2014117-4による、主な被災地リストを北から順に列記する。
九十九里町、白子町、一宮町、岬町、大原町、御宿町、勝浦市、天津小湊町、
鴨川市、和田町、白子、千倉町、白浜町

東京都においては八丈島・谷ケ里で在家残らず流失し,57人死亡した。
そのうち中之郷小島の人が17 人あった。
この時島中の田畑過半損亡した。波高は10m 程度に達したものと思われる。

伊豆半島の伊豆仁科
海溢れ,陸地に12-13町(1.3-1.4km浸水した)。波高は4m 程度

静岡県舞阪(現湖西市)
今夜遠江国舞坂辺高波打あげ、橋本辺の民家八十ばかり、波と共に海に引入られる。

舞坂において高波打ち上げ,釣船20 余行方不明となり, 山際まで船が打ちあげられた
波高5 -6m と推定される。

愛知県では渥美半島堀切において、五つ時分(午後8 時頃) に地震,津波打ちあげ
片浜の船皆打ち破れ,漁網も流出したが,その時夜で,人々が気付かず翌日みて驚いた
推定波高5 -6m 。

三重県伊勢市
 三重県では伊勢国浦々で数町干潟となり,その跡に残った多数の魚貝類をとりに集まった漁人らが,
にわかに来た津波で殆んど溺死した。この津波は浦うらに大石を打ち上げたりした。


三重県伊勢市大湊では大津波で大被害,
浦口では数百m 潮が引き2時間後に津波が襲来した。推定波高5-6m 。

津においても津波被害があった。推定波高2-3m 。


紀伊西岸の紀伊半島広村(和歌山県広川町広)
1,700戸中700戸が流された。

 徳島県海部郡海陽町鞆浦(とものうら)では,未亥刻(22 時)頃大海が3 度鳴り,
逆浪しきりに起こり,高さ10 丈で,7 度来た。
水死者男女100余人であった。推定波高6 -7m 。

 徳島県の最南端宍喰(ししくい)町では、津波の高さ2 丈余となり,町家・寺院等流失または倒壊した。
溺死老が1500 人。推定波高6-7m 。

高知県室戸では東寺・西寺の浜男女合わせて406 人溺死した。推定波高6 -8m 。

高知浦戸…山内一豊入封のとき、浦戸城では前代修築の突堤が慶長九年の激浪のため崩壊した

九州鹿児島県においては,薩摩・大隅で大波寄せてぎて死者がでた。推定波高1 -2m 。


現代の日本の人口は、江戸時代初期の7.53倍です。
もし、現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。

相模湾については、上記のように、1605年の記録には残されていない。

神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

(神奈川県の津波浸水予想図のもとになる慶長型地震断層モデル。
上記の鳥島周辺震源ではなく、東海沖から房総沖までの地域を断層モデルとしているため、
相模湾で最大クラスの津波が起きると予測されている。
でも、記録に残っていないからと油断しないでください。
慶長地震は400年前の出来事で、何かの事件で、神奈川県での記録が紛失したことも考えられます。)

 2014/
11/16
5:56

 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9、11/16
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述


★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24に終息したと判定:11/9報告

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


地震発生危険度判定は、黄色(214/1/26に設定)の次の「赤の点滅」(2014/11/9に設定)。

次の判定は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)。
この判定を現在行っています。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない

【概要報告】
11/14に報告したように、現在、2種類の異なる観測で、
赤▲:「巨大地震発生が迫っています」(巨大地震発生1か月から1か月半前)の判定を目標にして、
公開されているデータから、過去半年分のデータをエクセル上に写し終えました。


まず、一番目の観測で、一日当たりの変化率を求めて、経日的に見てみます。
7-8月は、変化率は小さかったが、9月にはいると、僅かに増加し始めて、
9月の下旬からは、一段階、階段を上ったような変化になります。

上記step1の終息時期(9/24)頃から一段と、変化率が増加していきます。
その後は、ごく僅かに、変化が増加していきます。その状態が、凡そ1か月半続きます。

ところが、数日前、さらに一段階、階段を上ったような変化になりました。

ただ事ではないと思い、東日本大震災時に、学会発表された講演要旨に掲載された同じ観測の
グラフと比べてみました。

東日本大震災時の40日前に最大の変化率を示していますが、
数日前の変化率の上昇は、その凡そ一か月前に、似ていました。

そうして、もう一つの観測は、上記観測とは、まったく別の種類の観測ですが、
上記の変化率の上昇がみられた翌日に、変化していました。

今のところ、両者はよく連動しているいるようにみえた。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep2は、震災の1か月から1か月半前から、頻繁に見られた。
最近では、まだ、さざ波雲や大気重力波が大規模に、予想震源域上空にみられる現象はありません。

これらを併せ考えると、11/9に、大まかな目安と計算した、2014/12/17-12/31より
、さらに、数週間から一か月遅れそうです。

今後の上記観測による1日の変化率がどのようになるかで、さらに、具体的になっていくと思います。

でも、いずれ、地震発生時期は、1年で最も寒い時期に、近くなりそうです。

少し、話はずれます。
2013年10月の地震学会で、石橋克彦・原田智也らは、慶長地震が
南海トラフのプレート境界型地震ではなく伊豆・小笠原海溝の一部(鳥島付近100km四方前後)の
M8.2-8.4の地震を仮定すると津波の再現ができるとした。

※石橋克彦, 原田智也(2013):
1605(慶長九)年伊豆-小笠原海溝巨大地震と1614(慶長十九)年南海トラフ地震という作業仮説,
日本地震学会2013年秋季大会講演予稿集,D21-03

慶長地震がどこで起きたかは、今後も議論は続きますが、
伊豆鳥島付近100km四方前後で、M8.2-M8.4の巨大地震が起きれば、慶長地震と同じ津波となるということです。

この巨大地震は、旧暦の慶長9 年12月16日に発生しました。
新暦に直すと、1605年2 月3 日です。

津波は夕方から夜にかけて、犬吠埼から九州に至る太平洋岸に押し寄せたそうです。

歴史は繰り返すというか、冬に、慶長地震のような、巨大地震が起きそうです。

明日、その慶長地震による津波が、いかに甚大であったか、数字ではなく、その時の生の記録を
「歴史地震の研究」掲載の報告から紹介します。

そうすれば、イメージしやすいと思います。

観測者仲間の観測観察:11/15

○札幌もぐりん観測点;磁石落下装置
東西型、南北型、直下型 ±0
(南北型はちょっとの振動で落ちます。)

○茨城県南部
磁石装置、南が落下したままです。
冷蔵庫扉が勝手に開く現象が、またありました。

★★
茨城南部の磁力低下現象が3日連続しています。
茨城南部から千葉北西または千葉東方沖から茨城沖で、やや強い地震が起きそうです。


【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。


   
 2014/
11/15
5:40
 ◎観測者仲間の観測観察:11/14

○札幌ラドン観測点
11/14:夜間:73ベクレルまで上昇

★★
NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップ、4観測点:北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、那覇をみると、
北海道稚内のみ、11/12:6-18時に、11/13:9-18時に、11/14:8-15時に平常値よりかなり高い周波数を記録した。

11/14:22:16:千島列島:M5.7、11/15:0:09:カムチャッカ半島東方沖:M5.0と
昨日報告したように、中規模程度の地震が発生した。

しかし、サハリンから千島列島での前兆は著しく長く、激しかった。
まだ、この程度の現象が続くと推察します。

札幌のラドンは、緩やかにさらに上昇。73ベクレルとなった。


過去最高値は83ベクレル(2011/12/26記録)。

2011/12/26最高濃度記録の際には、その後、2012/1/29に40ベクレルまで減衰したが、
そこから再上昇。2段上昇の2番目のピークは、2012/2/10:75ベクレル。

3/2-3/14に、50ベクレル程度まで下がる。
2012/3/14:三陸はるか沖:M6.9:津波を観測。アウターライズ地震が発生。

そこからさらに、
なだらかに減衰し、完全終息したのが、2012/5/21の13ベクレル。
その時には、終息3日後の、5/24に、青森県東方沖:M6.1:最大震度5強が発生した。

半年間での出来事だった。


しばらく、今後の推移を見ていきましょう。


○茨城県南部
本日も冷蔵庫の扉が勝手に開く現象がお昼にあり。
磁石装置、南が落下。4→3連に。回復しません。

昨日報告の通りです。
11/12: 茨城県南部 M4.7 震度4のときより、やや大きい地震が起きるかもしれません。
 2014/
11/14
6:13
○ 今朝も2時ごろ起きて、
巨大地震モニタリングの次の一手をどうするか考えて、いろいろな文献を読んだり、データを見ていました。

地震発生危険度判定:黄色(214/1/26に設定)の次の「赤の点滅」:11/9設定

次は、赤▲:「巨大地震発生が迫っています」の判定です。
巨大地震発生の1か月から1か月半前であるという判定です。

その観測。11/9にも報告したように、東日本大震災時のデータがあり、できれば、学会発表や論文になっているものとしたい。

公開されているデータという前提で、探し回りました。

判定に使う観測は、できれば、2種類の異なる観測にしたい。
1種類ですと、たまたま、偶然に、データが変化したこともあります。

現時刻、6時ですが、4時間かけて、この観測にしようと、2種類、決めました。

あとは、データの過去半年分ぐらいを、公開されているデータから、エクセル上に写す作業が必要になります。
準備作業に入ります。
ご期待ください。

観測者仲間の観測観察:11/13

○札幌ラドン観測点
06時 68
20時 69 前日64 前日差+5


○茨城県南部
5時ラドン29電磁波計0.8
22時ラドン29電磁波計1.2
イモリ、警戒モード
磁石装置、落下なし
冷蔵庫扉が勝手に開く現象あり

★★
札幌のラドンは、さらに上昇中。いつピークとなるかが、当面のポイント。
NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップ、4観測点:北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、那覇をみると、
北海道稚内のみ、11/12:6-18時、11/13:9-18時に、平常値よりかなり高い周波数を記録した。

茨城県南部観測点さん。磁力低下で、冷蔵庫の扉が開く。
この現象が起きると、ちかじか、揺れます。

まだ、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で、
FM山形新庄局の受信や千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測で、
大きな変化は今のところありません

大きくはないですが、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測に
11/13、平均値で、300mVのノイズ有。

11/12: 茨城県南部 M4.7 震度4のときより、やや大きい地震が起きるかもしれません。

 2014/
11/13
5:49
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

【お問い合わせ】11/12:23時受信
房総沖巨大地震前兆期間と規模について質問です
大気中ラドン濃度異常値の継続時間は、阪神淡路で約2か月間、東日本で100日間に対し、房総沖巨大地震の場合は1100日間とあり、単純に見ても11倍です。
前兆期間の長さと地震規模は比例するということから、とてつもなく大きな規模なのではないかと恐ろしくなります。
この前兆期間と規模についてもう1度説明をしていただけると嬉しいです。

当方は平地が延々と続く千葉県大網白里市の津波避難タワー1つない(避難所までは2キロ以上)海岸地区住民です。
有効性のある避難訓練も行なわれず、住民の多くが「遠浅だからここには津波は来ない」などと信じている防災意識薄弱な地区のため、
Xデイには大きな被害と混乱が予想されます。

うちにはろくに歩けない年寄りがいるので、地震が起こる前に避難しようと考えており、「生かせいのち」は震災以来かかさずチェックしております。
このサイトがなければ、判断の指標なく、毎日不安で生きた心地がしないでしょう。
心から感謝しております。

【お答え】
日曜日の報告で、観測体制で、欠けているのは、八丈島から伊豆鳥島に観測点がないことです。
この地域に観測点があれば、もっと、歯切れよく、鋭い、解析ができたと思います。

今回ポイントになるであろう、伊豆鳥島は無人島で、八丈島の南316km、千葉県鴨川の540km南です。

今回は、ここに観測点がないために、最も大事なポイントになる異常の継続時間は、
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測、
グアム局:100.3MHzの受信強度;地震エコーと千葉県鴨川市の大気中ラドン濃度観測から、判断せざるを得なかったということです。

11/9日、日曜報告の要点は

「「2011年房総半島沖ゆっくりすべり発生後、千葉県鴨川観測点の大気中ラドン濃度では、3回にわたり、大きな濃度上昇を示した。
上記の東日本大震災前の福島市の観測結果のように、ラドンの異常濃度が、長期間継続し、地震発生に向けて動き出すと思われたが、
3回目は、わずか、6日後には、静穏化した。
ここでは、巨大地震は発生しなかった。

2014年房総半島沖ゆっくりすべり発生後,上記、鴨川では、ラドン濃度の上昇は見られたが、
その濃度上昇は、2011年よりかなり小さく、回数もたった1回だった。

それに対し、FMグアム局の地震エコー。
5/4に始まった2回目の地震エコーでは、9/24まで続いた。143日間となった。
2011年ゆっくりすべり後のように、短時間で、収束せず、凡そ5か月間も続いた。

その上昇期間は、上記東日本大震災時の福島市観測の、ラドン濃度上昇期間と凡そ一致します。

また、千葉鴨川観測点での大気中ラドン濃度の上昇としては現れず、
静岡函南町でのFMグアム局の地震エコーとして観測された。

巨大地震震源域は、鴨川近郊の房総沖ではなく、それよりかなり南方であると推察された。」」


ただ、最後に、
「凡そ1100日も続いた、きわめて長い大気中ラドン濃度の異常値」と書いたために、ご質問のような、混乱をされたものと思います。」

この1100日という意味は、関東&愛知県の私どもの観測者仲間:6観測点の大気中ラドン濃度が1100日も続いたと濃いことです。
それを解析すると、上記のような結論になるという意味です。

紛らわしいので、この部分を一緒にしないように、文章を書き替えておきます。

ですので、エッセンスは、、

「FMグアム局の地震エコー。
5/4に始まった2回目の地震エコーでは、9/24まで続いた。143日間となった。
上記東日本大震災時の福島市観測の、ラドン濃度上昇期間と凡そ一致します。

また、千葉鴨川観測点での大気中ラドン濃度の上昇としては現れず、
静岡函南町でのFMグアム局の地震エコーとして観測され、巨大地震震源域は、
鴨川近郊の房総沖ではなく、それよりかなり南方であると推察された。」

です

そのため、地震の規模は、凡そM9クラスで、震源域は、千葉鴨川より凡そ200-300km以上南であると、推察します。

ただ、自分の気持ちの中に、
関東&愛知県の私どもの観測者仲間:6観測点の大気中ラドン濃度のグラフを作成し、1100日異常も続いている。
東日本大震災以降の、地殻変動が続いているとはいえ、M9をこえるような地震がおきるのではないかという、
素直な気持ちが、心底にあるのでしょう。

M9クラスの地震の前兆は、11/9に報告したように、東日本大震災時しかありません。データ不足は否めないので、
これ以上は、わかりません。

今後も、自分のできる範囲で、、精一杯報告していきます。
ただ、データもかなり不足して、不確かなことも多いので、地震発生日を的確に、予想できるか、確証はありません。

そのため、思わぬ日に突然地震発生の可能性もあり、お年寄りには、車いすを用意されるなど
日ごろの津波の避難訓練などを十分になさっておいてください。

夜に津波が来ることもあります。

幸い、地震発生後、津波が到達する時間は、過去の八丈島東方沖や鳥島近海地震の文献などを見ると、
外房には、早くても、30分後です。逃げる時間はあると思います。


観測者仲間の観測観察:11/12
○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

11.05 22:24 東西:8、南北:11 ★ ⇒ 12日 茨城県南部 M4.7

11.06 20:37 東西:8、南北:8

11.07 23:10 東西:7、南北:9

11.08 23:07 東西:9、南北:11 ★

11.09 23:39 東西:9、南北:10 ☆

11.10 23:13 東西:8、南北:9

11.11 欠測

11.13 01:44 東西:10、南北:8 ☆


★久しぶりに、東西方向が収束圏内に


昨日報告した「首都圏あるいは、伊豆諸島方面で、少し揺れるのかもしれません。」
11/12:09時53分頃 茨城県南部 M4.7 震度4
11/12:20時05分頃 八丈島東方沖 M4.9 震度2

発生しましたが、
上記のように、11/8の南北方向の収束、11/13の東西報告の収束などの対応地震が懸念されます。


NICTの電離層F2層臨界周波数Fof2マップ、4観測点:北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、那覇をみると、
北海道稚内のみ、11/12:6-18時に、平常値よりかなり高い周波数を記録した。

今のところの電離層異常だけから判断すると、中規模程度の地震と推察。
また、報告します。

昨日の札幌ラドンは、まだ、濃度上昇中で、大きく変動中。


【無断転載禁止】
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 2014/
11/12
6:06
 ○防災 その1
読売新聞に掲載されていた、防災の心得が、的を得ていたので、記録したものを、ご紹介します。
2014/10/3読売新聞 朝刊

○防災の心得
1、家族の連絡方法や集合場所を普段から話し合っておく
2、3日分の水や食べ物を用意する
3、救急箱や消火器、ラジオ、懐中電灯などを備える
4、川や崖などの家の周りの危ないものを調べる
5、近くの避難所の場所や行き方を確認する。


★★
1、連絡方法
震災が起きると、ほとんど携帯はつながらなくなります。
被災地(今回は津波の被害が、房総から、東海、三重、和歌山、四国、九州の太平洋側で甚大であることが予想されます)
被災地以外に、親戚、友人がいれば、そこを連絡拠点とする。

通話に比べ、データ通信は比較的つながる。
ファイスブックなどのSNSに、掲示板や家族専用のコミニュティなどを作り、そこを連絡先にする。

2、3日分といわず、7日分ほど用意しましょう。

3、今回は、伊豆小笠原海溝が予想震源域(八丈島から伊豆鳥島周辺)ですので、
異常震域が発生し、揺れは、関東から東北で揺れます。

東海や関西、四国などは、ほとんど揺れないと思われます。
揺れないにもかかわらず、30分-1時間経過すると、巨大津波が襲います。

本当に危なくなったら、携帯用の小さいラジオをそばに置き、情報を早く知るようにします。

4と5は、明日以降に津波防災で詳しく述べます。


観測者仲間の観測観察:11/11
○札幌ラドン観測点
06時 52
20時 60 前日49 前日差+11

16時58の家族記録有。
私が帰宅した16時半前には60になっていて、写真を撮っている間に苫小牧沖M3.5発振しましたが、現在も60で安定中。



★★
札幌で、ラドンが60ベクレルになったのは、2014/3/29以来、半年ぶりです。
その時は、なだらかに減衰し、2014/6/4に、13ベクレルの最低値を観測。
その最低値が、6/4-6/11まで継続します。

その13日後、6/24:アリューシャン列島で、Mw=7.9の巨大地震が発生。
この地震により、北海道と青森県の太平洋沿岸で津波と考えられる弱い海面変動を観測した。


世界時2013年5月24日5時45分に、カムチャツカ半島西方のオホーツク海を震央として発生した深発巨大地震が地震。
Mw=8.3。深さ609km。

この時、札幌観測点さん。
2012/12/21-12/22に、64ベクレルを観測。さらに、2013/2/2に、68ベクレルとなるピークを迎える。
4/9にも、60ベクレルを観測。その後、なだらかに減衰し、5/4に、20ベクレルとなる。

このように、札幌観測点さんは、遠方の大きな地震をとらえることも多い。
最近では、空の掲示板では、サハリンから千島列島南部で、激しい現象:さざ波雲、大気重力波が頻発しています。

そちらの現象をとらえているのか、注目されます。



○東京都荒川区
ラドン下がってきましたキマシター!!
磁石落下装置 (3連クリップ)
短評 ※ 10段階評価 (弱い 1~3 普通 4~6 強い 7~9)
3連:南北    : 普通 ( 4 ) -4
3連:U字(S)  : 普通 ( 4 ) -2
3連:U字(N)  : 普通 ( 4 ) +1
3連:東西    : 普通 ( 4 ) +1

動きがなかった3連磁石も、磁力が揃いました


★★
首都圏あるいは、伊豆諸島方面で、少し揺れるのかもしれません。
まだ、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で、
FM山形新庄局の受信や千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測で、
大きな変化は今のところありません

【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。


 2014/
11/11
17:16
 ○検証その2

朝は、
一昨日の内容の中心部分、
「静岡県函南町月光天文台観測の2500km南のFMグアム局の地震エコーは、特に、2014/5/4-9/24の143日間に、頻繁に受信されていた。
その間にある伊豆小笠原海溝に大きな震源があると推察された」」

開始日の、2014/5/4は正しいか、検証してみました。

夕方は、期間最後の日、9/24。
主要な前兆は9/24に終了し、ひずみの蓄積は、臨界点付近前達し、地震発生(臨界点)に向けて、走り始めたのか
この検証です。

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

このstep3は直前前兆把握です。


GPS/TECとは、GPSを利用した電離圏全電子数(TEC)観測のことです。
東日本大震災時に、どのようなTECの異常がみられたか、とりまとめた報告があります。

上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となったのは
3/8(東日本大震災の3日前)だった。


本サイト環境自然などなんでも掲示板で、ほぼ毎日、TECmapの取りまとめをいただいているZebraさん。
2014/1/1以降の11/10までの、日本時間15時のTECマップを並べて、動画にしてくれました。

なぜ15時かというのは、上記NASAの東日本大震災時の解析が、日本時間15時半のマップを使用しているためです。


本サイト本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34968] 2014年1月1日から11月10日までのTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら

2014/4/1 M8.2 チリ
2014/4/12 M7.6 ソロモン諸島

これらの巨大地震が発生し、南太平洋では、5月までは、大きな地震活動が継続しました。

そのため、5/25頃(動画の2分24秒頃)までは、日本の南海上では、TEC値が高い状態が続きました。

その後、急激に静穏化し、6-8月までは静穏な状態(緑から黄色)が続きました。

9月にはいると、断続的に高い状態が続き、9/23(動画の6分後)以降、11/10まで、毎日継続して、日本の南海上では、
TEC値が非常に高い状態になっていることがわかります。

(ご多忙の方は、希望の時期まで、動画のスライダーを移動させて、ください。)


「大気中ラドン濃度の異常値とFMグアム局の地震エコーの収束は、2014/9/24と判断した。」
この9/24とぴたりと一致します。

9/24以降は、ラドンなどの前兆が一段落し、巨大地震発生に向けて、走り始めたことを示していると思われます。
つまり、2014/9/24収束は、正しい判断だった。

詳しい内容を知りたい方は、本サイト内→こちら


観測者仲間の観測観察:11/10

1、福島県いわき市
◯鈴落下装置
1号:10/13~落下中
2号:異常なし
3号:異常なし

◯方位磁石
朝:0度→夕:東3度
256日ぶりに戻りました。でもその後はぐぐっと再び大きく東に偏角しました。
東に偏角1日目


2、滋賀大津市:鈴落下装置

西側 「磁石2個」 鈴が磁石にくっついていました。

南側 「磁石2個」 11時に落下。直ぐに復活しましたが、その後再度落下。19時に復活しました。
   「磁石4個」 こちらは落下なし。

南側は、紀伊半島方面に反応することが多いです。

【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。

   
 2014/
11/11
6:00
 本日はいつもより早く、2時ごろ目が覚めて、時間があるので、
何気なく、このサイトでもよく紹介するロシア人科学者Alexey Lyubushin氏の最新学会発表を見ることにしました。

本年8月24-29日に、開かれたヨーロッパ地震工学連合とヨーロッパ地震学連合の合同の学会発表での報告です。

「GLOBAL SEISMIC NOISE SYNCHRONIZATION AND SEISMIC DANGER 」という報告です。

世界の229の地震センターの莫大な地震のデータの解析です。

内容を簡記しますと、
20世紀以降、世界で最大クラスの地震(M8.5以上;超巨大地震)は、17回しか発生していない。(超巨大なので、頻度は低い)
1965年から2004年12月のスマトラ沖巨大地震M9.1までは、巨大地震は発生していなかった。

ところが、2004年、2005年、2007年、2010年、2011年(東日本大震災)、2012年と、この10年間に6回も最大クラスの地震が発生し、異常だ。
そこで、上記の莫大な地震の生データ(特に、地震ノイズ)を解析すると、

2004年、特に、2007年以降、ノイズ解析の指標が右肩上がりで、増大している。
これは今後:(nearest futureと記載)、この最強クラスのさらに起こるだろうと、予想される。

読んで、怖くなりました。現在予想する巨大地震もM8.5-M9で、Lyubushin氏がいう最強クラスの地震です。
そんな最強クラスの地震が起こるなら、もっと前兆をさらに傍証するように努力するべきだろうと思いました。

それで、まず、
一昨日の内容の中心部分、
「静岡県函南町月光天文台観測の2500km南のFMグアム局の地震エコーは、特に、2014/5/4-9/24の143日間に、頻繁に受信されていた。
その間にある伊豆小笠原海溝に大きな震源があると推察された」」

この期間:2014/5/4-9/24に、本州のどこかで、大きな異変が観測されていないか、探してみました。

ありましたーーー。

本日の通常報告を夕方に先送りし、その現象を報告します。

岐阜県飛騨市割石温泉での観測結果です。


1、温泉で地震予知 割石温泉の周期に異変:テレビ朝日のサンデースクランブル:2012年3月4日放送

下記のような内容で報道されました。

岐阜大学総合メディアセンターの田阪茂樹教授は温泉と地震の関係についても研究されています。

岐阜県飛騨市神岡町にある割石温泉。
源泉が断層帯の上に存在するため、群発地震や大規模地震の際、湧出量や温度に影響が出やすい。
1991年(平成3年)から岐阜大学によって計器類が設置され、地下水中ラドン、湧出量、温度等の計測が行われています。

データによると、
2011年(平成23年)に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の際は、
地震発生の2分後から3分後までの間、湧出量が大きく変動し、その後5分で落ち着いたが、地震前の毎分45Lから63.5Lに増えた。
また、湯温は40℃から42℃に上昇した。

さらに、田阪教授は過去のデータの解析から地震発生前に温泉で起こる異変を発見しました。

割石温泉は間欠泉のように一定の周期で湯量が増えるのが特徴です。

能登半島地震が起こったのが2007年3月25日ですが、
その2ヶ月前に間欠泉の周期が短くなっているのを発見しました。

さらに2009年8月11日の駿河湾地震が発生した時には、
1ヶ月前から湯の噴き上がる周期に乱れが起きていました。
(2009/7/18に間欠泉周期変化発生が発生していることを確認した)

そして、現在(2012年2月)も割石温泉の地下で歪みの状態が変わっている可能性があると田阪教授は言います。

2012年2月14日から15日にかけて、間欠泉の間隔が狭くなっているのがずっと続いているそうです。
ただ、いつどの場所でどのくらいの地震が起きるかは分からないのだそう。
田阪教授が同時に計測している福井県の平成の湯でも2月14日に大きな変動を示していました。


2、岐阜県飛騨市神岡町にある割石温泉の間欠泉周期

田阪教授が指摘された割石温泉の間欠泉の2012年2月の異変ですが、
間欠泉の周期は50分程度に代わり、温泉の湧出量の振幅も大きく減少しています。
2012年2月の割石温泉での、地下の歪が変わっていることを示しています。

その対応地震ですが、
2012/3/1:茨城沖:最大震度5弱、3/10:茨城県北部:最大震度5弱、3/14:三陸沖:M6.9:津波を観測
3/14:千葉県東方沖:M6.1:最大震度5弱、3/27:岩手県沖:M6.6:最大震度5弱
4/1:福島県沖:M5.9:最大震度5弱、4/29:千葉県北東部:最大震度5弱、5/24:青森東方沖:最大震度5弱

8回も最大震度5弱の地震または津波を伴う地震が発生しました。


その後割石温泉の周期は、次第次第に、長くなり、平常化へ向かいます。

ところが、
2013/9/8、9/17、9/27では凡そ40分となりました。

その対応地震です。
2013/10/26:福島県沖:M7.1津波を観測:が発生しました。


その後、間欠泉の周期は、2014年4月までは、まったく、変動が見えなくなりました。

2014年になると、新妻地質学研究所が指摘するように、
「2014年に入ってからの地震断層面積比も0.282で,1997年の0.114に次いで小さい状態を保っている」
(地震活動が1997年に次ぎ、静穏化している、2014年1月から9月まで)

呼応しているようです。

3、岐阜県飛騨市神岡町にある割石温泉の間欠泉周期:2014/5/4以降
2013/11/25-11/28以降、5か月間まったく、安定していた割石温泉の間欠泉周期は、
2014/5/4に、凡そ5か月ぶりに、周期が短くなりました。
5/4の次が、5/13.
そしてとうとう、6/16以降、断続的ですが、頻繁(凡そ2日-3日に1日)に、間欠泉の周期が短くなり、現在も続いています。

間欠泉の周期は、20-40分となる日が頻発しています。

2007/1/1以降8年間のグラフを作ってみると、
これだけ大きな変化は、
2007/3/25の能登半島沖地震、2009/8/11&8/13の駿河湾地震&八丈島東方沖地震、2011/3/11の東日本大震災の
前だけです。

5/4は、FMグアム局の地震エコーが、静岡県函南町で、本格的に始まった日です。
完全に同期しています。

静岡県函南町月光天文台観測の2500km南のFMグアム局の地震エコー本格開始日と、
岐阜県飛騨市神岡町にある割石温泉の間欠泉周期本格短周期化は見事に一致しているのです。


一つ傍証ができました。
また、報告します。

【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。


 2014/
11/10
6:04
 ◎房総沖巨大地震モニタリング;追加

昨日、
「静岡県函南町月光天文台観測の東京から2500km南のFMグアム局の地震エコーは、特に、2014/5/4-9/24の143日間に、頻繁に受信されていた。
その間にある伊豆小笠原海溝に大きな震源があると推察された」」

この推察を、本日は、2014年5月から9月に発生した伊豆小笠原海溝の地震活動でみてみます。
特徴的な地震が2回発生しています。

その解析は、新妻地質学研究所速報より引用します。

○2014/6/29:硫黄島近海:M6.2:深さ 約170km
(引用開始)
速報57)硫黄島の地震・2014年7月の地震予報

「硫黄島域では合計10個の地震が起こっているが,起こった月の全国の地震断層面積比を括弧内に示すと,

1998年2月(0.181)・2004年10月(1.226)・2006年2月(0.431)・2010年9月(0.171)・11月(1.377)・
2011年2月(0.242)・2012年4月(0.364)・5月(0.680)・2014年6月(0.283)と日本全国の地震活動が静穏な時期に起こっている.
特に注目されるのは,東日本大震災の前月2011年2月にも起こっていることである」
(引用終了)

○2014/7/1:鳥島沖:M6.2深さ539km
(引用開始)
速報58)福島沖地震M7.0の応力場オイラー回転解析・2014年8月の地震予報

伊豆スラブ最深部最大の地震である.2014年5月12日M4.9np深度544kmのこの震源域における最深新記録に5km及ばなかったが,
マグニチュード最大記録であった1999年1月15日M5.8を0.4更新した。
伊豆スラブの地震活動は,西ノ島噴火活動とともに活発化している。
(引用終了)


★★
2014/6/29と7/1に特徴的な深発地震が発生した。

○6/29:硫黄島近海地震
上記掲載の硫黄島地震発生後の地震活動を見ると、伊豆半島東方沖群発地震が2回、新潟県中越沖地震、東日本大震災が発生している。

○7/1鳥島沖深発地震と西之島噴火

8/24の房総沖巨大地震モニタリングで、
現状の西之島噴火は、1984年3月-4月の北硫黄島北西方海底噴火時と似ているのではないかと
報告しました。

北硫黄島付近海底火山は、海徳海山と呼ばれ、現在激しい噴火をしています西之島の南凡そ130kmに位置します。

1984年3月7日~6月
マグマ噴火orマグマ水蒸気噴火(海水変色) 。
海水変色(幅約10km、長さ約50km以上)、海面の盛り上り、噴煙、軽石等の噴出あり。

それに対する地震活動等です。
1984年
3月6日 鳥島近海で地震 - M7.6(Mw 7.4)、深さ452km、福島県、栃木県、千葉県、東京都で最大震度 4。
6月13日 鳥島近海で地震 - M5.9、
八丈島で130㎝から150cmの津波を観測。
伊豆諸島や房総半島から四国にかけて津波を観測、津波マグニチュード(Mt)は 7.3。津波地震。


1984年には、鳥島深発地震3か月後に、鳥島近海津波地震が発生した。
2014/6/29と7/1に発生した深発地震は、改めて、注目される地震であることがわかります。


最後に、気象庁地震カタログを使用した地震活動解析をして、2014/1/1以降の、伊豆小笠原の地震活動を2か月単位で見てみると、特徴は二つ

○2014/5/1以降2か月、7/1以降2か月では、太平洋プレートが伊豆・小笠原海溝から沈み込みを始める場所:父島東方沖で地震活動が活発化している。

○2014/9/1以降の2か月では、伊豆諸島の無人島スミス島周辺で、小さな地震活動が、集まって、きています。
スミス島周辺で起きる地震は、津波地震になりやすく、今後、どのように、伊豆諸島周辺の地震が発生するか、注目されます。


観測者仲間の観測観察:11/9

○青森県八戸市
昨夜、マグネットで止めていたメモ用紙7枚のうち4枚がずれていました。

○千葉県北部

鈴落下装置
1号 異常なし
2号 復活しました

○神奈川県湘南地方  :磁石落下装置
ブックスタンド
南北方向   左クリップ 4個→2個  9時の交換で急に付かなくなり驚きました。

○愛知県東部

ハムスターの運動量
27890回
☆ハムスター運動量の平均値
【2月】3093回転/20000回転以上は0回
【3月】11656回転/20000回転以上は3回
【4月】10604回転/20000回転以上は1回
【5月】8223回転/20000回転以上は0回
【6月】11881回転/20000回転以上は2回
【7月】9894回転/20000回転以上は0回
【8月】9226回転/20000回転以上は2回
【9月】15917回転/20000回転以上は11回
【10月】22262回転/20000回転以上は14回
(明らかに運動量が9月からupしています)


★★
動物異常行動と地震との関係を、調査されている「愛知県東部観測点」さん。
昨日報告した、
巨大地震前兆
step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:9/24終息。

この結果に呼応するように、活動量が上がっているのが、注目されます。

千葉県北部 の磁石落下装置
落下した時期は、11/7-11/9の3日間で、短期間だった。

 2014/
11/09
17:33
 ◎本サイト空の掲示板
レモンさん、黄昏さんがご指摘なのは、
北海道の東部の千島列島南部を中心として、さざ波雲。
もう一つは、茨城沖に大気重力波が広がり、北関東に断層雲が現れました。

★★
千島列島南部は、繰り返し、現象が発生。
北関東に断層雲がーー。
今後、ほかの観測データが気になるところです。

◎観測者仲間の観測観察:11/8

○東京都荒川区

最近のラドンの下がり方が急激なので心配です( ̄。 ̄;)

○青森県八戸市
久しぶりにクリップが3つから2つになりました。→磁力低下。

○千葉県北部
鈴落下装置
1号 異常なし
2号 11月7日に落下

冷蔵庫落下装置
5枚 ±0
max8 min4

★★
11/7と同様に、 首都圏の千葉県北部で磁力低下が観察されている。

 2014/
11/09
3:55
  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26、11/2、11/9
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


本日は、step1が、2014/9/24に収束したことを報告します。
step1が収束したため、地震発生危険度判定は、黄色(214/1/26に設定)の次の「赤の点滅」と判定します。

今後は、step2の衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生状況や、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の周期などを総合的に判断し、
赤▲:「巨大地震発生が迫っています」
この判定をして行っていきます。

最後の判定は、直前前兆の判定です。
step3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇などから判定します。

最後の信号は、赤●:もういつ発生してもおかしくない


step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

概要のみをここでは報告します。図表を掲載し、詳しい内容を知りたい方は、本サイト内→こちら

【概要】
東日本大震災前の2010年6月から12月にかけて、福島市における大気中ラドン濃度観測の上昇と北海道えりも観測点における地震エコーが認められた。
ラドンの変化の形状と、地震エコーの変化の形状は、非常によく似ています。

S. Pulinets and Ouzounov,(2011)によると、
地震に先行する現象であるFM放送波が通常の到達範囲を越えて伝播する(地震エコー)の主因は、
大気中ラドン濃度の放出であると推察した。上記もその例であろう。

大学での高度な観測機器による正確性を多少犠牲にしても、観測適地で観測することを優先して、
簡易ラドン計による個人ボランティアの観測ネットワークを作ることを、私どもは、東日本大震災以降、指向した。

関東&愛知県の私どもの観測者仲間:6観測点の大気中ラドン濃度の最近1134日間の観測結果をとりまとめると、
6観測点全ての最高値は、平均値+3σ(標準偏差)値を超えていた。特に、千葉県鴨川市観測点が飛びぬけて高かった。
巨大地震予想震源域は、南房総鴨川周辺またはその南方海上にあると、推察された。

※1134日も継続して観測していただいた観測者仲間の皆様に深謝いたします。

平均値+3σ値を超えた日数の6観測点での平均値を求めると、105日だった。
阪神淡路大震災時の神戸薬科大学での解析値:平均値+3σ値を超えた日数=凡そ60日を大幅に上回った。

グラフにすると、2012年2-4月の千葉県鴨川の最高濃度を頂点にして、2014年8月まで、なだらかに減衰したが、
2014年9月には、全観測点ともに、凡そ30ベクレル以下の低い濃度に収束した。

一方、上記の地震エコー観測者である森谷武男博士が開発したDigital方式を採用した、VHF帯見通し外放送局観測が、2014/1/2より、
静岡県函南町月光天文台で開始された。

FM山形新庄局、FMグアム局、FM三重県志摩局、FM九州鹿児島局の受信を観測しています。
FMグアム局の20秒間の平均値の受信データを、ここでは、地震エコーと呼ぶ。

FM三重県志摩局とFM九州鹿児島局が、継続して受信されていることはなかった。

ところが、東京から2500km南のFMグアム局の地震エコーは、特に、2014/5/4-9/24の143日間に、頻繁に受信されていた。
その間にある伊豆小笠原海溝に大きな震源があると推察された

この推察を、房総沖で発生したゆっくりすべりとの関連で考察した。

ゆっくりすべりとは、
プレート(岩板)境界や地下の断層が、地表に大きな揺れをもたらさないまま、ゆっくりとずれ動く現象です。

ゆっくりすべった場所は、力を解放しますが、逆にその周囲に力が集中します。
ゆっくりすべりに伴う力の集中により、巨大地震の発生が促進される可能性が指摘されている。

房総半島沖では、1983年・1990年・1996年・2002年・2007年・2011年・2014年の計7回、ゆっくりすべりが発生した

発生間隔は91か月、65か月、77か月、58か月、50か月、27か月と次第に、短くなっています。

巨大地震の発生が近づくと、スロースリップの発生間隔が短くなることが報告されている。

目安として、6回スロースリップが発生すれば、巨大地震発生の準備はできるといわれています。
そのため、6回目と7回目の間隔は、かなり短くなっていることが推察される。

2011年房総半島沖ゆっくりすべり発生後、千葉県鴨川観測点の大気中ラドン濃度では、3回にわたり、大きな濃度上昇を示した。
上記の東日本大震災前の福島市の観測結果のように、ラドンの異常濃度が、長期間継続し、地震発生に向けて動き出すと思われたが、
3回目は、わずか、6日後には、静穏化した。
ここでは、巨大地震は発生しなかった。

2014年房総半島沖ゆっくりすべり発生後,上記、鴨川では、ラドン濃度の上昇は見られたが、
その濃度上昇は、2011年よりかなり小さく、回数もたった1回だった。

それに対し、FMグアム局の地震エコー。
5/4に始まった2回目の地震エコーでは、9/24まで続いた。143日間となった。
2011年ゆっくりすべり後のように、短時間で、収束せず、凡そ5か月間も続いた。

その上昇期間は、上記東日本大震災時の福島市観測の、ラドン濃度上昇期間と凡そ一致します。
なお、
これらの発生開始時期は、2011年ゆっくりすべり後の千葉鴨川でのラドン上昇時期と凡そ一致していた。

これらの結果は何を意味するでしょうか。

2014年ゆっくりすべり後の力の集中が、2011年と異なり、
トリガー(引き金)となってしまい、巨大地震予想震源域では、さらに、応力が加わり、破壊にむけて、地震発生:臨界点にむけて、走り出したと思われる。

ついに、最終章となったのである。
歪はさらに蓄積され、岩盤は圧力に耐え切れずに、岩石中にあたらしい亀裂が発生する。
新しい亀裂から、大気中ラドンが放出され、それが主因で、地震エコーが発生する。

その期間は、上記のように、5/4-9/24までの143日間で、東日本大震災前の福島市の観測事例と凡そ同じ期間となった。

それは、千葉鴨川観測点での大気中ラドン濃度の上昇としては現れず、
静岡函南町でのFMグアム局の地震エコーとして観測された。

巨大地震震源域は、鴨川近郊の房総沖ではなく、それよりかなり南方であると推察された。

また、凡そ1100日も続いた、きわめて長い大気中ラドン濃度の異常値とFMグアム局の地震エコーの収束は、2014/9/24と判断した。


★★
明日以降は、なるべく、この巨大地震の防災を、今までの繰り返しの部分もありますが、再度、報告していきます。

防災の準備や津波避難の訓練をいつまでに終えればいいかというおおよその目安を最後に報告します。

上述のように、step1の収束日は、2014/9/24です。

予想する地震の規模は、M8.5-M9の超巨大地震で、日本では、東日本大震災しか発生例はありません。
上記の福島市における大気中ラドン濃度観測では、2010年6月から上昇が始まり、12月上旬に収束した。

グラフから、この収束日を推察すると、2010/12/3-12/17であると思われる。
その後、東日本大震災発生2011/3/11までの期間を計算すると、84-98日となる。

この日数を、step1の収束日:2014/9/24に加えると、地震発生推察日は、2014/12/17-12/31となる。

ただ、今回は、予想震源域が伊豆小笠原海溝です。
東日本大震災が発生した日本海溝とは、大きく場所や海溝の構造などが違います。
上記の、発生の目安が、地震発生推察日と大きく異なるかもしれません。


地震発生はいつかという点は、毎週日曜に続けるモニタリングで、
今後、いつ赤▲、最後の赤●になるか、見てくださるようにお願いします。

この目安は、あくまでの、防災準備や津波避難訓練を終了させるまでの目安とお考えください。
2014/12/17-12/31には、大きな誤差が含まれていますので、準備終了は、今月末までをお勧めします。

【無断転載禁止】
他の人に内容を紹介したい場合には、ごく簡単に内容を簡記し、詳細はこちら(本サイトや掲示板のURLのリンク)としてご紹介ください。

   
 2014/
11/08
6:30

 ◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変:その3:10/25続報

○岐阜県飛騨市神岡町地下水流量は,10/24の11時ごろに、正常な流量に戻った。
異変は、10/19-10/24の5日間だけで、今のところ収束した。

一時的な異変であれば、対応する地震規模も、比較的に小さいかもしれません。

○飛騨市観測点の凡そ100km南の愛知県美和植物生体電位観測
しばらく0mVで、静穏でしたが、10/20の午後から大きく電位低下。

飛騨市神岡地下水観測点での地下水流量の異変と同期していると思われます。

このように、10/25は報告しましたが、
愛知県美和観測点の異常が、11/8には、ほぼ収束。
異常は、10/20-11/8の19日間だけだった。
比較的小規模な異変で、終了した。

紀伊半島南東沖、東海南方沖、伊豆諸島南部から小笠原諸島方面で、
中規模程度の地震が懸念されます。

本州での揺れは、強くても、一部地域で、震度5弱程度と推察します。



◎観測者仲間の観測観察:11/7
○福島県いわき市

鈴落下装置
1号:10/13~落下中
2号:異常なし
3号:異常なし

方位磁石
昼:東2度
10/30に東に3.5度と急に偏角が大きくなった後、
徐々に戻って来ており、本日も昨日と変わらずです。
東に偏角して253日目

○千葉県北部
鈴落下装置
1号 異常なし
2号 夕方落下

冷蔵庫落下装置
昼過ぎに落下
7枚から6枚へ
夕方 さらに落下
6枚から5枚
現在5枚です。

磁力が急激に落ちています

○神奈川県湘南地方
鈴落下装置  17時に気がついたら落下していました。その後すぐ浮きました。

○大分南
11/4~6まで見なかった奄美・沖縄~南西諸島方向の霞が今日は終日濃いめに出ていました。


★★
首都圏の千葉県北部と神奈川湘南地方で磁力低下が観察され、
千葉県北部で顕著だった。

大分南部からの観察で、奄美沖縄、南西諸島方面に霞が出ているときは、
その方面で、地震が発生することが多い。

最近、九州福岡市のVLF帯ノイズが、
10/22の沖縄本島近海 M5.5 最大震度4地震前のレベルと、ほぼ同様に高い。

福岡市の南北方向から到来するノイズ成分が、
福岡市の北東~南西方向から到来するノイズ成分より高い状態ですので、

南西諸島から日向灘方面で、中規模程度の地震が懸念されます。

11/6に、衛星画像で、先島諸島方面に、前兆がみられるので、
その方面かもしれません。


   
 2014/
11/07
6:14
 本日は、大きな前兆はありませんので、
日曜日の予告をします。

11/5に報告しましたように
房総沖巨大地震
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:で発生し、
その前兆(大気中ラドン濃度&地震エコー)が
最終局面であり、巨大地震が近づいてきたことをお示ししたいと思います。


グラフはほとんどすべて、私が作成したものです。

日本地震学会2011年秋季大会の講演要旨集を購入したり、
私どもの観測者仲間さんが1134日ほぼ毎日観測した貴重なデータです。

東日本大震災発生前の他の方のデータも、グラフに私が、加筆してあります。
グラフは無断転載禁止です。

今まで、このように記載していても、無断で、グラフや文章をブログなどに、転載され、
あとで、削除依頼をしてきました。

他の人に内容を紹介したい場合には、本サイトや掲示板のURLをリンクして、ください。


グラフは次の6種類です。

○長濱裕幸他(2011):東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の
大気中ラドン濃度変動について、日本地震学会2011年秋季大会;A32-09
福島県立医科大学(福島市)における大気中ラドンガスの濃度
2010年1月から2011年3月

○前北海道大学森谷武男博士観測の地震エコー:
北海道えりも観測点:89.9MHzのチャンネル
2010年1月から2011年3月

○兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)前に兵庫県薬科大学で観測された大気中ラドン濃度異常

○私どもの観測者仲間:
愛知県西部、東京都練馬、東京都渋谷、埼玉県南部、東京新宿、千葉県鴨川市
6観測点の大気中ラドン濃度の最近1134日間の基本統計量と異常濃度日数

○私どもの観測者仲間:
愛知県西部、東京都練馬、東京都渋谷、埼玉県南部、東京新宿、千葉県鴨川市
6観測点の大気中ラドン濃度の最近1134日間のグラフ

○静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測、 グアム局:100.3MHzの受信強度
2014/1/2-2014/11/3

VHF帯放送波受信は北海道大学森谷武男博士が開発したDigital方式を採用
データは1秒間に50回計測し、20秒間の平均値を示した。

★この観測は、静岡県函南町月光天文台が行い、私が公開されているグラフから
平均値のみを別にエクセルに記録し、グラフ化した。


現在、上記観測結果に基づいて、報告する文章を作成しています。
なるべくわかりやすく記述しますが、長くなりそうですので、
最初に要約をいれます。

ご多忙の方は、要約だけでもご覧ください。

周りの皆様にも
11/9の房総沖巨大地震モニタリングを見てくださるように、
お伝えください。


   
 2014/
11/06
6:22
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ
【お問い合わせ】11/5:18時受信
湘南に住んでいます。津波が心配です。時期としては
いつ頃が予想されますでしょうか。

【お答え】
地震予知は絶対にできないという学者さんが講演会でよく話されるのは、「箸を折る」話です。

割り箸を両手でもって少しずつ力をかけて湾曲させていくと割り箸はいつか必ず真中あたりで折れて割れる。

それは確かなことであるが、割り箸が何秒後に割れるのかという正確な時間を
あらかじめ正確に計算し予測することはできない。

地震の場合は割り箸よりもはるかに複雑な要素がからみあうので、
したがって、それがいつ起こるのかという正確な予測は絶対に不可能だというわけです。

数学的に見てもこの意見は正しいです。どんな計算式を用いても、いつわれるか計算できません。
ただ、数々の種類の観測データを組み合わせていけば、
年月日まではわかりませんが、10日以内とか5日以内とか、範囲で予想できる可能性はあると
私は思います。

毎週日曜に続けている巨大地震モニタリング
現在の地震発生危険度判定は黄色です。:2014/1/26に設定。

次に、赤色の点滅(赤信号の一歩前)、最後に、赤と判定するつまりです。
ただ、赤を二つに分け、赤▲と赤●にしようと思っています。

つまり、赤▲は巨大地震発生が迫っています。赤●はもういつ発生してもおかしくない。

この判断を根拠を示して行っていきます。

もう一つは、日本では、M9クラスの超巨大地震は、東日本大震災しかありません。
前例が一回しかありません。

日曜日には、東日本大震災の前兆:大気中ラドン濃度&地震エコーと地震発生までの期間
これを昨日報告した最近の大気中ラドン濃度&地震エコー観測結果に加えて、

目安として、いつごろになるか、お話できると思います。
防災準備完了までの目安として、どのくらいみていいか、お示しできると思います。

ただ、今回は、予想震源域が伊豆小笠原海溝です。
東日本大震災が発生した日本海溝とは、大きく場所や海溝の構造などが違います。
上記の、目安が、地震発生と大きく異なるかもしれません。

そのため、
毎週日曜に続けるモニタリングで、
現在の地震発生危険度判定が、黄色か、赤の点滅か、赤▲か、赤●か
判定結果を見てくださるようにお願いします。

何とか努力して、
最終的には、10日以内とか5日以内とか、巨大地震発生を
予想できるようにしようと思います。



◎観測者仲間の観測観察:11/5
○愛知県東部

・方位磁石
朝/夜: 3.5度東偏角

鈴落下装置
南東側 11/4落下→11/5(8:30)復活→(19:30)落下→すぐに復活
→(21:28)落下
☆今日は落下&復活を繰り返しています。
南西側 2013/5.27~ 落下 528日目
北西側 2013/5.28~ 落下 527日目

・ハムスターの運動量
51210回 ⤴️⤴️⤴️
☆1/17観測開始以来、初の50000回転越えです‼️
我が目を疑ってしまいました ( ̄O ̄;)

○大阪府八尾市
鈴落下装置北(新): 落下中。
      (旧): 浮いています。
鈴落下装置:東   :落下中


   
 2014/
11/05
5:22
 本サイト空の掲示板
No.35080 11月4日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
東北地方に、集中的に大気重力波が朝から夕方まで発生しています。

★★
非常に大きな前兆現象です。
普通に考えると、東北地方に、大きな地震が懸念される状況です。

しかし、愛知西部のレモンさんは、同日
「「方位磁石が2器とも大幅に西へ偏角した。
昨日が-0.2度で、本日最大-2.0~-1.8度西へ偏角。揺らぎが見られた。
10月29日-1.5度偏角。大きな動きとなる。
東日本大震災の方位磁石の逆の西側のパターンとなる。」」

このように報告されています。
東日本大震災の前では、方位磁石は、大きく東へ偏角。
昨日は、大きな西偏角。

通常のパターンと大きく異なります。

さて、11/4の
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で、
FM山形新庄局、FMグアム局、FM三重県志摩局、FM九州鹿児島局の地震エコー。

FMグアム局>>>FM山形新庄局>>>FM鹿児島局>>>FM三重県志摩局
1秒間に50回サンプリング(計測する事)し、20秒間の最大値の比較。

平均値の上昇はどのFM局もなかった。

これは何を意味するかといいますと、
静岡から南方面に震源があるということ。
さらに、その震源による地震で、東北も大きく揺れる
(地表面の微振動でが主因で発生する大気重力波が11/4に発生)

さらに、私どもの観測者仲間の観測:11/4
東京葛飾:磁石落下装置
直下型南が5→3連となり磁力低下しました。
直下型西は5→6連と、南とは逆の反応で磁力強まりました。

やはり、南側の磁力が落ちています。


このような解析ですが、よく考えますと、
房総沖巨大地震
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


これに関連する前兆なのかもしれません。

従いまして、11/9の定例のモニタリングでは、
東日本大震災でのきわめて明瞭な前兆

「「日本地震学会2011年秋季大会;A32-09
東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について」」
講演によれば、

震源に近い福島市(福島県立医科大学)で、2010年6月から12月初旬まで 大気中ラドン濃度が増加。
その後急激に減少し、東日本大震災発生までの約3カ月間、
通常よりやや低い濃度レベルを維持した停滞期間が続いた。

この講演要旨掲載のグラフ

前北海道大学理学院付属地震火山研究観測センター所属森谷武雄氏による
「VHF帯電磁波散乱体探査法(地震エコー観測法)による地震予報の研究」

2010年6月28日から,震災まで継続して観測された地震エコーのグラフ

この二つのグラフを示して、

次に、
私どもの観測者仲間の 過去3年間、指標にしています
愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川の
大気中ラドン濃度の3年間のグラフ。

さらに、
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測、
グアム局:100.3MHzの受信強度(地震エコー)の平均値の推移
2014/1/2-2014/11/3
このグラフを示します。

そうして、再度M9クラスの超巨大地震が
房総沖巨大地震
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:で発生し、
その前兆(大気中ラドン濃度&地震エコー)が
最終局面であることをお示ししたいと思います。

周りの皆様にも
11/9の房総沖巨大地震モニタリングを見てくださるように、
お伝えください。

現在、上記の4つのグラフを丁寧に作成しています。

データをエクセル上で整理し
、わかりやすいグラフにしていますので、
時間がかかっています。

この超巨大地震、予想震源域は、上記のように、伊豆鳥島周辺が震源域と予想しています。

朝日新聞の2013/10/31の記事。
2013年秋季地震学会では、
伊豆 鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、
海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。

ここでも、伊豆鳥島というキーワードがでてきます。

慶長型地震がおこれば、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。

1605年に発生した慶長地震では、
津波被害による溺死者は約5,000人(1万人という説もある)。

現代の日本の人口は、江戸時代初期の7.53倍です。
もし、現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。

東日本大震災による津波被害よりもはるかに大きい。

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
慶長地震に関する津波被害解析から、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波が
予想されます。

今回は、地震の規模が、M9に近いことが予想されますので、
さらに津波被害は大きいと予想されます。

以前報告したように、
大津波警報が、
千葉県外房、伊豆諸島、(相模湾)、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、
宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島に
発令されると予想されます。

相模湾については、神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

もし、震源が、伊豆鳥島周辺であれば、
羽鳥徳太郎. “1984年6月13日鳥島近海地震による特異な津波
東京大学地震研究所彙報 60(1), p87-95, 1985
その文献の表1に示された津波の到達時間

八丈島:34分後、、三宅島:47分後、、神津島::51分後、、伊豆大島::53分後
千葉県館山市布良海岸、、59分後。
南伊豆、、1時間12分後、、三重県南部尾鷲市::1時間42分後
本州最南端和歌山県串本市::1時間43分後

もし、震源が、伊豆鳥島から八丈島まで、北上していれば、
千葉県館山市布良海岸、、59分後、南伊豆、、1時間12分後は、
さらに、20-30分早まると思ってください。

大雑把にいいますと、
早くても、 千葉県館山市布良海岸や、南伊豆では、凡そ30分後、
三重県南部尾鷲市や本州最南端和歌山県串本市では、凡そ1時間から1時間半後。

都心に津波が到達するのは、
千葉県館山市布良海岸到達から1時間後です。



本年の7/24、7/25などに詳しく津波被害の予想を過去の文献から報告しましたが、
11/9以降に、再度、防災、特に津波防災を特集いたします。


   
 2014/
11/04
6:20
 本サイト空の掲示板
○No.35072 11/3衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、信越地方-東北中南部、房総半島-茨城沖-関東東方沖が気になりました。
北海道-東日本とその太平洋沖に衛星画像ノイズが見られます。

■特に気になる雲
・宮城福島を中心に、信越地方-宮城沖の未完成さざ波雲
・房総半島-茨城沖-関東東方沖の大気重力波

○No.35070 11月3日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、関東東方沖に大気重力波が見られます。
東北には、大気重力波から部分的にさざ波雲に変化しました。


★★
余震が続く東方地方の大気重力波は、よく見られますが、
11/3には、房総半島-茨城沖-関東東方沖の広い範囲に、大気重力波がみられたのが
特徴的でした。

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)や
千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測で、
大きな変化は今のところありません。

   
 2014/
11/03
5:58
 本日は、最近もっとも、気にかけている
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で、
FM山形新庄局、FMグアム局、FM三重県志摩局、FM九州鹿児島局の
受信強度の増大も、目立つものはない。

本サイト愛知県東部観測点のハムスターの運動量観測
10/25-10/30に、5日間連続の30000回転越えとなった。

その後は、徐々に低下しているが、
11/2でも23938回 。

観測者さんは、
「連日の30000回転越えの運動量よりは少しずつ減っていますが、
それでも まだまだ運動量は多いです。」と報告された。


30000回転以上を記録したのは、1月17日観測開始以降
今回で3回目です。

《1回目》3/15: 31540回転
前日の3/14に伊予灘M6.2 (当地/震度2)

《2回目》9/21: 30500回転
9/22 小笠原諸島M5.4 ・M5.1
9/27 御嶽山噴火


昨日、報告しましたが、
11/1に、伊豆小笠原諸島沖に衛星画像ノイズが広く観察されています。
最近継続して、大気重力波も見られます。

伊豆小笠原諸島近海や東海南方沖でM7クラスの地震が起きると、
本州中部地方、関東、東北で、異常震域により、震度4クラスの揺れが起きることがよくあります。

この類の地震が起こるのかもしれません。

まだ、直前前兆はないように思われます。
   
 2014/
11/02
6:46
  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
2014/10/19、10/26
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。


本年6月より変動がみられ始めた、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

本モニタリング期間:10/26-11/01の7日間のうち、
10/6-10/7、10/16-10/17、10/22、10/25に続き、11/1に
間欠泉周期の1サイクルあたりの時間は、凡そ40分となった。

断続的に、間欠泉周期が短くなる現象が、凡そ6か月間続いています。

2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前では、
地震発生前、凡そ7か月前の、2009年の1月上旬から、断続的に、サイクルが短くなり、
6月の初めには、継続して、間欠泉のサイクルは、短くなった。

本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日は、
先週に続き、足踏み状態継続になった。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-10/16も断続的に枯渇。

10/17からは、正常な流量が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンの最近値は、6-54ベクレルの範囲内です。

愛知県西部観測点さんは、最近値は54ベクレルとなった。

首都圏の指標のラドンは、リバウンドの状態から一進一退の動きだった。
最近値で、30ベクレルを超えているのは、東京新宿さんと東京渋谷さんで、それぞれ36、44ベクレルとなった。
わずかに、先週より低下した。

上記6観測点すべてで、30ベクレルを下回れば、収束したと判断します。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドン:上述の通りです。終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲
10/26:
千葉の銚子沖に断層雲が現れています。関東内陸に波状雲が見られます。
千葉沖から茨城沖が要注意かと思います。
10/28:
八丈島東方沖-関東東方沖の広範囲な大気重力波
11/1:
関東東方沖-小笠原諸島、北陸-中部-関東南部沿岸に衛星画像ノイズが見られます。

10/28には、八丈島東方沖-関東東方沖の広範囲に大気重力波がみられ、
11/1には、その領域を中心に、地震電磁気現象由来と思われる衛星画像ノイズが見られた。

この領域は、本サイトでよく紹介するロシア人科学者Alexey Lyubushinが
東日本大震災前と後のGPSノイズ解析で、

東日本大震災後に、最も活発化していると解析されている領域です。

本サイト空の掲示板No.35056 11/1衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
この一連の投稿画像:
No.35058 11/1衛星画像ノイズ
この衛星画像と、

その下段に追加した
No.35060 Alexey Lyubushin氏の文献 投稿者:栃木の研究者
文献上の解析結果と比べてみてください。

文献は、
世界有数の国際学術出版社シュプリンガーのオープンアクセス版に、
Alexey Lyubushin氏が、2014年に、報告した最新版

Properties of GPS noise at Japan islands before and after Tohoku mega-earthquake
報告中の図6です。
Figure 6
Maps of the first principal component of 3 wavelet-based spectral indexes
of all GPS components before (left map) and after(right map) Tohoku earthquake.

図6の左側は、東日本大震災前のGPSノイズ解析結果。
東日本大震災の震源域と震災後の4/1に誘発地震で震度5強を観測した秋田県で、
黄色から赤の領域が広がっていることがわかります。

図6の右側は、東日本大震災後のGPSノイズ解析結果。
最近噴火した御岳山周辺から富士山、箱根、伊豆大島、伊豆半島伊豆小笠諸島で大きな黄色の領域が
広がっています。

特に、富士山、伊豆大島、伊豆諸島の東方沖で、赤の領域が広がっています。

それ以外に活発化している領域を活発化している順に並べると、
薩南諸島から日向灘
北海道の十勝周辺
東北地方北部内陸部から沖からはるか沖
宮城県沖からはるか沖
北海道南西沖
北関東から新潟内陸部
和歌山県北部
長崎県橘湾から熊本県天草湾

どの地域も最近、地震活動や火山活動が活発化している地域で、
それらの地域が、すべて網羅されていることに驚かされます。

元に戻りまして、
伊豆諸島の東方沖で、赤の領域が広がっていますが、もし、この領域が震源断層にもし含まれるとしたら、
予想する房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖巨大地震による
津波:主として銚子沖から外房、(駿河湾)、静岡県、愛知外海、三重県南部、和歌山
徳島、高知、九州宮崎、薩南諸島に襲う津波(再三報告してきました)
がさらに巨大になる可能性があります。

その理由は、長くなりますので、
また、別の機会に詳しく説明します。

総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。
   
 2014/
11/01
6:43
 ◎気象庁;平成26年 No.44 週間火山概況 (平成26年10月24日~10月30日)

10月30日現在の火山現象に関する警報等の発表状況によると、火口周辺警報。

レベル3(入山規制):御嶽山、桜島、口永良部島
入山危険:西之島
レベル2(火口周辺規制):草津白根山、三宅島、阿蘇山、霧島山(新燃岳)、諏訪之瀬島

火口周辺危険:硫黄島、霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)


10/24に、霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)に、火口周辺警報が発令された。

火山の活動状況で、報告がされていたのが、蔵王山と伊豆大島です。

伊豆大島では、
「「24日及び29日から30日にかけて、主に島の西部を震源とする火山性地震が一時的に増加しました。
29日には島内で震度2を2回、30日には島内で震度1を2回観測しています。
火山性地震が増加 したのは、7月下旬の島北部の活動以来です。

 火山性微動の発生はなく、遠望カメラによる噴気などの状その他の観測データにも特段の変化は みられていません。
 GNSSによる観測では、
地下深部のマグマの供給によると考えられる島全体の長期的な膨張傾向が続い ていますので、
今後の火山活動に注意してください。」」

★★
10/3より観測を開始した、神奈川県湘南観測点の大気中ラドン濃度観測。
上記の伊豆大島の火山性地震に同期して、
10/24よりラドン濃度が漸増した。

10/28には、ピークとなる58ベクレルを観測した。
今のところ、極端に高い濃度ではないですが、伊豆大島で、火山性地震が増加した時期に、
大気中ラドン濃度が高まった点が注目されます。

また報告します。



   
 2014/
10/31
6:04
 ◎新妻地質学研究所
速報60)御岳噴火と地震活動・2014年10月の地震予報


注目される部分のみ引用させていただきます。

(引用開始)
1.2014年9月の地震活動
日本全域の地震断層面積比が0.068月分と,地震断層面積がプレート相対運動面積の15分の1に減少した.
2014年に入ってからの地震断層面積比も0.282で,1997年の0.114に次いで小さい状態を保っている。
(中略)

5.2014年10月の地震予報
2014年9月のCMT発震機構解にはM6.0以上の地震がなく,
震源個数15個・地震断層面積のプレート相対運動面積に対する比が0.068とプレート運動の15分の1以下と静穏であった

しかし,2014年3月の伊予灘M6.2に続いて8月に日向灘M6.0が日向灘-芸予灘地震帯で起こり,
静穏であった西南日本の地震活動が活発化することが心配されたが,9月27日に御嶽が7年ぶりに噴火を開始した.

1979年の噴火は2日で収まったが,今回の噴火は2週間以上続いている.
これらの噴火に関連する地震と考えられる1978年の宮城県沖地震M7.4と東日本大震災M9.0の規模が,
噴火期間の差に対応していれば,
西之島噴火のように長期化とともに噴火規模の拡大が心配されるので警戒が必要である.

 初動発震機構解(精査後)によると,9月3・4日に栃木県北部で圧縮横ずれ断層np型地震5個M3.3-5.1が起こり,
浜通でもM3.3-3.9の地震4個が起こり,
関東平野下に沈み込むフィリピン海スラブ内地震も活発化している(2014年9月東北日本月別)ので警戒が必要である.
(引用終了)


★★
○新妻先生は、2014年9月の地震活動および2014年累計の地震活動も静穏で、
1997年に次ぐ、静穏さであることを示された。

1997年の地震活動静穏化の翌年、1998年
4月:伊豆半島東方沖で群発地震。5月:石垣島南方沖地震 :M7.7
8月:小笠原諸島西方沖で地震 Mj 7.1。9月:岩手県内陸北部地震 M6.2、最大震度 6弱。

4回の大きな地震活動が発生し、さらに1年おいて、2000年には
1月:根室半島南東沖:M7.0、3月:硫黄島近海: M7.9の地震の後、

7/1-8/18まで、新島・神津島・三宅島近海で5回のM6以上の地震が発生し、約1か月後に三宅島が噴火した。
10月6日 鳥取県西部地震 :M7.3、最大震度 6強。

このように、地震活動が静穏化すると、大きな地震が控えていることがわかります。

○もう一点の指摘は、
関東平野下に沈み込むフィリピン海スラブ内地震が活発化している点です。

本サイトでも、北関東から東北沖には、M6クラスの地震が予想されることは再三報告してきました。

直前前兆となる
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度の上昇を注目していますが、
今のところ、静穏です。


観測者仲間の観測観察;10/29

○愛知県東部
・ハムスターの運動量
33024回
☆5日間連続の30000回転越えとなっています。

○東京葛飾

南北方向うさぎ…磁力回復しました。
10/27-3cmずり下がり→10/28ずり下がりはないが磁力緩め→10/29-2.5cmずり下がり→10/30回復。
一日おきに磁力ダウン→アップと変化しました。

水位…3cm低下です。
10/27-4cm低下→10/28-3cm→10/29-2cm(日に日に回復傾向と思いきや)→10/30-3cm低下(リバウンドです)。

※ちょっと大きめ(中規模の大)直下型がくるのかなと少し怖くなってきました。


   
 2014/
10/30
6:00

◎サハリンの大きな前兆:10/21、10/26報告続報

本サイト空の掲示板No.34984 10月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

日本海側のロシア内陸部に大気重力波が広範囲に発生しています。
元は、サハリンからのように感じ取られます。
サハリンにも大気重力波やレンズ雲が見られます。

No.35004 10月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

サハリン一帯に、さざ波雲や沸き立つ雲が発生。
その影響が、北朝鮮から中国の大連付近まで大気重力波が達しています。


No.35016 10月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

北海道に大気重力波・さざ波雲とサハリン南部にさざ波雲が発生しました。
今回は、北海道全体的に発生しています。東部を除いて。
また、千島列島北部にも大気重力波が発生。カムチャッカ半島まで達しています。
大きな変動かと判断しています。

No.35041 10月29日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

再び、サハリン周辺に大きな規模で大気重力波が発生しています。
油断が出来ません。北海道にも、弱いですが未完成さざ波雲が見られます。
北海道西沖とサハリン周辺の地震かオホーツク海の超深発地震が危惧されます。



★★
10/20、10/23、10/25、10/29と、激しい現象が、サハリンを中心に発生した。
4回のピークは、10/25で、激しい現象だった。


◎観測者仲間の観測観察;10/28
○愛知県東部
・ハムスターの運動量 ::33416回

☆今日も30000回転越えでした。

○東京葛飾

冷蔵庫装置
東西方向バー(観測用)…異常なし。
東西方向キティ…異常なし。
南北方向うさぎ…朝はずり下がりなく磁力回復してましたが、夕方2.5cmずり下がってました。
南北方向サンタクロース…異常なし。

直下型東‥磁力弱くクリップ4つ目に全く反応しません。中規模の異変です。

電波時計…10/16以来、約2週間ぶりのW受信です。

水位…10/27ー4cm,10/28ー3cm,10/29ー2cm。


   
 2014/
10/29
6:28

 ◎観測者仲間の観測観察;10/27

○愛知県東部
・ハムスターの運動量
41402回
☆我が家のハムちゃん(♀)、ここ2日間30000回転越えで
暴走していましたが、今朝方は41402回転と1/17観測開始以来の
最高タイの運動量を記録しました。

○千葉県北部

本日午後、4時ごろ帰宅すると、 冷蔵庫落下装置が落下していました。
リセットしたら いきなり ➖2枚の5枚となりました。

★★
愛知県東部さんの、ハムスター運動量の3万回転を超す異常さは、
昨日報告の通り、
伊豆小笠原方面の地震の可能性もあると思われます。


   
 2014/
10/28
6:21
 ◎観測者仲間の観測観察;10/26
○愛知県東部

ハムスターの運動量
32032回
☆昨日の31709回転に続き、今日も30000回転を超える
運動量でした‼️


○東京葛飾区

冷蔵庫磁石(南北方向)のうさぎが3cmずり下がりました。
他の磁石装置に大きな変化はないです。

★★
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で、
10/26,、FMグアム局の受信強度が、最高値で、25dBm上昇していますので、

愛知県東部さんの、ハムスター運動量の3万回転を超す異常さは、
伊豆小笠原方面の地震の可能性もあると思われます。

10/26の観測では、九州福岡市のVLF帯ノイズが、
10/22の沖縄本島近海 M5.5 最大震度4地震前のレベルと、ほぼ同様に高い。

福岡市の南北方向から到来するノイズ成分が、
福岡市の北東〜南西方向から到来するノイズ成分より高い状態ですので、

南西諸島から日向灘方面で、中規模程度の地震が懸念されます。



 2014/
10/27
6:22
 ◎観測者仲間の観測観察;10/26
○愛知県東部
・ハムスターの運動量

31709回

☆9月8日から20000回転以上の運動量を記録する日が
増えてきています。

また、30000回転以上を記録したのは、1月17日観測開始以降
今日で3回目です。

《1回目》3/15: 31540回転
前日の3/14に伊予灘M6.2 (当地/震度2)

《2回目》9/21: 30500回転
9/22 小笠原諸島M5.4 ・M5.1
9/27 御嶽山噴火

◎本サイト空の掲示板
No.35022 10月26日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
千葉の銚子沖に断層雲が現れています。関東内陸に波状雲が見られます。
千葉沖から茨城沖が要注意かと思います。

★★
千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測で、
10/26:13-16時に、平均値で、400mVのノイズを観測。

また、他の前兆が重なれば、報告します。
今のところ、被害級ではないです。

   
 2014/
10/26
6:22
  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12、10/19
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。


本年6月より変動がみられ始めた、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

本モニタリング期間:10/19-10/25の7日間のうち、
10/6-10/7、10/16-10/17に続き、10/22、10/25に
間欠泉周期の1サイクルあたりの時間は、凡そ40分となった。

断続的に、間欠泉周期が短くなる現象が、凡そ6か月間続いています。

2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前では、
地震発生前、凡そ7か月前の、2009年の1月上旬から、断続的に、サイクルが短くなり、
6月の初めには、継続して、間欠泉のサイクルは、短くなった。

本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日は、
先週に続き、足踏み状態継続になった。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-10/16も断続的に枯渇。

10/17からは、正常な流量が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンの最近値は、10-49ベクレルの範囲内です。

愛知県西部観測点さんは、最近値は44ベクレルとなった。

首都圏の指標のラドンは、リバウンドの状態から一進一退の動きだった。
最近値で、30ベクレルを超えているのは、東京新宿さんと東京渋谷さんで、それぞれ49、48ベクレルとなった。

上記6観測点すべてで、30ベクレルを下回れば、収束したと判断します。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドン:終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲は、本モニタリング期間:10/19-10/25中では、ほとんど発生しなかった。

step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。

総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。


サハリンの大きな前兆:10/24続報
No.35004 10月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

本日は、衛星画像から、サハリン一帯に、さざ波雲や沸き立つ雲が発生。
その影響が、北朝鮮から中国の大連付近まで大気重力波が達しています。


No.35016 10月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

北海道に大気重力波・さざ波雲とサハリン南部にさざ波雲が発生しました。
今回は、北海道全体的に発生しています。東部を除いて。
また、千島列島北部にも大気重力波が発生。カムチャッカ半島まで達しています。
大きな変動かと判断しています。

★★
10/25の現象は、サハリンを中心に、北海道ほぼ全域に及んだ。
大きな現象です。
   
 2014/
10/25
6:02
 ◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変:その2

○地下水流量は,10/24の11時ごろに、正常な流量に戻った。
異変は、10/19-10/24の5日間だけで、今のところ収束した。

一時的な異変であれば、対応する地震規模も、比較的に小さいかもしれません。

○飛騨市観測点の凡そ100km南の愛知県美和植物生体電位観測
しばらく0mVで、静穏でしたが、10/20の午後から大きく電位低下。

飛騨市神岡地下水観測点での地下水流量の異変と同期している用の思われます。
現在も、電位低下していますので、本観測点で、0mVに戻れば、収束。
地震のスタンバイになると思われます。

また、報告します。


◎観測者仲間の観測観察;10/24
東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

10.18 23:18 東西:7、南北:8

10.19 23:13 東西:7、南北:9

10.20 欠測

10.21 22:44 東西:7、南北:9

10.22 欠測

10.23 欠測

10.25 00:27 東西:7、南北:10 ☆

※南北方向が収束圏内

★★
南北方向の磁力が10/25の未明に収束していた。
伊豆小笠原諸島方面の地震が懸念されますが、今のところ、首都圏での各種観測に大きな異変なく、
首都圏で、大きな揺れを及ぼす地震ではないようです。

また、報告します。


   
 2014/
10/24
6:12
 ◎岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点での大きな異変
○上記観測点は、断層帯に源泉がある。
そのため、地震の前兆で、地下にかかかる応力の変化などをよくとらえていることが多い。

○2014年8月から10/19まで、地下水流量は、凡そ25リットル/分であった。
ところが、10/19から突然40時間枯渇。
その後、10/20の午後、急激に増加し、地下水流量は、140リットル/分となった。
数時間後、また、枯渇。10時間経過した。
その後、急激に増加し、地下水流量は、130-140リットル/分となった。

5-6年ほぼ毎日、この観測を見ていますが、きわめてまれな現象です。
地下で大きな動きがあったようです。

○上記のような、地下水位流量急増の過去例です。
1、2007/3/25;能登半島地震直後
大きな被害地震だった能登半島地震。
震源の凡そ100km圏内である本観測点。
地震発生前までは、凡そ70リットル/分であった流量が、地震発生1時間前に140リットル/分に急増。

この被害地震における地下の変化を的確にとらえています。

2、2004年
2004年9月1日までは、凡そ30リットル/分であったが、9/2に 凡そ70-80リットル/分に急増した。


2004/9/5紀伊半島南東沖地震 
双子の地震といわれた、M7.3-M7.5の2回の地震が発生した。
(津波被害がなかったことが奇跡といわれた地震です)。

流量が増加して、3日後でした。

さらに、その40日後の10/23には 新潟県中越地震;M6.8:震度7が発生した。

★★
岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点の地下水流量は、
紀伊半島から本州中部、北陸、新潟の地震前兆となっていることがある。

10/13報告では、地震前兆の整理
4、紀伊半島周辺
9/17に報告した
1、本サイト徳島県南部観測点
8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。

2、本サイト空の掲示板
No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。
また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。
この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。

3、本サイト空の掲示板
No.34634 9月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊半島南東沖から発した強烈な電磁波軌跡線が波状帯として見られました。
画像の処理ミスとは思えない、初めて見る線です。


さらに、10/22報告では、本州中部地方から信越地方の前兆を報告しました。

本サイト空の掲示板
No.35006 10/23衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、サハリンが気になりました。
東北南部-小笠原諸島に衛星画像ノイズが見られます。
日本海-東北中部-三陸沖、日本海-北陸-北関東-関東東方沖と2本の欠測の帯が見られます。

衛星画像の欠測の帯は、地震電磁気現象が激しいときに、見られる現象です。
上述のように、この欠測帯の下の
岐阜県飛騨市神岡町地下水観測点で、大きな異変がみられています。

総じて、
紀伊半島から本州中部、北陸、新潟、山形方面で、大きな地震が懸念される状況です。
また報告します。

【無断転載禁止】

   
 2014/
10/23
6:10
 ◎10/22:9時15分頃 沖縄本島近海 M5.5 最大震度4
○概要
沖縄本島北部名護市の北北東111kmの海底。震源の深さ50km
地震の規模:M5.5:
最大震度4:徳之島、沖永良部島、与論島

○前兆
10/16報告で、沖縄上空電離層のイオノグラムの異変
10/17報告で、
No.34596 10月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、奄美大島東方沖に波状雲と雲帯が伴っています。

さらには、直前前兆としては、
九州福岡市観測VLF帯ノイズレベルが、10/21に平常レベルより高くなった。

○今後
今のところ、上述した前兆が新たに見られることはない。



 2014/
10/22
6:31
 ◎本州中部地方から信越地方の前兆
本サイト空の掲示板
No.34943 10/14衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、長野-北関東-福島が気になりました。
■特に気になる雲
・長野-北関東-福島の未完成さざ波雲を中心に、東北南部-北関東-中部-近畿-四国の大気重力波

これが代表的な前兆でしたが、さらに、
No.34996 10月21日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学 投稿者:レモン@愛知
衛星画像からは、長野を中心とした未完成さざ波雲と三日月レンズ雲
などが見られました。

中部地方から信越地方で、M5クラスの地震が懸念されます。

新潟山形方面は、
10/18報告で、
大気中ラドン濃度が、2012/1/19に観測した最高値92ベクレルと同じ最高値を
10/17に記録した。

次第に前兆が重なってきました。


   
 2014/
10/21
6:54

 ◎サハリンの大きな前兆
本サイト空の掲示板No.34984 10月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、日本海側のロシア内陸部に大気重力波が広範囲に発生しています。
元は、サハリンからのように感じ取られます。
サハリンにも大気重力波やレンズ雲が見られます。

★★
2/27:サハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

4/27:ロシアには、未完成さざ波雲と北朝鮮北部にさざ波雲
4/28:北海道で弱い未完成さざ波雲とオホーツク海に波紋状雲
5/17:千島列島全体に大気重力波が現れています。
北海道には、沸き立つ雲が見られ、サハリン南部や中部まで大気重力波が及んでいます。

5/18:北海道東部沖にも、沸き立つ雲と未完成さざ波雲や大気重力波が現れています。
千島列島の北側のオホーツク海にも大気重力波゛広がっていました。

5/20:千島列島に大気重力波が見られます。まだ続いていますね
5/30:サハリン中南部にも断層雲や大気重力波が見られます
6/1:択捉島周辺に、さざ波雲が発生しています。

最近では、
10/5:北海道東方沖の千島列島南部諸島にさざ波雲が終日発生している。
同じ地域に、10/7は、さざ波雲ではなく、大気重力波が発生した。

8か月間にも及ぶ大きな前兆です。



   
 2014/
10/20
5:41

 ◎富士山噴火を想定 初の3県合同訓練 NHK NEWSWEB 2014/10/19:12:14
(引用開始)
富士山の周辺にある3つの県が、噴火に備えた初めての合同訓練を行い、
このうち神奈川県秦野市では、降り積もった火山灰の影響で土石流が発生したことを想定して、
住民が避難する訓練が行われました。

この訓練は、静岡、山梨、神奈川の3県などで作る協議会が、
富士山の噴火による火山灰の影響で避難が必要になる47万人を対象にするなどとした広域の避難計画を
ことし2月に策定したことを受けて、初めて3県合同で開かれ、神奈川県内では5つの自治体が参加しました。

このうち、火山灰の影響で土石流が発生した場合に
地域が孤立するおそれが指摘されている秦野市の蓑毛地区では、住民およそ170人が参加して、
避難する訓練が行われました。

火山灰が道路に降り積もると車が安全に走行できないことから、最初に除雪用の車両2台で灰を取り除く訓練が行われました。
そのあとで住民は、灰を吸わないようにマスクをつけて集合場所に集まり、
自衛隊の車両などに乗って2キロ離れた避難所まで移動していました。

地区の自治会連合会の会長を務める向原勉さんは、
「御嶽山の噴火があったことで住民の意識は高まっているが、
より安全に避難するために訓練を重ねる必要があると感じた」と話していました。
(引用終了)

★★
20世紀以降、
世界で発生したM9クラスの超巨大地震後の経過をみると、

1952年カムチャッカ地震M9・0→カルピンスキ山などが3ヵ月以内に噴火、
1960年チリ地震M9・5→コルドンカウジェ火山などが1年以内に噴火、
2004年スマトラ地震M9・2→タラン、メラピ、ケルート各山が3年以内に噴火

すべて超巨大地震発生後、例外なく火山の大噴火につながっています。

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)M9の超巨大地震発生の凡そ2年8か月後、
2013/11/20:小笠原諸島の西之島で噴火。
11か月経過した現在でも、噴火活動が続く、異例の事態です。

西之島噴火は、上記のM9クラスの超巨大地震誘発噴火でした。

上記のように、2004年スマトラ地震M9・2後には、3つの火山が噴火しています。
西之島で終わりというわけでもなさそうです。

5年以内に富士山は噴火すると、予想をされている木村政昭先生。
木村政昭ホームページ:2013年迄の富士山の地下構造 の記事によると、

「富士山下のマグマが地下数キロか、それより浅いところにまで上昇してきている可能性が推定できます」
と解析されています。

現在予想する、
房総沖巨大地震
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9

このスーパー巨大地震が発生すると、富士山直下のマグマをさらに刺激し、マグマ発泡により
さらに、マグマが上昇するのではないでしょうか。

内閣府の富士山の火山防災対策ページ→こちら
http://www.bousai.go.jp/kazan/fujisan-kyougikai/fuji_map/index.html

ここには、富士山火山防災マップや観光客用マップが公開されています。

富士山噴火の場合には、10分後には、東京にも、火山灰が降ります。
以前も紹介しましたが、2008年に放送された『テレビ朝日 近未来×予測テレビ ジキル&ハイド』の
youtube画像をリンクしますので、イメージしてみてください→こちら。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=b5wD6Pzxr-k

火山灰による大停電や交通機関の全面停止などで、首都機能が喪失する危険性を示しています。


   
 2014/
10/19
7:23
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5、10/12
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。


本年6月より変動がみられ始めた、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

本モニタリング期間:10/12-10/18の7日間のうち、
10/12-10/15、10/18の4日間は
平常な間欠泉周期で、1サイクルあたりの時間は、100-120分となった。

しかし、10/6-10/7に続き、10/16-10/17には、周期は短くなり、凡そ40分となった。

断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日は、
先週に続き、足踏み状態継続になった。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-10/16も断続的に枯渇現象が継続しています。

10/17からは、正常な流量に戻った。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンの最近値は、10-49ベクレルの範囲内です。

愛知県西部観測点さんは、9/27に54ベクレルまでリバウンドしたが、
その後、漸減し、10/5に28ベクレルまで低下し、その後、再度大きくリバウンドしたが、最近値は42ベクレルとなった。

首都圏の指標のラドンは、リバウンドの状態から一進一退の動きだった。
最近値で、30ベクレルを超えているのは、東京新宿さんで、49ベクレルとなった。

上記6観測点すべてで、30ベクレルを下回れば、収束したと判断します。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドン:終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲;

10/5:鳥島近海-八丈島東方沖-関東東方沖の大気重力波や波状雲:小規模
10/8:伊豆諸島から房総半島南東沖に帯状雲
10/11:鳥島近海の弱い大気重力波

10/12:伊豆諸島の新島付近に大気重力波が現れています。強さは感じられません。
10/16:茨城南部沿岸-房総半島沿岸の大気重力波
10/18:房総南方沖-南東沖の大気重力波や、八丈島西方沖の整列雲

★★継続して、小規模な前兆が目立った期間だった。

step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。

ただ、本サイトの環境自然などなんでも掲示板でZebraさんが、
米国NASAとオーストラリアの世界のTECmapを24時間、わかりやすく、動画で、毎日投稿いただいていますが、
9月の中旬以降、日本の南の海の上空のTEC値が継続して高い状態です。

10/14に報告しましたが、伊豆小笠原諸島の巨大地震の地震エコー観測には、最適と思われる
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)におけるFMグアム局の受信強度観測。

1/2の観測開始以降、継続して、グアム局の受信強度は、受信された状態が続き、
受信強度が強い時期は、5月から8月で、ピークは7月の上旬です。

1/2から10/19までの地震エコーをグラフにすると、
9/15以降、一段と、地震エコーが弱まって、現在まで弱い状態が継続しています。

弱まった時期と日本の南海上のTEC値が高い状態がほぼ同期しています。
素直に考えると、地震発生への準備が一段と進んだとも考えれれます。


ただ、STEP2の衛星写真での現象雲

20140423報告で、スーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理しました。

その中で、
2,東日本大震災前の衛星画像解析;本サイト2012/01/10報告

1)大気重力波やさざ波雲の発生回数
2011/2/1以降地震発生までの41日の間に、東日本に、21回発生しています。
西は福井、東は、北海道までです

大気重力波やさざ波雲は、地表面の振動(微振動)で発生すると考えられています。
本サイト;地震予想の基礎その2→こちら。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase7/ikase7kiso2.html

2)東北地方から関東の大気重力波とさざ波雲
東北全域に広がるような広範囲な大気重力波又はさざ波雲は、
2/3,2/16,2/19,2/27,3/2,3/4,3/9の合計7回発生しています。

特に、2/27が鮮明なさざ波雲が、東北全域に発生し、同日、福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。

この2/27が、微振動のピークであったことがわかります。


2011/2/27前後に相当するような非常に激しい現象が今のところは見えません。
また、上記の
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期には変化していない。

これらのことから、
総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

   
 2014/
10/18
6:21
 ◎観測者仲間の観測観察:10/17

○山形県村山地方:大気中ラドン濃度
朝 92
夜 89

○茨城県南部

6時ラドン20電磁波計1.5
21時ラドン20電磁波計1.8
イモリ、シェルター入り
磁石装置、東がお昼に落下。夜になり復活
(東の落下は、過去例では、福島県沖、三陸沖、茨城県沖、茨城県北部の大き目に対応してます)

○東京渋谷
-磁石落下装置-
北3/5、東3/4、南3/4、西3/4 (現在/過去最多のクリップ数
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧していないが、磁力は回復傾向にある
直下型クリップが1ヶ落下も直ぐに復帰

○石川県南加賀地方
お鈴の磁力戻ってきました。
お昼に落下していましたが、付け直し今もそのまま付いています。
試しに取り外してみても、弱々しいですが付きました。ラドンも下がりつつあります。


★★
1、山形県村山地方
大気中ラドン濃度が、2012/1/19に観測した最高値92ベクレルと同じ最高値を
10/17に記録した。

2012/1/19の最高値92ベクレルを観測。その後、減衰し、2/6に、34ベクレルで底値となった。
2012/2/8:新潟県佐渡付近:M5.9:最大震度5強が発生した。

今回も、減衰後の地震が日本海側の山形や新潟で懸念されます。

2、茨城県南部

本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34745] 家鳴り Name:くま@陸前浜街道 New 2014/10/17(金)
今日は弱いながら、茨城沖の発震が出ているようですね。
今日は特に家鳴りが気になります。「ゆれくる」等には出ない程度の無感地震のようです。
客観的なデータが無くて大変恐縮ですが、気になるレベルの頻度なので念のためご報告致します。

ちなみに我が家の鈴落下装置は、
磁力弱めの1号機の鈴が落ちている状態が継続しています。
今月初めの頃、一時的に回復するようにも見えましたが、結局鈴が浮くことなく今に至っています。
6月から落下したまま4ヶ月を経過しています。

10/13と10/15に報告したが、東北地方の太平洋側では、M6クラスの地震が懸念されます。
今のところ、直前前兆となる
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度の上昇は見られません。



   
 2014/
10/17
6:02
 ◎10/16::8時53分 八丈島東方沖 M5.9 最大震度2
○概要
八丈島の南南東182kmの海底、深さ30km
地震の規模は、M5.9、最大震度は千葉県館山市や青ヶ島村で、震度2だった。

○前兆:10/13報告

1、首都圏南側の伊豆小笠原海溝方面の強い地震前兆
八丈島から伊豆鳥島、小笠原諸島方面
首都圏自体には、大きな影響ないと推察する


◎愛知県西部:レモンさんのラドン変動と、周辺の前兆
○本サイト空の掲示板
No.34946 10月14日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

愛知西部からは、夜になって、遠州灘方面に大気重力波が見られました。
衛星画像からは、午前中、四国から紀伊半島及び新潟・福島方面に大気重力波が見られました。

○レモンさんの大気中ラドン変動
10/5の28ベクレルを底にして、10/14に、77ベクレルの最近の最高値
10/14をピークにして、10/16には、48ベクレルまで低下

10/14には、上記のように、はっきりとした現象が目視と衛星画像で見られた。

○本州中部の陸域または沖合で、M5クラスの地震が懸念されます。


南西諸島:昨日の続き
○本サイト空の掲示板
No.34596 10月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、奄美大島東方沖に波状雲と雲帯が伴っています。

★★
奄美大島から沖縄本島方面に、久しぶりに、現象がみられた
   
 2014/
10/16
7:32
 ◎本サイト沖縄本島観測点大気中ラドン濃度観測
2014/10/11に、170ベクレルを観測。
過去最高値175ベクレル:2013/12/15記録 に、迫る観測値となった。

その後、10/15の夜の観測では、109ベクレルまで低下。
61ベクレルも低下した。

本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34721] 【要警戒】沖縄イオノグラム Name:タバサ@千葉県

沖縄イオノグラムでは早朝05:45~06:15頃に、要注意な松明現象が確認されました。
沖縄ではすでにイオノグラム異常を先日報告した対応震の一部が、本日発生していますが、
今日は突発性擾乱も発生しており、引き続き注意が必要です。

★★
南西諸島から台湾、小笠原諸島の上空の電離層のTECが高い状態が
9月の初めから一か月半続きました。


予想する伊豆鳥島周辺のスーパー巨大地震
フィリピン海プレートの圧縮の影響で、その反対側の南西諸島で、前兆が続いているのかもしれません。

伊豆小笠原海溝の海溝型地震で、南西諸島まで、影響が及ぶのか、
過去の例がないため、はっきりわかりません。

念のため、南西諸島から台湾方面は、地震にご注意ください。

 2014/
10/15
6:04
 ◎観測者仲間の観測観察:10/14

○札幌
*クリップ 
南北型も朝に復活しました。 
東西型 +ー0
南北型 +-0
直下型 +-0

○青森県八戸市
水位-3cm

水位低下の異常あり。

○千葉県北部

冷蔵庫落下装置
ずっと7枚で安定してたのですが
久しぶりに落下
現在、6枚

電波時計
冷蔵庫落下装置が落下したのと
ほぼ同じ時刻に
突然、アラームが鳴り出して、
ビックリして見ると、
文字盤の表示が、
めちゃくちゃな文字が並んでいました

電池が切れたのかな?とも思ったのですが、
リセットしたら、元に戻りました。
こんな事は、初めてです。

○滋賀大津市

鈴落下装置
東側 「磁石2個」 11時に落下しているのに気付きました。
直ぐに復活。


★★
10/13に報告しましたが、
東北北部から北海道
M6クラスの地震が再度懸念されます。

札幌観測点では、磁力低下現象が半年以上も続いていましたが、
10/14に、全て、収束。

同時に、青森八戸では、大きな水位低下現象が観察された。

今のところ、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度の上昇は見られません。

   
 2014/
10/14
6:04
  ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ
【お問い合わせ】
いつもサイトを拝見しております。
有用な情報をありがとうございます。
さて、このサイトを見るようになってから、自分でも何かできないかと思い、
先々週、初めて鈴落下装置を作成してみました(ウェブを見ながら、100円ショップで材料を揃えて)。

当然ですが、しばらくはなんの変動もなかったのですが、ついさっき、初めて鈴が落下しました!!!

あまりにも唐突に落っこちたので(当たり前ですが)、すごくびっくりしましたが、落ちた後、少し怖くなってきました。
鈴落下装置で鈴が落ちた後、どのくらいの期間、注意していれば良いものでしょうか。
ご教示頂けますと幸いです(確たる理論がなくても、これまでの経験則でも結構です)。
よろしくお願いします。


【お答え】
ご返答をするために、失礼ですが、頂いたメールに添付されるIPアドレスから
大まかな住所を検索いたしました。

地震の前に、磁力が低下することは、長い間、経験的に知られてきました。
最近では、地震の前に、急増する大気中ラドン濃度の上昇が原因ではないかという仮説があります。

頂いたメールから判断されるお住まいの地域の近くに、私どもの観測者仲間がいます。
10/5には、28ベクレルでしたが、その後、徐々に増加し、10/13には、42ベクレルとなりました。

このラドンの上昇と、お尋ねの磁力低下が関連性があるのかもしれません。

ご質問の「どのくらい注意すべきかです」

地震の規模により、違いますが、
中規模ですと、凡そ1週間、大規模ですと、凡そ3週間、
巨大地震ですと、凡そ3か月から半年以内です。

巨大地震については、東日本大震災の例で説明します。

私どもの観測者仲間に、福島市在住の方がいます。
IP電話ですが、電話で、すごいノイズが、地震の9か月くらい前から、延々と続いていました。

次に、退官された森谷武男先生 (北海道大学理学院付属地震火山研究観測センター)の
VHF帯電磁波散乱体探査法(地震エコー観測法)による地震予報の研究

東日本大震災:2011/3/11前の2010年6月から凡そ半年間、地震エコーを北海道の札幌で観測していました。
同時に、
福島県立医科大学においておよそ同時期の2010年6月から半年間、
ラドンの増加が観測されていたことが明らかになっています。

この変化の形状はVHF地震エコーの変化と非常によく似ています。

森谷先生は、この一致をラドン壊変による大気電気伝導度 の増大説で説明された。

「地表から通常はわずかに大気中へ放出されているラドンガスが
地殻内部のわずかな応力変化に反応して放出量が 増大する.
これが半減期3.8日で壊変してビスマスや鉛になる時に
大気中のエアロゾルや水蒸気と結合して帯電し大気の電気伝導度が 増大する.
したがって電波伝播速度が低下(屈折率が増大)してダクトが生成されてVHF波が通常より遠方まで到達する.」
(S. Pulinets and Ouzounov, 2011)


前置きが長くなりましたが、
大気中ラドン濃度の観測する場所は、できましたら、震源域内が望ましいです。
できなければ、100km圏内。上記の福島市は、震央の100km圏内です。

毎週日曜日にモニタリングしている房総沖巨大地震モニタリング
震源断層は、伊豆鳥島から八丈島と予想しています。

そうであれば、大気中ラドン濃度の観測点の代表は、この付近にすべきです。
しかし、伊豆鳥島は無人島、
どうしたらいいか、ずっと悩んでいました。

今のモニタリングでは、
スーパー巨大地震ですから、広い範囲に影響を与えますので、
今のモニタリングは、指標の6観測点で、代表しています。

ところが、静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)が
2014/1/2から始まりました。
なんと、ありがたいことに、マリアナ諸島のグアムのFM局をモニタリングしています。

伊豆小笠原諸島の巨大地震の地震エコー観測には、最高の観測です。

その結果を見ますと、1/2から継続して、グアム局の受信強度は、受信された状態が続き、
受信強度が強い時期は、5月から8月で、ピークは7月の上旬です。

その受信強度が10/5頃を最後にして、終息しているように見えます。

そうしますと、東日本大震災の実例をそのまま無理やり、あてはめると、巨大地震の発生は、
12月末ごろになります。

もちろん、今回は、東日本大震災と、大きく場所が異なりますので、そのまま、当てはめるには、
無理があります。

また、グアムのFM局の受信強度も、リバウンドするかもしれません。


地道に、数々の観測を毎週モニタリングするしかないと思います。
ご質問の観測が、この巨大地震の前兆の一部かもしれません。

モニタリングでは、なんとか、7日以内の地震発生予想を目指しています。
巨大地震の地震発生予想は、むずかしいのですが、観測者仲間の皆様と一緒に頑張ります。


◎観測者仲間の観測観察:10/13

○愛知県東部

・方位磁石
朝:2.5度東偏角
夜:0度
(9/26から再び、東偏角)

☆迷走?していました方位磁石が18:30『0度』になりました。
前回、同じ様な動きで迷走?していた方位磁石が『0度』になった
3日後に御嶽山噴火が起きています。
今回の迷走?は、何を捉えているのでしょう。


○千葉県北部
東京都練馬区 りんご様からのメールで
りんご様のラドン
先週10月6日に過去最高の【22】となり
昨日、急落して.最低の【2】
現在、【9】と通常の【10】まで、後一歩となったそうです


★★
東京練馬のラドンは、上記、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)の
FMグアム局の受信強度観測結果の収束と一致しているのかもしれません。


   
2014/
10/13
6:02
最近の強い地震前兆:9/26報告後の整理

毎週日曜日にモニタリングしている房総沖巨大地震モニタリング以外です。


1、首都圏南側の伊豆小笠原海溝方面の強い地震前兆
八丈島から伊豆鳥島、小笠原諸島方面
首都圏自体には、大きな影響ないと推察する

2、東北北部から北海道
下記の前兆から、M6クラスの地震が再度懸念されます。

No.34913 10月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
北海道や東北では、未完成さざ波雲や大気重力波が見られます。
また、秋田沖に亀裂状雲が見られます。少し気になります。

No.34909 10/10衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
■特に気になる雲
・北海道を中心に、北海道-東北-三陸沖の大気重力波

3、 千島列島南部から北海道北部:サハリン

10/5:北海道東方沖の千島列島南部諸島にさざ波雲が終日発生している。
同じ地域に、10/7は、さざ波雲ではなく、大気重力波が発生した。


4、紀伊半島周辺
9/17に報告した
1、本サイト徳島県南部観測点
8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。

2、本サイト空の掲示板
No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。
また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。
この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。

3、本サイト空の掲示板
No.34634 9月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊半島南東沖から発した強烈な電磁波軌跡線が波状帯として見られました。
画像の処理ミスとは思えない、初めて見る線です。

以上、主として4点です。
伊豆小笠原海溝&東北北部&千島列島南部&紀伊半島周辺。



ただ、栃木県北部から、茨城福島(沖含む)には、M6以上の地震が既報のとおり
否定できない。

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度がいつ大きく上昇するか注目しています。
(昨日報告の通りで、東北北部方面も同じ)


   
 2014/
10/12
4:46
 ◎10/11::11時36分頃 青森県東方沖 M6.1 最大震度4
○概要
青森県八戸市:東北東154kmの海底、深さ10km
地震の規模は、M6.1
最大震度4 青森南部町
東北の全域と北海道の太平洋側で、震度1-4を観測した。

○昨日報告した、
静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度が、10/10、著しく上昇した。

これが直前前兆で、
9/30の東北全域に、さざ波雲が、主たる前兆。11日後の地震発生だった。

○9/30:宮城県仙台市で、顕著な磁力低下
この大きな前兆に、本地震が全て対応するのか、
まだ大きな疑問が、ありますので、
引き続き、上記、地震エコー観測で、異変があれば報告します。

10/11には、20時半ごろ
グアム局で、最大値で、15dBm、、山形新庄局で、最大値で、20dBmの
受信強度上昇があった。
平均値の上昇は見られない。
首都圏で、地震が発生したとしても、M5クラスだと思われます。


◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29、10/5
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。


本年6月より変動がみられ始めた、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

本モニタリング期間:10/5-10/11の7日間のうち、
10/5、10/9-10/1130-10/3の4日間は
平常な間欠泉周期で、1サイクルあたりの時間は、100分となった。

しかし、10/6-10/7には、周期は短くなり、60分となった。

断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日は、
足踏み状態継続になった。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-10/11も断続的に枯渇現象が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンの最近値は、10-69ベクレルの範囲内です。

愛知県西部観測点さんは、9/27に54ベクレルまでリバウンドしたが、
その後、漸減し、10/5に28ベクレルまで低下し、その後、再度大きくリバウンド。最近値は69ベクレルとなった。

首都圏の指標のラドンは、リバウンドの状態から一進一退の動きだった。
最近値で、30ベクレルを超えているのは、東京新宿さんで、37ベクレルとなった。

上記6観測点すべてで、30ベクレルを下回れば、収束したと判断します。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドン:終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲;

10/5:鳥島近海-八丈島東方沖-関東東方沖の大気重力波や波状雲:小規模
10/8:伊豆諸島から房総半島南東沖に帯状雲
10/11:鳥島近海の弱い大気重力波

★★比較的、小規模な前兆が目立った期間だった。

step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。


総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

   
 2014/
10/11
5:56
 ◎静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
4局:特にFM山形新庄局の受信強度が10/10:著しく強まる


○10/1報告で、9/30には、

東北全域に、さざ波雲、
青森県八戸市観測点で、水位低下
宮城県仙台市で、顕著な磁力低下

三者が同時に発生した。

○9/26報告で、

2、東北北部
下記の前兆から、M6-M7の地震が懸念されます。
9/18報告
青森八戸観察の水位低下が、9日間で、元に戻ったようです。
(その後、2日間ほどリバウンド)

本サイト空の掲示板
No.34677 9月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、関東から東北沖に大気重力波や波状雲が広がっています。
帯状レンズ雲も中部から北関東方面に向かっています。
よって、東北・関東方面沖が要注意でしょうか。

10/2報告で、
「「静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度がいつ大きく上昇するか注目しています。
これが、直前前兆になると思います。」」


その受信強度が、
10/10:10時半ごろから12時ごろにかけて、著しく増大した。
平均値の受信強度で示します。

グアム局:100.3MHz::8dBm上昇
三重県志摩局:78.1MHz:18dBm上昇
鹿児島:79.8MHz:12dBm
山形新庄局:50dBm

山形新庄局の受信強度増大は、本観測点観測開始2014/1/2以来、最も高い値だった。

4局全てで、受信強度が増大し、特に、山形で大きく、グアムでかなり小さいということは、
静岡県函南町の上空の電離層で
北側に大きく、東西にも広がった形で、異変がみられたということです。

2014/5/5:伊豆大島近海M6:最大震度5弱:東京千代田区の地震の際には、

上記の山形新庄局の受信強度は、4/22、5/2、5/3、5/4と増加し、
特に、地震前日の5/4に長い時間、強い強度で、受信強度が増加した。
最大の受信強度は、5/4に観測した、43dBmだった。

今後どのような経過になるかわかりませんが、
首都圏から東北の沖および内陸(栃木県北部含む)で強い地震が予想されます。

また、続報を報告します。

【無断転載禁止】

   
 2014/
10/10
6:06
 ◎蔵王山で火山性微動 気象台「突然噴火の可能性も皆無ではない」と注意喚起
産経ニュース2014/10/9

(引用開始)
仙台管区気象台は9日、蔵王山(山形、宮城県)で同日、火山性微動が観測されたとして
「紅葉シーズンの登山客は安全に気を付けてほしい」と注意を呼び掛けた。
噴火警戒レベルは1(平常)のまま変えていない。

 気象台によると、8日には山形大が、山頂付近にある火口「御釜」の湖面の一部が白く濁っているのを確認した。
約15分後に消え、水温に変化はなかった。9日に気象台が調べたが、白濁は確認できなかった。

白濁は1940年に小規模な噴火が起きた際にも見られた。

気象台は9月30日~10月9日午前の間、火山性の地震を18回、微動を3回観測。
山頂近くがわずかに膨張しているのも確認し、火山ガスなどの影響の可能性があるとしている。

気象台の担当者は「御嶽山のような突然噴火の可能性も皆無ではない。注意深く監視していく」と話している。
(引用終了)

★★
蔵王山では、10月に入ってからすでに2回の火山性微動が観測されています。
火山性地震はやや活発な状態です。
また、「熱水等地下の流体の振動等が原因とされている低周波地震も時々発生」しています


霧島連山えびの高原周辺で地震活動
NHKNEWS WEB 10月8日 22時20分

(引用開始)
霧島連山の北西側のえびの高原周辺で去年の暮れから火山性地震が続き、
この夏には火山性微動も観測されたことから、
気象庁は火山の状況に関する情報を発表して今後の活動の推移に注意するよう呼びかけています。

気象庁が8日に発表した先月以降の火山活動の概況によりますと、
3年前に噴火した霧島連山の新燃岳では、
去年12月ごろから北西側の地下数キロにあるとみられるマグマだまりが
膨張している傾向を示す地殻変動が観測されているほか、
新燃岳の北西側に隣接する韓国岳の周辺で体に感じない火山性地震が続いています。

さらに、韓国岳の北西側に当たるえびの高原の硫黄山周辺では、火山性地震のほか、
ことし8月20日には、これまで観測されたことがなかった火山性微動がおよそ7分間にわたって発生したということです。

気象庁はえびの高原の硫黄山周辺では、今後、噴気や火山ガスが噴出する可能性があるとして、
8日夕方、火山の状況に関する解説情報を発表し、今後の活動の推移に注意するよう呼びかけています。

また、新燃岳については、引き続き火口周辺警報を出して火口からおよそ1キロの範囲では
噴石などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁は、地元の自治体などで作る協議会で登山者や観光客などに注意を呼びかけるかどうかも検討することにしています。
(引用終了)

★★
東日本大震災前に噴火した霧島連山の新燃岳に、再び、マグマだまりが膨張した。
さらに、
えびの高原の硫黄山周辺では、火山性地震のほか、これまで観測されたことがなかった火山性微動が発生した。


その他、活発化している火山は、群馬県の草津白根山です。
6月初めに噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引きあげられました。

最近では、次のような変化が認められています。
湯釜付近の膨張を示す地殻変動が観測されている。
北側噴気地帯のガス成分に活動活発化を示す変化がある。

   
 2014/
10/09
6:01
 ◎沖縄本島での前兆

○9/20報告
○本サイト沖縄本島観測点:9/19
電磁波簡易測定器で、赤の警告が久しぶりに出た。

同日、
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34296] 【要警戒】沖縄イオノグラム 

警戒級の地震性のEスポが出ています。
しかも11MHz以上と延びています。また地放ノイズも出ています。

電磁波の警告が出た本サイトの沖縄本島観測点の上空では、同日、
電離層の異変も観測された。


○本サイト沖縄本島観測点:10/8
電磁波簡易測定器で、赤の警告が9/19以来初めて、出た。

同日、
本サイト環境自然などなんでも掲示板
34607] 沖縄イオノグラム 
沖縄でEスポが発生。ダブル手動だと8.8MHz程度はあり、偽像あり、地震性、要注意です。


★★
スポラディックE層(スポラディックイーそう、Es層、略称Eスポ)とは
春から夏ごろにかけて、主に昼間に上空約100km付近に局地的に突発的(スポラディック)に
発生する特殊な電離層です。

すでに、Eスポのシーズンを過ぎていますので、地震性と考えていいと思われます。

南西諸島の上空の電離層のTEC値も、台湾周辺を中心に高い値が
一か月以上続いています。

沖縄本島での異変が、9/19と10/8の2回、発生しました。
警戒すべき状況になってきました。


観測者仲間の観測観察:10/8
○青森県八戸
水位低め
ラドンが、昨日から-10の急落です。

○愛知県東部

・方位磁石
朝:1.5度東偏角
16:55に5度東偏角→10度東偏角→17:00に7度東偏角と、5分間で
方位磁石の針の動きが激しかったです。

20:06左右に針が大きく揺れた後、2度東偏角となった。
夜:1.5度東偏角
(9/26~再び、東偏角)

☆因みに、9/23・9/24の2日間方位磁石の針が左右に
大きく揺れる現象が起きています。


   
 2014/
10/08
6:30
 ◎本サイト空の掲示板No.34877 10月7日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

「「衛星画像は、千島列島南部諸島に大気重力波が見られます。」」

★★
10/6報告に記載した、

10/5「「「北海道東方沖の千島列島南部諸島にさざ波雲が終日発生していると思われる。」」
同じ地域に、10/7は、さざ波雲ではなく、大気重力波が発生した。


◎本サイト観測者仲間の観測観察:10/7
○愛知県東部

・ハムスターの運動量
28384回 ⤴️⤴️⤴️
(ハムスターの運動量が、10/3からUPしています。)

★★
9/28報告、御嶽山噴火その2に記載しましたが、
愛知県東部観測点さんの、ハムスターの運動量は、噴火の前兆をとらえていると判断できます。

   
 2014/
10/07
6:19

 ◎本サイト島根県東部観測点大気中ラドン濃度過去最高値

島根県東部観測点大気中ラドン濃度が、2014/7/9-7/10に記録した97ベクレルを、
10/6夜に更新し、101ベクレルとなった。

7/10以降は、7/24に、50ベクレルまで減衰し、その後は、50-85ベクレルの範囲内で、増減を繰り返していたが、
10/4に92ベクレルとなり、その後、さらに、高くなり、10/6に、過去最高値となった。

観測開始は、2014/4/4で、観測日数は、186日です。

今後の推移がどうなるか、注目されます。


10/6:富山県の奥田北観測井の地下水位低下と岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度上昇

○岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度上昇

岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度が、10/6の01時から3時にかけて、
4000-8000カウント上昇した。黒ラドン(ラジウムF:RaF)の上昇です。

9/27の御岳山噴火臨時報告にも記載しましたが、
岐阜大学神岡町 割石温泉:9/17:14時半ごろ 
黒ラドン(ラジウムF:RaF)が7000カウント上昇。

噴火は、その9日後でした。

○富山県の奥田北観測井の地下水位低下

9/27の御岳山噴火臨時報告にも記載しましたが、
富山県奥田観測井の地下水位が御岳山噴火前一か月近く、断続的に、異変がみられた。

その富山県奥田観測井の地下水位が
10/6:6時-17時にかけて、地下水位が5-10m低下した。

さらに、10/7:0時にも、9.63mまで、地下水位が低下、
今の時間でも、低下が継続しています。

気象庁 (火山観測網) V.ONTA 長野県 御嶽田の原上(たのはらうえ)観測点でも、
10/6の08時ごろ、かなり大きな変動が観測されています。

富山北観測井で、大きく地下水位が低下した時間帯10/6:6-17時と完全に同期しています。
御嶽山の地殻変動を、岐阜その隣の富山で、とらえていたものと推察します。

本サイト空の掲示板
No.34870 10/6衛星画像
■特に気になる雲
・四国-近畿-中部に大気重力波

大気重力波が発生している地域に御岳山は含まれ、

岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度:10/6の01-03時に上昇。
富山県奥田観測井の地下水位が10/6:6時-17時に5-10m低下。
気象庁 (火山観測網) V.ONTA 長野県 御嶽田の原上(たのはらうえ)観測点:10/6の8時ごろの大きな変動

これらと、同期していると推察した。

これらの観測観察から
今後、御嶽山の噴火は、終息せず、まだ、継続すると予想されます。



   
 2014/
10/06
6:11
 ◎本サイト空の掲示板No.34862 10月5日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

「「衛星画像からは、北海道東方沖の千島列島南部諸島にさざ波雲が終日発生していると思われる。
時系列衛星画像を入れておきます。中規模程度は、起きそうな気配です。」」

★★
34862の5枚目の投稿画像を見てください。

10/5の朝の7時から15時まで、継続して、千島列島南部の上空に、明瞭なさざ波雲が発生しています。

地面が微振動で、震えていることがはっきりわかります。

北海道の北部から、千島列島の択捉島、サハリンに至る地域で、
M6に近い、強い地震が発生することが予想されます。

余談ですが、
10/5に継続して北海道北部に発生したさざ波雲。
このような現象が、房総半島から、八丈島、伊豆鳥島に発生すれば、
この現象が、ピークと判断します。

20140423報告で、スーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理しました。

その中で、
2,東日本大震災前の衛星画像解析;本サイト2012/01/10報告

1)大気重力波やさざ波雲の発生回数
2011/2/1以降地震発生までの41日の間に、東日本に、21回発生しています。
西は福井、東は、北海道までです

大気重力波やさざ波雲は、地表面の振動(微振動)で発生すると考えられています。
本サイト;地震予想の基礎その2→こちら。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase7/ikase7kiso2.html

2)東北地方から関東の大気重力波とさざ波雲
東北全域に広がるような広範囲な大気重力波又はさざ波雲は、
2/3,2/16,2/19,2/27,3/2,3/4,3/9の合計7回発生しています。

特に、2/27が鮮明なさざ波雲が、東北全域に発生しています。

3)福島周辺
41日間の前兆で、特に目立つのが、福島周辺です。
(上記の大気中ラドン濃度の変動報告も、福島市観測です。)

2月7日;;福島周辺にはさざ波雲。
2月10日;;朝から夕方まで、福島から沖まで大気重力波。
2月14日;;福島の周辺で狼煙雲。
2月27日;;福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
3月4日;;新潟・長野北部・群馬・栃木・福島のエリアに、さざ波雲崩れのような大気重力波。


このように、2011/2/1以降地震発生までの41日の間に、
東日本に、21回発生した大気重力波やさざ波雲。

特に、2/27が鮮明なさざ波雲が、東北全域に発生し、同日、福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。

この2/27が、微振動のピークであったことがわかります。
2/27に該当する日を、見つけることが、今の房総沖巨大地震モニタリングの一つの目標です。


◎本サイト環境自然などなんでも掲示板
34569] 磁石について Name:える New 2014/10/06(月)

「「今日の午前中に磁石が20cmほどずり落ちていたのでご報告させていただきます。
とても強力な磁石でお菓子を沢山ぶら下げている物なのです

朝起きた時ずり下がっていました。
夜中の3時くらいまで起きていたのでその後起きてくる午前8時半までの間とその後直してお昼までにもう一度です。
ずり幅は同じくらいでした。
当方は大阪市東成在住2階の冷蔵庫にくっつけているものです。」」

★★
20140926報告でまとめた最近の強い地震前兆
◎紀伊半島周辺
これに関連していると推察します。

   
 2014/
10/05
6:22
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21、9/29
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。


本年6月より変動がみられ始めた、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

本モニタリング期間:9/29-10/4の6日間のうち、9/30-10/3は
平常な間欠泉周期で、1サイクルあたりの時間は、100分となった。

しかし、10/4には、周期は短くなり、40分となった。

断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日は、
一度、足踏み状態になった。

駿河湾地震&八丈島東方沖地震の1か月間は、周期は40分だった。
駿河湾地震の1日前には、さらに短くなり、周期は20分となった。

本年6/14から、10/4までの期間で、周期が40分になった日は、延べ日数で22日となった。

駿河湾地震&八丈島東方沖地震の1か月間で、記録に残る、周期が40分になった日は13日だった
(欠測があるため)

周期が40分になった延べ日だけで、2009年の駿河湾地震前と比べると、もうすでに、2009年と同等以上です。
周期が20-30分になった日も、すでに、4日ある→8/16、8/18、8/23、8/27

継続して、間欠泉が短周期になったと判断されれば、さらに、もう一段、地震発生へ、
近づいたことになります。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-10/04も断続的に枯渇現象が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンの最近値は、5-38ベクレルの範囲内です。

愛知県西部観測点さんは、9/27に54ベクレルまでリバウンドしたが、
その後、漸減し、最近値は30ベクレルとなった。

首都圏の指標のラドンは、リバウンドの状態から一進一退の動きだった。
最近値で、30ベクレルを超えているのは、東京渋谷さんで、38ベクレルとなった。

上記6観測点すべてで、30ベクレルを下回れば、収束したと判断します。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生では、本期間では、

まったく発生は見られなかった。

step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。


総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。


   
 2014/
10/04
5:47

 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ
【お問い合わせ】
いつもありがとうございます。阪神大震災の後地震予知に興味を持ち、
311を全く予知できなかったことにがっかりしてこちらのサイトに辿り着きました。それ以来ずっと拝見しております。
いつも丁寧な情報発信に頭が下がります。

一つ質問なのですが、
こちらのサイトで指標としているラドン濃度が、例えば地震の数か月前に上がるというようなものであったら、
通常大地震の後で余震が続くことになるとすると、その余震の数か月前にも余震が起きる場所の近くでは
数値が上がることになると思います。

とすると、全観測点での濃度が一斉に完全に下がるということはないのではないでしょうか?
平均値をみても判断つきかねるのではないでしょうか。

311の後で沼津や長野などかなり離れた場所でも大きな余震があったことを考えています。
これについてはどのようなお考えなのでしょうか。機会がありましたらお教え願いたいと思っております。

話は違いますが、
昨年10月14日~17日頃指標が愛知で16、渋谷でも17になるなどかなり下がって何かあるあると思っていたら、
11月20日に小笠原の噴火がありました。

今年の夏も徐々に下がってきて8月31日に愛知で急落、渋谷以外は収束という情報から
やはり何かありそうだと思っていたところ、9月20日に御嶽山が噴火しました。

事前にどこで何という予知はしていないものの、
この2回以外には随分下がったなと感じたタイミングはなかったことを考えると
それなりに意味のある前兆をとらえていると思いました。

こちらのサイトには9月12日の御嶽山の火山性微動の情報ものっており、
受け止め方は自主判断でも情報は出すという意味で、公的機関の一歩先を行っていると思います。

予知は本当に難しいですが、あきらめることなく情報に目を通しその都度対応を考えますので、
どうか健康に気をつけて情報発信を続けて下さい。


【お答え】
毎週続けているモニタリングの報告を受けて、昨年10月と本年夏のラドンの低下と
小笠原西之島の噴火と御嶽山の噴火を丁寧に見ていただき、ありがとうございます。

私は、東日本大震災時に、大きな地震が発生すると予想していましたが、まさか、超巨大地震が発生するとは、
思いませんでした。

ただ、前兆期間が異常に長い。半年以上、ラドンの異変や大気重力波の発生などが続きました。
そうしますと、人間ってそんなに長い間、緊張を保つことはできません。
力づよく、おおきなじしんがくるぞーーっていえませんでした。

あの超巨大地震。巨大津波などで、2万人以上の方が他界しました。
地震のサイトを持っている私としては、何ができたのだろって考えると、無力感でいっぱいでした。

自分の力の小ささを痛感しました。正直、もう、地震のサイトをやめようかっても考えました。
でも、2万人のなくなった方は、どう思うのだろう。

この巨大地震の前兆を整理して、次に備えてほしいといわれているような気がしました。


それで、今のモニタリングの型式
step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

この三ステップで、前兆を整理していけば、次の巨大地震の発生時期を予想できると仮説をたてました。

さて、ご質問の
「全観測点での濃度が一斉に完全に下がるということはないのではないでしょうか?」という点です。

巨大地震の前兆は延々と続きますので、指摘される通り、一斉にラドンが下がることはないかもしれません。
一斉に下がっても、また、リバウンドすると思います。

そのため、上記のstep1-step3の前兆以外に、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
観測者仲間の皆様の磁石落下装置や鈴落下装置などの「磁力低下観察」
他にも、数点加えて、
上記のstep1-step3の判断を補足し、判断を誤らないようにしています。

もう一点のご質問
「311の後で沼津や長野などかなり離れた場所でも大きな余震があった」
この点とラドン濃度の関連性です。

東日本大震災は、M9の超巨大地震でした。震源域の東北沖だけではなく、
日本の陸のプレートも、この巨大地震の影響を大きく受けています。
それで、静岡の富士山直下や長野県で、大きな地震が、発生しました。

次の超巨大地震が、伊豆鳥島周辺で発生したら、
巨大津波が、千葉の銚子周辺から、房総、(相模湾)、静岡、愛知外海、三重南部、和歌山、
徳島、高知、宮崎など、本州の太平洋側を襲います。

その後は、東日本大震災と同様に、富士山のマグマを刺激し、富士山の噴火や
本州内部での大きな地震が後続するのではないでしょうか。

富士山が噴火したら、首都圏でも、大きな地震が起きやすくなるでしょう。
そうして、フィリピン海プレートの圧縮はさらに進み、
巨大地震は連鎖し、日向灘周辺で、また、巨大地震が発生することになると思います。

自分たちは、このような想定のもとに、ラドンや大気重力波などの各種の観測観察を総合判断して、
地震の危機を訴えることができればと考えています。

ラドンだけで、判断するのではなく、複数の観測観察の総合判断を目指しています。

どこまでできるかわかりませんが、観測者仲間の皆様や本サイトに情報をお寄せいただく皆様と
協力しながら、少しでも、地震と津波の防災を訴えていければと思います。


   
 2014/
10/03
6:00
 ◎静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)の
FM山形新庄局の受信強度


10/3:11時半ごろから17時半ごろにかけて、平均値で、5dBmの受信強度が継続して、増加した。
平均値の受信強度上昇は、7/24以来の、2か月半ぶりの受信強度上昇だった。

平均値の5dBmの上昇は、大きな上昇ではないのですが、
上昇時間が、6時間も継続したのは、本観測点観測開始:2014/1/2以来、初めてのことです。

昨日も報告した、北関東から東北(沖含む)のM6以上の大きな地震直前前兆なのかもしれません。
初めての事態ですので、本日どのような観測になるのか、注目しています。


御嶽山噴火は「関東大震災」「南海トラフ地震」の引き金だ ::日刊ゲンダイ::2014/10/2

自分なりに、共感できる部分のみ、引用します。

「「3.11の東日本大震災の2カ月前、霧島山・新燃岳(鹿児島)が噴火。
1950年の三原山噴火後、53年11月に房総沖地震が発生。
04年9月の浅間山噴火の翌月、新潟中越地震が起きている。」」

「「御嶽山は太平洋プレートのプレートの先端に当たり、
直線上の富士山に影響を与えるとみています。その富士山は地震と密接なかかわりがある。

1703年の元禄関東地震の4年後に富士山が噴火しました。御嶽山→富士山→首都直下地震の連鎖も心配です。
御嶽山の周辺は、中部地方を襲った天正地震(1586年)の震源地も重なるので不安要素は絶えません」」
(元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)

「御嶽山の噴火は、南海トラフ地震に影響するフィリピン海プレートの圧縮を受けて生じているのです。
同様の力を受けて、
九州では、桜島、霧島新燃岳、口永良部島などで噴火が始まっています。
また、大阪を南北に貫く上町断層、生駒断層(大阪)、花折断層(京都)、琵琶湖西岸断層(滋賀)、
養老断層(三重・岐阜)、伊勢湾断層などの活断層が、内陸直下型地震を起こしかねません」」
(立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授)

★★
濱嶌氏は、太平洋プレートとのかかわりで、富士山噴火に影響を与えると推察している。

高橋学教授は、フィリピン海プレートの圧縮を受けて、
御嶽山や桜島、霧島新燃岳、口永良部島などで噴火が活発化したことを指摘された。


私どもが予想する、八丈島から伊豆鳥島近海での超巨大地震(モニタリングの想定3)の
前駆活動の一部が、御嶽山の噴火ではないかと考えます。

伊豆・小笠原海溝は、
フィリピン海プレートに太平洋プレートが沈みこむことによってできた海溝です。

富士火山帯は、
本州中部を南北に縦断する火山帯。フォッサ・マグナ沿いに走り,南は太平洋上のマリアナ諸島にまで連なる。

現在、この火山帯の南の西之島で、凡そ10か月も連続する、異例の噴火が発生中。

この火山帯の周辺で、次に、大きな地震活動が発生すると考えたほうが、自然だと思います。


   
 2014/
10/02
6:02
◎ 本サイト環境自然などなんでも掲示板
34505::10月1日のTEC Map 動画
(引用開始)
本日のTEC MAPは、昨日同様に南米、太平洋、アジアともに非常に高い状態でした。
日本付近も同様に非常に高く、赤い部分が九州に少しかかっていました。

オーストラリア版では細かいディテールが見え、その中でも動かずに高くなっているのが、
南米のチリや太平洋のバヌアツ、台湾付近のようです。

★★
9月に入って、台湾を中心に、その上空の電離層全電子数TECが非常に高い状態です。
約一か月が経過しました。
いつ、収束するかが注目です。

◎北関東から南東北
本サイト東京渋谷観測点

-磁石落下装置-
北3/5、東3/4、南3/4、西3/4 (現在/過去最多のクリップ数
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧していないが、磁力は回復傾向にある

★★
9/30には、
東北全域に、さざ波雲、
青森県八戸市観測点で、水位低下
宮城県仙台市で、顕著な磁力低下

三者が同時に発生した。


これが前兆のピークのようです。

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度がいつ大きく上昇するか注目しています。

これが、直前前兆になると思います。
今のところ、静穏です。

北関東から東北(沖含む)のM6以上の大きな地震前兆です。


   
 2014/
10/01
5:27
 ◎御岳山噴火関連

1,富山県の奥田北観測井の地下水位
9/29には、噴火前の9/26の地下水位低下より大きな水位低下を見せたが、
9/30には、水位低下はなかった。

2、御嶽山の山麓の王滝村観測井の地下水位。
一日に一回しか、更新がないため、9/30の10時頃までのデータですが、
噴火発生後は、継続して、大きな地下水位の変動なし。

3、気象庁 (火山観測網) V.ONTA 長野県 御嶽田の原上(たのはらうえ)観測点
9/29の19時~9-30の1時ごろまで、大きな変動がみられ、その後、4時間くらいは静穏だったが、
9/30の6-8時、9/30:11時からは連続して大きな変動がみられ、10/1の2時半ごろには、きわめて大きな変動がみられた。

9/27の噴火開始の11時間前の9/27の0時台の変動には達していないが、
現在の時刻:10/1:4:55には、3時までのデータしか観閲できないため、今後が気になる変動です。

4、本サイト空の掲示板
No.34816 9月30日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、長野から上信越にかけてさざ波雲と海岸線沿いに断層状雲が見られた。

※御嶽山の東側に未完成のさざ波雲と、長野から上信越にかけてさざ波雲が発生しています。
地表面の微振動で、発生するさざ波雲が、9/30に発生した。

★★
気象庁は30日、
御嶽山で29日夜から、水蒸気などの動きを示す火山性微動が大きくなるとともに、
空振(くうしん)と呼ばれる空気の振動現象が観測されていると発表した。

「地下から供給される水蒸気の量が増えている可能性がある」と分析。
山の内部の圧力が高まった場合、27日と同規模の水蒸気爆発が起きる可能性があるという。

昨日
「再度、9/27と同程度かやや強い噴火が発生する可能性がある」と報告しましたが、

9/30には、火山性微動と空振(くうしん)が発生し、
御嶽山の東側には、未完成さざ波雲が発生しています。

火山観測網V.ONTA 長野県 御嶽::田の原上観測点では、
9/30の11時ごろから大きな変動がみられ、継続しています。

これらのことから、昨日報告したように、
「再度、9/27と同程度かやや強い噴火が発生する可能性がある」状態が継続しています。

自衛隊、警察、消防の皆様の救助作業が続いていますが、
皆様のご無事を心からお祈りいたします。


観測者仲間の観測観察:9/30

○青森県八戸市
水位1cm低下

○福島県いわき市::方位磁石
朝:東2度→夕:東1度
昨日の戻り具合をさらに更新。東に偏角してから、最も戻っています。
東に偏角して217日目

★★
本サイト空の掲示板
No.34816 9月30日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学によると、
東北ほぼ全域の上空に、さざ波雲が発生。

本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34481] 仙台在住のコンドルさんのマグ落下 Name:タバサ@千葉県
9/30
仙台在住のコンドルさんの4方向のマグネットがすべて落下したそうです。かなり本格的な磁石落下装置です。

ご本人によると、
マグ全部落下は過去4回。
最短で2014年8月25日→9月3日栃木県北部M5.1/9月16日茨城南部M5.6
最長2013年1月17日→2月25日栃木北部M6.2

9/30には、
東北全域に、さざ波雲、
青森県八戸市観測点で、水位低下
宮城県仙台市で、顕著な磁力低下

三者が同時に発生した。



○東京葛飾

直下型全方位が終息です。
直下型南が3→6連と急激なる磁力回復です。
水平型東西方向だけが終息せず3連です。

★★
9/26にまとめていますが、
首都圏南側の伊豆小笠原海溝方面の強い地震前兆
八丈島から伊豆鳥島、小笠原諸島方面

首都圏自体には、大きな影響ないと推察する

この地震がそろそろ、スタンバイになりそうです。


   
 2014/
09/30
6:11
 ◎御岳山噴火の前兆

1、9/28:火山噴火予知連絡会藤井敏嗣(としつぐ)会長会見

「もともと今回起こった水蒸気爆発を予知するのは非常に難しい。
突発的に起こることが多く、11日の(火山性)地震が前兆なのかという保証もない。

それをもって予知に失敗したというかもしれないが、ある意味では仕方のない状態。
われわれの火山噴火予知に関するレベルというのはまだそんなもの。
ただ、もう少し情報の伝達に関しては、直接、登山客に対する働きかけがあってもよかったかもしれない」

「こういう異常があって、次にどういうことが考えられるか、もう少し丁寧な情報発信があってもいい。
噴火警戒レベルがあるから100%予知ができる、
噴火の前に(警戒)レベルを上げることができるというようなことは考えないでほしい。

今回、今まで御嶽山で経験したことのない現象を経験したわけですから、
警戒レベルそのもの、レベルの上げ方を改善していく余地はある」

御嶽山の観測体制の増強について
「それは当然。御嶽山の観測体制は必ずしも十分だとは思えない。
例えば傾斜計を設置しているところは1点しかないとか、地震計も必ずしも適切な位置に設置されているとは限らない。
もっと観測体制を充実させる余地はあると思う。今後のことを考えれば当然、観測体制の充実は図られるべきだと思う」

★★
以上、主要な点のみ、発言を引用しました。
山体の膨張などの地殻変動を伴なわない水蒸気噴火予知の難しさを、会長は語られた。

ただ、「情報の伝達に関しては、直接、登山客に対する働きかけがあってもよかったかもしれない」という
発言に、犠牲者が多く出た噴火に対して、今後の改善点などを述べられたことはよかったと思います。


2、テレビ朝日:9/29:スーパーJチャンネル
火山噴火予知連絡会 副会長 中田 節也 東京大学 地震研究所 教授も出演された。

この中で、9/11の火山性地震以外に、前兆はなかったのかという特集がされた。
1、山小屋に噴火前日より滞在していた登山者
「亜硫酸ガスのにおいが前日、強かった。」

2、御嶽山山麓に在住の方
「噴火の3日くらい前に、どんとつきあげる地震があった。」

3、地元在住の写真家(他の番組での談話)
去年ぐらいから、今回噴火した周辺で、水蒸気の噴出(ジェット)が、よく発生していた。
その前、3年間は、そのような水蒸気の噴出もなく、静穏だった。

これらの発言を受けて、中田教授は、これらの情報を、噴火予知に活用できるような仕組みを検討すると話された。


◎御岳山噴火関連

本サイト環境自然などなんでも掲示板:[34462] 富山県の奥田北観測井の地下水位にも記載されていますが、
9/29は
朝7時には、地下水位が-9.65m
11-17時には、-5から-6m。

大きく長い時間、地下水位が低下した。
この水位低下は、御嶽山噴火前日の9/26の水位低下より、やや大きい。

一方、御嶽山の山麓の王滝村観測井の地下水位。
一日に一回しか、更新がないため、9/29の10時頃までのデータですが、
噴火発生後は、継続して、大きな地下水位の変動なし。

気象庁 (火山観測網) V.ONTA 長野県 御嶽田の原上(たのはらうえ)観測点の
1時間ごとの変動のグラフを見ると、9/29の19時~9-30の1時ごろまで、大きな変動がみられます。

これらを総じると、
噴火は、9/30も続くと、予想される。
現在はやや噴火の勢いは、弱まっていますが、
9/30は、再度、9/27と同程度かやや強い噴火が発生する可能性があると予想されます。

自衛隊、警察、消防の皆様の懸命な救助作業が続いていますが、
2次災害の恐れもあります。

予想が外れて、救助作業が順調に進むことを、心からお祈りいたします。


   
 2014/
09/29
6:14

  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14、9/21
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波は
サイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。

相変わらず、目立つのは、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日が徐々に増えています。

継続して、間欠泉が短周期になったと判断されれば、さらに、もう一段、地震発生へ、
近づいたことになります。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-9/28も断続的に枯渇現象が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンは、9-49ベクレルの範囲内です。

最も高いのは、愛知県西部観測点さんです。大きくリバウンドし、最近値は49ベクレルとなった。

首都圏の指標のラドンも、本期間は、リバウンドし、東京新宿観測点は、9/24:52ベクレルを記録した。
最近値でも、東京渋谷と、東京新宿は、30ベクレルを超えています。

本期間は、大気中ラドンのリバウンドが目立つ期間だった。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生では、本期間では、

9/14::八丈島遙か東方沖に大気重力波が見られます。
9/16::伊豆半島沖-房総沖の未完成さざ波雲、銚子沖の大気重力波
9/19::房総半島南東沖に放射状の雲と大気重力波が伴っていました。
9/22::鳥島近海の大気重力波や、八丈島東方沖の波状雲
9/23::東北南部以南の本州-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られ、鳥島-父島の東方沖には欠測。
9/26::八丈島東方沖-関東東方沖の大気重力波を伴う断層状雲
9/28::伊豆諸島周辺にレンズ雲と房総半島に波状雲が見られます。継続観察。

特に、9/19と9/28の現象が大きかった。
依然として、八丈島と伊豆鳥島を中心に、現象がみられます。

ただ、伊豆小笠原海溝全域とか首都圏全域に、さざ波雲で覆われたという
状況でもないです。

step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。


総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。


◎御岳山噴火関連

本サイト環境自然などなんでも掲示板:[34451] 富山県の奥田北観測井の地下水位によると、
9/28は、6時、12時、15-17時に、地下水位が3-4m低下した。

9/27より、変動は大きい。

一方、御嶽山の山麓の王滝村観測井の地下水位。
一日に一回しか、更新がないため、9/28の10時頃までのデータですが、
噴火発生後は、大きな地下水位の変動なし。

気象庁 (火山観測網) V.ONTA 長野県 御嶽田の原上(たのはらうえ)観測点の
1時間ごとの変動のグラフを見ると、9/29の0時ごろまで、変動がみられます。

これらを総じると、
噴火は、9/29も続くと、予想されるも、
御嶽山の山麓の王滝村観測井の地下水位で、新たな大きな地下水位の変動はないため、
現在の水蒸気爆発から、危険なマグマ爆発に遷移する可能性は、今のところないと推察します。

1979年の 10/28の中規模噴火さえ、早朝から始まり、同夜には、収まった。
今回は、それより、長い。

さらに、多くの登山者の皆様が、犠牲になられているようです。
悲しくつらいです。般若心経を唱え、犠牲になった皆様のご冥福をお祈りしたいと思います。


   
 2014/
09/28
5:54
  ◎2014/9/27:御岳山噴火その2
1、今回の噴火の形式
火山の噴火は主に3種類に分けられる。
水蒸気爆発、マグマ水蒸気爆発のほか、マグマ自体が噴出するマグマ噴火。

 このうち水蒸気爆発は、
マグマの熱で付近の地下水が気化し、大量の水蒸気が発生して圧力が急激に高まることで起きる。
火口付近の岩石が砕け、マグマ片を含まない噴石や火山灰として周囲に飛散する。

一方、マグマ水蒸気爆発は、地下水と接触したマグマが水蒸気と共に噴出することによる爆発的噴火です。

マグマの上昇や蓄積があれば山体が膨張し、地殻変動が起きると考えられている。

 7年ぶりとなる今回の噴火について、
気象庁の北川貞之火山課長は、傾斜計や全地球測位システム(GPS)観測の状況から
「マグマが直接上がってきたとは考えにくい」と、水蒸気爆発の可能性を示唆する一方、
「火山灰を調べないと判断できない」と強調した。

つまり、今のところ、1979年、2007年と同様な水蒸気噴火と考えられている。

御岳山の火山活動は大きく二つに分けられる。
最初は、78万年前から40万年前。
30万年間休んだ後、10万年前から新しい活動が始まり、2万年前にほぼ終息したと考えられていた。

 ところが、1979年10月28日、
熱で膨張した水蒸気が岩石を吹き飛ばす水蒸気爆発が起き、北東側の開田高原などに火山灰が積もった。

その後、1991年5月13~16日、小規模の水蒸気爆発が起き、
最近では、2007年1~3月にかけて、ごく小規模の水蒸気爆発が起こった。

産業技術総合研究所(産総研)や岐阜県などの地質調査によると、
溶岩を噴き出す本格的なマグマ噴火が最近一万年間で少なくとも四回あったことが判明。
水蒸気爆発はここ五千年の間に十二回程度起きていた



2、本サイトで、報告した前兆(昨日、夕方報告続報)
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34427] 富山県の地下水位 Name:タバサ@千葉県 2014/09/27(土) 18:55→こちら

この投稿に、詳しく報告されていますが、
富山県の奥田北観測井の地下水位は、9/27の午前8時にも、大きく低下。
噴火は、11:53ですから、凡そ4時間前に、地下水位が低下したことになります。

御嶽山の山麓の王滝村産業技術総合研究所地下水総合観測ネットワーク観測井。

この井戸の水位は、噴火の1日前の26日前から顕著に上昇。
BAYTAP補正をした水位は、2日前の25日から変動がみられます。

そうして、9/27の朝には、大きく低下しています。

さらに、本サイト空の掲示板
No.34786 9月27日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からも、午前8時に御嶽山を中心として、吹き出す雲帯が見られました

「9/27午前8時に御嶽山を中心として、吹き出す雲帯」と
「富山県の奥田北観測井の地下水位は、9/27の午前8時にも、大きく低下」

両者の時間帯が完全に一致していますので、
御嶽山の北凡そ100kmの富山県の奥田北観測井の地下水位は、
噴火に伴う地下の異変をとらえていたと結論づけていいと思います。

そうすれば、
富山県の奥田北観測井の地下水位&御嶽山の山麓の王滝村観測井の地下水位

今後、この両者の大きな変動があれば、御嶽山のさらなる噴火活動活発化を予想することができると思います

観測者仲間の観測観察との関連

○愛知県東部観測点:御嶽山の南西凡そ100km
方位磁石
朝:1度東偏角
夜:2.5度東偏角
(9/26~ 再び、東偏角となる)

・鈴落下装置
南東側 9/24~ 落下 4日目

・ハムスターの運動量
27408回 ⤴️⤴️
☆ハムスターの激走は、9月になってからは特に顕著です。

★★
ハムスターの運動量観測などは、御嶽山の火山噴火の前兆もとらえていたと考えられます。

○石川県南加賀地方:御嶽山の北西凡そ100km
既報の通り、鈴落下装置が、最近一か月継続して落下。昨日も落下


○今後の懸念事項
木村政昭著「大地震の前兆をとらえた!警戒すべき地域はどこか」第三文明社、2008年の本の記述による。
(引用開始)
「「富士山が活動している時期に、同じく噴火する火山があります。
北から、焼岳、白山、御嶽山、八丈島です。
これらの火山がなぜ、富士山と同時に噴火するのかは不明な点が多いのです。
ただ、ここでは、その発生時期に注目しましょう。

現在、焼岳、白山、御嶽山が活動期に入っています。
これを考えると、富士山と、まだ噴火が確認されていない八丈島とが、そろそろ
活動時期に入ってもおかしくないということになります」」
(引用終了)

富士山と八丈島。
八丈島は、房総沖巨大地震モニタリング

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

この震源断層域の予想地域の中に八丈島はあります。

今後は、富士山と、
房総沖巨大地震モニタリング
の想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯

両者がさらに注目されます。

日曜に行う、房総沖巨大地震モニタリングは、明日に延期します。

   
 2014/
09/27
15:54
 ◎2014/9/27:御岳山噴火
1、概要:NHK NewsWeb:9月27日 15時21分
(引用開始)
26日昼前、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し、
気象庁は「火口周辺警報」を発表して噴火警戒レベルを「入山規制」を示すレベル3に引き上げました。
その後も噴煙は上がり続けていて、気象庁は警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、26日午前11時53分ごろ、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し、
噴煙が山頂の南側の斜面を3キロ余り流れ下っているのがふもとに設置されている監視カメラで確認されました。

NHKが昼すぎにヘリコプターから撮影した映像では灰色がかった噴煙が上空に立ち上っていました。
また、午後2時すぎに長野県王滝村側の上空から撮影した映像では、
山の中腹付近の複数のか所から噴煙が立ち上り帯状になっている様子も確認できました。

気象庁は午後0時36分に「火口周辺警報」を発表して
噴火警戒レベルを「平常」の状態を示すレベル1から「入山規制」を示すレベル3に引き上げました。

山頂の火口から4キロ程度の範囲では噴石などに警戒が必要だとして、
長野県の王滝村や木曽町、岐阜県の高山市と下呂市では火口周辺の入山規制を行うなど、警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、噴火の10分余り前から火山性の微動が継続していて、
その後も噴火活動が続いているとみられるということです。

御嶽山は長野と岐阜の県境にある火山で、最も高い剣ヶ峰は標高が3067メートルです。
35年前の昭和54年には剣ヶ峰の南斜面で
中規模の噴火が発生して山麓の農作物に火山灰による被害が出たほか、
7年前の平成19年にもごく小規模な噴火が発生しています。

御嶽山では今月10日ごろから山頂付近を震源とする火山性の地震が増加し、
気象庁は今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけていました。

気象庁の北川貞之火山課長は午後2時半すぎから記者会見し、
「御嶽山で噴火が確認されたのは平成19年3月以来で、
火口から4キロメートルの範囲では大きな噴石が落下するおそれがあるので警戒が必要だ。
風によっては小さな噴石も風下側に流され、
住宅の窓ガラスが割れるなどの影響も考えられるので念のため注意してほしい」と述べました。
(引用終了)

2、御嶽山 有史以降の火山活動:気象庁より

○1978~79(昭和53~54)年
地震 5月~。王滝村付近で群発。活動のピークは1978年10月。最大地震は10月7日05:44 M5.3。

○1979(昭和54)年 中規模:水蒸気噴火
10月28日早朝。火砕物降下。噴火場所は剣ヶ峰(主峰)南斜面小火口群。 同夜におさまる。
前橋付近まで降灰。山麓で農作物被害。噴出物の総量は約20数万トン。

○1984(昭和59)年 地震、
(山体崩壊) 9月14日。岩屑なだれ(御嶽崩れ)。場所は御嶽山南南東斜面。
「昭和59(1984)年長野県西部地震(M6.8)」。
御嶽山頂のやや南方に生じた山崩れは約10㎞流下して、王滝川に達するなど所々で大規模な崩壊。
死者29名、住宅全半壊87棟等。地震活動は数年後にほぼ収まった。

○1991(平成3)年 ごく小規模:水蒸気噴火
5月13~16日の間。噴火場所は1979年第7噴火口。 4月20日山体直下で地震多発、
以後6月まで時々地震多発。
4月27日~6月微動多発、特に5月12~16日微動活発。

○2006(平成18)年 地殻変動、地震、火山性微動
12月中旬、わずかな山体膨張が始まる。
12月下旬、山頂部直下で火山性地震増加、火山性微動発生(以降、2007年3月まで消長を繰り返しながら継続) 。

○2007(平成19)年 水蒸気噴火
1~3月。 1月16~17日火山性地震増加
1月25日一連の活動中で最大の火山性微動発生(15~20秒の超長周期成分を含む)。
3月16日噴気量増加。 3月後半ごく小規模な噴火。

★★
NHKのNewsで報道されたように、
1979年に中規模噴火。1978年には、王滝村付近で群発地震。
2007年に小規模噴火。

それ以外に、大きな活動は、
1984年の御岳山山麓の王滝村で発生した長野県西部地震:M6.8です。
死者29名、住宅全半壊87棟等。地震活動は数年後にほぼ収まった。


3、本サイトで、報告した前兆(推察)
8/5報告
◎富山県観測地下水位と長野県王滝村の地下水位変動

地震前兆現象としての地下水異常は数多く報告されています。

富山県奥田観測井の地下水位が一か月近く、断続的に、異変がみられます。

1m以上の地下水位低下を、列記すると、
6/25:4.2m地下、7/5:1.1m低下、7/11:4m低下、8/1:1m低下、8/4:3.2m低下、

8/4の水位低下後の推移をみると、まだ、本日以降も変動がみられそうです。

5年間ほど、本観測点の地下水位の変動を見ています。
冬には、道路の融雪にために、地下水くみ上げが行われて、大きな変動を見せるのですが、
冬以外では、このような継続する変動を、過去5年間で、見たことがありません。


産業技術総合研究所地下水総合観測ネットワークがあります。

産業技術総合研究所では東海地震の危険性が指摘されて以来、
それまでの研究成果を元にして、
東海地域に地下水位、 温泉等の自噴量、 水質、 ラドン濃度等の観測網を整備しました。

近畿地域およびその周辺地域においては、 1995年兵庫県南部地震の後に
30 以上の観測井を主に活断層周辺に掘削し、 地下水観測網を整備して観測を継続しています 。

この観測網で、中部地方には、
長野県王滝村
岐阜県飛騨市宮川、跡津川
三か所の地下水観測を行っています。

長野県王滝村観測点で、
8/3以降、顕著に、地下水位の変動がみられます。
観測水位とBAYTAP補正をした水位。両者に大きな変動がみられます。


9/18に報告した、
岐阜大学神岡町 割石温泉:9/17:14時半ごろ 
黒ラドン(ラジウムF:RaF)が7000カウント上昇

本サイト石川県南加賀地方の鈴落下装置の、一か月近く、落下

これをもとに、
滋賀県北部周辺の中規模地震です。

主として、
8/5報告と、9/18報告です。
8/5には、
富山県観測地下水位と長野県王滝村の地下水位変動。

9/18には、
岐阜大学神岡町 割石温泉:9/17:14時半ごろ 
黒ラドン(ラジウムF:RaF)が7000カウント上昇。

★★
昨日も報告しましたが、御嶽山の北凡そ100kmの富山県奥田北観測井の地下水位
6/25、7/5、7/11、7/15、7/25、7/28、
8/1、8/4、8/11、8/22、8/31、9/4、 9/7、9/8、9/12-13、9/17、9/20、9/21、9/26と
大きく変動しています。

もし、これが、今回の御嶽山の火山活動と関連しているのであれば、
噴火活動は、今後も続く可能性があり、
さらに、過去例と同様に、御嶽山山麓周辺の地震活動も注意が必要なのではないでしょうか。

   
 2014/
09/27
6:30
 ◎ 本サイト環境自然などなんでも掲示板
○[34392] 9月25日のTEC Map 動画
(引用開始)
本日のTEC MAPは、昨日と同様に高くなり、特に南太平洋のフィジーなどでは非常に高くなりました。
日本付近も、昨日と同様に高く、小笠原付近で70くらい、台湾(八重山諸島)付近で80くらいでした。
(引用終了)

[34409] 9月26日のTEC Map 動画
(引用開始)
本日のTEC MAPは、非常に高くなり、ハワイやフィジー、バヌアツなどで真っ赤な80になりました。
日本付近も、同様に高く、九州のすぐ下くらいまで真っ赤になりました。
(引用終了)

★★
9/26には、台湾から南西諸島全域の上空の電離層のTEC値が最高濃度の80TECUまで上昇した。
9/26が、ピークか、大変注目されます。


◎ 本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34403] 富山県奥田北観測井の地下水位 
富山県奥田北観測井の地下水位
6/25、7/5、7/11、7/15、7/25、7/28、
8/1、8/4、8/11、8/22、8/31、9/4、 9/7、9/8、9/12-13、9/17、9/20、9/21に続いての水位低下です。

★★
地下水位の低下が次第次第に大きくなり、9/20-9/21、9/26と継続した。
9/26には、半日も、5m低下しています。

過去に、冬季以外に、このような大きく長い変動は例がないように思います。


観測者仲間の観測観察:9/26
○茨城県南部
21時
電磁波計振り切れ。30分後1mGまで下がりました

○東京大田区
昨日、南北方向が、いったん磁力強め(収束)しました。
あい変わらず、東西方向は、磁力弱い。

○石川南加賀
お鈴(鈴落下装置)落下中

   
 2014/
09/26
6:15

 ○最近の強い地震前兆
毎週日曜日にモニタリングしている房総沖巨大地震モニタリング以外です。


1、首都圏南側の伊豆小笠原海溝方面の強い地震前兆
八丈島から伊豆鳥島、小笠原諸島方面
首都圏自体には、大きな影響ないと推察する

2、東北北部
下記の前兆から、M6-M7の地震が懸念されます。

9/18報告
青森八戸観察の水位低下が、9日間で、元に戻ったようです。
(その後、2日間ほどリバウンド)

本サイト空の掲示板
No.34677 9月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、関東から東北沖に大気重力波や波状雲が広がっています。
帯状レンズ雲も中部から北関東方面に向かっています。
よって、東北・関東方面沖が要注意でしょうか。
再び、紀伊水道南部沖に大気重力波が発生しています。中部地方にはレンズ雲などが見られます。

3、紀伊半島周辺
9/17に報告した
1、本サイト徳島県南部観測点
8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。

2、本サイト空の掲示板
No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。
また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。
この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。

3、本サイト空の掲示板
No.34634 9月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊半島南東沖から発した強烈な電磁波軌跡線が波状帯として見られました。
画像の処理ミスとは思えない、初めて見る線です。

以上、主として3点です。
伊豆小笠原海溝&東北北部&紀伊半島周辺



ただ、栃木県北部から、茨城福島(沖含む)には、M6以上の地震が既報のとおり
否定できない。

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度がいつ大きく上昇するか注目しています。

最後に、
9/18に報告した、
岐阜大学神岡町 割石温泉:9/17:14時半ごろ 
黒ラドン(ラジウムF:RaF)が7000カウント上昇

本サイト石川県南加賀地方の鈴落下装置の、一か月近く、落下

これをもとに、
滋賀県北部周辺の中規模地震です。

   
 2014/
09/25
6:07
◎ 本サイト環境自然などなんでも掲示板

○[34354] 9月23日のTEC Map 動画
(引用開始)
本日のTEC MAPは、一転して非常に高くなりました。南米からハワイ、台湾まで真っ赤な80になりました。
日本付近は、小笠原や沖縄などの南方で80まで上がり、九州以北の本州などは緑の50くらいまで上がりました。
オーストラリア版では台湾付近、サモアとチリ付近が気になりました。
(引用終了)

[34369] 9月24日のTEC Map 動画
(引用開始)
本日のTEC MAPは、前半は南米や太平洋で昨日より高くなりましたが、
午後からは下がり始め、昨日より低い状態になりました。

日本付近では、小笠原近では昨日よりやや低い70くらいになりましたが、
台湾(八重山諸島)付近では昨日と同じ程度の80くらいでした。
(引用終了)

★★
9/20報告で、
9/19に、本サイト沖縄本島観測点で、電磁波の警告が出た。
さらに、沖縄上空では、同日
警戒級の地震性のEスポが出て、しかも11MHz以上と延びた。
さらに、地放ノイズも出た。

沖縄:鹿児島県山川電離層観測点の異変として、 9/5、9/8、9/9、9/10、9/11、9/12に報告したが、
上記のように、やはり、南西諸島南部から台湾方面を中心に、電離層のTEC値の異変が継続しています。
いつ、収束するかです。


観測者仲間の観測観察:9/24

○千葉県北部

鈴落下装置
1号 異常なし
2号 9月14日から落下中

冷蔵庫落下装置
7枚 ±0

方位磁石 西へ1度偏角

福島の地震の後も、鈴落下装置2号は、 落下中です。
まだ、地震活動は、活発なようですね、

○愛知県東部 ::鈴落下装置

南東側 8:30より落下
(9/14~落下し9/20に復活したのですが、それ以降
一日に何度も落下&復活を繰り返しています。
鈴の観測をして2年程になりますが、この様な鈴の動きは
初めてです。)

南西側 2013/5.27~ 落下 486日目
北西側 2013/5.28~ 落下 485日目

★★
本サイト空の掲示板No.34765 9/23衛星画像
「「東北南部以南の本州-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られ、
鳥島-父島の東方沖には欠測があります。」」

強い地震電磁気現象で、衛星画像ノイズが出現したり、さらに強くなると、衛星画像の欠測がみられます
鳥島-父島の東方沖には、欠測がある。

最近報告しています首都圏南側の伊豆小笠原海溝方面の強い地震前兆に関連すると推察します。

   
 2014/
09/24
6:03
地盤沈下:千葉県で大幅増加 大震災の地殻変動の影響か
毎日新聞 2014年09月23日 20時02分

(引用開始)
千葉県は、2013年の1年間に地盤沈下した県土面積は約2040平方キロだったとの調査結果をまとめた。

調査対象の約3205平方キロの約6割に相当し、前年(約1108平方キロ)から大幅に増加した。

県は「前年は東日本大震災の地殻変動の影響があったと考えられるが、
今回の結果にその影響は明らかでなく、推移を注視していく」としている。

調査は県全体(約5157平方キロ)のうち、一部を除く47市町村の1142地点で実施。
その年の元日の標高と前年元日の標高を比較して沈下や隆起の状況をまとめている。
地下水などの採取による地盤変動を把握する目的で1960年から毎年実施している。

県水質保全課によると、13年の沈下面積は09年(2653平方キロ)や10年(2821平方キロ)に近い値。

最も沈下が大きかったのは、長生村・本郷の2.41センチ。
2〜4番目はいずれも睦沢町の観測地点で、1.95〜1.86センチ。
5番目がいすみ市・市野々(1.81センチ)などだった。上位50地点のうち、九十九里地域が約8割を占めた。
一方、最大隆起地点は、横芝光町・木戸の1.84センチだった。

 また、最近5年間(09〜13年)の累計をみると、10センチ以上沈下した面積は96.1平方キロで、
その前5年間(04〜08年)の6.3平方キロから大きく増加しているが、同課は「震災の影響によるもの」と分析している。
(引用終了)

★★
2013年の千葉県の地番沈下面積が、2012年より、大幅に増加し、九十九里浜地域で顕著だったことが
明らかになった。
さらに、2013年の沈下面積は2009年や2010年に近い値だった。

千葉県は「前年は東日本大震災の地殻変動の影響があったと考えられるが、
今回の結果にその影響は明らかでなく、推移を注視していく」としている。

2009年、2010年は、東日本大震災の前の年だった。
今回も、毎週日曜日にモニタリングしている、房総沖巨大地震に関連するかもしれません。


観測者仲間の観測観察:9/23

○奈良県橿原市

※気になる方向に大きな断層状雲が現れています。
9月14日に大阪湾と滋賀県北部で小規模発震があった前日に見られたのとほぼ同じ位置です。

○滋賀大津市::鈴落下装置

「磁石2個」「磁石4個」(西側)  

10時30分に両方とも落下しているのに気付きました。
直ぐに復活しましたが、浮きは弱いです。

深夜~10時半の間に落下したと思われます。

(西側は、これまで福井嶺北~京都南部、今年3/14 伊予灘のフィリピン海プレート内地震の前に反応)

上記の鈴の反応 2時間後に「安芸灘  9/23 12時32分  M3.9 深さ約40km」の発震がありました。

これが、今日の鈴落下の対応地震でしょうか?

★★
昨日、一昨日と報告したように、今のところ、首都圏の南側
伊豆小笠原海溝方面の地震活動方面が懸念されます。

9/23の伊豆小笠原海溝や南西諸島海溝南部の上空の電離層のTEC値が非常に高くなった。
9/24も続くか、注目されます。
   
 2014/
09/23
6:38
  ◎観測者仲間の観測観察:9/22

○茨城県北部
大気中ラドン濃度 :単位:ベクレル
6時 34
21時 34

○茨城県南部
イモリ、警戒モード
磁石装置、南が落下(過去では房総沖に対応)

○東京葛飾
直下型東だけが4連でしたが、今夜5連になりました。
これで全方位が終息したことになります

○東京都大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

09.17 22:42 負荷7をかけた東西方向の装置が落下していた
       東西:7、南北:8

09.18 21:06 東西:9、南北:8

09.20 00:17 東西:7、南北:9

09.20 22:20 東西:7、南北:11 ★

09.21 19:03 東西:7、南北:10

09.22 23:16 東西:7、南北:10

★南北方向、3日間収束しています。
東西方向は、磁力弱い状態が継続中。

■ワンセグ

★19日の全チャンネル不受信に続き、3日間受信不良が継続していましたが、
本日、全チャンネルで、受信状態がほぼ改善してきました。


○大阪府八尾市

鈴落下装置北(新):
17:26落下しているのに気付きました。10:00ごろは浮いていました。その後浮きません。

鈴落下装置東
17:26落下しているのに気付きました。10:00ごろは浮いていました。その後浮きません。

* 鈴が2方向、落下です。

★★
茨城県北部観測点の大気中ラドン濃度観測が、凡そ3年間の観測で、
過去最高値32ベクレルを更新し、34ベクレルを記録した。

茨城県北部では、東日本大震災以降、地震活動が活発化しています。

東京大田区や東京葛飾区などの観測で、前兆が終息傾向。
昨日報告したように、今のところ、首都圏の南側
伊豆小笠原海溝方面の地震活動方面が懸念されます。

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で
FM山形新庄局の受信強度が、現在まで、大きく上昇していませんので、

今のところ、栃木県北部や茨城福島(沖含む)の大きな地震の
直前前兆は見えません。



   
 2014/
09/22
6:00
○ 9/21:9時頃:静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測の異変

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測(別名地震エコー観測)で、
9/21:9時ごろ、
FMグアム局、FM山形新庄局、FM鹿児島局の受信強度が増大した。

受信強度:FMグアム局>>FM山形新庄局>FM鹿児島局の順だった。
静岡県函南町の南を中心に、北側と西側に異変が広がっている形です。

観測者仲間の観測観察:9/21
○愛知県東部
・ハムスターの運動量
30500回
(9/13から運動量がUP⤴️⤴️
30000回転超は1/17の観測開始以来、今日で2度目です。
前回、30000回転超を記録した前日に3/14・伊予灘M6.2があり
当地では震度2の揺れがありました。)

16:58 左幻日あり

○ 大阪府八尾市
夕方、環天頂アーク、右幻日、確認できました。非常に鮮やかでした。

○滋賀大津市::鈴落下装置

今日は、
南・北側の鈴が落下し
(いずれも直ぐに復活。磁石2個の装置の落下なので、発震あっても小規模だと思います)、
方位磁石が東1度(ここ数ヶ月は東3~4度)となりました。

★★
最近報告しています
紀伊半島周辺の強い地震前兆に関連するのか。
あるいは、
八丈島や伊豆鳥島周辺で、深発地震が起きて、東海から首都圏、東北まで
広く揺れるのでしょうか。

本サイト空の掲示板でも、空の異変を多数報告いただいています。

ただ、深発地震の場合には、多くの場合、被害地震にはならない。


   
 2014/
09/21
7:12
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7、9/14
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。

相変わらず、目立つのは、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日が徐々に増えています。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-9/20も断続的に枯渇現象が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。
ただ、過去15年間で、このような長期の枯渇現象は、ありませんでした。)

過去3年間、指標にしています愛知県西部、東京練馬、東京新宿、東京渋谷、埼玉県南部、
千葉県南房総鴨川のラドンは、9-33ベクレルの範囲内です。

首都圏の指標のラドンは、すべて30ベクレル以下になりました。
愛知県西部のラドンは、33ベクレルで、指標の6観測点の中では、最も高い。

だいぶ収束に近づいてきた。
ただ、指標にはしていませんが、千葉県北西部市川のラドンが
まだ、凡そ50ベクレルと高いので、首都圏は、完全に収束したとも言い難い。

収束まであと一歩。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし


step1のラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生では、本期間では、

9/14::八丈島遙か東方沖に大気重力波が見られます。
9/16::伊豆半島沖-房総沖の未完成さざ波雲、銚子沖の大気重力波
9/19::房総半島南東沖に放射状の雲と大気重力波が伴っていました。

特に、9/19の現象が大きかった。
ただ、伊豆小笠原海溝全域とか首都圏全域に、さざ波雲で覆われたという
状況でもないです。

上記の岐阜県南東部の中津川市川上観測点の地下水枯渇が凡そ2か月も継続しています。
伊豆小笠原、関東から東北には、相当の応力がかかっていることは、わかります。

中規模な地震は発生しやすい状況です。

step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。


総じて、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。


観測者仲間の観測観察:9/20

○青森県八戸市ラドン
07:00 50
20:00 56
クリップ3連
水位は、ラドンの上昇とともに低下しています。


○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

09.15 22:30 東西:8、南北:9

09.16 22:30 東西:7、南北:8

09.17 22:42 負荷7をかけた東西方向の装置が落下していた
       東西:7、南北:8

09.18 21:06 東西:9、南北:8

09.20 00:17 東西:7、南北:9

09.20 22:20 東西:7、南北:11 ★


★南北方向で、いったん収束。目途1週間以内で、南北方向のエリアが気になる。


○愛知県日進市

・方位磁石
朝:3.5度東偏角
夜:1度東偏角
(8/13~東偏角)

☆ここ最近では3.5~4.5度東偏角を推移していましたが、
16:30東偏角になって初めて1度の偏角となりました。



   
 2014/
09/20
6:38
 ◎観測者仲間の観測観察:9/19

○東京葛飾
またもや、直下型の南が急に磁力アップです。
水位…1.5cm低下です。
電波時計…E受信2日目です。

○千葉県北部

鈴落下装置2号
9月14日から落下中

今日も夕方 南の方角に石垣状の雲がみられました
ここ数日、現象雲が頻繁に現れています。
要注意

○東京大田区

■ワンセグ

23:45~ 数分間全チャンネル不受信、
その後0:15時点でも複数チャンネルが不受信・他も受信状態が悪い

★ワンセグの全チャンネル不受信が起きると、
数日以内に、当地で震度3~となる発震が起きることが多いです

○愛知県東部
・ハムスターの運動量
23302回 ⤴️⤴️⤴️

☆9月のハムスターの運動量
9/9 スーパームーン
9/15 滋賀県北部M4.0(震度3)、日進市(震度1)
9/16 茨城県南部M5.6(震度5弱)、日進市(震度1)
ハムスターの運動量が20000回転前後になると、
何かの「動き」を捉えている様に思います。

○石川県南加賀地方
お鈴はまた落下したままです。
今日は北⇔西でうっすらした断層雲がほぼ1日形を変えずに見え、

夕方には斜めに切ったようにはっきりした断層で、夕日の辺りは濃い朱色が広がっていました。


○沖縄本島
電磁波簡易測定器で、赤の警告が久しぶりに出た。


★★
沖縄方面は、
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[34296] 【要警戒】沖縄イオノグラム Name:タバサ@千葉県 2014/09/19(金)

警戒級の地震性のEスポが出ています。
しかも11MHz以上と延びています。また地放ノイズも出ています。

電磁波の警告が出た本サイトの沖縄本島観測点の上空では、同日、
電離層の異変も観測された。

南西諸島の上空の電離層のTEC値も、台湾周辺を中心に高い値が続いています。
しばらく注意すべき現状です。

関東は、首都圏在住の皆様から、上記のような報告を頂いた。
8/20に報告しましたが、
8/19に
小田原から箱根の上空に、さざ波雲がみられた。
小規模な地震ですが、箱根で起きれば、震源浅く、小規模でも、揺れは強い。

9/19には、本サイトの空の掲示板で、
レモンさんも黄昏さんも指摘された、房総半島南東沖での異変。
放射状の雲と大気重力波が出ています。

静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測で
FM山形新庄の受信レベルは、顕著には上昇しませんので、

今のところは、栃木内陸部や北関東から南東北の
大きな地震の直前前兆はありません。

ただ、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測で、
9/18に、平均値で、400mVのノイズが観測され、9/19も弱まりながらも

ノイズは続いているので、
上記東京大田区観測点さんが推察されるように、
首都圏では、震度3-4の地震は予想されます。


愛知県東部観測点さんのハムスターの運動量観測で、
ハムスターが、一日に23300回も滑車を回しています。

9/18に報告したように、滋賀県北部周辺で、中規模程度の地震前兆は見えます。

   
 2014/
09/19
5:58
 ◎観測者仲間の観測観察:9/17

○東京葛飾

水平型の南北方向は磁力低下しました。
直下型の南は中規模の磁力低下です。

水位…朝,夕2.5cm低下かわらず。
9/19 1時ー1.5cm低下まで戻りました。【追記分】

電波時計…E受信に戻りました!
W受信5日継続あとのE受信なので揺れるかも?です。


○大阪府八尾市

鈴落下装置東   :

19:00頃、一瞬浮く感覚があり、それを何度か繰り返して落下。
観測時22:59にしっかり浮き、23:01落下。
23:03浮いて先ほど確認時は浮いていました。
6/20以来、90日ぶりのしっかりした浮きです。


★★
本サイト空の掲示板
No.34677 9月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、関東から東北沖に大気重力波や波状雲が広がっています。
帯状レンズ雲も中部から北関東方面に向かっています。
よって、東北・関東方面沖が要注意でしょうか。

再び、紀伊水道南部沖に大気重力波が発生しています。中部地方にはレンズ雲などが見られます。

北海道対岸のロシア海岸線に大気重力波が見られます。
こちらも北海道・青森周辺の地震由来かもしれません。

レモンさん投稿の、東北関東&紀伊水道&青森周辺
しばらくは、この三か所が注目だと思われます。


栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリングを9/5に行いましたが、その後は、
小規模の前兆のみです。

大きな前兆が現れれば、また、モニタリングします。

   
 2014/
09/18
6:20
 ◎観測者仲間の観測観察:9/16

○青森県八戸市
水位は正常に戻ったように見えますが、水面の揺れが強いです。

○茨城県南部
PCネット接続悪く、携帯の電池減りが早いです

○千葉県北部 :鈴落下装置
1号 異常なし
2号 9月14日から落下中

○東京大田区

磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

09.11 15:13 負荷8をかけた東西方向の装置が落下していた。その時点で落下しない負荷は7。
   18:53 東西:7、南北:11 ★ ⇒ 16日 茨城県南部M5.6

09.12 23:49 東西:8、南北:8

09.13 19:12 東西:9、南北:8

09.14 19:12 欠測

09.15 22:30 東西:8、南北:9

09.16 22:30 東西:7、南北:8

09.17 22:42 負荷7をかけた東西方向の装置が落下していた
       東西:7、南北:8

※昨日負荷7まで磁力低下していた東西方向の装置、負荷7で放置した状態で、
本日自然落下していました。
おそらく、一時的に、磁力が負荷5~6に低下した可能性あり。

○石川県南加賀
お鈴20時頃落下しましたが、しばらくして復活。まだ弱いですがくっついてます。


★★
石川県南加賀地方の鈴落下装置が、一か月近く、落下していました。
昨晩、復活した。

同日、岐阜大学神岡町 割石温泉:9/17:14時半ごろ 
黒ラドン(ラジウムF:RaF)が7000カウント上昇しています。

黒ラドン(ラジウムF:RaF)は、地震前兆と極めて関連が深いと考察しています。
ただ、上昇幅は、7000カウントですので、かなり、小さいです。

両者を合わせると、最近小規模地震が頻発しています
滋賀県北部の中規模な地震が懸念されます。


青森八戸観察の水位低下が、9日間で、元に戻ったようです。

本サイト空の掲示板
No.34650 9/17衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、青森-東方沖、北海道中部が気になりました。
■特に気になる雲
・青森-東方沖の大気重力波や、北海道中部の整列雲


この衛星画像と青森八戸の水位低下を併せ考えると、
M5-M6の中規模程度の地震が懸念されます。

これ以上異変が続けば、また報告します。

   
 2014/
9/17
6:23
 ◎本サイト空の掲示板
No.34634 9月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学


紀伊半島南東沖から発した強烈な電磁波軌跡線が波状帯として見られました。
画像の処理ミスとは思えない、初めて見る線です。

★★
9/15に報告しましたが、
1、本サイト徳島県南部観測点
8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。

2、本サイト空の掲示板
No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。
また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。
この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。

第一項と第二項に次ぎ、三度目の前兆が、
紀伊半島周辺に続きました。


観測者仲間の観測観察:9/16

○青森県八戸市
水位異常低下。
たった3日で2回は初めてです。←9日連続です。

○福島県いわき市

・方位磁石
朝:東5度→夕:東5度
週末には2.5度と戻っていましたが、本日朝見ると偏角大きくなっていました。
今日の茨城南部M5.6の地震の後もその偏角の大きさは変わりません。
東に偏角して203日目

・冷蔵庫落下装置
2013年11/20~3枚(標準4枚)


○東京葛飾
水位…夕方3.5cm低下。茨城南部地震あとの更なる低下です。
夜2.5cm低下です。

電波時計…W受信4日目です。
通常ならE受信になったあと地震が来ますが、今回の茨城南部M5.6前も後もW受信です。
これより大きい震源があるのでしょうか?


○奈良県橿原市::鈴落下装置

今朝、07:20お鈴西側玄関5号機が復活。
なんと落下してから425日目です。(左から6号、1号、2号、5号)

早朝04:19に京都府北部 M3.0 震度1 深さ10kmの発震。
対応発震のようにも思えますが、落下期間から考えると規模が小さすぎるので、
今後の若狭湾、能登半島西側海域、
方位磁石の反応から拙宅から西側の動きにも注意したいと思います。


★★
青森八戸の水位低下が継続しています。

福島県いわき市や東京葛飾の報告から、
まだ、関東や南東北周辺には、大きな地震が潜在しているように思います。

奈良県橿原市::鈴落下装置の復活。
上記 第一項と第二項に次ぎ、三度目の前兆が、
紀伊半島周辺に継続。
これと関連性があるのでしょうか。

   
 2014年
9月16日
18:42
◎2014/9/16:茨城県南部:M5.6:最大震度5弱:栃木県&埼玉県&群馬県の一部

○概要
2014年9月16日 12時28分頃、震源地 茨城県南部、最大震度 震度5弱:
マグニチュード M5.6、深さ 約50km

茨城県南部で、M5.6:最大震度5弱の地震が発生したのは、
2013/11/10:茨城県南部;M5.5:最大震度5弱以来、10か月ぶりでした。

その前は、
2011/7/15:茨城県南部;M5.5:最大震度5弱だった。

○前兆:古い順に報告したものを再掲します。

1、栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング:9/5報告

第4項の静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測で
FM山形新庄の受信レベルが上記のように、最大値で、
20dBmの受信レベル上昇し、
同期して、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズが、観測された。

ただ、2014/7/12の福島沖:M6.8の大きな地震発生時には、
4日前の、7/8に、FM山形新庄の受信レベルが、
最大値で30dBm、平均値で15dBmの受信レベル上昇だった。

それに比較すると、今回は、平均値の受信レベル上昇までには、至らなかった。

空の掲示板では、
9/4に、宮城-福島-茨城の沿岸の断層状雲を、レモンさんも黄昏さんも指摘された。

この沿岸部の断層雲のフロントに震源があるわけですから、日光の再度の地震が懸念されます。

9月2日の茨城沖から福島沖にかけて、断層状雲より、規模が大きい。

これらのことから、
9/3の栃木県北部M5.2の地震規模より大きく、
7/12の福島沖:M6.8より、小さい地震規模の地震が再度、5日以内に懸念される。


M5.2-M6.8の間の地震規模といえども、日光の地震は、震源の深さが浅く、
その分、相対的に、大きな震度になる恐れがあります。
ご警戒ください。


2、千葉県市川市観測点:9/11
19:30に、東側のお鈴落下装置から、お鈴が自然落下いたしました。

3、茨城県南部観測点:9/12
一度だけ冷蔵庫扉が勝手に開く現象ありです (冷蔵庫マグネットの磁力低下)

4、東京大田区観測点 の磁石落下装置の南北指向が、9/7と9/11に収束。
対応地震がきになるところです。

5、愛知県美和観測点植物生体電位の異常:9/13報告
7/29-8/9までは、静穏だったが、8/10から再度電位異常
9/12に、0mVに戻る

今回の対応地震は、伊豆諸島から東北沖まで、凡そ2週間以内に、
M5以上の地震が懸念されます。

6、千葉県北部観測点;9/14
鈴落下装置2号 、久しぶりに落下しました


★★
以上まとめますと、9/11-9/14の間に、千葉県北西部市川、茨城県南部、千葉県北部で、
磁力の低下現象が観察されました。

愛知県美和観測点植物生体電位が、8/12-9/12まで、電位の異常がみられた。
その4日後に、茨城県南部地震が発生し、
過去の経験則:収束後、2週間以内のM5以上に該当した。

私が、9/5に予想した、
「9/3の栃木県北部M5.2の地震規模より大きく、
7/12の福島沖:M6.8より、小さい地震規模の地震が再度、5日以内に懸念される」

この地震は、予想より6日遅く発生した。


観測者仲間の観測観察:9/15

○札幌もぐりん観測点

*クリップ
南北型 -1
(直下型は復活しました。)

○青森県八戸市
水位低め←8日連続です。

○千葉県北部
鈴落下装置
昨日(9月14日)から2号落下中



   
 2014/
09/15
6:36
 ◎本サイト空の掲示板
No.34592 9月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

本日は、衛星画像から、気になる現象雲が見られました。
紀伊水道南部に大気重力波が横帯状に見られます。
また、プラズマ雲が北朝鮮北部の内陸部に現れています。
この発生方向をなぞっていきますと紀伊半島南東沖に達します。
偶然の一致か、まだ分かりませんが、
もし2~3週間後に地震が発生したなら、この雲が知らせたと感じ取って下さい。

★★
上記、紀伊水道南部から紀伊半島南東沖の西凡そ50kmの本サイト徳島県南部観測点。
8/26-9/1まで、大気中ラドン濃度が125-140ベクレルと非常に高かった。

上記の大気重力波やプラズマ雲の発生が、徳島ラドン上昇の12日後でした。
関連性があると考えたほうが自然です。

また、報告します。

観測者仲間の観測観察:9/14

○札幌ラドン観測点
06時 18
20時 17 前日20 前日差-3

先月月別平均値付近まで下降。収束した模様。数日注視します。

○青森県八戸市
水位異常低下です。←7日連続です。

前回異常低下9/3から1週間後の9/10に岩手県沖・最大震度4が発生。
9/21あたり注意かもしれません。


○千葉県北部
鈴落下装置2号 、久しぶりに落下しました

   
 2014/
09/14
6:07
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31、9/7
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週も、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。

目立つのは、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日が徐々に増えています。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-9/13も断続的に枯渇現象が継続しています。

(関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。)

愛知県西部、首都圏のラドンは、21-40ベクレルの範囲内です。
30ベクレル以上で収束していないのは、東京渋谷と東京新宿です。

愛知県西部は、凡そ30ベクレルとなった。
だいぶ収束に近づいてきた。収束まであと一歩。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
step1のラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

step2の衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生では、本期間では、発生なし。
step3は、step1&step2が終了してからの、最終前兆であるので、現時点で評価する必要なし。


巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。


   
 2014/
09/13
6:53
 ◎愛知県美和観測点植物生体電位の収束

○植物生体電位とは
鳥山英雄:静電気学会誌,Vol.6,p.276-284(1982)によると、

樹木の樹皮をはぎとり,そこに電極を設置し,地中との電位差
を長期にわたり観測したところ,地震の数日前に電位差に
異常が生じる場合がいくつも観測されたと報告している。

福井勝則、斉藤好晴他の報告
「地震に先行する植物生体電位と電磁波ノイズとの関連」によると、

神奈川県相模原に設置した、上記の手法により、
植物生体電位の異常がみられて、凡そ2週間以内に、

千葉県から三陸沖で、M5-M7の対応地震が発生しています。


○愛知県美和観測点植物生体電位の異常
2014/7/8から観測再開。
大きな電位異常が継続し、7/29には、収束(0mVに戻る)
→8/10:青森東方沖:M6.1;最大震度5弱:青森県

7/29-8/9までは、静穏だったが、8/10から再度電位異常
9/12に、0mVに戻る

★★
9/3の栃木県北部地震M5.1:最大震度5弱の4日前の8/27には、
電位が一時的に、110mVまで低下した。

今回の対応地震は、
伊豆諸島から東北沖まで、
凡そ2週間以内に、
M5以上の地震が懸念されます。


観測者仲間の観測観察:9/12
○青森県八戸市ラ
水位低いです。:(5日連続)

○茨城県南部
一度だけ冷蔵庫扉が勝手に開く現象ありです (冷蔵庫マグネットの磁力低下)

○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

09.06 18:00 東西:8、南北:9

09.07 23:22 東西:8、南北:11 ★

09.09 07:30 東西:8、南北:10

09.10 01:10 東西:9、南北:9

09.11 03:08 東西:8、南北:10

09.11 15:13 負荷8をかけた東西方向の装置が落下していた。その時点で落下しない負荷は7。
   18:53 東西:7、南北:11 ★

09.12 23:49 東西:8、南北:8

★東西の磁力やや回復、南北の磁力が急低下、ともに、やや弱い状態

○滋賀大津市
鈴落下装置

「磁石2個」「磁石4個」(西側) 落下なし。

「磁石2個](南側) 14時20分に落下、5分後に復活。大阪湾、和歌山方面に時々反応して、落下します。

○大阪府八尾市
鈴落下装置北(新): 21:00の観測時、数秒浮いて落下。
それを何度か繰り返して落下。以降、浮きません。


★★
東京大田区 の磁石落下装置の南北指向が、9/7と9/11に収束。
対応地震がきになるところです。

今のところ、被害地震になるものは、喫緊には起きないと判断しています。

9/5に、報告した
「9/3の栃木県北部M5.2の地震規模より大きく、
7/12の福島沖:M6.8より、小さい地震規模の地震が再度、5日以内に懸念される。」という予想。

6日後の9・11に、栃木県北部で、5回の有感地震が発生しました。
栃木県北部の有感地震は、9/5以来6日ぶりでした。

今後は、まだ、予断は許さないのですが、今のところ、
M7を超えるような大きな直前前兆はないです。

異変があればまた、報告します。


   
 2014/
09/12
6:27
 ◎沖縄:鹿児島県山川電離層観測点の異変 :9/5、9/8、9/9、9/10、9/11続報
本サイト環境自然などなんでも掲示板

[34185] 9月11日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら
(引用開始)
本日のTEC MAPは昨日に比べると少し下がりましたが依然として高い状態で、赤い部分が強く出ていました。
日本付近は昨日と変わらずに高めで、小笠原や台湾(八重山諸島)などの南方で80くらいになっていました。

台湾付近と言うよりは東南アジア全体で高くなってしまっているので、微妙な所はわかりません。
(引用終了)

★★
本日で、4日継続しました。
いつ収束するか。収束すれば、スタンバイです。


◎ 本サイト環境自然などなんでも掲示板[34183] 御嶽山で火山性の地震増加

■火山名 御嶽山 火山の状況に関する解説情報 第1号
平成26年9月11日10時20分 気象庁地震火山部

御嶽山の剣ヶ峰山頂付近で、火山性地震が10日昼頃から増加。火山性微動は発生していない。
火山性地震の日回数が50回を超えたのは、2007年1月25日以来。

★★
8/24の房総沖巨大地震モニタリングで、
現状の西之島噴火は、1984年3月-4月の北硫黄島北西方海底噴火時と似ているのではないかと
報告しました。

北硫黄島付近海底火山は、海徳海山[かいとくかいざん]と呼ばれ、
現在激しい噴火をしています西之島の南凡そ130kmに位置します。

1984年 昭和59年3月7日~6月
マグマ噴火orマグマ水蒸気噴火(海水変色) 。
海水変色(幅約10km、長さ約50km以上)、海面の盛り上り、噴煙、軽石等の噴出あり。

それに対する地震活動等です。
1984年(昭和59年)
3月6日 鳥島近海で地震 - M7.6(Mw 7.4)、深さ452km、福島県、栃木県、千葉県、東京都で最大震度 4。
6月13日 鳥島近海で地震 - M5.9(Ms 5.4、Mt 7.3)、深さ0km、
神奈川県横浜市で最大震度 1。八丈島で130㎝から150cmの津波を観測。津波地震。

8月7日 日向灘で地震 - M7.1、愛媛県、大分県、熊本県、宮崎県で最大震度 4。
9月14日 長野県西部地震 - M6.8、
長野県王滝村で推定震度 6、山梨県、長野県、京都府で最大震度 4。死者・行方不明者29人。


この長野県西部地震の震源が、御嶽山山麓の長野県王滝村でした。
本年8/29には、日向灘地震M6.1も発生。

ますます、1984年3月-4月の北硫黄島北西方海底噴火時と類似してきたようです。

伊豆スラブ最深部最大の地震が、2014年7月1日M6.2深度539km鳥島沖で発生して、
2か月半が経過しました。

1984年は、 鳥島近海で、3/6に深発大地震が発生。その3か月後に、津波地震が同じ鳥島周辺で発生。

今回は、巨大地震ですから、深発地震の三か月後ではなく、もう少し、かかるかもしれませんが、
いずれ、危険域には達しそうです。
詳しくは、日曜日のモニタリングで、報告します。
 


観測者仲間の観測観察:9/11
○青森県八戸市
岩手県沖発震後も水位は低めです。

○千葉県市川市
19:30に、東側のお鈴落下装置から、お鈴が自然落下いたしました。

○東京葛飾
水平型の北側設置ブックスタンドの東西方向が3→5連になり、中規模低下から終息です。


   
 2014/
09/11 6:15

 ○沖縄:鹿児島県山川電離層観測点の異変 :9/5、9/8、9/9、9/10続報
本サイト環境自然などなんでも掲示板

[34175] 9月10日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こち
(引用開始)
本日のTEC MAPは昨日よりさらに高めで、赤い部分が非常に強く出ていました。
日本付近も昨日よりやや高めで、小笠原や台湾(八重山諸島)などの南方で80くらいになっていました。


台湾付近が少し気になりましたので、オーストラリア版の過去1年分をまとめてみました。
http://youtu.be/fQoRcLz7shI

2013年9月1日から2014年9月10日までの15時~18時の3時間分をつなげてあります
(約6分あります)
今年の2月から4月にかけて継続的に強く出ていましたが、それ以外では散発的に出ています。
(引用終了)

★★
本日で、3日継続しました。
9/10は、NASA版では、小笠原諸島周辺から高くなった。

いつ収束するか。収束すれば、スタンバイです。

観測者仲間の観測観察:9/10

○青森県八戸市
岩手県沖発震後も水位は低めです。

○奈良県橿原市
【方位磁石】6月13日から西側へ偏角したまま。
 ※8月18日から西2.0度~2.5度で動いています。
 ※9月08日からは西3.0度を度々超えています
 09月09日 09:00 西3.0度
         23:00 西3.5度!
 09月10日 08:00 西3.3度。
         13:00 西3.0度。

○大分南沿岸部

今朝臼杵市熊崎付近を通過中、列車から豊後水道~日向灘方面の雲を撮った。鱗状のように見えました。
で、思い出しました。
日向灘M6前夜の上空は鱗状の雲でした。
曇っていたのですが偶々月が隙間から見えて…メモ書きしていましたが報告はしていませんでした。
夕刻、霞は薄く出ていました。


★★
青森八戸の水位低下は、4日目です。
奈良県橿原市さんの、方位磁石は、6/13から、凡そ3か月間西へ偏角しています。


 2014/
09/10
6:03
 ○沖縄:鹿児島県山川電離層観測点の異変 :9/5、9/8、9/9続報
本サイト環境自然などなんでも掲示板

[34144] 9月9日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら
(引用開始)
日本付近も昨日よりやや高めで、台湾(八重山諸島)付近で赤い70くらいになっていました。
オーストラリア版では、NASA同様に台湾付近で高くなっていました。
(引用終了)

★★
台湾から八重山列島付近上空のTEC値が高い。
これで2日連続しました。

TEC値が明確に高くて、地震前兆である場合には、大きな地震である場合が多いです。
特に、何日も継続すると、その可能性は高まります。

2日連続しましたので、M6以上の地震であると思われます。
明日も続くか注目されます。

○本サイト青森県八戸観測点大気中ラドン濃度の異変
観測期間:713日
最高濃度:148ベクレル:2014/2/28
最低濃度:20ベクレル
平均濃度:77ベクレル

最高濃度と、平均値も非常に高い。
グラフを見ると、M8クラスの地震に相当するような濃度変動です。

最近では、2014/7/1以降は、継続して、60ベクレルを下回っています。
8/25以降では、44ベクレル以下です。

本サイト空の掲示板
No.34523 9月5日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、宮城の牡鹿半島沖に波状雲と、福島から青森東方沖に断層状雲が現れています。
アウターライズ地震を予告するような位置にありますね。ただの気象雲であってほしいです。

ただの気象雲を願いたいのですが、
上記のような、青森八戸のラドン濃度異常がバックグラウンドにありますので、
地震前兆ではないかと、疑えます。

この断層雲。凡そ600kmにもなります。
レモンさんが指摘するアウターライズ地震

「アウターライズ」とは、海溝の陸から見て外側(アウター)にある盛り上がった地形を指す言葉です。
プレートが下方向に曲がろうとして盛り上がったものである。

アウターライズ地震は外側の、陸地からは離れた場所で発生するため、
陸地での揺れは比較的小さいものの、併発する津波は大規模なものになりやすいという特徴がある。

本サイト青森八戸観測点の水位低下も、9/9で、3日継続しています。

また、報告します。


 2014/
09/09
6:07
  ○沖縄:鹿児島県山川電離層観測点の異変 :9/5、9/8続報
本サイト環境自然などなんでも掲示板

[34144] 9月8日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら
(引用開始)
(NASA版では、日本付近は、昨日より下がりましたが、沖縄付近で赤い70くらいになっていました。
オーストラリア版では、昨日同様に台湾付近が一番高くなり、80まで上がっていました。
(引用終了)

★★
昨日報告したように、南西諸島南部から台湾方面は、注意すべき状況です。
オーストラリア版TECマップは、Vertical TECマップです。
台湾上空が、尺度の最も高い値である80まで上昇。

いつまで、このTEC値が高い状態が続くかです。
上記のTECマップを二つ見ると、台湾から八重山列島付近が震源と考えれれます。
地震の規模は、いつまで、TEC値が高い状態が続くかで、予想が異なります。

観測者仲間の観測観察:9/8

○札幌もぐりん観測点
クリップ
南北、直下型 -1
(朝、夜、ともに南北型はかすかに、直下型は強めに磁力を感じました。)

○青森県八戸市ラドン
水位低めです。

○大阪府八尾市
鈴北(新)の状況、さかのぼって調べてみると、
7月末の伊豆大島群発後に、静岡のM2クラス以上の地震をしっかり拾っているようです。
同時期の京都、滋賀の発震は拾ったり拾わなかったりです。
何か動きが変化したのかな・・・?とも考えています。


   
 2014/
09/08
5:48
沖縄:鹿児島県山川電離層観測点の異変 :9/5続報
9/4に続き、9/6、9/7も
F2層臨界周波が、沖縄と鹿児島山川で高い。

9/708時33分頃 与那国島近海 M5.0 震度2は発生しましたが、
まだ、南西諸島南部から台湾方面は、注意すべき状況です。


観測者仲間の観測観察:9/7

○青森県八戸市ラドン
水位低めです。

○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

09.02    20:30 負荷8をかけた南北方向の装置が落下していた
      23:14 東西:8、南北:11 ★

09.04 01:42 東西:8、南北:10:: 3~4日に、栃木県北部 M5.2 を始めとする群発

09.05 01:56 東西:8、南北:8

09.06 02:52 東西:10、南北:9 ☆

09.06 18:00 東西:8、南北:9

09.07 23:22 東西:8、南北:11 

○大阪府八尾市
こ数日、クリップ、お鈴が磁力フラフラしています。

★★
青森八戸の水位低下は、2日目です。
東京大田区の南北指向磁石落下装置が9/7に11個になった。

9/2の事例のように、栃木日光から福島会津方面は、地震に注意です。


 2014/
09/07
5:32
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24、8/31
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


★★
今週は、新たな動きは、ほとんどなかったので、まとめのみ記します。

目立つのは、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
この短周期への変化が、さらにすすんでいます。

断続的ですが、
2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期に、変化する日が徐々に増えています。

岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-9/6も断続的に枯渇現象が継続しています。

関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。

状況は深刻ですが、
上記のように、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

愛知県西部、首都圏のラドンは、14-36ベクレルの範囲内です。
30ベクレル以上で収束していないのは、愛知県西部と渋谷のみとなった。
だいぶ収束に近づいてきた。収束まであと一歩。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

   
 2014/
09/06
5:59
 本日目立った前兆は、
伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測の
FMグアムの受信強度上昇です。

8/28に次ぐ現象です。
8/28と同様に、平均値の上昇がみられます。

本サイト空の掲示板
No.34387 8月19日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、小田原周辺に、部分さざ波雲と雲帯が見られます。

No.34518 9月4日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
南関東方面には、大気重力波が見られます。

2回、さざ波雲や大気重力波が南関東周辺上空に見られています。

相模湾から伊豆諸島北部で、M4-M5程度のやや強い地震が懸念されます。
被害地震ではないようですが、ご注意ください。


   
 2014/
09/05
5:45
 ○栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング:前回は8/25、8/28、8/30、9/3に実施

9/4の観測結果です。

1、本サイト栃木県日光市大気中ラドン濃度観測→26ベクレル
↓最高値136ベクレルから110ベクレル低下
2、本サイト福島県福島市大気中ラドン濃度観測→18ベクレル::
↓最高値68ベクレルから50ベクレル低下
3、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測→44ベクレル::
↓最高値184ベクレルから140ベクレル低下

4、伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhz
9/4の9時頃、最大値で、20dBmの受信レベル上昇。平均値の上昇はなし。

5、ソーラーとFM:神奈川県横浜市の地震エコー観測
サイト:更新なし

6、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
9/4の9-21時にかけて、平均値で、100mVのノイズ観測

7、本サイト東京渋谷観測点:磁石落下装置
北3/5(現在/過去最多のクリップ数)
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧せず 。

8、本サイト空の掲示板
○No.34515 9/4衛星画像
・宮城-福島-茨城の沿岸の断層状雲と、宮城沖の波状雲

○No.34518 9月4日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、福島海岸線を中心とした断層状雲が現れています。
まだ要注意です。

★★
本サイトの栃木県日光市、福島県福島市、宮城県仙台市の大気中ラドン濃度観測は
大きく急落した状態が継続。

第4項の静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測で
FM山形新庄の受信レベルが上記のように、最大値で、
20dBmの受信レベル上昇し、
同期して、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズが、観測された。

ただ、2014/7/12の福島沖:M6.8の大きな地震発生時には、
4日前の、7/8に、FM山形新庄の受信レベルが、
最大値で30dBm、平均値で15dBmの受信レベル上昇だった。

それに比較すると、今回は、平均値の受信レベル上昇までには、至らなかった。

空の掲示板では、
9/4に、宮城-福島-茨城の沿岸の断層状雲を、レモンさんも黄昏さんも指摘された。

この沿岸部の断層雲のフロントに震源があるわけですから、日光の再度の地震が懸念されます。

9月2日の茨城沖から福島沖にかけて、断層状雲より、規模が大きい。

これらのことから、
9/3の栃木県北部M5.2の地震規模より大きく、
7/12の福島沖:M6.8より、小さい地震規模の地震が再度、5日以内に懸念される。


M5.2-M6.8の間の地震規模といえども、日光の地震は、震源の深さが浅く、
その分、相対的に、大きな震度になる恐れがあります。
ご警戒ください。



沖縄:鹿児島県山川電離層観測点9/4の異変
本サイト環境自然なんもなんでも掲示板
34079:F2層臨界周波数折れ線グラフNICT版2014/09/04に記載されていますが、

9/4:鹿児島と沖縄の上空の電離層のF2層臨界周波数が、明らかに高かった。

また、本サイトの観測者仲間の大分県南部、熊本県西部、鹿児島県薩摩地方観測点の
もぐりんの移動停滞が、9/4にみられ、地震電磁気現象が、九州に、みられた。

さらに、九州福岡市VLF帯ノイズ観測の南北指向ノイズも、最近、日向灘地震前と同程度に
ノイズが観測された。

電離層の異変は、東日本大震災直前と異なり、東京国分寺や北海道稚内電離層観測点まで、
大きく広がっていいるわけではありません。

九州から南西諸島で、M6クラスの中規模の強い地震か、火山の噴火が懸念される状態です。


観測者仲間の観測観察:9/4

○札幌ラドン
震災年を除いての高い数値で8月終了。
8月下旬から数値下がり始め、9月に入っても数値上がらず。
例年ならば7~8月が季節性変動で底値になり、9月から上昇を初めますが、
今日、3度有感発生するも数値上がって来ません。まだ有りそうな感じです。

○青森県八戸市
水位ほぼ通常に戻りました。

○東京大田区

09.02   20:30 負荷8をかけた南北方向の装置が落下していた
      23:14 東西:8、南北:11 

09.04 01:42 東西:8、南北:10

09.05 01:56 東西:8、南北:8

○奈良県橿原市
一昨日復活した、お鈴西側玄関2号機は、磁力が弱い状態で浮いています。
昨夜と今朝2回落下しましたが、直ぐに復活します。
以上と、ラドン数値の状況から関西圏で発震があっても小規模と推察します。

★★
青森八戸の水位低下は、短期間で、終了した。よかったです。
東京大田区の磁力観察でも、9/2以降、磁力低下が観察された。

≪無断転載禁止≫


   
 2014/
09/04
6:10
 ◎2014/9/3:栃木県北部:最大震度5弱
○概要
栃木県北部の日光川俣湖周辺、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.2
最大震度5弱。

2013/2/25:M6.2:最大震度5強以来の強い地震となった。

東日本大震災以降、
日光白根山、焼岳、乗鞍岳、富士山、箱根山。伊豆諸島の伊豆大島、新島、神津島。
九州の鶴見岳・伽藍岳、阿蘇山、九重山。南西諸島の中之島、諏訪之瀬島。

少なくとも、13の火山の周辺で、地震活動が活発化しました。
巨大地震によって地下のマグマだまりが揺さぶられたり、
地殻変動や地震波が伝わることでマグマだまりにかかる力が変わったりすると、
地震が増えることがあるといわれています。

今回の地震も、日光白根山周辺でした。白根山周辺では、
2011/3/12:M4.5:震度4から始まり、2013/2/25:M6.2:震度5強が続き、
今回の地震となった。

8/25にも、報告しましたが
日光で発生した地震で、著名な地震は、
1683年の日光地震です。

6月17日と18日、10月20日と相次いで地震にみまわれましたが、
地震の規模と震源位置は、日光の中でもそれぞれ異なり、

M6.3,M6.8、M7.0の三回の地震だった。

6月の地震では「男体山の大薙崩れ」が発生しました。
また、10月の地震では地震の規模を示すマグニチュードは7と推定され「天和の大地震」と呼ばれています。
この地震では大規模な土砂崩れで旧五十里湖が形成された。

1683年の日光地震の6年前の1677年。
4月13日; 延宝八戸沖地震
陸奥、陸中、八戸沖(青森県東方沖)で地震 - M 7〜8.0、津波あり
11月4日;延宝房総沖地震(延宝地震) - M 8.0前後(Mw 8.5)、死者500〜600人。
福島県〜千葉県に津波(茨城県地方史上最大の津波被害)。

現在、東日本大震災以降3年半経過。
1683年日光地震も、東北や房総沖で、巨大地震が発生して、6年後でした。


○前兆
昨日、詳しくモニタリングで、報告しました。
本サイト栃木県日光市&福島市&仙台市の大気中ラドン濃度の大きな異変です。
また、昨日、衛星画像で、茨城沖から福島沖にかけて、断層状雲が出現した。


○今後
今回の栃木県日光市&福島市&仙台市の大気中ラドン濃度の大きな異変で、
M7クラスの地震が起こってもおかしくない。

上記のように、1683年の三回の日光地震では、日光の中でも、場所を変えて発生しています。

昨日報告したように、
伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhzの受信レベルが
今後、どの程度、上昇するか、注目されます。

8/29の深夜に、その観測で、最大値で、5dBmの受信レベル上昇がありましたが、それが、今回の地震の
直前前兆だと推察する。

その観測で、9/3の19時ごろ、最大値で、3dBmの受信レベル上昇がありました。
現在、続いている余震かもしれません。

また、異変があれば、モニタリングします。


観測者仲間の観測観察:9/3

○青森八戸
水位は最近に無いほどの異常な低下です。

○奈良県橿原市

昨日、お鈴西側玄関2号機が復活し、磁力は弱いながらも浮いています。
西側で動くかも。過去の2号機対応方向:紀伊水道、淡路島南部、徳島県南部、和歌山県北部の
M3前後に反応が多かったです。


★★
青森の水位低下が気になるところです。
今後の推移が注目されます。

   
 2014/
09/03
5:50
 ○栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング:前回は8/25、8/28、8/30に実施

9/2の観測結果です。

1、本サイト栃木県日光市大気中ラドン濃度観測→26ベクレル
↓最高値136ベクレルから110ベクレル低下
2、本サイト福島県福島市大気中ラドン濃度観測→16ベクレル::
↓最高値68ベクレルから52ベクレル低下
3、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測→36ベクレル::
↓最高値184ベクレルから148ベクレル低下

4、伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhz
受信レベルの上昇なし

5、ソーラーとFM:神奈川県横浜市の地震エコー観測
サイト:更新なし

6、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
顕著はノイズなし

7、本サイト東京渋谷観測点:磁石落下装置
北3/5(現在/過去最多のクリップ数)
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧せず 。

★★
本サイトの栃木県日光市、福島県福島市、宮城県仙台市の大気中ラドン濃度観測は
大きく急落した状態です。

ただ、福島市や日光市の観測値の平均値より、1-2ベクレル高い程度で、凡そ収束した。

また、仙台市の大気中イオン濃度観測。
7/26-8/31の期間で、上昇した。
ピークは、8/10-8/19の期間だった。
8/29から徐々に減衰し、8/31には、ほぼ終息したようです。

この終息の時期も、日光や福島のラドン濃度の減衰と同期していると推察する。

今後は、
第4項の静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測で
FM山形新庄の受信レベルがいつ上昇するかが注目ですが、まだ、静穏です。

本サイト空の掲示板
No.34505 9月2日愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像からは、茨城沖から福島沖にかけて、断層状雲が見られます。
まだ鋭角なラインでは無い。

この断層雲の前面:茨城福島沖から、栃木福島内陸部に震源がありそうな感じです。

内陸のM7クラスの直下型の恐れもあります。

また、変化があれば、モニタリングします。

   
 2014/
09/02
6:10
 ◎富山県準リアルタイム地下水位観測:8/23続報

奥田北観測井の地下水位が二か月以上、断続的に、異変がみられます。

1m以上の地下水位低下を、列記すると、
6/25:4.2m地下、7/5:1.1m低下、7/11:4m低下、8/1:1m低下、8/4:3.2m低下、8/11:1.2m低下
8/22:1.1m低下、さらに、8/31:2m低下した。

このような長期の変動は、私は、過去に見たことないです。

Comsystem様の、大気イオン濃度観測によりますと、
石川県金沢観測点で、7/29、8/2、8/3、8/5と30,000~50,000 個/ccを超える異常値が継続しています。

さらに、8/8には、50,000 個/ccをこえたスケールオーバーの異常値を観測。

8/8以降で、50,000 個/ccをこえたスケールオーバーの異常値は、8/22と、8/26だった。

その後は、8/29と9/1に、40,000 個-45,000個/ccの異常値を観測した。

両者を見ると、同じ震源の動きをとらえていると思われます。

本サイトの石川中央と石川県南加賀地方の大気中ラドン濃度観測で、大きな異常濃度は、
引き続き観測されていません。

「岐阜県地下水中ラドン濃度の調査観測」研究の観測点である
岐阜県飛騨市神岡割石温泉観測点の地下水湧出量。岐阜県の北部です。
7/8-7/17、7/26-8/10の期間、凡そ枯渇しています。


以上まとめますと、
富山県と岐阜県の北部で、地下水位の異常がみられる。
石川県の金沢観測点で、大気イオン観測で、7月下旬以降、異変がみられる。
石川県では、大気中ラドン濃度の大きな異変はない。
これらの観測は、
飛騨山脈から長野方面の地震前兆をとらえている可能性があると思われます。

富山の地下水位の異常が長く、今後も続報を報告します。


観測者仲間の観測観察:9/1

○青森県八戸市:
水位、磁力の低下は一時的と思われます。
ラドンは急上昇しました。

○徳島県南部
急落しました。急上昇からちょうど一週間後です。
単位:ベクレル
8/31 139
9/1 7:20 140
20:10 22

★★
徳島県南部の大気中ラドン濃度が急落した。
今回の最高濃度は、9/1朝の140ベクレルだった。

本サイト島根県東部の大気中ラドン濃度は、

2014/7/9-7/10に最高値97ベクレルを観測後、やや減衰していましたが、
8/5の48ベクレルを底にして、再度上昇。

8/31に、最近の高値:91ベクレルを観測した。

本サイト空の掲示板では、
No.34073 7/18衛星画像
■特に気になる雲
・山陰-近畿北部-中部の整列雲

No.34455 8/26衛星画像
■その他に気になる雲
・中国-四国-近畿の大気重力波

最近では、上記2回です。

喫緊で、地震が発生するとすると、淡路島から大阪湾方面だと思われますが、
島根県東部のラドンも加味すると、まだ、継続する前兆だと思われます。

島根のラドンは、まだ、収束していません。


   
 2014/
09/01
5:50
  ◎観測者仲間の観測観察:8/30,8/31
○青森県八戸市
8/30
クリップ3連
水位低め

8/31
鈴落下尾装置
08:00頃鈴落下、すぐに回復しました。

○千葉県九十九里浜:8/30、8/31
<電波時計>
ほぼ正常。

※本観測点では、ほとんど、0.5-1分電波時計が遅れるが、
8/30と8/31は正常だった。

○愛知県東部:8/30
・ハムスターの運動量
28479回 (昨日の20329回よりUP??)

☆調べてみましたら、3/14に26192回転 3/15に31540回転と激走した二日間。
3/14・伊予灘M6.2(震度5強)があり、当地も 震度2の揺れを観測しました。

★★
愛知県東部のハムスターの運動量がなにかをとらえているのでしょうか。

房総半島南方沖から伊豆諸島方面の中規模地震をとらえているのか。
岐阜長野方面の異変をとらえているのか。

八戸の磁力低下や水位低下は、一時的かどうか、注目されます。

大変注目されます
伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhz
受信レベルの上昇は、最近4日間なし。

上昇すれば、栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリングを行います。


 2014/
08/31
17:06
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

質問1
前回の問い合わせの時には、丁寧なご返答ありがとうございました。
とても勉強になり、これからの備えの参考にしたいと思います。

さて、今回またお尋ねしたいことがあり、メール致しました。

先日の日向灘でのM6.1の地震の件です。発震当日は、微小地震を含めかなりの回数揺れていたようでした。

先日の地震は、こちらの研究者の方々や、木村先生がおっしゃっている巨大地震ではありませんでした。

M6.1以降、余震が何度かありましたが、昨日今日と落ちついているようにも感じます。

日向灘が揺れたら、南海トラフのひきがねになりかねないとおっしゃっている方もいらっしゃいます。

この間の地震は、6.1発震で終息したのでしょうか?
それとも、まだ後に巨大地震が控えており、前震すぎないのでしょうか?

昨日地震雲のようなものを見て、どうなるのか、色々調べてみましたが、みなさん意見・考え様々でした。
また教えていただけたら嬉しいです。

質問2
茨城県で独自に? 地震予測をされているアキラ氏のサイト
 http://www16.ocn.ne.jp/~eakira/ によると
鹿屋圏内(九州中心)にM7以上~M8クラスの予測があり、
08/29の日向灘M6.1は前震の可能性があるとの事、
南西諸島・九州方面で後続の大地震の前兆等はあるのでしょうか?


お答え
私どものサイトは、観測者仲間の皆様の観測観察を基本にして、地震を予想して、
防災を訴えているサイトです。

まず質問1のお答えからです。
8/16の質疑応答の第二弾です。

8/16のお答えの要点は、
今後、5年以内に、日向灘で、巨大地震が発生する可能性が高いということです。

そのため、8/29、8/30報告で
8/29早朝の日向灘地震の地震の前兆を詳しく知らべて、
1、福岡市VLF帯ノイズ観測の南北指向ノイズ
2、私どもの観測者仲間の宮崎県北部、鹿児島県薩摩地方、大分県南部、熊本県西部の観測
3、九州鹿児島山川電離層観測点
4、衛星画像におけるさざ波雲や大気重力波の発生

これらをすべて総合的に判断すれば、今後の日向灘巨大地震を、とらえることができると
判断しています。
今、毎週日曜日に行っている伊豆諸島方面の巨大地震モニタリングの九州版を
危なくなったら、行います。

いつ、危なくなるかは、観測値次第です。
少なくともいまではないです。
今後の観測値がすべてです。


次に、質問2です。
アキラ氏のサイトさんはみました。
私は、よほど根拠がしっかりしていないと、他人の批判はしません。

自分の職場の研究所でも同じです。
よく、人の批判ばかりして、いる人はいますが、そんな人ほど、自分では何にもできない人が多いです。

ですので、アキラ氏のサイトさんの批判も意見も言いません。

私どもの観測者仲間の観測がから判断すると、
今、現在、日向灘に、巨大地震が発生する観測データはありません。

ただ、私どもの観測者仲間の沖縄本島観測点:観測期間;凡そ2年

現在までの最高値:175ベクレル:2013/12/16
現在までの最低値:24ベクレル
平均値:84ベクレル

最高値も平均値も非常に高いです。
最近では、40ベクレル前後で、最低値に近い値を示しています。

もし、仮に、大きな地震が発生するとしたら、日向灘ではなく、南西諸島南部から台湾方面だと思われます。

あるいは、
沖縄のラドンの過去2年間のグラフを、首都圏やレモンさんの愛知県西部のラドンのグラフと比べると、
相似しています。

毎週日曜日に、モニタリングしている巨大地震の震央は
伊豆鳥島近郊だと思われます。

今回の地震はフィリピン海プレートの北東側の地震です。
そうしますと、フィリピン海プレートの北西側の南西諸島海溝にも相当の圧力がかかっていると思われます。

それで、沖縄のラドンが上昇しているのかもしれません。

沖縄のラドン異変が、南西諸島南部から台湾あるいは伊豆鳥島近郊の巨大地震を示しているか
わかりません。

伊豆鳥島近郊の巨大地震は、毎週日曜のモニタリングで
発生時期を5日以内まで絞ることを、目標にしています。

もし、南西諸島南部から台湾の巨大地震ならば、沖縄電離層観測点のデータを見るしか、
直前前兆を把握する方法はないです。

以上、今後の各種データがどのように変化するかに、すべてかかっています。
このようなお答えで申し訳ありません。


   
2014/
08/31
6:00
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17、8/24
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンは、7/7の29ベクレルを底にして、7/27の60ベクレルまで上昇。
その後、なだらかに減衰中。最近値は40ベクレルまで減衰。
収束まであと一歩。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から断続的に、湧出量の乱れがみられる。


間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21、6/22、6/24、6/27、6/28、7/5、7/6にみられた。
7/9-8/11まで、システムが継続して止まった。
8/12以降も、間欠泉の周期が短くなる変化が断続的にみられている。

6/15-7/6までの期間と、8/12-8/29までの期間を間欠泉の周期でみると、
8/12-8/29の期間で、間欠泉の周期が、20-40分が多くなっていることが特徴だった。



2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が20-30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
最近値;8/30
埼玉県南部:17ベクレル。
東京渋谷:42ベクレル
東京新宿:20ベクレル
東京練馬:24ベクレル

渋谷をのぞいて、収束しています。

上記の愛知県西部観測点と同様に、収束まであと一歩。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

その後、地下水のほぼ枯渇現象;105日間(2/15-6/1)で、一旦終了した。

6/2以降は、平常、流量となった。
しかし、再度、7/18-7/22、7/23-8/22の間に枯渇。
8/22-8/30は断続的に枯渇現象が継続しています。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
現状は、3器ともに、異常なし。

5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波
6/23
鳥島近海-八丈島東方沖に散見される大気重力波や波状雲
6/29:
房総南方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/1:
関東東方-小笠原諸島東方のはるか沖に衛星画像ノイズが見られ、
父島東方はるか沖には欠測があります。
7/2:
八丈島東方沖-小笠原諸島-マリアナ諸島-カロリン諸島に衛星画像ノイズ
7/3
本州-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズ
7/4:
鳥島西方沖-八丈島東方沖に広がる大気重力波や波状雲

7/7:長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲になりかけた整列雲
7/9:相模灘-房総南方沖の大気重力波や整列雲、断層状雲

7/11:八丈島近海と鳥島近海に波状雲が広がった。
7/12:房総半島東方沖に断層雲とそこから吹き出す筋状雲が見られます
 八丈島-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。

7/14関東東方沖に大気重力波や波状雲が見られ
7/15午前中、伊豆諸島東方沖に広がる大気重力波
7/16伊豆諸島東方沖又は房総半島南東沖に大気重力波が広がっています。


7/17房総南方沖-関東東方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/21小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。
7/28わずかながら、房総半島南部に大気重力波が見られます。

8/2:
関東周辺に大気重力波や鱗雲などが見られました。
また、八丈島の東方沖は巻雲や大気重力波が出ています。

関東方面で、彩雲が観測されました。
伊豆諸島から房総半島又は南東沖で地震が予想されます。

8/3
朝、八丈島南方沖に断層状の雲が見られます。
8/9
伊豆諸島の神津島周辺からウナギレンズ雲が現れています。
これが移動して、房総半島南部沖に見られます。

8/25
伊豆半島-房総南方沖の未完成さざ波雲
8/26
甲信-房総南方沖の未完成さざ波雲
8/27
八丈島東方沖-関東東方沖の大気重力波
8/30
三宅島-房総南東沖の大気重力波や整列雲


★★
まとめますと、
愛知県西部、首都圏のラドンは、17-42ベクレルの範囲内です。
収束していないのは、愛知県西部と渋谷のみとなった。
だいぶ収束に近づいてきた。収束まであと一歩。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。
8/3に、八丈島南方沖に断層状の雲がみられ、これで一段階となった。

その後、8/25-8/30まで、房総南方沖から八丈島の区域内で、
大気重力波等がみられた。
まだ、連続して、明瞭なさざ波雲が発生する状況にはなく、まだ、危機感はない。

いまだ、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

ただ、岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への移行は、
確実に進んでいます。

2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動にはまだ至らないが、
2-3か月前の状況と、現状は酷似しています。

気になる点は、
岐阜県中津川市川上観測点で、7/18-7/22、7/23-8/22の間に地下水が枯渇。
8/22-8/30は断続的に枯渇現象が継続しています。

関東から南東北の大きな地震の1-3か月前に、
岐阜県南東部のこの中津川市川上観測点で、地下水が枯渇する現象がみられます。

状況は深刻ですが、
上記のように、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

次のモニタリングは、9/7(日)予定です。

本日は、本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせで、
お答えすべき質問もありますので、夕方、再度、報告します。

   
 2014/
08/30
5:41
 ◎8/29:4:14 日向灘 M6.1 最大震度4 その2

○前兆の追加報告
本サイト空の掲示板では、

No.34312 8/10衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、九州-日向灘-四国西部が気になりました。
■特に気になる雲
・九州全域-日向灘-四国西部の未完成さざ波雲

No.34358 8月15日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
日向灘沖の海溝沿いに波状雲の帯が見られます。

上記の2件が、前兆だった。
本サイト空の掲示板の検索ボックスに 日向灘 とタイプし、検索ボタンをクリックすると
該当する投稿のみが抽出して、表示されます。


栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング:前回は8/25、8/28に実施

8/29の観測結果です。

1、本サイト栃木県日光市大気中ラドン濃度観測→44ベクレル
↓最高値68ベクレルから102ベクレル低下
2、本サイト福島県福島市大気中ラドン濃度観測→65ベクレル::

3、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測→80ベクレル::

4、伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhz
受信レベルの上昇なし

5、ソーラーとFM:神奈川県横浜市の地震エコー観測
サイト:更新なし

6、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
顕著はノイズなし

7、本サイト東京渋谷観測点:磁石落下装置
北3/5(現在/過去最多のクリップ数)
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧せず 。

★★
本サイト栃木県日光市大気中ラドン濃度観測が、大きく急落した。
濃度上昇期間は、9日間だった。

一か月も続くと、M8に近い巨大地震を懸念しなければいけませんが、
9日間だけの上昇だった。

ただ、最高値が136ベクレルと非常に高い。
最悪、M7クラスの地震も懸念されます。

震源は、栃木県北部から福島県(沖含む)だと推察されます。
内陸の直下型の恐れもあります。

今後は、特に、第4項の静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測で
FM山形新庄の受信レベルがいつ上昇するかが注目です。

その観測が上昇すれば、また、モニタリングします。


観測者仲間の観測観察:8/29

○青森県八戸市ラドン
07:00 40
20:00 38
22:00 33
クリップ3連

夜になりラドンが急落しました。

○愛知県東部

・ハムスターの運動量 :20329回 (!!)
☆20000回転台は、6/6.25669回転以来の運動量です。

それと、ハムスターが 4日前から滑車の中を「寝ぐら」にし始めました。
ハムスターを飼い始めて一年半ですが、この様な行動を 初めて目にしました。



   
 2014/
08/29
6:09
 ◎8/29:4:14 日向灘 M6.1 最大震度4

○概要
8月29日04時14分頃
震源地は日向灘。宮崎県中央の高鍋町の東56kmの海底
震源の深さはごく浅い、地震の規模(マグニチュード)は6.1

最大震度は4:熊本県玉名市、宮崎県高鍋、同川南町、同宮崎美郷町、宮崎市

日向灘で、M6に近い地震は、2009/4/5の日向灘:M5.6:最大震度4以来
5年ぶりだった。

○前兆
7/18,8/4,8/8、8/21に報告しました。
8/21には、

九州福岡市観測南北方向指向電磁波ノイズ
顕著に、南北報告のみのノイズが多い。

南西諸島方向の地震や噴火活動をとらえていると思われます。
(宮崎県北部観測の大気中ラドン濃度はわずかに濃度が高い程度ですから、
日向灘方面で、今のところ、大きな地震は懸念されません。)

このように報告しましたが、
南北方向指向電磁波ノイズが、その後も継続して、高い状態が継続しています。」
と報告した。

この観測は、
「トチローの地震と電磁波教室」サイトさんです。

観測地:福岡市 VLF帯,JJY 40KHz受信回路:オリジナル設計回路
観測周波数:13KHz,40KHz(JJY おおたかどや山標準電波局),99KHz

99KHz A:福岡市の南北方向から到来するノイズ成分
99KHz B:福岡市の北東〜南西方向から到来するノイズ成分

このうち、99MHzの福岡市の南北方向から到来するノイズ成分が、
上記のように、7月中旬から一か月以上、ノイズレベル5段階中2段階程度の
やや高いノイズが継続していました。

ノイズは8/27まで、高い状態が続き、8/28には、かなり減衰。
8/28の深夜には、ほどんど静穏化した。

グラフで示さればいいのですが、
許可なく、グラフの転載は禁止されていますので、言葉だけにします。

今回の日向灘地震を確実にとらえていたと思います。
8/16に詳しく報告していますが、
日向灘は、巨大地震の可能性があるため、
上記グラフは、個人用に保存し、今後同様な日向灘地震前兆があるときに、
参考にしようと思います。

今回の日向灘地震前の九州の5観測点の大気中ラドン濃度観測では、
大分県南部と熊本県西部で、8/19-8/26まで、ややラドン濃度が高い程度でした。

宮崎県北部と、鏡島県薩摩地方観測点のラドンは、ほとんど変化がありませんでした。

その他の観測としては、
もぐりんが、
鹿児島県薩摩地方観測点→8/27:朝の観測で、移動完全停滞
熊本県西部観測点→8/28:夜の観測で、移動完全停滞

どちらも、日向灘地震の地震電磁気現象をとらえていたと思われます。

電離層の異常としては→こちら

本サイト環境自然などなんでも掲示板
[33917] foF2折れ線グラフと折れ線グラフ Name:タバサ@千葉県 2014/08/28(木) 00:37

ここで投稿された、8/27の電離層の foF2グラフです。
鹿児島県の山川電離層観測点と沖縄観測点の、 foF2周波数が、
東京国分寺や北海道稚内観測点に比べて、
明らかに高いことがわかります。

以上、まとめますと、
前兆としては、
福岡市 VLF帯ノイズレベル観測99KHz A:福岡市の南北方向から到来するノイズ成分で、
中程度のノイズが、1か月半ほど継続し、凡そ1日前に静穏化した。

そのノイズが高い最終日に、
鹿児島県の山川電離層観測点と沖縄観測点の、 foF2周波数が、
東京国分寺や北海道稚内観測点に比べて、明らかに高かった。

その他、もぐりんが、地震発生の前日と前々日に、鹿児島と熊本で、完全移動停滞し、
日向灘地震の地震電磁気現象をとらえていたと思われた。

これらの知見を、今後、日向灘地震モニタリングで活用していきたいと思います。


   
 2014/
08/28
6:00
  ○栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング:前回は8/25に実施

1、本サイト栃木県日光市大気中ラドン濃度観測→136ベクレル

2、本サイト福島県福島市大気中ラドン濃度観測→62ベクレル::
↓最高値68ベクレルから6ベクレル低下

3、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測→99ベクレル::
↓最高値184ベクレルから85ベクレル低下

4、伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhz
8/27:18時頃:平均値で5dBmの受信レベル上昇

同VHF帯見通し外観測:FMグアム局の受信レベル:平均値が同時刻に25dBmの受信レベル上昇

5、ソーラーとFM:神奈川県横浜市の地震エコー観測
サイト:更新なし

6、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
8/26に平均値で、100mVのノイズ観測。
8/27は、ごくわずか。

7、本サイト東京渋谷観測点:磁石落下装置
北3/5、東3/4、南3/4、西3/4 (現在/過去最多のクリップ数)
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧せず 。

★★
以上、上記の6項目(1項目は欠測)の観測をまとめると、
本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測が、大きく濃度低下した。

同時に、伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測で、
FMグアム局の受信レベルが大きく上昇した。
FM山形新庄の受信レベルは、5dBmの受信レベル上昇にとどまった。

2014/7/12の福島沖:M6.8の大きな地震発生時には、
4日前の、7/8に、FM山形新庄の受信レベルが、15dBmの受信レベル上昇だった。

8/25には、7/12と逆の現象が発生しています。
「FM山形新庄の受信レベル上昇が低く、FMグアム局の受信レベル上昇が高い。」

そのため、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測急落の主因は、
今まで述べてきた、

「7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。」

これによると推察されます。

この地震は、房総南端から伊豆諸島方面が震源で、
異常震域により関東や南東北(仙台含む)も揺れる地震が発生すると思われます。

8/27の上記観測値の変化は、栃木福島方面の地震が主因ではないと推察した。


   
 2014/
08/27
5:48
 ◎米カリフォルニア州でM6の地震

NHK News Web 2014/8/25:5:49
(引用開始)
アメリカの地質調査所によりますと、
24日午前3時すぎ、日本時間の24日午後7時すぎ、
カリフォルニア州のサンフランシスコ湾北部のナパ近郊で、マグニチュード6.0の地震がありました。
震源の深さはおよそ10キロとみられています。

地元の消防などによりますと、この地震でナパ中心部の一部の建物の外壁が崩れたり、
可動式住宅数棟が焼ける火災が起きたりして、
これまでに3人が大けがをし、90人近くが軽いけがをして病院で手当てを受けているということです。

また、およそ3万世帯が停電したほか、複数の場所でガス漏れや断水も起きているということです。
(中略)
サンフランシスコ近郊では1989年にも60人以上が死亡する地震が起きていて、
地元のメディアは今回の地震はそれ以来の規模のものだと伝えています。

カリフォルニア州のブラウン知事は24日、周辺の地域に非常事態を宣言し、
被災地の支援に当たることを明らかにしました。
(引用終了)

★★
サンアンドレアス断層で発生した地震でした。
この断層は、アメリカ合衆国太平洋岸のカリフォルニア州南部から西部にかけて
約800マイル(約1,300km)にわたって続く巨大な断層です。

The 1999 Working Group on California Earthquake Probabilities (WG99, 1999) は、
2030年までに、M6.7-M7.4の地震が、発生する確率が32%であると
報告されてきました。


観測者仲間の観測観察:8/26

○徳島県南部 大気中ラドン濃度観測

急上昇しました。

2014.7.26に80
2014.8.21に64
2014.8.26に129

急上昇し、7~10日後に急落というのがパターンです。

★★
大阪湾で、8/25-8/26に、有感地震が5回発生しました。
本観測点との距離は凡そ40kmです。

8/21のピークから、8/24に急落。14ベクレルとなる。
その翌日から、大阪湾で有感地震が発生しました。

8/26に、大きく上昇しましたので、また、大きな変化があれば、報告します。
   
 2014/
08/26
5:23

◎栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング

○背景
8/21&8/22に、福島県福島市と栃木県日光市の大気中ラドン濃度が急上昇した。

2013/2/25の栃木県北部地震:M6.3:最大震度5強 地震発生前の前兆を再度調査して
直前前兆を示す観測を見出すことができたので、それも加えて、定期的にモニタリングすることにした。

○2013/2/25の栃木県北部地震:M6.3:最大震度5強前の前兆

1、ソーラーとFM:神奈川県横浜市のVHF帯見通し外観測(地震エコー)観測
2013/2/17(地震発生8日前)に、
86.7MHz(NHK-FM秋田放 送 局周波数)と
88.1MHz(NHK-FM沖縄放 送局と大 阪放 送局の 周波数)が、

同時に、受信レベルが上昇し、特に、FM秋田の周波数の受信レベルが受信レベルが上昇した。
栃木県北部地震の地震エコーを受信したものと考えられる。


最近半年前から、伊豆半島北端の静岡県函南町で、VHF帯見通し外観測が観測され始め、
FM山形新庄の88.3MHzの受信レベルを観測しているので、
この観測も、モニタリングに加える。

2、地震電磁気現象:千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
2013/2/16-2/24に、平均値の上昇を伴うノイズを観測した。
ノイズのピークは2/20(地震発生5日前)であり、平均値で最大500mVのノイズを観測した。


栃木福島宮城方面地震(沖含む)モニタリング:8/25
1、本サイト栃木県日光市大気中ラドン濃度観測→135ベクレル
2、本サイト福島県福島市大気中ラドン濃度観測→64ベクレル
3、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測→174ベクレル

4、伊豆半島北端静岡県函南町月光天文台:VHF帯見通し外観測:FM山形新庄:88.3Mhz
最近一週間:変化なし

5、ソーラーとFM:神奈川県横浜市の地震エコー観測
前日、前々日と同様の周期的な変動(短い方は15秒、長い方は約40分)が発生
(管理人さんコメント)

6、千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
最近一週間では、8/19に大きなノイズを観測(8/24:茨城県南部:最大震度4の前兆と推察)。
その後は、大きなノイズは観測していない。

7、本サイト東京渋谷観測点:磁石落下装置
北3/5、東3/4、南3/4、西3/4 (現在/過去最多のクリップ数)
6/10再度北側クリップ1ヶ落下、本日も復旧せず 。


北指向の磁力が、6/10以降、低下している。

★★
以上まとめますと、
本サイト栃木県日光市、福島県福島市、宮城県仙台市観測の
大気中ラドン濃度異常は、まだ、ピーク付近。

直前前兆を示すと思われる、

静岡県函南町と神奈川県横浜市のVHF帯見通し外観測では、
函南町では異常はないが、神奈川県横浜市で、周期的な変動がみられた。

千葉県北東部香取市行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測は異常なし。

本サイト渋谷観測点の北指向の磁力も、戻っていない。

総じて、直前前兆はないと判断した。

今後は、基本的に、大きな変化が上記7項目に見られたときに、モニタリングをします。


   
   
   
 2014/
8/25
6:14
 ◎本サイト栃木県日光観測点大気中ラドン濃度過去最高値を観測

本サイト栃木県日光観測点大気中ラドン濃度観測点
観測日数:955日間
現在までの最高値:67ベクレル:2013/7/30
現在までの最低値:8ベクレル
平均値:24ベクレル

8/21の午後から急上昇。8/23の夜に、再度、上昇し、8/24の夜には、136ベクレルとなった。
今までの最高値:67ベクレルの凡そ2倍の濃度となった。

2013年2月25日16時23分に栃木県北部の深さ3kmで
M6.3の地震(最大震度5強)が発生した。

東日本大震災以降、地震活動が活発化していた、男体山:なんたいさん周辺が震央だった。
その当時、本観測点では、
2013/1/26に、42ベクレルのピークを観測。
その後、なだらかに減衰し、2/22には、21ベクレル。
その3日後に、上記の地震が発生した。


日光で発生した地震で、著名な地震は、
1683年の日光地震です。

6月17日と18日、10月20日と相次いで地震にみまわれました。
いずれも栃木県に震源をもつ地震と考えられ、
6月の地震では「男体山の大薙崩れ」が発生しました。

また、10月の地震では地震の規模を示すマグニチュードは7と推定され「天和の大地震」と呼ばれています。
この地震では大規模な土砂崩れで旧五十里湖が形成された。

近年の地震としては、
1949年(昭和24年)12月26日の今市地震があります。
震源は日光市(旧今市市付近)で
地震の規模を示すマグニチュードは6.4、
死者・行方不明10名、家屋の全半壊約3000棟という大きな被害となりました。


今回は、北隣の県の福島県福島市や、福島県の北隣の宮城県仙台市でも、ほぼ同じ時期に
大気中ラドン濃度が上昇した。

宮城県仙台市と福島県福島市の大気中ラドン濃度:
7/30,8/2、8/6、8/11、8/19、8/23に報告した。


特に、8/23に報告したように、福島県福島市観測点で、
福島市の大気中ラドン濃度が急上昇したのが、8/22夜です。

上記のように、日光市の大気中ラドン濃度が急上昇したのが、8/21夜です。
同期していて、
同じ震源の動きをとらえていると思われます。

本サイトの観測者仲間では、
栃木県の東隣の茨城県北部と茨城県南部でも、大気中ラドン濃度を観測していますが、
最近一週間では、凡そ13ベクレルですから、ほぼ正常値です。

さらに、
栃木県の西隣の新潟県新潟市でも、大気中ラドン濃度を観測していますが、
最近一週間では、13-18ベクレルの範囲内ですから、ほぼ正常値です。

そうしますと、本サイトの観測者仲間で、最近、大気中ラドン濃度の大きな上昇が、
新潟、北関東、南東北で、見られるのは、
栃木県日光、福島県福島市、宮城県仙台市観測点です。

栃木県日光市、福島県福島市、宮城県仙台市の大気中ラドン濃度異常として
今後、続報を報告します。


≪無断転載禁止≫

   
 2014/
08/24
6:07
  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10、8/17
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


今週も、動きがほとんどないため、まとめのみ記します。

まとめ
愛知県西部、首都圏、千葉県南房総鴨川のラドンは、ほとんど、今週は横ばいだった。

24-44ベクレルの範囲内で、
だいぶ収束に近づいてきた。収束まであと一歩。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉観測点の間欠泉の明らかな短周期への変動。

2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動にはまだ至らないが、
2-3か月前の状況と、現状は酷似しています。

これが明らかに短周期になったら、相当な危機感を持ちます。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。
まだ、この対応地震は発生していません。

予想震源域上空の明瞭なさざ波雲や大気重力波も、今週も、まったく発生しなかった。
その他も、ほとんど動きはなかった。

一昨日、新妻先生の毎月の分析に、自分なりの考察を付けましたが、
その中で、1984年3月-4月の北硫黄島北西方海底噴火に対する
1984年3月6日M7.9の地震を述べました。

この時の状況が現状と酷似しているのではないかと考えられましたので、少し、補足します。

北硫黄島付近海底火山は、海徳海山[かいとくかいざん]と呼ばれ、
現在激しい噴火をしています西之島の南凡そ130kmに位置します。

1984年 昭和59年3月7日~6月
マグマ噴火orマグマ水蒸気噴火?(海水変色) 。噴火場所は東海徳場。
海水変色(幅約10km、長さ約50km以上)、海面の盛り上り、噴煙、軽石等の噴出あり。

それに対する地震活動等です。
1984年(昭和59年)
3月6日 鳥島近海で地震 - M7.6(Mw 7.4)、深さ452km、福島県、栃木県、千葉県、東京都で最大震度 4。
6月13日 鳥島近海で地震 - M5.9(Ms 5.4、Mt 7.3)、深さ0km、
神奈川県横浜市で最大震度 1。八丈島で130㎝から150cmの津波を観測。津波地震。

8月7日 日向灘で地震 - M7.1、愛媛県、大分県、熊本県、宮崎県で最大震度 4。
9月14日 長野県西部地震 - M6.8、
長野県王滝村で推定震度 6、山梨県、長野県、京都府で最大震度 4。死者・行方不明者29人。

鳥島近海で、3/6に深発大地震が発生。その3か月後に、津波地震が同じ鳥島周辺で発生。

その三か月後には、長野県西部地震が発生。
((昨日も報告した、現状発生している岐阜長野方面の前兆と対応しているように感じます。))

また、鳥島近海津波地震の2か月後には、日向灘で、大きな地震が発生。
((8/16に詳しく報告しましたが、現在、日向灘周辺に、大きな「地震の目」がある。))

さらには、この鳥島近海地震の3年前
1981年(昭和56年)1月19日には、 三陸沖でM7.0の大地震が発生。
現状では、3年前に、三陸沖を震央として、東日本大震災が発生。

ここまで、みると、1981-1984年の日本の地震活動の再現が、現状起こっているのではないかと
疑ってしまいます。

8/22に報告しましたが、
2014年7月1日M6.2で、深度539km鳥島沖の伊豆スラブ最深部最大の地震が発生した。
(今までのマグニチュード最大記録は、1999年1月15日M5.8であり、それを0.4上回った。)

この地震が、上記の1984/3/6の鳥島近海深発大地震と結び付けて考えると、
その凡そ三か月後、今年の10月以降は、巨大地震発生の危険時期になるのではないかと
想像されます。

いずれ、毎週のモニタリングで、発生時期は、データを見ながら、絞り込んでいきます。

次のモニタリングは、8/31(日)予定です。

≪無断転載禁止≫
   
 2014/
08/23
6:19
 ◎富山県準リアルタイム地下水位観測:8/11続報

奥田北観測井の地下水位が二か月近く、断続的に、異変がみられます。

1m以上の地下水位低下を、列記すると、
6/25:4.2m地下、7/5:1.1m低下、7/11:4m低下、8/1:1m低下、8/4:3.2m低下、8/11:1.2m低下
さらに、8/22にも、1.1m低下した。

このような長期の変動は、私は、過去に見たことないです。

Comsystem様の、大気イオン濃度観測によりますと、
石川県金沢観測点で、7/29、8/2、8/3、8/5と30,000~50,000 個/ccを超える異常値が継続しています。

さらに、8/8には、50,000 個/ccをこえたスケールオーバーの異常値を観測。

8/8以降で、50,000 個/ccをこえたスケールオーバーの異常値は、8/22だった。

なお、同時に観測されている湿度は、高湿度ではない。
(大気オン観測機は、高湿度で、異常値を観測することがたまにある)

両者を見ると、同じ震源の動きをとらえていると思われます。

本サイトの石川中央と石川県南加賀地方の大気中ラドン濃度観測で、大きな異常濃度は、
最近半年間観測されていません。

「岐阜県地下水中ラドン濃度の調査観測」研究の観測点である
岐阜県飛騨市神岡割石温泉観測点の地下水湧出量。岐阜県の北部です。
7/8-7/17、7/26-8/10の期間、凡そ枯渇しています。

同じく、岐阜県中津川市川上観測点の地下水湧出量。岐阜県の南東部です。
6/30、7/17-7/22、7/24-8/21の期間、凡そ枯渇しています。

以上まとめますと、
富山県と岐阜県の北部と南東部で、地下水位の異常がみられる。
石川県の金沢観測点で、大気イオン観測で、7月下旬以降、異変がみられる。
石川県では、大気中ラドン濃度の大きな異変はない。
これらの観測は、
飛騨山脈から長野方面の地震前兆をとらえている可能性がある。


◎宮城県仙台市と福島県福島市の大気中ラドン濃度:7/30,8/2、8/6、8/11、8/19報告続報
福島県福島市の大気中ラドン濃度は、
8/6-8/8に、凡そ1年ぶりの40ベクレルを観測した。
その後、8/17には、一旦10ベクレルまで低下したが、8/22の午後、急騰し、
今までの過去最高値45ベクレルを大きく上回る、68ベクレルを観測した。

宮城県仙台市の大気中ラドン濃度観測も同様に、1号機が
8/22に、過去最高値の175ベクレルを記録した。

同じ仙台市の大気中イオン濃度観測。
7/26-8/5まで、平均値で、3000個/ccの大きな濃度異常を観測していたが、
8/6-8/9はやや濃度低下していたが、8/10は再度、大きな濃度異常を観測した。

特に
8/10以降は、平均値で、3000個/ccの濃度の継続時間が、
8/10以前と比較して、著しく長くなり、凡そ52時間、上記の異常濃度を記録した。

8/10-8/19をピークにして、その後も、断続的に、濃度異常継続。

どこまで、異変が継続するか、当面は、そこが注目です。

なお、本サイトの福島県いわき市観測点の方位磁石の東偏角。
178日目間、継続しています。

これらのことから、
南東北の太平洋側を中心にした地域に大きな震源があると推察されます。

   
 2014/
08/22
6:07
 ◎新妻地質学研究所:
速報58)福島沖地震M7.0の応力場オイラー回転解析・2014年8月の地震予報


最後の、まとめになっている部分のみを引用します。

(引用開始)
4.2014年8月の地震予報
(中略)
伊豆海溝域のスラブ最深部の地震活動が活発になり,
西ノ島の火山活動とともに警戒が必要である.

 千島海溝域のM6.0以上の震源域が西進していることから,
根室半島沖の地震が今後数年以内に起こることが予想されるので警戒が必要である.
(引用終了)

★★
まとめの最後に、
西ノ島の火山活動とともに伊豆海溝域の地震活動を懸念されている。

2014年7月1日M6.2で、深度539km鳥島沖の伊豆スラブ最深部最大の地震が発生したからです。
今までのマグニチュード最大記録は、1999年1月15日M5.8であり、それを0.4上回った。

2-3か月経過すると、その浅い海域で、大きな地震が懸念され、
私どもが、毎週日曜日に継続している
◎房総沖巨大地震モニタリング
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

この地震発生が、懸念されるようになると思います。
詳しくは、モニタリングで、発生時期を探ります。

第5海洋丸遭難で31名の死者を出した1952年9月24日明神礁の噴火。
(伊豆諸島南部、須美寿島の北約50kmに、明神礁はある)

その凡そ1年2か月後の1953年11月26日房総沖地震M8.0が起っています。

1984年3月-4月の北硫黄島北西方海底噴火に対しては,
1984年3月6日M7.9が起っています。

地震が先か噴火が先か、いろいろパターンはありますが、
伊豆小笠原海溝周辺の、地震と噴火はセットになっているようです。


新妻先生はさらに、千島海溝の活発な地震活動が、西に進んでいることを懸念されています。
根室半島沖の大きな地震活動が懸念されます。


観測者仲間の観測観察:8/21

○東京大田区

■磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常の負荷:10~)

8.12 01:20 東西:9、南北:10

08.13 01:20 東西:9、南北:10

08.13 23:33 東西:8、南北:8

08.14 21:51 東西:8、南北:9

08.15 23:30 東西:7、南北:9

08.16 19:19 東西:8、南北:9

08.18 00:11 東西:8、南北:9

08.18 23:20 東西:8、南北:9

08.19    欠測

08.21 00:24 東西:9、南北:10

08.22 00:49 東西:9、南北:10

★★昨日・今日と南北方向の磁力が収束しています。

○東京葛飾
水平型の北側に設置してあるブックスタンド東西,南北方向とも終息です。
昨日から磁力強めで、窓を開け放してますが1ケも落下せず。

水位…朝,夜ともー2.5cm低下。


   
 2014/
08/21
6:23
観測者仲間の観測観察:8/20
○鹿児島県薩摩地方
☆もぐりん
<北側> 10:00 215°漂着 潜行なし
       23:30 中央停滞 潜行なし

<東側>  8:00  40°漂着 潜行なし
       20:30  中央停滞(25°0.5㎝) 潜行なし

★★
7/18,8/4、8/8に報告しましたが、
九州福岡市観測南北方向指向電磁波ノイズ
顕著に、南北報告のみのノイズが多い。

南西諸島方向の地震や噴火活動をとらえていると思われます。
(宮崎県北部観測の大気中ラドン濃度はわずかに濃度が高い程度ですから、
日向灘方面で、今のところ、大きな地震は懸念されません。)

このように報告しましたが、
南北方向指向電磁波ノイズが、その後も継続して、高い状態が継続しています。

奄美大島北西沖の中規模程度の地震か、
口永良部島新岳の噴火活動か、
どちらかをとらえていると思われます。

上記の鹿児島県薩摩地方 観測点のもぐりんも、
その電磁気現象によると思われます。


   
 2014/
8/20
5:48
 ◎本サイト空の掲示板
No.34387 8月19日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、小田原周辺に、部分さざ波雲と雲帯が見られます。

★★
小田原から箱根の上空に、さざ波雲がみられます。

2007/10/1:2:21 神奈川県西部の深さ約 14km で、M4.9の地震がありました。
この地震により、神奈川県箱根町で震度5強、神奈川県小田原市で震度5弱を観測したほか、
関東地方から東海地方の一部にかけて震度4~1を観測しました。

M5クラスの地震でも、深さが浅いと、震度5強の地震となります。

この地域の地震では、
1997/11/4:M4.1:深さ15km、最大震度3
2000/5/2:M4.0:深さ16km、最大震度2
が発生しています。

箱根では、2013年1月中旬より
大涌谷周辺で火山性の地震が発生しており、テレビや新聞などでも報道されました。

その後、1月上旬頃から続いていた山がわずかに膨張するような地殻変動は、
2月中旬以降、収まりつつあり、それとともに地震活動も落ち着いた。。

今後さらに、異変が観測されるか、注目されます。


観測者仲間の観測観察:8/19

○青森県八戸市

水位はほぼ正常に。

○東京葛飾
水位…1.3cmほど低下。だいぶ戻ってきました。

電波時計…E受信に戻りました。
W受信は8/16-8/18まで、まる3日間でした。

★★
八戸の、水位低下の始まりは、8/12でした。
7日間、継続したことになります。
8/14に、「北海道南部-東北北部-三陸沖の未完成さざ波雲」が発生。
8/10の青森県東方沖:M6.1;最大震度5弱の余震でしょうか。
ご注意ください。

東京葛飾の電波時計も正常なE受信に戻った。

7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。
まだ、この対応地震は発生していません。

被害地震ではないと、推察しますが、ご注意ください。


   
 2014/
08/19
6:00
◎観測者仲間の観測観察:8/18

○宮城県仙台市:大気中ラドン濃度観測

1号機は過去最高値を更新し、99bqを記録しました。

★★
宮城県仙台市と福島県福島市の大気中ラドン濃度:7/30,8/2、8/6、8/11報告続報
仙台のラドン濃度が、さらに上昇し、8/18:99ベクレルとなった。

同じ仙台市の大気中イオン濃度観測。
7/26-8/5まで、平均値で、3000個/ccの大きな濃度異常を観測していたが、
8/6-8/9はやや濃度低下していたが、8/10は再度、大きな濃度異常を観測した。

特に
8/10以降は、平均値で、3000個/ccの濃度の継続時間が、
8/10以前と比較して、著しく長くなった。

さらに、8・15の20時以降は、
その濃度継続時間が、ほぼ連続して、継続しており、
凡そ52時間、上記の異常濃度を継続した。

上記の、宮城県仙台市:大気中ラドン濃度観測の過去最高値と
よく同期しています。

どこまで、異変が継続するか、当面は、そこが注目です。



   
 2014/
08/18
6:11

 本日は新たに発生した、地震の前兆はありませんので、最近の地震に関する
ニュースで、注目すべきものを取り上げます。

「一般社団法人 日本地震予知学会」を発足~地震の短期予知の実現に貢献~
SankeiBiz (フジサンケイビジネスアイ);2014/8/1

(引用開始)
この度、地震の短期予知の実現への貢献を目指し、
一般社団法人 日本地震予知学会(所在地:東京都新宿区、代表理事:早川 正士、以下 日本地震予知学会)を
設立いたしました。
2014年7月4日(金)に東京法務局へ登記申請を行い、2014年7月16日(水)に手続きを完了しました。

URL http://www.eqpsj.jp

■背景
この日本地震予知学会は、
地震の先行現象を総合的に、また学術的に議論し、
地震の短期予知の実現に貢献したいとの強い思いで設立したものです。

地震の長期予測、中期予測に比し、地震の短期予知は社会的ニーズが高いにも関わらず、
極めて困難な課題と考えられています。

おおよそ20年前より研究が始まった新しい地震電磁気現象が短期予知に有望であることがわかってきましたが、
その物理現象は多くの謎が含まれています。
更に地震予知の課題自体が多くの学問分野にまたがり極めて学術的であるため、
異分野の研究者の協力が何よりも重要と考えます。

■「日本地震予知学会の設立について(趣意)」
日本地震予知学会の目指すところ、
地震短期予知の重要性、地震予知研究の経過と将来、学会設立時宜、学会の役割を詳しく記しています。
色々な分野の方々に積極的にご参加いただき、
是非とも本学会を盛り上げていただくことを切にお願いする次第です。
http://www.eqpsj.jp/prospectus.html

■法人概要
名称  : 一般社団法人 日本地震予知学会
代表理事: 早川 正士(電気通信大学名誉教授)
事務局 : 一般社団法人 日本地震予知学会事務局
URL   : http://www.eqpsj.jp
設立  : 2014年7月4日(金)

(引用終了)

★★

日本における地震予知に関する研究は永きにわたり、
本震前の力学的先行現象の検出に重点が置かれてきました。

しかし、大規模災害を引き起こした平成7年兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)以降の、
ほとんどの被害地震を予知できず、
平成23年東北地方太平洋沖地震においても残念ながら予知は成功できていません。

一昨日に報告した、
木村政昭琉球大学名誉教授は、2007年、地震学の国際会議で、
東北地方の太平洋沖に、巨大地震が起きる可能性を指摘された。

しかし、多くの地震学者さんは、「そんな地震は起きない」と一笑に付されたそうです。

「地震エコー観測法による地震予報の研究」を一生懸命に研究されてきた
退官された、北海道大学理学院付属地震火山研究観測センターの森谷武男先生。

地震予報は
なによ りも まず防災意識を高揚させて,人的な損害を最小にすることが最大の目標です.
そのために公共の建造物の耐震化や生活様式の安全化が重要であることは言うまで もありません.
地震予報と建物の耐震化は地震防災の両輪です。

このように述べておられました。

日本地震予知学会が、地震電磁気現象を中心に、
地震の短期予知の研究の中心となる場所を提供されようとする志に
共感いたします。


医学や農学は、実学に近いです。

理論があって、事象が発生することの重要性も大事にしますが、
まず、事象を詳しく観察する、地道に観察をして、その奥に潜む理論を解明することも
よく行われます。

地震予知も、まずは、地道な観察や観測を大事にして、そこに新しい道が切り開かれるものと
私は思いますし、
観測者仲間の皆様と、ともにも進んでいきたいと思います。


   
 2014/
08/17
6:10
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3、8/10
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇
今週は、動きがほとんどないため、まとめのみ記します。

まとめ
愛知県西部、首都圏のラドンは、ほとんど、今週は横ばいだった。

30-42ベクレルの範囲内で、
だいぶ収束に近づいてきた。収束まであと一歩。

埼玉県南部の、ラドンは、8/12以降、18-25ベクレルとなり、収束したか。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。
まだ、この対応地震は発生していません。

予想震源域上空の明瞭なさざ波雲や大気重力波も、今週は、まったく発生しなかった。
その他も、ほとんど動きはなかった。

次のモニタリングは、8/24(日)予定です。


観測者仲間の観測観察:8/16

○青森八戸
水位低い
20:45 鈴落下

★★
8/14に、「北海道南部-東北北部-三陸沖の未完成さざ波雲」が発生。
8/10の青森県東方沖:M6.1;最大震度5弱の余震でしょうか。

今後どの程度、鈴落下装置の鈴落下(磁力低下)の状態や水位低下の状態が継続するか注目されます。


   
 2014/
08/16
5:42

 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

○ご質問
いつも拝見させていただいてます。
別府に近い大分市にすんでおり、地震などについては全く知識のない者です。
3月の伊予灘の地震後、地震の事を色々調べるようになり、この掲示板にたどり着きました。

小さな娘がおり、旦那は帰りが遅く、ほとんど一人のため、いざというときに小さな娘を守れるか、不安です。

南海トラフ地震も心配ですが、数日前、鹿児島の小さな島の火山が噴火し、
今までその火山が噴火した時は日向灘などで大きな地震が発生していたと、ここの掲示板で知りました。

いきなりドカンと揺れることもあるのでしょうか‥?
それとも、地震が増えるなどの前兆があるのでしょうか‥?
また大分在住で、その他に気をつけておかなければいけない地震などがありますか??

地震の備えはしていますが、私自身が大きな地震を体験していたり、
大震災で身内を亡くしたりしているため、地震の恐怖が消えません。

個人的な事を突然質問して申し訳ありません。

よろしくお願いします。

○お答え
備えるべきは、日向灘の巨大地震です。

宮崎県東方沖の日向灘では、
ほぼ十数年から数十年に一度の割合でM7クラスの地震が発生し、
多くの場合津波を伴います。

最後の、M7クラスの日向灘地震は、
1996/10/19 日向灘 6.9
1996/12/03 日向灘 6.7 です。

すでに、18年経過していますので、新たな日向灘地震が懸念されます。

宮崎県では、
東北地方太平洋沖地震で、震源域の多くが連動し、M9クラスの地震が発生したという
事象を踏まえ、防災上の観点から、日向灘を中心に発生した断層破壊が両隣の一定
の領域(セグメント)まで伴った場合を想定した。

つまり、
日向灘領域+北隣領域(南海域) +南隣領域(南西諸島海溝域)
日向灘を中心に 広がるM9.1

宮崎県 平成25年4月
宮崎県沿岸における津波浸水想定 説明資料→こちら

これによると、5m以上の津波が、延岡市から串間市まで想定されています。
地震発生20分後、津波第1波が県内沿岸に押し寄せる。

詳しく、市町村別に、津波浸水想定が図示されています。
これをもとに、5m以上の津波が予想される市町村では、
津波避難場所を組み込んだ、津波ハザードマップが、作成公開されています。

この地震による最大震度は6強。
立っていられないほどの揺れが30秒ほど続く。
震源が南寄りの場合は都農町以南の沿岸部、西都市、東諸県郡など、
北寄りでは延岡市から宮崎市にかけて震度6強になると想定されています。


6/7報告で、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の最新報告。
(事前に東日本大震災の地震規模を凡そ正確に予想した唯一人の科学者です。)

2014年5月30日に、学会で報告した、最新の研究成果です。

この図により、日本の将来の地震活動の活発化する地域が、明示されています。

第一の注目は、

富士火山帯の、飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖
特に、赤の色が濃い地域は、
富士山箱根山相模湾と房総半島南端部から伊豆諸島東方沖です。

第二の注目として、西日本で、唯一、将来の地震活動の活発化する地域として、
日向灘から薩南諸島東方沖です。

それ以外は、北海道十勝から北東北ですが、
上記の2地域ほどはっきりしていないようです。

図20140607-1の上段の図です。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/mega20140607.jpg

さて、
木村政昭琉球大学名誉教授は、2007年、地震学の国際会議で、
東北地方の太平洋沖に、巨大地震が起きる可能性を指摘された。

上記のロシア人科学者 Alexei Ryubushinと木村政昭氏。
このお二人のみが、東日本大震災を予想された人です。
実績がある方の最新の予想は、大変に注目されます。

木村先生の予想は、
地図上に震源域、地震規模、発生年(及びその誤差)で示されています。

日向灘:M8.7:2014±5年
宮崎県の想定と、ほぼ同じ規模の巨大地震を予想されています。

このように、
宮崎県、東日本大震災を予想したAlexei Ryubushinと木村政昭氏。
日向灘の巨大地震を想定あるいは、予想しています。


私どもとしては、その巨大地震発生時期を、予想しようとしています。
東日本大震災前の大気中ラドン濃度変動の概要です。

2011年日本地震学会;秋季大会;;A32‒09
東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について
長濱裕幸(東北大)・安岡由美(神戸薬大)・鈴木俊幸・本間 好(福島県医大)

東北地方太平洋沖地震の震央;三陸沖震央の凡そ南西150kmの福島市で、
2010年6月~2010年12月初旬まで、大気中ラドン濃度が増加した。

このように、巨大地震では、大気中ラドン濃度の濃度異常が凡そ半年間は継続します。

私どもの観測者仲間
中九州と南九州の大気中ラドン濃度観測網
熊本県西部、大分県南部、宮崎県北部沿岸部、鹿児島県薩摩地方1、鹿児島県薩摩地方2
5か所です。

今のところ、大分県南部と宮崎県北部観測点に、観測値の異常はありません。
大きな異常値が観測されたら、現在毎週日曜日に続ける
房総沖巨大地震モニタリングと同様な体制を組んでいきたいと思います。

上記の東日本大震災のような巨大地震では、ラドンの異常は半年も続きます。
ですので、私どもが、明らかな大気中ラドン濃度の異常があるとして、
モニタリングを始めても、凡そ半年先の巨大地震発生となると思われます。

観測網を整えて、注意して、観測値をみていれば、いきなり、ドカンということはないと思います。


   
 2014/
08/15
5:54
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

○ご質問
主人が東京に転勤が決まりました。
これから起こるであろう地震の事が心配でなりません。
このような質問をさせていただいても良いものかなと、悩みましたが、
少しでも安心して主人を送り出したいと・・・
会社は汐留だそうです。これから単身赴任する住まいを探す予定です。
東京で比較的安全な場所はありますか?
教えていただけると、嬉しいです。

○お答え
ご心配なことと存じます。

今後、半年以内に発生するであろう巨大地震は、毎週日曜日にモニタリングする
房総沖巨大地震の想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

および、その後に発生するかもしれない、富士山の噴火です。

まず、巨大地震は、M9クラスで超巨大ですが、震央は都心から凡そ600km離れています。
震源断層域の北側は、八丈島の南でしょう。都心から凡そ300km離れています。

そのため、東京の震度は、最大でも、5強(一部地域で6弱)で
揺れに関しては、壊滅的ではないです。

ゆれについての注意は、7/25報告でも、詳しく報告しましたが、タワーマンションの長周期地震動です。
東日本大震災では、震源から離れた東京都内(23区の震度は「5強」)で長周期地震動を観測し、
新宿センタービルなどの超高層ビルが最長13分間、最大1.08mほど揺れていたことが判明しています。

この巨大地震は、津波地震の可能性が高いです。
7/24に詳しく報告しましたが、房総半島から九州の太平洋側には、巨大津波が襲います。

東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
最大でも3-5メートル程度であると思われます。

さらに、東京湾の湾奥の東京では、周期の長い津波になります。
テレビで見た、襲ってくるような津波ではなく、じわーーーっと水位が上がるような津波です。
洪水のときのように、じわーーっと足元の水位が上がってくるような津波です。

湾奥で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地帯(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所ですので、
単身赴任先の住まいの候補からは、この地域は避けてください。

江東デルタ地帯とは東京都東部に位置し,
墨田区・江東区の全域および江戸川区の一部が含まれます。


東京都都市整備局が公開しています「地震に関する地域危険度」があります。→こちら
この最後に、総合危険度ランキングがあります→こちら

お勤め先が、汐留ということですから、通勤に便利な23区内で、
上記の危険度が低い地域で、賃貸マンションを探されるといいと思います。

ただ、上記のように、タワーマンションの30階以上は、長周期地震動が怖いです。
できれば、賃貸マンションの2階-5階に住みましょう。

地震や富士山噴火で、最も影響をうけるのは、「停電」です。
停電したら、エレベーターも動きませんから、階段で、頻繁に上り下りできる階といえば、
せいぜい5階までではないでいしょうか。

上記のようなことを参考にされて、お住まいを探されるといいと思います。


   
 2014/
08/14
5:42
  ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

○ご質問
3月の大雪の時に、山中湖と道志村に支援で入りました。富士山噴火の予兆を調べてください。

○お答え
まず、富士山が噴火するか否かですが、
国の火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣(としつぐ)会長(東京大名誉教授)が
2014/3/3、 BS日テレの「深層NEWS」に出演した。

「富士山はいつ噴火してもおかしくない状態。(パニックを起こさないためには)
避難計画を作り、それに沿った訓練が重要だ」と述べた。

国と地元自治体などは先月、富士山噴火を想定した広域避難計画を初めてまとめた。
降灰が広がると、静岡、山梨、神奈川の3県で、最大47万人が避難を迫られる恐れがある。

都心でも、火山灰が2センチ程度積もると予想される。藤井会長は「火山灰が5ミリ
積もっただけで、車は坂道を上れなくなる。高速道路では、深刻な渋滞が起きる」と話し、
交通網がまひする可能性を指摘した。

噴火するかしないかではなく、
噴火を前提にして、どのような避難計画を作り、訓練をするかという段階にあるということです。

7/11に報告しましたが、
◎富士山噴火カウントダウン?続々起きている異常な兆候
2014/7/7:週プレニュース→こちら

http://wpb.shueisha.co.jp/2014/07/07/32398/

1、河口湖「六角堂」の水位変化
2、「泉が滝」の水枯れ
3、北東側「滝沢林道」の大崩壊
4、急速に進行する「大沢崩れ」
5、幻の池「赤池」が消失

この五つが、異変として報告されています。

木村政昭ホームページ
[2014/3/21:2013年迄の富士山の地下構造]によると、


富士山下のマグマが
地下数キロか、それより浅いところにまで上昇してきている可能性が推定できます。

富士山の”噴火の目”の時系列から、主噴火時期を推測すると、
2017年プラスマイナス5年となりました。

このように報告されています。

富士山のマグマが、地下数キロまで上昇していることは
上記の各種の富士山での異変につながっていると考えられます。

信頼すべき記録が現存している富士山噴火としては,貞観・宝永噴火を含めて10回あるといわれてきました。
産業技術総合研究所が15年かけて地質調査をした結果、
溶岩が流れ出す規模の噴火が過去2000年で43回あった。
平均すると、凡そ50年に一回噴火してきたことになります。

最後の噴火が、1707年の宝永噴火です。
最後の噴火から、現在まで、306年経過しました。

宝永噴火が、最後の噴火でした。
1703/12/16に噴火が始まり、1704/1/1に終息。17日間だった。

消防庁のインターネット上の仮想博物館「消防防災博物館」に
上記貞観・宝永噴火の詳しい記載が、あります。→こちら。


http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B414&ac2=B41403&ac3=3257&Page=hpd2_view

噴火までどのような経過をたどったのか、上記リンクの貞観噴火から抜粋します。

(抜粋引用開始)
1707年
12月に入った頃から 富士山中で異常な鳴動と小地震の群発
(山体直下へのマグマ上昇と、それにともなう群発地震の発生)

12月15日午後
富士山麓(静岡県裾野市須山、同富士山吉原、山梨県忍野村)ではっきりとした群発地震

同日夜
群発地震の規模が拡大し、御殿場、沼津、箱根、小田原でも有感となる

同日夜半~未明
群発地震が引き続き、長野県下伊那郡、名古屋、江戸でも有感地震が2度あった

12月16日午前
群発地震が引き続き、富士山麓で朝と昼前に強震が2度発生

同日昼前
2度めの強震の直後に、富士山南東斜面五合目付近から噴火開始。
噴煙は成層圏に達し、偏西風にあおられて東へ流れ始める。
爆発的噴火に伴う空振が、下伊那から江戸までの広い範囲で感じられ、人々に大きな恐怖を与える。

風下にあたる富士山の東麓では火山れきが降り注ぎ、
高熱の軽石によって火事も発生する。噴煙中では絶え間なく火山雷が発生する

同日昼過ぎ
噴煙が江戸上空に達し、空は闇につつまれ、火山雷がとどろき、灰白色の降灰が始まる
(抜粋引用終了)

★★
小地震が始まりになって、それから、有感地震の群発地震。
はっきりとした群発地震は噴火の1日前だった。

富士山の噴火は、歴史的に、北側と南側の山麓で、交互に繰り返し噴火しています。

1707年の宝永噴火は南側でした。
今回は、北側が注目されます。

私どもとしては、富士山北側山麓の鳴沢村に、観測者仲間がいて、
大気中ラドン濃度を観測しています。

ラドンは、地震のみならず、火山噴火の前兆もとらえることができます。
常時、朝晩観測されています。

この数字が過去の変動幅を超えて、上昇したら、危険域と考えています。
今のところは、毎日確認していますが、静穏です。

富士山では、2000年ごろから、火山性地震が頻発し、東日本大震災直後に
誘発地震として「静岡県東部地震」が発生した。

この時には、火山学者さんの間では、富士山が噴火するではないかと考えたそうです。

もし、現在モニタリングしている房総半島南東沖から、八丈島、伊豆鳥島までの領域で、
巨大地震が発生すれば、

「マグマ発泡」により、さらにマグマが上昇し、噴火する懸念があるのではないでしょうか。 
この巨大地震発生後の時期を、私どもは、注目しています。

○本サイト環境自然などなんでも掲示板
[33660] 8月13日のTEC Map 動画 Name:Zebra

本日のTEC MAPはいつもと違う感じでした。
まず、NASA版の方は低めで、赤い80の部分がほとんどありませんでした。

オーストラリア版の方は、夕方までは同様に低めだったのですが、
16時ころからベトナムやマレーシア付近から、突然80の色が湧き出すように広がり、
20時頃には逆に急激に引いていきました。

★★
オーストラリア版TECマップで、明らかに、インドシナ半島上空の電離層の電子数:TECが
明らかに上昇していました。なにがあるのでしょうか。
ここまで、オーストラリア版VerticalTECマップで明らかな異変は、非常に珍しいです。


観測者仲間の観測観察:8/13

○愛知県東部 :方位磁石
朝:14度東偏角
夜:7度東偏角
(5/6から西偏角して100日目。
今朝8:30に14度東偏角となっていました( ̄O ̄;) )  

★★
東に、急に14度、偏角した。驚かれたこと思います。


   
 2014/
08/13
6:27
 ◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

○ご質問
房総沖の中規模地震収束しましたとの事ですが来週鴨川方面に出かける予定があります。
なにか注意することはありますか? 

○お答え
私どもの観測者仲間に、鴨川観測点があります。
最近の観測で、大気中ラドンに異常なし。もぐりんの挙動に異常なし。

ですので、鴨川周辺に、中規模以上の震源は今のところはなく、
「伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラス」

房総ではなく、伊豆諸島方面だと思われます。
また、地震の規模も、大きくても、M6クラスですから、
被害を及ぼすような津波は発生しないと思われます。

ただ、もし、震源が、伊豆諸島のスミス島から伊豆鳥島であったら、
津波地震が発生しやすい位置です。

1984月6年13日,鳥島近海地震(M=5.9)が発生。

須美寿島西側から波源域の長さ推定25kmの津波が発生した。
津波マグニチュードは 7.3と
地震規模に比較して津波の規模が異常に大きな津波地震であった。

八丈島の八重根漁港で130cmから150cmの津波が観測された。
伊豆諸島をはじめ,房総から四国に至る沿岸各地の検潮所で全振幅10~57cmの
津波を観測した。

スミス島は、都心から470kmも離れていますので、
房総鴨川に津波が到達する時間は、凡そ1時間はありますし、
津波の高さも、最大で凡そ60cmですから、津波被害を及ぼす恐れはありません。

ただ、30年前に、鳥島近海で、M6クラスの地震が発生した。
地震規模に比較して津波の規模が異常に大きな津波地震であった。
このようなことは頭に置いておいてください。


観測者仲間の観測観察:8/12
○青森八戸

18:45西の空で、赤紫に変色。
水位が低めです。


○東京大田区

磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常のナット負荷:9~)

 東西:9、南北:10

 南北方向が、昨日に引き続き、磁力強く、収束しています


○滋賀大津市::鈴落下装置

「磁石2個」(西側) 今朝も、くっついていたので、リセット。
リセット後、くっつかない長さに糸を調整しました。

糸の長さ調整後、

13時半頃、3度落下→直ぐに復活。14時50分に落下→直ぐに復活。

19時50分に、2回落下→直ぐに復活、20時に落下→復活。

落下、直ぐに復活の場合、近隣の深発、または小規模地震が起こることが多いです。

「磁石4個」(西側)こちらも、くっついていたのでリセット。
その後、糸の長さを調整。

「磁石2個」「磁石4個」(南側) 落下なし。

★★
青森で目視された夕焼けの赤紫色は、昨日の衛星画像解析で、レモンさんや黄昏さんが指摘された
北海道南西部の未完成さざ波雲に関連するのでしょうか。

琵琶湖近郊の滋賀県大津市で、引き続き、大きな磁力低下は観察されていません。


   
 2014/
08/12
5:36
  ◎観測者仲間の観測観察:8/11

○青森県八戸
ラドン上昇中。
7時前に鈴が落下。弱々しいがすぐに復活し、19時過ぎ確認すると鈴が磁石にくっついていました。

○福島市
8月11日 福島市 ラドン濃度

08:00  18
20:00  14

○千葉県北東部香取

もぐりん不動継続中。ラドンはs05へ急落
夕焼け雲赤く底焼け広範囲。


○東京大田区

磁石落下装置:ナット負荷型2連(正常9~)、昨日より、磁力上昇しました。
南北方向は磁力強いです。収束と言えるかも。

11日 東西:9、南北:10

○愛知県東部
・ハムスターの運動量
13088回(8/9から、運動量が少しずつUP)

○石川県南加賀ラドン
08:00*24
21:30*25
お鈴落下中
夕方右幻日、北東から南西に畝雲が重なり断層雲となり、下からもくもくと雲が沸いていました。


★★
○福島市の大気中ラドン濃度は、40ベクレルへ上昇前の濃度:13ベクレルへ収束した。

○千葉県北東部、東京大田区
昨日も報告した、「伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラス」の
地震前兆収束と関連すると思われます。


○愛知県東部
8/5、8/6に報告した報告に関連すると思われます。

富山県奥田観測井の地下水位が一か月近く、断続的に、異変がみられます。

1m以上の地下水位低下を、列記すると、
6/25:4.2m地下、7/5:1.1m低下、7/11:4m低下、8/1:1m低下、8/4:3.2m低下
さらに、8/11にも、1.2m低下した。

このような長期の変動は、私は、過去に見たことないです。

Comsystem様の、大気イオン濃度観測によりますと、
石川県金沢観測点で、7/29、8/2、8/3、8/5と30,000~50,000 個/ccを超える異常値が継続しています。

さらに、8/8には、50,000 個/ccをこえたスケールオーバーの異常値を観測。
8/9-8/10には、20,000個/ccを超えた異常値を観測。

なお、同時に観測されている湿度は、高湿度ではない。
(大気オン観測機は、高湿度で、異常値を観測することがたまにある)

7/31に報告したが、
同じ愛知県の美和観測点の植物生体電位観測

7/12、7/15、7/17、7/20と
特徴的に電位が短時間の間に急激にマイナス方向へ
100-140mV変動する。
最も大きな変化は、7/17だった。

その後次第次第に、植物生体電位は0mVへ収束し、7/29には、収束した。
10日間収束した状態だったが、8/9午後から、再度、マイナス方向へ大きな変化。
今後が注目されます。


   
 2014/
08/11
5:55
 ◎青森東方沖:M6.1:最大震度5弱
○概要
2014年8月10日 12時43分ごろ
青森県八戸市の93km北西の海底、深さ50km
地震の規模:M6.1
最大震度:5弱:青森県七戸町;;
震度4:青森県三八上北地方、北海道函館市

○前兆
5/14報告で記載しましたが、北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念される状況。
2か月以上、経過して、発生しました。

最近では、青森県八戸観測点の観測を報告していました。整理しますと、
8/5
帰宅20時、水位が低かったです。
8/6
ラドンが今年最低値(7/22)に並ぶ22を短時間だけ記録しました。
水位も低いです。
8/7
連日の水位低めです。
8/8
連日の水位低めです。
8/9
水位低く、鈴落下装置は磁力が弱くなっています。
8/10
ユルユルの鈴が本日の地震で落下しました。すぐ復活です。

補足しますと、
青森県八戸観測点大気中ラドン濃度観測:2012/9/9開始、観測期間700日
最高濃度:148ベクレル;2014/2/28
最低濃度;20ベクレル:2012/9/13
平均濃度:79ベクレル

最高濃度、平均濃度も非常に高い。地震の規模で、M8クラスの地震が起こっても
おかしくない濃度です。

今回は、ラドン濃度が、8/6に最低濃度付近に低下して、4日後に地震が発生した。
その前日の8/5に、自宅で観察している水位が低下した。

最近では、ラドン濃度は再度、上昇。最近値:40ベクレル。
今後、ラドンが再度低下し、水位が下がるような観測がなされたら、再度報告します。

衛星画像で、気になるのは、

No.34263 8月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
気になったのは、釧路南方沖の幾重の筋状雲である。

位置としては、青森はるか東方沖の位置です。


観測者仲間の観測観察:8/10

○宮城県仙台市:大気中ラドン濃度観測

1号機は最高値を更新し、92bqとなりました。

○東京葛飾

昨日低下していた南と西の磁力が急激なる回復です。
こんな時は伊豆諸島や神奈川,静岡県が揺れたことあります。

電波時計…E受信です。
水位…ほぼ1cmの低下です。

★★
宮城県仙台市と福島県福島市の大気中ラドン濃度:7/30,8/2、8/6報告続報
仙台のラドン濃度が、さらに上昇し、8/10:92ベクレルとなった。

同じ仙台市の大気中イオン濃度観測。
7/26-8/5まで、平均値で、3000個/ccの大きな濃度異常を観測していたが、
8/6-8/9はやや濃度低下していたが、8/10は再度、大きな濃度異常を観測。
8/10の濃度異常は、20時間以上継続しています。
両者は、よく同期しています。

○東京葛飾
8/3に詳しく報告した、

「7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。」


東京葛飾の水位観測も、収束しました。スタンバイと推察します。
被害地震ではないようですが、ご注意ください。


   
 2014/
08/10
6:07


  ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13、8/3
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

★★想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンは、7/7の29ベクレルを底にして、7/27の60ベクレルまで上昇。
その後、なだらかに減衰中。最近値は34ベクレルまで減衰。
収束まであと一歩。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から7/13まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。

間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21、6/22、6/24、6/27、6/28、7/5、7/6にみられた。
総じて、飛騨割石温泉の間欠泉は明らかに、6/1から、変化がみられて、継続している。

7/26の18時以降、システムが継続して止まっている。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点のうち、一観測点が都合で、データがないため
3観測点で、述べると、最近値で30-42ベクレル。

上記の愛知県西部観測点と同様に、収束まであと一歩。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

その後、地下水のほぼ枯渇現象;105日間(2/15-6/1)で、一旦終了した。
再度、6/30-7/1の間に枯渇したが、7/18-7/22の間に再度枯渇。

7/23以降、枯渇しているようにデータからは、推察される。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
3器が一旦、7/25に収束したが、7/26以降、1号機の鈴が落下中。


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波
6/23
鳥島近海-八丈島東方沖に散見される大気重力波や波状雲
6/29:
房総南方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/1:
関東東方-小笠原諸島東方のはるか沖に衛星画像ノイズが見られ、
父島東方はるか沖には欠測があります。
7/2:
八丈島東方沖-小笠原諸島-マリアナ諸島-カロリン諸島に衛星画像ノイズ
7/3
本州-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズ
7/4:
鳥島西方沖-八丈島東方沖に広がる大気重力波や波状雲

7/7:長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲になりかけた整列雲
7/9:相模灘-房総南方沖の大気重力波や整列雲、断層状雲

7/11:八丈島近海と鳥島近海に波状雲が広がった。
7/12:房総半島東方沖に断層雲とそこから吹き出す筋状雲が見られます
 八丈島-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。

7/14関東東方沖に大気重力波や波状雲が見られ
7/15午前中、伊豆諸島東方沖に広がる大気重力波
7/16伊豆諸島東方沖又は房総半島南東沖に大気重力波が広がっています。


7/17房総南方沖-関東東方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/21小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。
7/28わずかながら、房総半島南部に大気重力波が見られます。

8/2:
関東周辺に大気重力波や鱗雲などが見られました。
また、八丈島の東方沖は巻雲や大気重力波が出ています。

関東方面で、彩雲が観測されました。
伊豆諸島から房総半島又は南東沖で地震が予想されます。

8/3
朝、八丈島南方沖に断層状の雲が見られます。
8/9
伊豆諸島の神津島周辺からウナギレンズ雲が現れています。
これが移動して、房総半島南部沖に見られます。


★★
まとめますと、
愛知県西部、首都圏のラドンは、30-42ベクレルの範囲内で、
だいぶ収束に近づいてきた。収束まであと一歩。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。
8/3に、八丈島南方沖に断層状の雲がみられ、これで一段階となった。

まだ、連続して、明瞭なさざ波雲が発生する状況にはなく、まだ、危機感はない。

いまだ、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

喫緊は、上記の伊豆諸島から房総半島周辺の中規模地震:M6クラスや
飛騨山脈周辺での、強い地震が懸念される状況です。


次のモニタリングは、8/17(日)予定です。


 2014/
08/09
5:42
  ◎観測者仲間の観測観察:8/8

○福島市 大気中ラドン濃度
08:00  40
20:00  18

急落しました!

○ 福島県いわき市です。

1、鈴落下装置
1号:7/26~落下中
2号:異常なし
3号:異常なし

2、方位磁石
朝:東4度→夕:東4度
東に偏角して162日目

3、冷蔵庫落下装置
2013年11/20~3枚(標準4枚)

○ 東京大田区

★磁石落下装置:久しぶりに、ナット負荷型2連(ナット8、正常9~)のクリップを変えて、
負荷を調整して落下しない負荷を観測してみました。

東西:7、南北:8

9~が正常ですから、東西方向、まだ磁力弱いようです。
つまり、少なくとも、磁力低下が10日間継続している可能性あります。

○東京葛飾区
水位…あと数ミリで1cm低下になります。1.3cm程の低下です。

○千葉県九十九里浜
<電波時計>
07時00分 ほぼ正常。


★★
○福島市の大気中ラドン濃度 が急落しました。
ただ、仙台市の大気中ラドン濃度がまだ高く、福島浜通り南部のいわき市観測点で
大きな磁力の低下がみられていません。

中程度の地震:局地的に最大震度5強までの地震が、福島県や福島沖で
発生するかもしれません。
(過去の福島市の大気中ラドン濃度 変動と対応地震の関係より推察した)


東京大田区の観測からは、未だ、東西方向の磁力が低下しています。
仙台市観測の大気中イオン濃度も、7/26以降、14日間連続して、異常濃度を記録しています。
まだ、収束していません。

仙台市の大気中ラドン濃度も高い値が継続しています。
これらが収束してから、本番のM7位クラスの大きな地震が懸念されます。



○8/3に詳しく報告した、

「7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。」


こちらは、東京葛飾の水位観測も、あと少しで、収束。
だいぶ近づいてきました。

千葉九十九里浜の電波時計は、地震前兆として、0.5-1分遅れるのですが、
最近数日は、正常に戻っています。



   
 2014/
8/08
5:39
 ◎口永良部島:くちのえらぶじま 34年ぶり噴火:8/4報告続報
南日本放送MBC NEWS:08/07 18:50 引用します。
(南日本放送は、鹿児島県にある放送局です。)

(引用開始)
口永良部島の新岳が34年ぶりに噴火して7日で5日目になりますが、
気象台は今後、地下のマグマが関与した噴火の恐れがあるとして7日、
火砕流にも警戒を呼びかける噴火警報を発表しました。

気象台によりますと
今月3日の新岳の噴火は火山灰を分析した結果
地下の深い所からせり上がって来るマグマに水蒸気が反応した
マグマ水蒸気噴火だったことがわかりました。

マグマが直接関与した噴火は口永良部島では観測開始以来初めてで、
気象台では今後マグマが関与した噴火が発生した場合、
火砕流が発生する可能性があるとして
7日、噴石や土石流への警戒とともに火砕流にも警戒を呼びかける噴火警報を発表しました。

気象台ではこれまで半径2キロとしていた警戒範囲に、
島の北西側の向江浜地区から南西にかけての海岸線までを追加し、
火砕流に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと6日の新岳の調査では、
南西側の火口の縁に以前はなかった新しい割れ目ができているのが確認されました。

また火口の北側は一部がえぐられているのが確認されました。
いずれも今月3日の噴火に伴うものとみられます。
口永良部島の噴火警戒レベルはこれまでどおりレベル3の入山規制を継続していますが、
3日の噴火以降、減っていた火山性地震は6日が38回、7日は午後3時までに61回と増えています。
気象台ではマグマがかなり浅い所まで上がってきている可能性もあるとして警戒を呼びかけています。
(引用終了)

★★
8/4に報告しましたが、過去の口永良部島での噴火は、
日向灘や南九州の大きな地震活動に先駆して、発生していることが多かった。

将来の南九州の地震活動を知るうえで、重要な判断材料を提供すると思われる。

34年ぶりに噴火した、8月3日の口永良部島新岳の噴火は
マグマ水蒸気噴火と判明し、
マグマが直接関与した噴火は口永良部島では観測開始以来初めてです。


今後、噴火が発生すると、火砕流が発生する恐れがあるという、大きな事態に発展しました。

8/4にも報告しましたが、
7月18日報告で、

九州福岡市観測南北方向指向電磁波ノイズ
最近一週間、顕著に、南北報告のみのノイズが多い。

南西諸島方向と思われます。
(宮崎県北部観測の大気中ラドン濃度はわずかに濃度が高い程度ですから、
日向灘方面で、今のところ、大きな地震は懸念されません。)

このように報告しましたが、
南北方向指向電磁波ノイズが、その後も継続して、高い状態が継続しています。

噴火前の、電磁気現象(地電流・地磁気などの変化)をとらえている可能性がより高まった。


観測者仲間の観測観察:8/7
○青森八戸
連日の水位低めです。

○東京大田区

磁石落下装置:正常
ワンセグ:全チャンネル受信17日目
トリフィールド:0.2mG

★ナット負荷型2連の磁石落下装置(東西方向)が、30日落下/31日復帰、それから7日経過。
これから発震なのか?、未発となるのか?

○東京葛飾
水位…まだ2cm低下しています。

★★
東京葛飾の水位観測が、1cmまで戻れば、昨日報告した
中規模地震のスタンバイと推察します。




   
 2014/
08/07
5:53
観測者仲間の観測観察:8/6

○宮城県仙台:大気中ラドン濃度
1号機は相変わらず過去最高値を更新中で、69bqを記録しました。

○福島県いわき市:方位磁石
朝:東4度→夕:東3.5度
昨日一旦2度まで戻ったのですが、今日は朝から偏角がぐっと大きくなり、また戻りつつあります。

東に偏角して160日目

○長野県北部
冷蔵庫磁石やや磁力戻りました。
が今度は、余波で長野も揺れる位置の冷蔵庫の磁石がずり下がりありました。
結構強いLEDライトの磁石です。

○東京新宿
クリップ変化あり
東西2
南北2
直下2

クリップが一つ減りました

日本テレビにノイズありました

★★
1、南東北方面
昨日報告と、同じ現象が継続しています。

2、長野県方面
空の掲示板で、8/6「長野に大気重力波」まだ、継続しそうです。

3、首都圏
8/3に詳しく報告した、

「7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。」

,東京国分寺電離層観測点で、8/6:12-15時に
fxEsアラートが.10MHz以上で、特にfxEsアラート最大値が16MHzで、かなり高い。

そろそろ、対応地震が心配されます。
被害地震ではないようですが、ご注意ください。


   
 2014/
08/06
5:53
 ◎宮城県仙台市と福島県福島市の大気中ラドン濃度:7/30,8/2報告続報

1、宮城県仙台市大気中ラドン濃度
1号機は、7/29に過去最高値54ベクレルを記録した。
その後、わずかに、減衰したが、8/5の夜に、過去最高値を更新し、60ベクレルとなった。

2、福島県福島市の大気中ラドン濃度
8/2報告したが、
福島市観測の大気中ラドン濃度観測が、8/1に34ベクレルに、上昇した。
2013/9/11に記録した34ベクレル以来、凡そ10か月ぶりだった。

その後、8/4に40ベクレルを観測。
40ベクレルの値は、2013/7/28-2013/8/3の期間中、40-45ベクレルの観測値を記録して以来
凡そ1年ぶりです。

その時には、8/3の夜に、18ベクレルへ急落。
翌日、
8/4:12:28 宮城県沖 M6:最大震度5強の地震が発生した。

ちなみに、仙台市の大気中イオン濃度観測で、
7/26から継続する大きな濃度異常は、8/5までほぼ毎日、継続していますので、
上記、仙台市と福島市の大気中ラドン濃度の異常値の信ぴょう性を裏付けていると思われます。

まずは、福島市観測の大気中ラドン濃度異常がいつ終息するか注目されます。


2、富山県観測地下水位地下水位変動続報

Comsystem様の、大気イオン濃度観測によりますと、
石川県金沢観測点で、7/29、8/2、8/3、8/5と30,000~50,000 個/ccを超える異常値が継続しています。

石川県は富山県に隣接していますので、この濃度異常は、富山県の地下水異常と同期していると
考えれれます。

ただ、本サイトの石川中央と石川南加賀観測点の大気中ラドン濃度観測では、
最近2か月、30ベクレルを超えるような濃度異常は観測されていません。

コムシステム様の大気イオン測定器では、近郊ののみならず、凡そ300km圏内の
異変をとらえることができる過去例があります。

この点から、考えると、富山県観測地下水位の異変は、飛騨山脈から、長野方面の異変をとらえていると
考えることができます。

本サイトの長野県北部観測点では、
昨日、一昨日も報告しましたが、異変が継続しています。
8/5には、もぐりんが容器の底まで潜航。

周辺域に、電磁波異常があることを示しています。

3、観測者仲間の観測観察:8/5

上記以外の観測点での報告です。

○青森県八戸市
帰宅20時、水位が低かったです。

○福島県いわき市::方位磁石
朝:東3度→夕:東2度
今までの経験からだと、2度まで戻ると近場で揺れる事が多いです。
東に偏角して159日目

○徳島県南部 ;;ラドン
7:25 10
20:15 10

★★
徳島県南部観測点では、大気中ラドン濃度
7/24-7/26まで、80ベクレルを観測。
その後漸減したが、8/5には、10ベクレルまで、濃度低下し、収束した。

短期間の濃度異常でしたので、周辺域で、中規模地震が懸念されます。

≪無断転載禁止≫


   
 2014/
08/05
5:44
 ◎富山県観測地下水位と長野県大滝村の地下水位変動

地震前兆現象としての地下水異常は数多く報告されています。

富山県奥田観測井の地下水位が一か月近く、断続的に、異変がみられます。

1m以上の地下水位低下を、列記すると、
6/25:4.2m低下、7/5:1.1m低下、7/11:4m低下、8/1:1m低下、8/4:3.2m低下、

8/4の水位低下後の推移をみると、まだ、本日以降も変動がみられそうです。

5年間ほど、本観測点の地下水位の変動を見ています。
冬には、道路の融雪にために、地下水くみ上げが行われて、大きな変動を見せるのですが、
冬以外では、このような継続する変動を、過去5年間で、見たことがありません。


産業技術総合研究所地下水総合観測ネットワークがあります。

産業技術総合研究所では東海地震の危険性が指摘されて以来、
それまでの研究成果を元にして、
東海地域に地下水位、 温泉等の自噴量、 水質、 ラドン濃度等の観測網を整備しました。

近畿地域およびその周辺地域においては、 1995年兵庫県南部地震の後に
30 以上の観測井を主に活断層周辺に掘削し、 地下水観測網を整備して観測を継続しています 。

この観測網で、中部地方には、
長野県王滝村
岐阜県飛騨市宮川、跡津川
三か所の地下水観測を行っています。

長野県王滝村観測点で、
8/3以降、顕著に、地下水位の変動がみられます。
観測水位とBAYTAP補正をした水位。両者に大きな変動がみられます。

近畿圏の観測井:

話題になっています琵琶湖周辺の滋賀県大津市の花折観測井の最近12日間の変動はなく
安定しています。

それ以外では、変動はないように推察する。
(降雨の影響で変動している観測点はあるが、BAYTAP補正グラフが提示されていないため、
推察になる。)

さて、
1984年9月14日、御嶽山 (長野県)山麓の長野県木曽郡王滝村直下を
震源として発生したM 6.8 の地震が発生しました。

王滝村観測井がある場所で、起こった直下型地震でした。

王滝村では推定震度6(烈震)を記録し、被害が集中した。
震度が推定になっているのは、当時地震計が置かれていなかったため。
震央部(震源の真上)では震度7(激震)だったのでは、と推測する意見もある。

震源の深さは 2km と極めて浅い地震であった。
この地震に先立った1979年には、御嶽山が噴火している。5年前です。

最近の御岳山噴火は、
2007年 水蒸気噴火 1~3月。地震波等の研究から、
御嶽山直下へのマグマ貫入(深さ4kmまで上昇)に伴って山頂直下の地震が発生した。

この噴火から、7年が経過しています。

本サイトの長野県北部観測点では、
昨日も報告しましたが、異変が継続しています。
8/3に続き、8/4には、
冷蔵庫磁石のずり下がりありました。
また、8/3に続き、8/4にも、もぐりんの潜航現象が継続しています。

富山県奥田観測井と長野県王滝村観測井の地下水位異変は大きく、現在も続いていますので、
また、明日以降も継続して報告します。

≪無断転載禁止≫

   
 2014/
08/04
5:50
 ◎薩南諸島で発生した地震と噴火

薩南諸島とは、南西諸島のうち
北は種子島から南は与論島までの鹿児島県に属する部分の島々を指す総称です。


1、口永良部島:くちのえらぶじま 34年ぶり噴火、約90人が一時避難 :
TBS NEWS 2014/8/3

鹿児島県屋久島町の口永良部島が3日午後、34年ぶりに噴火し、およそ90人が一時、避難しました。


口永良部島は、鹿児島県の屋久島のおよそ12キロ西にある火山島です。
鹿児島地方気象台によりますと、
島の新岳が3日午後0時24分に噴火し、噴煙が火口から800メートル以上上昇したということです。

口永良部島の噴火は1980年9月以来、34年ぶりです。

気象台は噴火警戒レベルを1の「平常」から3の「入山規制」に引き上げ、
火口からおよそ2キロの範囲では大きな噴石や火山灰に注意するよう呼びかけています。

屋久島町は口永良部島の全住民135人に避難準備情報を出し、
およそ90人が一時、火口から3キロ離れた小学校などに避難しました。
気象台では今後、同規模の噴火が起きる可能性があるものの、
活動がさらに活発化する兆候はみられないとしています。


2、奄美大島北西沖で続く地震活動
7/26から、有感地震が継続していましたが、
8/3 M5.7:震度3の地震が発生しました。


★★
7月18日報告で、

九州福岡市観測南北方向指向電磁波ノイズ
最近一週間、顕著に、南北報告のみのノイズが多い。

南西諸島方向と思われます。
(宮崎県北部観測の大気中ラドン濃度はわずかに濃度が高い程度ですから、
日向灘方面で、今のところ、大きな地震は懸念されません。)

このように報告しましたが、
南北方向指向電磁波ノイズが、その後も継続して、高い状態が継続しています。

8/4の未明、さらに電磁波ノイズが高い状態になった。

また、本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測で、
非常に高い濃度が継続していました。

最高濃度:175ベクレル、平均濃度:84ベクレル。
7/30以降、48-62ベクレルとなり、やや静穏化しています。

本サイト鹿児島県薩摩地方観測点では、
8/3朝には、もぐりんの中央停滞が発生。

薩南諸島方面の地震噴火前兆をとらえていることが多い。

以上のことから、
口永良部島のさらなる噴火か、奄美大島北西沖の大きな地震かわかりませんが、
注意すべき状態だと思われます。



口永良部島の噴火は、34年ぶりですから、過去の噴火の歴史を調べました。

○1914年 鳴動、地形変化、溶融硫黄噴出 1月。火口底陥没。
→1月12日 桜島地震 - M 7.1、死者29人。

○1931年 噴火
3月から鳴動。4月2日に爆発(新岳の西側山腹)。土砂崩壊、負傷者2名、馬、山林田畑被害。
5月15日にも爆発、降灰。硫黄流出、土地隆起。
→1931/11/2:日向灘で地震、- Mj 7.1、宮崎県、熊本県、山口県で最大震度 5。死者2人。

○1966年 噴火 11月22日。噴火場所は新岳。負傷者3名、牛被害1頭。
空振は、鹿児島市や種子島でも体感。小規模火砕流の発生。
1968~69年 噴火 12月~翌年3月。噴火場所は新岳。

1968年
2月21日 えびの地震 - Mj 6.1、熊本県人吉市で最大震度 5。死者3人。
4月1日 日向灘地震 - Mj 7.5、高知県宿毛市と宮崎県延岡市で最大震度 5。死者1人。

○1972年 噴火 9月2日。
1973年 噴火 11月5~19日。
1974年 噴火 6月3日。
1976年 噴火 4月2日。

★★
現在、西之島で、大規模な噴火が継続していますが、
西之島の前回の噴火は、1973年5月から1974年5月でした。

1973年に、口永良部島が噴火。西之島の噴火の5か月後でした。
今回の噴火は、西之島の噴火開始、2013/11/20の凡そ8か月後でした。

1972年
2月29日 八丈島東方沖で地震 - Mj 7.0、東京都八丈島で最大震度 5。
12月4日 八丈島東方沖地震 - Mj 7.2、東京都八丈島で最大震度 6。

1974年
5月9日 伊豆半島沖地震 - Mj 6.9、静岡県南伊豆町で最大震度 5、死者30人。
11月30日鳥島近海で地震 - Mj 7.3

1978年
1月14日 伊豆大島近海の地震 - Mj 7.0、
東京都伊豆大島と神奈川県横浜市で最大震度 5、死者25人。

1972-1978年には、
八丈島や伊豆半島沖、伊豆大島近海で、特徴的な地震が発生し、
西之島&口永良部島噴火が前駆活動になっていることがわかります。

さらに、口永良部島単独の噴火では、
1914年には、桜島大地震が後続
1931年の噴火では、日向灘で大地震が後続
1966-1968年の噴火では、南九州で大きな地震が連続した。


現在の西之島&口永良部島噴火が今後どのような地震活動の前駆活動になるか
注目されるところです。


◎観測者仲間の観測観察:8/3
○長野県北部観測点
もぐりんの潜航現象が、夕方に発生。
(大きな地震の1-2週間前に見られる現象です)

≪無断転載禁止≫


   
 2014/
08/03
5:07
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6、7/13
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

想定3の可能性が高い:7/24、7/25報告

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンは、7/7の29ベクレルを底にして、7/27の60ベクレルまで上昇。
その後、なだらかに減衰中。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から7/13まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。

間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21、6/22、6/24、6/27、6/28、7/5、7/6にみられた。
総じて、飛騨割石温泉の間欠泉は明らかに、6/1から、変化がみられて、継続している。

7/26の18時以降、システムが止まっている。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値8/1は54です。
東京練馬:103,東京渋谷:30、東京新宿:42、埼玉県南部:36→平均値:54

7/27に、ピークの64をつけて、まだ、高値安定中が継続中。

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、大きくリバウンドした状態が継続中。

しぶといです。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

その後、地下水のほぼ枯渇現象;105日間(2/15-6/1)で、一旦終了した。
再度、6/30-7/1の間に枯渇したが、7/18-7/22の間に再度枯渇。

7/23以降、枯渇しているようにデータからは、推察される。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
3器が一旦、7/25に収束したが、7/26以降、1号機の鈴が落下中。


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波
6/23
鳥島近海-八丈島東方沖に散見される大気重力波や波状雲
6/29:
房総南方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/1:
関東東方-小笠原諸島東方のはるか沖に衛星画像ノイズが見られ、
父島東方はるか沖には欠測があります。
7/2:
八丈島東方沖-小笠原諸島-マリアナ諸島-カロリン諸島に衛星画像ノイズ
7/3
本州-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズ
7/4:
鳥島西方沖-八丈島東方沖に広がる大気重力波や波状雲

7/7:長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲になりかけた整列雲
7/9:相模灘-房総南方沖の大気重力波や整列雲、断層状雲

7/11:八丈島近海と鳥島近海に波状雲が広がった。
7/12:房総半島東方沖に断層雲とそこから吹き出す筋状雲が見られます
 八丈島-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。

7/14関東東方沖に大気重力波や波状雲が見られ
7/15午前中、伊豆諸島東方沖に広がる大気重力波
7/16伊豆諸島東方沖又は房総半島南東沖に大気重力波が広がっています。


7/17房総南方沖-関東東方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/21小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。
7/28わずかながら、房総半島南部に大気重力波が見られます。

8/2:
関東周辺に大気重力波や鱗雲などが見られました。
また、八丈島の東方沖は巻雲や大気重力波が出ています。
もう一つが、筋状雲なのか飛行機雲か判別できませんが、1本南西-北東ラインで
三宅島の南東方面に出ています。

関東方面で、彩雲が観測されました。
伊豆諸島から房総半島又は南東沖で地震が予想されます。


★★
まとめますと、
首都圏のラドンを中心に、大きくリバウンド中で、指標は30以下には程遠い。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし
ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

7/14以降、伊豆諸島東方沖と房総半島南東沖を中心に、大気重力波が出現。
8/2には、空の掲示板には、南関東の皆様から、鮮やかな彩雲が投稿された。

伊豆諸島から房総半島周辺で、中規模の大きな地震:M6クラスの発生が予想されます。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉と岐阜県中津川市川上観測点では、
まだ断言できないが、7/25以降、地下水が枯渇していると思われます。

根底にある、現状認識は深刻ですが、まだ、巨大地震発生までの準備はできず、
まだまだ、臨界点(地震発生)には、達していないようです。

喫緊は、上記の中規模の大きな地震:M6クラスや
飛騨山脈周辺での、強い地震が懸念される状況です。


次のモニタリングは、8/10(日)予定です。

 2014/
08/02
5:33
 ◎観測者仲間の観測観察:8/1

○福島市 大気中ラドン濃度観測

08:00 10
19:30 34
急上昇しました!

○滋賀大津市鈴落下装置

「磁石2個」(西側) 夕方、くっついていたので、リセット。

「磁石4個」(西側) こちらも夕方、くっついていたのでリセット。

磁石2個の装置の方も、鈴が磁石にくっつき始めました。

5月下旬より、くっつく(磁力アップ)→落下(磁力ダウン)→近場の小規模地震等を繰り返しています。


★★
福島市観測の大気中ラドン濃度観測が、34ベクレルに、上昇したのは、
2013/9/11に記録した34ベクレル以来、凡そ10か月ぶりです。


10か月前の状況を報告します。

福島市観測点では、2013/9/4に、13ベクレルを観測。
9/5に26ベクレルに上昇。9/9まで、同値。
9/10に、29ベクレル。
9/11に、34ベクレル。その後、漸減。
9/18に、13ベクレルに戻った。

2日後の
2013/9/20:福島県浜通り:M5.9:最大震度5強

栃木県日光観測点:2013/10/6-10/20:26-33ベクレル。
10/22に、18ベクレルまで低下。
(日光観測点では、太平洋側で、M6伊集の大きな地震が発生する直前にラドン濃度が上昇する)

2013/10/26:福島県沖:M7.1:最大震度4:津波を観測:宮城県石巻市36cm


7/29&7/30に報告した仙台市の大気中イオン濃度観測。
7/26から、スケールアウトする異常濃度を7/26、7/27、7/29-8/1と
大きな異常濃度を継続して観測中です。

まずは、福島市観測の大気中ラドン濃度観測の異常値が
いつ収束するかが注目です。


   
 2014/
8/01
5:20
  ◎観測者仲間の観測観察:7/31

○茨城県南部
冷蔵庫の扉現象あり(勝手に扉が開いてしまう)←マグネットの磁力低下のため

○東京都大田区
★磁石落下装置:昨日、眠ってしまって報告しませんでしたが、

(昨日)30日、東西方向のナット負荷型2連(ナット8、正常9~)が落下しており、復帰できませんでした。
ナット負荷型2連の落下に気付き、復帰できなかったのは、ひさしぶり。
本日午前に復帰できました。
やや大きめの可能性あり。

○千葉県北部
千葉県北部付近、スタンバイしたようです
今回、落下したのは2号のみ
大きめの中規模でしょうか?

○東京都新宿区
報告出来ませんでしたが一昨日落下したクリップ(東西2・南北2)が3に復活しました

○東京葛飾
水位…朝ー2cm,夜ー4cm。

直下型東が3連になり3日目、
水平型の南側設置ブックスタンド東西方向が3連4連を交互に繰り返し6日目、
当地からみて東側に中規模大きめ震源が潜んでる気がします。


○東大阪市
レーダー探知機は、本日全方向に猛烈反応がありました。
喧しくて運転できないのでスイッチを切りました。

電波時計が朝夜、おのおのW,W,Wでした。

○大阪府八尾市

クリップ 東1→2西1→2南2→2北2→2 直下2→3
*クリップ磁力2個目すんなりつき、直下も1個アップです。

*夕方、右幻日、左幻日見えました。空の様子もにぎやかでした。

★★
昨日も報告したように、首都圏の皆様の観測観察から、中規模の大きめの地震が予想されます。
東京葛飾の水位低下の収束後だと推察されます。
   
 2014/
07/31
5:37
 ◎観測者仲間の観測観察:7/30

○青森県八戸市
水位が低いです。

○千葉県市川市
1年8か月ぶりの高値84を21日に記録してから、若干リバウンド含んで下降中です。
ついに50を割って低空域に突入、ピーク時から31日0時で-42の下降です。
過去の80超えの急騰例からは、近場または東北太平洋側の対応震が多い傾向(M6-7級含む)。

○千葉県北部
鈴落下装置
1号 異常なし
2号 落下→夜 復活

千葉県北部 揺れそうです


○愛知県東部

・鈴落下装置
東南側 落下
(昨夜リセットした鈴が、今朝7:00に落下してました。
その後、浮いては落下、浮いては落下を5回程繰り返し
10:30磁力が弱々しいながらも復活。
11:00落下。現在も磁力が全く感じられず落下中。)

南西側 2013/5.27~ 落下 430日目
北西側 2013/5.28~ 落下 429日目

19:00西の空、幻日。


○大阪府八尾市

*磁石落下装置西 昨日と同じ、5ミリほど下がったままです。
また冷蔵庫(同じく西)のはがきを挟んでいるマグネット、今日はずり下がっていました。

*電波時計、何台かありますが、E受信か、またはずっと受信中、または受信せずの状態です。


★★
千葉県市川市や千葉県北部の観測から、伊豆諸島から房総:茨城沖、やや揺れそうです。
少し注意願います。


愛知県東部の鈴落下装置の東南側の反応が、特徴的です。
同じ愛知県の美和観測点の植物生体電位観測

7/12、7/15、7/17、7/20と
特徴的に電位が短時間の間に急激にマイナス方向へ
100-140mV変動する。

最も大きな変化は、7/17だった。

その後次第次第に、植物生体電位は0mVへ収束し、7/29には、収束した。

再三報告する、飛騨山脈を中心にした、岐阜長野方面の強い地震前兆をとらえていたと思われる。
収束して、2日経過した。

過去の例ですと、凡そ収束後、1週間以内の地震発生が多かった。
ご注意願います。

大阪府八尾市の観測や本サイトの空の掲示板での関西方面からの投稿。
7/27に報告した徳島県南部観測点の大気中ラドン濃度の80ベクレルへの1週間の上昇。

中規模地震程度の前兆はあります。


   
 2014/
07/30
5:48
 ◎観測者仲間の観測観察:7/29
○宮城県仙台市:大気中ラドン濃度観測
1号機はわずかに上昇して過去最高値を更新し、54bqを記録しました。

○福島県いわき市
方位磁石
朝:東3度→夕:東3度
東に偏角して152日目

○滋賀大津市
1、方位磁石  朝 東5度  夕 東3.5度

2、鈴落下装置

「磁石2個」(西側) 落下なし。

「磁石4個」(西側) くっついていたので、リセット。

「磁石2個」(南側) 15時半に落下に気づきました。
いつ落下したのかは不明。直ぐに復活。紀伊半島方面に時々反応します。

「磁石4個」(南側) 落下なし。

★★
仙台のラドンは、さらに上昇。
同期して、仙台市の大気中イオンも、大きなの濃度異常を観測した。

福島県いわき市の方位磁石の東偏角が、152日も継続しています。
これも、仙台の大気中ラドンや大気中イオンの異変と関連していると思われます。

滋賀県大津市では、鈴落下装置を4種類観測されていますが、大きな異変はないので、
周辺域に、差し迫った異変は今のところ見えません。

ただ、方位磁石の東偏角は、最近報告する飛騨山脈周辺の強い地震前兆をとらえているのでしょうか。
5度は大きいです。

   
 2014/
7/29
5:20

◎ 伊豆大島近海群発地震
○概要
2014/7/28から7/29にかけて、12回の有感地震が発生。最大震度は3だった。
伊豆大島近海では、2014/5/5に、M6.2:最大震度5弱の大きな深発地震が発生。
2か月経過後に、同じ地域で群発地震が発生した。

○考察
昨日報告した、2014/6/28-6/29の硫黄島近海地震の考察で報告した

硫黄島地震が発生すると、東北で地震が後続することが多いが、
伊豆半島東方沖で群発地震が発生することもある。


伊豆半島東方沖に近い、伊豆大島近海地震が今回発生した

○西之島噴火との関連
今回の噴火活動は、2013/11/20から、8か月間継続しています。
前回の噴火は、1973/5/30の噴火で始まり、1年後の1974年5月に収束した。

噴火収束とほぼ同時の
1974/5/9に、伊豆半島沖地震:M6.9:南伊豆町:犠牲者50人が発生した。

その6か月後
11月30日の鳥島近海で地震 - Mj 7.3が発生した。


本サイト宮城県仙台観測点大気中ラドン濃度観測:7/28
1号機は昨日に続き過去最高値を更新し、53bqを記録しました。

★★
同じ仙台市の大気中イオン濃度観測。
7/26から、スケールアウトする異常濃度を7/26、7/27と観測した。
上記のラドン濃度の異変と完全に同期しています。

なお、仙台市の大気中イオン濃度観測では、
2014/5/17-5/26の10日間、スケールアウトする異常濃度を観測。

46日後の、2014/7/12:福島県沖地震:M6.8の地震が発生しました。
(過去の大気中イオン濃度異常と地震発生までの期間は、凡そ2か月以内です)

今回も、仙台の大気中ラドン濃度や大気中イオン濃度の異変がいつまで継続するか、
まず、それが注目です。



   
 
2014/
7/28
17:53
 ◎新妻地質学研究所:速報57)硫黄島の地震・2014年7月の地震予報

最後の、まとめになっている部分のみを引用します。
(引用開始)
2.2014年7月の地震予報
 2014年6月の日本全域地震断層面積比は0.283と,4月の0.044月分から次第に増加しているが,
プレート運動面積の3分の1以下で,
1997年の東日本大震災以前最低の0.114に次いで異常に低い状態が続いている(図127).

7月にこの静穏を破る活発な地震活動が再開することが心配される.
東日本大震災の引き金になったと考えられる飛騨の連発地震は終息したが,
硫黄島の地震が起こり,日本海溝域の地震活動の活発化に警戒が必要である.
(引用終了)

★★
速報57の2項 硫黄島の地震
この中で、新妻先生は、硫黄島で発生した地震年月と全国の地震断層面積比を
カッコ内で示し、

硫黄島の地震は、日本全国の地震活動が静穏な時期に発生していることを指摘された。

ここでは、その、10項目のデータを引用し、その硫黄島地震後に
どのような地震が発生しているか、示します。

硫黄島地震の発生年月。カッコ内は、全国の地震断層面積比。

○1998年2月(0.181)

4月20日〜5月 伊豆半島東方沖で群発地震 - 最大は5月3日にMj 5.9、
9月3日 岩手県内陸北部地震 - Mj 6.2、岩手県雫石町で最大震度 6弱。


○2004年10月(1.226)

11月29日 釧路沖で地震 - Mj 7.1、北海道弟子屈町、釧路町、別海町で最大震度 5強、
12月14日 留萌支庁南部地震 - Mj 6.1、気象庁による観測では北海道苫前町で最大震度 5強。


○2006年2月(0.431)

4月17日 伊豆半島東方沖の地震活動  最大震度5弱(30日)
11月15日 千島列島東方の地震活動 M7.9津波を観測


◎2010年9月(0.171)・11月(1.377)・
2011年2月(0.242)

2011/3/11:東日本大震災



○2012年4月(0.364)・5月(0.680)・

2012/7/10 長野県北部  M5.2 最大震度5弱
2012/8/25 十勝地方南部 M6.1 最大震度5弱
2012/8/30 宮城県沖の地震活動 M5.6 最大震度5強
2012/10/25 宮城県沖の地震活動 M5.6 最大震度5弱
2012/12/07 三陸沖の地震活動 M7.3 最大震度5弱

○2014年6月(0.283)

対応地震??


上記のように整理されます。
特徴としては、
東日本大震災前では、3度の硫黄島地震が発生したこと。

○2012年には、連続して4月、5月と硫黄島地震が発生して、
長野と東北で、大きな地震活動が連続したこと

○硫黄島地震が発生すると、東北で地震が後続することが多いが、
伊豆半島東方沖で群発地震が発生することもある。

この三項目にまとめられると思います。

今後の注目は、
○2014年6月の硫黄島地震が今後も連続するかどうか
○新妻先生が警戒といわれる日本海溝域の地震活動の活発化
○伊豆大島北西部~西方沖で7月12~13日、24~26日と地震活動が活発化しています

この領域は、伊豆半島東方沖に著しく近い。


◎観測者仲間の観測観察:7/27
○宮城県仙台市

1号機は過去最高値の50bqを記録しました。


○愛知県東部
・ハムスターの運動量
2787回
(7/23・9691回、7/24・6747回、7/25・6128回、7/26・4225回)
徐々に運動量が減り、今日は激減してました。


★★
上記の新妻先生の報告と連動するように、
仙台市の大気中ラドン濃度が過去最高値を更新。

空の掲示板では、
No.34134 7月26日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、韓国北部の日本海側に湧き出す雲が見られます。
周りには、大気重力波が発生しています。
また、午後からは、ウラジオストクの日本海側に帯状の大気重力波が発生。
時経列画像を入れておきます。
朝鮮半島にプレッシャーが掛かると湧き立つ雲やさざ波雲が現れやすいです。
おもに、東北・北海道の地震に由来することが多いです。

この現象が最近では、大きな前兆だった。


愛知県東部観測点のハムスターの運動量低下の仕方と
最近報告する愛知県美和の植物生体電位の大きな異変の終息は
同期しているように思えます。

飛騨山脈を中心に、強い地震が懸念されることは最近、報告していますが、
これと関連すると思われます。


   
 2014/
07/27
6:13
 
◎巨大地震モニタリング
本日は、日曜日ですので、本来であれば、巨大地震のモニタリングをすべきですが、
観測者仲間専用のSNSが10日間ほど止まっている影響で、すべてのデータが集まりません。

手元にあるデータだけで簡記します。
まず、大気中ラドン濃度です。
東京渋谷や東京新宿の大気中ラドン濃度は依然高い。
レモンさんの愛知県西部のラドンも上昇基調になった。

収束していないと判断できます。
収束いないので、まだ、地震発生危険度は、黄色のままです。

収束したら、3年分ぐらいのデータを、グラフで図示できると思います。

ただ、前回のモニタリング7/13で、報告した
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から7/13まで、断続的に、湧出量の乱れがみられた。

その後は、地下水がほぼ枯渇したり、断続的に間欠泉の周期が短くなっています。

2009/8/11:駿河湾地震&8/13八丈島東方沖地震の前一か月間に見られた
本割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動にはまだ至らないが、

2-3か月前の状況と、現状は酷似しています。
ただ、2009年と大幅に異なるのは、2014/7/8-7/17の間に、地下水がほぼ枯渇したことです。

2009年より、今の現状は深刻であるということは、言えると思います。


◎観測者仲間の観測観察:7/26

○宮城県仙台市:大気中ラドン濃度観測

過去三か月間の大気中ラドン濃度の推移→こちら

○福島県いわき市

鈴落下装置
1号今朝ちょっとした振動で落下。一旦は浮きましたが、帰宅して見ると落下しています。
  その後は復活しません。
2号異常なし
3号昨日に引き続き、さっぱり浮きません。

方位磁石
朝:東3.5度→夕:東2度
急に戻って来ました。

○千葉県北西部市川:大気中ラドン濃度観測
21日84をピークに急騰後下降したものの、昨日71までリバウンドしていましたが、
再び下降、収束したようです。
房総内浦山大気イオンも今日は落ち着いています。
同期したと考える場合には、房総半島周辺など近場かと思いますが、
過去の急騰例では東北沖合M6~7級もありましたので、東北もあるかもしれません。

★★★
まず、仙台のラドンです。
観測場所が仙台市内のマンションですので、ラドン濃度の数値の絶対値は低いのですが、
その変動をこのグラフでみますと、現状は、M7に近い地震が近いと感じさせます。

いわき市の方位磁石東偏角は150日間継続しています。


○徳島県南部:大気中ラドン濃度観測
急落しました。
7/25 終日80
7/26 8:10 80
21:40 21

○大阪府八尾市
クリップ 東3→1西2→1南2→1北2→1直下2→3
*昨日のクリップ磁力強めから全方向ダウン。近場が揺れるのかな・・・?

★★
徳島のラドンの上昇期間は、一週間程度でしたので、中規模地震程度の前兆と思われます。

巨大地震では、半年以上、濃度異常が続きます。



   
 2014/
7/26
5:22
 ◎観測者仲間の観測観察:7/25

○宮城県仙台市:大気中ラドン濃度観測

1号機は過去最高の44bqを記録しました。


○福島県いわき市。

1、鈴落下装置
1号、2号異常なし
3号が本日14:00過ぎに落下、浮かせると一旦浮きましたが15:00過ぎに再度落下し、それ以降浮きません。

2、方位磁石
朝:東3.5度→夕:東3度

3、冷蔵庫落下装置
3枚(標準4枚)

4、その他気になる事
会社と同建物内にある住居の冷蔵庫の扉の閉まりが甘くなっているそうです。
(マグネットの磁力低下)

○千葉県市川:大気中ラドン濃度観測

1年8か月ぶりの84をピークに下降、23日に58まで下がるも、リバウンド。
ざっと見た限りでは、84超えは、2012年のみ。主なのが2012年5月末、6月初旬、7月下旬、9月半ば、11月下旬。最後が11月29日。
いずれも平均値付近に下がってきて、千葉県周辺か三陸沖か北海道以北沖。M5~7台

○奈良県橿原市
【方位磁石】西1.3度です。6月13日に突然、東側から西側に偏角し、ずっと西側のままです。
(7月3日に短時間だけ東に偏角あり)

○愛知県東部

・方位磁石
朝: 1.5度西偏角
夜: 2度西偏角

○大阪府八尾市

鈴落下装置北(新):落下中。中の玉、反応あります。
鈴落下装置東 :落下中(35日目)

★★
まず、宮城と福島県いわき市と千葉県市川関連です。

昨日も報告したように、
伊豆小笠原海溝で、地震が発生すると、異常震域で、東北関東のみ揺れることが多い。

伊豆小笠原海溝から、房総半島周辺で、中規模のやや強い地震:最大でM6クラスの地震が懸念されます。
今のところ、被害を及ぼすような地震ではないと推測します。


次に、愛知県東部、奈良県橿原市観測点のコンパスの西偏角の継続です。
以前にも報告した、島根県東部の大気中ラドン濃度の異常に対応していると思われます。


 2014/
07/25
5:12
 
本日は、昨日報告の補足をします。

まず、20140607報告の再掲です。

「大地震の定説、本当?『慶長、南海トラフではない』疑問視する研究次々
朝日新聞 2013年10月31日 31面の記事です。

「政府や自治体が警戒する南海トラフや日本海溝など以外に、大きな津波を起こす地震の巣はないのか。
東日本大震災の教訓から、定説に疑問を投げかける研究が広まっている」

(引用開始)
今月、横浜市で開かれた日本地震学会の秋季大会で、石橋克彦・神戸大名誉教授らは、
慶長地震は伊豆・小笠原海溝の巨大地震とする仮説を提唱した。
南海トラフの巨大地震は、関西や東海、四国などに被害の記録がある1614年の地震だとした。

 慶長地震の津波の記録は各地に史料が残されているが、西日本で揺れの記録がほとんどない。
繰り返されてきた南海トラフの他の地震とは違うタイプで、揺れに対して津波が大きい「津波地震」とされてきた。

 石橋さんは、京都で揺れの記録がないが、関東の揺れや房総半島の太平洋岸に津波の記録があることに着目。
太平洋プレート(岩板)がフィリピン海プレートに沈み込む
伊豆・小笠原海溝のマグニチュード(M)8~9の巨大地震ならば説明できると考えた。

 小笠原で地震があると、西日本は揺れなくても、遠くの関東や東北での揺れが大きい「異常震域」という現象が起きる。
固い太平洋プレートを通って地震波が伝わる北側は揺れが弱まりにくく、
軟らかい層で地震波が伝わりにくい西側は揺れが弱まりやすいためだ。

 2010年の父島近海の地震(M7・8)では関東や東北で震度2だったが、
愛知県以西は揺れが観測されなかった。
伊豆諸島や静岡県以西の太平洋側に津波注意報が出され、父島と神津島で津波が観測された。

 仮説をもとに、東京大の原田智也特任助教らは伊豆・小笠原海溝で津波が起きると、各地でどれくらいの高さになるか試算した。
12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、

鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。
(引用終了)


上記の石橋克彦・神戸大名誉教授らの報告の出典は次の通りです。
石橋克彦, 原田智也(2013):
1605(慶長九)年伊豆-小笠原海溝巨大地震と1614(慶長十九)年南海トラフ地震という作業仮説,
日本地震学会2013年秋季大会講演予稿集,D21‒03


上記の記事のように、慶長地震は、津波を想起させる大きな地震動が発生しない津波地震であったようです。

もし、伊豆鳥島を震央として、慶長型地震(地震の規模がM8前後)が発生すれば、
伊豆小笠原海溝で発生する地震で特徴的な異常震域が発生し、

静岡から関東、東北では、震度は3-4程度だと思われます。
静岡以西では、ほとんど揺れないと思われます。

今回の地震の予想規模はM9ですから、震源域に近い伊豆諸島や小笠原諸島では、大きな揺れが懸念されますが、
静岡から関東、東北では、震度は最大でも5強程度だと思われます。

静岡以西はほとんど揺れない可能性がある。

つまり、大した揺れではないなーー安心安心と思って、避難が遅れ、逃げ遅れて
大きな被害が出る可能性があるわけです。

とくに、静岡以西は、揺れないのに、巨大津波が襲うわけです。


私どもが毎週日曜日にモニタリングしている
房総沖巨大地震モニタリング

地震発生危険度が赤になったら、携帯用ラジオなどで、常時、情報を収集され、伊豆諸島沖で巨大地震が発生したと知ったら、
巨大津波が昨日報告した地域には、巨大津波が襲いますので、津波避難をしてください。

以前報告しましたように、首都圏や静岡では、巨大地震発生後、凡そ30分、
三重県南部や和歌山、四国では、凡そ1時間後に、
巨大津波が到達します。


上記のように、ゆれは大したことはないと思われますが、タワーマンションにお住いの皆様には、
長周期地震動が予想されます。

地震波に含まれる震動のうち、長周期の震動によって建物に大きな被害が出ることがあります。

東日本大震災では、震源から離れた東京都内(23区の震度は「5強」)で長周期地震動を観測し、
新宿センタービルなどの超高層ビルが最長13分間、最大1.08mほど揺れていたことが判明しています。

1972/12/4、八丈島東方沖地震 地震の規模M7の大きな地震が発生しました。

この地震により八丈島・震度6、東京・震度4を記録し、八丈島では最大波高50cm程度の津波を観測した

この地震では、東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、
京王プラザホテル(47階建、170m)では44階のレストランでは
高層ビル特有の長周期の横揺れが発生して客などが一時騒然となったそうです。

タワーマンションの高層階にお住いの皆様では、長周期地震動に対する防災をお勧めします。

最後に、繰り返しななりますが、東京湾の津波対策です。

2013/12/21に報告しましたが、
東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
最大でも3メートル程度ということです。

東京湾の湾奥では、周期の長い津波になります。
テレビで見た、襲ってくるような津波ではなく、じわーーーっと水位が上がるような津波です。
洪水のときのように、じわーーっと足元の水位が上がってくるような津波です。

2013/8/8報告で東京湾の津波対策は詳しく報告しました。

湾奥で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所

それと、東西線の門前仲町駅、半蔵門線の清澄白河駅、
JR京葉線が東京駅に向かって地下にもぐる周辺、
有楽町線の新木場駅周辺から津波が地下鉄や地下街に進入する恐れがあります。

東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、
東京到達まで1時間ありますから、あわてずに、地下から表に出ましょう。

それと、7/7に報告しましたように、
川崎市内などの石油コンビナートで
備蓄している石油類が流出する可能性があり、火災発生の危険があります。
このことも想定しておく必要があると思います。


以上まとめますと、
今回予想されるM9クラスのスーパー巨大地震は、都心から582km離れた伊豆鳥島が震央

石橋克彦, 原田智也(2013)らの解析によると、
伊豆鳥島の東側の100キロ四方の領域で、M8.2-M8.4の地震が発生すると、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。

津波地震

慶長地震は、津波を想起させる大きな地震動が発生しない津波地震。

伊豆鳥島を震央として、慶長型地震が発生すれば、
この海溝特有の異常震域により、
静岡以西では、ほとんど揺れないと思われます。

静岡以西は、揺れないのに、巨大津波が襲うわけです。
大した揺れではないなーー安心安心と思って、避難が遅れ、逃げ遅れて
大きな被害が出る可能性があるわけです。

私どもが毎週日曜日にモニタリングしている
房総沖巨大地震モニタリング

地震発生危険度が赤になったら、
携帯用ラジオなどで、常時、情報を収集され、伊豆諸島沖で巨大地震が発生したと知ったら、
昨日報告した地域には、巨大津波が襲いますので、津波避難をしてください。


長周期地震動
タワーマンションにお住いの皆様には、長周期地震動が予想されます。

東日本大震災では、長周期地震動により、
新宿センタービルなどの超高層ビルが最長13分間、最大1.08mほど揺れていた。

タワーマンションの高層階にお住いの皆様では、長周期地震動に対する防災をお勧めします。

東京湾の津波
湾奥では、周期の長い津波になります。
テレビで見た、海が襲ってくるような津波ではなく、じわーーーっと水位が上がるような津波です。

湾奥で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所

地下鉄や地下街では、津波による浸水の可能性がある。
また、石油コンビナートでは、備蓄している石油類が流出する可能性があり、火災発生の危険があります。

想定に入れておきましょう。

≪無断転載禁止≫

 2014/
07/24
15:30

◎ 伊豆諸島沖巨大地震:東日本大震災を予想した二人の地震学者の新たな予想

二人とは、本サイトでも何度も取り上げています、
木村政昭・琉球大学名誉教授とロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏です。

まず、木村政昭・琉球大学名誉教授。
7/21祝日に、テレビ朝日系列「ビートたけしのTVタックル」で、
『巨大地震はいつ来るのか?』が放映され、木村先生が出演されました。

youtubeの動画でこの放送を見ることができます→こちら

この動画で、開始5分の位置まで、スライダーをドラッグしてください。
地震活動の空白域、地震の目の説明の後、木村先生の予想が紹介されます。

場所;伊豆諸島沖:
震源域は伊豆鳥島を震央として、震源域(震源断層)の北端は、八丈島、南端は、西之島

地震の規模:M9

発生時期:2012±5年、つまり、2017年。あと三年以内に発生するということです。

私どもが毎週日曜日にモニタリングしている
◎房総沖巨大地震モニタリング
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

この想定とほぼ一致していると思います。

さて、次に、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏
6/7報告を要約します。

http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/mega20140607.jpg
この図の下段の左側:Alexei Ryubushin氏の論文です。

紫色の領域が、2013-2014年に、M9に近い超巨大地震が発生すると、予想している領域です。
房総半島南東沖から伊豆諸島および東海沖です。

木村先生や私どもが予想する想定3の地域と、Alexei Ryubushin氏の予想地域が重なる場所は、
房総半島南東沖から伊豆諸島沖です。

ここで、慶長地震が出てきます。
上記の図の下段の右側です。

朝日新聞の2013/10/31の記事。
2013年秋季地震学会では、
伊豆 鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、
海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。

ここでも、伊豆鳥島というキーワードがでてきます。

慶長型地震がおこれば、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。

1605年に発生した慶長地震では、
津波被害による溺死者は約5,000人(1万人という説もある)。

現代の日本の人口は、江戸時代初期の7.53倍です。
もし、現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。

東日本大震災による津波被害よりもはるかに大きい。

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波が
予想されます。

今回は、地震の規模が、M9に近いことが予想されますので、
さらに津波被害は大きいと予想されます。

以前報告したように、
大津波警報が、
千葉県外房、伊豆諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、
宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島に
発令されると予想されます。

相模湾については、神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

国土交通省ハザードマップポータルサイト:津波ハザードマップ→こちら。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/viewer/index.html?code=4

上記地域の皆様は、繰り返しになりますが、
ハザードマップを見て、どこに、避難場所があるのか、どこまで逃げれば、
大丈夫なのか把握して、津波防災訓練を何度も行われることをお勧めします。

私どもは、具体的な地震発生時期は、日曜日のモニタリングで、絞っていきます。
最終的には、10日以内、できれば、3-5日以内の地震発生時期予想を目標にしています。


◎最近の観測者仲間の皆様の観測観察
○札幌もぐりん観測点

7/23:もぐりん未漂着現象発生。

○福島県いわき市観測点

7/19鈴落下装置1号465日ぶりに復活しました。
2号、3号は異常なし
方位磁石東に偏角4度です。

7/19からの要点をまとめてご報告します。
7/19に鈴落下装置1号が465日ぶりに復活しています。
その後本日まで1~3号とも異常なくウキウキです。

方位磁石は7/19には東に2.5度と戻りつつありましたが、
その後3度~3.5度を行ったり来たり。

○東京葛飾観測点
南側(直下型南,南側設置ブックスタンド)の磁力低下が顕著で、中規模の大を拾ってるようです。

○長野北部観測点

もぐりん:底まで潜あり 夕方

長く緩かった冷蔵庫の磁石の磁力が少し戻ったように思えます。

★★補足
1、北海道札幌もぐりん
7/9に報告しましたが、7/8石狩地方南部M5.8:最大震度5弱の地震の前
6/21、6/24、6/25ともぐりんが移動停滞したが、今回も移動停滞現象が発生。

2、長野県北部観測点
もぐりんが底まで潜航現象有。

最近報告する「飛騨地方を中心にした強い地震」の前兆現象の延長と思われる。


≪無断転載禁止≫
   
 2014/
07/19
5:42
 ◎観測者仲間の観測観察:7/18

○福島県いわき市。

1、鈴落下装置
3号(職場)7/12~落下中でしたが、本日10:30復活しました。

2方位磁石(職場)
朝:東3度→夕:東2.5度 東に偏角して141日目

○東京葛飾
紙バサミ…回復しました!

冷蔵庫装置
東西方向バー…異常なし。
東西方向キティ…異常なし。
南北方向うさぎ…回復しました!
南北方向サンタクロース…異常なし。

○石川県南加賀

電波時計W受信に戻りましたが、お鈴の磁力弱いです。
今日は空が賑やかでした。16:30頃北西に
放射状雲、右幻日、南西に汽車がはく煙のような雲、飛行機雲が残りやすい1日でした。

○若狭湾
7/17 8:12 168
21:08 170
この日夜から翌日朝 160度向き壁マグネットが何度かずり落ちた


★★
福島県いわきし観測点の方位磁石東偏角が継続。


東京葛飾の磁力低下現象が回復しましたので、

関東東方沖から伊豆諸島東方沖で、やや強い地震が懸念されます。
地震の規模でいうと、M5、強くてもM6クラス:7/17報告済み。
被害地震ではない。

石川や若狭湾で、磁力低下観察がなされています。
最近継続報告する「飛騨山脈を中心にした強い地震」前兆に関連すると思われる。


世界のTECマップ動画(本サイト環境自然などなんでも掲示板投稿)をみると、
TEC値は世界的に最近非常に低い状態となった、

今後どこの地域の上空の電離層のTEC値が上昇していくか、注目されます。



   
 2014/
07/18
6:16
 ◎観測者仲間の観測観察:7/17

○茨城県南部

5時ラドン18電磁波計2
22時ラドン24電磁波計1.8
イモリ登りあり
磁石装置西が落下中
またもや、冷蔵庫の扉が勝手に開く現象あり

★★
7/17では、茨城県南部の異変が継続して大きかった。

他の公開されている公共機関等の観測観察をみて、7/17に気になる点は2つ

○最近、2週間ほど報告してきた飛騨山脈を中心にした強い地震
まだ、愛知県美和観測点の植物生体電位は、0mVに収束したり、マイナス方向へ変動したりを
くりかえしています。

○九州福岡市観測南北方向指向電磁波ノイズ
最近一週間、顕著に、南北報告のみのノイズが多い。

南西諸島方向と思われます。
(宮崎県北部観測の大気中ラドン濃度はわずかに濃度が高い程度ですから、
日向灘方面で、今のところ、大きな地震は懸念されません。)



 2014/
07/17
5:49
 ◎観測者仲間の観測観察:7/16
○新潟市 ラドン濃度です。
未明頃  28
6:00   26
16:00  18

○福島市 ラドン濃度

08:00 17
20:00 10

急落! よろしくお願いします。

○仙台市
1号機は過去最高値となる40bqを記録しました。


○茨城県南部

6時ラドン13電磁波計1.5
22時ラドン17電磁波計1.8
イモリ、活発な登り
磁石装置、西が落下中
冷蔵庫の扉が勝手に開く現象あり

★★
茨城県南部観測点で、磁力の低下で、冷蔵庫のマグネットが一時的に弱まり、扉がかってに開く。
空の掲示板の衛星画像解析では、
最近継続して、関東東方沖、房総東方沖、房総南東沖から伊豆諸島東方沖で
大気重力波が、上空に出現しています。

新潟市の大気中ラドン濃度が急落し、18ベクレルとなり、長野市の観測結果とほぼ同値になった。
福島市の急落と同期しています。

これらのことから、関東東方沖から伊豆諸島東方沖で、やや強い地震が懸念されます。
地震の規模でいうと、M5、強くてもM6クラスと思われます。

今後、継続して、現象がおこれば、もう少し強い地震が懸念されます。

上記とは別に、
最近、2週間ほど報告してきた飛騨山脈を中心にした強い地震。
前兆がほぼ終息しているように思われます。

愛知美和観測点の植物生体電位が、7/15:17時ごろにいったん終息後、再度7/16に電位低下。
7/17:5時では、-28mVです。
しぶとく、リバウンドしています。

京都観測点の植物生体電位や地電位観測が、7/17:5時ごろから、急激に変動。
また、明日報告します。


USGS:米国地質調査所で、世界の最近1か月のM6以上の地震活動を見ると、
南太平洋で、6回のM6台の地震が発生。
地震活動が活発な地域が、いつも以上に活発です。

北側では、6/29に、アリューシャン諸島で、M8の巨大地震が発生。

それにくらべ、日本周辺のM6以上の地震は、7/12の福島沖M6.8のみです。
日本の地震活動活発化がいつ起こるかが、注目されます。




   
 2014/
07/16
4:54
 ◎本サイト環境自然などなんでも掲示板[33084] 愛知美和観測点が収束 

欠測から復旧後、ずっと変動続きだった愛知美和観測点が収束したもようです。

高濃度が続いていた大気イオン(コムシステム株式会社提供)の長野・松本測定点も収束。
また石川・金沢測定点、能登半島方面の地震を捉えると言われている
東京都・昭島測定点も収束した状態です。

富山県の奥田北観測井  地下水位が、6/25、7/5、7/11に下降しています。

割石温泉のラドン変動も6/25、7/10にありました。

以上を踏まえると、信越、北陸付近で発震に注意かと思います。

★★
最近報告してきた、愛知美和観測点の異変が、7/15:17時ごろにいったん終息した。
Nict:NICTの電離層観測に於ける”NICT “fxEs” values:7/15をみると、

東京国分寺のみ、異変がみられる。

今後、飛騨山脈を中心に、強い地震が懸念されます。


   
 2014/
7/15
5:56
 ◎観測者仲間の観測観察:7/14

1、福島県いわき市
◯方位磁石
朝:9:30東4度→10:30東5度→夕:東5.5度
見る見る大きく偏角しました(^^;
東に偏角して138日目

2、大阪府八尾市

鈴落下装置:

東装置 : 落下中。中の玉、反応あります。

北装置(新):浮きました。
22:15の観測時、浮いては落下を繰り返し、22:17頃から1分程の浮いて落下。
その後何度か試して22:21頃浮きました。糸が震えて不安定です。

*北装置(新)鈴落下36日。(6/8~7/14)まで続きました。
*東装置   鈴落下27日目です。(6/20より)

昨日はクリップ東が4個目反応あり、今日は久々に鈴が浮きました。磁力に変化が出てきている様です。

★★
福島県いわき市の方位磁石の東偏角が大きくなりました。

同日、7/14には、空の掲示板の衛星画像では、
衛星画像からは、関東東方沖に大気重力波や波状雲が見られる。

最近、関東東方沖では、頻繁に、現象が現れるようになりました。

福島県いわき市から見れば、東になります。
まだ、震源がどこかはっきりしませんが、
関東東方沖から福島沖のように感じます。


   
 2014/
07/14
5:41
◎本日は、本サイト空の掲示板において
7/13:北九州に、未完成さざ波雲。豊後水道に大気重力波が発生。

この現象が大きかった。


◎植物生体電位観測とは。
地震に先立ち,地電位が変化することは知られています。

樹木の根は広く拡がり,土壌の中で立体的な網目をつくるため,土壌粒子と接触する表面積は膨大です。

地震に先立ち,樹木の根付近でわずかな地電位の変化が発生し,それを樹木が刺激として検出する。
これが、植物生体電位観測です。

愛知県美和植物生体電位観測の異変と地震の関係→こちら

下段の4つの図:2007/03/22-03/25の異常→
2007/3/25:9:42:能登半島沖地震:M6.8:最大震度6強

2007/07/12-07/15の異常→
2007/7/16:10:13:新潟中越沖地震::M6.8:最大震度6強

能登半島沖地震発生3時間前から、急激に植物生体電位が低下し、-112mVとなった。
地震発生の凡そ2時間後には、0mV(平常値)に戻った。

新潟中越沖地震発生時には、7/13(2日前)と7/14(1日前)に大きな異常がみられた。
-70mVまで、地電位が下がっています。

今回は、7/12に詳しく報告しましたが、
7/12に、一時的に大きく電位が低下し、-180mVとなった。


富山県地下水位観測で、6/25、7/5、7/11に地下水位低下がみられ、7/11の変化は大きかった。
その翌日に、観測井の凡そ170km南南東の愛知県美和植物生体電位観測で
大きな電位変化がみられたわけです。


また報告します。


 2014/
07/13
5:07
観測者仲間の観測観察:7/12

○福島県いわき市
1、方位磁石
朝:東3度→夕:東2.5度
東に偏角して136日目

2、冷蔵庫落下装置
 2013年11/20~3枚(標準4枚)
今朝見たら、2cmほどずり落ちてました。

○埼玉県春日部市
冷蔵庫の側面に鍋敷きを掛けている吸盤が久々に落下しました。

○東京葛飾
冷蔵庫磁石うさぎ…7/8にー1cmずり落ち、7/10回復で、
今朝7/12福島沖M6.8の対応にしては早過ぎる気もします。

が、対応だとしたら、ー2.5cmずり落ちで今日のが磁力低下してるので、後続が心配です。
あるいは、もっと当地に近いのか?

○愛知県東部
ハムスターの運動量
15910回
(落ち着いていたハムスターの運動量が、
7/4から徐々に上がってきています)

★★
昨日報告した福島いわき市のコンパスの東偏角。7/12の夕方も続き、冷蔵庫の磁石もずり落ちあり。
まだ、東北方面の地震が懸念される状況です。

愛知県東部観測点のハムスターが滑車を回す回転数。7/4から増大しているとしたら、
本州中部圏(岐阜長野中心)の地震前兆をとらえているのかもしれません。


 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
2014/7/6
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/23に、25ベクレルまで急低下、その後、凡そ横ばい。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から7/13まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。

間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21、6/22、6/24、6/27、6/28、7/5、7/6にみられた。
総じて、飛騨割石温泉の間欠泉は明らかに、6/1から、変化がみられて、継続している。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値7/12は54です。
東京練馬:105,東京渋谷:37、東京新宿:25、埼玉県南部:49→平均値:54

最近一週間のその平均値は、40-54の範囲内の変動だった。

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、大きくややリバウンドした。
6/11のリバウンドピークの56から上下に波を打ちながら漸減中。

しぶといです。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

その後、地下水のほぼ枯渇現象;105日間(2/15-6/1)で、一旦終了した。
再度、6/30-7/1の間に枯渇したが、その後、正常域に戻った。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波
6/23
鳥島近海-八丈島東方沖に散見される大気重力波や波状雲
6/29:
房総南方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/1:
関東東方-小笠原諸島東方のはるか沖に衛星画像ノイズが見られ、
父島東方はるか沖には欠測があります。
7/2:
八丈島東方沖-小笠原諸島-マリアナ諸島-カロリン諸島に衛星画像ノイズ
7/3
本州-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズ
7/4:
鳥島西方沖-八丈島東方沖に広がる大気重力波や波状雲

7/7:長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲になりかけた整列雲
7/9:相模灘-房総南方沖の大気重力波や整列雲、断層状雲

7/11:八丈島近海と鳥島近海に波状雲が広がった。
7/12:房総半島東方沖に断層雲とそこから吹き出す筋状雲が見られます
 八丈島-小笠原諸島-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。


★★
まとめますと、
最近一週間の変化では、7/7と7/11の衛星画像解析です。

7/7に、「長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲になりかけた整列雲」が広がった。
昨日、解析したように、
富山県地下水位観測で、6/25、7/1、7/11に地下水位低下がみられ、7/11の変化は大きかった。

6/13報告でロシア人科学者ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の
日本における東日本大震災後のGPSの解析。

日本の今後の地震活動の活発化する地域の第一。
「「飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖」」
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/mega20140607.jpg

まず、飛騨山脈周辺で、強い地震が懸念され、これが、モニタリングしている巨大地震の
前駆活動になるようです。

まず、この地震活動が注目されます。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし

ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

次のモニタリングは、7/20(日)予定です。

   
 2014/
07/12
5:49
 ◎7/12:4:22:福島沖:M6.8
○概要
福島県いわきの東140km:地震の規模:M6.8
最大震度:4:宮城県、福島県、栃木県

福島沖で、M7に近い地震が発生したのは、2013/10/26のM7.1以来、凡そ9か月ぶりだった。

○前兆
再三、東北から北海道の大きな地震前兆は、報告してきました。

2014/5/26報告

◎仙台観測点大気イオン濃度観測異常:5/2:5/6:5/9:5/14報告続報

○5・9には、
八戸の大気中ラドン濃度低下、
仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇と、
北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の発生。

3種類の異なる観測で、異変を捕らえていますので、
北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。

さらに、5/19報告

3、東北方面
5/14報告で記載しましたが、北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念される状況

本サイト:環境自然など何でも掲示板32079
5/17 仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下したとのことです。
(磁力回復した時はまたお伝えできると思います。)

マグネットが4個とも落下したのは、
2013年01月17日→2月25日栃木北部M6.3 震度5強 以来だそうです。


本サイト:環境自然など何でも掲示板32225:5/25
仙台コンドルさんのマグ復活
先だって17日に報告した、
仙台在住のコンドルさんの4つとも落下したマグが完全に復活したとのことです。
経験則では仙台から半径300km~最大350Kmの範囲とのことです。
青森、岩手、宮城周辺でしょうか。

上記の仙台観測点大気イオン濃度は、
5/9と同程度の異常濃度が、5/12,5/14,5/15,一日置いて、
5/17からほぼ毎日、異常濃度が継続しています。

源泉が断層帯の上に存在する岐阜県飛騨市神岡町割石温泉
大きなラドン濃度の変動を観測したのが、5/17です。
仙台観測点大気イオン濃度の継続する大きな異変と同期していると推察します。


以上まとめますと、

1、八戸の大気中ラドン濃度低下、
2、仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇
3、東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の頻繁な発生。
4、5/17の仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下と5/25終息

東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。


上記の報告が一か月半前でした。
現在は、モニタリングしている房総沖巨大地震の凡そ4-5か月前です。
このような親玉がいるときには、前兆から地震発生までが、著しく遅延することがあります。

直前前兆としては、
2013/10/26の福島沖M7.1の数日前もそうでしたが、本サイト新潟市観測点で、
大気中ラドン濃度がやや上昇しました。

今回は、7/13までは、10-13ベクレルでしたが、
7/9に急上昇。25ベクレルとなり、7/11朝まで、25ベクレルだった。

○今後
7/11の本サイト福島県いわき市観測点で、方位磁石の東偏角が135日継続しています。
7/11の報告

朝:東3度→夕:東2度
東に偏角して135日目
またまた2度まで戻りました。

今回の地震は、いわき市の東140kmの地点でしたので、今回の地震をとらえていたと判断できます。
今後の、磁石の東偏角がどのようになるか
また、報告します。


6/25:富山県地下水位観測データと岐阜県飛騨市割石温泉の地下水中ラドン濃度の異変:7/5続報

6/25:富山県地下水位観測データの奥田北観測井で、一時的に4mほど、地下水位が低下した。

5年くらい、継続して、この観測を見ています。
北陸から岐阜長野の、地震前兆をよくとらえています。

さらに、
7/1:1m低下
7/11:4m低下

7/11の地下水位低下は12時間以上継続しています。
以上、3回も一か月以内に水位低下したのは、見たことありません。


7/11の地下水位の変化は大きいので、同期している観測を探してみました。

愛知県美和植物生体電位観測:上記富山県奥田北観測井の凡そ170km南南東。
大きな変動がみられます。

植物生体電位観測は、降雨の影響を受けますが、7/11は晴天だった。

また、京都観測点(京都市)の植物生体電位観測もスケールアウトするような大きな変動を
示しています。

やはり、長野;岐阜を中心に、本州中部圏では、大きな地震前兆があると考えれれます。


また、報告します。

愛知県美和植物生体電位の大きな変動が、収束する(正常値に戻る)ことが、
地震発生時期の判断につながります。


   
 2014/
07/11
5:49
 ◎富士山噴火カウントダウン?続々起きている異常な兆候
2014/7/7:週プレニュース→こちら


1、河口湖「六角堂」の水位変化

2、「泉が滝」の水枯れ
富士スバルライン5合目登山道付近の貴重な水場・泉ヶ滝では
今春、いきなり岩盤から湧き出す豊富な水がピタリと止まった。

近くにある『小御嶽神社』裏の駐車場にも長さ約10mの地割れが生じ、
12年の前半にはそこから湯気らしきものが噴いた。
この近辺で、無数の亀裂が走り、水脈が断たれたのではないか

3、北東側「滝沢林道」の大崩壊

4、急速に進行する「大沢崩れ」

5、幻の池「赤池」が消失

★★
富士山では、2000年ごろから、火山性地震が頻発し、東日本大震災直後に
誘発地震として「静岡県東部地震」が発生した。

この時には、火山学者さんの間では、富士山が噴火するではないかと考えたそうです。

木村政昭ホームページ
[2014/3/21:2013年迄の富士山の地下構造]によると、


富士山下のマグマが
地下数キロか、それより浅いところにまで上昇してきている可能性が推定できます。

富士山の”噴火の目”の時系列から、主噴火時期を推測すると、
2017年プラスマイナス5年となりました。

このように報告されています。

富士山のマグマが、地下数キロまで上昇していることは
上記の各種の富士山での異変につながっていると考えられます。

もし、現在モニタリングしている房総半島南東沖から、八丈島、伊豆鳥島までの領域で、
巨大地震が発生すれば、

「マグマ発泡」により、さらにマグマが上昇し、噴火する懸念があるのではないでしょうか。

私どもの観測者仲間に、
富士山北側山麓鳴沢村観測点
富士山南側静岡県沼津観測点
大気中ラドン濃度観測を2年間以上継続しています。

今のところ、通常の範囲内の変動ですが、予想する房総沖巨大地震。
臨界点に達して、地震が発生する前後、
どのようにラドン濃度が変動していくか大変注目されます。

今のところ、静穏です。
   
 2014/
07/10
5:39
 ◎最新の電離層観測データ:Nictから:7/9

○稚内:北海道
北海道は、スポラディックE層 単独で、2日連続で発生しています。
本サイト空の掲示板
No.33975 7/9衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

北海道オホーツク沿岸-国後島-千島列島南東沖に欠測があります。

★★

6/10に報告しましたが、

2/27:サハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

4/27:ロシアには、未完成さざ波雲と北朝鮮北部にさざ波雲
4/28:北海道で弱い未完成さざ波雲とオホーツク海に波紋状雲
5/17:千島列島全体に大気重力波が現れています。
北海道には、沸き立つ雲が見られ、サハリン南部や中部まで大気重力波が及んでいます。

5/18:北海道東部沖にも、沸き立つ雲と未完成さざ波雲や大気重力波が現れています。
千島列島の北側のオホーツク海にも大気重力波゛広がっていました。

5/20:千島列島に大気重力波が見られます。まだ続いていますね
5/30:サハリン中南部にも断層雲や大気重力波が見られます
6/1:択捉島周辺に、さざ波雲が発生しています。

以上のように、凡そ3か月間、千島列島やサハリンで、
大気重力波などが発生しています。

M6以上の地震規模の地震がサハリンや千島列島南部で懸念されます。


○鹿児島:山川
NICTの4観測点:北海道、東京、鹿児島、沖縄のうち、鹿児島は
スポラディックE層が頻発しています。

福岡市観測VLF帯電磁波ノイズレベルで、南北方向の指向性ノイズが
7/9一日中高かった。

両者は同期していますので、やはり、地震前兆を疑います。
九州は、台風通過で、大変でしょうが、台風通過後の、少し強い地震が懸念されます。


◎観測者仲間の観測観察:7/9
○石川県南加賀
今日も電波時計がE受信、お鈴落下したままです。

○石川中央
14:00すぎに鈴が落下していました。
設置しなおしてもすぐ落ちていましたが、夜には復活しました。

★★
石川県の両観測点で、磁力低下が観察された。


   
 2014/
07/09
5:34
◎8日18時05分頃 石狩地方南部 M5.8 震度5弱
○概要
北海道苫小牧の西北西16km。震源の深さ10km。地震の規模M5.8。
最大震度5弱:白老町

○前兆
本サイト空の掲示板で、レモン愛知さんが、継続して、北海道のさざ波雲を報告して、
警鐘を発せられていました。
5月4日から5日大気重力波、そして7日にさざ波雲、
5/15、5/18、とさざ波雲は継続し、

5/29
北海道の十勝沖に波紋状雲と幾重の筋状雲が見られます。
5/30
北海道を中心として、未完成さざ波雲と日高山脈にウナギレンズ雲が発生しています。

空の掲示板の検索ボックスに、「「北海道 さざ波雲」」とタイプし、検索ボタンを押下すると、
該当する投稿のみが抽出されます。

その後、本サイトの札幌もぐりん観測点で、
6/21、6/24、6/25と3日間、もぐりんの移動停滞が発生しました。
ただ、もぐりんの潜航現象は発生していませんでしたので、大地震:被害地震には
ならないと判断していました。

まだ、地震発生前日には、本サイト札幌と青森県八戸観測点で、大気中ラドン濃度の急落が
観測されました。


○今後
7/8の空の掲示板衛星画像で、岩手沖に、明瞭なさざ波雲が発生。
まだ、岩手沖を中心に後続地震がありそうです。
また、報告します。


 ◎島根県東部日本海側:大気中ラドン濃度過去最高値更新
○島根県東部観測点さんの報告:7/8
7:00  ラドンS 80
19:00 ラドンS 92
22:00 ラドンS 91
過去最高値の81を大幅に更新中。 一体何が起こるのでしょうか?•••

★★
6/25に報告しましたが、
鳥取県東部およびその周辺の地震活動:京都大学防災研究所年報:第41号B1:1998年によると、

「島根県東部地域は、880年に、出雲地震M7が発生して以来、地震活動がなく、空白域とされています。
また、最近20年間の山陰の地震活動は、M5-M6の地震活動が発生し、活動域との見方ができる」

島根県の大きな地震活動などをまとめます。

●880年11月19日 出雲で地震 - M 7(『日本三代実録』)
878年10月28日相模・武蔵地震 (南関東の大地震)- M 7.4、死者多数。(『日本三代実録』)

●1676年7月12日津和野地震 - M 6.5前後、津和野城の石垣が崩れ、領内で潰家133、死者7人。
1677年
4月13日延宝八戸沖地震
11月4日延宝房総沖地震(延宝地震) - M 8.0前後(Mw 8.5)、死者500〜600人。
福島県〜千葉県に津波(茨城県地方史上最大の津波被害)。

●1872年3月14日浜田地震 - M 7.1、死者552人。
秋頃 小笠原諸島近海で地震 - 父島二見湾で津波の高さ推定3m

都司嘉宣(2006): 小笠原諸島の津波史,歴史地震, 21号,65-79によると、
「津波は六回か七回来た」というのは二見湾の固有振動によるものであろう.
地震の揺れが強く感じられたことから父島にとって近地地震の津波であることは間違いない.

しかし,第1波が最大ではなく,中間の波(おそらく第 3波か第 4波)が最大であったことから,
震源は父島のごく近くではなく,やや離れた海域で生じたものと考えられる.

●2000年10月6日 鳥取県西部地震 - Mj 7.3(Mw 6.8)、鳥取県境港市・日野町で最大震度 6強。

3月28日 硫黄島近海で地震 - Mj 7.9(Mw 7.6)、深さ128km。
7月1日〜8月18日 新島・神津島・三宅島近海でM6クラスの地震が多発。約1か月後に三宅島が噴火。


このように、島根県近郊で大きな地震活動が起きるときには、
南関東、房総から伊豆小笠原海溝で大きな地震や噴火が発生しています


地震活動には、再現性や規則性がありますから
現在モニタリング中の房総沖巨大地震(八丈島から伊豆鳥島震源)との
関連性があると推察されます。


福岡市電磁波観測では、上記の2000/10/6の鳥取西部地震の地震電磁気現象をとらえています。
そのときには、VLF帯電磁波のノイズレベルが、地震発生の12日前の9/24から
ノイズレベルが大きく上昇し、10/1と10/2に最高レベルとなった。地震発生4-5日前です。

その後、4日間、電磁波ノイズは急激に静穏化し、地震発生となった。

現在は、まだ、福岡市観測のVLF帯ノイズレベルに大きな変動はありませんので、
まだまだ、地震発生は先のようです。

東日本大震災の時と同様に、現在モニタリング中の房総沖巨大地震の誘発地震として
発生するのかもしれません。

今後の島根県東部日本海側:大気中ラドン濃度の推移と、福岡市観測電磁波ノイズレベルが
どのように変動していくか、注目しています。

≪無断転載禁止≫
   
 2014/
07/08
5:27
 ◎メキシコ南部大地震
○概要
ロイターによると、

メキシコ南部で7日、マグニチュード(M)7.1の地震が発生し、
メキシコとの国境に近いグアテマラのサン・マルコスで少なくとも3人が死亡した。

グアテマラ当局によると、地震によって建物が倒壊したほか、地滑りが発生した。

震源地はチアパス州タパチュラ市の西南西35キロ、震源の深さは約75キロ。
サン・マルコスでは2012年11月にもM7.4の地震があり、48人が死亡している。

○前兆
本サイト環境自然などなんでも掲示板
32966:7月7日のTEC Map 動画 Name:Zebra

メキシコで大きめの地震が発生しました。
NASA版、オーストラリア版とも一昨日くらいから前兆が始まり、本日の発震になりました。

ここまで早い発震とは思いませんでした。

★★
TECオーストラリア版のVertical TECの図のほうがわかりやすいので、7/5から、
ZEBraさんがとりまとめた、動画を示します。

7/5::http://youtu.be/8gXh8qi1M9o
7/6::http://youtu.be/SjmdTKDi8Sw
7/7::http://youtu.be/tJX2J5JguFQ

メキシコ上空で、TEC値:電離層全電子数が高まっていることがわかると思います。


◎本サイト空の掲示板:
No.33956 7月7日の愛知西部の観測と衛星画像NASA

愛知西部へ戻ったときには、300~310度方位に赤焼けが見られました。
若狭湾方面です。台風8号の気象条件による影響もあるかも。

衛星画像からは、東北で大気重力波が広がっています。日本海にも現れています。

また、静岡東部から関東南部沖に、未完成さざ波雲が見られます。
かなり不規則な感じがします。

No.33952 7/7衛星画像 投稿者:黄昏@仙台 投稿日:2014年07月07日 (月) 22時45分 [返信]

衛星画像からは、静岡-相模灘-房総南東沖が気になりました。

■特に気になる雲
・長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲になりかけた整列雲
■その他に気になる雲
・東北中北部-岩手宮城沖の大気重力波


★★
1、東北の大気重力波
北東北を中心に、広がっています。

2、長野-静岡-相模灘-房総南東沖の、未完成さざ波雲

南房総鴨川内浦山の大気中イオン濃度観測で、7/7、50000個/ccを超える(スケールアウト)、観測が
されていますので、それと関連があるようです。

また、同じ南房総鴨川の清澄山観測点の大気中イオン濃度観測。
鴨川内浦山観測点での、スケールアウト観測から約15時間後に、
50000個/ccを超える(スケールアウト)の観測がされています。

南房総内浦山と清澄山の両観測点で、大きな大気イオン濃度を観測した。
単発か、今後も継続するか、注目されます。


   
 2014/
07/07
5:30
 ◎カナコロ:神奈川新聞;2014/7/6
「慶長型」津波でタンク12基石油流出も 横浜・川崎コンビナート 県試算

(引用開始)
県内に最大級の津波をもたらすとされる慶長型地震が起きた場合、
浸水深(浸水時の水位)が2メートル程度となる横浜、川崎市内の石油コンビナート2地区で
計12基の危険物タンクに被害の出る恐れがあることが、県の試算で分かった。

配管などが損傷し、備蓄している石油類約2800キロリットルが流出する可能性がある。

専門家は「火災につながる危険性を考慮し、
構造物の流出防止策と周辺住民の避難方法の検討を急ぐべきだ」と指摘している。
(引用終了)


★★
1605年の慶長地震は、地震の揺れはあまり大きくなくても津波が大きい地震(津波地震)
として知られています。

神奈川県では、震源域が、静岡沖から千葉沖であるとする断層モデルで、
津波浸水予測図を作っています。

津波の最大波が県内最高の14・5メートルと試算された鎌倉をはじめ、
県内沿岸への影響が最も大きく、
東京湾側の予想波高は横浜で最大4・9メートル、川崎で3・7メートル。

沿岸市町の多くがこの地震を津波対策の前提に据えているが、
影響がやや過大であるという指摘もある。

神奈川県の津波浸水予測図では、外海に直接面する相模湾の鎌倉を中心に
巨大津波が押し寄せる。

東京湾では、本サイトでも何度も報告したように、
東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
相模湾に比べると、津波の高さははるかに低いが、
横浜で、最大4.9mです。

やはり、心配なのは、地下街や地下鉄への津波の浸水です。

それと同時に、上記のように、石油タンクへの被害と火災です。

神奈川県津波浸水予測図:慶長型地震
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f360944/p393044.html

津波から身を守るためには、とにかく、避難ビルや高台へ、逃げることです。
神奈川県の津波浸水予測図は、細かく丁寧にできていますので、

その図を見て、どの地域に、どの程度の深さで、津波の浸水が予想されているかをまず知って、
その地域をとにかく、回避して、高台へ、逃げることです。

気象庁:津波防災啓発ビデオ:津波から逃げる
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami_dvd/

気象庁:津波防災啓発ビデオ:津波に備える
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami_dvd_sonaeru/


   
 2014/
07/06
6:08
◎7/5;7:46:岩手県沖:M5.8
○概要
震源地は、岩手県宮古市の東北東8kmの海底。
最大震度5弱:宮古市、
東北地方で、震度5弱の地震は、2013/9/20の福島県浜通りM5.9:震度5強以来、
凡そ8か月ぶりだった。

○前兆
本サイト6/24報告
◎観測者仲間の観測観察:6/23
○青森県八戸

18:30帰宅して、水位を確認したところ異常な低下を確認。
6月15日02:31の岩手県内陸南部地震M5.5:最大震度4の前日と同じ位。

○福島県いわき市
方位磁石(職場)
朝:東3.5度→夕:東3.5度
東に偏角して117日目

★★
青森県八戸観測点の水位低下で、東北方面、中規模程度の
強い地震に、注意ください。

北海道札幌や青森八戸大気中ラドン濃度も、前日急落していました。

○今後
上記の福島県いわき市方位磁石の東偏角が昨晩も続き、129日間継続しています。
さらに、本サイト空の掲示板No.33938 7/5衛星画像

6/30から継続して、三陸沖北で変色した海面。
また、本サイト青森県八戸大気中ラドン濃度観測も継続して高い値が継続しています。

今後も、継続して報告します。


 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22、6/29
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/18に、55ベクレルを観測。6/23に、25ベクレルまで急低下、その後、凡そ横ばい。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から6/28まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。

間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21、6/22、6/24、6/27、6/28、7/5にみられた。
総じて、飛騨割石温泉の間欠泉は明らかに、6/1から、変化がみられて、継続している。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値7/5は41です。
東京練馬:77,東京渋谷:26、東京新宿:18、埼玉県南部:42→平均値:41

最近一週間のその平均値は、39-44の範囲内の変動だった。

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、大きくややリバウンドした。
6/11のリバウンドピークの56から上下に波を打ちながら漸減中。

しぶといです。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

その後、地下水のほぼ枯渇現象;105日間(2/15-6/1)で、一旦終了した。
再度、6/30-7/1の間に枯渇したが、その後、正常域に戻った。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波
6/23
鳥島近海-八丈島東方沖に散見される大気重力波や波状雲
6/29:
房総南方沖-八丈島東方沖の大気重力波
7/1:
関東東方-小笠原諸島東方のはるか沖に衛星画像ノイズが見られ、
父島東方はるか沖には欠測があります。
7/2:
八丈島東方沖-小笠原諸島-マリアナ諸島-カロリン諸島に衛星画像ノイズ
7/3
本州-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズ
7/4:
鳥島西方沖-八丈島東方沖に広がる大気重力波や波状雲


★★
最近一週間の変化では、大きな変化はなかった。

ただ、7/1-7/3まで伊豆小笠原マリアナ島弧(とうこ)で、衛星画像ノイズが継続して見られ、
7/4には、八丈島から鳥島の間に、顕著に、大気重力波や波状雲が広がった。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし

ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

次のモニタリングは、7/13(日)予定です。

   
 2014/
07/05
4:59
 ◎6/25:富山県地下水位観測データと岐阜県飛騨市割石温泉の地下水中ラドン濃度の異変

6/25:富山県地下水位観測データの奥田北観測井で、一時的に4mほど、地下水位が低下した。

5年くらい、継続して、この観測を見ています。
北陸から岐阜長野の、地震前兆をよくとらえています。

1m位の水位の低下は、よくみるのですが、4mの低下はあまり記憶にないです。

これが、地震前兆かどうかですが、裏付けが取れています。

断層帯に源泉がある岐阜県飛騨市割石温泉の地下水中ラドン濃度が同日の6/25に急上昇。
両者の距離は、凡そ50km。

上昇幅は4000カウントほどだが、地震前兆と極めて関連が深い黒ラドン(ラジウムF:RaF)が
上昇しています。

観測者仲間の観測観察:7/2:長野市
冷蔵庫の強力な磁石、いつもと違う面でずり下がり有りました。

この報告も、上記の観測を裏付けています。


さらに、
観測者仲間の観測観察:7/4:愛知県東部

昨夜、方位磁石が7度西偏角と大きく西へ偏角しましたが、
こんなに大きな西偏角になったのは、2013/5.19-25長野県南部
プレート境界付近の「短期的ゆっくりすべり」に起因する
地殻変動があった時の5月23日に25度の西偏角、その翌日の24日に
7度西偏角を示した以来の事です。

以上、まとめますと、
長野岐阜方面で、強い地震が懸念されます


ただ、6/13に報告しましたが、
ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の「GPS noise before and after Tohoku 」という論文では、
東日本大震災後に地震活動が活発化する地域の第一は、

富士火山帯の、飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖

現在は、これらの地域が、同時に地震活動が活発化しています。

≪無断転載禁止≫

   
 2014/
07/04
5:02
◎本サイトトップのコンタクトからのお問い合わせ

○ご質問
ひとつご質問がありまして、メールさせていただきました。よく出てくる「鈴落下装置」というのは、
私どもでも出来るのでしょうか?簡単でしたら、どのような物か写真等見せていただけると幸いです。

あと、冷蔵庫の磁石が落ちていたことはないのですが、
冷蔵庫で出来るような簡単な装置もあればご教授願いたいです。よろしくお願い致します。

○お答え
まず、鈴落下装置の作り方
私どもの観測者仲間の、ちゃちゃさんのブログで、わかりやすく紹介されています。
http://blog.livedoor.jp/chacha523/archives/8085497.html

冷蔵庫の磁石落下装置
本サイト内で紹介しています。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase16/ikase16jisyaku.html



◎7/3:9-20時に、関東地方で観測された大きな異変

1、静岡県函南町月光天文台におけるFMグアム局の電波受信強度:地震エコー

9-13時、15-17時を中心に、9-20時の間に、FMグアム局の電波受信強度が大きく上昇した。
最近一か月の中では、最も大きな受信強度です。

同観測点で、FM三重県志摩局、FM鹿児島局、FM山形県新庄局の電波受信強度は上昇していないので、
静岡県函南町より南方の地震エコーを受信していると思われる。


2、静岡県函南町月光天文台におけるVHF帯高域電磁波観測 (107.45, 107.75MHz)

両周波数の電磁波ノイズが、9-20時の間に大きく上昇した。

3、千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
9-20時の間に平均値の上昇を伴い大きく上昇した。
平均値のノイズの最大値は、600mVだった。

★★
5/17の日報で、報告していますが、
静岡県函南町月光天文台におけるFMグアム局の電波受信強度の増大と
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測

5/13-5/16の間に、両者に大きな異変が観測された。
その対応地震は、5/28の八丈島東方沖M5:震度2でした。

今回は、どの程度の規模の地震が起こるのか。
昨日報告した伊豆小笠原諸島方面の比較的大きな地震活動と関連があるようです。

ただ、本番の巨大地震ではないです。
本番前の前駆活動のような地震ではないでしょうか。

   
 2014/
07/03
5:51
 ◎京都観測点の異変

京都観測点観測の植物生体電位、地電位観測で、
6/27-7/2の間、震えるような変動が継続しています。

大きな地震の前に見られる変動です。凡そ300-500km圏内の異変をとらえています。

京都観測点に近い本サイト京都府南部観測点の大気中ラドン濃度観測では、
最近半年間の最高値は、2014/6/23の38ベクレルです。

やや高い程度の値です。

奈良県橿原市、石川県南加賀地方、石川中央観測点の大気中ラドン濃度観測でも、
同様に、最近半年間で、大きな異変は観測されていません。

産業技術総合研究所地下水総合観測ネットワーク:Wellwebでみましても、
近畿圏で、地下水位の大きな変動はないようです
(故障している地域もあり、断言できないので、ないようですという表現にした。)

上記のWellwebや本サイト内の大気中ラドン濃度観測から判断すれば、近畿や北陸圏で、
大きな地震が迫っているとは思われない。

しかし、
「岐阜県内の主要活断層地域を観測点とする,地下水中ラドン濃度による地震予知に係わる観測と基礎研究」
公開されている観測点、

岐阜県飛騨市神岡町割石
岐阜県中津川市川上
岐阜県養老郡養老町広幡

この三か所の観測点で、ラドン濃度で際立った異変はないのですが、
地下水の流量や間欠泉の間隔に大きな異変が継続しています。

毎週日曜日の巨大地震モニタリングで、いつも報告しているとおりです。

また、静岡県函南町月光天文台におけるFMグアム局の電波受信強度:地震エコーが、
7/2にも、また大きく、受信強度が増大した。

さらに。京都観測点で、震えるような変動が始まった6/27。
上記の静岡県函南町月光天文台の植物生体電位観測で、異変がみられた。


以上まとめますと、
京都観測点観測の植物生体電位、地電位観測で、
6/27-7/2の間、震えるような変動が継続してる。
6/27には、静岡県函南町月光天文台の植物生体電位観測でも、異変がみられた。

近畿圏や北陸圏では、大気中ラドン濃度観測などに異変がみられないために、
それらの地域が震源でないと思われる。

静岡県函南町月光天文台におけるFMグアム局の電波受信強度:地震エコーが、
7/2にも、また大きく、受信強度が増大したことから、

7/2に報告したように、伊豆小笠原諸島方面の比較的大きな地震活動が懸念される。

≪無断転載禁止≫

◎観測者仲間の観測観察:7/2
長野市
冷蔵庫の強力な磁石、いつもと違う面でずり下がり有りました。
その1個だけで、ほかの緩めの磁石は今のとこ異常なしです。 
以前LTDライトの強力磁石がずり下がった面です。

   
 2014/
07/02
5:28
 ◎本サイト空の掲示板No.33916 7/1衛星画像ノイズ :[NASA提供画像] TERRA
オホーツク海北部周辺に衛星画像ノイズが見られます。
また、関東東方はるか沖-小笠原諸島東方はるか沖に衛星画像ノイズが見られ、
父島東方はるか沖には欠測があります。

★★
黄昏@仙台さんから、衛星画像ノイズ(地震電磁気現象による)を二つ指摘いただいた。

オホーツク海北部周辺は、長い間報告していますサハリン方面の前兆と関連していると思われます。

もう一つは、伊豆小笠原海溝の小笠原諸島方面です。

2010/12/22に、父島近海で、M7.8の大きな地震が発生し、伊豆諸島から本州:九州の太平洋側に
津波注意報が発令され、現実に、15-22cmの津波が観測された。

太平洋プレート側の海溝外地震:正断層型だった。

20140102報告
カリフォルニア大学デイヴィス校・John Rundle教授と
静岡大学理学部地球科学教室名誉教授:新妻 信明氏。

東日本大震災の地震発生には、小笠原海溝の挙動が
密接に関係していたことがわかりました。

John Rundle教授は、この地震が、東日本大震災のトリガーとなったと報告しています。

上記の衛星画像解析では、父島東方はるか沖には欠測もある。

今回も、どのような地震が発生するか注目されます。


◎観測者仲間の観測観察:7/1

○千葉県銚子市:鈴落下装置 
朝、鈴 一個落下


○福島県いわき市

鈴落下装置
1号(自宅)2013年4/9-落下中(448日目)
3号(職場)10:30頃一旦落下、何度かトライするとふるふるしながら何とか浮きましたが、
再度11:00ゴロ落下。その後復活しません。


   
 2014/
7/01
5:43
 ◎伊豆小笠原海溝南部地震活動活発化
○概要
6/29:14:56:硫黄島近海M6.2震度3
7/1:4:56:小笠原諸島西方沖M6.1震度1;深さ520km

わずか3日間の中で、M6台の地震が2回、小笠原海溝の周辺で発生しました。
M6以上の地震を最近7年間で、ひろってみます。

硫黄島近海
2009年4月19日硫黄島近海M6.2
2010年11月8日硫黄島近海M6.0
2011年1月10日硫黄島近海M6.1

小笠原諸島西方沖の深発地震
2010年11月30日小笠原諸島西方沖深さ480km M6.9
2011年1月13日 小笠原諸島西方沖 深さ520km M6.6

上記の両者ともに、地震活動が活発化しているのは、東日本大震災の4-5か月前です。
(6/29の巨大地震モニタリングの解析で、凡そ5か月前と判断したことと一致しています。)

硫黄島では、
2006年8月に始まった島全体の隆起を示す地殻変動は、
2010年11月中旬頃から12月にかけて一時鈍化したが、2011年1月末頃から隆起速度が増加していた。

凡そ2か月後に東日本大震災が発生しました。
東日本大震災前から、東日本大震災が発生した日本海溝と伊豆・小笠原海溝の結びつきは
強固でした。

そうして、
東日本大震災前と同様に、硫黄島では、
国土地理院のGPS観測によると、
地殻変動は2014年1月頃から停滞していましたが、2月下旬頃から隆起の傾向がみられています。


○前兆
今まで再三報告してきましたが
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波

並びに、
静岡県函南町月光天文台におけるFMグアム局の電波受信強度:地震エコーの継続。

これらが、上記地震の前兆の一部と思いますが、
今後もFMグアム局の地震エコーが続くか否かで、後続地震があるかないか判断できると思います。


   
 2014/
06/30
5:49
 ◎中九州:南九州の大気中ラドン濃度観測網整備

○現在の本サイトの目標

現在の本サイトの最大の目標は、巨大地震に関する発生時期とその防災対策を
提示することです


巨大地震の発生時期予想は、非常に難しいです。

本サイトでは、毎週日曜日に、観測の要となる観測項目を
複数提示して、それらの総合判断で、
巨大地震発生予想をしています。

発生時期予想は、3か月以内、1か月以内、10日以内、最終的には3-5日以内と提示していくことです。

今は、房総沖巨大地震のモニタリングですが、

その発生後は、おそらく、九州の日向灘から薩南諸島東方沖を震源域とする
巨大地震に焦点が移ると思います。

今の日本の地震活動は、東日本大震災以降、巨大地震が連鎖して発生する活動期の真っ只中です。
九州以外に、北東北から北海道の太平洋側も、危険地域です。

そちらも、さらに異常が続くようであれば、定期的にモニタリングをする予定です。


○日向灘から薩南諸島東方沖モニタリング観測網
大気中ラドン濃度観測の観測が、6/29より、宮崎県の北部沿岸部観測点で開始されました。

これで、中九州と南九州の大気中ラドン濃度観測網
熊本県西部、大分県南部、宮崎県北部沿岸部、鹿児島県薩摩地方1、鹿児島県薩摩地方2
5か所になりました。

大気中ラドン濃度観測の長所は、数値を長期間モニタリングすることで、
どの時期から、危険域に入るかなど、濃度変動をグラフで示し、解析できることです。

ぜいたくを言えば、観測者仲間が、
宮崎県の南部の宮崎市、日南市、串間市や種子島地方周辺に
さらに加われば、鬼に金棒状態になります。

2014/4/23に詳しく、スーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理しました。

東日本大震災前の大気中ラドン濃度変動の概要です。

2011年日本地震学会;秋季大会;;A32‒09
東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について
長濱裕幸(東北大)・安岡由美(神戸薬大)・鈴木俊幸・本間 好(福島県医大)

東北地方太平洋沖地震の震央;三陸沖震央の凡そ南西150kmの福島市で、
2010年6月~2010年12月初旬まで、大気中ラドン濃度が増加した。

このように、巨大地震では、大気中ラドン濃度の濃度異常が凡そ半年間は継続します。

長い間の観測が、その基礎になります。
観測者仲間の皆様のご尽力には、心から感謝いたしております。


   
 2014/
6/29
5:09
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15、6/22
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/18に、55ベクレルを観測。
6/23に、25ベクレルまで急低下、その後、やや上昇。


奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から6/28まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。

間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21、6/22、6/24、6/27、6/28にみられた。

総じて、飛騨割石温泉の間欠泉は明らかに、6/1から、変化がみられて、継続している。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値6/28は40です。
東京練馬:80,東京渋谷:36、東京新宿:20、埼玉県南部:24→平均値:40

最近一週間のその平均値
6/22:44, 6/23:46 ,6/24:45, 6/25:47, 6/26:47, 6/27:45, 6/28:40

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、大きくややリバウンドした。
6/11のリバウンドピークの56から上下に波を打ちながら漸減中。

しぶといです。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

その後、枯渇現象は継続し、
6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間で、一旦終了した。
(ラドンの急降下と同期した。)

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波
6/23
鳥島近海-八丈島東方沖に散見される大気重力波や波状雲
6/28
房総半島周辺から関東東方沖に大気重力波


★★
以上、まとめますと、
6/15モニタリングで、まとめたように、
6/1-6/14の間に、次のステージに突入したとも考えられる。

特に顕著なのは、
飛騨割石温泉の間欠泉(源泉が断層帯にある)は明らかに、
6/1から、変化がみられて、継続している。

2009/8/9:東海道南方沖でM7.1、深さ340km、震度4
2009/8/11:駿河湾地震:M6.5:震度6強
2009/8/13:八丈島東方沖:M6.6;震度5弱

3度のM7に近い地震が2009/8/9-8/13の間に起きたわけですが、
割石温泉の間欠泉では、
3月頃から湧出量や間欠泉の周期に変化が見られ始め、
5月の初めには、明らかに、間欠泉の周期が短くなり、
7月の初めには、一段と、異変の程度が大きくなった。

現在の状況は、
2009年3月頃(地震発生5か月前)に酷似しています。

特に、最近一週間では、間欠泉の周期が頻繁に断続的短くなった。
さらに、異変の程度が大きくなっています。

(間欠泉の周期の変動は、断続的で、継続性はないので、まだ、一安心。
もし、継続的に、間欠泉周期が短くなれば、さらに地震が近づいてきたことを意味する。)

2014年5月までとは様相が異なってきていることは確かです。

ただ、首都圏のラドンを中心に大きくリバウンドしていますので、
次のステージ:赤色の点滅になったとも判定しがたい。
((今までの黄色の点滅という表記から赤色の点滅に変更した)

したがって、

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし(かなり、赤色の点滅に近い)

ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep1とstep2が終了したと判断し、
step3の予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECが大きく上昇したら、
巨大地震発生危険度判定は、最後の赤となります。

次のモニタリングは、7/6(日)予定です。

   
 2014/
6/28
5:32
 ◎観測者仲間の観測観察:6/27

○埼玉県春日部市
鈴落下装置:
朝の福島沖の後、浮きましたが、夕方落下。磁力はありますが、浮く所まではいきません。
前回もおなじよな現象があったとき春日部よりも北側でゆれたので後続があるとおもいます。

○東京大田区

磁石落下装置:27日、南北方向のナット負荷型2連装置が落下していました。
辛うじて復帰できたが、しばらく磁力が弱い感じでした。
最近では、20日に金属球落下装置の南北方向で4個中1個落下。

★★
6/27:6:55:福島県沖 M4.8 震度3の地震が発生しました。

本サイト空の掲示板No.33881 6月27日愛知西部の観測と衛星画像NASA
衛星画像からは、関東東方沖からいわき市沖に大気重力波が発生しています。

春日部観測点さんの鈴落下装置観察の考察も、まだ、
茨城から福島沖で、地震が発生することを予想させる。

   
 2014/
06/27
4:57
 ◎観測者仲間の観測観察:6/26

○福島県いわき市。

鈴落下装置
3号(職場)一応何とか浮いてますが昨日よりもさらに磁力が下がった感じです。

方位磁石(職場)
朝:東3.5度→夕:東4度
東に偏角して120日目

○千葉県銚子市
鈴(落下装置)一個落下
他一個も弱く、少し触っただけで落ちてしまう。

★★
福島方面
6/25報告でまとめたように、福島県の浜通りから茨城県北部の地震活動が注目されます。
強い地震が懸念されます。

銚子観測点さんの、鈴落下装置観察により、磁力低下が、6/26に観察された。

   
 2014/
06/26
5:45
 ◎観測者仲間の観測観察:6/25

○奈良県橿原市
島根県東部観測点のラドン上昇が気になりますが、

それに関連するように拙宅の方位磁石が6月13日から西側に偏角したまま、
6月22日にはお鈴(鈴落下装置)の西側玄関2号機が335日目で突然復活。

その後落下→復活を繰り返し動き始めています。

○愛知県東部:方位磁石
朝/夜: 1度西偏角
☆5/6から西偏角が続いています。

○大阪府八尾市
北装置(新)鈴落下18日目です。(6/8より)

★★
昨日報告した島根県東部観測点の大気中ラドン濃度観測が、
50ベクレル台に上昇したのは、2014/4/16からです。

さらに上昇し、68ベクレルを観測したのは、5/4。
その後、一進一退後、再度上昇し、6/2に、76ベクレルとなった。

そのようなラドンの濃度変動の経過ですが、
愛知県東部の方位磁石西偏角開始が、5/6←島根東部ラドン68ベクレル:5/4

大阪府八尾市北側鈴落下装置落下開始:6/8←島根東部ラドン76ベクレル:6/2

上記の
奈良県橿原市、愛知県東部、大阪府八尾市の
方位磁石の西偏角や鈴落下装置の落下は、
島根県東部観測点の大気中ラドン濃度の上昇に関連しているかもしれません。


今後も解析を続けていきます。


6/25:11時の出来事

静岡県函南町月光天文台におけるFMグアム局の電波受信強度:地震エコー。
6/25:9時ごろから、強度が強まり、11時には、大きな受信強度のピークを示した。


その11時丁度、断層帯に源泉がある岐阜県飛騨市割石温泉の地下水中ラドン濃度が
急上昇。

上昇幅は4000カウントほどだが、地震前兆と極めて関連が深い黒ラドン(ラジウムF:RaF)が
上昇しています。

同期性を重視し、素直に考えれば、

八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震:6/18、6/19、6/21報告と関連すると考えれれる。


6/18に詳しく報告したように、
1984月6年13日,鳥島近海地震(M=5.9)が発生。

須美寿島西側から波源域の長さ推定25kmの津波が発生した。
津波マグニチュードは 7.3と
地震規模に比較して津波の規模が異常に大きな津波地震であった。

八丈島の八重根漁港で130cmから150cmの津波が観測された。
伊豆諸島をはじめ,房総から四国に至る沿岸各地の検潮所で全振幅10~57cmの
津波を観測した。

津波地震が起こりやすい場所だけに心配しています。

≪無断転載禁止≫
   
 2014/
06/25
5:04
 ◎観測者仲間の観測観察:6/24

○島根県東部:大気中ラドン
観測を始めてからの最高値(78)を 超えました。 →6/24夜間:80ベクレル

○茨城県北部:大気中ラドン
6時 5
21時 10
こういう上昇の時は、要注意と 思ってます。

★★
1、中国地方日本海側
島根のラドンが、80ベクレルとなり、要注意レベルまで、上昇しました。

鳥取県東部およびその周辺の地震活動:京都大学防災研究所年報:第41号B1:1998年によると、

「島根県東部地域は、880年に、出雲地震M7が発生して以来、地震活動がなく、空白域とされています。
また、最近20年間の山陰の地震活動は、M5-M6の地震活動が発生し、
活動域との見方ができる」

2000/10/6に、鳥取県西部地震が発生しました。最大震度6強。
この年、7/1-8/18まで、伊豆諸島の新島、神津島、三宅島近海でM6クラスの地震が多発し、
その一か月後に、三宅島が噴火した。

最近、継続して、同じ伊豆諸島の八丈島から伊豆鳥島の巨大地震前兆を報告してます。

東日本大震災時には、誘発地震として、
長野県北部地震(同年3月12日発生/Mj6.7/大陸プレート内)
静岡県東部地震(同年3月15日発生/M6.4/大陸プレート内)
秋田県内陸北部地震(同年4月1日発生/Mj 5.0/大陸プレート内)などが発生したわけですが、

今回も、伊豆諸島の八丈島から伊豆鳥島の巨大地震の誘発地震として、
山陰側の地震活動が活発化するのでしょうか。

他の観測:京都観測点、福岡市電磁波観測ととともに、島根県東部ラドンの推移を見ていきます。

なお、福岡市電磁波観測では、上記の2000/10/6の鳥取西部地震の地震電磁気現象をとらえています。


2、茨城県北部から福島県南部
本サイト空の掲示板:No.33853 6月24日愛知西部の観測と衛星画像NASA

「本日は、いわき市海岸沿いに同心円状雲がみられ、その東側に大気重力波が発生しています。」

この現象が発生した地域に近い茨城県北部観測点でラドンが急上昇した。

6/18に報告しましたが、
6/17:福島県いわき市観測点:磁力の低下現象により
「会社の冷蔵庫の扉がぱか~んと開いていました。」

さらに、同観測点方位磁石の東偏角が、117日継続しています。


福島県の浜通りから茨城県北部の地震活動が注目されます。


   
 2014/
06/24 6:53
 ◎2014/6/24:5:53(日本時間):アリューシャン列島ラット諸島:M8.0

○概要
巨大地震の巣になっていますアリューシャン列島。

太平洋の広域に津波発生の可能性があります。
日本への津波の有無については現在調査中です。

ラット諸島では、1965/2/24:M8.7の巨大地震が発生。
20世紀以降の世界の巨大地震で、8番目の規模の大きさでした。

この時の津波の最大の高さは、10.7m。
ハワイでも、1.1mの津波が観測された。

○前兆

本サイト空の掲示板No.33172 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年04月22日
海外は、アラスカ半島北部に大気重力波が見られます。

No.33711 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年06月07日
アラスカ半島の付け根に、レンズ雲が発生しています。

★★
アリューシャン列島は、北太平洋に弧状に連なり、アメリカのアラスカ半島から
ロシアのカムチャツカ半島にかけて約1,930キロメートルにわたって延びる列島です。

その東の端のアラスカで、2か月前に、大気重力波がみられています。


 2014/
06/24
5:54
2014/6/24:4:19(日本時間):南太平洋:ケルマデック諸島:M7.2

○概要
震源の近傍で津波発生の可能性があります。
この地震による日本への津波の影響はありません。

詳しい震源の位置はケルマデック諸島です。
PTWCでは24日4時27分に津波情報を発表しています。

○前兆
本サイト空の掲示板No.33805 6/18衛星画像 投稿者:黄昏@仙台 投稿日:2014年06月18日 (水)
ニュージーランド付近から日本付近まで欠測があります。

★★
地震電磁気現象が激しい場合には、衛星画像ノイズではなく、さらに進んで、欠測となる場合があります。


 ◎観測者仲間の観測観察:6/23
○青森県八戸

18:30帰宅して、水位を確認したところ異常な低下を確認。
6月15日02:31の岩手県内陸南部地震M5.5:最大震度4の前日と同じ位。

○福島県いわき市
方位磁石(職場)
朝:東3.5度→夕:東3.5度
東に偏角して117日目

○千葉県北部
夕焼けが蛍光ピンク焼けしていました。
鈴落下装置2号、磁力全く感じません。

★★
青森県八戸観測点の水位低下で、東北方面、中規模程度の
強い地震に、注意ください。

   
 2014/
6/23
4:56

 ◎観測者仲間の観測観察:6/22

○愛知県東部
1/7からの観測以来、ハムスターの10000回転以上の
運動量(1日あたり)が初めて3週間(5/27-6/16)続きました。

[この3週間の1日の平均運動量は、15200回転]

6/17から運動量は徐々に減り、6/17-22の1日の平均運動量は
以前の半分の8146回になっています。

○東京葛飾
夕焼け…低層が真っ赤でした。
千葉県北東部さんの言われるアセロラ色とはこの色かと思いました。
絵の具の赤とかではなく、透明感ある赤でした。

★★
愛知県東部さんの観察の、ハムスターの運動量の多さが、何を示すか、
注目されます。

八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震:6/18、6/19、6/21報告
これを示していているのか、また別のものか。

   
 2014/
06/22
5:29
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8、6/15
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/5には、30ベクレルまで、濃度低下した。その後、やや上昇し、6/20は44ベクレル。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
6/1から6/20まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。

ただ、間欠泉の周期が短くなる変化が、6/15、6/21にみられた。

総じて、飛騨割石温泉の間欠泉は明らかに、6/1から、変化がみられて、継続している。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値6/21は44です。
東京練馬:83,東京渋谷:21、東京新宿:36、埼玉県南部:34→平均値:44

最近一週間のその平均値
6/15:50, 6/16:44 ,6/17:41, 6/18:38, 6/19:39, 6/20:38, 6/21:44

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、大きくややリバウンドした。
6/11のリバウンドピークの56から漸減し、6/18には、38となった。
その後また、上昇し、特に、6/21の夜間には、新宿と埼玉県南部で急上昇した。

しぶといです。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。

6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間で、一旦終了した。

上記の首都圏や愛知県西部のレモンさんのラドンの急降下と、ほぼ同期しています。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

((上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。))


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
6/17:
伊豆諸島(南限鳥島)の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。
6/18
九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波


★★
以上、まとめますと、
6/15モニタリングで、まとめたように、
6/1-6/14の間に、次のステージに突入し、
巨大地震発生凡そ3か月前になったと、判定することもできる。


ただ、これは、東日本大震災や最近10年間に発生した被害地震前の現象から判断しています。
今回の予想震源域は、伊豆小笠原海溝ですので、
最近の被害地震の震源域と大きく異なりますので、
3か月前になったと断言することもできない。

ただ、不気味なのは、
飛騨割石温泉の間欠泉(源泉が断層帯にある)は明らかに、
6/1から、変化がみられて、継続している。

2009/8/11に発生した駿河湾地震:M6.5:震度6強の時には、
3月頃から湧出量や間欠泉の周期に変化が見られ始め、
5月の初めには、明らかに、間欠泉の周期が短くなり、
7月の初めには、一段と、異変の程度が大きくなった。

駿河湾地震前の飛騨割石温泉の間欠泉の状況と比較すると、
2009年3月頃(地震発生5か月前)に酷似しています。

さらに、九州南東沖-伊豆鳥島近海の日本の南海上に
大規模に、大気重力波や断層雲が出現した。

これも異例です。

2014年5月までとは様相が異なってきていることは確かです。

ただ、首都圏のラドンを中心に大きくリバウンドしていますので、
次のステージ:赤色の点滅になったとも判定しがたい。
((今までの黄色の点滅という表記から赤色の点滅に変更した)

したがって、

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし(かなり、赤色の点滅に近い)

ラドンが、終息すれば、赤色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep1とstep2が終了したと判断し、
step3の予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECが大きく上昇したら、
巨大地震発生危険度判定は、最後の赤となります。

次のモニタリングは、6/29(日)予定です。

   
 2014/
06/21
5:18
 ◎八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震:6/18、6/19続報

静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測で、
FMグアム局の電波受信強度:地震エコー

6/17、6/19、6/20にFMグアム局の受信強度が強い。特に、6/19は著しく強い。


本サイト観測者仲間の観測観察:6/20
○東京葛飾

電波時計…E受信に戻りました。
6/13から7日間W受信でした。そのW受信中に茨城沖,福島沖,房総半島南方沖M5台が来てます。
今度はM5より大きいってこと?


○東京大田区
磁石落下装置:南北方向の金属球落下装置が4個中1個落下していました。すぐに復帰できました。


★★
6/17 伊豆諸島から鳥島の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生。

静岡県函南町月光天文台における
FMグアム局の電波受信強度:地震エコーの継続。
都心での磁力低下観察など、

やはり、八丈島と伊豆鳥島の中間付近で、M6クラスの中規模地震の懸念があります。
都心から300-400kmは離れているため、首都圏での大きな震度の心配はないのですが、
津波地震が起こりやすい場所ですので、伊豆諸島(特に八丈島)での、津波を心配しています。

八丈島には、凡そ8千の人が暮らしています。


 2014/
06/20
4:54
◎小笠原諸島にある西之島の付近で2013/11/20、およそ40年ぶりに噴火:その7:5/13続報

○最近の噴火活動
2013/11/20に噴火が始まった小笠原諸島の西之島について、

海上保安庁は6/17までに、小笠原諸島の西之島(東京)で新たに4カ所目の火口が形成されるなど、
噴火活動が活発な状態が続いていると発表した。

溶岩の海への流出も引き続き確認されており、島はさらに拡大する可能性がある。

西之島に新島が出現してから半年が経過したが、東西に約1300メートル、
南北に約1050メートルにまでなり、東京ドームの18倍に相当、当初の86倍に拡大した。

○木村政昭ホームページ:2014/6/19:
西之島新島、噴火による国土の拡大-防災も忘れずに-

(引用開始)
大正時代の1922年に、伊豆大島で溶岩が流出した噴火がありました(著者の定義による”P3噴火”)。
その翌年の1923年に関東大地震が発生したことは、専門家に知られています。

一方最近の2013-14年にかけて、同じ伊豆-小笠原諸島の南部にある”西之島”の新島で
溶岩流出をする噴火がありました。(中略)この西之島新島の噴火も”P3噴火”の可能性が疑われます。

もしそうであると、伊豆大島での”1922年噴火”のケースのように、
噴火後、西之島火山の周辺域で大地震が発生しないか、注意をする必要があると考えられます。

そのような目で図を見ると、西之島新島のすぐ北の方に”地震の目”があります。
その”目”内の通常地震活動の時系列から、そこでの大地震発生年は2012±5年頃と推定されています
(木村、2014a,b)。これは、単に一研究者の私見ですが、今後の監視が必要なのではないかと思われます。
(引用終了)


琉球大学名誉教授の木村政昭先生は、
1986年の伊豆大島三原山の噴火、
1991年の雲仙普賢岳の噴火、
1995年の兵庫県南部地震、
2000年の三宅島の噴火、
2004年の新潟中越地震等を
独自の「時空ダイアグラム」理論で予測したことで知られています。

上記のように、火山の噴火についても、造詣が深い。

現在日曜日に継続する房総沖巨大地震モニタリング。

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

この想定震源断層が、西之島の北側の隣接域です。
M9に近いスーパー巨大地震となると私どもは予想しています。

今回の西之島も溶岩流出が半年以上も続く、異例の大噴火です。
地震の規模が巨大ですと、その前駆活動と思われる西之島の噴火も巨大です。

日本災害史上、最大級の被害を与えた、関東大震災の1年前に、
伊豆大島で溶岩が流出した噴火があったわけです。

多くの方に、今回の巨大地震への防災を進めていただきたいと思います。


予想震源域が上記モニタリング想定3の地震の場合、
慶長型地震となり、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。

もし、現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波が
予想されます。

4/16報告したように、
大津波警報が、
千葉県外房、伊豆諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、
宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島に
発令されると予想されます。

相模湾については、神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

震源域(波現域)が、須美寿島(八丈島の南175km、伊豆鳥島の北110km)周辺であれば、
4/19報告のとおり、津波到達時間は、
八丈島:34分後、、三宅島:47分後、、神津島::51分後、、伊豆大島::53分後
千葉県館山市布良海岸::59分後。
南伊豆、、1時間12分後、、三重県南部尾鷲市::1時間42分後
本州最南端和歌山県串本市::1時間43分後

もし、震源域(波現域)が、さらに175km北上し、
想定2の八丈島東方沖であれば、
八丈島:15分後、千葉県館山市布良海岸::25分後、静岡市清水港::48分後、
三重県南部尾鷲市::1時間17分後、和歌山県串本市::1時間7分後に、
最大津波が到達する。

上記二つの想定により、地震発生後
八丈島::15-34分後、千葉県館山市布良海岸(房総最南端):25-59分後、
静岡県伊豆から静岡市:48分-1時間12分後、
三重県南部尾鷲市::1時間17-42分後、
和歌山県串本市::1時間7-43分後に
津波が到達すると予想します。

この地域にお住まいの皆様は、津波ハザードマップをみられて、
どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)

今回は、地震発生後、伊豆諸島をのぞいて、上記のように、
津波の到達まで、30分から1時間の時間がかかります。
津波避難の訓練を何回もしておけば、十分に対処できると推察します。

東京湾については、
2013/12/21に報告しましたが、
東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
最大でも3メートル程度ということです。

2013/8/8報告で東京湾の津波対策は詳しく報告しました。

湾奥で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区

それと、東西線の門前仲町駅、半蔵門線の清澄白河駅、
JR京葉線が東京駅に向かって地下にもぐる周辺、
有楽町線の新木場駅周辺から津波が地下鉄や地下街に進入する恐れがあります。

東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、
東京到達まで1時間ありますから、あわてずに、地下から表に出ましょう。

具体的な地震発生時期は、日曜日のモニタリングで、絞っていきます。

国土交通省ハザードマップポータルサイト:津波ハザードマップ→こちら。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/viewer/index.html?code=4


≪無断転載禁止≫
 2014/
6/19
5:45
 ◎本サイト空の掲示板6/18
No.33805 6/18衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、日向灘、トカラ列島-種子島南東沖、九州南東沖-鳥島近海が気になりました。
ニュージーランド付近から日本付近まで欠測があります。

■特に気になる雲
・日向灘の大気重力波
・トカラ列島-種子島南東沖の未完成さざ波雲
・九州南東沖-鳥島近海の断層状雲や亀裂雲、その北側の大気重力波


★★
6/7、6/13に報告した、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の最新報告
東日本大震災前後のGPSノイズを解析した結果、
日本の将来の地震活動の活発化する地域。

第一として、

富士火山帯の、飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖
特に、赤の色が濃い地域は、
富士山箱根山相模湾と房総半島南端部から伊豆諸島東方沖です。

第二として、
西日本で、唯一、将来の地震活動の活発化する地域として、
日向灘から薩南諸島東方沖です。

両方の地域に、6/18には、さざ波雲や大気重力波が出現し、
大規模な断層状雲などが出現した。


また、昨日、報告した
1984月6年13日,鳥島近海地震(M=5.9)
津波マグニチュードは 7.3の津波地震で、非常に珍しい地震です。

19684-1987年には、2度の大きな鳥島近海地震が発生した。
同時に、2度の日向灘大規模地震が発生しました。

1984/8/7:日向灘:M7.1:愛媛県、大分県、熊本県、宮崎県で最大震度 4
1987/3/18日向灘:M6.6:宮崎市で最大震度 5。死者1人。

また、1923/9/1に発生した関東大震災の41日前の1923/7/13
九州地方南東沖でM7.3の大地震。

上記のAlexei Ryubushin氏の解析や6/16と6/17の衛星画像を見ていると、
富士火山帯の飛騨山脈-富士山-伊豆諸島の地震活動と
日向灘から薩南諸島東方沖の地震活動が今後注目される領域になると思われます。


ただ、まだ、本サイトの観測者仲間の大気中ラドン濃度観測で、
沖縄本島観測点では、大きな濃度異常が継続していますが、

大分県南部や鹿児島県薩摩地方観測点で、最近大きな濃度異常はありませんので、
喫緊にこの地域が、大きく動く前兆はありません。

宮崎県に大気中ラドン濃度観測の観測点がありませんので、
ボランティアの方を募集しております。
観測観察がお好きな方が、宮崎県の沿岸部におられれば幸いです。



 2014/
06/18
4:56
 ◎本サイト空の掲示板6/17
○No.33800 6月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像からは、大きな現象あり。
伊豆諸島から鳥島の範囲内と紀伊半島はるか南方沖から
日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生しています。

これは、八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震が起こる可能性が有ります。
要注意かと思います。

○No.33794 6/17衛星画像
衛星画像からは、東海道沖-八丈島東方沖が気になりました。
八丈島東方沖-東海道沖-西日本に衛星画像ノイズが見られます。

★★
伊豆諸島から鳥島の範囲内と
紀伊半島はるか南方沖から日向灘はるか南東沖の広範囲に大気重力波が発生。

さらに、この領域に、衛星画像ノイズが見られます。
大きな現象です。

同日6/17の同期した地震前兆観測では、
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測で、
FMグアム局の電波受信強度:地震エコーが、非常に強く観測されています。

6/17:2:42房総半島南方沖地震M5.3の前の地震エコーの凡そ2倍の強度です。

レモンさんが予想される、「八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震」。

八丈島から鳥島の中間付近には、須美寿島(すみすじま)があります。
伊豆諸島の南部、青ヶ島の南約110km、伊豆鳥島の北110kmに位置する。

1984月6年13日,鳥島近海地震(M=5.9)が発生しました。
須美寿島西側から波源域の長さ推定25kmの津波が発生した。

八丈島の八重根漁港で130cmから150cmの津波が観測された。
伊豆諸島をはじめ,房総から四国に至る沿岸各地の検潮所で全振幅10~57cmの
津波を観測した。

津波マグニチュードは 7.3と
地震規模に比較して津波の規模が異常に大きな津波地震であった。
当時の観測記録のなかで、最も小さいマグニチュードで津波を発生させた地震です。

震度は、横浜で、震度1だったそうです。

波源域は須美寿島(八丈島南方190km)西側の水深1,000mの伊豆・小笠原海嶺にあり,
波源域の長さは25kmと推定される.津波初動の押し引き分布から判断して,
波源の西側の海底が隆起し,東側が沈降したとみなされています。

また、
1996年9月5日に、M 6.2の鳥島近海地震が発生。
地震の規模から推定されるより大きな津波(館山 5cm、大島 20cm、三宅島 16cm、八丈島 26cm)が発生。


もし、「八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震」が、須美寿島(すみすじま)で発生すれば、
中規模地震であったとしても、津波地震である恐れがあります。

鳥島周辺の地震は、津波地震が多いです。

ただ、984月6年13日,鳥島近海地震(M=5.9)では、
八丈島以外では、津波の高さは、1m未満でした。

伊豆諸島南部では、津波に警戒が必要であると思われます。

時期が時期だけに、
今回の「八丈島から鳥島の中間付近での中規模の地震」が前震の始まりか注目されます。


◎観測者仲間の観測観察:6/17

○福島県いわき市観測点

朝出勤したら、会社の冷蔵庫の扉がぱか~んと開いていました。
閉まりはしますが、くっつきが悪いです。

同建物内の住宅の冷蔵庫も簡単にぱか~んと扉が開いてしまうとの事。
14日あたりから感じているとの事です。

東日本大震災の時のようにバラバラと冷蔵庫にくっつけている磁石が落ちるようなことは今の所ないです。


○東京大田区観測点

ワンセグ:再び8chと12cが不受信となった。

6月8日~16日の9日間が全チャンネルの受信期間だった。
15日の日報の「6/1-6/14の間に、次のステージに突入し」という記述と、
この一時的な受信回復期間が、ほぼ同期した。

○九州大分県南部観測点
今日はもぐりんの漂着角度が日向灘から四国沖方向に集中していたのが気になりました。


   
 2014/
6/17
5:33
 ◎6/16/6/17;中規模地震多発

○概要
6/16:3:19茨城県沖      M5.6 震度3
6/16:5:14福島県沖      M5.8 震度4
6/17:2:42房総半島南方沖  M5.3 震度3

房総半島南方沖地震では、異常振域で、東北側で揺れる領域が広かった。

固い太平洋プレートを通って地震波が伝わる北側は揺れが弱まりにくく、
軟らかい層で地震波が伝わりにくい西側は揺れが弱まりやすいためです。

○前兆
6/9,6/15に詳しく報告し、予想した地震だった。
房総半島南方沖地震も、揺れが、東北側で大きく広がっているため、
予想する地震に含めていいと思われる。

また、静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測で、
FMグアム局の電波受信強度:地震エコーが、6/15と6/16に中程度の強度で、受信されています。

これは、6/17:2:42房総半島南方沖  M5.3の前兆だったと思われます。

○今後
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[32610] 鈴落下装置@水戸(その後) Name:くま@陸前浜街道 2014/06/16(月)
落下した鈴落下装置1号機の鈴、先程帰宅後に確認しましたが、いまだ落下状態継続中です。


本サイト東京葛飾観測点:6/16::冷蔵庫磁石装置
東西方向バー…異常なし。
東西方向キティ…異常なし。
南北方向うさぎ…2cmずり下がりました。
南北方向サンタクロース…異常なし。

★★
これらのことから、まだ、M5-M6の中規模程度の地震が、北関東、東北方面で、継続すると思われます。


   
 2014/
06/16
4:29
 ◎本サイト観測者仲間の観測観察:6/15

○千葉県北東部香取観測点
夕焼け雲底焼け。アセロラ色。
震災前にアセロラ色や熟し切った柿色の夕焼けを数ヶ月に渡って観測していたことを思い出しました.

○大阪府八尾市観測点:鈴落下装置
北装置(新)鈴落下8日目です。

★★
大阪の磁力低下観察は、
6/4報告の中国:四国:九州の太平洋側:震度4以上の可能性
これに関連すると思います。
   
 2014/
06/15
5:17
6/15::02:31岩手県内陸南部 M5.5 震度4
○概要
震源地は、岩手県花巻市、地震の規模は5.5
最大震度4を、岩手県と青森県で観測した。

○前兆
6/8に、岩手県沿岸南部で、M5.2:震度4を観測し、6/9に詳しく報告した。

1、八戸の大気中ラドン濃度低下、
2、仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇の頻発
3、北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の頻繁な発生。
4、5/17の仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下と5/25終息

これらから、今後も、まだ、「「M5-M6の中規模程度の地震が後続すると予想されます」」とした。

○今後
本サイト空の掲示板で、6/14に
「朝早くから新潟から東北・北海道に大気重力波が発生。
夕方まで続いた。一部、未完成さざ波雲になった。」

6/14の終日、新潟から東北・北海道に大気重力波が発生していますので、
まだ、「「M5-M6の中規模程度の地震が後続する」」と予想されます。
ご注意ください。


◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2、6/8
に実施

○震源域と地震の規模
の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

愛知県西部観測点レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/5には、30ベクレルまで、濃度低下した。その後、やや上昇し、6/14は48ベクレル。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)→変化なし。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
昨日報告したように、6/1から6/14まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。
ただ、間欠泉の周期が、短くなるような直前前兆はみられない。


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値6/14は55です。
東京練馬:100,東京渋谷:30、東京新宿:42、埼玉県南部:46→平均値:55

最近一週間のその平均値
6/8:40, 6/9:47 ,6/10:51, 6/11:56, 6/12:54, 6/13:54, 6/14:55

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、大きくややリバウンドした。

しぶといです。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。

6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間で、一旦終了した。

上記の首都圏や愛知県西部のレモンさんのラドンの急降下と、ほぼ同期しています。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

((上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。))


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、一切、現象は見られなかった。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

愛知県西部ラドンと首都圏4観測点のラドンの急落は、5/31と6/1に始まり、
6/3-6/5には、静穏領域に突入。
終息したと思われたが、その後、首都圏のラドンを中心に大きくリバウンド。

岐阜県中津川市川上観測点。
6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間だった。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉
昨日報告したように、6/1から6/14まで、断続的に、湧出量の乱れがみられる。
(東日本大震災では、凡そ2か月半前に発生)

これらを考えると、6/1-6/14の間に、次のステージに突入し、
巨大地震発生凡そ3か月前になったと、判定することもできる。


しかし、この判断は、東日本大震災前の前兆から判断して、
3か月前になったと判断したが、今回は、大きく場所が異なり、海溝も違う。

また、首都圏のラドンを中心に大きくリバウンドしていますので、
次のステージ:黄色の点滅になったとも判定しがたい。

したがって、

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし(かなり、黄色の点滅に近い)

ラドンが、終息すれば、黄色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep1とstep2が終了したと判断し、
step3の予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECが大きく上昇したら、
巨大地震発生危険度判定は、最後の赤となります。

次のモニタリングは、6/22(日)予定です。
 2014/
6/14
5:44
 ◎新妻地質学研究所:速報56)2014年6月の地震予報


最後の、まとめになっている部分のみを引用します。
(引用開始)

飛騨の地震の月間地震数第1位の1998年8月の4ヶ月前には,琉球海溝域で1994年9月以降最大の海溝外地震M7.7が起こっている.

第2位の2011年2月の飛騨の地震は,東日本大震災の前震に先行し,
相補的に起こっていることから,飛騨の地震が東日本大震災の引き金を引いたと考えられる(速報55).

飛騨の地震の月間個数が東日本大震災の2011年3月と同じであったことは,
日本列島の地殻に異変が起こっていることを示しており,警戒が必要である.
(引用終了)

★★
新妻先生の上記報告の前段で、
「飛騨で,2014年5月3日から5月16日に14個の地震M3.2ー3.9が起こっている」
飛騨の地震を指摘された。

上記の速報55)飛騨の地震が東日本大震災の引き金を引いたか?

この報告のまとめで、

「日本海溝域で太平洋プレートの沈み込みを阻止していた日本列島地殻の歪が,
限界に達して飛騨で地震を起した.
そのため,東日本大震災震源域の応力状態が変化し,前震が起きたと考えることができる.
このような力学的な関係が存在していたとすると,飛騨の地震は東日本大震災の引き金を引いたことになる.」

このようにまとめられています。

2014年5月3日から5月16日に14個の地震M3.2ー3.9が起きたことは、
日本列島の地殻に異変が起こっていることを警告された。


昨日の、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の日本における東日本大震災後のGPSの解析。

日本の将来の地震活動の活発化する地域の第一。
「「飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖」」


毎週日曜日の房総沖巨大地震モニタリング
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9

八丈島東方沖から伊豆鳥島東方沖に至る一帯のM9に近いスーパー巨大地震の
前駆活動が、2014年5月の飛騨の地震であると、
推察しています。


さて、同じ飛騨にある
源泉が断層帯の上に存在する岐阜県飛騨市神岡町割石温泉。

東日本大震災前で、間欠泉の周期に大きな変化がみられたのは、2011/2/27頃からです。
(大震災15日前)

ただ、その前段として、2010年12月下旬から2011年1月上旬(大震災2か月半前)に
間欠泉の流量(湧出量)が、大きく乱れています。

それと同じ現象(湧出量の乱れ)が、とうとう、本年6月の初めから顕著にみられるようになりました。
このことは、巨大地震の発生は、誤差を2か月として、
4か月半以内と、推察できます。本年11月まで。


ただ、東日本大震災が発生したのは、日本海溝。
今回は、伊豆小笠原海溝ですから、大きく条件が異なりますので、
上記の推察は、目安にしかなりません。

詳しくは、毎週日曜日のモニタリングで、発生日を絞っていきます。

なお、岐阜県飛騨市神岡町割石温泉。
「温泉で地震予知 割石温泉の周期に異変:
テレビ朝日:サンデースクランブル:2012年3月4日放送」で、
岐阜大学総合メディアセンターの田阪茂樹教授の温泉と地震の関係の研究内容を紹介しています。


◎観測者仲間の観測観察:6/13

○奈良県橿原市
【方位磁石】 13:00 昨夜よりやや東寄りで東1.3度です。
       21:00 急激に西へ1.8度も偏角。西0.5度です

○大阪府八尾市
北装置(新)鈴落下6日目です

★★6/4報告の中国:四国:九州の太平洋側:震度4以上の可能性
これに関連すると思います。
最近、日本付近は、地震の前兆から地震発生まで、著しく遅延しています。
上記の、新妻先生の解析のとおり、5月の飛騨の地震前後から顕著です。

大きな地震前に、見られる現象です。

 2014/
6/13
5:18
 本日は、地震の前兆も少ないので、以前の報告の補足をします。

6/7報告で、5/29に詳しく報告したロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の最新報告。

2014年5月30日に、学会で報告した、最新の研究成果です。

この報告は、ロシア語で、理解するのに、四苦八苦でしたが、
同じ内容の別の論文を見つけました。

「「GPS noise before and after Tohoku 」」

6/7報告で、
赤やオレンジの領域が、地震活動が活発化すると予想される領域(私なりの理解)です。

このように報告しましたが、これでいいようです。
上記の英語の論文では、
the region of the future earthquake became much more explicit.
と記載されており、

「この図により、日本の将来の地震活動の活発化する地域が、明示されている」
ということです。

もう一度記載すると、

第一の注目は、

富士火山帯の、飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖
特に、赤の色が濃い地域は、
富士山箱根山相模湾と房総半島南端部から伊豆諸島東方沖です。

第二の注目として、西日本で、唯一、将来の地震活動の活発化する地域として、
日向灘から薩南諸島東方沖です。

それ以外は、北海道十勝から北東北ですが、
上記の2地域ほどはっきりしていないようです。

図20140607-1の上段の図です。

 2014/
06/12
5:12
 ◎関西圏の地震
○概要
6/11:8:11 滋賀県南部  M2.8  震度1
6/11:19:52 京都府南部 M4.1 最大震度3

○前兆
1、本サイト滋賀県大津市観測点
鈴落下装置

「磁石2個」(西側)昨日、落下。

「 06/10 20:21 福井県西部  M2.7  深さ 13.4km」

「06/11 08:11 滋賀県北西部 M3.0 深さ 14.8km 」

「06/11 19:52 京都府南部 M4.1 深さ 10km」

この3つが対応震だと思いますが、発震後も磁力は回復せず、落下したままです。


「磁石4個」(西側) 落下なし。

2、本サイト京都府南部観測点:大気中ラドン濃度

4/28-5/12までは、9-13ベクレルで、最低濃度域でした。
その後、穏やかに上昇。上昇のピークは、5/26の36ベクレルでした。

5/26をピークにして、なだらかに減衰。6/5に17ベクレル。
その後は、ごくわずかに上昇。最近値6/11は24ベクレル。

★★
京都府南部観測点のラドン濃度の推移から判断すると、
喫緊には、中規模地震以上、震度5以上の地震は、近畿圏では、予想されません。

滋賀県大津市観測点の、鈴落下装置の、磁石4個の鈴も落ちていません。


   
 2014/
06/10
5:36
 ◎観測者仲間の観測観察:6/9

○札幌
もぐりん観察:移動停滞;方位は、サハリン方面

★★
2/27:サハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。:3/18報告

4/27:ロシアには、未完成さざ波雲と北朝鮮北部にさざ波雲
4/28:北海道で弱い未完成さざ波雲とオホーツク海に波紋状雲
5/17:千島列島全体に大気重力波が現れています。
北海道には、沸き立つ雲が見られ、サハリン南部や中部まで大気重力波が及んでいます。

5/18:北海道東部沖にも、沸き立つ雲と未完成さざ波雲や大気重力波が現れています。
千島列島の北側のオホーツク海にも大気重力波゛広がっていました。

5/20:千島列島に大気重力波が見られます。まだ続いていますね
5/30:サハリン中南部にも断層雲や大気重力波が見られます
6/1:択捉島周辺に、さざ波雲が発生しています。

以上のように、凡そ3か月間、千島列島やサハリンで、
大気重力波などが発生しています。

M6以上の地震規模の地震がサハリンや千島列島南部で懸念されます。



   
 2014/
6/09
5:16
 ◎6/8 14:24  岩手県沿岸南部 M5.2 最大震度4
○概要
岩手県南部の大船渡市、地震の規模M5.2 地震の深さ70km 
最大震度は、宮城県石巻市と栗原市で、震度4だった。

○前兆
5/2:5/6:5/9:5/14,5/26、5/30報告しましたが、

1、八戸の大気中ラドン濃度低下、
2、仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇
3、北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の頻繁な発生。
4、5/17の仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下と5/25終息

東北(特に北東北)を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。

1項の青森県八戸観測点:6/8報告
昨日のラドンの動きは、
1日で-10の減少、12時間後の今朝+8の急上昇。岩手県沿岸南部地震を捉えていた模様。

○今後
上記1-4項の前兆の大きさから、まだ、M5-M6の中規模程度の地震が後続すると予想されます。


◎観測者仲間の観測観察:6/8

○大阪府八尾市観測点

クリップ: 東2→2西2→2南2→2北2→2
*全方向、2個すんなりつきました。 東、わずかに3個目反応ありましたがつきません。

鈴落下装置:

東装置 :落下ありません。

北装置(新): 落下していました。磁力なく全く浮きません。

鈴が落下し、クリップ磁力が全方向2で続く(当地では強め)の時は、
広島北部、伊予灘近辺ではM4~発震あります。

★★
6/4報告の中国:四国:九州の太平洋側:震度4以上の可能性

これに関連すると推察します。


   
 2014/
6/08
5:25

 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25、6/2
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/5には、30ベクレルまで、濃度低下した。その後、ほぼ横ばい。

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この二つの項目の変化は見られませんので、まだ、差し迫った危機感はない。


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値6/7は33です。
東京練馬:50,東京渋谷:30、東京新宿:18、埼玉県南部:32→平均値:33

最近一週間のその平均値
6/1:36 ,6/2:32 ,6/3:28, 6/4:27, 6/5:28, 6/6:30, 6/7:33

6/3-6/5の間は、終息判定値の30以下となったが、その後、ややリバウンドしています。
しぶといです。

練馬と千葉県北西部市川(モニタリング範囲外)だけ、高い状態が継続。

6/7には、両観測点ともに、50ベクレルとなった。

練馬や市川の今後の観測値が注目される。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。

6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間で、一旦終了したことになる。

上記の首都圏や愛知県西部のレモンさんのラドンの急降下と、ほぼ同期しています。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

((上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。))


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、一切、現象は見られなかった。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

愛知県西部ラドンと首都圏4観測点のラドンの急落は、5/31と6/1に始まった。

岐阜県中津川市川上観測点。
6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間だった。

それらのラドンの急落の底値は、6/3-6/5だった。

その後、わずかにリバウンドした。

ラドンの上昇が終息化し、静穏化すれば、
巨大地震が、臨界点(地震発生)付近に到達したと判定できます。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep1が終わったと判定できます。


ただ、奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この二つの項目の変化は見られませんので、まだ、差し迫った危機感はない。


地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。
ただ、ラドンが、終息すれば、黄色の点滅(赤信号の一歩前)と判定します。

上記巨大地震発生までの前兆の発生過程のstep1とstep2が終了したと判断し、
step3の予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECが大きく上昇したら、
巨大地震発生危険度判定は、最後の赤となります。

次のモニタリングは、6/15(日)予定です。


 2014/
06/07
5:13

 本日は、全国的に低気圧に覆われ、地震や地震の前兆も少ないので、
私が、最近考える将来の巨大地震について、感じることを、文献や学会などの研究発表をもとに
述べてみます。

図20140607-1を見てください。

上段には、、5/29に詳しく報告したロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏が、2014年5月30日に、
学会で報告した、最新の研究成果です。

今回は、日本のFnetのデータではなく、GPSノイズの数学的な解析結果です。

下段の左側には、
5/29にも報告したAlexei Ryubushin氏の
How soon would the next mega-earthquake occur in Japan?
Natural Science Vol.5, No.8A1, 1-7 (2013)
次の日本の巨大地震は、おこるのかという2013年に刊行された論文の図2です。

下段の右側には、朝日新聞デジタル:2013/10/31
他に地震の巣はないか 「大地震の定説」見直す動きの記事で掲載された図です。

まず、中心となる図を説明します。
下段の左側の、Alexei Ryubushin氏の論文です。

紫色の領域が、2013-2014年に、M9に近い超巨大地震が発生すると、予想している領域です。

房総半島南東沖から伊豆諸島および東海沖です。


次に、下段の右側です。
朝日新聞の2013/10/31の記事です。
「政府や自治体が警戒する南海トラフや日本海溝など以外に、大きな津波を起こす地震の巣はないのか。
東日本大震災の教訓から、定説に疑問を投げかける研究が広まっている」

このような観点で、まとめた記事中の図です。
引用します。
(引用開始)
今月、横浜市で開かれた日本地震学会の秋季大会で、石橋克彦・神戸大名誉教授らは、
慶長地震は伊豆・小笠原海溝の巨大地震とする仮説を提唱した。
南海トラフの巨大地震は、関西や東海、四国などに被害の記録がある1614年の地震だとした。

 慶長地震の津波の記録は各地に史料が残されているが、西日本で揺れの記録がほとんどない。
繰り返されてきた南海トラフの他の地震とは違うタイプで、揺れに対して津波が大きい「津波地震」とされてきた。

 石橋さんは、京都で揺れの記録がないが、関東の揺れや房総半島の太平洋岸に津波の記録があることに着目。
太平洋プレート(岩板)がフィリピン海プレートに沈み込む
伊豆・小笠原海溝のマグニチュード(M)8~9の巨大地震ならば説明できると考えた。

 小笠原で地震があると、西日本は揺れなくても、遠くの関東や東北での揺れが大きい「異常震域」という現象が起きる。
固い太平洋プレートを通って地震波が伝わる北側は揺れが弱まりにくく、
軟らかい層で地震波が伝わりにくい西側は揺れが弱まりやすいためだ。

 2010年の父島近海の地震(M7・8)では関東や東北で震度2だったが、
愛知県以西は揺れが観測されなかった。
伊豆諸島や静岡県以西の太平洋側に津波注意報が出され、父島と神津島で津波が観測された。

 仮説をもとに、東京大の原田智也特任助教らは伊豆・小笠原海溝で津波が起きると、各地でどれくらいの高さになるか試算した。
12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、

鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。
(引用終了)

図で、斜線で強調された地域が、鳥島の東側です。

次の引用です。(引用開始)
静岡大の生田領野(いくたりょうや)助教らは、プレートの動く速度と過去111年間の地震計の記録などから、
エネルギーがたまりやすい場所を解析。M9級の巨大地震を起こす恐れがあるのが日本近海も含めて17カ所あった。

 伊豆・小笠原海溝について、生田さんは「過去の地震のデータが少ないが、
地震や津波があることを考えておく必要がある」と指摘する。
南西諸島(琉球)海溝もエネルギーがたまっている可能性があるという。
南海トラフは近年、大きな地震がなく、今回の解析の対象にならなかった。
(引用終了)

下段の右側に、静岡大の生田領野先生が解析した、ひずみが蓄積された領域です。

この図は、とても印象的です。

上記の慶長地震の巨大津波を引き起こすことができる領域;鳥島東方沖には、
巨大なひずみが蓄積されていることがわかります。


最後に、東日本大震災の地震規模を的確に予想した、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏の最新報告。
ロシア語でしたので、なんとか、英語に翻訳しながら、理解しました。

GPSのデータ解析です、
左側が東日本大震災前、
右側が東日本大震災後です。

赤やオレンジの領域が、地震活動が活発化すると予想される領域(私なりの理解)です。
赤の領域は、
富士火山帯の、飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島はるか東方沖です。

次に、南九州も薩南諸島です。

赤やオレンジの領域が、東日本大震災以降、地震活動が活発な
北海道十勝、北東北内陸から沖、茨城県、新潟県の内陸部、和歌山県北部となっており、
恐ろしいほど、重なっています。

うなりました。
この学会報告では、日本とアメリカの地震活動を解析されています。
アメリカも東部を中心に、最近、地震が活発です。



以上まとめます。
下段の左側:Alexei Ryubushin氏の論文です。

紫色の領域が、2013-2014年に、M9に近い超巨大地震が発生すると、予想している領域です。
房総半島南東沖から伊豆諸島および東海沖です。

下段の右側:朝日新聞の2013/10/31の記事。
2013年秋季地震学会では、
伊豆 鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。

さらに、この領域では、巨大地震のエネルギーが蓄積されていることが、
静岡大の生田領野先生が解析で明らかになった。

上段の図です。
また、Alexei Ryubushin氏の最新のGPSデータ解析結果の一部しか引用せず、
全体像は報告できないが、
東日本大震災以降、
富士火山帯の、飛騨山脈から、富士山、相模湾、房総半島南端部から伊豆諸島東方沖が活発化するのではないかと
ロシア語の報告から、私は、感じ取った。


   
 図20140607-1    
 2014/
6/06
5:53
 ◎関東の大気中ラドン濃度急落

大気中のラドン濃度の異常な上昇は、
地震前に地殻にかかった応力に伴ってできた岩石中のマイクロクラック等(微細なひび割れ)により、
ラドンが断層などの割れ目に沿って上昇し、地面からのラドンの散逸量が増加したと考えられています。

6/2の巨大地震モニタリングでも報告しましたが、
首都圏の観測点の大気中のラドン濃度が急落しています。

本サイト観測者仲間:東京新宿観測点では、観測期間3年における過去最低値14ベクレルをさらに下回る
10ベクレルを6/4に観測。

東京荒川区観測点も、過去最低値と同値を6/5に観測。
東京渋谷観測点も、6/3に14ベクレルと、過去最低値付近まで、濃度が低下した。

埼玉県南部観測点も、6/4に、過去最低値付近まで、濃度が低下した。

巨大な地震では、震源域内や震央付近では、地震発生直前に、大きくラドン濃度が上昇すると考えられています。

震源域からやや離れた地域では、応力歪が蓄積されている間は、大気中のラドン濃度が上昇していると考えられますが、
臨界点(地震発生)付近では、大気中ラドンの上昇はおさまり、静穏化するようです。


2011年日本地震学会;秋季大会;;A32‒09 東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について
長濱裕幸(東北大)・安岡由美(神戸薬大)・鈴木俊幸・本間 好(福島県医大)

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の震央;三陸沖震央の凡そ南西150kmの福島市で、
2010年6月~2010年12月初旬まで、大気中ラドン濃度が増加した。
その三ヵ月後に、東日本大震災が発生した。


東日本大震災では、2010年12月初旬までは、福島市では、大気中ラドン濃度が高かったが、
その後は、静穏化した。静穏期間は三か月間でした。


このように、まず、震源域からやや離れた地域の大気中ラドン濃度がいつ静穏化するか。
知ることが、第一番目に、大事なことになります。



まだ、首都圏の東京練馬観測点と千葉県北西部市川観測点では、未だ、45-56ベクレルですが、
両観測点が、30ベクレル以下になれば、
首都圏の大気中ラドンが、静穏化した。

臨界点(地震発生)付近に到達したと判定します。


○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

step1がラドンです。
step3は、step1やstep2が終了したと判断して初めて登場する、最終直前前兆把握です。


   
 2014/
6/05
5:25
 ○本サイト観測者仲間の観測観察

○愛知県東部
・ハムスターの運動量
20134回
(今日は4/16以来、20000回越えの運動量です)

○千葉県中部
娘二人 今日は 体調が悪く 耳がふさがる感じがするそうです。
深夜の茨城の地震の後から 悪くなったので、
これから揺れそうだとも言っていました。

★★
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測において、
6/3:15-20時に、最高で、平均値が600mVのノイズを観測した。

ほぼ同期して、
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測の
FM山形新庄局の電波受信強度:地震エコーが大きな受信強度を示した。

本サイト環境自然などなんでも掲示板において、
埼玉県深谷市や茨城県水戸市で、6/2-6/4に、鈴落下装置の鈴が落ち、磁力の低下が観察されたそうです。

これらは、関東や南東北で、中規模程度の地震の恐れがあることを示していると思います。
太平洋側のプレートの沈み込み帯から離れた内陸部や日本海側では、
前兆から地震発生まで、時間がかかることが多いのですが、
注目されます。


 2014/
6/04
5:12
 ○中国:四国:九州の太平洋側:震度4以上の可能性

3/14に報告しました。
3/14:2:19::伊予灘:M6.1:最大震度5強

震度5弱を、愛媛県、広島県、高知県、山口県、大分県で観測した。
震度4を、九州、四国、中国地方の広い範囲で観測した。

○前兆
1、本サイト空の掲示板No.32743 震度4以上が起きる予感 投稿者:サメ
投稿日:2014年03月12日 (水) 20時58分

本日、18;00頃 地震雲を観測しました。
近近、震度4以上の地震が起こると思います。気を付けてください・・・。
東方面と北方面に大きく出てまして時間を増すと南方面にも広く現れました。
追記・広島県観測です。

★★
1日半前に、震度5弱を観測した広島県から投稿をいただいた。
誠にありがとうございました。


この時投稿をいただいた、広島県在住のサメさん。6/3に再度、投稿いただいた。

No.33676 近日、震度4以上が起きると予測します。 投稿者:サメ 投稿日:2014年06月03日 (火)

「「今日の朝AM7;30頃にも地震雲を観測したのですが同じ日の
先程PM18;00頃にも観測いたしましたので
私的感ですが近日
震度4以上の地震が発生すると思われます。気を付けてください
 
広島県観測です。」」


九州から四国中国地方の空の掲示板での大きな前兆

No.33449 5/15衛星画像 投稿者:黄昏@仙台

衛星画像からは、静岡-関東南部沖、九州や奄美大島が気になりました。

■特に気になる雲
・静岡-相模湾-房総南方沖-八丈島近海のさざ波雲
・九州や奄美大島近海の大気重力波


関東の南部と九州に特異的に大きな現象が発生した日でした。
すでに、18日が経過しています。

直前前兆としては、
本サイト環境自然などなんでも掲示板32391 日本上空のTEC  6月02日 夜 

「「変動成分: 夜20時頃から強い赤黒縞が九州、北海道に始まり、深夜には強く全国に広がっています。

電子密度擾乱指数(ROTI): 深夜に九州、に強い赤が出ています。
沖縄と関東、小笠原に赤が出ています。」」

★★
TECは昼に高く、夜間に低いという日変動がありますが、夜間に
「「深夜に九州、に強い赤」」というのは、特異な現象です。


以上まとめますと、
5/15に「九州や奄美大島近海に明瞭な大気重力波」
6/3朝と夕方、広島県において、震度4以上となるであろう地震雲観察
6/3の深夜(6/4の未明)、日本上空のTEC値で、「「深夜に九州、に強い赤」」というのは、特異な現象が観察された。

これらのことから、大規模地震ではないものの、強い地震が中国:四国:九州の太平洋側で懸念されますので、
ご注意ください。


東北北海道方面
5/2:5/6:5/9:5/14,5/26、5/30報告しましたが、

1、八戸の大気中ラドン濃度低下、
2、仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇
3、北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の頻繁な発生。
4、5/17の仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下と5/25終息

東北(特に北東北)を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。


また、6/1には、本サイト空の掲示板
No.33658 6月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、択捉島周辺に、さざ波雲が発生しています。


実に明瞭です。
千島列島南部から前兆が継続するサハリン方面。
大変、気がかりです。


   
 2014/
6/03
5:13
 ◎関西と中国地方日本海側の前兆

○本サイト空の掲示板
No.33670 6月2日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、近畿周辺の夕方の未完成さざ波雲が気になる。
また、昼頃、山陰沖で発生した大気重力波が力強い。

★★
本サイトの関西、中国地方、四国地方の大気中ラドン濃度観測点の6/2の観測値。
単位:ベクレル

京都府南部:18、、奈良県橿原市:18、、徳島県南部:25、、高知県土佐清水市:14
島根県東部;76、、

関西圏の京都や奈良県橿原市の観測値は、
日本全体の平常値:10-15ベクレルより極わずかに高いレベルです。

京都府南部観測点、奈良県橿原市観測点の最近半年間の観測値の最高値は、
それぞれ、36、33ベクレルです。

関西圏に、喫緊に大きな地震が発生するような濃度レベルではないです。


徳島や高知観測点の最近半年間の観測値の最高値は、
それぞれ、25、40ベクレルです。

四国圏に、喫緊に大きな地震が発生するような濃度レベルではないです。


それに対して、2014/4/4から観測を始めた島根県東部観測点。
5/17以降、60ベクレル以上の濃度を保持し、5/30以降は、70ベクレル以上です。

まだ、2か月未満の観測ですが、
上記の近畿と山陰沖の現象と相まって、注目されます。

今後の推移が注目されます。

   
 2014/
6/02
4:17
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18、5/25
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドのピークは、5/17の88ベクレルだった。
6/1には、40ベクレルまで、濃度低下した。

しかし、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この二つの項目の変化は見られませんので、まだ、差し迫った危機感はない。

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値6/1は36です。
東京練馬:72,東京渋谷:16、東京新宿:24、埼玉県南部:30→平均値:36

平均値の36は、2013/7/22の34以降、10か月ぶりです。

練馬だけ、高い。
ただ、モニタリング範囲外ですが、
千葉県北西部の市川観測点も、最近値6/1夜間で、67ベクレルで、練馬と凡そ同じ観測値。

練馬や市川の今後の観測値が注目される。

3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。

6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間で、一旦終了したことになる。

上記の首都圏や愛知県西部のレモンさんのラドンの急降下と、ほぼ同期しています。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

((上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。))


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、一切、現象は見られなかった。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

愛知県西部ラドンと首都圏4観測点のラドンが、5/31と6/1に急落した。

岐阜県中津川市川上観測点。
6/1の10時ごろ、ほぼ枯渇の状態から、正常の地下水流量まで、復活した。
地下水のほぼ枯渇現象;105日間で、一旦終了したことになる。

5/31,6/1にみられたこれらの変化は、非常に長期間継続した、
関東から中部地方にかかった大きな圧力が、一旦、終息方向に向かっていると思われる。

今後は、首都圏で未だラドン濃度が高い、東京練馬や千葉県北西部市川観測点で、濃度低下が
発生するか否か。注目です。

大きな変化が、5/31と6/1にみられたが、

奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この二つの項目の変化は見られませんので、まだ、差し迫った危機感はない。


着実に、少しずつ、進んでいます。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。


次のモニタリングは、6/8(日)予定です。


 2014/
5/31
4:56
 ◎平成26年 No.22 週間火山概況 (平成26年5月23日~5月29日):気象庁
数点引用します。

○草津白根山
 3月上旬から火山性地震が時々増加する状況が続いており、今期間も火山性地震は多い状態で経過しました。
火山性微動は観測されませんでした。

○硫黄島
 火山性地震は3月からやや多い状態で経過していますが、5月に入ってからはやや少ない状態で経過しました。
継続時間の短い火山性微動が24日に1回、26日に2回発生しました。
 国土地理院のGNSS1)観測によると、
地殻変動は2014年1月頃から停滞していましたが、2月下旬頃から隆起の傾向がみられています。


★★
○群馬県北西部にある草津白根山は
東北日本弧と伊豆マリアナ弧の会合点に近く、
火山フロントの屈曲点であると同時に
新潟ー神戸歪集中帯の南縁部に近接しています。

重要な位置にある火山です。
火山性地震が増加したのは、2004年5月以降、凡そ10年ぶりです。

3月上旬から火山性地震が時々増加する状況が続いています。
3/29に報告した通り、
過去27年間で、草津白根山で火山活動が活発化したときは、
南東北、関東中越、伊豆諸島で、大きな地震活動が後続しています。

「「4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21、5/19,5/23と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察

この予想地震と、草津白根山の活動活発化にも関連性があると推察します。


○硫黄島
2006年8月に始まった島全体の隆起を示す地殻変動は、
2010年11月中旬頃から12月にかけて一時鈍化したが、2011年1月末頃から隆起速度が増加していた。

そうして、凡そ2か月後に東日本大震災が発生しました。
東日本大震災前から、東日本大震災が発生した日本海溝と伊豆・小笠原海溝の結びつきは
強固でした。

今回も、硫黄島の隆起が、2月からみられるが、隆起速度が、次に増加する時期を注目しています。


 2014/
5/30
5:05
 ◎仙台観測点大気イオン濃度観測異常:5/2:5/6:5/9:5/14,5/26報告続報

1、八戸の大気中ラドン濃度低下、
2、仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇
3、北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の頻繁な発生。
4、5/17の仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下と5/25終息

東北(特に北東北)を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。

このように、報告してきました。

本サイト空の掲示板
No.33635 5月29日の愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像からは、北海道の十勝沖に波紋状雲と幾重の筋状雲が見られます。
さざ波雲が収まりましたから、カウントしても良いかなと感じます。

No.33630 5/29衛星画像

衛星画像からは、岩手沿岸がやや気になりました。
■特に気になる雲
・岩手沿岸から吹き出す整列筋状雲や、岩手沖-釧路沖の整列筋状雲


★★
青森東方沖から十勝沖一帯に、上記のM6クラスの強い地震の震源があると思われます。


本サイト観測者仲間の観測観察;5/29

○愛知県東部
・ハムスターの運動量 :15370回
(獣医さんに「ハムスターが滑車を一日に15000回以上回す」
と話したら、驚ろいていました )


○埼玉県春日部市
南東リビングの北東側設置、鈴落下装置、浮いています。(4日目)
南東向きリビングの南側設置、クリップ落下装置、通常4連、にもどりました。13日目ぶり。


 2014/
05/29
17:17
本日は、大きな前兆もないので、昨日報告した、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏について、追記します。

An outstanding achievement of the Russian Academy of Sciences:
The successful forecast of the earthquake of March 11, 2011, in Japan
Izvestiya, Atmospheric and Oceanic Physics December 2011, Volume 47, Issue 8, pp 901-903

Abstract:要約
(抜粋引用)
Lyubushin warned that an earthquake with a magnitude of 8.5–9.0 could occur in Japan;
it was published in English in leading scientific journals all over the world.
On April 26, 2010, Lyubushin officially informed the Russian Advisory Council
on Earthquake Prediction and Seismic Hazard Assessment of his forecast.

One distinctive feature of this forecast is that
it is based on large bodies of data on microseismic oscillations for the territory of Japan,
which were mathematically treated using present-day methods

2010年4月26日に、Lyubushin氏は、2010年中頃以降に日本でマグニチュード 8.5~9.0 の巨大地震がおこるという結論を
ロシアの科学アカデミーに報告した。
また、主要な科学誌にも、掲載した。

私が調べた限りでは、東日本大震災以前に
地震の規模:マグニチュード 8.5~9.0 の巨大地震が発生するという具体的な予想をされた方は、Alexei Ryubushin氏だけです。


そのAlexei Ryubushin氏。

How soon would the next mega-earthquake occur in Japan?
Natural Science Vol.5, No.8A1, 1-7 (2013)
次の日本の巨大地震は、おこるのかという2013年に刊行された論文です。


最後の結論で、
M9に近い巨大地震が、2013-2014年に発生すると、データも示して、予想されています。

震源の場所については、
Low-Frequency Microseisms at Japan Islands: Before and After 11 March of 2011
という論文
http://www.seismicweather.com/downloads/21feb2012before_and_after11march2011.pdf

The analysis of data after Tohoku earthquake indicates increasing probability of the 2nd strong
earthquake with magnitude more than 8.5 starting from the middle of August 2011 within the
rectangular domain with longitudes range 137-142 degrees and latitudes range 30-34 degrees which is
characterized by relatively low values of singularity spectrum support width.

次の日本の巨大地震は、地震の規模がM8.5以上で、
北緯30度から34度、東経137度から142度の矩形の領域内で、発生するとしています。


昨日報告した、藤色に塗られた領域です。
フィリピン海プレートの北端部です。

房総半島南東沖から伊豆諸島の領域および東海沖です。

地震の発生時期は、2013-2014年というだけです。

ここまで、遠いロシアで詳しく解析されたならば、
あとは、
日本に在住するいろいろな研究者が、もう少し、発生時期や震央を
絞る努力をするべきではないでしょうか。

私どもは、それを、毎週日曜日のモニタリングで、探求しています。


  14/
5/28
5:51
 ◎5/28:01時12分八丈島東方沖 M5.0

○概要
震源地:八丈島東方沖、八丈島の南東97kmの海底(東京から363km南南東)
震源の深さ;約50km、
最大震度:2;八丈町

5/25にも、本震源の東側で、M4.5の地震が発生しました。

○前兆
5/15:
夕方には、伊豆半島から伊豆諸島にかけてさざ波雲が発生。
5/16:
伊豆諸島の縦列状に沸き立つ雲が見られました。
東日本太平洋沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波

5/18
注目している、八丈島の遙か東方沖に
縦状の幾重の筋状雲が発生しています。
5/19
八丈島の東方沖・西方沖から放射


予想していた、首都圏南部の中規模地震は、八丈島東方沖で発生しました。
とりあえず、首都圏からはなれていましたので、首都圏の震度は小さくて、幸いでした。

ただ、前兆に対して、地震の規模が小さいので、後続に注意です。


1972 年 12 月 4 日八丈島東方沖地震 地震の規模M7の
大きな地震が発生しました。

この地震により八丈島・震度6、東京・震度4を記録した。

この地震では、八丈島では最大波高50cm程度の津波を観測した

この地震では東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、
京王プラザホテル(47階建、170m)では44階のレストランでは
高層ビル特有の長周期の横揺れが発生して客などが一時騒然となったそうです。

長周期地震動です。

今のところ、M6クラスの地震が、発生するかどうか注目しています。

3/5に報告しましたが、
2013年のヨーロッパ地球科学連合(EGU: European Geosciences Union)大会で、
2013/4/9、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏が、
日本の F-net(広帯域地震観測網)のデータを使って、
地殻内の微小地震動の多次元時系列解析を
独自の手法で行い、その結果を発表しました。

その内容は、日本の F-net(広帯域地震観測網)のデータを解析し、
地震の低周波からプレートの固着領域など
応力(歪)が溜まっている領域を見極める為に、
その偏りやバラツキをフラクタル特性から求めています。

歪みが蓄積されて地殻内の小ブロックどうしが結合し、
より大きな単位として活動するようになると、
低周波地震ノイズのフラクタル性が低下し、
シンプルな構造の波形に近づくためにΔαが低下すると解釈されています。

つまり、この値が低い(藤色や青色で表示されている領域)ほど
応力(歪)が溜まっている領域と考えられています。

http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/Lyubushin1.jpg

房総半島南東沖から伊豆諸島の領域が、藤色です。
大きく、応力(歪)が溜まっている領域で、
巨大地震が懸念される領域です。


 14/
5/27
5:32
 特段、大きな前兆はなかった。

本サイト観測者仲間の観測観察;5/26

○東京渋谷
5/9朝、北側クリップ1ヶ落下、5/11の朝復旧後、5/12夜再度落下、
5/17夜、五日ぶりに復旧、翌5/18朝再度落下、5/19夜復旧、
5/20朝再度落下 23日夜、3日ぶりに復旧、
24日夜再度落下も直ぐに復旧、5/25朝再度落下、本日も復旧せず

○東京葛飾
直下型南…今朝、再び6連になりましたが、夜は4連になり磁力低下です。
水位低下…早朝ー4cmでした。

★★
首都圏中規模地震の前兆は、何度も何度もリバウンドしています。
渋谷や葛飾の観測が、正常に戻れば(終息すれば)、スタンバイになると思います。



   
 14/
5/26
5:09
 ◎仙台観測点大気イオン濃度観測異常:5/2:5/6:5/9:5/14報告続報

○5・9には、
八戸の大気中ラドン濃度低下、
仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇と、
北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の発生。

3種類の異なる観測で、異変を捕らえていますので、
北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。

さらに、5/19報告

3、東北方面
5/14報告で記載しましたが、北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念される状況

本サイト:環境自然など何でも掲示板32079
5/17 仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下したとのことです。
(磁力回復した時はまたお伝えできると思います。)

マグネットが4個とも落下したのは、
2013年01月17日→2月25日栃木北部M6.3 震度5強 以来だそうです。


本サイト:環境自然など何でも掲示板32225:5/25
仙台コンドルさんのマグ復活
先だって17日に報告した、
仙台在住のコンドルさんの4つとも落下したマグが完全に復活したとのことです。
経験則では仙台から半径300km~最大350Kmの範囲とのことです。
青森、岩手、宮城周辺でしょうか。

上記の仙台観測点大気イオン濃度は、
5/9と同程度の異常濃度が、5/12,5/14,5/15,一日置いて、
5/17からほぼ毎日、異常濃度が継続しています。

源泉が断層帯の上に存在する岐阜県飛騨市神岡町割石温泉
大きなラドン濃度の変動を観測したのが、5/17です。
仙台観測点大気イオン濃度の継続する大きな異変と同期していると推察します。


以上まとめますと、

1、八戸の大気中ラドン濃度低下、
2、仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇と、
3、北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の頻繁な発生。
4、5/17の仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下と5/25終息

東北(特に北東北)を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。


   
 14/
5/25
5:02
◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11、5/18
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンのリバウンドが、濃度上昇がさらに継続中で、
最近値では、58ベクレルとなった。

4/23報告で詳述したように、東日本大震災時のラドン濃度。
福島市、福井県、愛知県西部(レモンさん)と三者の変動を報告しました。
三者は、震災2ヵ月半までには、終息していた。

今回の、レモンさんのラドンが、未だ、大きくリバウンド中ですから、
未だ、終息せず。

奈良県橿原市の鈴落下装置。
7機、全部落下継続中で22日経過。記録更新中

2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値5/24は46です。
東京練馬:67,東京渋谷:30、東京新宿:46、埼玉県南部:42→平均値:46

東京練馬の最近の最高値は、2013/11/15:105ベクレル。
埼玉南部の最近の最高値は、2013/11/11:125ベクレル。
最高値の凡そ半分まで、濃度は減衰しましたが、減衰するのに、半年間を要した。

最近一週間では44-47の範囲内での変動だった。
やや濃度は減衰傾向です。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;99日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

今回の判定:
鴨川観測点大気中ラドン濃度の変動はなかった。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
2器のうち、1器が413日ぶりに、復帰した。:5/22報告どおり


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波

★★
3/6:房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現★。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲★
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生★
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲★
(★印;5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱:の前兆の一部)

4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。
4/17:房総南東沖-関東東方沖の大気重力波や、房総沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波
4/19:鳥島と八丈島の中間地点の遙か東方沖に大気重力波が広がっています。
4/22:夕方、八丈島周辺に大気重力波
4/23:早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生。房総半島南東沖にも大気重力波が広がる。
4/27:八丈島東方沖-小笠原諸島東方沖-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。

5/02:小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られます。
5/4:八丈島遙か東方沖に大気重力波が部分的に見られます。
最近、波紋状に現れてきました。
5/6:(伊豆諸島北部に)大気重力波が見られます。
5/9:
八丈島付近-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られ,
小笠原諸島付近に、部分的な大気重力波とノイズ。
5/15:
夕方には、伊豆半島から伊豆諸島にかけてさざ波雲が発生。
5/16:
伊豆諸島の縦列状に沸き立つ雲が見られました。
東日本太平洋沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波

5/18
注目している、八丈島の遙か東方沖に
縦状の幾重の筋状雲が発生しています。
5/19
八丈島の東方沖・西方沖から放射
5/20
小笠原諸島の大気重力波や波状雲

5/21
関東東方沖に未完成さざ波雲が現れました。
その関東と伊豆諸島付近に大気重力波が見られます。

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
5/18,5/19,5/20,5/21に現象が見られた。

特に、八丈島の東方沖での現象が目立った。

東日本大震災では、4/23報告でさらにまとめたが、
2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
       福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
(東日本大震災前13日です。)

2011/2/27のような現象が、 関東(房総半島)and/or東北さらに伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

5/15に、第一回目のさざ波雲が発生した。
まだ、クライマックスには達していないと推察する。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

1、愛知県西部ラドンのリバウンドが継続しています。

2、首都圏4観測点のラドン平均値の最近値5/24は46。
非常に緩やかに減衰している。
終息値は、平均値が30以下ですから、未だ終息せず。

3、 5/18:八丈島の遙か東方沖に縦状の幾重の筋状雲、
震源を指示しているような現象だった。

着実に、少しずつ、進んでいます。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。


次のモニタリングは、6/1(日)予定です。



◎ギリシャ・トルコ国境付近沖:M6.9:数百人負傷
○概要
日本時間2014/05/24 18:25
ギリシャ カマリオティッサ 南19kmの海底
地震の規模:M6.9 深さ10km

○前兆:本サイト空の掲示板
No.32681 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年03月04日

ギリシャの南部にさざ波雲と小規模の断層雲が見られます。
南部沖のクレタ島には、レンズ雲が現れています。
再び、プレッシャーが掛かっているようです。

No.33223 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年04月29日

海外は、ギリシャ南部沖に未完成さざ波雲とトルコ西部まで大気重力波が広がっています。
ギリシャ南部周辺で地震が予想されます。2週間から3週間後でしょうか。

No.33427 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年05月15日
海外は、ギリシャ周辺にレンズ雲と放射状雲が見られます。
西側では、大気重力波が現れています。ギリシャの海溝沿いで地震の可能性が有ります。

No.33441 続きです  その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年05月15日
再び、ギリシャ南部に断層雲と大気重力波が西トルコに発生した。

★★
本サイト空の掲示板の検索ボックスに
ギリシャ とタイプし、検索ボタンをクリックすると、上記投稿が抽出されて、表示されます。


   
 14/
5/24
5:22
 ◎本サイト観測者仲間の観測観察;5/23

○東京渋谷観測点:磁石落下装置
5/9朝、北側クリップ1ヶ落下、5/11の朝復旧後、5/12夜再度落下、
5/17夜、5日ぶりに復旧、

翌5/18朝再度落下、5/19夜復旧、
5/20朝再度落下

本日夜、3日ぶりに復旧

★★
5/18に報告した、
「「5/17に、地震エコーは終息したと思われる。
首都圏南部中規模地震:
震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震に注意です。」」

その後、地震エコーは、5/21と5/22に再度、わずかに観測され、リバウンドしていました。
東京渋谷の磁石落下装置も、何度も、磁力低下を観察していましたが、
5/23に終息したと思われます。

中規模地震以上の場合には、このように、リバウンドが、何度も起こり、
終息しません。

このあたりが地震発生日の予想を難しくしています。


   
 14/
5/23
6:01
 ○新潟福島山形方面:5/19報告続報

「「4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察

5/17,5/18にも、新潟から福島南部にさざ波雲が発生。

本サイト新潟市観測点大気中ラドン濃度観測
5/16から、ラドン濃度上昇。上記のさざ波雲発生と同期しています。」」

このように報告しましたが、

さらに、
5/22:新潟から福島南部に大気重力波が発生しました。

本サイト新潟市観測点大気中ラドン濃度観測は、
5/22:濃度低下し、平均値と同値となった。


本サイト観測者仲間の観測観察;5/22

○東京葛飾観測点:磁石落下装置

直下型南が初の6連です!!

東日本大震災以降に観測をはじめて3年2ヶ月経ちました。
直下型南は他の装置より毎回クリップ1ケか2ケ連鎖数が少なく、
震災から2年間は2連か3連でした。

昨年夏(だったかな?)から4連がチラホラ、
今年に入ってからは4連が通常で、5連の回数も多くなりました。

それが今日6連に、瓶底についてしまうのも初めて知りました。
前兆期間2年から3年間続いたってことでしょうか?

   
 14/
5/22
5:29
 ◎台湾:M5.9:震度6
○概要
5/21 8:21 花蓮縣鳳林鎮 :M5.9 深さ18.0km

震度6 花蓮縣西林、震度5 花蓮市
今年1番規模が大きな地震で浅層地震。揺れは40秒続いたそうです。

○前兆
4/14,4/164/25,4/29,5/2に報告した
台湾東方沖(八重山列島南方沖)の地震活動が注目されます。

○本サイト空の掲示板での、衛星画像解析
3/15::No.32770
台湾、未完成さざ波雲が朝と夕方に見られました。

3/17:No.32787
台湾対岸の中国沿岸部に、大気重力波が内陸まで広がる。

3/21
夕方は、台湾の東方沖で、広範囲に大気重力波が広がっています。

4/27::
台湾対岸の中国東部側と上海周辺に大気重力波が見られます。
琉球列島からエネルギーが西側に放射したような大気重力波の配置図になっています。

5/6::No.33311
夕方、台湾南部の東方沖に大気重力波が発生しています。

○直前前兆:5/20::台湾方面上空のTEC値で、報告した
本サイト環境自然何度なんでも掲示板

[32137] 5月19日のTEC Map 動画 Name:Zebra オーストラリア版:(約30秒)
http://youtu.be/FSmJ-ROyA9c

[32157] 5月20日のTEC Map 動画 Name:Zebra オーストラリア版:(約30秒)
http://youtu.be/FakSB3xrH0A

★★
台湾付近をみていただくとわかりますが、
上空のTEC値が特異的に高くなることがわかります。


本サイト観測者仲間の観測観察;5/21

○福島県いわき市
鈴落下装置
1号(自宅)2013年4/9~落下中(407日目) 
   ただし浮かないまでも磁力↑のように感じられます。  

3号(職場)本日9:30頃復活、11:30頃一旦落下するも
12:45頃再度復活、その後はしっかり浮いています。
実に413日目にして 復活しました。

◯方位磁石(職場)
朝:東2.5度→夕:東3.5度
東に偏角して86日目

★★
いわき市の鈴落下装置:3号が実に413日目にして 復活した。

その他
福岡市観測VLF帯ノイズレベルで、本日未明に、特異的なノイズ。
ノイズ強度は強くない。

No.33488 5月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

北九州に大気重力波と鱗雲が発生。
周防灘・伊予灘・豊後水道周辺での地震が予想されます。

中規模程度の地震と推察します。

   
 14/
5/21
5:44
 ◎本サイト観測者仲間の観測観察;5/20
○青森県八戸市:磁石落下装置
昨夜に落ちたクリップが2個復活して4連になりました。

○長野県長野市 :トリフイールドメーター(広域電磁波測定器)
02.23 すごく下がった と思いました。
前夜は04.68 です。

★★
長野市のトリフイールドメーターが高い状態が続いていました。

5/18のモニタリングでも報告した、
源泉が断層帯の上に存在する岐阜県飛騨市神岡町割石温泉。

5/17の15時ごろ、トリチウム濃度が上昇し、ラドン濃度が大きくて低減。
その状態が、5/20まで継続しています。

2007/3/25:能登半島地震M6.9→当月3/12-3/14まで、同じパターン
2007/7/16:新潟中越沖地震M6.8→前月6/13に、トリチウムとラドンが上昇

日本海側で、大きな地震活動があるときに、
トリチウムやラドンが変動しています。

もうひとつの指標は、5/18のモニタリングでも報告した
同割石温泉の間欠泉の周期です。

2007年には、1/7頃から、間欠泉の周期が大きく乱れ始め、
7/16:新潟中越沖地震発生後もしばらく、継続しています。

最近の状態は、5/18のモニタリングでも報告したように
5/6,5/15と、散発的に、間欠泉の周期が乱れています。

以上、現時点で判断すると、割石温泉のトリチウム濃度だけが上昇していて、
割石温泉の間欠泉の周期の乱れは、散発的。

現時点で、判断すれば、新潟や長野、ひだ群発地震で、
中規模程度:M5クラスの地震が発生する可能性は、十分にありますが、
今のところ、大規模地震や被害地震の恐れはないかと思います。

ただ、
5/19にも報告した、
4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察

割石温泉からの距離は新潟中越よりさらに遠いので、前兆は弱くなると推察する。
もし、新潟・福島・山形の県境周辺ならば、やはり、M6クラスの地震が起こっても
おかしくはないと思います。


   
 14/
5/20
5:12
◎新妻地質学研究所:速報54)2014年5月の地震予報:→こちら

最後の、まとめになっている部分のみを引用します。
(引用開始)
2014年4月の日本全域地震断層面積の比が0.044と,
プレート運動面積の20分の1以下になり,
2014年1月から10分の1以下の状態が4ヶ月も継続している.
(中略)
この静穏化は,東日本大震災以前と比較しても異常であり,
5月にこの静穏を破る活発な地震活動が再開することが心配される.

関東地方におけるフィリピン海スラブの地震活動が静穏化していないことに
警戒が必要である.
(引用終了)

★★
新妻先生が指摘されたポイントは二つ。

1、日本の地震活動の静穏化
東日本大震災以前と比較しても異常なほど、
2014年4月までの地震活動は静穏化しています。

新妻先生が毎月まとめられている海溝別の地震断層面積比。
最も地震活動が静穏化している場所は、伊豆小笠原海溝です。

2014年1月→0.117
2014年2月→0.132
2014年3月→0.022
2014年4月→0.013

房総沖巨大地震モニタリングの
想定2:八丈島東方沖、想定3:伊豆鳥島東方沖
どちらも、伊豆小笠原海溝の地震想定です。

4月は、地震断層面積の凡そ100分の1で、地震活動は、きわめて静穏で、
これは、「大きな地震活動の準備」をしていると考えれます。


2、関東地方におけるフィリピン海スラブの地震活動が静穏化していない。

最近、本サイトでも、報告しています
首都圏南部中規模地震:
震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震に注意です。



台湾方面上空のTEC値
本サイト環境自然など何でも掲示板[32137] 5月19日のTEC Map 動画 Name:Zebra

「「本日の日本付近は、昨日に比べ少し高くなりました。
特に沖縄や台湾付近が高くなっており、時々わき上がるように高くなりました。」」

★★
NASA版とオーストラリア版のTECマップをみると、
オーストラリア版(Vertical TEC)でよくわりますが、
台湾から中国南部、インドシナ半島上空(特に台湾上空)のTEC値が高い。

緯度別の「日本上空における最新4日間のTEC値」をみても、
5/19:緯度29度(南西諸島含む)のTEC値が特徴的に高い。

4/14,4/164/25,4/29,5/2に報告した
台湾東方沖(八重山列島南方沖)の地震活動が注目されます。


   
 14/
5/19
5:26
 ◎本サイト空の掲示板
○5/17
No.33488 5月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

佐渡島から新潟にかけて6本のさざ波雲が現れました。
3月23日に発生した6本のさざ波雲と酷似しています。
その地震は、4月8日新潟中越でM4.5震度4でした。
これと同じパターンが発生しました。

北九州に大気重力波と鱗雲が発生。
周防灘・伊予灘・豊後水道周辺での地震が予想されます。

千島列島全体に大気重力波が現れています。
よって北海道には、沸き立つ雲が見られ、
サハリン南部や中部まで大気重力波が及んでいます。
サハリン南部かオホーツク海周辺又は、千島列島南部の前兆なのか。


○5/18
No.33505 5月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、新潟から福島南部にさざ波雲が現れています。
昨日は、佐渡島から新潟に6本のさざ波雲でした。

北海道東部沖にも、沸き立つ雲と未完成さざ波雲や大気重力波が現れています。
千島列島の北側のオホーツク海にも大気重力波゛広がっていました。

夕方には、東北に大気重力波がはっきりと現れてきました。
北海道も同様に大気重力波が発生しています。

注目している、八丈島の遙か東方沖に縦状の幾重の筋状雲が発生しています。

★★
1、新潟福島山形方面
4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察

5/17,5/18にも、新潟から福島南部にさざ波雲が発生。

本サイト新潟市観測点大気中ラドン濃度観測
5/16から、ラドン濃度上昇。上記のさざ波雲発生と同期しています。


2、サハリン、千島海溝方面

2/27:サハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。:3/18報告

4/26:衛星画像ノイズ、
4/27:ロシアには、未完成さざ波雲と北朝鮮北部にさざ波雲
4/28:北海道で弱い未完成さざ波雲とオホーツク海に波紋状雲

その後も、前兆が継続しています。地震の規模が心配されます。


3、東北方面
5/14報告で記載しましたが、北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念される状況

本サイト:環境自然など何でも掲示板32079
仙台在住のコンドルさんのマグネットが4つとも落下したとのことです。
(磁力回復した時はまたお伝えできると思います。)

マグネットが4個とも落下したのは、
2013年01月17日→2月25日栃木北部M6.3 震度5強 以来だそうです。


4、八丈島の遙か東方沖に縦状の幾重の筋状雲
房総沖巨大地震モニタリング:想定2;八丈島東方沖と関連する。



   
 14/
5/18
5:15
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5、5/11
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンが、濃度上昇がさらに継続中で、最近値では、86ベクレルとなった。

4/23報告で詳述したように、東日本大震災時のラドン濃度。
福島市、福井県、愛知県西部(レモンさん)と三者の変動を報告しました。
三者は、震災2ヵ月半までには、終息していた。

今回の、レモンさんのラドンが、未だ、大きくリバウンド中ですから、
未だ、終息せず。

奈良県橿原市の鈴落下装置。
7機、全部落下継続中で15日経過。記録更新中。

岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の間隔やトリチウム濃度に変化が見られます。
2013/11/20報告で詳述しましたが、この割石温泉。
源泉が断層帯の上に存在するため、
群発地震や大規模地震の際、湧出量や温度に影響が出やすい。

1991年(平成3年)から岐阜大学によって計器類が設置され、
地下水中ラドン、湧出量、温度等の計測が行われています。

割石温泉は間欠泉のように一定の周期で湯量が増えるのが特徴です。

能登半島地震が起こったのが2007年3月25日ですが、
その2ヶ月前に間欠泉の周期が短くなっているのを発見しました。

さらに2009年8月11日の駿河湾地震が発生した時には、
1ヶ月前から湯の噴き上がる周期に乱れが起きていました。
(2009/7/18に間欠泉周期変化発生が発生していることを確認した)

「温泉で地震予知 割石温泉の周期に異変:
テレビ朝日:サンデースクランブル:2012年3月4日放送より」

東日本大震災前には、現在と同じように、飛騨群発地震が発生し、
上記の、間欠泉の周期は、大震災発生半年後まで、大きく乱れていました。

現在発生中の飛騨群発地震。
上記の、間欠泉の周期は、東日本大震災前と異なり、間欠泉の周期は、乱れていません。

ところが、5/6,5/15と、散発的に、間欠泉の周期が乱れ、5/18には、
トリチウムの上昇が見られます。

ようやく、少し、上記割石温泉に、変化が見られ始めましたが、まだ、
東日本大震災前の状況とは、程遠いです。


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値5/17は41です。
東京練馬:48,東京渋谷:29、東京新宿:33、埼玉県南部:54→平均値:41

最近一週間では41-47の範囲内での変動だった。
やや濃度は減衰傾向です。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;92日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

今回の判定:
鴨川観測点大気中ラドン濃度の変動はなかった。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波


★★
3/6:房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現★。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲★
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生★
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲★
(★印;5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱:の前兆の一部)

4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。
4/17:房総南東沖-関東東方沖の大気重力波や、房総沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波
4/19:鳥島と八丈島の中間地点の遙か東方沖に大気重力波が広がっています。
4/22:夕方、八丈島周辺に大気重力波
4/23:早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生。房総半島南東沖にも大気重力波が広がる。
4/27:八丈島東方沖-小笠原諸島東方沖-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。

5/02:小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られます。
5/4:八丈島遙か東方沖に大気重力波が部分的に見られます。
最近、波紋状に現れてきました。
5/6:(伊豆諸島北部に)大気重力波が見られます。
5/9:
八丈島付近-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られ,
小笠原諸島付近に、部分的な大気重力波とノイズ。

5/15:
夕方には、伊豆半島から伊豆諸島にかけてさざ波雲が発生。
5/16:
伊豆諸島の縦列状に沸き立つ雲が見られました。
東日本太平洋沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波


今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
5/15,5/16に大きな現象が見られた。

5/16の衛星画像からは、伊豆諸島に、大きな圧力がかかっていることが推察され、
5/15には、伊豆半島から伊豆諸島にかけてさざ波雲が発生した。

東日本大震災では、4/23報告でさらにまとめたが、
2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
       福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
(東日本大震災前13日です。)

2011/2/27のような現象が、 関東(房総半島)and/or東北さらに伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

5/15に、第一回目のさざ波雲が発生した。
まだ、クライマックスには達していないと推察する。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

1、愛知県西部ラドンのリバウンドが継続しています。

2、岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の周期に変化が見られる。
(東日本大震災前の状況と比較すると、その異変の程度は、程遠く、まだ、序の口。)

3、 5/15には、伊豆半島から伊豆諸島にかけてさざ波雲が発生したが、上記
1項や2項の状況から、まだ、クライマックスには達していないと推察する。


着実に、少しずつ、進んでいます。
特に、上記1項や2項の今後の変動が、当面のポイントです。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。


次のモニタリングは、5/25(日)予定です。


5/13:8-21時のFMノイズと地震エコー:続報その4
昨日と一昨日報告した
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測と
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
(FMグアム局とFM新庄局の電波受信強度:地震エコー)

函南町月光天文台の地震エコーが5/16もわずかながら継続しています。
5/13:8-21時の間に、著しい強度
5/14&5/15:5/13の凡そ半分の強度

5/16::5/14&5/15の半分の強度
5/17:5/16の三分の一程度の強度

5/17に、地震エコーは終息したと思われる。
首都圏南部中規模地震:
震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震に注意です。



   
 14/
5/17
5:16
 ◎5/13:8-21時のFMノイズと地震エコー:続報その3
昨日と一昨日報告した
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測と
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
(FMグアム局とFM新庄局の電波受信強度:地震エコー)

函南町月光天文台の地震エコーが5/16もわずかながら継続しています。
5/13:8-21時の間に、著しい強度
5/14:17-19時::5/13の凡そ半分の強度
5/15:9-13時:5/14よりやや強い強度
5/16:10-13時:5/13,5/14の半分の強度

4日間も継続しましたが、5/17も、継続するか否か注目されます。

首都圏南部中規模地震:
震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震にさらに注意です。

お問い合わせをいただいています。

「1週間以内の地震というのは、津波を引き起こす程のものでしょうか?
明日、起こるものでしょうか?」

予想する地震は、今のところ、M7には到達しない。M6クラスと予想します。
通常、M6クラスの地震では、被害を及ぼすような津波は発生しません。

今回は、地震によるゆれが、一部地域で最高で5強(最悪6弱)程度の地震と予想します。

首都圏は、ゆれに対して脆弱ですので、被害地震になるかならないか、
ぎりぎりの程度かと思っています。

ゆれに対する防災の再点検をお勧めします。

「明日、小学校で相模湾へ遠足に行きます。」とのことですが、

東日本大震災以降、神奈川県は、津波浸水予測図の見直しや、
津波ハザードマップの作成、避難訓練など、一生懸命、地震の防災対策を進めておられます。
いつもニュースを見ると、神奈川県の皆様のご尽力には、頭が下がります。

(栃木県とは、全く違います)

4-5年前の状況とは、大きく異なりますので、その点は、一応、
ご安心されても、いいのではないでしょうか。


明日起こるか否かですが、地震の発生をピンポイントで、予想できる技術は
私が知る限りでは、ありません。


今現在、進めています、房総沖巨大地震では、津波被害が甚大でしょうから、
なんとかして、5日以内とか、3日以内とかできないか、
時間があるときに、ロジックを組み立てています。

現状をご理解いただき、ピンポイントについては、ご勘弁ください。


   
 14/
5/16
5:00
 ◎5/13:8-21時のFMノイズと地震エコー:続報その2
昨日と一昨日報告した
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測と
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
(FMグアム局とFM新庄局の電波受信強度:地震エコー)

函南町月光天文台の地震エコーが5/15も継続しています。
5/13:8-21時の間に、著しい強度
5/14:17-19時::5/13の凡そ半分の強度
5/15:9-13時:5/14よりやや強い強度

そうしてとうとう、5/15には、さざ波雲が、発生しました。


本サイト空の掲示板33440-33441
5月15日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

「 衛星画像からは、午前中、九州南部の桜島一帯で火山性さざ波雲が現れた。

夕方には、伊豆半島から伊豆諸島にかけてさざ波雲が発生。
要注意かもしれない。」

33441の3枚目の衛星画像を見てください。

上記の月光天文台は伊豆半島の北端部に位置します。

さざ波雲は、その位置を北端にして、伊豆半島全域、駿河湾、相模湾、
伊豆大島、房総半島南部、新島、三宅島、八丈島の上空まで、広がっています。
(大気重力波やさざ波雲は、地表面の振動(微振動)で発生すると考えられています。)

地震エコーが観測されて、凡そ3-4時間後です。

これで、さらに、昨日、一昨日と報告した
首都圏南部中規模地震:
震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震にさらに注意です。

凡そ一週間以内に発生すると思われます。



本サイト観測者仲間の観測観察;5/15

○東京大田区 磁石落下装置:
金属球落下装置(南北方向)が19時に落下していた。すぐに復帰。

○東京都荒川区
磁力の動きが収まりません

○東京新宿
ミヤネ屋の時間、日本テレビに凄いノイズ、最終的に映らなくなった。
(他局は全部映るのに日テレだけ)
夜には普通に戻っていた。

○鹿児島県薩摩地方
鈴落下装置 実家に今日お昼に行ったところ、落下していました。
落下時間は不明です。すぐに復活しました。


★★
鹿児島市の桜島の昭和火口で5/10、爆発的噴火があり、
噴煙が火口から高さ約4500mまで上がった。爆発的噴火は今年126回目。

鹿児島地方気象台によると、昭和火口からの噴煙としては今年最高で、
観測史上最高だった2013年8月の約5千メートルに次いで2位タイの高さ。

上記の鹿児島県薩摩地方観測点の磁力低下観察も、
5・15九州南部の桜島一帯で火山性さざ波雲観察と同期しています。

桜島のさらなる噴火活動活発化に、ご注意ください。


   
 14/
5/15
5:06
 ◎5/13:8-21時のFMノイズと地震エコー:続報

昨日報告した、

千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測と
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
(FMグアム局とFM新庄局の電波受信強度)

5/13:8-21時の間に、著しい強度を示したが、
5/14も前兆が継続した。

5/14の17-19時の間の静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
(FMグアム局とFM山形新庄局の地震エコー観測)

5/13の凡そ半分の強度でした。
首都圏は、中規模地震:震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震に注意です。


本サイト観測者仲間の観測観察;5/14

○千葉九十九里浜
昨晩からずっとTVにノイズが入ってます。

○神奈川相模原
もぐりん 夜21時  90°不漂着中心より2,5㎝ ::(移動停滞が発生)


○東京葛飾
電波時計E受信になりました!

最近ずっとW受信が続いてますが、前回E受信になったのは5/1夜です。
5/3岐阜県の群発と硫黄島M5.9、5/5伊豆大島M6.0の前でした。

○奈良県橿原市【方位磁石】 
 20:00 更に東へ偏角、東3.5度。これは記録更新。

   
 14/
5/14
5:06
5/13:8:35 千葉県北西部 M4.9 震度4

○概要
震源地:千葉県中部(千葉市中央区)、深さ:73km
地震の規模:M4.9:気象庁、、M5.2:Hi-net
最大震度:4:埼玉県草加市&横浜港北区

首都圏の広い範囲で、震度3を観測した。

○前兆
5/12と5/13に報告した
○千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測におけるノイズ
○ 静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測::FMグアム局の電波受信

この前兆で、中規模の地震を予想しましたが、その対応地震だと推察します。

○今後
5/13:8-21時において
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測。

特に、14-21時に著しいノイズ:平均値で、最高600mV
(ノイズ強度は、5/5伊豆大島近海地震M6の前日より、強度は高い)

静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
1)FMグアム局の電波受信
14-21時に、グアム局の電波受信強度が、著しく高まる
(受信強度は、5/5伊豆大島近海地震M6の前日より、強度はやや高い)

2)山形県新庄のFM新庄局の電波受信
14-21時にFM新庄局の電波受信強度が、著しく高まる
(受信強度は、5/5伊豆大島近海地震M6の前日より、強度はかなり高い)

本サイト東京渋谷観測点の大気中ラドン濃度観測。
5/5伊豆大島近海地震M6の前と同様に、5/12にラドン濃度の急落が見られます。

さらに、東京荒川観測点:磁石落下装置
5/12に報告したように、磁力の大きな変動が、5/13まで、継続しています。


以上の観測結果をまとめますと、

5/13:8-21時に
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測と
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
(,FMグアム局とFM新庄局の電波受信強度)

5/5伊豆大島近海地震M6の前日の5/4の観測強度より、強度はやや高い。
特に、静岡県函南観測における山形県のFM新庄局からの地震エコーが目だって高い。

これは、震源上空の電離層の擾乱が
さらに北に広がっていると考えられます。

これらの観測結果は、5/5伊豆大島近海地震M6より、やや大きい地震規模の
恐れがあることを示していると思われます。


震度4-5弱(一部地域で、最高震度5強)の地震の恐れがあると
あると思われますので、エレベーター閉じ込めや棚からの本などの落下等に注意すべきだと
思われます。


仙台観測点大気イオン濃度観測異常:5/2:5/6:5/9報告続報

○5・9には、
八戸の大気中ラドン濃度低下、
仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇と、
北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の発生。

3種類の異なる観測で、異変を捕らえていますので、
北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。


ただ、青森県八戸市観測点のラドンが、
過去最低値付近まで低下したわけではありません。

そうなれば、震災クラスを心配さなければいけませんが、
今のところ、そうではありません。


○本サイト空の掲示板
No.33405 5月12.13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
[北海道は、朝から夕方の可視画像の範囲内で、現象雲が現れていた。]

★★
5/4:北海道は、朝から夕方まで、さざ波雲や大気重力波
5/7:北海道-東北北部のさざ波雲
この現象に継続する現象が、5/13に、観測された。

未だ、前兆が続いています。
青森県八戸市観測点のラドンは、
5/11の68ベクレルから反転、上昇しています。
過去最低値付近まで低下したわけではありません。

   
 14/
5/13
6:08
 ◎5・7報告続報その2

昨日報告した
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測の
FMグアム局の電波受信強度

5/12:8-12時に受信が見られ、特に、11-12時には、平均値の大きな上昇を伴う。

まだ、静岡県函南町の南方位からの地震エコーが、観測されています。



小笠原諸島にある西之島の付近で20日、およそ40年ぶりに噴火:その6:

msn産経ニュース:2014.5.12 09:03 によりますと、
(引用開始)
西之島は昨年11月20日、噴火による新たな陸地の出現が確認された。
新島は溶岩流でほぼ同心円状に拡大し、昨年末にはもともとの西之島と合体。
最も高い場所の標高は70メートル以上で、昨年末の倍近くに成長した。

 東大地震研の前野深(ふかし)助教らは国土地理院の地形データなどを使って、
昨年11月上旬とみられる海底噴火から今年4月中旬までに噴出したマグマなどの総量を推計。
その結果、噴出量は東京ドーム約20杯分に相当する2500万立方メートルで、
1973年から約1年半続いた前回噴火の2400万立方メートルを上回った。

島の成長率を示す1日当たりの噴出量は、
当初の10万~15万立方メートルから2~3月は30万立方メートルに増加。
4月中旬は20万立方メートル程度に減ったが、
一時的な変動の可能性もあり、上空から観測している海上保安庁は
「噴火活動は現状ではほぼ一定」としている。
(引用終了)

★★
注目されるのは、2点です。
1、今回のトータルの噴出量が、1973年噴火の噴出量を上回った。
2、1日当たりの噴出量のピークは、2~3月の30万立方メートルで、
4月中旬は20万立方メートル程度に減った。

この2点から、判断すると、噴火のピークは、2-3月であったように、みえる。

4月中旬の噴出量の減少が一時的かどうか。
大変注目されます。

東日本大震災は、
霧島新燃岳において、
2011/2/14の11回目の爆発的噴火が発生した後の25日後に発生しました。
(2011年1月19日に霧島新燃岳の爆発的噴火が始まった。)

一般的には、大規模地震の前駆活動と思われる火山の噴火の終息又は沈静化後、
一定時間後に、大規模地震が発生すると思われます。



   
 14/
5/12
5:20
 ◎5・7報告続報
5/7報告の最後のまとめで、
空の掲示板No.33310 5月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

「衛星画像は、昨日の伊豆大島近海で発生した深発地震の影響が残って、
大気重力波が見られます。」

この現象の後続の前兆です。
本サイト環境自然など何でも掲示板31924:5/11
この報告の中の、
○千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
○公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台VHF帯見通し外放送局観測

今までは、地震電磁気現象に関連すると思われる千葉香取VHF帯ノイズ観測で
大きなノイズが出ていると判断されても、使用しているアンテナが、無指向型であるために、

どの地域由来の、電磁波ノイズか、判断が難しかった。

伊豆半島北端の静岡県函南町の月光天文台で観測されている項目のひとつ
VHF帯見通し外放送局観測。
わかりやすくいうと、地震エコー観測です。

「地震の前1-2週間の間に電離層の異常が起こり,VHF帯の遠くの普段は聞くことのできない FM放送波がかすかに受信される」
これを地震エコーといいます。

1995年に串田嘉男氏によって 経験的に発見された地震前兆現象です。
月光天文台の観測は、
北海道大学森谷武男博士が開発したDigital方式を採用しています。
(本方式に関しては串田嘉男台長が特許を取得しており、
使用許諾を得て行っているとのことです)

この地震エコー観測で、
「5/5伊豆大島近海地震の前日
FMグアム局の電波と思われる異常を観測していた。
(昨年秋の観測開始以来平均値が上昇したのは初めてでした。)

前置きが長くなりました。
5/11:9時頃から19時の時間帯

○千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
平均値で、400-500mVのノイズを観測。

○静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測
FMグアム局の電波観測で、平均値の上昇。(9時ごろから22時ごろ)


以上まとめますと、
5/6に、伊豆諸島北部の上空に、大気重力波が発生。
後続して、5/11
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測
静岡県函南町月光天文台VHF帯見通し外放送局観測で、FMグアム局の電波受信。

FMグアム局の電波受信強度(平均値)は、
5/5伊豆大島近海地震の前日と同程度。

これらのことを根拠にして、
伊豆諸島北部(伊豆大島、新島、式根島方面)で
再度、中規模程度の地震が予想されます。



◎本サイト観測者仲間の観測観察;5/11
○愛知県東部観測点:ハムスターの運動量
113回
☆2014/1.17観測以来、初の最低運動量です。

○神奈川県相模湾観測点
もぐりん夜21時  140°不漂着 中心より2㎝

○東京葛飾観測点
水位低下…朝ー1cmです。回復しました!!
直下型西,南…磁力強力4日目になりました。

○東京荒川観測点:磁石落下装置
17:00確認したところ凄い事に
1日でこれほど逆転するとは・・・

磁石落下装置 (3連クリップ)
短評 ※ 10段階評価 (弱い 1~3 普通 4~6 強い 7~9)
3連:南北   : 弱い ( 3 ) -6
3連:U字(S) : 弱い ( 3 ) -5
3連:U字(N) : 強い ( 9 ) +6
3連:東西   : 強い ( 9 ) ±0

★★
首都圏の観測で、やはり、5/11に、異変が観測された(葛飾は終息)


   
 14/
5/11
5:05
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27、5/5
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンが、濃度上昇継続中で、最近値では、68ベクレルとなった。

4/23報告で詳述したように、東日本大震災時のラドン濃度。
福島市、福井県、愛知県西部(レモンさん)と三者の変動を報告しました。
三者は、震災前2ヵ月半の期間は、終息していた。

今回の、レモンさんのラドンが、未だ、大きくリバウンド中ですから、
未だ、終息せず。

奈良県橿原市の鈴落下装置。
7機、全部落下継続中で8日目。記録更新中


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値5/8は44です。
東京練馬:60,東京渋谷:33、東京新宿:36、埼玉県南部:48→平均値:44

最近一週間では43-47の範囲内での変動だった。
やや濃度は減衰傾向です。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;85日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

今回の判定:
鴨川観測点大気中ラドン濃度の変動はなかった。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波


★★
3/6:房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現★。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲★
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生★
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲★
(★印;5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱:の前兆の一部)

4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。
4/17:房総南東沖-関東東方沖の大気重力波や、房総沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波
4/19:鳥島と八丈島の中間地点の遙か東方沖に大気重力波が広がっています。
4/22:夕方、八丈島周辺に大気重力波
4/23:早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生。房総半島南東沖にも大気重力波が広がる。
4/27:八丈島東方沖-小笠原諸島東方沖-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。

5/02:小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られます。
5/4:八丈島遙か東方沖に大気重力波が部分的に見られます。
最近、波紋状に現れてきました。
5/6:(伊豆諸島北部に)大気重力波が見られます。
5/9:
八丈島付近-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られ,
小笠原諸島付近に、部分的な大気重力波とノイズ。


今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
5/4,5/6,5/9に現象が見られ、特に、5/9の現象が大きかった。

5/10に報告したように、
当面、小笠原諸島で、M6-M7の地震が起こるか、注目されます。

東日本大震災では、4/23報告でさらにまとめたが、
2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
       福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
(東日本大震災前13日です。)

2011/2/27のような現象が、 関東(房総半島)and/or東北さらに伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。
まだ、クライマックスには達していない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

全体としては、愛知県西部と首都圏のラドンのリバウンドが継続しています。
ただ、リバウンドも、やや、減衰傾向です。

5/3飛騨山脈群発地震と5/5伊豆大島近海地震:M6.2は、予想する巨大地震の
前駆活動と判断します。

着実に、少しずつ、進んでいます。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、5/18(日)予定です。


震源域の想定1から3の間では、想定2と3(特に3)の可能性が高い。
4/20モニタリング時の記載をまとめますと、

想定3の地震の場合、4/9に詳しく報告したように、
慶長型地震となり、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。
(現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。)

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波が予想される。

大津波警報が、
千葉県外房、伊豆諸島、相模湾1)、静岡県、愛知県外海、三重県南部、
和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島に
発令されると予想されます。

1)神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

過去の津波の記録から、地震発生後,
八丈島::15-34分後、千葉県館山市布良海岸(房総最南端):25-59分後、
静岡県伊豆から静岡市:30分-1時間12分後、
三重県南部尾鷲市::1時間17-42分後、和歌山県串本市::1時間7-43分後に
津波が到達すると予想します。

4/22に詳述したように、
国土交通省ハザードマップポータルサイト:津波ハザードマップ→こちら。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/viewer/index.html?code=4

津波ハザードマップは,
最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合に想定される
浸水の区域と水深を設定したもので、
マップには,津波浸水予測範囲や避難所,主な公共施設とその海抜,
主要道路などの位置などが、示されています。

どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)

また、震源域(波源域)が、八丈島に近くなれば、
津波の北限は、千葉県銚子の犬吠埼ではなく、福島県小名浜から宮城沖まで
達すると思われます。

地震の規模が、上記のM8.2-M8.4よりさらに大きく、M9に近いならば、
さらに、津波の被害は大きいと予想されます。
(前兆期間が著しく長く、大気中ラドン濃度の異常期間も著しく長い。
M8.5以上の地震規模も予想される。)
   
 14/
5/10
5:35
◎本サイト空の掲示板:5/9

○No.33344 5月9日の愛知西部観測と衛星画像
衛星画像からは、新潟に、未完成さざ波雲が発生。

千島列島のシムシル島付近に大気重力波が見られます。
一部、断層化した雲が見られます。震源地が近いかも。

小笠原諸島付近に、部分的な大気重力波とノイズが見られます。
しばらく注視したいと思います。

○No.33349 5/9衛星画像

衛星画像からは、信越地方-東北地方がやや気になりました。
八丈島付近-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られます。


★★
伊豆小笠原方面では、5/9
八丈島付近-小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られ,
小笠原諸島付近に、部分的な大気重力波とノイズ。

2010/12/22:父島近海で、M7.8の正断層型の地震が発生した。

この地震は、東日本大震災のトリガーとなりました。
20140102報告
カリフォルニア大学デイヴィス校・John Rundle教授と
静岡大学理学部地球科学教室名誉教授:新妻 信明氏。

(東日本大震災の地震発生には、小笠原海溝の挙動が
密接に関係していたことがわかりました。)

現在予想する
房総沖巨大地震
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

この巨大地震のトリガー(引きがね)に、関連すると推察される
現在、前兆が進行中の上記5/9の小笠原諸島地震前兆。

注目されます。


   
 14/
5/09
5:07
  ◎仙台観測点大気イオン濃度観測異常:5/2:5/6報告続報
Daily Dataを見ると
観測開始の2013/2/10以来、ほぼ初めて800個という異常を5/1に観測した。
さらに、5/5の18時ごろから、大きく上昇し、5/1の異常値の4倍の、3600個となった。
その後、5/6-5/8まで、ほぼ毎日、小規模の大気イオンの上昇が見られる。

○本サイト空の掲示板では、
4/29
福島沿岸に沸き立つ雲や、茨城沖-福島沖の波状雲や大気重力波

5/4:北海道は、朝から夕方まで、さざ波雲や大気重力波

5/5:衛星画像は、北海道を中心に大気重力波やレンズ雲が見られます。
ノイズが北海道周辺に映っていました。
岩手から北海道オホーツク海に掛けて、地震の可能性が有ります。

5/7:北海道-東北北部のさざ波雲

★★
仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇と、
北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の発生。

さらに、私どもの観測者仲間の青森県八戸市観測点:大気中ラドン濃度観測
観測日数:611日
平均値:82ベクレル
最高値:148ベクレル;(2014/2/28記録)
最低値:20ベクレル

最近では、70ベクレルから120ベクレルの範囲内で、変動し、
濃度が大きく下がると、中規模地震が周辺で発生しています。

今回も、5/3:117ベクレル→5/8:76ベクレル。::濃度差41ベクレル。


以上まとめますと、
八戸の大気中ラドン濃度低下、
仙台観測点の大気イオンの2013/2/10観測開始以来の大気イオンの上昇と、
北東北から北海道までのさざ波雲や大気重力波の発生。

3種類の異なる観測で、異変を捕らえていますので、
北東北を中心に、M6クラスの強い地震が懸念されると思います。


ただ、青森県八戸市観測点のラドンが、
過去最低値付近まで低下したわけではありません。

そうなれば、震災クラスを心配さなければいけませんが、
今のところ、そうではありません。

また、青森八戸ラドン等変化があれば、報告します。
   
 14/
5/08
5:32
 ◎5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱:続報その3
気象庁は、伊豆大島地震が、他の地震を誘発することはないとしたが、

本サイトでもよく紹介する武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授は
「引き金にならないとは言い切れない」と指摘した。

「1つの地震が他の地震を誘発することはたくさんある。
明治三陸沖地震(1896年)が、その37年後に起きた昭和三陸沖地震(1933年)の
引き金になったり、
今回のように約162キロのような深い震源の地震が
その後、浅いところの地震を誘発したりする事例は少なくない」
(夕刊フジZANZAK:20140507)

昨日報告しましたが、私の解析では、
「「5/3飛騨山脈群発地震と5/5伊豆大島近海地震:M6.2
どちらも、大きな流れの中で、発生している」」

毎週日曜日に、房総沖巨大地震モニタリングを継続しています。
地震発生までの、大事なポイントになる観測の変動を数種類、頭の中で想定しています。

5/6のみ、その変動が見られ、5/7には、また、元に戻っています。
5/6の状態が、継続するかどうか、心配していたのですが、
5/7には、基線に戻りましたので、少しほっとしました。

また、日曜のモニタリングで、報告します。


北海道方面の異変;本サイト空の掲示板:5/7

No.33327 5月7日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、北海道にさざ波雲が6本現れています。
1本の幅が約10㎞です。少し輪郭が崩れていますが、幅は大きいです。

北海道は、5月4日から5日大気重力波、そして7日にさざ波雲が発生しています。
要注意ですから、気をつけて下さいね。

No.33328 5/7衛星画像
■特に気になる雲
・北海道北部のさざ波雲やサハリン南部の大気重力波、オホーツク海沿岸から沸き立つ雲
・北海道-東北北部の未完成さざ波雲

★★
空の掲示板での、衛星画像を見ていただくと、その危機感は伝わると思います。
北東北の青森東方沖から、サハリン南部沖に至る一帯です。

本サイト札幌観測点のもぐりんの移動停滞が、5/7に発生。(潜行はない)
また報告します。

   
 14/
5/07
5:42
  ◎5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱:続報その2
本日は、本サイト空の掲示板での衛星写真解析から前兆を報告します。

3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲

4/27::関西から中部・東海と関東西部の全域に波状雲や大気重力波が見られた。
同期して、4/27:岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度に小さな上昇がみられます。

★★
5/5に報告したように、

「本サイト神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測:2/11,2/18,2/23報告

1/26の9ベクレルから上昇をはじめ、2/15に、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。
その観測値が、徐々に、低下し、3/2に、9ベクレルとなり,上昇前の値となった。

その後、数日わずかにリバウンドしたが、3/5-3/11は、9-10ベクレルとなり、
終息したと思われる。」

このように、3/13に報告したわけですが、
ラドンの終息とほぼ同時期に、

3/13と3/14に静岡から伊豆諸島北部にさざ波雲。
3/26と3/29には、連続して、相模湾-房総南方沖のさざ波雲が発生。

ここが、前兆のピークだったようです。
このピークから、地震発生までが、37日間でした。

大きな地震ほど、前兆期間が長く、今回も、そうでした。

一方、本サイト千葉県北西部観測点の大気中ラドン濃度。観測日数:凡そ2年間。
4/19に過去最低値を更新し、30ベクレルとなった。

そうして、3/26,3/29のピークから一ヵ月後の4/27
「関西から中部・東海と関東西部の全域に波状雲や大気重力波」

5/3:長野・岐阜県境の飛騨山脈(穂高~上高地~焼岳周辺)の群発地震
5/5:伊豆大島近海地震:M6.2:最大震度5弱
と続きました。

これの前兆がまとめて、
4/27に、関西から関東西部(伊豆諸島まで)に波状雲や大気重力波が発生。

4/27から、6-8日経過していました。


以上まとめますと、
○本サイト神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度が
1/26から上昇をはじめ、2/15に、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。

○ 3/13と3/14に静岡から伊豆諸島北部にさざ波雲。
3/26と3/29には、連続して、相模湾-房総南方沖のさざ波雲が発生。
ここが、前兆のピーク。

○4/27:関西から中部・東海と関東西部の全域に波状雲や大気重力波が発生。

その6-8日後、
5/3:長野・岐阜県境の飛騨山脈(穂高~上高地~焼岳周辺)の群発地震
5/5:伊豆大島近海地震:M6.2:最大震度5弱

このように整理されます。
前兆開始の1/26から地震発生5/3&5/5まで、96-98日間でした。

飛騨山脈群発地震と伊豆大島近海地震:M6.2
どちらも、大きな流れの中で、発生していると感じました。

今後は、空の掲示板No.33310 5月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

「衛星画像は、昨日の伊豆大島近海で発生した深発地震の影響が残って、
大気重力波が見られます。規模は小さいかと思われます。」

大気重力波が、伊豆大島、新島、式根島の上空に見られます。


   
 14/
5/06
5:39
 ◎タイ北部でM6.0の地震
○概要
日本時間の5日午後8時すぎ(現地時間の5日午後6時すぎ)、タイ北部で
マグニチュード6.0の地震がありました。震源の深さは、7.4km。

地震による揺れは、隣国ミャンマーの最大都市、ヤンゴンや、
震源から南におよそ800キロ離れた首都バンコクなど広い範囲で観測された

震源から南西におよそ30kmのチェンライ県にある空港ターミナルの天井の一部が
剥がれ落ち、建物から利用客や空港職員が一時、避難しましたが、
けが人はいないということです。

また、地元メディアによりますと、震源に近い地域では、
建物の壁の一部が剥がれ落ちたり、道路に亀裂が入ったりするなどの被害が出ています。

○直前前兆は、本サイト環境自然など何でも掲示板
[31768] 5月3日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら
[31788] 5月4日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら
[31818] 5月5日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら

★★
タイからミャンマー上空のTEC値が高くなっていることがわかると思います。

台湾上空もかなり高くなっており、4/14,4/164/25,4/29,5/2に報告した
台湾東方沖(八重山列島南方沖)」の地震活動が注目されます。


仙台観測点大気イオン濃度観測異常:5/2報告続報
Daily Dataを見ると
観測開始の2013/2/10以来ほぼ初めて800個という異常を5/1に観測した。
さらに、5/5の18時ごろから、大きく上昇し、5/1の異常値の4倍の、3600個となった。

○本サイト空の掲示板では、
4/29
福島沿岸に沸き立つ雲や、茨城沖-福島沖の波状雲や大気重力波

5/4:北海道は、朝から夕方まで、さざ波雲や大気重力波

5/5:衛星画像は、北海道を中心に大気重力波やレンズ雲が見られます。
ノイズが北海道周辺に映っていました。
岩手から北海道オホーツク海に掛けて、地震の可能性が有りますね。

○本サイト福島県いわき市観測点;方位磁石の偏角
東に偏角して70日

○本サイト仙台観測点:大気中ラドン濃度
2号機が、過去最高値となる36ベクレルを4/25に観測し、以後、漸減

★★
4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察

これに関連するか、どうかわかりませんが、
新潟・福島・山形の県境周辺から、福島:宮城方面の地震活動が
注目されます。

もう一点は、5/4と5/5の東北北部から北海道の現象です。

仙台のラドンや大気イオンがどちらをとらえているかわかりませんが、
両者に前兆は顕著です。


5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱:続報
気象庁は、5/5の記者会見で、
「「関東の地下は、陸側プレートの下に東から太平洋プレートが、
南から相模トラフ沿いにフィリピン海プレートが沈み込む複雑な構造をしている。

5日の地震は深さ162キロの太平洋プレート内部で起きた。
首都直下地震などは浅い活断層かプレート境界で起きると考えられており、仕組みが違う。 」」
このように説明した。

★★
気象庁:平成26年5月5日05時18分の伊豆大島近海の地震について
この報告によりますと、

今回の太平洋プレートのスラブ内地震と同じタイプの地震は、
2007/1/16:M5.8がほぼ同じ深さで、発生しています。

関係ないかもしれませんが、2007年は、日本海側で大きな地震が続きました。
2007/3/25:能登半島沖地震
2007/7/16:新潟県中越沖地震
2007/08/02:サハリン西方沖地震M6.4

最近、「新潟・福島・山形の県境周辺」「サハリン」の前兆を頻繁に報告していますが、
2007年と関連はあるのか??

また、本年4/2にチリ沖巨大地震が発生したと同様に、
2007/8/16にペルー沿岸:M8が発生。

この年は、2007/10/1:神奈川県西部地震M4.9:最大震度5強の地震も発生。
箱根で震度5強、小田原で、震度5弱だった。
2007/1/16:M5.8の太平洋プレートのスラブ内地震の凡そ9ヵ月後でした。

   
 14/
5/05
5:49
5/5:伊豆大島近海:M6.2:最大震度5弱
○概要
2014年5月5日 5時18分、震源地 伊豆大島近海
深さ 160km
震度5弱を東京千代田区で観測し、
震度4を首都圏の広い範囲で観測した。

○前兆
1、2・18報告
本サイト神奈川県湘南地区観測点:大気中ラドン濃度観測;過去最高値:観測日数:792日

今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。
2/8:朝:21ベクレル、2/8:41ベクレルとなり、過去最高値を更新した。

その後、さらに上昇し、2/15に、再度、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。
値自体は、それほど高くないが、今の時期に、急上昇したことが注目されます。

ただ、さらに、その西側の
富士山の南側の静岡県沼津観測点と富士山の北側山麓の山梨県鳴沢村観測点。
今のところ、大気中ラドン濃度の急上昇はありません。

今の段階で、もし、地震がおきれば、中規模程度で、被害地震ではないと、思われますが、
これ以上、湘南観測点の大気中ラドン濃度が上昇すれば、心配になります。

2、3/13報告
◎首都圏:中規模地震の恐れ

1、本サイト神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測:2/11,2/18,2/23報告

今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。

1/26の9ベクレルから上昇をはじめ、2/15に、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。
その観測値が、徐々に、低下し、3/2に、9ベクレルとなり,上昇前の値となった。

その後、数日わずかにリバウンドしたが、3/5-3/11は、9-10ベクレルとなり、
終息したと思われる。

2、神奈川県相模原観測点&伊豆半島北端函南観測点の異変

3/10,3/11に、VHF帯電磁波観測に、大きな反応が見られ、異常データとして、
公開されています。→こちら。
http://www.jsedip.jp/anomary_data.html


両者の異常は同期していますので、同じ震源からの地震電磁気現象による
電磁波を感知したものと思われます。

3、本サイト東京荒川区観測点:3/12
南北3連磁石ですが、3連→一瞬5連になりました(ToT)
数秒後に落下しましたが、4連の最強状態です
あとU字磁石のSとNの強さも逆転しました。

★★
これらのことから、首都圏、特に神奈川県西部や相模湾方面で、
地震が予想されます。

ただ、神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測の2/15の最高値は
54ベクレルですから、地震の規模は中規模程度と推察します。

ただ、もし、神奈川県西部で地震が発生すれば、震源が浅い場合が多く、
地震の規模のわりに、震度が高く出る場合があります。
震災ではないですが、少し、ご注意ください。

★★
以上、今回の震源に近い
神奈川県湘南地区観測点:大気中ラドン濃度観測の過去最高値により、
中規模地震を予想した。

3/13報告以降、一ヵ月半が経過して、予想する地震が発生しました。
神奈川県湘南地区観測点の大気中ラドン濃度は、
上述のように、3/5-3/11には、終息したが、
4/12-4/18に、18-22ベクレルとリバウンドした。

4/19-5/2には、8-17ベクレルで、凡そ平均値へ、終息していた。
今回の地震は、4/18のリバウンド終息後、17日経過していた。

今回の伊豆大島近海地震、2004年以降では、最大規模の地震でした。
最近半年間小笠原の西之島で、激しい噴火活動が継続しています。

前回の激しい噴火は、1973-1974年でした。
その噴火の終盤時に、
伊豆半島沖地震M6.9(静岡県南伊豆町で最大震度 5、死者30人)が発生。
今回の伊豆大島近海地震と場所が非常に近い。

地震には、再現性、規則性がありますが、ここまで一致すると、不気味です。
伊豆半島沖地震M6.9の半年後の、1974/11/30
鳥島近海地震M7.3が発生しています。


房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20、4/27
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンが、濃度上昇継続中で、最近値では、72ベクレルとなった。

4・23東日本大震災時の、大気中ラドン濃度。
福島市、福井県、レモンさんと三者の変動を報告しました。
三者は、震災2ヵ月半までには、終息していた。

今回の、レモンさんのラドンが、未だ、大きくリバウンド中ですから、
未だ、終息せず。


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値5/3は47です。
東京練馬:64,東京渋谷:30、東京新宿:44、埼玉県南部:48→平均値:47

最近一週間では45-57の範囲内での変動だった。
4・28以降は、40台後半に、やや濃度減衰した。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;78日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

今回の判定:
鴨川観測点大気中ラドン濃度の変動はなかった。
4/30,5/2に報告したが、
同鴨川観測点で:4/29:磁石落下装置で
1年ぶりの磁力低下が観察された。
さらに、5/1には、NASATECマップで、
「「午前4時半ころに関東南部から小笠原付近でTEC値の上昇が見られた」」
(TECには、日変動があり、午前4時頃は通常は、かなり低い。)


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波


★★
3/6:房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲
4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。
4/17:房総南東沖-関東東方沖の大気重力波や、房総沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波
4/19:鳥島と八丈島の中間地点の遙か東方沖に大気重力波が広がっています。
4/22:夕方、八丈島周辺に大気重力波
4/23:早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生。房総半島南東沖にも大気重力波が広がる。
4/27:八丈島東方沖-小笠原諸島東方沖-マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。
5/02:小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズが見られます。


今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
4/27と5/2に伊豆小笠原マリアナで、衛星画像ノイズが見られた。

八丈島から伊豆鳥島を中心に4/11、4/17、4/19、4/22、4/23と継続した大気重力波。
今回は少なかった。

東日本大震災では、4/23報告でさらにまとめたが、
2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
       福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
(東日本大震災前13日です。)

2011/2/27のような現象が、 関東(房総半島)and/or東北さらに伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。
まだ、クライマックスには達していない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、


全体としては、愛知県西部と首都圏のラドンのリバウンドが継続しています。
臨界点(地震発生)に向け、一進一退が続いています。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。


ただ、昨日報告した、飛騨山脈の1998年8月から1年半継続した群発地震。
同じ富士火山帯の伊豆鳥島で、1998年2-10月の間に、噴火しています。
実に、59年ぶりの噴火が、1998年に発生していることが、注目されます。

想定3の予想震央が伊豆鳥島です。

次のモニタリングは、5/11(日)予定です。

   
 14/
5/04
5:46
 予定していた房総沖巨大地震モニタリングを明日に延長します。

◎5/3:長野・岐阜県境の飛騨山脈(穂高~上高地~焼岳周辺)の群発地震
○概要
岐阜県飛騨地方で、3 日 10 時 02 分頃、M4.3(最大震度3)の地震が発生しました。
その後、最大震度3~1の地震が継続して発生しています。

5・4:4:30現在、震度1以上を観測した地震は、29回です。
最大震度3:7回、
最大震度2:7回、
最大震度1:15回

○前兆:4/29報告

「「3、関西から中部・東海と関東西部の全域
4/27に、波状雲や大気重力波が見られた。

同期して、4/27:岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度に小さな上昇がみられます。

4/15報告したように、4/4、4/14にも同様な現象が見られます。

岐阜県美濃中西部と美濃東部の地震は、東日本大震災の5ヶ月前の
2010年10月頃から活発化した。
その活動は、2011/2/27の岐阜県飛騨市の群発地震がピークとなった。

同じような経過をたどるか、注目されます。」」

○今後の予想
本サイト空の掲示板
No.33247 5月3日愛知西部の観測と衛星画像NASA
夕方には、愛知・岐阜・長野と未完成さざ波雲が発生しています。

★★
5/3さらに、愛知・岐阜・長野と未完成さざ波雲が発生していますので、
まだ、群発地震は続くと思います。


○岐阜県飛騨地方の過去の地震
飛騨山脈は,本州中央部を南北に富山・新潟県境から岐阜・長野県境に沿って延びる山脈です。

この山脈には,北から,立山(弥陀ヶ原),焼岳,アカンダナ山,乗鞍岳の4つの活火山がある。

 飛騨山脈では,従前より微小地震活動が活発であり,しばしば,群発地震活動が発生します。

1994/10/1-2014/5/3までの20年間の期間で、この領域のM5以上の地震を列記しますと、

1998/8/16:M5.6:深さ3km:震度4
2011/3/11:M4.7:深さ2km:震度4
2011/3/21:M4.8:深さ2km:震度3

まず、1998年8月です。
上高地付近で始まった群発地震活動は約1年半にわたって継続した。

群発地震開始後、

1998/8/20 小笠原諸島西方沖地震
Mw 7.0、深さ467km。埼玉県、千葉県、東京都で最大震度 3。

1998/9/3 岩手県内陸北部地震 - Mw 5.9、
岩手県雫石町で最大震度 6弱。

群発地震は、1年半継続し、その終了後、

2000/3/28:硫黄島近海で地震 - Mw 7.6、深さ128km、小笠原諸島父島で震度3。

そうして、2000年
7月1日〜8月18日 新島・神津島・三宅島近海でM6台の4回の大規模地震。
約1ヶ月後に三宅島が噴火。
さらに、
同年8月6日
小笠原諸島西方沖で地震 - Mw 7.3、深さ445km、小笠原諸島父島で最大震度 4。
さらに、
10月6日 鳥取県西部地震 - Mw 6.8、鳥取県境港市・日野町で最大震度 6強。

次に、東日本大震災時です。
2011/2/27の未明から始まった群発地震。
2/28,3/1,3/2,3/6,3/7と続き、東日本大震災が発生しました。

大震災発生の10分後には、やや震源位置を変えて、2011/3/11:14:57に
その時期の群発地震で、最大震度(震度4)を記録したM4.7の地震が発生しました。

大震災による応力場の変化や、大振幅の東日本大震災の表面波により、
群発地震がトリガーされた可能性がある(MIYAZAWA,2011)。

そうして、群発地震は続き、4月上旬に一応の終着をみた。


○今回は、1998年型または、2011年型?
1998年型は、伊豆小笠原諸島で、地震火山活動が活発化しました。
2011年型は、東日本大震災です。

2014/5/3:19時58分
飛騨地方の群発地震開始凡そ10時間後に、硫黄島近海 M5.9 震度2が発生しました。
上述した2000/3/28:硫黄島近海地震 :Mw 7.6を想起させます。

さらに、
マリアナ諸島のAhyi海山付近で4月24日から発生した地震活動。
5/3に、激しい海底噴火が発生しました。

小笠原諸島の西之島噴火に次ぐ、伊豆小笠原マリアナ島弧の火山活動です。



以上まとめますと、
岐阜県飛騨地方で、5/3、群発地震が発生。

飛騨山脈では,従前より微小地震活動が活発であり,しばしば,群発地震活動が発生します。

1994/10/1-2014/5/3までの20年間の期間をみると、
1998年と2011年に、大きな群発地震が発生した。

まず、1998年8月です。
上高地付近で始まった群発地震活動は約1年半にわたって継続した。

群発地震終了時に、硫黄島近海地震Mw 7.6や2000年7月には、
新島・神津島・三宅島近海でM6台の4回の大規模地震。約1ヶ月後に三宅島が噴火した。

次に、2011年です。
2/27の未明から始まった群発地震。
2/28,3/1,3/2,3/6,3/7と続き、東日本大震災が発生。

大震災発生の10分後には、その時期の群発地震で、
最大震度(震度4)を記録したM4.7の地震が発生した。

今回は、1998年型または、2011年型のどちらでしょうか。

飛騨地方の群発地震開始凡そ10時間後に、硫黄島近海 M5.9 震度2が発生。
上述した2000年の硫黄島近海地震 :Mw 7.6を想起させます。

さらに、
マリアナ諸島のAhyi海山付近で4月24日から発生した地震活動。
5/3に、激しい海底噴火が発生しました。
小笠原諸島の西之島噴火に次ぐ、伊豆小笠原マリアナ島弧の火山活動です。

やはり、今回は、1998年型と考えられ、伊豆小笠原マリアナ島弧の地震火山活動が
活発化すると思われます。

毎週日曜日続ける房総沖巨大地震モニタリング
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:

これらは、伊豆小笠原海溝の地震の想定です。

   
 14/
5/03
6:14
 ○本サイト空の掲示板
No.33240 5月2日愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像からは、関東東方沖に大気重力波が見られます。
また、東北の内陸に大気重力波と青森東方沖に幾重の筋状雲が見られます。

★★
東北の内陸の大気重力波は、昨日報告に関連しているかもしれません。

青森東方沖の幾重の筋状雲。
こちらの方が気がかりです。今後の経過が注目されます。

   
 14/
5/02
5:10
 ◎仙台観測点大気イオン濃度観測異常
○通常は非公開ですが、大きな異変があるときに、公開される。
仙台観測点大気イオン濃度観測で異常を観測した。

異常データ→こちら
Daily Dataを見ると観測開始の2013/2/10以来ほぼ初めて800個という異常を観測した。

グラフの最下段の最新1ヶ月間が最もわかりやすい。
大気イオン濃度グラフの100mVは100個/cm3と読替えてください。

4/30の深夜から、急激に、大気イオン濃度が高まり、5/1も続いています。

○本サイト空の掲示板では、
4/29
福島沿岸に沸き立つ雲や、茨城沖-福島沖の波状雲や大気重力波.

○本サイト福島県いわき市観測点;方位磁石の偏角
朝:東4度→夕:東4.8度
東に偏角して66日目

○本サイト仙台観測点:大気中ラドン濃度
2号機が、過去最高値となる36ベクレルを4/25に観測し、以後、漸減

★★
4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察

これに関連するか、どうかわかりませんが、
新潟・福島・山形の県境周辺から、福島:宮城方面の地震活動が
大変注目されます。


本サイト環境自然など何でも掲示板
[31727] 5月1日のTEC Map 動画 
Name:Zebra
「「本日のTEC MAPは明らかに異常な状態でした。
昨日までの非常に高い値を示す赤い部分が突然なくなりました。
また、動画の5秒~7秒付近ですが、
午前4時半ころに関東南部から小笠原付近が黄緑色になりました。」」

★★
「「非常に高い値を示す赤い部分が突然なくなりました。」」
→日本周辺では、繰り返し報告する
「台湾東方沖(八重山列島南方沖)」の地震活動が注目されます。
日向灘から薩南諸島東方沖方面は、中規模地震と推察され、
まだ、大規模地震までの前兆は見えません。

「「午前4時半ころに関東南部から小笠原付近が黄緑色になりました」」
→TECには、日変動があり、午前4時頃は通常は、かなり低い。
このときに、一時的に、関東南部から小笠原付近のTEC値が上昇するのは
あきらかに異変です。

4/30に報告した
千葉県南房総鴨川観測点:4/29:磁石落下装置で
1年ぶりの磁力低下が観察された時期と同期しています。

一時的なものか、継続するのか、今後が注目されます。


   
 14/
5/01
6:20
◎日本海側で漂着・捕獲される深海魚ダイオウイカと地震::1・28報告続報

1/28に報告しましたが、4月に入っても、深海魚の捕獲が続いています。

3/31:宮崎県日南市沖の定置網にリュウグウノツカイ

4/9:
福井県小浜市沖の定置網に、深海魚のサケガシラが 28匹かかった。
「一度にこれだけのサケガシラがとれることはほとんどなく、
地元の漁師たちも携帯電話で写真を撮るなど驚きを隠せないようだった」

4/12:
島根県松江市の海岸にダイオウイカが漂着。
「長年漁をやっているが、ダイオウイカは初めて見た。驚いた」(地元の漁師)

4/14:
静岡県静岡市清水区由比沖の定置網にメガマウスがかかりました。
体長4.4mで捕獲時には生きていました。
「世界で発見されたのはおよそ60例ほどしかない希少な生き物」

4/18、
石川県七尾市沖の定置網に、ダイオウイカ。富山湾での捕獲は今年4例目。

4/21:
高知県室戸市の室戸岬沖に設置された定置網に深海魚のホテイエソが 9匹入っていた。
さらに翌22日には、105匹のホテイエソが入っているのが見つかった。

4/24:
京都府舞鶴市で、サケガシラが捕獲 された。

4/24:
長崎県長崎市沖の橘湾に設けられた定置網に
リュウグウノツカイが入っているのが見つかった。
体長 1.06m。「橘湾で捕獲されたのは初めて」

★★
大阪大名誉教授だった故池谷元伺博士によれば、
地震の前に地中で岩石破壊によりパルス電磁波が発生し、
水中では電流が流れる。
深海魚は、
深海の海底に近いところほど海中に流れる電流が強いため、それを避けて
上の方に上がってくるのではないかという。

海洋生物の生態と異常行動の研究を続ける海洋生物学者の辻氏は、

「地震予知につながる海洋生物といえば、ユウレイイカ、リュウグウノツカイ、サケカヅラ、
カグラザメなどですが、これらすべてが、今年1月から現在にかけて、
日本海、太平洋、南、東シナ海沿岸に、大量浮上しています。
これは過去に例を見ない現象です」と述べた。

ここで、よく紹介する木村政昭琉球大学名誉教授。
最近の雑誌のインタビューで、

「日本列島の場合、3つの要素が考えられます。
まず、最も大きな力を持つのは、
伊豆諸島方面から本州の中心部へもぐりこむ「フィリピン海プレート」の運動。

二つ目は、中央構造線の運動
三番目は、四国ー淡路ー琵琶湖ー富山湾ー佐渡方面の運動

これらの三つの要素が、311をきっかけに、足並みをそろえて強まった。
特に、フィリピン海プレート運動の活発化は、
小笠原海域の海底地震と火山活動を見ても一目瞭然です」。


このようにみると、
毎週日曜日続ける房総沖巨大地震モニタリング
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:

これらは、伊豆小笠原海溝
(フィリピン海プレートに太平洋プレートが沈みこむことによってできた海溝)
の地震の想定です。

この巨大地震に関連した前兆の一部が、
相次ぐ深海魚の捕獲なのでしょうか。

ただ、宮崎県日南市や、高知県室戸市、長崎県長崎市でも
リュウグウノツカイ(別名地震の使い)などが捕獲されています。

海洋生物学者の辻氏がいわれる「「過去に例を見ない現象」」。
注意深く、今後も、各種前兆を見ていきましょう。


   
 14/
4/30
5:36
 ◎観測者仲間の観測観察
○千葉県南房総鴨川観測点:4/29:磁石落下装置
この1年位づっとクリップが東西2連、南北1ヶだったのですが、
今日は東西1ヶになってしまいました!!

★★
4/29の全国の観測観察では、千葉県南房総鴨川観測点の磁力の低下が最も顕著だった。
ただ、クリップ全てが落下したわけではないので、
ゆっくりと、臨界点(地震発生)にむけて、進んでいるようです。

また、日曜のモニタリングで、他の気になる点もありますので、
取り上げます。

ゆっくり、進んでいるようです。

   
 14/
4/29
5:45
◎本サイト空の掲示板
○4/26&4/27
No.33200 4月27日愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像からは、北海道函館北部の半島沿いにレンズ雲が散発している。
その対岸のロシアには、未完成さざ波雲と北朝鮮北部にさざ波雲が現れています。

台湾対岸の中国東部側と上海周辺に大気重力波が見られます。
琉球列島からエネルギーが西側に放射したような大気重力波の配置図になっています。

No.33196 4/26衛星画像
千島列島-サハリン-沿海州に衛星画像ノイズと欠測が見られます。


○4/28
No.33222 4月28日愛知西部の観測と衛星画像NASA

本日は、昼前から午後過ぎにかけて愛知・岐阜で東西ラインで波状雲が見られました。
衛星画像からも、はっきりと関西から中部・東海と関東西部の全域で現象雲が見られました。

あと、北海道で弱い未完成さざ波雲とオホーツク海に波紋状雲が見られます。

No.33217 4/28衛星画像

・北海道やサハリン南部の大気重力波
・近畿北部-北陸-中部-関東-伊豆諸島の大気重力波や波状雲


★★
1、サハリン
2/27:そのサハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。:3/18報告

4/26:衛星画像ノイズ、
4/27:ロシアには、未完成さざ波雲と北朝鮮北部にさざ波雲
4/28:北海道で弱い未完成さざ波雲とオホーツク海に波紋状雲

前兆が継続しています。地震の規模が心配されます。


2、南西諸島海溝
4/27:台湾対岸の中国東部側と上海周辺に大気重力波が見られます。
琉球列島からエネルギーが西側に放射したような大気重力波の配置図

本サイト沖縄本島観測点大気中ラドン濃度観測:単位ベクレル
観測日数:540日:
最高値::175(2013/12/16)、最低値::24、平均値::83

海風が常にふいているような観測点で、平均値が83ベクレルというのは、
明らかな異常です。

最近値は、75ベクレル。
喫緊は、台湾東方沖(八重山列島南方沖)を注目しています。


3、関西から中部・東海と関東西部の全域
4/27に、波状雲や大気重力波が見られた。

同期して、4/27:岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度に小さな上昇がみられます。

4/15報告したように、4/4、4/14にも同様な現象が見られます。

岐阜県美濃中西部と美濃東部の地震は、東日本大震災の5ヶ月前の
2010年10月頃から活発化した。
その活動は、2011/2/27の岐阜県飛騨市の群発地震がピークとなった。

同じような経過をたどるか、注目されます。


   
 14/
4/28
5:38
 ◎観測者仲間の観測観察

○福島県いわき市
方位磁石の東偏角が、61日継続。
近場で大きめの地震が起こる少し前に腰痛になる同僚から、
本日20:00過ぎに「腰が痛くなった」とメールがありました。
昨日落下した鈴落下装置2号が復活しているので、気になります。

○石川中央
朝、9:30に(磁石落下装置の)クリップ付け直すと復活していました。
落ちていたのは2日間でした。

★★
福島県いわき市観測点の異変は、

4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告した「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察。

これに関連しているのでしょうか。


   
 14/
4/27
5:30
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13、4/20
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述

想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9、4/22詳述

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


◎直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンが、再び、濃度上昇し、最近値では、52ベクレルとなった。
4・24以降、レモンさんのラドン観測値は、2項の首都圏4観測点の平均値と
ほぼ同等な値となった。

他の2種類の観測(鈴落下装置、間欠泉の短周期への変動)に、変化なし。


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値4/26は57です。
東京練馬:77,東京渋谷:29、東京新宿:65、埼玉県南部:58→平均値:57

最近一週間では、52-59の範囲内での変動だった。
4/11に、半年振りに、44まで低下したが、その後は、高値安定が続いています。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル

このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;71日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

★★
岐阜県中津川市地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

今回の判定:
房総半島沖の5回目のスロースリップ103日後に相当する4/23前後の
鴨川観測点大気中ラドン濃度の変動を注目していたが、今のところ変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波


★★
3/6:房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲
4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。
4/17:房総南東沖-関東東方沖の大気重力波や、房総沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波
4/19:鳥島と八丈島の中間地点の遙か東方沖に大気重力波が広がっています。
4/22:夕方、八丈島周辺に大気重力波
4/23:早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生。房総半島南東沖にも大気重力波が広がる。

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
4/22と4/23に八丈島から伊豆鳥島を中心に大気重力波がみられた。

4/11、4/17、4/19、4/22、4/23と継続しています。

東日本大震災では、4/23報告でさらにまとめたが、
2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
       福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
(東日本大震災前13日です。)

2011/2/27のような現象が、 関東(房総半島)and/or東北さらに伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。
まだ、クライマックスには達していない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、
上記5項の予想震源域上空の大気重力波が4/22と4/23に発生した。

全体としては、愛知県西部と首都圏のラドンがややリバウンドしていることにより、
臨界点(地震発生)に向け、わずかに後退した。一進一退が続いています。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。


次のモニタリングは、5/4(日)予定です。


震源域の想定1から3の間では、想定2と3(特に3)の可能性が高い。
4/20モニタリング時の記載をまとめますと、

想定3の地震の場合、4/9に詳しく報告したように、
慶長型地震となり、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波が予想される。

大津波警報が、
千葉県外房、伊豆諸島、相模湾1)、静岡県、愛知県外海、三重県南部、
和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島に
発令されると予想されます。

1)神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

過去の津波の記録から、地震発生後,
八丈島::15-34分後、千葉県館山市布良海岸(房総最南端):25-59分後、
静岡県伊豆から静岡市:30分-1時間12分後、
三重県南部尾鷲市::1時間17-42分後、和歌山県串本市::1時間7-43分後に
津波が到達すると予想します。

4/22に詳述したように、
国土交通省ハザードマップポータルサイト:津波ハザードマップ→こちら。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/viewer/index.html?code=4

津波ハザードマップは,
最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合に想定される
浸水の区域と水深を設定したもので、
マップには,津波浸水予測範囲や避難所,主な公共施設とその海抜,
主要道路などの位置などが、示されています。

どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)

また、震源域(波源域)が、八丈島に近くなれば、
津波の北限は、千葉県銚子の犬吠埼ではなく、福島県小名浜から宮城沖まで
達すると思われます。

地震の規模が、上記のM8.2-M8.4よりさらに大きく、M9に近いならば、
さらに、津波の被害は大きいと予想されます。
(前兆期間が著しく長く、大気中ラドン濃度の異常期間も著しく長い。
M8.5以上の地震規模も予想される。)

   
 14/
4/26
5:52
 ◎観測者仲間の観測観察
○青森八戸
水位-1cm
ラドンの急上昇と久しぶりの水位低下で、何か捉えたかもしれません。

○仙台;大気中ラドン濃度
2号機の過去最高値となる36bqを一時的に記録しました。
当観測点で昨夏に1号機が記録した最高値37bqに迫る値です。

★★
4/11,4/12,4/14、4/17,4/18、4/21と報告しました。
「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」

やはり、新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察されます。

これに関連して、仙台のラドン濃度も上昇していると考えられます。
   
 14/
4/25
5:37
 4/24は、静穏な動きで、新たな前兆はなかった。

本サイト環境自然などなんでも掲示板
[31623] 4月24日のTEC Map 動画 Name:Zebra

NASAのGPS/TECマップでは、Zebraさんが指摘されたように、
「「午後7時頃に赤い部分が通り過ぎる時に
小笠原付近に赤い部分が少し取り残されるようにありました。
夜なので太陽の影響ではないと思うのですが。」」

TECマップ動画を見ると、確かに、ご指摘の現象がみられます。
西之島の噴火活動を捉えているのか、わかりませんが、
注目される現象です。

オーストラリア版はVertical TECなのですが、
継続して、南太平洋と台湾付近で、TEC値が高い現象が見られます。


 14/
4/24
5:55
 ○震央上空の電離層全電子数:GPS/TEC:続き
昨日報告した3項のGPS/TECの文献のNASAのDiminitar ouzounov氏の
2011年以降の報告はないか、探してみました。

2012年のEMSEV(International Workshop on Electromagnetic Phenomena
Associated with Earthquakes and Volcanoes)が
静岡県の御殿場で、10月に開かれ、そこで、学会発表をされているようです。
こちら

この報告の中で、興味深かった部分を引用します。
Our results show that on March 8th, 2011

The GPS/TEC data indicate an increase and variation in electron density reaching a maximum value on March 8.

Starting from this day in the lower ionosphere
there was also observed an abnormal TEC variation over the epicenter.

From March 3 to 11 a large increase in electron concentration was recorded
at all four Japanese ground-based ionosondes,
which returned to normal after the main earthquake.

They reveal the existence of atmospheric and ionospheric phenomena
occurring prior to the earthquake,
which indicates new evidence of a distinct coupling
between the lithosphere and atmosphere/ionosphere.

Similar results have been reported before the catastrophic events
in Chile (M8.8, 2010), Italy (M6.3, 2009) and Sumatra (M9.3, 2004).

要点のみ和訳しますと、
(昨日報告したように)、上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となったのは
3/8(東日本大震災の3日前)だった。

3/3-3/11の期間中、日本の電離圏観測施設4箇所で、
(北海道稚内、東京国分寺、鹿児島山川、沖縄那覇)

非常に大きな電離層電子数の増加が見られ、地震発生後には、平常値に戻った。

このような、地震に関連する地圏 -大気圏-電離圏結合の実例は、
破壊的な地震である
2010年チリ地震M8.8、2009年イタリア地震M6.3、2004年スマトラ地震M9.3前でも
みられている。

自分なりの感想は、
私どもが、今行っているモニタリングでも、
「地震に関連する地圏 -大気圏-電離圏結合」を中心課題にしていますので、
その考えに間違いはないということと、、

スーパー巨大地震では、沖縄から北海道にいたるまで、
電離層の異変が4箇所同時に、9日間も連続しておこるんだということです。
さすがに、ものすごい異変が、全国で起こるんだなと再認識しました。


○本サイト空の掲示板4/23
No.33176 4月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、早朝から伊豆諸島に大気重力波が発生しています。
また、房総半島南東沖にも大気重力波が広がっています。

No.33178 4/23衛星画像
衛星画像からは、大きな変化は無いと思いました。
オホーツク海北部周辺に衛星画像ノイズ、小笠原諸島-奄美大島に欠測が見られます。
■特に気になる雲(なし)
■その他に気になる雲
・関東南部沖の波状雲
・鳥島-八丈島東方沖の波状雲

★★
引き続き、伊豆諸島の八丈島-鳥島を中心に、大気重力波が発生しています。
小笠原諸島-奄美大島の欠測が気になる点です(地震電磁気現象)。

   
 14/
4/23
5:36
 本日は、大きな変化もないので、
スーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理します。
(主として20120922報告の再掲)

現在、モニタリング中の房総沖巨大地震の発生時期予想を的確に見極めるためです。


1,東日本大震災前の地下水及び大気中ラドン濃度変動の概要

2011年日本地震学会;秋季大会;;A32‒09
東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について
長濱裕幸(東北大)・安岡由美(神戸薬大)・鈴木俊幸・本間 好(福島県医大)

東北地方太平洋沖地震の震央;三陸沖震央の凡そ南西150kmの福島市で、
2010年6月~2010年12月初旬まで、大気中ラドン濃度が増加した。

それに同期して、
本州中部地方の福井県大野市地下水中ラドン濃度が、
6/14、7/14、10/4、10/9に、極めて大きな変動を示した。

福井県大野市から約100km南南東の愛知県西部のレモン愛知さんの大気中ラドン濃度は、
福井県大野市で最後にウルトラ異常値を観測した10/9の8日後にあたる
10/17頃から顕著に上昇し、
11/15に91ベクレルを観測し、その後急降下し、12/29には、20ベクレルとなった。

その後、概して、上記三者は停滞期間;静穏期にはいり、
東北地方太平洋沖地震発生までの約3カ月間、静穏期間だった。


2,東日本大震災前の衛星画像解析;本サイト2012/01/10報告

1)大気重力波やさざ波雲の発生回数
2011/2/1以降地震発生までの41日の間に、東日本に、21回発生しています。
西は福井、東は、北海道までです

大気重力波やさざ波雲は、地表面の振動(微振動)で発生すると考えられています。
本サイト;地震予想の基礎その2→こちら。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase7/ikase7kiso2.html

2)東北地方から関東の大気重力波とさざ波雲
東北全域に広がるような広範囲な大気重力波又はさざ波雲は、
2/3,2/16,2/19,2/27,3/2,3/4,3/9の合計7回発生しています。

特に、2/27が鮮明なさざ波雲が、東北全域に発生しています。

3)福島周辺
41日間の前兆で、特に目立つのが、福島周辺です。
(上記の大気中ラドン濃度の変動報告も、福島市観測です。)

2月7日;;福島周辺にはさざ波雲。
2月10日;;朝から夕方まで、福島から沖まで大気重力波。
2月14日;;福島の周辺で狼煙雲。
2月27日;;福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
3月4日;;新潟・長野北部・群馬・栃木・福島のエリアに、さざ波雲崩れのような大気重力波。

4)誘発大地震もきちんと前兆が現れていた。
3/12;長野県北部;M6.7;最大震度6強、
3/12;秋田県沖;M6.2;最大震度4、
3/15;静岡県東部地震;M6.4;最大震度6強;富士宮市
これら誘発地震とされた、大地震もきちんと衛星画像に前兆が出現していました。

3/12;長野県北部地震;M6.7→2/17、2/25、3/4、3/6
3/12;秋田県沖;M6.2→2/6、3/5
3/15;静岡県東部地震;M6.4→2/19、3/5


3,上空の電離層全電子数:GPS/TEC:2012/6/26、2012/8/19報告
Diminitar ouzounov et al(2011)
Atmosphere-Ionosphere Response to the M9 Tohoku Earthquake Revealed
by Joined Satellite and Ground Observations.
Preliminary results
Earth Sci (2011)24: 557-564

この文献のFigure4のBからわかるように、
3・11の13日前の2/26から徐々に、TEC値の異変が始まり、
3/8に最大になっていることがわかります。


★★
上記の大きな3つの地震前兆をまとめますと、
まず、
◯大気中ラドン濃度→大きく上昇、下降、次いで停滞期間(静穏期)

◯ラドン濃度が、停滞期間にはいる前後(東日本大震災では、停滞期間突入40日後)から
衛星写真で、大気重力波が頻繁に出現→地表面の微振動が頻発していることがわかる。

◯大気重力波がさざ波雲に変わる頃から、
上空の電離層全電子数:GPS/TECに変化が生じ始める。
2/26-2/27です。

空の掲示板9088//2月27日;;
午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。福島には、鮮明なさざ波雲。

◯前兆現象のクライマックス→3/8-3/9です。
上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となる→3/8

空の掲示板9143//3月9日;;
やはり東北沖に広範囲に大気重力波が発生しています。
ノイズもみられ海岸沿いに沸立つ雲が見られました。

また、房総半島周辺にも小規模の波状雲と無数の帯状雲が見られます。
遙か東方沖には整列雲が見られます。

まとめますと、
同じスーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理した。

◎大気中ラドン濃度→大きく上昇、下降、次いで停滞期間(静穏期)

◎ラドン濃度が、停滞期間にはいる前後(東日本大震災では、停滞期間突入40日後)から
衛星写真で、大気重力波が頻繁に出現

◎大気重力波がさざ波雲に変わる頃から、
上空の電離層全電子数:GPS/TECに変化が生じ始める。
2/26-2/27です(凡そ地震発生2週間前)

◎前兆現象のクライマックス(凡そ地震発生3-4日前)
上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となり、震源域に広範囲に
大気重力波が発生。
衛星画像ノイズ(地震電磁気現象)。海岸沿いに沸立つ雲(地温上昇を表す)。


ラドン濃度のモニタリングで、減衰収束
       ↓
衛星写真での現象雲
       ↓
上空の電離層全電子数:GPS/TECの変動(大気重力波がさざ波雲に変わる頃)


この流れを基礎にして、
超難しいスーパー巨大地震発生時期の予想をしていきたいと思います。

よく言われるのが、
被害地震は、その前兆の痕跡を残す。
でも、その次の被害地震では、姿を変えて、カモフラージュする。
前の前兆と全く同じことはない。

再度、心に刻んで、判断を間違えないようにしたいと思います。
   
 14/
4/22
5:08
津波ハザードマップ

○津波ハザードマップとは、
津波ハザードマップは,「津波防災地域づくりに関する法律」に基づき,
最大クラスの津波が悪条件下で発生した場合に想定される
浸水の区域と水深を設定したものです。

「何としても人命を守る」という考えのもと,
避難を中心とした津波防災地域づくりを進めるために作成されています。

 マップには,津波浸水予測範囲や避難所,主な公共施設とその海抜,
主要道路などの位置などが、示されています。

○国土交通省ハザードマップポータルサイト:津波ハザードマップ→こちら

このポータルサイトの右側の欄で、
地方選択をします。
次に、都道府県選択をします。

そうしますと、左側のマップに、該当する都道府県の市町村図が出てきます。
緑が、ハザードマップインターネット公開市町村。
黄緑が、ハザードマップ公表市町村。

地図の上に、マウスのカーソルを持っていくと、カーソルの横に、その市町村名が表示されます。
クリックすると、該当する市町村の津波ハザードマップのページに移動します。

同時に、右側の欄の最下段に、ハザードマップ情報が表示されます。
ハザードマップの担当部署と電話番号が表示されます。

黄緑のハザードマップ公表市町村は、マップは作成されているが、
インターネットで公開されていません。

そのため、上記の市町村の担当部署の電話番号まで、連絡して、その地図の
入手方法を問い合わせてください。

関東から九州まで、このポータルサイトを利用して、全体をみてみました。
凡そ9割の沿岸部の市町村で、津波ハザードマップが作成されているようです。

ぜひ、4/20のモニタリングで、 大津波警報が予想される地域:
千葉県外房、伊豆諸島、静岡県、(神奈川県)、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、
徳島県、高知県、
宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島

にご本人、家族、親戚、友人、知人がお住まいの皆様は、マップを見られて、

どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)



○気になっていた八丈島は、ポータルサイトに記載されていなかったので、
探してみました。

八丈町:災害対策→こちら

八丈島津波防災マップが公開されています。
マップの右上欄に過去の津波の状況が記載され、そこには、慶長地震による津波
10-20mも記載されていました。

慶長地震も踏まえて、津波避難場所、避難所が指定されています。
また、全世帯に津波防災マップが配布されているようです。
マップもわかりやすく、八丈町の関係者の皆様に敬意を表します。


○ 予想する房総沖巨大地震で、最も可能性がある想定
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯
で、巨大地震が発生したらどうなるか、

まず、予想する巨大地震は、津波地震になると推察します。
もし、震源が、伊豆鳥島周辺であれば、東京から580kmもはなれています。

静岡から、関東、東北では、震度4-5程度で、1605年の慶長地震と同じく、
地震動による被害は少ないと思われます。

(もし、震源が、さらに北の八丈島東方沖であれば、関東に近いので、
最高震度は5-6程度になるかもしれません)

また、伊豆小笠原海溝の地震では、
西日本に比べ東日本でより強い揺れの範囲が広がることが多いです。
これを異常震域と呼びます。

そのため、「たいしたゆれではないやーー」あるいは、
「ほとんどゆれない」(愛知以西)地域に、
巨大津波が襲うことになります。

地震波の大きさから決めた地震の規模(マグニチュード)に比べ、
津波がはるかに大きな地震は「津波地震」と呼ばれています。

1896 年の明治三陸地震が代表例です。
最大震度は、4だった。
しかし、各地の震度は2- 3程度であり、
緩やかな長く続く震動であったが誰も気にかけない程度の地震であった。
地震による直接的な被害はほとんど無かった。

しかし、海抜38.2mを記録する津波が発生し、甚大な被害を与えた大津波が発生し、
2万人を超す犠牲者が出た。

たいしたゆれではないやーー」又は、「「ほとんどゆれない」(愛知以西)から、
どうしても、油断して、初動が遅れます。

携帯で、緊急地震速報が受信できるように設定しておきましょう。
また、地震発生後は、携帯がほとんどつながらなくなります。

携帯用の小さなラジオがあると、何かと便利です。


◎観測者仲間の観測観察:4/21

○神奈川県相模湾;;鈴落下装置  
21時気がついたら落下していました。でもなかなか浮きません。。。

○仙台;大気中ラドン濃度
2号機は大きくリバウンドし、2号機の過去最高値となる30bqを一時的に記録しました。

★★
仙台のラドンが上昇している点が気になります。

   
 14/
4/21
5:15
 ◎本サイト空の掲示板
○No.33146 昨日の夕方の空 投稿者:ゆー@新潟 投稿日:2014年04月19日 (土)

雲の「収束先は飯豊山方面の様に見えました」

4/11,4/12,4/14、4/17,4/18と報告しました。
「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」

やはり、新潟・福島・山形の県境周辺が震源地と推察されます。


○No.33151 4月19日愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像は、本日も種子島周辺として、大気重力波が見られます。
こちらも、中規模以下の地震が予想されます。

★★
本サイト環境自然など何でも掲示板
[31561] 山川観測点でEスポ4/20 Name:タバサ@千葉県 2014/04/20(日) 23:42
電離層異常ですが、単発のEスポが山川観測点(鹿児島)で2回。
特に2回目は夜間であり、地殻由来要因が大きい可能性があり、
イオノグラムを見ても注意が必要かと思いました。

九州の伊予灘から、豊後水道、日向灘、種子島東方沖で
中規模以下の地震が予想されるようです。


   
 
14/
4/20
5:41
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6、4/13
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、
黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
レモンさんのラドンが、再び、濃度上昇し、最近値では、73ベクレルとなった。
東京練馬の同日観測値:71ベクレルと同じ濃度範囲です。
リバウンド中です。


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値4/19は50です。
東京練馬:71,東京渋谷:33、東京新宿:48、埼玉県南部:48→平均値:49

最近一週間では、50-54の範囲内での変動だった。
4/11に、半年振りに、44まで低下したが、その後は、高値安定です。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ2011/10/25-11/8終了の103日後)
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;64日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

★★
岐阜県中津川市川上観測点:観測期間14年間

地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

当面は、房総半島沖の5回目のスロースリップ103日後に相当する4/23前後の
鴨川観測点大気中ラドン濃度の変動を注目しています。

今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波


★★
3/6:、房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26,3/29 相模湾-房総南方沖のさざ波雲
4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。
4/17:房総南東沖-関東東方沖の大気重力波や、房総沖-八丈島東方沖の弱い大気重力波
4/19:鳥島と八丈島の中間地点の遙か東方沖に大気重力波が広がっています。

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
4/17と4/19に八丈島から伊豆鳥島を中心に大気重力波がみられた。

4/11の現象が最も顕著だったが、4/19の現象も大きかった。

東日本大震災では、2012/1/10報告でまとめています。
2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
       福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
(東日本大震災前13日です。)

2011/2/27のような現象が、 関東(房総半島)and/or東北さらに伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。
まだ、クライマックスには達していない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、
上記5項の予想震源域上空の大気重力波。

4/11の現象が最も顕著だったが、4/19の現象も大きかった。
鳥島と八丈島の中間地点から、伊豆鳥島周辺上空が活発だった。

全体としては、愛知県西部と首都圏のラドンがややリバウンドしていることにより、
臨界点(地震発生)に向け、
わずかに後退した。一進一退が続いています。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、4/27(日)予定です。


震源域の想定1から3の間では、想定2と3の可能性が高い。

想定3の地震の場合、4/9に詳しく報告したように、
慶長型地震となり、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。
もし、現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波

予想されます。

4/16報告したように、
大津波警報が、
千葉県外房、伊豆諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、
宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島に
発令されると予想されます。

相模湾については、神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」の記述によれば、
「「神奈川県内に津波の記録は残っておらず、痕跡等の史料は乏しいが、
本県に対し最大規模の津波を生じる可能性があるため対象とする」」と記載されている。

震源域(波現域)が、須美寿島(八丈島の南175km、伊豆鳥島の北110km)周辺であれば、
4/19報告のとおり、津波到達時間は、
八丈島:34分後、、三宅島:47分後、、神津島::51分後、、伊豆大島::53分後
千葉県館山市布良海岸::59分後。
南伊豆、、1時間12分後、、三重県南部尾鷲市::1時間42分後
本州最南端和歌山県串本市::1時間43分後

もし、震源域(波現域)が、さらに175km北上し、想定2の八丈島東方沖であれば、
八丈島:15分後、千葉県館山市布良海岸::25分後、静岡市清水港::48分後、
三重県南部尾鷲市::1時間17分後、和歌山県串本市::1時間7分後に、
最大津波が到達する。
(さらに、津波は北上して、福島県小名浜に凡そ40分後に到達した。)
(1972年12月4日八丈島東方沖地震について、気象庁地震活動計測センターによる)

上記二つの想定により、地震発生後
八丈島::15-34分後、千葉県館山市布良海岸(房総最南端):25-59分後、
静岡県伊豆から静岡市:48分-1時間12分後、
三重県南部尾鷲市::1時間17-42分後、
和歌山県串本市::1時間7-43分後に
津波が到達すると予想します。

上記大津波警報が発令されると予想される地域の皆様は、
該当地域の皆様は、お住まいの市町村のホームページで、
津波ハザードマップをみられて、どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)


八丈島や三宅島以外では、 津波が到達する時間が早くても30分程度ですので、
日ごろの津波避難訓練が十分にできていれば、
あわてないで、すむものと思われます。

また、震源域(波源域)が、八丈島に近くなれば、
津波の北限は、千葉県銚子の犬吠埼ではなく、福島県小名浜から宮城沖まで
達すると思われます。

地震の規模が、上記のM8.2-M8.4よりさらに大きく、M9に近いならば、
さらに、津波の被害は大きいと予想されます。
(前兆期間が著しく長く、大気中ラドン濃度の異常期間も著しく長い。
M8.5以上の地震規模も予想される。)

   
 14/
4/19
6:10
 ◎2014/4/18:メキシコ、ゲレロ州:M7.2
○概要
18日23:27頃、中米メキシコ・ゲレロ州を震源とするM7.2の地震が発生しました。
震源の深さは、24kmでした。メキシコシティの南西265kmが震源だった。

ロイターによると、
メキシコシティでは、大きくビルが揺れ、人々は、道路に飛び出した。
今のところ、深刻な被害はない。


○メキシコの地震と伊豆鳥島近海地震の不思議な関係

1、メキシコの地震活動
メキシコは、中央アメリカ海溝(Middle America Trench)が沖合の近くにあり、
地震活動は活発な地域です。

上記のロイター伝によると、

A devastating 8.1-magnitude earthquake in 1985 killed thousands of people in Mexico City.
In March 2012, a 7.4 magnitude quake hit Mexico but did not cause major damage.

1985/9/19:M8の内陸直下型巨大地震はメキシコシティで発生し、
9500人の方がなくなり、3万人の方がけがをした地震でした。

2012/3/20:M7.4の内陸直下型地震がメキシコオアハカ州で発生した。
同じく、2012/4/11:M6.5の内陸直下型地震がメキシコミチョアカンで発生した。


2、伊豆鳥島近海地震
○1985年のメキシコ巨大地震の前の年、1984年、
伊豆鳥島では、大きな地震活動が発生した。
1984年
3月6日 - M 7.6 鳥島近海で発生。最大震度 4、深さ452km。死者:1名 負傷者:1名
6月13日 - M 5.9 鳥島近海で発生。この地震は津波地震となった。

○メキシコで、2回の内陸直下型地震が発生した2012年。

2012年1月1日 M 7.0 鳥島近海で発生。震源の深さ約397 km、
東北地方・関東地方の広い範囲で最大震度4が観測された。
地震発生後、東北新幹線などが一時運転を見合わせ、高速道路の一部区間が不通となった。

このように、メキシコで地震活動が非常に活発化した1985年と2012年。
伊豆鳥島でも、地震活動が非常に活発化した。

特に、1984/6/13:鳥島近海:M5.9の地震は特徴的だったので、詳述します。

伊豆諸島の須美寿島(ベヨネース列岩と伊豆鳥島の中間の島)西側の伊豆・小笠原海嶺から
波源域の長さ推定25kmの津波が発生した。
八丈島の八重根漁港で130cmから150cmの津波が観測されるなど、
伊豆諸島や房総半島から四国にかけて津波を観測した。

津波マグニチュードは 7.3 と地震規模に比較して
津波の規模が異常に大きな津波地震であった。

当時の観測記録のなかで、最も小さいマグニチュードで津波を発生させた地震であった。
通常、M6程度の地震で、津波が発生するのは、大変珍しいです。


羽鳥徳太郎. “1984年6月13日鳥島近海地震による特異な津波
東京大学地震研究所彙報 60(1), p87-95, 1985

非常に参考になりますので、その文献の表1に示された津波の到達時間を示します。
(ずっと探していました。鳥島近海地震で津波が発生すれば、
どのくらいの時間で、津波が沿岸部に到達するか、知りたかった)

八丈島:34分後、、三宅島:47分後、、神津島::51分後、、伊豆大島::53分後
千葉県館山市布良海岸、、59分後。
南伊豆、、1時間12分後、、三重県南部尾鷲市::1時間42分後
本州最南端和歌山県串本市::1時間43分後


津波の伝播する速度は水深と波高により決まる。
水深に比べて波高は問題にならないくらい小さいので、
外洋での津波の速度は、重力加速度に
水深を乗じた値の平方根にほぼ等しい。

つまり、地震の規模は伝播する速度に影響を与えませんので、
現在予想する房総沖巨大地震で、
最も可能性がある想定
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯
で、巨大地震が発生したら、どの程度の時間で、津波が到達するかということを
知る上で、参考になります。

特に、千葉県館山市布良海岸で59分後、南伊豆で1時間12分後
に津波が到達することを知ることができたことは大きいです。

でも、やはり、八丈島では、34分後に津波到達というのは、避難するのは、きついです。

上記の地震では、八丈島の八重根漁港で130cmから150cmの津波が観測されが、
幸い、津波の発生が、干潮時だったので、死傷者はなかったそうです。


◎観測者仲間の観測観察:4/18
○東京葛飾:冷蔵庫の磁石
東西方向キティ…1cmー1.5cmずり下がりました。

○東京大田区 金属球落下装置:
さきほど0時に、南北方向で1個落下していました。
(通常時4→3)
そのまま、復帰できました。

★★
首都圏で、昨日の茨城県南部震度4地震以降も、中規模程度の地震はまだ
上記の観察から予想されるようです。

   
 14/
4/18
6:04
 本日は、特に大きな動きはなかった。

本サイト空の掲示板
○No.33127 4月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA 投稿者:レモン@愛知
新潟周辺では、波状雲が現れています。

★★
昨日も報告した、
「新潟:佐渡から福島会津地方、山形県方面」での地震前兆が続いていると思われます。

また、報告します。

   
 14/
4/17
5:51
 ◎本サイト空の掲示板:4/16

○No.33123 4/16衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
■特に気になる雲
・新潟付近を中心に、富山湾-新潟-東北南部の大気重力波

○No.33127 4月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA 投稿者:レモン@愛知
衛星画像からは、新潟に大きな未完成さざ波雲が見られる。
佐渡島南部沖には、大気重力波が見られる。

4月11日に4本の整列雲が見られました。1本8.5㎞でした。
これの延長現象かと感じております。第4週が要注意かな。

★★
「「新潟付近を中心に、富山湾-新潟-東北南部の大気重力波」」

4/11,4/12,4/14と報告しました。
「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」


2012/2/8:佐渡付近:M5.7:震度5強

本サイト山形県村山地方観測点:大気中ラドン濃度観測
2012/1/19:92ベクレル
2012/2/6:34ベクレルまで低下。

その2日後に、佐渡付近:M5.7:震度5強が発生していますので、
山形県村山地方観測点の大気中ラドン観測は、新潟方面の地震前兆も
捕らえていると思われます。

本観測点は、その後、70-83ベクレルの濃度範囲(4ヶ月間)を2回繰り返し、
最近、4/14以降、21ベクレルという、本サイトの最低濃度域を観測。
終息域です。

「「強い内陸直下型地震;M6クラス」」
新潟:佐渡から福島会津地方、山形県方面ではないかと推察します。

ご注意ください。

   
 14/
4/16
5:36
避難の新指針 市町村支援強化を
NHK NEWSweb 4月15日 18時44分
(引用開始)
災害のおそれがあるときに市町村がどのように避難を呼びかけるべきかをまとめた
国の新たなガイドラインについて都道府県を対象にした説明会が開かれ、
内閣府は、避難勧告などの基準作りや判断などに際して
市町村への支援を強化するよう求めました。

内閣府は、災害時に避難の呼びかけが遅れる事態を防ぐため、
今月、市町村が避難勧告や指示などをどのような基準で発表すべきかをまとめた
避難のガイドラインを9年ぶりに見直し、

土砂災害と津波については、ことしの梅雨の時期までに
避難勧告などの暫定的な発表基準を作るよう全国の市町村に求めています。
(引用終了)

★★
予想する房総沖巨大地震で、
最も可能性がある想定
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯
で、巨大地震が発生したら、どのような警報がどの地域に出されるか、

同じ地域である伊豆・小笠原海溝の父島近海で、
2010/12/22::2時20分頃に発生したマグニチュード 7.4の
大地震の例で説明します。

父島は、上記伊豆鳥島の400km南です。

1、震度
【最大震度4】東京都小笠原村(おがさわらむら)で震度4を観測したほか、
関東地方を中心に、北海道の一部から中部地方にかけて震度2~1を観測しました。


有感地震を感じた西の端は、静岡清水町です。
愛知県以西では、揺れを感じなかった。
この現象は、伊豆小笠原海溝で、地震が発生すると、よくみられる
「異常震域」と呼ばれる現象です。

1605年に発生した慶長地震でも、京都は揺れを感じなかった。

2、津波警報と津波注意報
津波警報 小笠原諸島(22日02時28分発表)::地震発生8分後

津波注意報
伊豆諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、
宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島
(22日02時28分発表)::地震発生8分後

気象庁:平成22年12月22日02時20分頃の父島近海の地震について
こちら


4/13の房総沖沖巨大地震で報告したように

地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波

予想されます。

どの地域も、津波の高さは、3m以上です。
今の気象庁の区分では、3m以上の津波が予想される場合には、
大津波警報が発表されます。

上記の父島地震M7.3に、津波注意報が発表された地域では、
予想する巨大地震が発生したら、大津波警報が発表されると推察されます。


今回の予想震源域が伊豆鳥島周辺で、400km北ですから、
津波の発生区域も北上します。

その結果、上記以外に、外房地域にも、大津波警報が発表されると推察します。


3、実際の津波の観測値→こちら
父島:22日3時11分(津波発生49分後)::22cm
高知県土佐清水:22日5時22分(津波発生122分後)::15cm
鹿児島県南大隅町:22日5時19分(津波発生119分後)::15cm


震央に最も近い父島で、津波発生49分後、
高知や鹿児島では、津波発生凡そ2時間後に、津波を実測しています。

1605年の慶長地震でも、4/5に報告した表で、津波の到達時間が、記載されているのは
徳島県鞘浦(現海陽町)で、16日亥刻(21時)とされています。

地震発生は、20時ですから、徳島には、凡そ1時間後に大津波が到達したことになる。


○ 2010/12/22父島近海大地震から得られる教訓

予想する房総沖巨大地震で、最も可能性がある想定
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯
で、巨大地震が発生したらどうなるか、父島大地震から想定する。

まず、予想する巨大地震は、津波地震です。
静岡から、関東、東北では、震度4-5で、1605年の慶長地震と同じく、
地震動による被害は少ないと思われます。

そのため、「たいしたゆれではないやーー」あるいは、
「まったくゆれない」(愛知以西)地域に、

巨大津波が襲うことになります。
これが、津波地震のこわいところです。

外出していて、全く情報が入らず、揺れも感じなかったら、油断してしまいます。
毎週日曜のモニタリングで、地震発生危険度が、黄色の点滅又は赤になったら

携帯用の小さいラジオを、身につけておきましょう。

津波が到達する時間は、凡そ1時間後。
まさかの事態を考えても、巨大地震発生から30分後に津波到達になると思われます。
(八丈島は例外)。

東海地震や南海地震などの南海トラフの巨大地震では、
地震発生後、すぐに、巨大津波がきますが、
今回は、30分は時間がありますので、
日ごろの津波避難訓練が十分にできていれば、
あわてないで、すむものと思われます。


◎4/15の観測観察から
1、本サイト環境自然など何でも掲示板:
[31496] 日本上空におけるTEC値 4月15日 修正 Name:子牛 2014/04/15(火) 20:15

日本上空における最新4日間のTEC値 修正されました。
緯度29°非常に大きく上昇しました、117TECUです
33°でも75TECUに上がっています。

★★
4/14に報告した最近3ヶ月間のTEC
台湾周辺上空のTEC値が高い、この対応地震が未発です。
上記緯度29度は沖縄本島の緯度です。
(緯度29度以南のTECの観測値は、公表されていません。)
117TECUは表示に高い値です。

台湾周辺の地震が懸念されます。

2、本サイト宮城県仙台市大気中ラドン濃度観測
観測2号機が、観測以来の最高値に近い値を4/15に観測した。

★★
4/11,4/12、4/14と報告した、南東北の地震前兆。
その一環だと思われます。


3,本サイト東京葛飾観測点
水位低下…朝ー4cm,夕方から夜(報告時まで)ー1.5cm。

直下型西…朝4連→夜7連になりました。
23時半ごろにクリップ交換したので、今日の富士五湖ではないです。まだ発震あると思います。
7連は全ての磁石装置で初です!(゚Д゚;)

昨日の磁石の様子では南側が気になってましたが、
今日の観測結果では西から北が気になります。

   
 14/
4/15
5:16
 ◎岐阜県飛騨市神岡地下水中ラドン濃度の小さな上昇
○概要
4/14:未明の2時ごろ、一時的に地下水湧出量が枯渇し、直後に、
地下水中ラドン濃度が、小さく上昇しています。

同様な小さな上昇は、同観測点で、4/4:15時ごろに発生した。
翌日、4/5に岐阜県美濃中西部と美濃東部で、M3.1-M3.9の有感地震が発生した。

○考察
4/4のラドンの小さな上昇時には、地下水湧出量の変化はなかったが、
今回は、地下水の変化も伴ったので、やや大きな変化です。

前回4/4,4/5よりも、やや大きな地震が懸念される。

岐阜県美濃中西部と美濃東部の地震は、東日本大震災の5ヶ月前の
2010年10月頃から活発化した。
その活動は、2011/2/27の岐阜県飛騨市の群発地震がピークとなった。

本サイト空の掲示板で、レモン愛知さんの方位磁石の東偏角。
4/14から始まり、上記の飛騨の地下水中ラドン濃度の上昇と
同期しています。


本サイト空の掲示板No.33085
4月12日愛知西部の観測と衛星画像NASA


衛星画像からは、千島列島南部の択捉島周辺で、大気重力波やレンズ雲帯が見られます。
また、北九州の北西沖に、広範囲の大気重力波が広がっています。
こちらも注視する必要あり。

★★
北九州の広範囲の大気重力波。
これが大変気になる点です。

本サイト山口県西部観測点:もぐりんの潜行現象が
3月14日伊予灘M6.2地震の一週間前から始まり、継続して
今も続いています。

昨日報告したように、
3月14日伊予灘M6.2地震は、
2/3から活発化したフィリピン海プレート西縁の地震活動のシンボルのような地震だった。

本サイト山口県西部観測点:もぐりんの潜行現象も未だ続いていることは、
まだ、予断を許さない現状だと思われます。

ただ、同じ地域の福岡市観測VLF帯ノイズレベルは
今のところ、通常の変動範囲内ですので、今のところは、
前回の3月14日伊予灘M6.2地震を上回る地震前兆は見えません。
また、報告します。

   
 14/
4/14
5:31
◎新妻地質学研究所:
速報53)精査後初動発震機構解震源の公開・伊予灘地震と2014年4月の地震予報

2014年4月8日 発行→こちら
最後の、まとめになっている部分のみを引用します。

(引用開始)
今後,西南日本の地震活動の拡大と活発化が予想されるので,警戒が必要である.
他の海溝域の活動度は,東日本大震災前の水準以下に低下しているが,
大地震の準備期間とも考えられるので,警戒が必要である.
(引用終了)

★★
フィリピン海プレート西縁の地震活動は,
台湾南方のマニラ(ルソン)海溝で発生した2014年2月3日の地震から活発化し、
北方に震源域を拡大しています。

新妻先生の上記解析では、
3月14日伊予灘M6.2地震も、その活発化の中で発生したと解析された。

上記の引用のうち、
他の海溝域とは、千島海溝域,日本海溝域,伊豆・小笠原海溝域のことです。
これらの地域の著しい地震活動の静穏化は、3ヶ月連続しています。

昨日モニタリングした、房総沖巨大地震のうち、
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯

これらは、伊豆・小笠原海溝域に該当します。

新妻先生も、
「大地震の準備期間とも考えられるので,警戒が必要である」と
締めくくられた。


◎4/13:18:16:福島県沖 M4.9 震度4
4・11,4・12と報告した、南東北の地震前兆。
その一環だと思われます。

本サイト宮城県仙台市観測点の大気中ラドン濃度観測:4/13
[増加傾向はピークに到達した感があります。 ]

また、本サイト青森県八戸市観測点の大気中ラドン濃度観測。
最近のピーク値:4/1の113ベクレルから
4/12の71ベクレルに低下した。
42ベクレルの濃度低下です。

その前のピーク値:3/19:135ベクレル→3/27:77ベクレル。濃度差:58ベクレル
対応地震:7日後の4/3:岩手県沿岸南部:M5.3:最大震度4

今回は、前回の濃度差より小さいですが、
中規模な地震は、おきやすい環境であると判断します。


オーストラリア版 TEC Map 20140101~20140401 23時
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[31271] 4月2日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら

チリ沖巨大地震の解析時に、最近三ヶ月間のTECマップの世界時23時の
マップのみを連続三ヶ月間、つないで動画にしてくれています。
こちら

パプアニューギアからインドネシア付近、台湾付近の上空の
TEC値が高くなっていることがわかります。

パプアニューギアでは、4/11に、M7.1とM6.5の地震が発生しました。
その東側のソロモン諸島では、4/13に、M7.6とM7.1の地震が発生しました。

残りは、台湾付近です。

八重山諸島南方沖:M8.5:2019±5年(木村政昭氏予想:4/4詳述)
丁度、この領域が台湾東方沖に当たります。

   
 14/
4/13
5:49
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30
2014/4/6
に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5、4/9詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
全く変化なし


2、予想震源域近郊の観測点→
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値4/12は49です。
東京練馬:54,東京渋谷:37、東京新宿:46、埼玉県南部:60→平均値:49

最近一週間では、44-59の範囲内での変動だった。
4/11に、半年振りに、44まで低下した。
やや、濃度は減衰傾向です。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
(房総沖4回目のスロースリップ終了の33日後)
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;57日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

★★
岐阜県中津川市川上観測点:観測期間14年間

地下水の枯渇現象が2ヶ月を超えたのは、14年間の観測のうち
2011/9/23-2012/2/9の4ヵ月半だけです。

上記、2011年12月からの南房総鴨川観測点のウルトラ濃度異常の
開始2ヶ月前から岐阜中津川の地下水枯渇は始まっています。

今回と全く同じ状況です。

今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
3/6:、房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3・22に続き、発生。
3/26 相模湾沖-房総南方沖のさざ波雲
3/29 相模湾周辺-房総南方沖のさざ波雲
4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波
4/9:八丈島-鳥島の大気重力波
4/10:八丈島東方沖-マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズ
4/11:伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生。


今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
4/9,4/10,4/11に、八丈島から伊豆鳥島を中心に
大気重力波又は、衛星画像ノイズがみられた。

地表面の微振動に由来する、さざ波雲発生のクライマックス::
房総南方沖だけではなく、首都圏陸域に
大規模に輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はまだない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、

上記2項の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値
4/11に、半年振りに、44まで低下したことが最も大きかった。
ただ、4/12には、反転上昇している。

全体としては、ラドンが低下したことにより、臨界点(地震発生)に向け、
わずかに前進した。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、4/20(日)予定です。


蛇足ですが、
震源域の想定1から3の間では、想定2と3の可能性が高い。
想定3の地震の場合、4/9に詳しく報告したように、

慶長型地震となり、巨大津波が
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島に至る太平洋岸に押し寄せる。

1605年に発生した慶長地震では、
津波被害による溺死者は約5,000人(1万人という説もある)。

現代の日本の人口は、江戸時代初期の7.53倍です。
もし、現代に、慶長型地震が発生すれば、
津波被害による溺死者は、3万7千人から7万4千人になる計算です。

東日本大震災による津波被害よりもはるかに大きい。

もし、地震の規模が、M8.2-M8.4で、震源域が伊豆鳥島周辺であれば、
八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波

予想されます。

慶長地震では、
津波は、八丈島から房総半島東岸、伊豆西岸では1.4kmほど遡上した。

浜名湖近くの橋本では戸数 100 戸のうち、80戸が流された。
渥美郡(愛知県豊橋市と田原市)、伊勢の浦(三重県伊勢市)でも大きな被害を受けた。

紀伊半島では、「稲村の火」で有名な広川(和歌山県広川町)で700 戸流失(1700 戸中)

四国では、
徳島県海部郡海陽町鞆浦では、波高約10m、死者100余人。
室戸岬では、波高6-8m、死者400余人
高知県安芸郡東洋町大字河内では、波高3-4m、死者350余人。

地震の規模が、上記のM8.2-M8.4よりさらに大きく、M9に近いならば、
さらに、津波の被害は大きいと予想されます。
(前兆期間が著しく長く、大気中ラドン濃度の異常期間も著しく長い。
M8.5以上の地震規模も予想される。

このクラスは、世界でも、strongest earthquakeと区別される地震です。
世界で、114年間に、17回しか発生していない)

相模湾は、神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」→こちら

該当地域の皆様は、お住まいの市町村のホームページで、
津波ハザードマップをみられて、どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練をいろいろな状況を想定して行われることを、お勧めします。
(例えば、通勤通学時、交通混雑時、就寝時)



   
 14/
4/12
5:46
○本サイト空の掲示板No.33069 4月11日愛知西部の観測と衛星画像NASA

衛星画像からは、新潟から佐渡島にかけて56㎞に4本の整列雲が発生。
幅にして1本約8.5㎞あります。宮城沖にまで、波紋の整列雲が見られます。
形は崩れていますが。
先日も中越で地震があったばかりです。再び、地震が予想されます。

★★
No.32856 3月23日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、佐渡島から新潟の内陸部に対して、さざ波雲が6本発生。
1本の幅が8.4㎞です。約100㎞に渡って発生しています。要注意です。

この対応地震が、4/8に発生した新潟県中越地方 M4.5 震度4です。

今回も、昨日述べましたように、南東北の日本海側を中心に、前兆があります。
その一環かもしれません。


○本サイト環境自然など何でも掲示板:
[31421] 地震の時間帯別発生状況について Name:漁師@三浦半島 New 2014/04/11

「「発生時間帯での偏りが顕著な場所は
北海道から青森沖、
房総から八丈島沖
滋賀から京都、
豊後水道から日向灘
の4つのエリアです。
特に滋賀と日向灘のここ半年の変化が顕著です。

主な要因は地球潮汐と、断層面の固着状況と応力変化と
思われます。」」

★★
上記4つの地域の内、三箇所
北海道から青森沖、
房総から八丈島沖
豊後水道から日向灘

M8クラスの弾性歪エネルギーが蓄積されていると考えれれている地域です。
4/4詳述しました。

ひずみが溜まっていると思われる地域では、
時間経過と共に地震発生時間帯の偏りがでてくるようです。

特に、2番目に関連して、本サイト空の掲示板で、

3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。

4/11
伊豆諸島の東側には波状雲が広がり、
鳥島北東はるか沖に大気重力波が発生しています。

最近半年間で見ても、
八丈島から伊豆鳥島の間が、最も、大気重力波が活発に発生している地域です。



   
 14/
4/11
5:40
 ○北関東、南東北、新潟県、長野県の地震前兆
○本サイト大気中ラドン濃度観測の
平均値、最高値、最低値:単位ベクレル:観測期間は、凡そ3年間
山形県村山地方::平均値:44、最高値:92、最低値:14
福島市:       平均値:14、最高値:45、最低値:2
栃木県那須地方::平均値:17、最高値:68、最低値:5
栃木県日光市 ::  平均値:25、最高値:67、最低値:8
茨城県北部 : :   平均値:14、最高値:32、最低値:2
茨城県南部 : :   平均値:19、最高値:38、最低値:5
新潟県新潟市 : : 平均値:14、最高値:34、最低値:2
長野県長野市: :  平均値:13、最高値:40、最低値:2

このように、山形県村山地方観測点が、平均値と最高値で、最も高い濃度を示しています。

次に、平均値で見ると、栃木県日光市観測点が続くのですが、
山形県村山地方観測点との差はかなり大きい。

その山形県村山地方観測点が、最近では、最も低いラドン濃度25ベクレルを
4/10夜に観測した。
2013/10/5の観測値:22ベクレル以来、凡そ半年振りです。

○その他の前兆
1、草津白根山の地震火山活動
3/29に報告したが、草津白根山の火山活動が活発化している。

草津白根山で火山活動が活発化したときは、
南東北、関東中越、伊豆諸島で、大きな地震活動が後続しています

2、本サイト空の掲示板
2014年以降、頻繁に、新潟から東方に至る地域で、大気重力波が発生している。

3、本サイト福島県いわき市観測点
方位磁石の東偏角::東に偏角して45日経過


★★
これらの点から、南東北(特に、山形県から福島県会津地方)で、
強い内陸直下型地震;M6クラスが発生するかもしれません。

ご注意ください
   
14/
4/10
5:16
 ◎本サイト観測者仲間の観測観察:4/9
○札幌
猫、朝から興奮。近場有感か遠距離大き目(M4.5以上)12日位迄。
最近興奮する日が段々増えて来ています。
大型が近づいて来ているのかも…。

○東京葛飾
今日、新島・神津島で2度、有感地震ありました。
昨夜の5連結果にしては対応発震が早いような?
葛飾区からみて南側(or南西)まだ揺れるかも知れません。

直下型東…4/6夜に4→6連になり、それの対応発震はまだないと思います。
4/8千葉東方沖M3.6 最大震度2ありましたが、直下型東6連の対応ではない気がします。

○奈良県橿原市
21:00現在、お鈴(鈴落下装置)7機の全部が落下中。

★★
首都圏:千葉、茨城、伊豆諸島北部方面は、まだ少し、ゆれるかもしれません。
被害地震ではないです。

関西圏(奈良、和歌山北部含む)は、震度1-2の地震が継続していますが、
今のところ、強い地震前兆は見えません、

   
 14/
4/09
5:48
 本日は大きな変化もないので、4/5,4/6と報告した
房総沖巨大地震モニタリング
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:慶長型地震の補足をします。

2013年10月31日09時18分 朝日新聞報道
「ほかに地震の巣はないか 大地震の「定説」見直す動き」

重要な部分のみ、抜粋引用させていただきます。

(抜粋引用開始)
政府や自治体が警戒する南海トラフや日本海溝など以外に、
大きな津波を起こす地震の巣はないのか。

東日本大震災の教訓から、定説に疑問を投げかける研究が広まっている。

南海トラフの巨大地震とされている
1605年の慶長地震は別の場所で起きたものではないのか。
伊豆・小笠原海溝は無警戒でいいのか。

○慶長地震「南海トラフではない」

 今月、横浜市で開かれた日本地震学会の秋季大会で、石橋克彦・神戸大名誉教授らは、
慶長地震は伊豆・小笠原海溝の巨大地震とする仮説を提唱した。

 慶長地震の津波の記録は各地に史料が残されているが、
西日本で揺れの記録がほとんどない。
繰り返されてきた南海トラフの他の地震とは違うタイプで、
揺れに対して津波が大きい「津波地震」とされてきた。

仮説をもとに、東京大の原田智也特任助教らは
伊豆・小笠原海溝で津波が起きると、各地でどれくらいの高さになるか試算した。

12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、
鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。


9月に秋田市で開かれた歴史地震研究会で、
地震予知総合研究振興会解析部の松浦律子部長も慶長地震について
「南海トラフの地震ではない」と発表した。

静岡大の生田領野(いくたりょうや)助教らは、
プレートの動く速度と過去111年間の地震計の記録などから、
エネルギーがたまりやすい場所を解析。
M9級の巨大地震を起こす恐れがあるのが日本近海も含めて17カ所あった。

伊豆・小笠原海溝について、
生田さんは「過去の地震のデータが少ないが、地震や津波があることを考えておく必要がある」と指摘する。
南西諸島(琉球)海溝もエネルギーがたまっている可能性があるという。
南海トラフは近年、大きな地震がなく、今回の解析の対象にならなかった。
(抜粋引用終了)


★★
ここから先は、私の意見です。
上記報告の中で、最も大事な部分は、
(伊豆小笠原海溝の)
12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、
鳥島の東側の100キロ四方の領域のM8・4程度の地震、海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。


また、この伊豆小笠原海溝には、過去111年間のデータの解析から、
M9級の巨大地震を起こす恐れがあるエネルギーが蓄積された領域であると、
静岡大の生田領野助教が指摘した。

他に、南西諸島(琉球)海溝もエネルギーがたまっている。


宇佐美竜夫(日本被害地震総覧、1995年)によれば、
慶長地震の津波は
千葉県銚子の犬吠埼から九州に至る太平洋岸に押し寄せ、
八丈島から房総半島東岸、伊豆西岸では1.4kmほど遡上した。

浜名湖近くの橋本では戸数 100 戸のうち、80戸が流された。
渥美郡(愛知県豊橋市と田原市)、伊勢の浦(三重県伊勢市)でも大きな被害を受けた。

紀伊半島では、「稲村の火」で有名な広川(和歌山県広川町)で700 戸流失(1700 戸中)、
津波は、阿波、土佐から、九州は大隅から西目まで襲来したらしい。

それに対し、
慶長地震の地震動による被害はわずかしか残されていない。
強い揺れを伴わない津波地震の典型のような地震だった。

房総沖巨大地震モニタリング
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:慶長型地震

この巨大地震が発生すれば、
慶長地震と同じように、
千葉県銚子の犬吠埼から九州に至る太平洋岸に津波が押し寄せ、
八丈島、外房、伊豆、東海道、志摩沿岸、紀伊半島西側、徳島、高知沿岸

大きな津波被害が懸念されます。

繰り返しになりますが、
該当地域の皆様は、お住まいの市町村のホームページで、
津波ハザードマップをみられて、どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練を行われることを、お勧めします。


(市町村の津波ハザードマップは、その地域で想定される最大の津波想定を
基準にして、浸水予想地域、浸水の深さを地図上に表記し、
津波避難場所を指定しています)


蛇足ですが、
その他の著名な津波地震は、
1896/6/15に発生した明治三陸地震です。
最大震度は4だったのに対し、38mの巨大津波で、21959人の方が犠牲になった。


   
 14/
4/08
5:05
 ○本サイト空の掲示板:4/7
No.33026 4月7日愛知西部の観測と衛星画像NASA
衛星画像からは、北海道東部から千島列島の国後・択捉島にさざ波雲が発生。
まだ、幅が小さいが、輪郭がしっかりしている。

No.33016 4/6衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
千島列島-日本の東に衛星画像ノイズが見られます。

★★
本サイト札幌ラドン観測点
猫、興奮有り。単発なら10日位迄に近場有感か遠距離大き目。
明日以降継続しそうな感じでした。
TV天気カメラで釧路の空に筋雲が出ていました。

国後・択捉島方面で、地震が発生しそうですが、
4/7のさざ波雲が単発か連続するのか。

単発ならば、大きな地震ではないと推察する。


○本サイト環境自然など何でも掲示板
[31346] コムシステム(株)提供、大気イオン観測 清澄山測定点 
高濃度は久しく出ていなかった房総・清澄山測定点で、4月7日、40000個/ccを記録。

★★
4/4と4/5に、:関東東方沖を中心に、大気重力波が出現していますので、
その現象に関連する、房総・清澄山の大気イオン上昇と考えれれます。

M5クラスの中規模地震が、千葉から茨城沖方面で、発生すると推察する。

   
 14/
4/07
5:48
 ◎世界の巨大地震の頻度とチリ沖巨大地震
木村政昭ホームページが4/6に更新され、
「2014年のチリ沖地震(M8.5)ー日本への影響は?」→こちら

自分なりに要約しますと、
東太平洋海膨(かいぼう)をプレートの拡大軸にして、
今世紀の巨大地震が、太平洋の西と東で交互に発生してきた。

これまではチリ付近の大地震後1-6年、平均4年後に
日本付近の巨大地震が発生しています。
すなわち、2015-20年(平均値では2018年)頃の
日本付近の地震に注意。

ただ、木村氏が「地震の目」から予想した地震発生予測年(4/4に報告)とは、
微妙な違いがあり、今後の観察が必要とした。


ここから先は、自分の意見です。

USGS:米国地質調査所が、公開している地震の規模別の発生頻度→こちら
1900年から2013年までの統計です。

地球上で、M8以上の巨大地震が1年間に発生する頻度は、平均1回です。
2000年以降をみますと、
1年間の巨大地震発生回数は、それぞれ1,1,0,1,2,1,2,4,0,1,1,1,2回となります。

2000年以降の平均では、その頻度は、1.3回となり、
最近13年では、世界の地震活動はやや活発化していることがわかります。

ただ、2007年のように、1年間に、世界で、巨大地震が4回も発生したことがありました。

2007/1/13:千島列島東部沖:M8.2
2007/4/1: ソロモン諸島沖:M8.1
2007/8/16:南米ペルー沿岸:M8.0
2007/9/12:スマトラ南部沖:M8.5

4箇所とも、大きく場所が異なっております。
余震や誘発地震を除いて、
同じ地域(例えば、日本)で、1年間に2回も巨大地震が発生することは、通常はない。

発生間隔では、上記の4回のうち、2回は、3-4ヶ月後だったが、
ペルー沿岸巨大地震発生の凡そ1ヵ月後に、スマトラ巨大地震が発生。
2007年8-9月だけは、例外でした。


上記の日本付近の2015-20年(平均値では2018年)頃の巨大地震予想。

2007年の例をあてはめると、
2014年中に、日本付近で巨大地震が発生することも、
十分ありえるのではないでしょうか。

ただ、これは、考察のひとつですから、
今までと同じように、私どもの観測者仲間の皆様と一緒に
観測観察をすることが、最も大事なことだと思います。

木村先生の上記報告も、「今後の観察が必要」と締めくくりにまとめられた。


◎本サイト観測者仲間の観測観察:4/6
○石川県南加賀地方:大気中ラドン濃度観測
観測日数:830日
最高濃度は、今まで、2012/6/26に観測した44ベクレルだったが、
2014/3/30に、その最高濃度を更新して、50ベクレルとなった。

その後、濃度は徐々に下がり、4/6には、18ベクレルとなった。
終息したと思われる。

本観測点:4/6報告
「ラドンが下がってきて、お鈴が昨日から落ちやすくなっています。 」

★★
本観測点の近郊の石川中央観測点や京都府南部観測点では、
ラドン濃度上昇は、ほとんどなかった。
また、石川県南加賀観測点の最高濃度も50ベクレルですから、きわめて高い濃度でもない。

もし、対応する地震が発生したとしても、中規模程度ではないでしょうか。
もう少し、様子を見ましょう。



   
 14/
4/06
6:02
◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23、3/30に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12、4/5詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
全く変化なし


2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。

★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値4/4は59です。
東京練馬:95,東京渋谷:40、東京新宿:42、埼玉県南部:57→平均値:59

最近一週間では、55-66の範囲内での変動だった。
3/30-3/31に、一時的にリバウンドした。
未だ、終息値の凡そ倍の濃度で終息せず。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。
※上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;50日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

★★
今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
3/6:、房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3・22に続き、発生。
3/26 相模湾沖-房総南方沖のさざ波雲
3/29 相模湾周辺-房総南方沖のさざ波雲
4/4::関東東方沖の大気重力波
4/5::房総南東沖-茨城沖-関東東方沖の大気重力波

今回の判定:
今回のモニタリング期間中では、
4/4と4/5に、:関東東方沖を中心に、大気重力波が出現した。

地表面の微振動に由来する、さざ波雲発生のクライマックス::
房総南方沖だけではなく、首都圏陸域に
大規模に輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はまだない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、
ほとんど、動きがなかった。

全体としては、横ばいで、前進も後退もない。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、4/13(日)予定です。


蛇足ですが、
震源域の想定1から3の間では、想定2と3の可能性が高い。
想定3の地震の場合、昨日4/5,報告したように、

八丈島では、10-20m、外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波

予想されます。

相模湾は、神奈川県の「慶長型地震による津波浸水予測図」→こちら

該当地域の皆様は、お住まいの市町村のホームページで、
津波ハザードマップをみられて、どの地域にどの程度の浸水が予想され、
津波避難場所がどこに指定されているか確認され、

実際に、津波避難訓練を行われることを、お勧めします。


◎本サイト観測者仲間の観測観察:4/5
○鹿児島県薩摩地方
もぐりん::8:00 ほぼ110°中心から1㎝(中央停滞)潜行なし

★★
本観測点のもぐりんが移動停滞する場合には、南九州から薩南諸島で
小規模から中規模地震が発生してきました。

福岡市観測VLF帯ノイズレベル::
99KHz A:福岡市の南北方向から到来するノイズ成分

通常の変動の範囲内の上限付近のノイズが続いています。

上記のどちらにも、大規模から巨大地震の前兆は、みえません。
ただ、本サイト環境自然など何でも掲示板で、
鹿児島山川電離層観測点での、2週間程度、異変が連続していましたので、
やや強い地震が発生する可能性はあると思います。

注目は、「日向灘から種子島東方沖に至る一帯」です。


   
 14/
4/05
5:24
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述
この巨大地震の特徴とは何か

昨日、報告しましたが、
想定3の地震;慶長地震タイプとは、どんな地震で、どのような被害があったか、
具体的なイメージを持つために、本日は特集します。

羽鳥徳太郎:
明応7年・慶長9年の房総および東海南海道大津波の波源 東京大学地震研究所彙報.
第50冊第2号, 1976年1月30日, p. 171-185

Table2 慶長9年(1605年2月3日)津波における
各地の震度及び津波の高さの推定値

この表の記載を列記します。

○千葉県:九十九里・一宮・大原・御宿・勝浦・小湊・知川・和田・千倉
地震、房総の山を崩し海を埋める.
海上にわかに潮引き30余町干潟となる.
大山のごとき津波,村を襲う.
震度5
津波の高さ 5-7m

○東京都八丈島
谷ヶ里の在家のこらず流失,57死、田畑損亡,
大賀郷・三根の民家流失.
震度 記載なし
津波の高さ 10-20m

○神奈川県三崎(現三浦市三崎町)
16日(亥刻22時)大津波、153人死.
震度 記載なし
津波の高さ 4-5m

○静岡県下田:田牛(現下田市)
海溢れる
震度 記載なし
津波の高さ 2-3m

○静岡県西伊豆・仁科(現西伊豆町)
海溢れる,陸地に12~13町浸水
震度 記載なし
津波の高さ 3-4m

○静岡県舞阪(現湖西市)
16日戌~丑刻(20~2時)地震3回、大波来り,
山ぎわに舟打上げ,釣り舟20余行方不明.
橋本付近の家100戸のうち80戸流失,
死者多数.
震度 4
津波の高さ 4-5m

○三重県伊勢市
伊勢国浦々潮数丁干上り.魚貝をとっていた人達死す
大石も浦々へ打ちあがる
船:網流出、山田岡本700余焼出
震度 記載なし
津波の高さ 4-5m

○和歌山県広(現広川町)
地震.広村1700戸のうち津波で700戸流失
震度 4
津波の高さ 4-5m

○和歌山県辰ヶ浜(現有田市辰ヶ浜)
震度 記載なし
津波の高さ 4-5m

○兵庫県淡路島
三原郡安坂,千焚寺諸堂地震で倒れる
震度 5


○徳島県鞘浦(現海陽町)
16日米亥刻(21時),海鳴り3度,高さ10丈?
大波7回,100人余水死,津波碑あり
震度 記載なし
津波の高さ 5-6m

○徳島県宍喰(現海陽町)
16日辰字刻~申上刻(8~16時)大地震,
酉上刻(18時)津波、高さ2丈.町家・寺院流失.
1500人余水死.日比原まで帆船流れこむ.
震度 5
津波の高さ 5-6m

○高知県甲浦(東洋町)
350人死す
震度 記載なし
津波の高さ 5-6m

○高知県佐喜浜(室戸市)
地震,夜半大津波,50人余死.
八幡宮津波で破損
震度 4
津波の高さ 8-10m

○高知県室戸岬
室戸岬,行当岬で400人命死
震度 記載なし
津波の高さ 6-8m

○高知県佐賀(現黒潮町)
家屋浸水
震度 4
津波の高さ 4-5m

○鹿児島県薩摩・大隅
大波寄せ、死者あり
震度 記載なし
津波の高さ 1-2m


以上の記述をまとめて、上記文献の本文の記述によりますと、
「「外房では、5-7mの津波
伊豆、東海道、志摩沿岸では、3-5mの津波
紀伊半島西側、徳島、高知沿岸では、5-6mの津波であったようである。

特筆すべきは、八丈島の記録で、八丈島の東西両岸(三根、大賀郷)において、
多数の家屋が流出し、57人の水死者を出した。集落は高台にある。
これは、海岸地形から見て、10-20mの津波でないかぎり、
この程度の被害は起こりそうにない。」」


ここからは、私の考えです。
1605/2/3:20時ごろに発生した慶長地震では、
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島までの広範囲に津波が押し寄せた。

八丈島で57名の死者、阿波宍喰で1500名の死者をもたらした大津波が発生した。

その一方で、上記の表にありますように、地震の揺れは震度4-5であったようで、
地震の揺れによる被害は、津波被害に比べて少なく、
この地震は強い揺れを伴わない津波地震の典型のような地震だった。

この表に示されたように、慶長地震は、
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島までの広範囲に、津波の被害が大きく、
一箇所の地震では説明できないとして、
理科年表では、房総沖と南海道の2箇所で同時に地震が起きたとされています。

昨日も、報告したように、
鳥島の東側の100km四方の領域のM8・4程度の地震、
海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。
(石橋克彦・神戸大名誉教授ら 2013年秋季日本地震学会)

慶長地震の震源がどこであるかという議論は別にしても、
伊豆鳥島沖で巨大地震が起きれば、
上記のような広い範囲の地域で、巨大津波が起きることが、
示されていると思います。

津波の高さの数字では伝わりにくい、津波被害。
上記の記述をよむと、実際の津波の被害が如何にすさまじかったかわかると思います。

以上、まとめますと
房総沖巨大地震モニタリング
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:
地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

この地震は強い揺れを伴わない津波地震の典型のような地震と想定される。
千葉県銚子の犬吠埼から九州鹿児島までの広範囲に津波が押し寄せると推察する。

津波の防災や避難訓練を行う必要性がある地域は、
外房や相模湾だけではなく、
東海や中部、紀伊半島、四国、南九州も対象になると思われます。



   
 14/
4/04
6:08
 ◎近年予想される大地震と富士山噴火予想図(固定表示):2014/4/1
木村政昭ホームページ→こちら

木村政昭琉球大学名誉教授は、2007年、地震学の国際会議で、
東北地方の太平洋沖に、巨大地震が起きる可能性を指摘された。

東日本大震災を予想した研究者はもうひとり
2014/3/5報告で述べた
ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏です。
2010/4/26に、M8.5-M9.0の地震が、日本で発生すると予想しています。

このお二人のみです。東日本大震災を予想された方です。
実績がある方の最新の予想は、大変に注目されます。

木村先生の予想は、
地図上に震源域、地震規模、発生年(及びその誤差)で示されています。

地震発生予想年(中央値)が、古い順に列挙します。

1、北海道太平洋沖:(根室半島南方沖が震央):M8.5:2009±5年
2、伊豆諸島東方沖:(伊豆鳥島東方沖が震央):M8.5:2012±5年
3、日向灘:M8.7:2014±5年
4、富士山噴火:2014±5年
5、東北地方北部太平洋沖:M8.5:2019±5年
6、八重山諸島南方沖:M8.5:2019±5年
7、沖縄本島東方沖:M7.5::2020±5年

詳しくは、上記リンクの図で、ごらんください。

私どもの予想や観測者仲間の観測観察から、
私どもなりの考察をさせていただきます。


○上記2項:伊豆小笠原海溝スーパー巨大地震
私どもが、毎週日曜日にモニタリングしている房総沖巨大地震モニタリング。
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

この想定に最も近いです。
3/30のモニタリングで詳述しました

伊豆・小笠原海溝で津波が起きると、各地でどれくらいの高さになるか試算した。
12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、
鳥島の東側の100km四方の領域のM8・4程度の地震、
海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。
(石橋克彦・神戸大名誉教授ら 2013年秋季日本地震学会)

想定3の地震;慶長地震タイプが起きれば、
房総半島や相模湾に、巨大津波5-7mが襲うだけではなく、

静岡県の浜松市:4-5m、三重県の伊勢や和歌山県:4-5m
徳島県5-6m,、高知県4-10mの巨大津波が襲います。

(羽鳥徳太郎:
明応7年・慶長9年の房総および東海南海道大津波の波源 . 1976年)

木村先生の予想や私どもの想定3の地震規模は、M8.5ですから
上記学会で報告された M8.4やM8.2の地震規模よりさらに大きく、

津波の防災や避難訓練を行う必要性がある地域は、
外房や相模湾だけではなく、
東海や中部、紀伊半島、四国、南九州も対象になると思われます。


○上記3項;日向灘地震:M8.7
4/2に報告した宮崎県独自の想定
日向灘領域+北隣領域(南海域) +南隣領域(南西諸島海溝域)
日向灘を中心に 広がるM9.1


この想定のうち、
日向灘領域+南隣領域(南西諸島海溝域):M8.7
この部分が、木村先生の予想と重なっていると推察した。

4/2に報告したように、宮崎;鹿児島県の太平洋側では、
きちんと、津波想定と、津波ハザードマップが作成公開されています。

宮崎県や鹿児島県の皆様の先見の明はすばらしいです。


○上記5項:東北地方北部太平洋沖:M8.5
私どもの観測者仲間の青森県八戸市観測点:大気中ラドン濃度観測
観測日数:572日
平均値:80ベクレル
最高値:142ベクレル
最低値:20ベクレル

現在までは、八甲田山の火山活動との関連性で、報告してきましたが、
この地震前兆を捉えているのかもしれません。

平均値は、私どもの観測者仲間の観測では、沖縄本島に次、2番目に高い。


○ 上記6項:八重山諸島南方沖:M8.5:2019±5年
  上記7項、沖縄本島東方沖:M7.5::2020±5年

3/27,3/31に報告したように
私どもの観測者仲間に、沖縄本島で、大気中ラドン濃度観測をしています。
観測期間17ヶ月
最高濃度:175ベクレル
最低濃度:24ベクレル
平均濃度:84ベクレル

平均で、84ベクレルは非常に高い値です。
平均値の高さでは、私どもの観測者仲間日本全国では、最も高い。

上記3項の日向灘南部を加えると、
木村先生の予想では、三地域で大地震又は巨大地震が予想されている。

昨日の、本サイト環境自然などなんでも掲示板
[31271] 4月2日のTEC Map 動画 Name:Zebra

Zebraさんの解析では、台湾付近とインドネシア上空の電離層のTEC値が高い。
そうすると、上記6項の八重山諸島南方沖:M8.5の可能性もあるのか。

今後も、沖縄本島大気中ラドン濃度観測を中心に報告していきます。


◎本サイト観測者仲間の観測観察:4/3
○札幌ラドン観測点
12時42、16時40とつるべ落としの様に下がりました。
猫は朝から昨日同様の興奮。まだありそうな感じです。

○東京葛飾
南,東,西の磁力は強め終息です。
葛飾区からみて南側(南中心に東から西へかけて)の発震があるかも知れません。


○徳島南部
☆ 磁石落下装置
20:50のクリップ交換後も、変化なし。
北2南1東1西2

★★
徳島県南部観測点の磁力低下が通常に戻ったときを注目しています。

   
 14/
4/03
5:52
 ◎4/2:南米チリ:巨大地震発生
◎概要
現地時間4/1:20:46、日本時間:4/2:8:46
南米チリの北部:イキケの沖合:M8.2の巨大地震が発生した。
震源に最も近いチリ沿岸のイキケでは、
地震の発生から19分後に2メートル11センチの津波を観測した。

ロイターによると、
地滑りで高速道路などが寸断、また少なくとも5人が
壁の下敷きになったり心臓発作などで死亡した。
政府によると今のところ深刻な被害の報告はない。

最近の世界のM8以上の巨大地震は、

○2013/2/26:ソロモン諸島沖:M8.0:深さ28km
最大の津波は少なくとも1.5m以上であり、東北地方太平洋沖地震以後の最大の津波となった。
津波により高齢者4人と子供1人が死亡した。

プレート境界型地震で、
2013年1月以降、本地震の前震とみられる
マグニチュード4.0以上の地震が40回以上観測されている。

○2013/5/24:オホーツク海:M8.3:深さ608km
震源の深さが608kmときわめて深い深発地震で、
深発地震としては観測史上最大の地震となった。
日本でも、北海道と秋田県で、震度3を観測した。

プレート境界型巨大地震としては、
2013/2/26:ソロモン諸島沖巨大地震以降、凡そ13ヶ月ぶりだった。


◎前兆
1、地震活動
本震の14日前の、3/17に、ほぼ同じ位置で、M6.7の地震が発生し、前震と推察する。
また、3月下旬には、今回の震源周辺で、
300回の地震が1週間のあいだに発生した。

2、本サイト空の掲示板
レモン愛知さんの衛星画像解析では、
大気重力波又はさざ波雲が、
2013/11/10,11/12,11/17,11/23,12/1,12/12,12/15,12/17,12/31
2014/1/1,1/2,1/6,1/21,1/25,1/31,2/2,2/4,2/7,2/8,2/9,2/10,2/12,2/14,2/23,3/3,3/6,
3/10,3/20,3/23,3/24に、

チリの中南部に発生した。
発生した回数としては、実に30回。
期間は、2013年11月から、5ヶ月間です。

空の掲示板の検索ボックスに「チリ」とタイプし、検索ボタンをクリックしますと、
上記の投稿のみが、抽出されます。

3、本サイト環境自然などなんでも掲示板
[31271] 4月2日のTEC Map 動画 Name:Zebra→こちら

1年分のTEC Mapを見直され、
今年になってから顕著に現象が現れていた。
それを動画にまとめてあります。

上記のレモンさんの衛星画像解析で大気重力波がチリに出現しはじめたのが、
2013年11月ですから、その2ヵ月後から、
巨大地震震源上空では、電離層の全電子数TECの異変が始まり、
凡そ3ヶ月間継続した


このように、今回の巨大地震前兆は、3-5ヶ月間継続しました。
とにかく、地震の規模が大きいほど、前兆期間も長くなり、
半年間から1年間、継続することもあります。

東日本大震災でもそうでしたが、
半年も前兆が続くと、観測するほうも緊張感がうすれ、疲れてきます。
また、あまりに前兆が長いので、どこが終点か、本当にわかりにくい。

巨大地震の場合には、長期の前兆と終点の判断。
これがポイントですが、終点の判断が本当に難しいです。


◎本サイト観測者仲間の観測観察:4/2
○大阪府八尾市

昼ごろ、南の空(和歌山方面)雲が帯電していましたが、
その規模が見た事がない程に大きかった様に思います。

東西に伸びる帯状に上部はピンク、下部はブルー。
南の空、視界いっぱい見えていました。日暈も大きく鮮やかでした。

通常の彩雲レベルなら雲の一部に「見えるなぁ」というほどですが、
今日は玄関をあけたら目にピンクの雲が飛び込んできて、一瞬「なに?」と思ったほどでした

○東京葛飾
全体的に磁力低下しました。
特に、直下型東,西,南ともクリップ2ケずつ減り、中規模の異変です。
昨日は、全方位で強め終息だったのですけど。。。

★★
関西圏の異変が、昨日に続き、大阪府八尾市で観測された。
首都圏の中規模地震前兆は、終息せず
またしてもリバウンド。


   
 14/
4/02
5:39
 ◎南西諸島海溝での巨大地震想定と津波:その2
3/31に続く続報です。
3/31は、鹿児島県と沖縄県の津波想定を報告しましたが、本日は、
鹿児島の隣の宮崎県です。

宮崎県東方沖の日向灘では、
ほぼ十数年から数十年に一度の割合でM7クラスの地震が発生し、
多くの場合津波を伴います。

最後の、M7クラスの日向灘地震は、
1996/10/19 日向灘 6.9
1996/12/03 日向灘 6.7 です。

すでに、18年経過していますので、新たな日向灘地震が懸念されます。

宮崎県では、
東北地方太平洋沖地震で、震源域の多くが連動し、M9クラスの地震が発生したという
事象を踏まえ、防災上の観点から、日向灘を中心に発生した断層破壊が両隣の一定
の領域(セグメント)まで伴った場合を想定した。

つまり、
日向灘領域+北隣領域(南海域) +南隣領域(南西諸島海溝域)
日向灘を中心に 広がるM9.1


宮崎県 平成25年4月
宮崎県沿岸における津波浸水想定 説明資料
こちら

これによると、5m以上の津波が、延岡市から串間市まで想定されています。

詳しくは、宮崎県:県としての新たな「津波浸水想定」の設定について
こちら

発生20分後、津波第1波が県内沿岸に押し寄せる。

詳しく、市町村別に、津波浸水想定が図示されています。
これをもとに、5m以上の津波が予想される市町村では、
津波避難場所を組み込んだ、津波ハザードマップが、作成公開されています。

この地震による最大震度は6強。
立っていられないほどの揺れが30秒ほど続く。
震源が南寄りの場合は都農町以南の沿岸部、西都市、東諸県郡など、
北寄りでは延岡市から宮崎市にかけて震度6強になると想定されています。

★★
宮崎県では、東日本大震災が連動型地震だったことを踏まえて、
日向灘で、連動型地震が起こることを想定した津波想定と防災対策が、
最近2年間で、策定されています。

東日本大震災の教訓が、遠い九州でも、いかされているんだなと実感しました。
宮崎県危機管理局や関係者の皆様のご尽力に、敬意を表します。


○本サイト観測者仲間の観測観察:4/1

1、奈良県橿原市

鈴落下装置で殆ど落下することの無い2階北東の鈴3号機(磁石3個 磁力強めに設定)が
珍しく14:50に落下し、何度か復活を試みていますが15:15現在復活しません。

1年ほど前に落下した時は、岐阜県飛騨地方でM3前後の有感が2連続で発震、
また、昨年の3月30日に落下して14日後の4月13日 淡路島で震度6 
M6.0が発生しています。念のためご報告申し上げます。
本日の京都植物生体電位のキンモクセイ、アラカシ2の変動ピークにも同期して
おります。
これでお鈴7台全部が落下した状態 で観測開始以来、初めての状況です。
22:40に復活しました。23:00浮いています。

2、滋賀大津市
磁石4個(西側)17時半に落下しているのに気付きました。
12時~17時半の間に落下したようです。
17時半、直ぐに浮きましたが、数分後に落下。再度、復活試みて、浮きました。
その後、21時20分現在まで落下なしです。

「磁石2個」(西側)落下なし。
「磁石2個」「磁石4個](南側)落下なし。

★★
奈良県橿原市や滋賀県大津市観測点で、磁力低下の観察がされた。

本サイト空の掲示板No.32776 3月16日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
「淡路島北部の位置から、反二方向に向かう帯状雲が見られました。」

関西圏の大規模な地震前兆は、3/24に詳述したようにありませんが、
淡路島方面などには、やや気になる地震前兆があります。
   
 14/
4/01
5:41
 ○本サイト観測者仲間の観測観察
1、東京葛飾
直下型西3→6連となり、中規模の異変から終息です。
直下型北3→5連で、西ほどではないが、こちらも中規模の異変から終息です。

★★
首都圏は、被害地震ではない中規模程度の地震前兆はありますが、
終息しないで、だらだらと前兆が続き、
その間に、千葉県東方沖から茨城沖で、小規模の地震が続いています。

本サイト環境自然など何でも掲示板:3/31の各種観測データを見ますと、
千葉県北東部香取行徳方式VHF帯(49.5MHz)ノイズ観測のノイズも、

久しぶりに、3/31の12-21時に多い。

同期して、香取の50km北の流星電波観測:HRO LIVE in ひたちなか市(茨城)で
激しいノイズが観測されています。

本サイト空の掲示板に、当地栃木県南部からみた東の空:茨城:福島浜どおり方面の
3/31の空を投稿しました。

久しぶり(2年ぶり)に見る妖艶な空でした。

まだ、首都圏で、中規模程度の地震は発生すると思われます。


2、福島県いわき市
方位磁石
朝:東3.5度→夕:東3.5度
東に偏角して35日目

★★
東北方面の前兆としては、いわき市の方位磁石東偏角の継続が大変気がかりな点です。
一般的に考えると、宮城沖や、南東北の内陸部の地震電磁気現象により、
福島県の南端のいわき市の方位磁石が東偏角したものと思われます。

最近よく紹介する新妻地質学研究所では、最近2ヶ月連続で、
「M7級の三つ目の宮城県沖地震に警戒が必要である」と報告されています。



   
 14/
3/31
5:34
 ◎南西諸島海溝での巨大地震想定と津波

南西諸島海溝沿いの領域の巨大地震は、
鹿児島県の地域防災計画や沖縄県の津波想定被害調査において、
科学的、学術的知見に基づく、最大クラスの地震が想定されています。

北から順に、
種子島東方沖         :Mw8.2
トカラ列島太平洋沖     :Mw8.2
奄美群島太平洋沖(北部):Mw8.2
奄美群島太平洋沖(南部):Mw8.2
沖縄本島南東沖      :Mw9.0
八重山諸島南方沖     :Mw9.0

6つの地震が想定されており、最大規模の地震は、どれも、M8を超える巨大地震です。

本サイト2014/1/3の報告まとめ
「「今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、
発生する可能性があると推察された。 」

3/27報告したように、
私どもの観測者仲間に、沖縄本島で、大気中ラドン濃度観測をしています。
観測期間17ヶ月
最高濃度:175ベクレル
最低濃度:24ベクレル
平均濃度:84ベクレル

平均で、84ベクレルは非常に高い値です。
平均値の高さでは、私どもの観測者仲間日本全国では、最も高い。

自分達の観測の裏づけがあります。


上記のように、南西諸島海溝の、北部では最大Mw8.2、南部では最大Mw9.0の
地震が想定されています。

南西諸島海溝北部巨大地震では、詳細に計算された津波の震源域での
最大水位上昇量で、最も大きな地震は、トカラ列島太平洋沖地震です。

まず、鹿児島県での災害想定です。
鹿児島県地震等災害被害予測調査(平成24年度~)
こちら

上記の、 種子島東方沖、トカラ列島太平洋沖、
奄美群島太平洋沖(北部)、奄美群島太平洋沖(南部)の地震も含めて、

津波の浸水想定図が詳しく、報告されています。
それぞれの地震の津波のアニメーションまで詳しく紹介されています。

種子島東方沖Mw8.2        :津波の想定→こちら
トカラ列島太平洋沖Mw8.2     :津波の想定→こちら
奄美群島太平洋沖(北部)Mw8.2:津波の想定→こちら
奄美群島太平洋沖(南部)Mw8.2:津波の想定→こちら

鹿児島県は、
主に本土と呼ばれる九州島の部分(薩摩・大隅地方)と
離島と呼ばれる薩南諸島(種子島・屋久島地方と奄美地方)に分かれています。

上記4つの地震の中で、本土の薩摩・大隅地方に最も大きな影響を与えるのが
種子島東方沖地震Mw8.2です。

大隅半島の太平洋側で、3-5mの津波が想定されています。
そうしますと、やはりお隣の宮崎県でも、3-5mの津波が想定されるのではないでしょうか。

また、鹿児島宮崎にまたがる志布志湾では、何度も大きな津波が押し寄せることが
上記の鹿児島県災害想定
津波アニメーション(2)種子島東方沖【種子島以北(本土側)】をみると
わかります。

津波アニメーションを見ると、地震発生後、どのくらいの時間で、津波が沿岸部に
おしよせるかよくわかります。
鹿児島県庁の皆様のご尽力に敬意を表します。


次に、沖縄県津波被害想定調査(平成25年3月)の津波浸水予測図です。
こちら

沖縄県の津波想定図は、全体図、市町村別図、詳細地区別図に分かれています。
沖縄県の場合には、
上記6タイプの地震の
沖縄本島南東沖:Mw9.0と八重山諸島南方沖Mw9.0を最大規模の地震として、
津波想定図が作成されているようです。

宮崎、鹿児島、沖縄にお住まいの皆様、友人親戚がお住まいの皆様。
お住まいの地域の、津波の想定をみられて、
津波防災の準備をすることをお勧めします。

大きな津波が予想される場合、最近、市町村では、
津波避難場所も含めた、津波ハザードマップなども公開されていますので、
そちらもごらんください。


   
 14/
3/30
5:54
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16、3/23に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
全く変化なし
2009/8/13の駿河湾地震M6.5の凡そ一ヶ月前の2009/7/16から、
明らかに、岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の周期は、短周期にシフトした。

東日本大震災のときも、
凡そ一ヶ月前の2011/2/14から、同温泉の周期は、短周期にシフトした。

現在、同間欠温泉の周期は、2013/11/29以降、4ヶ月間全く変化がない。


2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。


★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値3/28は59です。
東京練馬:69,東京渋谷:37、東京新宿:68、埼玉県南部:62→平均値:59

最近一週間では、53-60の範囲内での変動だった。
3/18-3/19のリバウンドは終息した。
未だ、終息値の凡そ倍の濃度で終息せず。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。
※上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;43日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

★★
今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
3/6:房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
3/23 小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3/22に続き、発生。
3/26 相模湾沖-房総南方沖のさざ波雲
3/29 相模湾周辺-房総南方沖のさざ波雲


今回の判定:
3/6,3/13,3/14、3/26,3/29と、房総半島南東沖、伊豆諸島北部、相模湾に
さざ波雲が出現した。

3/26と3/29には連続して、相模湾沖-房総南方沖のさざ波雲が出現した。

地表面の微振動に由来する、さざ波雲発生のクライマックス::
房総南方沖だけではなく、首都圏陸域に
大規模に輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はまだない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、
5項の予想震源域上空の大気重力波(さざ波雲)で、
新たな変動が見られた。3/26と3/29

他の4項に変化なし。

全体としては、わずかに、前進した。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、4/6(日)予定です。


蛇足ですが、
震源域の想定1から3の間では、想定2と3の可能性が高い。

以前に報告しましたが、
1605年の慶長地震は、昨年、横浜市で開かれた日本地震学会の秋季大会で、
石橋克彦・神戸大名誉教授らは、
慶長地震は伊豆・小笠原海溝の巨大地震とする仮説を提唱した。

伊豆・小笠原海溝で津波が起きると、各地でどれくらいの高さになるか試算した。
12カ所の震源域を組み合わせて試した結果、
鳥島の東側の100km四方の領域のM8・4程度の地震、
海溝の東側の細長い領域のM8・2程度の地震の場合、
記録に残る慶長地震の津波の高さと最も一致した。

昨年9月に秋田市で開かれた歴史地震研究会で、
地震予知総合研究振興会解析部の松浦律子部長も
慶長地震について「南海トラフの地震ではない」と発表した。

もし、想定3の地震;慶長地震タイプが起きれば、
房総半島や相模湾に、巨大津波5-7mが襲うだけではなく、

静岡県の浜松市:4-5m、三重県の伊勢や和歌山県:4-5m
徳島県5-6m,、高知県4-10mの巨大津波が襲います。
(羽鳥徳太郎:
明応7年・慶長9年の房総および東海南海道大津波の波源 . 1976年)

その津波は、鹿児島県の大隅半島にも達し、1-2mの津波となった。

東海や中部、紀伊半島、四国、南九州でも、津波防災の必要性があると思われます。


 14/
3/29
5:48
 ◎草津白根山の火山活動活発化
気象庁平成26年 No.13 週間火山概況 (平成26年3月21日〜3月27日)による。
(引用開始)
3月6日夜から7日にかけ(期間外)、
湯釜から湯釜の南付近を震源とする振幅の小さな火山性地震が一時的に増加しました。
その後、地震回数は減少傾向にありますが、今期間も地震活動は継続しています。
また、火山性微動は観測されていません。

 山頂火口から概ね500mの範囲では、火山灰の噴出等に警戒してください。
また、ところどころで火山ガスの噴出が見られ、周辺の窪地や谷などでは
滞留した火山ガスが高濃度になることがありますので、注意してください。
(引用終了)

★★
群馬県北西部にある草津白根山は
東北日本弧と伊豆マリアナ弧の会合点に近く、
火山フロントの屈曲点であると同時に
新潟ー神戸歪集中帯の南縁部に近接しています。

重要な位置にある火山です。
火山性地震が増加したのは、2004年5月以降、凡そ10年ぶりです。

※※
東日本大震災の影響で、2011年3月に一時的に活発化していますが、
3/25報告のとおり、
現在の日本の地震活動が東日本大震災前の水準まで戻っていますので、
今回の草津白根山の活発化は、東日本大震災と関連性は薄いと思われます。

最近の火山活動と周辺の地震活動を見ますと、

○1987年 地震 10 月中旬。地震多発。

12月17日 千葉県東方沖地震 - M6.7、
千葉県銚子市、千葉市、勝浦市で最大震度 5。死者2人(関東における戦後初の被害地震)。


○1989年 地震、火山性微動
1 月6 日微動。6、7 日湯釜湖面一部暗色変色。10~ 11 月地震多発。

6月30日〜7月24日 伊豆半島東方沖で群発地震
7月13日に伊豆東部火山群の海底火山が噴火。

○2004年 湖水変色、地震 5 月17 日。
湯釜で湖水の吹き上げが目撃され、その後変色水が確認された。
5 月19~ 22 日。湯釜火口の北西約7km 付近を中心に一時的に地震増加。

10月23日 新潟県中越地震(新潟県中越大震災) Mj 6.8、新潟県川口町で最大震度 7。

○2008年 噴気 5 月。北側噴気地帯の東側斜面で新たな噴気確認。
7 月湯釜火口内北東部に極めて小規模な噴気孔を新たに確認。
10 月水釜火口の北側斜面で新たな噴気確認。

5月8日 茨城県沖で地震 - Mj 7.0(Mw 6.8)、最大震度 5弱。
6月14日 岩手・宮城内陸地震 - Mj 7.2(Mw 7.0)、最大震度 6強。山崩れや地滑りが多発。


1990年の草津白根山地震:火山性微動発生時を除いて、
過去27年間で、草津白根山で火山活動が活発化したときは、
南東北、関東中越、伊豆諸島で、大きな地震活動が後続しています。


現在、西ノ島で、013/11/20以降、4ヶ月間激しい火山活動が継続しています。
前回の西ノ島の激しい火山活動は、1973年4月上旬~1974年6月でした。

草津白根山の火山活動は、凡そ2年後に活発化しました。

1976年 小規模:水蒸気噴火。水釜で小規模な水蒸気爆発。
 同上  火山ガス 8 月3 日。本白根山白根沢で滞留火山ガスにより登山者3 名死亡。
1977年 地震 1 月4 日。局地的な有感地震、逢の峰・芳ヶ平ヒュッテ震度4

そうして、その1年後の、
1978年1月14日
伊豆大島近海地震 - M7、東京都伊豆大島と神奈川県横浜市で最大震度 5、死者25人。

このように
1976年の草津白根山火山活動活発化は、西ノ島噴火の凡そ3年後で、
その凡そ1年後に、伊豆大島近海被害地震が発生した。

今回の、草津白根山火山活動活発化は、西ノ島噴火の凡そ4ヵ月後です。
かなり速い時間で、伊豆マリアナ弧の北限付近の草津白根山が活発化した。

草津白根山で火山活動が活発化したときは、
南東北、関東中越、伊豆諸島で、大きな地震活動が後続しています。


予想する房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯の巨大地震の
前駆活動と推察します。

また、今現在、最近2-3週間報告していますように、
南関東では、中規模地震が起こる前兆はありますので、
ご注意ください(被害地震ではないと推察します)。


○本サイト観測者仲間の観測観察
徳島県南部観測点☆ 磁石落下装置
22:20のクリップ交換後、変化あり

北 2→1
南 1のまま
東 3→2
西 2→1
全方位、低い。

※※
次の、磁力回復時が注目されます。

   
   ◎南西諸島海溝の北部(沖縄本島から九州宮崎にいたる一帯)巨大地震前兆

本サイト沖縄本島観測点大気中ラドン濃度観測:単位ベクレル:夜の観測値のみ
3/23:84、3/24:73、3/25:56、3/26:46、3/27:53

3/23から、徐々に低下し、3/26には、46ベクレルとなり、薩南諸島東方沖地震が発生。
3/27には、わずかにリバウンドした。

福岡市観測VLF帯ノイズレベルは、
99KHz A:福岡市の南北方向から到来するノイズ成分と
9KHz B:福岡市の北東~南西方向から到来するノイズ成分
比較すると、

最近10日間では、常に、南北方向からのノイズが高い。
上記地域からの電磁波ノイズを捕らえていると思われる。

3/26と3/27を比較すると、ほぼ同程度です。

上記2点の九州沖縄の観測からは、本震への動きは、3/27には、
まだ、見えなかった。


◎津波石分布に基づく琉球列島全域における 巨大津波の頻度と規模の地域性を解明
東北大学災害科学国際研究所::平成25年9月13日

こちら

昨年の資料ですが、琉球海溝(南西諸島海溝)の津波特性を知る上で、参考になります。

要約のみ引用します。
(引用開始)
1)先島諸島では、津波石(直径 1m 以上)を海岸に打ち上げる規模の大津波が繰り返し
発生している。

先行研究(Araoka et al., 2013)に基づけば、その再来周期は約150-400 年である
(ただし、津波の規模には大小があると考えられます)。

2)奄美諸島、沖縄諸島では、先島諸島付近で発生しうる規模の大津波
(または、台風の高波で打ち上げられた巨礫をより内陸まで再移動させるような規模の大津波)は、少なくとも過去2300年間は来襲した痕跡がない。

言い換えれば、奄美諸島から先島諸島まで琉球列島全域に
影響を及ぼしうる巨大津波(たとえば、琉球海溝全域で断層がずれて巨大地震が発生するな
ど)は、少なくとも過去 2300年間は発生した形跡がない。

このように、先島諸島に偏って過去の津波痕跡が見つかることから、琉球海溝沿いでの巨大地
震・津波は、その頻度と規模に大きな地域的偏りがあると考えられます。
(引用終了)


現在私どもは、琉球海溝(南西諸島)海溝北部の巨大地震の前兆を報告しています。

上記の報告からは、琉球(南西諸島)海溝全域を震源断層とするような、
巨大地震の発生は、過去 2300年間は発生した形跡がない。

琉球海溝沿いでの巨大地震・津波は、
その頻度と規模に大きな地域的偏りがあると考えられると、報告されています。


   
 14/
3/27
5:57
 ◎薩南諸島東方沖:M5.4、最大震度3
○概要
3/26:17:50, 震源地は薩南諸島東方沖(北緯28.1度、東経131.7度)で、
震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.4

最大震度3:奄美市

○前兆
昨日、3/26の日報で、詳細に前兆は報告しました。
要約すると、
3/20:九州南部-薩南諸島にさざ波雲
3/25:緯度29度(沖縄本島上空)のTEC値が特異的に高い。
3/25: 電離層のF2層の臨海周波数:Fof2マップを見ると、鹿児島山川で、特異的に高かった。

○今回の地震の意義
この地震は、南西諸島海溝のアウターライズ地震でした。

「アウターライズ」とは、海溝の陸から見て外側(アウター)にある盛り上がった地形を指す。
プレートが下方向に曲がろうとして盛り上がったものです。

USGS:米国地質研究所の震源マップ(1900-2012年、M6.5以上)をみますと、
今回の震源付近:南西諸島海溝北部では、

アウターライズ地震発生は112年間でたった一回です。
非常まれな地震です。

今回の地震は、深さ10kmですから、海洋プレートの浅い部分で発生した、
正断層型の地震と思われます。

3/25報告で、新妻地質学研究所の報告を引用しました。
「「琉球海溝に沿う南シナプレートへのフィリッピン海プレート沈み込み停止が,
限界に達した結果とも考えられるので,沈み込みの急な再開に警戒が必要である。」」

大きなプレート間地震の断層の海側で,
地震前に逆断層型,後に正断層型のアウターライズ地震が
起こりやすい傾向が知られています(Lay et al., PEPI, 54, 258-312, 1989).

今回も、その条件にあてはまるのかもしれません。

フィリッピン海プレート沈み込み停止が,限界に達して、
アウターライズ域で、本震の前に、地震が起こったと推察されます。

東日本大震災3ヶ月前に、父島近海で、アウターライズ地震M7.4が発生し、
これが大震災のトリガー(引き金)になったと
カリフォルニア大学デイヴィス校・John Rundle教授は、解析されています。

なお、薩南諸島東方沖のM5以上の地震は、1954/2/28以降、60年ぶりです。

○前兆その2
私どもの観測者仲間に、沖縄本島で、大気中ラドン濃度観測をしています。
観測期間17ヶ月
最高濃度:175ベクレル
最低濃度:24ベクレル
平均濃度:84ベクレル

平均で、84ベクレルは非常に高い値です。
平均値の高さでは、私どもの観測者仲間日本全国では、最も高い。

昨晩、濃度が低下し、40ベクレルとなった。

本サイト2014/1/3の報告まとめ
「「今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、
発生する可能性があると推察された。 」

2013年秋季地震学会。静岡大学の生田領野(いくたりょうや)助教(地震学)の報告

1900年から2010年までの過去111年間のデータから
日本付近で、
マグニチュード(M)9クラスのひずみが蓄積されていると考えられる地域は、3箇所。
北海道太平洋側(十勝沖から国後島沖)
房総半島南東沖から伊豆諸島:小笠原諸島(伊豆小笠原海溝)
南西諸島:鹿児島県大隅半島沖から先島諸島

研究としても、南西諸島はM9クラスの歪は蓄積されていると報告されています。

上記の沖縄ラドンの高さを裏付けていると思われます。

巨大地震が、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から九州宮崎にいたる一帯)に発生するかもしれません。
今回の薩南諸島東方沖地震は、丁度、この領域に含まれます。


○前兆その3:遠方の観測点:
奈良県橿原市鈴落下装置
【西側玄関】(方位角180度~360度方向で反応する事が多い)
17:49 薩南諸島東方沖 M5.4の発震後、西側玄関の5号機が磁石に反応しましたが、
浮きません。他の西側お鈴も復活しませんので、
エネルギーの解放はまだ不十分ではないかと推察します。
暫くこまめに西側の各お鈴の様子を見ます。

★★
奈良県橿原市観測点さんは、中央構造線断層帯の北部付近です。
中央構造線の西部で、3/14:伊予灘地震M6.2が発生しています。

奈良県橿原市観測点さんの磁力低下観察(鈴落下装置)西側は、
敏感に、西日本の地震前兆を捉えていると推察します。

大地震や巨大地震の場合には、遠方の観測点でも、敏感に前兆を捉える場合も多い。

今後も、前兆を報告します。
   
 14/
3/26
5:44
本サイト空の掲示板:
3・21-3・25:レモン愛知さんと黄昏@仙台さんの衛星画像解析
長くなるので、要点のみに、絞ります。

1、3/21
台湾の東方沖で、広範囲に大気重力波が広がっていた。


2、3/22
東北に大気重力波が一日中見られた。
朝から夕方まで、小笠原諸島の硫黄島近海に大気重力波が発生。
オホーツク海北部に衛星画像ノイズが見られ、
小笠原諸島-マリアナ諸島付近や、中国東北部に欠測があります。


3、3/23
佐渡島から新潟の内陸部に対して、さざ波雲が6本発生。
小笠原諸島の波状雲と大気重力波,3・22に続き、発生。

★★
佐渡島から新潟の内陸部にさざ波雲。
単発的な発生だった。


4、3/24
択捉島からオホーツク海に、大気重力波。
サハリン中南部の対岸のロシアに大気重力波。

★★
2/27:そのサハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。
これに続く、現象のようです。

ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。:3/18報告


5、3/25
本州の大部分と想起される大気重力波が発生。
本州以南-小笠原諸島-南西諸島-フィリピン北東沖に衛星画像ノイズ。
同期しているようです。

★★
この現象が、上記の過去5日間の現象では、最も大きい現象だった。
本サイト環境自然など何でも掲示板
[31028] 日本上空のTEC 25日 夜 Name:子牛
[31007] RE:今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリング Name:タバサ@千葉県

3/25は、日本上空のTEC値を緯度別に見ると、
緯度29度(沖縄本島上空)が特異的に高く、緯度33度(熊本、大分、四国高知上空)が
それにひきづられるように、やや高くなっています。

日本の電離層観測点:稚内、東京国分寺、鹿児島山川、沖縄の
電離層のF2層の臨海周波数:Fof2マップを見ると、
鹿児島山川で、特異的に高かった。

3/25の大気重力波や衛星画像ノイズの発生源は、
南九州から南西諸島であると、推察されます。

3/21報告に詳述しています。
本サイト2014/1/3の報告まとめ
「「今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、
発生する可能性があると推察された。 」

予想地域の北端の大隈半島付近を中心に九州南部-薩南諸島に
さざ波雲が、ついに、出現しました。3・20です。

これに関連すると思います。
今現在では、房総沖(房総南東沖から八丈島、伊豆鳥島)巨大地震より、
こちら、南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)の地震前兆の方が
切迫感がかなり強いです。

   
 14/
3/25 5:29
 ◎新妻地質学研究所:速報52)2014年3月の地震予報:2014年3月10日 発行
こちら

一部を引用し、私なりの感想を述べます。

1.2014年2月の地震活動
(引用開始)
日本全域での地震面積比※0.071月分は,1月の0.084月分より少ない.

このように2ヶ月連続で0.1月分を下回ったのは,
2009年11月(0.004月分)・12月(0.017月分)以来である.

日本海溝域でも,2014年1月の0.168月分に続いて0.153月分に低下した.
このように2ヶ月続いてプレート運動の5分の1以下になったのは,
東日本大震災前の2011年1月以来であり,
地震活動が東日本大震災前の水準まで戻ったことを示している.
(引用終了)

※プレート運動面積に対する総地震断層面積の比

★★
新妻先生の2014年2月の日本の地震活動を解析された結果、
著しい地震活動の静穏化が2ヶ月連続で発生し、
地震活動が東日本大震災前の水準まで戻ったことを示された。


2、2014年3月の地震予報
(引用開始)
南海トラフ・琉球海溝域での地震活動が極めて少ないが,

琉球海溝の南端の台湾ではフィリッピン海プレートと南シナプレートが衝突しており,
その南側ではフィリッピン海プレートの下に
南シナプレートがルソン海溝に沿って沈み込んでいる.

そのルソン海溝で地震が起こったことは,
琉球海溝に沿う南シナプレートへのフィリッピン海プレート沈み込み停止が,
限界に達した結果とも考えられるので,沈み込みの急な再開に警戒が必要である。
(引用終了)

★★
上述されたルソン(マニラ)海溝の地震とは、
2014/2/3に発生した台湾南方のマニラ海溝M5.0-tの地震のことです。

新妻先生は、
琉球海溝でのフィリッピン海プレート沈み込み停止が,限界に達し、
大きな地震活動が起こるのではないかと、
指摘されたいるように思われた。

昨日も述べたように、
現在は、南海トラフよりも琉球海溝(南西諸島海溝)での巨大地震と再度、報告した。

新妻先生は、フィリッピン海プレートの地震活動を解析されて、
琉球海溝(南西諸島海溝)を注目された。


本サイト観測者仲間の観測、観察
○札幌ラドン観測点
猫、鳥島近海以降静穏でしたが、今朝大暴走して異常興奮。
今回は人に向かわず、尻尾が太くなりました。

近場青森東方沖で発振ありましたが早すぎる気がします。
単発なら3日間、近場有感と遠距離大き目を注視します。

○東京葛飾
ホワイトボード4ヶ所ともクリップが自然落下しました。
ドアの開閉の振動で落下したのかも知れませんが、
落下に気付いた時は回復しなかったので、あきらかな磁力低下です。

直下型東,西ともクリップ1ケずつ減りました。

よって東西方向の磁力低下が顕著です。

★★
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
最近報告していますように、
首都圏は、中規模までの地震の前兆はあります。

○大分県南部
15時から不在時間が長かったのですが
北西へ1cm程移動していたもぐりんが
帰宅後見た時は東北東着していましたので
伊予灘~日向灘付近で小さな揺れがあるかもです。

★★
本サイト環境自然などなんでも掲示板30993でも報告されていますが、
伊予灘周辺での、余震が発生するかもしれません。


   
 14/
3/24
5:31
 ◎木村政昭ホームページ
凡そ9ヶ月間更新されませんでしたが、3月にはいり、頻繁に報告されています。
こちら

そのタイトルと要点を紹介し、私なりの補足をします。

◎2014/3/14:琵琶湖付近の地震活動

木村先生は、東日本大地震の影響で、仮の「地震の目」が見えた。
より、詳しく解析すると、大地震の可能性はないと報告された。

2014/3/3に報告していますが、
琵琶湖が地殻変動に合わせて過去11年間で東南方向に20センチ以上移動し、
湖の幅が最大で3センチ縮んだことが、
立命館大の熊谷道夫教授(地球物理学)の調査で分かった。

熊谷教授は「左右方向からの圧力のひずみが噴出として現れているのでは。
東日本大震災など活発化した地殻の動きの一環とみられ、今後も異変を注視したい」
と話している。

3/3には、
私どもの観測者仲間の大気中ラドン濃度観測で、琵琶湖周辺の観測点。
単位:ベクレル

京都府南部観測点 : 観測期間:1048日::最高値::67、最低値::6、平均値::27
石川県南加賀観測点 観測期間:800日::最高値::44、最低値::9、平均値::25
石川中央観測点    観測期間:542日::最高値::54、最低値::6、平均値::20

平均値で見ますと、京都府南部観測点が、27ベクレルで最も高い値ですが、
凡そ3年間の観測で、最高値が67ベクレル(2013/8/14)です。

とても、近畿圏に大地震が起きるような濃度変動はありません。

このように報告しています。


◎2014/3/15:瀬戸内海付近の地震活動

南海地震想定領域も含めて、四国、中国、九州西部の地震活動を解析すると、
「地震の目」はなく、少なくとも、向こう30年間は、
大地震発生の可能性は強くないと推察された。

3/19に本サイトの報告で、南海地震が起こるならば、
高知県の4観測点で地下水位の大きな低下が見られると
思いますが、今のところ、それは見られません。
このように報告しました。

最近では、3/21報告に詳述しています。
本サイト2014/1/3の報告まとめ
「「今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、
発生する可能性があると推察された。 」

予想地域の北端の大隈半島付近を中心に九州南部-薩南諸島に
さざ波雲が、ついに、出現しました。3・20です。

やはり、南海地震ではなく、南西諸島海溝の北部で
巨大地震の可能性があると思われます。


◎2014/3/18:東京に大地震は起こるのか

地震の目らしきものはみえるが、詳しく解析すると、
M6.5以上の大地震を発生させる目ではない。
このように解析された


◎2014/3/22:房総沖に大地震は起こるのか

房総半島東方沖に限定して解析されているように、思われます。
この地域に限定すると、「地震の目」はないと判断された。

私どもがモニタリングして、想定している房総沖巨大地震は
房総半島南東沖から、八丈島、伊豆鳥島までの領域です。

房総半島東方沖方面では、巨大地震の可能性はないと、
木村先生の報告からは、判断されます。


◎2014/3/21:2013年迄の富士山の地下構造

富士山下のマグマが
地下数キロか、それより浅いところにまで上昇してきている可能性が推定できます。

富士山の”噴火の目”の時系列から、主噴火時期を推測したものです。
2017年プラスマイナス5年となりました。

このように報告されています。
富士山のマグマが、地下数キロまで上昇していることをはじめて知りました。
もし、房総半島南東沖から、八丈島、伊豆鳥島までの領域で、巨大地震が発生すれば、

「マグマ発泡」により、さらにマグマが上昇し、噴火する懸念があるのではないでしょうか。

私どもの観測者仲間に、
富士山北側山麓鳴沢村観測点
富士山南側静岡県沼津観測点
大気中ラドン濃度観測を2年間以上継続しています。

今のところ、通常の範囲内の変動ですが、予想する房総沖巨大地震。
臨界点に達して、地震が発生する前後、
どのようにラドン濃度が変動していくか大変注目されます。

今のところ、静穏です。


   
 14/
3/23
6:07

 ◎房総沖巨大地震モニタリング
2013/10/24、11/16、12/10、12/29、
2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2、3/9、3/16に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度が、3/16の26ベクレルを底にして、
リバウンド上昇。3/22は64ベクレルとなる。
その他は全く変化なし、


2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。


★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値3/22は56です。
東京練馬:79,東京渋谷:42、東京新宿:56、埼玉県南部:48→平均値:56

最近一週間では、56-63の範囲内での変動だった。
3/18-3/19に、62-63とリバウンドした。
未だ、終息値の倍の濃度で終息せず。


3、予想震源域内の観測点→
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。
※上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、
2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、
地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が見られた。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;36日間継続中。

房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかっていることを
示すと思われます。

★★
今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
3/6:、房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。

今回の判定:
3/6,3/13,3/14と、房総半島南東沖、伊豆諸島北部、相模湾に
さざ波雲が出現した。

その現象は、3/18に、一日中出現したことで、一度、山場を迎えたようです。

3/19には、
初めて、銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに、初めて、大規模に、大気重力波が広がった。

まだ、地表面の微振動に由来する、さざ波雲発生のクライマックス::
予想震源域上空(首都圏含む)に、
大規模に輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化では、
5項の予想震源域上空の大気重力波(さざ波雲)で、
新たな変動が見られた。

ただ、愛知県西部や、東京練馬の大気中ラドン濃度が大きくリバウンドし、
愛知県西部のリバウンド上昇は継続中。

ラドンだけの観点で言うと、後ろに下がった感じです。

全体としては、一歩前進(大気重力波)、一歩後退(ラドン濃度)です。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、3/30(日)予定です。
   
 14/
3/22
6:14
 3・21は、引き続き、西日本の上空の電離層に異変が見られ、
特に、鹿児島山川電離層観測点での異変が続いています。

○本サイト環境自然など何でも掲示板
[30891] 3月21日のTEC Map 動画
こちら

オーストラリア、IPS電波宇宙予報サービスセンターが提供する
F2層臨界周波数マップで、3/21、特異的に、西日本上空の
臨界周波数が高い。


本サイト環境自然など何でも掲示板
[30874] 今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリング
こちら

F2層臨界周波数が山川(鹿児島)観測点で
今日も高く、正相電離層嵐傾向の黄色点灯が長時間継続しました。
また稚内の乱高下は今日も続いています。

★★
本サイトの最重要モニタリング地域;
房総半島南東沖-八丈島-伊豆鳥島と

本サイトで二番目に重要なモニタリング地域
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)

両者を比べると、
最近では、後者の動きが激しく、
昨日
3/20::大隈半島付近を中心に九州南部-薩南諸島のさざ波雲
に続き、3/21は、上空の電離層に、異変がさらに、大きく、出ています。


○北海道方面
本サイト札幌観測点
猫、警戒行動。単発なら3日以内に近場有感か遠方大き目が来る事多いです。

   
 14/
3/21
5:57
 ◎本サイト空の掲示板
○3/19
No.32818 3月19日愛知西部の観測と衛星画NASA&高知大学

房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。
福島から宮城の内陸部にも大気重力波が見られました。

No.32811 3/19衛星画像
東北南部、関東-東海道沖-八丈島東方沖-鳥島東方沖が気になりました。
房総南方沖-八丈島東方沖の現象雲は著しく、広範囲です。

■特に気になる雲
・東北南部の大気重力波
・房総南方沖-八丈島東方沖を中心に、
関東-東海道沖-八丈島東方沖-鳥島東方沖の大気重力波


○3/20
No.32820 3月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

南九州にさざ波雲が発生しています。要注意です。

No.32822 3/20衛星画像

衛星画像からは、九州東部南部-薩南諸島が気になりました。
大隈半島付近の現象雲は著しいです。
東海道沿岸-近畿四国に衛星画像ノイズがわずかに見られます。

■特に気になる雲
・大隈半島付近を中心に九州南部-薩南諸島のさざ波雲や、
九州東部-四国の未完成さざ波雲


★★
要点のみ絞ります。
1、3/19:: 房総半島南東沖に大気重力波と広範囲の波紋状雲が
銚子沖から鳥島の遙か北東沖までに広がっていた。

2、3/20::大隈半島付近を中心に九州南部-薩南諸島のさざ波雲

○第1項
本サイトの最重要モニタリング地域;房総半島南東沖-八丈島-伊豆鳥島
初めて、広範囲に、大気重力波がこの領域全体に出現した。


○第2項
本サイトで二番目に重要なモニタリング地域
本サイト2014/1/3の報告まとめ
「「今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、
発生する可能性があると推察された。 」

再三
報告していますが、この領域の北の隣接地域が
伊予灘、安芸灘、豊後水道、日向灘です。

昨日は、予想地域の北端の大隈半島付近を中心に九州南部-薩南諸島に
さざ波雲が、ついに、出現しました。

本サイト:環境自然など何でも掲示板で、zebraさんやタバサ@千葉県さんが
継続して報告されているように、
2・28-3・13まで、日本の南海上と南九州は、連日、14日間連続して
その上空の電離層全電子数:TECが最高濃度です。

昨日報告したように、
鹿児島山川電離層観測点での、異変が、3/20も継続しています。

伊予灘、安芸灘、豊後水道、日向灘の中規模地震ではなく、
南西諸島海溝の北部で、巨大地震:M8クラスの地震の準備をしている可能性もあります。

その場合には、
以前報告したように、南九州と四国を中心に、
南西諸島から本州中部地方まで、津波が押し寄せると推察されます。

なるべく、連日報告するようにしたいと思います。

○本サイト四国徳島県南部観測点
☆ 磁石落下装置
西 1
南が4→3→2と徐々に低下

★★
西と南で、磁力低下が著しい。
前回の伊予灘地震前では、磁力回復後に、地震が発生した。

   
 14/
3/20
5:56
 ◎3/19::21時19分:台湾付近:M6.0
○概要
震源地は台湾付近で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は6.0。
沖縄県  与那国島:震度2

○前兆::2/25報告
「「最近、3日間、継続して、日本の南海上で、電離層全電子数:TECが高い状態が継続しています。
2/11&2/12には、台湾から台湾東方沖で、「未完成さざ波雲と大気重力波が発生」
ひとつは、この一帯で、凡そM6クラスの地震が懸念されます。」」


◎本サイト環境自然など何でも掲示板
[30824] RE:今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリング 
Name:タバサ@千葉県 2014/03/19(水) 23:11

3)電離層異常など、情報通信研究機構(NICT)版データから
(引用開始)
電離層異常は、(鹿児島の)山川で実に10時間半も正相電離層嵐が発生、
foF2折れ線グラフでも、山川が中央値を大きく上回っているのがわかります。

このほか(東京)国分寺でも単発のEスポが発生しています。
(引用終了)

★★
3/18,3/19と報告しましたが、
再度、3/14と同じ規模かやや強い地震が
伊予灘、安芸灘、豊後水道、日向灘、周辺で、予想されます。

3/18には、大気重力波が、対馬海峡-西日本に大気重力波が出ています。
鹿児島山川の異変は、これを捉えていると思います。

(東京)国分寺の単発のEスポは
最近報告する、首都圏南部の中規模地震前兆に関すると思います。

   
 14/
3/19
5:28
 ◎本サイト空の掲示板
○3/17
No.32787 3月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、朝から東北にさざ波雲が見られました。
沖合には、湧き出すような雲が現れた。

夕方は、九州南部沖から九州西沖に大気重力波が広く現れる。
台湾対岸の中国沿岸部に、大気重力波が内陸まで広がる。

現象雲としては弱いが、房総半島東方沖に波状雲が広がる。
力強さ無い。まだまだです。

No.32797 3/17衛星画像

衛星画像からは、東北北部が気になりました。
■特に気になる雲
・東北北部にさざ波雲や大気重力波


○3/18
No.32795 3月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生していました。
まだ、輪郭が鮮明ではない。

No.32801 3/18衛星画像

衛星画像からは、関東南部-房総沖、西日本が気になりました。
関東南部沿岸の現象雲は著しく、西日本には広範囲な現象雲が見られます。
小笠原諸島-薩南諸島に衛星画像ノイズがわずかに見られます。

■特に気になる雲
・関東南部-房総沖のさざ波雲
・対馬海峡-西日本の大気重力波

★★
要点のみ絞ります。
1、3/17::東北北部にさざ波雲や大気重力波
2、3/18::関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生
3、3/18::対馬海峡-西日本の大気重力波

○第1項
継続して報告しています、
本サイト青森県八戸大気中ラドン濃度の大きな異常値と八甲田山:十和田湖の地震火山活動
今回もそれと関連していると思われます。

○第2項
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲
これに継続するものです。

3/18は、:関東に未完成さざ波雲が朝から晩まで発生でしたが、
同期するように、本サイト東京練馬観測点で、大気中ラドン濃度が急上昇
88ベクレルとなった。2013/12/24以来、凡そ3ヶ月ぶりの異常値です。

まだ、現象が継続しています。首都圏西部を中心に、中規模地震に、ご注意ください。
もし、神奈川県西部が震源ならば、震源の深さが浅く、揺れが大きくなる傾向にあります。

○第3項
昨日も報告しましたが、 再度、3/14と同じ規模かやや強い地震が
伊予灘、安芸灘、豊後水道、日向灘、周辺で、予想されます。
まだ、大気重力波が、対馬海峡-西日本に大気重力波が出ています。


また、本サイト徳島県南部観測点:3/18観測
☆ 磁石落下装置
21:50のクリップ交換後、変化あり。
北 2→3
他は変化なく、南4東4西1

徳島から西方位の磁力が低下しています。


南海地震を心配する方も、おられると思います。
南海地震は、M8クラスの巨大地震です。

7世紀頃から今日までに9回の南海地震が記録されています。

そのうち6回で、地下水が変化しており、
そのほとんどすべてが湧出停止や水位の低下でその逆はまれということです。

地震に関連する地下水観測データベース:wellweb::四国
徳島県鳴門市、徳島県阿南市、愛媛県松山市、愛媛県西予市、
高知県室戸市、高知県高知市、高知県須崎市、高知県土佐清水市

8観測点で、観測井戸をもうけ、水位変動や地殻歪の観察をして、
準リアルタイムで、公開されています。

もし、南海地震が近いならば、高知県の4観測点で地下水位の大きな低下が見られると
思いますが、今のところ、それは見られません。

ただ、3/14:伊予灘地震で、最も大きな震度5強を観測した愛媛県西予市。
地震発生と同時に、4観測井戸のうち、ひとつで、地下水位が大きく低下して、
現時点でも、まだ、元の水位に戻りません。

また、ひずみ計の観測値も、地震発生後に、変動しています。

これも、3/14:伊予灘地震発生後も、まだ、歪の開放は、十分ではなく、
まだ、後続地震のそれがあることを示す傍証だと思います。
   
 14/
3/18
6:06
 ◎西日本、南西諸島モニタリング:3/17の続き
○第一項:本サイト山口県西部観測点のもぐりん:3/17
瓶底まで、駒がもぐり、中央停止中継続

○第二項:本サイト沖縄本島観測点大気中ラドン濃度
3/17:61ベクレル

○第四項:
福岡市観測VLF帯電磁波ノイズ観測:3/14報告に詳述
13kHz,90HKz(東西指向アンテナ)、90HKz(南北指向アンテナ)に
1%の確率で出現する高レベルの線が、3/17に
5段階の内、レベル1まで上昇した。

★★
3/11と3/12も、5段階の内、レベル1まで上昇し、3/14に、伊予灘地震が発生した。

○第八項:滋賀県大津市観測点:3/15報告に詳述

鈴落下装置
「磁石2個」(西側)21時に復活しました。復活してから30分経ちますが、今のところ落下なしです。
(2/24~3/12まで落下。3/13日に復活。3/14 伊予灘M6、1 同日17
時頃、再度落下。16日より少しずつ磁力回復。)

○本サイト大分県南部沿岸部観測点
何か感じているのか解りませんが、昨夜、今夜と亀が陸場に上がっています。
雌雄と年齢の違いはありますがどちらも同じ種のマレーハコガメです。


以上まとめますと、
第四項の福岡市観測VLF帯電磁波ノイズが、3/14:伊予灘地震前と同水準まで上昇しています。

再度、3/14と同じ規模かやや強い地震が
伊予灘、安芸灘、豊後水道、日向灘、周辺で、予想されますので、九州:四国:中国地方の皆様、
お気をつけください。


蛇足ですが、九州の佐賀県みやき町の千栗(ちくり)八幡宮で
3/15:日本三大粥祭りの一つである「お粥だめし」(通称「おかいさん」の神事)が行われました。
八幡宮が創建された724年(神亀元年)から続くとされる伝統行事です。

地震について「大いに見ゆ」とでた。
同様のお告げは福岡県西方沖地震が発生した2005年以来です。
東正弘宮司(74)は参拝者に注意を呼びかけた。


★★
私は、商売っ気がなく、邪心がない(例えば、有名になりたいとか)
「「お告げ」」は信じるほうです。

九州の佐賀県千栗(ちくり)八幡宮の「おかいさん」の神事。
2005年以来、9年ぶりに、地震について、「おおいにみゆ」とでた。

昨日も報告していますように、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で巨大地震の発生可能性もある。


千栗(ちくり)八幡宮の「おかいさん」の「「お告げ」」。
2005年のお粥試しの5日後に福岡県西方沖地震があり、当時、的中したと話題になった。
今回も注目されると思います。

※2005/3/20:福岡県西方沖地震:M7.0
震度6弱:福岡県 福岡市東区、中央区、西区、前原市、佐賀県みやき町
福岡市周辺地方では有史以来初の大地震だった。

宮司さんも
「地震への備えを怠らないでください」と話されています。


○その他
3/25報告したように、北海道方面は、
2/27:そのサハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。

18日経過していますので、北海道北部方面はご注意ください。



   
 14/
3/17
5:53
 ◎西日本、南西諸島モニタリング
3/14:伊予灘地震M6.1発生後も、
3/15に報告したように、
伊予灘近郊の本サイト山口県西部観測点のもぐりん潜行が継続しています。

本サイト2014/1/3の報告まとめ
「「今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、発生する可能性があると推察された。 」」

今後、定期的に、本サイトの西日本での観測者仲間の観測観察を中心に、
房総沖巨大地震と同様に、定期的にモニタリングをします。

1、本サイト山口県西部観測点のもぐりん:3/15報告に詳述
3/16::もぐりん;瓶底まで、駒がもぐり、中央停止中::

2、本サイト沖縄本島観測点大気中ラドン濃度
3/16:76ベクレル

3、本サイト鹿児島県薩摩半島観測点
3/16:もぐりん:正常動作

4、福岡市観測VLF帯電磁波ノイズ観測:3/14報告に詳述
13kHz,90HKz(東西指向アンテナ)、90HKz(南北指向アンテナ)に
1%の確率で出現する高レベルの線が、
本日未明に、上昇中
(3/11と3/12では、5段階の内、レベル1まで上昇した。)

5、大阪府八尾市観測点::3/16
クリップ:東1→2西1→1南1→2北1→2
※毎日、磁力がくるくる変わります。今日はアップ気味。ここの所、一定磁力に全くならずです。

6、大阪府堺市観測点
3/16:もぐりん移動停止

7、愛知県東部観測点:3/15報告に詳述
ハムスターの運動量
3/15:31540回::1/17 観測以来、初めての30000超えの運動量です。
3/16::19316回

8,滋賀県大津市観測点:3/15報告に詳述
○方位磁石 西へ0.5-1度偏角

○鈴落下装置
「磁石2個」(西側)22時、30秒~1分浮いて落下。反応がみられます。

(2/24~3/12まで落下。3/13日に復活。
3/14 伊予灘M6、1 同日17 時頃、再度落下。)


9、本サイト環境自然など何でも掲示板
[30733] 日本上空のTEC 16日 Name:子牛 New 2014/03/17(月) 01:51

日本上空における最新4日間のTEC値: 非常に上がっています
緯度29°110TECU、 33°80TECU になっています



以上まとめますと、
1項の山口県西部観測点と、2項の沖縄本島観測点で、大きな異変を観測中。
特に、2項のラドン濃度::17ヶ月の観測値の平均値が84ベクレルと極めて大きな異変です。

4項、5項、6項、7項、8項にも異変が見られます。
特に、4項の福岡市観測VLF帯電磁波ノイズ観測が本日未明から再度上昇中。
どの程度のノイズレベルになるか、注目されます。

また、9項の日本上空のTEC値で、3/16
緯度29度(沖縄本島の緯度)のTEC値が非常に高い

すぐに、巨大地震発生となるような異変は見えませんが、
3/14:伊予灘M6.1程度かやや強い地震発生の恐れがある。

特に、4項の福岡市観測ノイズと9項の緯度29度のTEC値の異変が顕著。
房総沖の各種観測のモニタリングより、西日本、南西諸島モニタリングの方が、動きが大きい。
また、今週中に再度、モニタリングします。



   
 14/
3/16
6:27
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2,3/9に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点
→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし
今週も、全く変化がなかった。


2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。


★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値3/15は56です。
東京練馬:58,東京渋谷:64、東京新宿:52、埼玉県南部:50→平均値:56

最近一週間でも、56-59の狭い範囲内での変動だった。
未だ、終息値の倍の濃度で終息せず。

3、予想震源域内の観測点→本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。
※上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が
見られた。
房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかり始めたことを示すと思われます。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;29日間継続中。

★★
今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
3/6:、房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14:伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲


今回の判定:
3/6,3/13,3/14と、房総半島南東沖、伊豆諸島北部、相模湾に
さざ波雲が出現した。

まだ、地表面の微振動に由来する、さざ波雲発生のクライマックス::
予想震源域上空(首都圏含む)に、大規模に輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化は、ほとんどなかった。

3/6,3/13,3/14と、房総半島南東沖、伊豆諸島北部、相模湾に
さざ波雲が出現した。
しかし、上記2項の、首都圏の大気中ラドン濃度の変動は、ほとんどなかった。

まだ、さざ波雲発生のクライマックスには、至らないようです。

全体として、動きは非常に緩慢です。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、3/23(日)予定です。

   
 14/
3/15
6:00
 ◎3/14:伊予灘:M6.1地震、より強い地震発生の恐れ
○本サイト山口県西部観測点
本観測点さんは、仕事の多忙とインフルエンザ等により、最近、報告できない状態が続いていました。
本観測点と、3/14伊予灘震源の距離は、凡そ80kmです。

本サイトの観測ツールのひとつに「もぐりん」があります。
本サイト内のページ→こちら

円筒状の容器のオイルの中にシート磁石と浮きと重りで構成された駒がオイルの中で動きます。
水平方向と垂直方向に移動します。大きな震源がある場合には、垂直方向に動くことが特徴です。

強い震源がある場合には、地震前兆によって生じる磁界が強い(地震電磁気現象による)ので、
下や斜め下から大きな磁力が働きます。
そうすると、もぐりんのシート磁石はその磁力によって、シート磁石がオイル中に沈みこみます。


具体例です。
駿河湾地震;;2009/8/11;M6.5:最大震度:6弱

2009年8月の駿河湾地震の時には、レモンさんの愛知県西部観測点で、地震発生一週間前に、
もぐりんのコマが底まで沈みました。

また、震源50km圏内の静岡県裾野市観測点では、
夏の帰省のために、留守でしたが、震災後に家に戻ると
震源方向に中心から2cm移動し、駒はオイル中にもぐる状態だった。


山口県西部観測点さんの、3/14夜の報告です。

「「1週間位前から日中沈んで夜浮上してました 。
2日ほど前から潜っている時間が長くなって来たと思ったら発震しました

3/14今朝は、朝から潜って、夜9時まで底です。」」

★★
3/14の未明の2時の地震の、凡そ6時間後から
山口県西部観測点のもぐりんは、再度、
地震前兆によって生じる強い磁界のため、
もぐりんのシート磁石はその磁力によって、シート磁石がオイル中に沈みこみました。


沈み込んでいる時間も、伊予灘地震以前より長いため、
まだ、安芸灘ー伊予灘ー豊後水道周辺(より強い地震の可能性もある)で、今後、予想されます。


○本サイト愛知県東部観測点
本観測点では、3/14伊予灘地震で震度2でした。
千葉県八街市観測点と同様に、ハムスターの運動量(滑車の回転数をはかる)
久しぶりの26000回以上の運動量でした。

○本サイト滋賀県大津市観測点

「磁石2個」(西側)昨晩、復活し、(2/24~3/12まで落下)落下なく浮いていました。が、
17時頃、再び落下し、復活しません。

「磁石4個」(西側)落下なし。(昨晩、復活。3/8~3/12まで落下)

以上のように、
まだ、安芸灘ー伊予灘ー豊後水道周辺(より強い地震の可能性もある)で、予想されますので、
今後も、報告します。

なお、地震調査研究推進本部の安芸灘~伊予灘~豊後水道のプレート内地震
過去の発生状況と被害をみると、

この一帯での地震の規模は、M6.7-M7.4です。
最近では、

1905/6/2:芸予地震:M7.2
広島市・呉市・松山市の付近で最大震度5~6を観測し、死者11名、負傷者177名を伴った。
広島市では埋立地で被害が大きく、家屋等の倒潰で死者4名、負傷者70名、家屋全壊36棟を伴った。
呉市では死者6名、負傷者86名、家屋全壊5棟を伴った。
愛媛県でも被害が大きく、松山市ほか5郡で負傷者17名、家屋全壊8棟を伴った。
この地震では本震より半年以内にM6程度の余震が3回発生している。

2001/3/24:芸予地震:M6.7
広島県南部の一部の地域で最大震度6弱を観測し、
死者2名、負傷者261名、住家全壊48棟, 半壊274棟を伴った。



本サイト空の掲示板No.32762 3月14日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
伊豆諸島に波紋状の雲と相模湾沖に部分さざ波雲が見られます。

★★
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
3/14も、伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲です。

その相模湾近郊の「神奈川県横浜市:ソーラーとFM」さんの、遠方のFM波受信観測(地震エコー観測)
(引用開始)
2014年3月14日(金)
 本日未明5時前に両方の周波数の受信レベルに短時間に集中した上昇が発生しました。
 その後に同様の受信レベルの上昇が繰り返し発生しています。
11時時点までのデータを下のグラフに表示しました。

 両方の周波数に同じような変動が発生しているため、
受信地の横浜に近い地点での変化を反映している可能性があります。
(中略)
23時追記: 午前中の受信レベルのパルス状の上昇は11時台で終息しましたが、
夜になって再び同じようなレベルの上昇が繰り返し発生しました。
(引用終了)

3/14の地震エコー観測で、両方の周波数(遠方東と西のFM波)の受信レベルが上昇。
このことは、横浜周辺で、地震電磁気現象が発生している可能性を示す。

同日、伊豆諸島北部と神奈川県の相模湾に部分さざ波雲が発生している。

やはり、最近報告していますように、
首都圏;特に南関東で中規模程度の地震が懸念されます。




   
 14/
3/14
6:04
 ◎3/14:2:19::伊予灘:M6.1:最大震度5強
○概要
中九州の大分県国東市の北13kmの海底、深さ80km,地震の規模は、M6.1。
愛媛県の西予市で、震度5強を観測した。
震度5弱を、愛媛県、広島県、高知県、山口県、大分県で観測した。
震度4を、九州、四国、中国地方の広い範囲で観測した。

伊予灘では、最近10年間、M6以上の地震を観測したことはなかった。

最近10年間の伊予灘の最大の地震は、2006/9/26のM5.2:最大震度4だった。
2006年は、6/12に、大分県中部M6.2を観測し、大分県、愛媛県、広島県で最大震度5弱を観測した。

○前兆
1、本サイト空の掲示板No.32743 震度4以上が起きる予感 投稿者:サメ
投稿日:2014年03月12日 (水) 20時58分

本日、18;00頃 地震雲を観測しました。
近近、震度4以上の地震が起こると思います。気を付けてください・・・。
東方面と北方面に大きく出てまして時間を増すと南方面にも広く現れました。
追記・広島県観測です。

★★
1日半前に、震度5弱を観測した広島県から投稿をいただいた。
誠にありがとうございました。

2、本サイト高知県土佐清水市大気中ラドン濃度
今回の震源から凡そ140km離れた本観測点

2013/7/26からの観測開始です。
2013・9・1-2014・3・4までは、12-24ベクレル内の狭い範囲で変動していました。

2014/3/4からの毎日の観測値です。
13,24,24,40,38,34,34,34,34,24,24となった。

3/7に急に40ベクレルに上昇し、3/12に上昇前の24ベクレルへ低下した。

★★
今回の伊予灘地震を捕らえていたと思われます。


3、福岡市観測VLF帯電磁波ノイズ観測
今回の震源から凡そ120km離れた本観測点

13kHz,90HKz(東西指向アンテナ)、90HKz(南北指向アンテナ)に
1%の確率で出現する高レベルの線が、3/11と3/12に
5段階の内、レベル1まで上昇した。


★★
3/3の沖縄本島北西沖地震M6.6の時と同様に、
5段階の内、レベル1までノイズレベルが上昇した

4、本サイト徳島県南部観測点
3/11に北・南ともクリップ数が1連にまで減る磁力ダウンがあり、
3/12に3連・4連まで一気に回復した。


○今後
3/5-3/8まで3日連続で、
琉球海溝(「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖」含む)の現象が継続していました。

上記2項や3項、本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測などを
今後も、モニタリングしていきます。


◎本サイト空の掲示板No.32753 3月13日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、朝、静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が現れました。
これからが、地震の前兆を教えてくれると思います。予想てすが。

また、九州の未完成さざ波雲と沖縄から宮古島に掛けて、海溝沿い大気重力波が発生しています。
琉球列島と関東方面が注視する必要がありそうな雰囲気です。

1、関東方面;昨日の続報
○東京荒川区観測点:3/13
ぐ磁石がスゴい事になってます(´`:)
全ての磁石が強まり、東西・南北は4連になりました。
またラドンは24に上がりました。

★★
3/13:静岡から伊豆諸島に掛けて、さざ波雲が出現。
昨日報告のとおり、首都圏;特に南関東で中規模程度の地震が懸念されます。

2、琉球海溝(「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖」含む)
3/5-3/8に継続し、九州の未完成さざ波雲と沖縄から宮古島に掛けて、海溝沿い大気重力波が発生

現象が継続しています。

   
 14/
03/13 5:52:17
◎首都圏:中規模地震の恐れ

1、本サイト神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測:2/11,2/18,2/23報告

今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。

1/26の9ベクレルから上昇をはじめ、2/15に、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。
その観測値が、徐々に、低下し、3/2に、9ベクレルとなり,上昇前の値となった。

その後、数日わずかにリバウンドしたが、3/5-3/11は、9-10ベクレルとなり、
終息したと思われる。


2、神奈川県相模原観測点&伊豆半島北端函南観測点の異変

3/10,3/11に、VHF帯電磁波観測に、大きな反応が見られ、異常データとして、
公開されています。→こちら

両者の異常は同期していますので、同じ震源からの地震電磁気現象による
電磁波を感知したものと思われます。

3、本サイト東京荒川区観測点:3/12
南北3連磁石ですが、3連→一瞬5連になりました(ToT)
数秒後に落下しましたが、4連の最強状態です
あとU字磁石のSとNの強さも逆転しました。

★★
これらのことから、首都圏、特に神奈川県西部や相模湾方面で、
地震が予想されます。

ただ、神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測の2/15の最高値は
54ベクレルですから、地震の規模は中規模程度と推察します。

ただ、もし、神奈川県西部で地震が発生すれば、震源が浅い場合が多く、
地震の規模のわりに、震度が高く出る場合があります。
震災ではないですが、少し、ご注意ください。

   
 14/
3/12
5:47
 ◎防災の使命 地震学誓い 敗北から再起「予知諦めない」

2014.3.11 08:25[msn産経ニュース] の記事です。→こちら

東日本大震災の巨大地震を予測できなかった日本の地震学。
長期的な発生予測に失敗し、直前予知も困難という「完敗」だった。

この完敗。地震学者が
減災に役立つ研究が求められる中で、地震学者は再起への道を歩み始めている。

その再起の道を産経ニュースが伝えています。

上記記事から、ピックアップしました。

○地震予知連絡会
存在意義を問う声が内部から噴出した。
「活動内容を変更すべきだ」「このまま何もしないのか」。
議論の末、地殻変動の監視により地震を予測する実験を試行することを決めた。

○スロースリップ:ゆっくり滑り

「地震学の敗北」。大震災をこう自己批判したのは東北大の松沢暢(とおる)教授(55)。
本震の2日前、三陸沖でM7・3の前震が起きたとき「強い地震の危険性は薄れた」との談話が地元紙に載った。
被災地の学者として、胸の潰れる思いを今も抱えている。

東大地震研究所の加藤愛太郎准教授(39)は、
松沢教授が見誤った前震活動を徹底的に調べ、巨大地震の直前に
「ゆっくり滑り」と呼ばれる現象が起きていたことを突き止めた。

南海トラフ地震を長期的に予測する手段として、国が期待する現象です。


○上層大気の電離圏の異変
地震直前に異常が発生するとして、
「空からの予知」に挑むのは東京学芸大の鴨川仁(まさし)助教(42)。
予測精度など課題は多いが、「いま生きている人々が利用できるように」と意気込む。

★★
地震学者の皆様は、地震は、地の現象。空とは無関係とずっと言い続けてきた。
隔世の感があります。


○東京大学地震研究所
関東大震災後の大正14年に設立され、日本の地震学を主導してきた東大地震研究所。
東京都文京区の施設内には、寺田寅彦による理念が掲げられている。

「永遠の使命は地震に関する科学的研究と災害の予防、軽減方策の探究である」。
地震学は他の科学研究と違って、防災という重い十字架を常に背負う。

この3年間、多くの学者が巨大地震の研究に心血を注いできたが、その全容は解明されていない。
予知や被害想定の在り方も、まだ議論の途上にある。

 「次の地震も、われわれの想像を超えるに違いない。
目指す山の頂上は雲に隠れて見えない。頂上など存在しないかもしれない。それでも登り続けるのが地震学の使命だ」

 東大地震研の古村孝志教授(50)は自戒を込めて、こう語った。

★★
東大地震研の古村孝志教授の言葉が、率直に、自分の気持ちを語っておられ、胸にしみました。
自分も、自然科学系の研究開発を職業にしています。

地震学は専門でありません。
ここから先は、自分の、巨大地震の予知や予想に対する考えです。

3年前の日報を読んでいただくとわかりますが、東北に大地震が来るとは、予想していましたが、
日本の観測史上最大のMw=9.0の超巨大地震が発生するなんて、全く予想できませんでした。

中規模地震、大規模地震:M7クラスまでは予想できるのですが、M8を超えるような巨大地震は
予想のロジックを全面的に変えないと、無理だと痛感しました。

この3年間、日報を読んでこられた方は、本サイトが、もがき苦しんで、
どうしたら、巨大地震の地震発生時期を予想できるんだろうと、試行錯誤でした。

そうして、今、毎週、日曜日に続けている巨大地震のモニタリングが
私達が、試行錯誤の上で、今取り組んでいる、予知の姿です。


私が知る限り、有料:無料の既存の地震予知サイトさんが、
M9の巨大地震の発生予知を成功させたとは言えません。

公開されているサイトの巨大地震発生後の報告を見ると、
「後出しの現象のデータで、無理やり、巨大地震発生を予知できたと豪語したり、されている方が多かった。

科学者らしく、素直に、予知できなかったことを反省して、ロジックを再構築されない限り、
巨大地震の予知などできるわけありません。


それと、もう一点言いたいのですが、
なぜ、地震学者さんは、既存の殻にしがみつき、東日本大震災を予知した科学的手法を無視するのでしょうか。

3/5に報告した、ロシアのAlexei Ryubushin氏の地殻内の微小地震動の多次元時系列解析です。
この手法で、2010/4/26に、M8.5-M9.0の地震が、日本で発生すると予想しています。

現実に、東日本大震災Mw=9が発生し、予想は的中していますので、予想で用いた解析手法は、実績があると考えられます。
この手法で、 2013-2014年(本年末まで)に
北緯30度から34度、東経137度から142度の矩形の領域内で、M8.5以上の巨大地震が発生すると、さらに予想されています。


僕達のような、研究開発の世界で、自分達の考えが間違いで、
海外に、ユニークなアイデアがあり、実績を上げつつある。

実績が積み重なって、研究の成果が揺るぎないものになったからでは遅いんです。
まだ、「インキュベーター」の中にあるような次の次代の研究の種をいちはやく、見つけ出して、自分たちの中にとりこむ。

これをしないと、研究開発は死んでしまいます。

地震学の世界は、はたから見ると、権威主義の中につかっていて、
中で、自由なアイデアをだしたり、
他の世界から、新しい血をいれる事が少なく、よどんでいるように見えます。

日本の他の分野の研究開発も同じように、「進取の気性」がなくなって、ご都合主義、事なかれ主義が横行しています。
ソニーのウォークマンなどのユニークな製品はなくなり、アメリカのアップルが、昔のソニーのようです。

最後に、
 「次の地震も、われわれの想像を超えるに違いない。
目指す山の頂上は雲に隠れて見えない。頂上など存在しないかもしれない。それでも登り続けるのが地震学の使命だ」

東大地震研の古村孝志教授のすばらしい言葉を研究者として、再度、胸に焼き付けて、おきたいと思います。


根拠はなく、自分のかんなんですが、

現在最も本サイトで注目している房総半島南東沖と鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖。

特に前者は、想像を超え、1605年の慶長地震のような地震になるかもしれません。

以前報告したように、謎が多かった1605年の慶長地震が
伊豆・小笠原海溝(鳥島付近100km四方前後)のM8.2-8.4の巨大地震という新説が昨年秋の地震学会で発表されました。

この地震は、
四国:高知や徳島、和歌山県北部、三重県、静岡県、伊豆半島、房総半島南部の外房地方、八丈島で
大きなゆれ震度5-6と5-10mの巨大津波が記録されています。

M8.2-M8.4で、本州と四国太平洋側ほぼ全域に5-10mの巨大津波が襲うような地震です。

もし、M8.5を超えるような、慶長地震タイプがおきれば、「想像を超えるような地震」になるのかもしれません。
また、謙虚に、報告していきます。

この巨大地震、非常にゆっくりとすすんでいますので、
遅くとも、夏が終わる頃までに、臨界点に達して、地震発生となるのではないでしょうか。
毎日、データを見ていることを基にした「かん」で、申し訳ないです。



   
 14/
3/11
5:57
 ◎東日本大震災から3年
三年前の3/11:14:46分、日本の観測史上最大のMw=9.0の超巨大地震が発生しました。
最大遡上高40.1メートルにも上る巨大な津波が発生し、
東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生しました。

震災による死者・行方不明者は、震災関連死を加えると、凡そ2万1千人です。
まだ、若くして、なくなった方も多く、さぞかし、無念だったでしょう。

後で、お寺に行って、般若心経と光明真言をお唱えし、他界された皆様の追善供養をしたいと思います。

人は2度死ぬといいます。
肉体的な死ともうひとつは、皆さんがその人を忘れたときが、2度目の死です。

2万1千人の皆様を忘れまい。絶対に。

震災はつらいです。今でも、テレビで、大好きな三陸や福島浜どおりの姿を見ると、涙が止まりません。
そのときに、思うことは、もう二度と、震災を見たくない。

少しでも、次の巨大地震の被害が少なくなるように、
観測者仲間の皆様といっしょに、巨大地震発生日時の予想を中心に、
防災:減災を訴えていこうと決意をあたらにしています。


◎電離層全電子数:TEC 
本サイト環境自然などなんでも掲示板
〔30531〕::3月10日のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
本日のTec Mapは、ピークは過ぎた感じになってきましたが、
昨日同様に非常に高い状態は継続しています。
これで11日連続で非常に高い状態です。
沖縄や小笠原付近で北に向かって突出する異常現象はほとんど見られませんでした。

3月1日がピークでしたが、それがどの程度高く、それ以前がどれくらい低かったかを見るために
2月1日から3月10日までの期間の14時のTEC Mapを繋げてみました。

http://youtu.be/ii3jbyuveK4
(引用終了)

★★
本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測がさらにリバウンドし、昨晩95ベクレル。
次の急落時が注目です。


◎本サイト観測者仲間の観測観察:3/10
青森八戸
今朝、鈴が復活しました。

   
 14/
3/10
6:12
 ◎本サイト観測者仲間の観測観察
○札幌ラドン観測点
3日間で+16の上昇。猫も威嚇行動が入り、暫くぶりにケージ隔離となりました。

○青森八戸
10:40頃に鈴が落下し、何とか浮きました。
しかし2時間後に再度落下し、その後は磁力が回復しません。

○茨城南部
磁石装置、東が落下中

◎電離層全電子数:TEC 
本サイト環境自然などなんでも掲示板
〔30498〕::3月9日のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
本日のTec Mapは、昨日と同程度という感じで、非常に高い状態は継続しています。
日本付近も同様で、これで10日連続で非常に高い状態です。
(引用終了)

★★
TECでみますと、日本の南海上で高い値が継続しています。

房総沖巨大地震は、昨日モニタリングしたように、まだ。弾性歪エネルギーの蓄積中で、
臨界点には未だ達成していないと判断しています。

そうしますと、連日現象が継続しています南西諸島方面:特に琉球海溝北部が気になるところです。

ただ、本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測が93ベクレルとややリバウンドしています。


北海道方面は、
2/27:そのサハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
3/1:北海道の北部に、さざ波雲が発生。サハリン南部沖にまで、広がっていた。

1/28に報告しましたが、
ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。

この予想もありますし、さざ波雲発生から10日経過していますので、そろそろ危険域に入っているかもしれません。

2007年のサハリン西方沖地震は、M6.4で、北海道の震度は、2-3でした。
津波は、サハリン南部のホルムスク、ネベリスクで0.1~0.2m程度の津波が観測された。

   
 14/
3/09
5:58
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
10/24、11/16、12/10、12/29、2014/1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23、3/2に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震発生危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし
特に、「岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動」を中心に、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)との同期性をみていますが、
今週も、全く変化がなかった。


2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。
終息値は、平均値が30以下とする。


★★
今回の判定:終息せず。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値3/8/は57です。
最近一週間でも、56-60の狭い範囲内での変動だった。
未だ、終息値の倍の濃度で終息せず。

3、予想震源域内の観測点→本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。
※上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

その後は、通常の濃度変動の範囲内で、推移しています。

また、2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が
見られた。
房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかり始めたことを示すと思われます。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;22日間継続中。

★★
今回の判定:変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置
◯鈴落下装置の落下は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
3月6日、「房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。」
一日中、出現したのは、初めての出来事だった。

今回の判定:予想震源域上空(首都圏含む)に、大規模に輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化は、ほとんどなかった。
3月6日、「房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。」
この変化が最も大きな変化だった。

地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。

次のモニタリングは、3/16(日)予定です。


◎本サイト空の掲示板32702 3月8日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

種子島と奄美大島の中間に位置する東側に大気重力波が見られます。

★★
3日連続で、「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖」の現象が継続しています。


   
 14/
3/08
5:59
◎本サイト空の掲示板No.32694 3月7日 衛星画像

昨日1日中大気重力波の見られた房総半島南東沖で、
不鮮明な波紋状雲となっており、また、八丈島東方沖から沸き立つような雲が見られる。

本州はるか南方沖に、広く東西に渡る大気重力波と波状雲。

鹿児島南方沖から台湾に至る南西諸島で、大気重力波と波状雲。

★★
昨日とほぼ同じ房総半島南東沖&鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の
現象が継続しています。


◎富士山
2/28報告で、
東日本大震災以降、
「21の火山で、地震活動が活発化した。
そのうち14の火山では、凡そ一ヵ月後には、平常に戻った。
2013年になって、ようやく平常化した火山は、日光の白根山、石川県の白山、箱根山でした。

そのうち、今でも、平常化していない火山が、青森県八甲田山と、富士山です。」

このように報告しました。

20世紀以降、世界で発生したM9クラスの超巨大地震は、
例外なく火山噴火を誘発してきました。

1952年のカムチャツカ地震(M9.0)、
1957年のアラスカ・アリューシャン列島西部のアンドレアノフ諸島沖地震(M9.1)、
1960年のチリ地震(M9.5)、
1964年のアラスカ地震(M9.2)、
2004年のスマトラ島沖地震(M9.0)では、
いずれも近くの複数の火山が翌日から3-4年以内に噴火した。

地震が火山の噴火を誘発するメカニズムのうち最も有力なのは、地震によって岩盤内の応力が変化し、
火山の地下にある“マグマだまり”の圧力が減少する。

するとマグマの二酸化炭素などの揮発性成分が発泡して軽くなり、上昇を始める。
いったん上昇しだすと、さらにマグマの圧力が下がるので、
どんどん発泡が促進され、さらにマグマが深くから供給されてくる。
「マグマ発泡」と呼ばれています。

2014年3月3日の読売新聞によりますと、
(引用開始)
火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣(としつぐ)会長(東京大名誉教授)が3日、BS日テレの「深層NEWS」に出演した。

「富士山はいつ噴火してもおかしくない状態。
(パニックを起こさないためには)避難計画を作り、それに沿った訓練が重要だ」と述べた。

 国と地元自治体などは先月、富士山噴火を想定した広域避難計画を初めてまとめた。
降灰が広がると、静岡、山梨、神奈川の3県で、最大47万人が避難を迫られる恐れがある。

 都心でも、火山灰が2センチ程度積もると予想される。
藤井会長は「火山灰が5ミリ積もっただけで、車は坂道を上れなくなる。
高速道路では、深刻な渋滞が起きる」と話し、交通網がまひする可能性を指摘した。
(引用終了)

★★
火山噴火予知連絡会の会長の認識が、「富士山はいつ噴火してもおかしくない状態」であることが注目されます。
予想する房総沖巨大地震発生後に、さらに、富士山噴火誘発の可能性が高くなると、考えております。

私どもの観測者仲間に、
富士山北側山麓鳴沢村観測点
富士山南側静岡県沼津観測点
大気中ラドン濃度観測を2年間以上継続しています。

今のところ、通常の範囲内の変動ですが、予想する房総沖巨大地震。
臨界点に達して、地震が発生する前後、どのように変動していくか大変注目されます。

   
 14/
3/07
6:03
 ◎本サイト空の掲示板No.32691 3月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

衛星画像からは、種子島南部沖に大気重力波と日向灘南部沖にウナギレンズ雲が現れています。
その一帯で地殻に歪みが出ているのかな?
九州南部にもレンズ雲が出現しています。九州南部沖から奄美大島北東沖が要注意です。

関東は、房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで現れていた。

★★
○琉球海溝から日向灘
現在最も本サイトで注目している房総半島南東沖と鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖。
どちらも、3/6には、上記のように、大きな現象が現れていた。

琉球海溝では、大津波は起こらないといわれてきました。
ところが、1771/4/24に発生した八重山地震。

石垣島南東岸から東岸では最大遡上高が30mに達した。
多良間島から宮古島南部海岸にかけても遡上高は10m以上に達した。
そのため、元号を取って明和の大津波ともよばれる。

琉球大学理学部の中村衛らは、
明和の大津波(八重山地震津波)の断層モデルを再検討し、
津波の数値シミュレーションを行ったところ、
琉球海溝で発生した海溝型巨大地震(マグニチュード8.0)であった可能性が高いことが判明した。

これは琉球海溝でも、海溝型巨大地震が発生した事を示した初めての事例だそうです。

また、今回の予想震源域近くの日向灘。

1662年(寛文2年)10月31日 日向灘 M7.6 。

日向や大隅で死傷者多数。
城や家屋の破損、山崩れが発生した。

津波があり、沿岸7か村の田畑計8,500石が水没するなどした。
(羽鳥、1985年)によれば津波の高さは宮崎で4 - 5mと推定され、日向灘では最大級のものであったとされる。
外所地震(とんところじしん)とも呼ばれる。

1931/11/2:日向灘:M7.1→高知室戸岬で85cmの津波
1941/11/19:日向灘:M7.2→四国九州で、最大波高1mの津波
1961/2/27:日向灘:M7.0→九州から中部にかけて最大50cmの津波
1968/4/1:日向灘:M7.5→四国で到達高3m以上の津波を観測し、床上浸水56棟、船舶の被害も発生した。

やはり、予想する
琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震1/3&1/4根拠」
津波は、南西諸島から本州の中部地方まで、警戒が必要であると、過去の地震が教えてくれます。


○房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が朝から夕方まで
3/6は、おそらく、最近では初めて、朝から夕方まで、
房総半島南東沖にさざ波雲や大気重力波が現れていた。

丁度、三つのプレートがぶつかりあう三重会合点 【さんじゅうかいごうてん】付近です。
   
 14/
3/06
5:50
 ◎本サイト空の掲示板No.32686 3月5日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

沖縄に部分さざ波雲と沖縄から日向灘沖まで三日月状亀裂雲が見られます。
沖縄の上空から日向灘沖の三日月状亀裂雲が印象的ですね。

★★
本サイト環境自然など何でも掲示板30380:3月5日のTEC Map 動画 Name:Zebra

今日のTec Mapは昨日と同じ程度で、非常に高い状態でした。
これで6日連続です。

非常に高い電離層の全電子数:TECです。6日継続しています。

琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震1/3&1/4根拠」
この予想震源域全域に、3/5:三日月状亀裂雲が観測された。
印象的です。
また、報告します。


◎本サイト観測者仲間の観測観察
○東京葛飾観測点
水位低下…終息のようです!
昨日今日とハッキリとした微震動が数回あり。

ホワイトボード北寄りが5連、直下型北6連と初の最高連鎖です!
直下型南も最高連鎖の5連になりました!
直下型西5連も継続中。

※葛飾区からみて北側(埼玉茨城南部,栃木)と南側(房総半島南方沖,伊豆諸島)にくるかも知れません。西側も怪しいです。

直下型が強め終息なので首都圏も震度3程度は揺れるかも知れません。

311前のような冷蔵庫磁石や紙バサミの落下はないので、内陸ならM5、海域ならM6以上かも。。。

★★
とりあえず、TECが非常に高い状況ですが、首都圏は
3・4に報告したように、

○本サイト神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測(2/11,2/18,2/23報告)の異常値が終息し、中規模程度の地震が予想される
○房総半島周辺で、中規模程度の地震が予想される。

首都圏陸域で、被害級に大きく揺れる地震は日曜に報告したように、まだまだ先です。

   
 14/
3/05
4:58
◎1997-2012年における日本周辺の歪の蓄積の解析と今後予想される巨大地震

1997-2012年の間に発生した2回の巨大地震:2003十勝沖、2011東日本大震災と
歪の蓄積と開放をよく説明している、Alexei Ryubushin氏の報告を中心に説明します。

2013年のヨーロッパ地球科学連合(EGU: European Geosciences Union)大会で、
2013/4/9、ロシア人科学者 Alexei Ryubushin氏が、
日本の F-net(広帯域地震観測網)のデータを使って、地殻内の微小地震動の多次元時系列解析を
独自の手法で行い、その結果を発表しました。

その内容は、日本の F-net(広帯域地震観測網)のデータを解析し、
地震の低周波からプレートの固着領域など応力(歪)が溜まっている領域を見極める為に、
その偏りやバラツキをフラクタル特性から求めています。

その手法を用いて、彼は、2010/4/26に、M8.5-M9.0の地震が、日本で発生すると予想しています。

Lyubushin warned that an earthquake with a magnitude of 8.5–9.0 could occur in Japan;
it was published in English in leading scientific journals all over the world.
On April 26, 2010, Lyubushin officially informed the Russian Advisory Council
on Earthquake Prediction and Seismic Hazard Assessment of his forecast.

(An outstanding achievement of the Russian Academy of Sciences:
The successful forecast of the earthquake of March 11, 2011, in Japan)

現実に、東日本大震災Mw=9が発生し、予想は的中していますので、予想で用いた解析手法は、実績があると考えられます。

図20140305は、上記EGUでの報告の一部です。
F-net(広帯域地震観測網)のデータを用い、
1997-2012年のフラクタル解析のΔα(multi-fractal singularity spectra support width)を
ほぼ1年間単位で、地図上に表示したものです。

歪みが蓄積されて地殻内の小ブロックどうしが結合し、より大きな単位として活動するようになると、
低周波地震ノイズのフラクタル性が低下し、
シンプルな構造の波形に近づくためにΔαが低下すると解釈されています。

つまり、この値が低い(藤色や青色で表示されている領域)ほど
応力(歪)が溜まっている領域と考えられています。

図中に、★印で1997-2012年の間に発生した2回の巨大地震の震央を示しています。

十勝沖巨大地震:2003/9/26:Mw8.3:最大震度6弱、津波::2m55cm:北海道 豊頃町
東日本大震災:2011/3/11:Mw9.0:最大震度7、津波 9.3m以上:相馬港

さらに、私が、図中に、
房総半島沖で発生したゆっくりすべり(スロースリップ)の発生を加筆しました。

2001-2002年に、顕著に、東北から十勝沖の広い範囲に、藤色の地域が広がっています。
十勝沖巨大地震が発生すると、歪は開放されて、藤色の地域は、十勝沖から消えています。

2005-2009年に、東日本大震災の震央周辺で、藤色や青色で表示されている領域が広がっています。
東日本大震災が発生すると、歪は開放されて、藤色や青色の地域は、三陸沖から消えています。

ただ、図全体をよくごらんいただき、Δαが最も低い地域(藤色の地域)はどこでしょうか。
1997-2012年の図16枚で、共通して、全て、Δαが最も低い地域(藤色の地域)は、
房総半島南東沖から伊豆小笠原海溝周辺です。


さて、
房総半島沖のスロースリップは1996年から18年間断続的に継続しています。
1回目:1996/5/14-5/24::11日間,Mw6.6
2回目:2002/10/4-10/14::11日間,Mw6.6
3回目:2007/8/13-8/23::11日間,Mw6.6
4回目:2011/10/26-11/8::14日間,Mw6.7
5回目:2014/1/2-1/10:: 9日間,Mw6.5

図中に、このイベントを■で、私が加筆しました。
Δαが最も低い地域(藤色の地域)の北端部で、東西方向の幅の丁度中心にあたります。

スロースリップが発生している地域は、歪が蓄積されている地域ですので、
この図の信憑性をさらに、補充していると思われます。

さらに、予想される巨大地震の震源域には、房総半島南東沖が含まれると示唆していると思われます。

元に戻り、
Alexei Ryubushin氏は、上記の解析結果から、他の学術論文で、次のようにまとめています。

The analysis of data after Tohoku earthquake indicates increasing probability of the 2nd strong
earthquake with magnitude more than 8.5 starting from the middle of August 2011 within the
rectangular domain with longitudes range 137-142 degrees and latitudes range 30-34 degrees which is
characterized by relatively low values of singularity spectrum support width.

和訳すると、

東日本大震災以降のデータ解析で
次の巨大地震が、予想される。
北緯30度から34度、東経137度から142度の矩形の領域内(図20140305の藤色の地域)で、
地震規模は、M8.5以上と予想する。
この矩形の領域は、マルチフラクタル解析で、
Δα(multi-fractal singularity spectra support width)が低い地域である。

地震の発生時期は、
上記の2013/4/9のEGUの学会報告では、2013-2014年中に発生するとしています。

この矩形の領域の
東西方向;東経137度から142度というのが、愛知県から房総半島はるか沖の位置です。
南北方向:北緯30度から34度というのが、伊豆鳥島から房総半島南東沖、東海沖の位置です。

以上まとめますと、
1997-2012年のFnetのデータを用いて、
毎年ごとの、多次元時系列解析を行うと、継続して、房総半島南東沖から伊豆小笠原海溝を中心に、
フラクタル解析のΔα(multi-fractal singularity spectra support width)が低い地域が存在している。

この解析をしたAlexei Ryubushin氏は、2013-2104年に、M8.5以上の巨大地震が
北緯30度から34度、東経137度から142度の矩形の領域内で発生すると予想している。

この領域には、巨大地震を引き起こすことのできる十分な弾性ひずみエネルギーが蓄えられていると考えられ、
その矩形の地域の北端の房総半島沖で、スロースリップが発生している

予想される巨大地震の震源域には、房総半島南東沖が含まれることを示唆していると思われた。



◎本サイト観測者仲間の観測観察
1、千葉県北部
鈴落下装置2号 復活しました。
1月27日に落下して以来、37日ぶりです

2、愛知県東部
鈴落下装置
東南側 2013/12.6~落下してましたが、88日目ぶりに
復活しました。

3、東京葛飾
ホワイトボード4ヶ所のうち3ヶ所とも4連は珍しいです。
また、直下型南が5連になるのも稀で、半日後に2ケ落下、その何時間後に4連まで磁力回復。
直下型西が2/28より5日間5連を維持しています。
八丈島東方沖M3.4,伊豆諸島M5.0,相模湾M2.6がありましたが、南から西へかけて後続ありそうな気がします。


《サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用や複製も、本サイトによる同意を必要とします。》

   
 図20140305    
 14/
3/04
6:15
◎3/3:05:11沖縄本島北西沖M6.6震度4 & 3/3:11:27 沖縄本島近海 M5.0 震度3
1、3/3:05:11沖縄本島北西沖M6.6震度4
沖縄県名護市の北西110kmの海底、深さ約120km
最大震度4を鹿児島県沖永良部島と沖縄本島で観測した。

2,3/3:11:27 沖縄本島近海 M5.0 震度3
沖縄県那覇市の西北西35kmの海底、深さ60km
最大震度3を沖縄本島で観測した。

3、前兆
2/26報告
緯度29度のTEC値が特異的に上昇した。緯度29度とは、沖縄本島の緯度です。
沖縄方面の地震を予想した、

本サイト沖縄本島観測点大気中ラドン濃度観測:単位ベクレル
観測日数:484日:最高値::175(2013/12/16)、最低値::24、平均値::84

海風が常にふいているような観測点で、平均値が84ベクレルというのは、
明らかな異常です。

最近では、2/25に、113ベクレルを観測し、3/3の夜間には、56ベクレルとなった。
凡そ半分に濃度が減衰したときに、上記地震が発生した。

本サイト空の掲示板では、
No.32610 2/21衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
関東甲信越-西日本-日本海中部・西部から、小笠原諸島-沖縄にかけて衛星画像ノイズが見られます。


やはり、2/21-2/25に、沖縄周辺で、応力の高まりが見られて(ラドン上昇)
地震電磁気現象が発生したものと思われます。


4、今後
本サイト空の掲示板
○No32454 2月8日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、高知沖に大気重力波が見られます。
また、鹿児島南部沖が昨日は、ぽっかりと空洞が出来ていましたが、本日は、吹き出す雲が見られました。
おそらく屋久島北部沖と思われます。

○No.32492 2月11日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
奄美大島近海には、大気重力波と屋久島の西側に波状雲が見られます

○No.32570 2月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
奄美大島から種子島の東方沖に大気重力波が伸びていました。

○No.32675 3月3日愛知西部の観測と衛星画像NASA
種子島周辺で大気重力波が見られました。


★★
上記のように、奄美大島から種子島に至る薩南諸島を中心に、
高知沖から奄美大島まで、現象が継続しています。

福岡市観測のVLF帯ノイズ観測の南北指向ノイズも3/3からやや多くなってきました。
本サイト環境自然などなんでも掲示板で、
南西諸島方面と房総半島以南の伊豆小笠原諸島方面のTEC値が、3/3,
非常に高くなっています。

しばらく、目が離せなくなってきました。



東京国分寺電離層観測点
本サイト環境自然などなんでも掲示板30313で、
「 国分寺と山川に小規模Esと偽像出てます。国分寺には更に銀雲らしきノイズが出ています。」

首都圏や東北地方で、喫緊で気になる点は3点です。


1、本サイト神奈川県湘南地区大気中ラドン濃度観測:2/11,2/18,2/23報告

[[今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。
2/8:朝:21ベクレル、2/8:41ベクレルとなり、過去最高値を更新した。

その後、さらに上昇し、2/15に、再度、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。
その観測値が、2/22夜に、14ベクレルとなり、平均値へ終息した。]]

さらに、3/2夜には、9ベクレルとなり、今回の上昇開始前1/26の値と同値になり、
完全に終息した。

やはり、中規模クラスの地震が、神奈川県の西部で、発生することが懸念されます。

2、本サイト観測者仲間の観測観察:3/3
東京葛飾と千葉県九十九里浜観測点で、南方位の磁力が急に磁力アップし、強力となった。

房総半島南方沖か伊豆諸島あたりややゆれるかもしれません。
TEC値も高いです。ただ、首都圏では、被害地震にはならない程度のゆれだと推察します。

3、本サイト福島県いわき市観測点の方位磁石の偏角
東に偏角して7日目。

福島沖や宮城沖の地震を心配しています。やや強くゆれるのかもしれません。


本日に予定した、2002~2012年の間に発生した、日本周辺の歪の解析は
明日に延期します。

   
 14/
3/03
5:54

◎本サイト空の掲示板No.32666 3月2日愛知西部の観測と衛星画像NASA
衛星画像からは、近畿圏に断層状の亀裂雲が見られます。先端は、琵琶湖となっています。

★★
断層状の亀裂雲は、淡路島から京都府南部、琵琶湖に達しています。
衛星写真は、実に印象的です。
また、同日、本サイト 石川県南加賀地方観測点
「「15時頃西~北にかけ断層雲、
20時半頃外を覗いたら南西から大きなグローブが延びるように雲が広がっていました。」」

石川県南加賀地方から南西方向とは、琵琶湖方面です。


2013年の報告ですが、
琵琶湖が地殻変動に合わせて過去11年間で東南方向に20センチ以上移動し、
湖の幅が最大で3センチ縮んだことが、立命館大の熊谷道夫教授(地球物理学)の調査で分かった。

熊谷教授は、国土地理院が設置したGPS(全地球測位システム)観測点のうち、
琵琶湖周辺の6地点で2002~2012年の変動を解析した。
その結果、湖西側の高島市は東南方向に23.2センチ移動したのに対し、
湖東側の彦根市は同20.6センチ移動していた。

移動の方向は微妙にずれており、2地点の距離が約3センチ縮小したという。
同様に大津-野洲市間は1.8センチ縮むなど、場所によって均一ではないが、
湖は若干縮小していることが分かった。

熊谷教授は「左右方向からの圧力のひずみが噴出として現れているのでは。
東日本大震災など活発化した地殻の動きの一環とみられ、今後も異変を注視したい」と話している。

一方、
熊谷教授は自律型潜水ロボットを使って01~12年に湖底の状況も調査。
2009年に滋賀県高島市沖水深約100メートルの湖底2カ所から「ベント」と呼ばれる噴き出しを発見し、
その後86カ所に拡大していることを確認した。
熊谷教授は「琵琶湖の収縮に伴って噴出している可能性があると指摘した


上記は、
琵琶湖の地殻変動の報告です。
琵琶湖周辺で、大地震が発生かと思われる方もおられるかもしれません。
上記の調査期間
2002~2012年、この期間中の2009年に、琵琶湖の「ベント(噴出し)」も発見された。

調査をされた熊谷教授は
「(琵琶湖の)左右方向からの圧力のひずみが噴出として現れているのでは。
東日本大震災など活発化した地殻の動きの一環とみられる。」と考察された。

私どもの観測者仲間の大気中ラドン濃度観測で、琵琶湖周辺の観測点です。
単位:ベクレル

京都府南部観測点 : 観測期間:1048日::最高値::67、最低値::6、平均値::27
石川県南加賀観測点 観測期間:800日::最高値::44、最低値::9、平均値::25
石川中央観測点    観測期間:542日::最高値::54、最低値::6、平均値::20

平均値で見ますと、京都府南部観測点が、27ベクレルで最も高い値ですが、
凡そ3年間の観測で、最高値が67ベクレル(2013/8/14)です。

とても、近畿圏に大地震が起きるような濃度変動はありません。

では、2002~2012年の間に、日本周辺で、何が起こり、今現在、どこに
歪が蓄積されているのでしょうか。

本日は時間がなくなりました。明日、図を基に詳しく説明します。


◎観測者仲間の観測観察:3/2
青森八戸観測点
午後、鈴が落下しました。弱々しいですが復帰しています。

   
 14/
3/02
5:55
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16、2/23に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、予想震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述

レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
上記のstep_1の首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値が、終息すること。

終息値は、平均値が30以下とする。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値3/1/は60です。
最近一週間でも、59-62の狭い範囲内での変動です。
未だ、終息値の倍の濃度で終息せず。

★★
今回の判定:終息せず。


3、予想震源域内の観測点→本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2/15:(房総半島沖の5回目のスロースリップ35日後に相当)に、上昇した。
その7日後の、2/21に、終息した。

上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。
今回もまず、一回目のラドンの上昇は終了した。
その後は、通常の濃度変動の範囲内だった。

また、2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度の上昇が
見られた。
房総半島と岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかり始めたことを示すと思われます。

地下水のほぼ枯渇現象は継続していますので、
未だ、地下には、大きな圧力がかかっていることがわかります。
地下水のほぼ枯渇現象;15日間継続中。

★★
今回の判定:大きな変化なし。


4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置と方位磁石の西偏角
◯鈴落下装置の落下と方位磁石の西偏角は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし


5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。



★★
2/28の黄昏さんの衛星画像解析で、房総半島南東沖に、小規模ながら未完成さざ波雲が発生しています。
まだ、小規模のようです。

今回の判定:予想震源域上空の輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の上記1-5項の変化は、ほとんどなかった。
地震発生危険度判定は、黄色で変更なし。


次のモニタリングは、3/9(日)予定です。


◎本サイト空の掲示板No.32657 3月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA
1、北海道北部のさざ波雲
北海道の北部に、さざ波雲が発生しています。
サハリン南部沖にまで、広がっていました。
★★
1/28に報告しましたが、
ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。

2/27:そのサハリン南部や対岸のロシアで、さざ波雲が発生
それに続く現象と考えられます。


2、長野県周辺
長野県周辺に大気重力波から未完成さざ波雲に変化していました。
輪郭は弱いので、今後の発生状況によります。


 14/
3/01
5:47
 本日は特に、新しい前兆や
観測者仲間の観測観察で、大きな変動はなかった。

ただ、2月28日の世界TEC Mapで、太陽由来の要因は大きいが、
太平洋のほぼ全域に、最高域の70-80TECUの赤い領域が広がった。
かなりまれな現象です。


 14/
2/28
5:37
本サイト青森県八戸観測点と八甲田山:十和田湖の火山活動:2014/1/29,2/24報告続報
○本サイト青森県八戸観測点は、
十和田湖の東凡そ50km、八甲田山の東南東凡そ50kmに位置します。

《本サイト青森県八戸観測点の大気中ラドン濃度観測》
1/29以降、93-126ベクレルの範囲内で変動していたが、2/19から一段と上昇
2/23には、過去最高値を更新し、146ベクレル。
さらに、2/26には、さらに最高値を更新し、147ベクレルとなった。
最近値2/27夜観測も、146ベクレルだった。


○2014/2/25:第128回火山噴火予知連絡会資料:気象庁
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後に地震活動の活発化した火山


東日本大震災以降、下記の21の火山で、地震活動が活発化した。
そのうち14の火山では、凡そ一ヵ月後には、平常に戻った。

2013年になって、ようやく平常化した火山は、日光の白根山、石川県の白山、箱根山でした。

そのうち、今でも、平常化していない火山が、青森県八甲田山と、富士山です。
本サイトの富士山北側山麓鳴沢村や富士山の南側の静岡県沼津市観測点の
大気中ラドン濃度は、今のところ、通常の変動の範囲内です。

八甲田山の50km圏内の青森県八戸観測点の大気中ラドン濃度だけが高い。


阿蘇山          2011年4月以降平常
九重山          2011年4月以降平常
白山その1       2011年4月以降平常
浅間山          2011年4月以降平常
鶴見岳・伽藍岳    2011年4月以降平常
伊豆東部火山群   2011年4月以降平常
伊豆大島        2011年4月以降平常
乗鞍岳         2011年4月以降平常
薩南諸島中之島   2011年4月以降平常
薩南諸島諏訪瀬島 2011年4月以降平常
秋田駒ヶ岳       2011年4月以降平常
岩手県岩手山     2011年4月3日以降平常
草津白根山      2011年4月以降平常

秋田焼山       2011年5月以降平常
新島          2011年5月以降平常

北海道丸山     2011年10月下旬以降平常
焼岳          2012年1月以降平常

日光白根山その1  2012年秋以降平常
日光白根山その2  2013年2月25日以降
白山その2      2013年4月下旬以降平常
箱根山その1    2013年4月中旬以降平常
箱根山その2    2013年4月下旬以降平常


青森県八甲田山  継続
富士山      減少しながら継続



◎本サイト空の掲示板No.32649 2月27日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学

サハリン南部の東沿岸に整列雲が見られます。
対岸のロシアには、さざ波雲がぽっかりと雲の切れ目から、空いて見えます。

★★
1/28に報告しましたが、
ロシア非常事態省は、
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波を予想している。
2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想。

そのサハリン南部や対岸のロシアで、2/27:さざ波雲が観察されています。


   
 14/
02/27 6:08:20
 本日は特に、新しい前兆や
観測者仲間の観測観察で、大きな変動はなかった。

今までの前兆が継続しています。

◎本サイトトップページのコンタクトからのご質問
【 お問い合せ内容 】:
毎日拝見しています。東日本大震災の前日か前々日(当日ではなっかたです)に、
冷蔵庫に貼り付けてある磁石が何個か床に落ちていました。
今度来る大地震の直前にも落下するのでしょうか?横浜在住です。

【 お答え 】:
今回の巨大地震は、地震の規模で、M8.5-M9の巨大地震です。
震源域は、房総半島南東沖から八丈島東方沖に至る一帯と今のところ考えています。

横浜から震源域まで、凡そ300-400kmです。
この位置で、巨大地震ですから、横浜の震度は、震度5強から6弱だと思います。
ゆれやすい地盤ですと、さらに大きな震度だと思います。


東日本大震災のときの横浜の震度は、5弱から5強だったと思います。
そのときよりも、震度は大きいので、磁石の磁力は地震直前に大きく低下するものと思います。

また、今回の予想震源域は、房総半島南東沖のプレートの三重会合点付近です。
相模トラフ、日本海溝、伊豆小笠原海溝が接する場所です。

相模トラフも関係していますので、相模トラフの北端域である相模湾地域の
横浜では、敏感な方は、微振動を日々感じておられます。

このような理由で、磁石の磁力低下は、東日本大震災より、大きいと思われます。

今回は、なるべく、直前前兆までつかんで、精度が高い予想ができないか
いろいろ時間があるときに、調べてたくさん、ツールを準備しています。

もし、冷蔵庫に貼り付けてある磁石が落ちたら、また、コンタクトからご連絡いただくと幸いです。
ご協力いただくと幸いです。

この地域で地震が起こったときに最も注意すべきは津波です。
関東では、外海に直接面しています相模湾や外房地域が警戒地域です。

神奈川県;房総半島南東沖地震による津波浸水予測図や
神奈川県;慶長型地震による津波浸水予測図をよくご覧になり、

浸水が予想される地域に友人やご親戚がおられれば、
津波からの避難訓練を何度もされるように、お伝えくださいね。

   
 14/
2/26
5:58
 ○電離層全電子数:TEC
本サイト環境自然などなんでも掲示板
〔30141〕:日本上空TEC 25日 Name:子牛
(引用開始)
日本上空TECでは、平均的な推移でしたが、
夜になり緯度29°に突発性上昇が出ています。

変動成分、夜21時に強い赤が九州に出ています。

電子密度擾乱指数(ROTI)、夜21時に強い赤が九州に出ています。
(引用終了)

★★
本サイト大分県南部沿岸部観測点:2/25
九州南部~南西諸島~台湾の方向の霞みが強く出ていましたので
通常なら3日~7日くらいで揺れるのですが、今回はどうでしょう。

緯度29度のTECの上昇があります。南西諸島方面です。
昨日も報告した琉球海溝南部から台湾方面の地震前兆と思われます。

あるいは、長い間、大気重力波が出ている
伊豆諸島から小笠原諸島方面かもしれません。
こちらも中規模地震だと思われます。


○本サイト福島県いわき市観測点:2/25
会社で
11:00確認したところ方位磁石が東に偏角していました!(◎_◎;)
しかも4度と大きく振れてます。

★★
本観測点では、方位磁石は、一ヶ月以上、西に4度ほど偏角していましたが、
東に、大きく振れています。
福島から宮城、三陸沖方面の地震前兆と考えるほうが、妥当だと思います。

あるいは、2/24に報告した十和田湖、八甲田方面の前兆か
しばらく注目されます。

   
 14/
2/25
6:07
 ○電離層全電子数:TEC 
本サイト環境自然などなんでも掲示板
〔30052〕::2月22のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
今日の日本付近は、非常に高めでした。

赤い部分が本州にまで迫り、12時頃には北に向かって突出する異常現象が見られ、
関東付近まで微妙にかかるほどでした。

その後も弱いですが、数回北に向かって吹き出すよな異常現象が見られました。
(引用終了)

[30072] 2月23のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
今日の日本付近は、昨日と比較すれば少し下がりましたが、全体的に高めでした。

小笠原から伊豆諸島付近で、オレンジ色の部分が赤くなる現象が3回発生しました。
3回目は北東方向に向かっていますので、通常の動きとは違うため
地球由来の現象と思われます。
(引用終了)

[30098] 2月24日のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
今日の日本付近は、また非常に高めでした。

10時半頃から、小笠原から西日本にかけて黄色い部分が現れ、
次第に小笠原・伊豆諸島付近が赤くなり
11時半頃には日本の南側すべてが赤くなりました。
(引用終了)

★★
最近、3日間、継続して、日本の南海上で、電離層全電子数:TECが高い状態が継続しています。
2/11&2/12には、台湾から台湾東方沖で、「未完成さざ波雲と大気重力波が発生」
ひとつは、この一帯で、凡そM6クラスの地震が懸念されます。

伊豆諸島から房総沖の巨大地震
琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震1/3&1/4根拠」

これらは、まだ、地震発生の準備段階で、臨界点に達して、いません。
ただ、TECが高い状態が、今後どのように変化していくか、継続観察です。
   
 14/
02/24
5:25

 ◎本サイト青森県八戸観測点と八甲田山:十和田湖の火山活動:2014/1/29報告続報
○本サイト青森県八戸観測点は、
十和田湖の東凡そ50km、八甲田山の東南東凡そ50kmに位置します。

本サイト青森県八戸観測点の大気中ラドン濃度観測は、
2012/9/9から観測開始しました。
観測開始時は、20-30ベクレルの間でしたが、
次第次第に、濃度が漸増しました。

2012/11/20--2013/5/8までの期間中、
100ベクレルを中心に、80-139ベクレルの範囲内で変動。
最高値:2013/4/8:139ベクレル。
          ↓
八甲田山直下で地震散発、、八甲田山が山体膨張::2013年5月::気象庁
八甲田山 地震の増加傾向続く::2013年6月-8月::気象庁

《本サイト青森県八戸観測点の大気中ラドン濃度観測》
その後はなだらかに減衰。2013/9/16:21ベクレルが底だった。
次に底値から漸増。
2013/12/3-2013/12/11、2013/12/25-2014/1/2の期間は、100ベクレルを超えた。

2014/1/12から一段と濃度上昇
2014/1/28:朝の観測で、134ベクレルとなり、凡そ、過去最高値に並んだ。
          ↓
十和田湖付近では、1/27:10 時過ぎから中湖(なかのうみ)付近の深さ4~7㎞を
震源とする地震が増え始め、地震計で観測される地震回数は 17 時~19 時頃にかけては1時間あた
り100回以上と多い状況になりました。


《本サイト青森県八戸観測点の大気中ラドン濃度観測》
1/29以降、93-126ベクレルの範囲内で変動していたが、2/19から一段と上昇
2/23には、過去最高値を更新し、146ベクレルを更新した。
          ↓
十和田湖や八甲田山の火山活動は今後どうなるのでしょうか???


○十和田湖
十和田湖は火山です。
火山というと,富士山や浅間山のような円錐形に盛り上がった山を連想するかもしれません。

周囲より窪んだ地形をなす火山もあります。
そのひとつが火砕流の噴出にともなって生じる陥没カルデラです。
北海道の屈斜路湖・支笏湖・洞爺湖,九州の阿蘇も陥没カルデラの代表で、
十和田湖も、陥没カルデラなのです。

十和田湖は、平安時代の西暦915年8月18日、噴火した。
この噴火では50億トンのマグマが噴出した.
浅間山の1783年噴火(7億トン),雲仙岳の1991年噴火(4億トン)より桁違いに大きい.
十和田湖のこの噴火は,過去2000年間に日本で起こった噴火のなかで最大規模です。
噴火口から20km以内のすべてを破壊しつくしたといわれています。

○八甲田山
最近6000年間に北八甲田火山群で少なくとも8回の噴火活動があり、
水蒸気噴火やブルカノ式噴火が発生した。
8回の活動のうち、
4回が大岳山頂部、1回がおそらく大岳からの噴火、最新の3回は大岳南西麓の地獄沼での噴火である


東日本大震災から3年経過します。
武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)は雑誌のインタビューで、

「「十和田湖近くの八甲田山でも地震が活発になっています。
ここは、原燃も『半径160キロの範囲にあり、活動可能性が否定できない』とした火山のひとつ。
原燃は、大噴火を数万年先とみているようですが、
世界では、M9クラスの大地震後、例外なく4年以内に近くの火山が噴火している。
3・11からまもなく3年。いつ起きてもおかしくありません」」

※島村先生がいう、原燃とは、六ヶ所村の日本原燃が所有する核燃料の再処理工場のことです。
日本の原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料を集め、
その中から核燃料のウランとプルトニウムを取り出す再処理工場である。
アクティブ試験という試運転を行っている。現在、停止中。

《サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用や複製も、本サイトによる同意を必要とします。》

   
 14/
2/23
6:03
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/9、2/16に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
、予想震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述
レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

2、予想震源域近郊の観測点→首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の終息:1/15モニタリング詳述
前回までは、東京渋谷観測点のみをとりあげたが、上記のstep_1の首都圏4観測点の
大気中ラドン濃度の平均値が、終息することに変更する。

終息値は、平均値が30以下とする。
首都圏4観測点の大気中ラドン濃度の平均値の最近値2/22は64です。
未だ、終息値の倍の濃度で終息せず。

★★
今回の判定:終息せず

3、予想震源域内の観測点→本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2012/4/28以降、1年10ヶ月間、本サイトの観測値は、2-26ベクレルの範囲内の変動だった。

2014/2/15-2/21までの7日間;30-32ベクレルの範囲内で変動した。
2/15は、房総半島沖の5回目のスロースリップ終了から、35日経過している。

上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。
なんという一致でしょうか。
スロースリップ域の周辺で、力が集中し始めた証です。

また、2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度が
大きく上昇を始めた日です。

房総半島から岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかり始めたことを示すと思われます。

今回の判定:2-3回上昇すると思われる変動の、一回目の7日間が終了した。

4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置と方位磁石の西偏角
◯鈴落下装置の落下と方位磁石の西偏角は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

★★
今回の判定:予想震源域上空の輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない


★★
以上、まとめますと、
最近、一週間の変化では、

2014/2/15-2/21までの7日間;本サイト千葉県南房総鴨川観測点で、
1年10ヶ月間ぶりに、30-32ベクレルの範囲内で変動した。
2/15は、房総半島沖の5回目のスロースリップ終了から、35日経過している。

さらに、2/15は、岐阜県中津川市川上観測点で、地下水のほぼ枯渇と、地下水中トリチウム濃度が
大きく上昇を始めた日です。

房総半島から岐阜県に至る地域の地下岩盤に、大きな応力がかかり始めたことを示すと思われます。

いよいよ本格的に、巨大地震発生への大きな一歩を、2/15に踏み出したことがわかる。
昨日まとめましたように、
2・15からカウントして、凡そ1ヶ月から2ヶ月たつと、房総沖巨大地震発生の懸念がある。

モニタリングの5項目の観測観察のうち、モニタリングの3項に、変化が見えた。
地震危険度判定は、黄色で変更なし。ただ、さらに、一歩、進んだ。
まだ、モニタリングの1項や5項の観測に変化なく、ほっとします


今のうちに、「ゆれ」「津波」「長周期地震動」「火事」などの防災の準備をお薦めします。
市町村や東京23区のホームページには、防災のハンドブックや避難場所など、詳しく
掲載されていますので、ぜひ、参考にしてください。

次のモニタリングは、3/2(日)予定です。


◎観測者仲間の観測観察

○本サイト神奈川県湘南地区観測点
:大気中ラドン濃度観測;過去最高値:2/11,2/18に報告。

今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。
2/8:朝:21ベクレル、2/8:41ベクレルとなり、過去最高値を更新した。

その後、さらに上昇し、2/15に、再度、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。

その観測値が、2/22夜に、14ベクレルとなり、平均値へ終息した。

中規模程度の地震と思われますが、神奈川方面はご注意ください。


《サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用や複製も、本サイトによる同意を必要とします。》
   
 14/
2/22
5:46
 ◎岐阜県中津川市川上観測点の地下水中トリチウム濃度10の4乗倍上昇その2
2/20報告の続報です。

まず、訂正です。
2/20に報告した2014年2月の岐阜県中津川市川上観測点のトリチウム上昇
(訂正前)
2014/2/14と2/17に、地下水中トリチウム濃度が、10の4乗倍(10000倍)、上昇しました。

(訂正後)
2014/2/15と2/18に、地下水中トリチウム濃度が、10の5乗倍(100000倍)、上昇した。
さらに、地下水中ラドン濃度も、2/15と2/18に、10の2乗倍(100倍)、上昇した。

さて、2014/2/15に、地下水中トリチウム濃度とラドン濃度が、大きく上昇したのが、
同日の朝5時ごろです。

同観測点の、同日の湧出量をみますと、全く同じ時間の朝5時ごろ、
劇的に、減少しています。

1.5リットル・分であった湧出量が、2cc・分まで減少した。
凡そ1000分の一まで減少しました。

2014/2/15:5時ごろ、同観測点周辺で、大きな応力の変化があったことを示していると思います。
大きな圧力が地下に加わり、岩盤に微細なひび割れが入ったことを示しています。

その後、同観測点の湧出量は、2/15-2/21まで、ほとんど枯渇した。
一日に、3-5回、思い出したように、数CCの水が湧き出る程度です。

過去14年間連続して観測されているデータをすべて見て、
東日本大震災以前の、房総半島周辺の大きな地震と同観測点のラドン濃度や地下水枯渇の関係を
示します。


1、2004/5/30:房総半島南東沖(プレートの三重会合点付近):マグニチュード(M)6.7
伊豆諸島の三宅島、大島、八丈島等で10cm未満の高さの津波を観測した。

★★2004/4/19:地下水中ラドン濃度:短時間の急変→本震41日前です。
以後、4/20,4/25,4/30,5/1,5/7,5/12,5/14,5/15,5/18,5/23,5/24,5/26,5/27と
13回、短時間の急変がみられた。


2、2005/1/19:房総半島南東沖(プレートの三重会合点付近):マグニチュード(M)6.8
伊豆諸島の三宅島、大島、八丈島等で高さ30cm以下の津波を観測した。

★★2004/12/25:地下水枯渇→本震25日前です。


3、2005/4/11:千葉県北東部:マグニチュード(M)6.1 最大震度5強

★★3/10-3/14まで、5日間地下水枯渇→枯渇開始日は本震32日前
さらに、4/2-4/8まで、7日間地下水枯渇


4、2005/7/23:千葉県北西部:マグニチュード(M)6.0 最大震度5強

★★2005/5/25:地下水枯渇→本震59日前です。

さらに、6/19-6/21:3日間、7/21-7/24:4日間、地下水枯渇

千葉県周辺以外にも、関東や南東北のM7クラスの地震の凡そ1-2ヶ月前にも
中津川市川上観測点の地下水枯渇が見られます。

以上、まとめますと、
1-4は千葉県周辺の東日本大震災前の、主要な大きな地震ですが、
その32-59日前には、岐阜県の南東部:中津川市川上観測点の地下水枯渇やラドン急落が見られます。
(2005/1/19:房総半島南東沖地震は、前の年の誘発地震の可能性もあるため、カウントから除外した)


今回は、2014/2/15から、同観測点で、地下水枯渇が観測されたが、
完全に同期して、千葉県南房総鴨川観測点で、20ヶ月ぶりに、大きな大気中ラドン濃度上昇が
観測された。

2・15からカウントして、凡そ1ヶ月から2ヶ月たつと、房総沖巨大地震が近づいていくのではないかと
上記の過去例は、示唆していると推察した。



◎本サイトトップページのコンタクトからのご質問
【 お問い合せ内容 】:
栃木の研究者様、いつも貴重な情報ありがとうございます。大阪在住の美しい星の住民と申します。
冷静且つ的確で鋭い分析、また大難を小難に変えようとされているご努力、心底尊敬しております。

さて東京や千葉・神奈川に友人が住んでおりますが、
現在の状況を個人的に教えてもよろしいでしょうか?お伺いします。

【 お答え 】:
教えてあげてください。
まだ、凡そ1-2ヶ月先と推察しますが、今のうちに、
今のうちに、「ゆれ」「津波」「長周期地震動」「火事」などの防災の準備を進めてくださいと伝えてください。
特に、外海に直接面している相模湾や房総半島の外房に在住している方には、
津波の防災をするように伝えてあげてください。
今まで本サイトで述べましたように、
神奈川県;房総半島南東沖地震による津波浸水予測図→こちら
神奈川県;慶長型地震による津波浸水予測図→こちら

想定は、房総半島南東沖地震ですが、万が一、想定以上の可能性もありますので、
神奈川県で、最大規模の津波の想定が、慶長型地震ですので、

その地図を見られて、浸水が予想されている地域以外に、避難する訓練をするように、
伝えておいてください。

以前、慶長型地震で、詳しく報告しましたように、
5mクラスの津波が、四国、紀伊半島、東海で予想されますので、そちらの地域の方も
津波避難する訓練をするように、伝えておいてください。

具体的な、巨大地震発生予想は、
毎週日曜実施の巨大地震モニタリングでみてくださるように、伝えてください。

   
 14/
2/21
6:08
◎新妻地質学研究所:速報51)2014年2月の地震予報:2014年2月8日 発行
(引用開始)
1.2014年1月の地震活動
 気象庁が公開しているCMT解を解析した結果,
2014年1月の地震個数と,プレート運動面積に対する総地震断層面積の比(中略)
日本全域で0.084月分となり、このような0.1月分を下回る地震断層面積比は,
2012年9月(0.069月分)を除いて,東日本大震災前の2010年1月からこれまでなかった.
このまま地震活動が静穏化すれば,東日本大震災前の水準まで低下することになる.
(引用終了)

2,2014年2月の地震予報
(引用開始)
今後,屈曲スラブが平面化する地震の発生が予想されるので,
三つ目の宮城県沖地震の再来に警戒が必要である.

 福島県浜通域の地震は東日本大震災後に活動を始めたが,
2014年1月にも自動初動発震機構解(2014年1月東日本IS月別)に2個,
CMT発震機構解(2014年1月東日本月別)に1個の地震が公表されている.
日本全域の地震活動静穏化にもかかわらず活動を続けていることから,
宮城県北部地震の再来も念頭に警戒が必要である
(引用終了)

★★
第一項の2014年1月の地震活動の評価として、
2010年1月以降、今までで、最低水準で、
このまま地震活動が静穏化すれば,東日本大震災前の水準まで低下することを指摘された。

思い出すと、東日本大震災前もそうでしたが、数ヶ月間、地震活動の静穏化が進んでいました。
私どもとしては、房総沖巨大地震を予想しているので、本震前の、地震活動の静穏化期間に
今突入しているのだと、思います。

第二項の新妻先生の2014年2月の地震予報では、
日本全域の地震活動静穏化にもかかわらず、福島浜どおりの地震活動が継続していることを指摘し、
宮城県北部地震や宮城県沖地震を懸念されている。

私どもの空の掲示板でも、
2/6,2/10,2/13,2/18に、南東北を中心にした大気重力波
さらには、昨日2/20の空の掲示板でも、黄昏仙台さんが、
新潟ー東北の大気重力波を指摘されています。

最近報告していますように、喫緊では、やはり、宮城方面を中心に、
強い地震活動が懸念されます。防災の確認をお勧めします。


◎観測者仲間の観測観察:2/20
1,千葉県銚子市観測点
17:25>鈴落下装置 一個落下(回復可能でした)

2,神奈川県相模湾観測点:鈴落下装置:2/18、2/20報告続報
10時落下しましたがすぐ元に戻りました。


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公開情報のいかなる転用や複製も、本サイトによる同意を必要とします。》


   
 14/
2/20
6:11
 ◎岐阜県中津川市川上観測点の地下水中トリチウム濃度10の4乗倍(10000倍)上昇

1、岐阜県中津川市川上観測点の概要
岐阜県内の主要活断層地域を観測点とする,
地下水中ラドン濃度による地震予知に係わる観測と基礎研究:岐阜大学

岐阜県の南東部:中津川市川上観測点
活断層である阿寺(あてら)断層帯地域に属します。

観測開始:2000/5/20
凡そ14年間、毎日、地下水自噴水量、水温、地下水中ラドン濃度を観測されています。

2、地下水中のトリチウム濃度
トリチウムは、大気上層中で宇宙線中の中性子と窒素や酸素原子核との衝突作用によって生じ、
HTOとして降水中に含まれ自然界の水循環系に取り込まれています。

地下水は,降水が地下に浸透して造られます。
その過程で浸透してきた降水が地下水面に到達して,大気との接触を遮断されてからの経過時間は
その地下水中のトリチウム濃度を観測して、計測されます。
つまり、トリチウムは、地下水の年代測定に使われます。

本観測点の地下に流れる複数の地下水脈。
その地下水年代は、大きく異なるために、上記説明のように、トリチウム含量が大きく異なります。

地下に大きな歪応力がかかり、地下で、その圧力に耐えかねて、無数の亀裂が入り、
異なる年代の地下水が、その亀裂を通じて、交じり合う。
そうして、その中のトリチウムが混じりあい、上昇すると考えれれます。 

3、2014年2月の岐阜県中津川市川上観測点のトリチウム上昇
2014/2/14と2/17に、地下水中トリチウム濃度が、10の4乗倍(10000倍)、上昇しました。


3、2000/5/20観測開始以降のトリチウム10の4乗倍以上の濃度上昇
全てのデータを見て、調べてみました。

○2007/5/12-5/22:7回(7日)、6/10-6/25:3回(3日),
その後、7/17-7/21の期間に、大きくラドン濃度も変動した。
→房総半島沖で3回目のスロースリップ:2007/8/13-8/23::11日間、最大滑り量:約15cm,Mw6.6

○2008/3/26,3/29,4/1-4/3010回(10日)、5/17-5/234回(4日)
その後、6/7-6/27の期間に、大きくラドン濃度も変動した。
→7/5;茨城沖:M7:

○2011/10/13:10の5乗倍(100000倍)、上昇
→房総半島沖で4回目のスロースリップ:2011/10/26-11/8::14日間、最大滑り量:約22cm,Mw6.7


★★
過去14年間の観測で、上記の3回のみ、トリチウム10の3乗倍以上の濃度上昇が発生。
過去、3回の例では、濃度変動終息後、凡そ一ヶ月以内に
房総半島から茨城沖で、凡そM7クラスの地震又は、スロースリップが発生した。

そのうち、2回は、凡そ1ヶ月以内、に房総半島沖でスロースリップが発生した。

今回、2014/2/14と2/17のトリチウム濃度上昇。
房総半島沖で5回目のスロースリップ:2014/1/2-1/10の、凡そ一ヵ月後にトリチウム濃度上昇。
過去2回のケースと異なっています。


以上まとめますと、
阿寺(あてら)断層帯地域に属する、岐阜県中津川市川上観測点。
2014/2/14と2/17に、地下水中トリチウム濃度が、10の4乗倍(10000倍)、上昇した。

過去14年間の観測のうち、3回程度、10の4乗倍(10000倍)以上の濃度変動期間が存在した。
三回のうち、2回は、三ヶ月も変動が継続した。
それらの変動終了後、凡そ一ヶ月以内に、房総半島から茨城沖に、M7相当の地震が発生した。

今回は、 房総半島沖で5回目のスロースリップ終了の、凡そ一ヵ月後にトリチウム濃度上昇。
過去2回のケースと異なっています。
今後、どのように、本観測点で、トリチウム及びラドンが変動するか注目されます。


◎観測者仲間の観測観察:2/19
1,奈良県橿原市(かしはら)観測点
【方位磁石】 08:00 東2度に偏角のままです。
       12:00 更に東へ0.3度の偏角。記録更新で東2.3度となっています。
       18:00 更に東へ 東3度
       21:00 更に東へ 東3.3度(記録更新)
※今までは東0.5度~東1.8度の範囲内で動いていたのが、次第に東への偏角が続いています。
       23:40 少し西へ戻り、東2.5度になりました。

2,神奈川県相模湾観測点:鈴落下装置:2/18報告続報
  午前中に2回落下 すぐに元に戻りました。         
  夕方には鈴とくっついていましたが、すぐ元に戻りました。


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 14/
2/19
6:02
 ○本サイト空の掲示板
No.32570 2月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
No.32575 2/18衛星画像

1、新潟-東北の未完成さざ波雲
★★
南東北を中心に、未完成さざ波雲が発生しています。
2/17に報告した、
黄昏@仙台さん大気中ラドン濃度観測1号器過去最低濃度
この記事と関連しているのかもしれません。


2、琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震1/3&1/4根拠」関連
奄美大島から種子島の東方沖に大気重力波が伸びていました。

★★
福岡市観測VLF帯ノイズ(南北方向指向アンテナ)をみると、
通常レベルの上限付近ですので、まだ、危険域ではないです。
   
 14/
2/18
5:51
○本サイト神奈川県湘南地区観測点:大気中ラドン濃度観測;過去最高値:2/11報告続報

観測日数:792日

今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。
2/8:朝:21ベクレル、2/8:41ベクレルとなり、過去最高値を更新した。

その後、さらに上昇し、2/15に、再度、過去最高値を更新し、54ベクレルとなった。
値自体は、それほど高くないが、今の時期に、急上昇したことが注目されます。

ただ、さらに、その西側の
富士山の南側の静岡県沼津観測点と富士山の北側山麓の山梨県鳴沢村観測点。
今のところ、大気中ラドン濃度の急上昇はありません。

今の段階で、もし、地震がおきれば、中規模程度で、被害地震ではないと、思われますが、
これ以上、湘南観測点の大気中ラドン濃度が上昇すれば、心配になります。

2/17の本サイト神奈川県相模湾観測点
鈴落下装置の鈴が落下。初めてです。磁力が低下していることがわかります。

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 14/
2/17
5:55
 ◎黄昏@仙台さん大気中ラドン濃度観測1号器過去最低濃度
仙台で、観測されている2器のラドン濃度観測機のうち、1号器が、2/16,
過去最低濃度を観測した。

本サイト空の掲示板では、
2月7日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、可視画像の範囲内では、北関東から東北を中心に、大気重力波が現れていました。

2/10衛星画像
東北の大気重力波

2/11衛星画像
・東北北部の波状雲や、三陸沖北部の整列雲

2/13衛星画像
新潟-東北の大気重力波

2/14衛星画像
津軽海峡周辺を中心に、北海道-東北北部の大気重力波

中規模クラスの地震前兆が、東北沖で続いています。
強い震度の地震が発生するかもしれません。
ご注意ください。


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 14/
2/16
5:46
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19、1/26、2/2、2/16に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:(この指標が20-25になれば、終息域)
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述
レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

2、本サイト東京渋谷観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
2013/12/22:千葉県柏市の地下水使用のスーパー銭湯で、突然濁った水が出た(1/10に報告)。
応力変化で、岩盤に微細なひび割れ(マイクロクラック)がはいり、ラドン濃度も大きく動くはず。

東京渋谷観測点では、その2日後の12・24から急激にラドン濃度上昇。
12/28には、観測最高値(3年半の観測期間)にほぼ匹敵する71ベクレルとなった。

★★
今回の判定:大きな変化なし。

3項は後述します。

4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置と方位磁石の西偏角
◯鈴落下装置の落下と方位磁石の西偏角は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

★★
今回の判定:予想震源域上空の輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。


○2/14-2/15に発生した関東での大きな変化
1、上記モニタリングの3項、
本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述

2/15に、朝30ベクレル、夕方32ベクレルを観測した。
房総半島沖の5回目のスロースリップ終了から、35日経過して、上昇を開始した。

2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
(このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。)

2012/4/28以降、1年10ヶ月間、本サイトの観測値は、2回を除き、
2-17ベクレルの変動でした。

2回の例外日とは、2012/10/26:26ベクレル。2013/12/31:21ベクレルでした。
(2013/12/31:21ベクレルの2日後、房総半島沖の5回目のスロースリップが始まった)


この変動幅を上回り、2014/2/15に、32ベクレルを観測した。
それも、スロースリップ終了から、35日経過後です。

上記のラドン濃度上昇開始2011/12/11は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

なんという一致でしょうか。
スロースリップ域の周辺で、力が集中し始めた証です。

今後、上記のような濃度上昇と同じ推移をたどるかどうか
今後の観測値の推移が注目されます。

2、2/14:伊豆半島北端の町;静岡県函南町植物生体電位の異常
異常値として公開されています。こちら

2/14:10時半頃、植物生体電位東指向観測で、地震前兆となるサインが出ています。
(凡そ1ヶ月から2ヶ月の間に対応地震が発生することが多い)


3、岐阜県東南部地下水観測
2/15に、地下水枯渇現象が発生した様子(まだ確定できない)

過去のM6台の関東の地震の先行現象:25-41日前となっています。
(地下水枯渇現象が確定できれば)

今回は、M8台の房総沖の巨大地震ですから、過去例はない。
推察すると、25-82日(上記最長41日の倍の期間)以内の地震発生と思われる。
まだ、推察に過ぎません。

★★
以上、モニタリングの5項目の観測観察のうち、モニタリングの3項に、変化の兆しが見えた。
地震危険度判定は、黄色で変更なしとするが、一歩、進んだかもしれません。

ただ、まだ、モニタリングの1項や5項の観測に変化なく、ほっとします。

今のうちに、「ゆれ」「津波」「長周期地震動」「火事」などの防災の準備をお薦めします。
市町村や東京23区のホームページには、防災のハンドブックや避難場所など、詳しく
掲載されていますので、ぜひ、参考にしてください。

次のモニタリングは、2/23(日)予定ですが、急激な大きな変化があれば、臨時で、実施します。

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 14/
2/15
9:22
 ○栃木県大規模停電
栃木県は、本日、早朝、3時ごろから8時まで、10万世帯で停電でした。
首都圏では、とびぬけて、多かった。
私は、3時ごろおきるのですが、おきてすぐ、外を見ると、もう唖然としました。

吹雪で、長靴をはいても、長靴の中に雪が入る状態です。
30年近く、栃木に住んでいますが、こんな雪初めてです。
まるで、日本海側の豪雪地帯のようです。

3時半頃に停電。懐中電灯と、ランタンをつけました。
外からの情報は、携帯ラジオだけです。

おなかがすいたので、保存してある、お隣茨城県の「ほしいも」をかじりながら、
寒いので、ベッドに再度もぐりこみました。

やっぱ、非常時には、
ランタン、携帯ラジオ、すぐにたべられる保存食、三種の神器です。

東日本大震災のときをおもいだしました。
あのときも、計画停電等で、停電が多かった。

あの大震災のときには、おかげで命が助かったとお便りをいただきました。
本サイトの、「地震に備える掲示板」には、
東京在住の方が、3/11、仙台に出張予定だったが、
こちらの日報をみて、出張をやめて、命が助かったと
報告していただきました。

自分達の報告で、少しでも、減災につながり、貴重な命が助かれば、何よりです。
人の命は何より尊い。

巨大地震はものすごく前兆が長いです。
東日本大震災のときも、レモンさんのラドン異常濃度:2010年6月から半年間
ラドンでの静穏期間:3ヶ月間。

正直、初めての経験でした。
報告する方も、毎日、緊張しながら、データを見て、報告するわけですから、
疲れます。
こちらも疲労困憊するんです。

今もそうですが、房総沖巨大地震。
いつ発生するのか、発生予想期間のお問い合わせがあります。

例えば、
「3月中旬から下旬にかけて海浜幕張で出産する予定です。
体の自由の効かない時期に、房総沖巨大地震に見舞われないかを大変心配をしております。
つきましては、現在見込んでいらっしゃる房総沖巨大地震の想定時期、
また海浜幕張近辺の場合の津波の高さ等、ご指南を頂ければ大変幸いです。」

大変申し訳ないのですが、
地震学者さん達は、「東日本大震災がおこる」ことをだれも予想できませんでした。
特に、予想期間など、どなたも、的確に、根拠を示して、提示できる方はいません。

私達は、いろいろな角度で、いろいろな地震前兆現象を複眼で
予想することを指向しています。

東日本大震災後の、各種報告や自分達のデータの見直しなどで、
どのようにしたら、いいか、試行錯誤しています。

今の姿は、毎週日曜日にやっている、モニタリングです。
今、地震発生危険度は「黄色」ですが、黄色の点滅、最後に赤。
赤になれば、地震発生期間を予想できます。

それまでは、観測者仲間の皆様の観測データを毎日見て、
危険度を判定していくしかありません、

ですので、大変申し訳ないのですが、
「3月中旬から下旬」に巨大地震が起きるか否か、
今現在、予想できません。

それから、海浜幕張は、東京湾の奥です。
12/21に報告しましたが、「東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
最大でも津波は3メートル程度ということです。」

東京湾奥の津波は、周期が長い津波です。
東日本大震災時に、テレビに映し出された、海が襲ってくるような津波ではありません。

どちらかというと、じわーーっと、水位があがってくるような津波です。
ですので、津波に関しては、大きな心配はありません。

後は、海浜幕張方面では、「ゆれ」と「液状化」が心配されます。
私が、そのような立場にたてば、どうするかというと、
出産が近くなれば、できれば、首都圏を離れます。

もし、どうしても、そこの産婦人科での出産を望むならば、
携帯を離さないでください。
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もしものときには、朝晩夜中でも、臨時報告をいたします。

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14/
2/14
6:03
○電離層全電子数:TEC 

2/13:本サイト環境自然などなんでも掲示板[29782] 2月13日のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
今日の日本付近は、昨日同様に非常に高い値になりました。
特に小笠原や沖縄付近のは赤い80になっており、
突出した異常現象が隠されてしまっている状態ではっきりと見ることができませんでした。
(引用終了)

★★
2/12&2/13と日本の南の海域で、
非常に高い値になった。

2/11&2/12には、台湾から台湾東方沖で、「未完成さざ波雲と大気重力波が発生」
ひとつは、この一帯で、凡そM6クラスの地震が懸念されます。

小笠原諸島から、伊豆諸島の八丈島を中心にした海域では、空の掲示板での報告のとおり
激しい前兆が続いています。

喫緊では、やはり、凡そM6クラスの地震が懸念されます。

首都圏は、一昨日報告のとおり、本サイト茨城県南部観測点での磁力低下現象が大きく、
こちらも、中規模クラスの地震が懸念されます。


 14/
2/13
5:52
◎房総半島沖で2014/1/2からゆっくり滑り(スロースリップ)現象が発生:1/11,1/23報告続報
○1/11には、
房総半島沖で、1/2にゆっくりすべり(スロースリップ)が発生。
1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年11月に、
同じような場所でゆっくり滑りが発生した。

発生間隔は、それぞれ77か月、58か月、50か月でしたが、
今回は27か月となり、最も短い間隔で発生しました。

最大の問題は、今回のゆっくりすべりが最も短い間隔で発生したことです。
巨大地震発生前には、スロースリップ間隔が短くなることが、知られているからです。
このように報告しました。

★★「ゆっくりすべり」:
プレート(岩板)境界や地下の断層が、地表に大きな揺れをもたらさないまま、ゆっくりとずれ動く現象。
世界中でその存在が、近年、確認されている。
ゆっくりすべった場所は、力を解放しますが、逆にその周囲に力が集中します。

○今回のゆっくりすべり(スロースリップ)の発生期間
1回目:1996/5/14-5/24::11日間、最大滑り量:約12cm,Mw6.6
2回目:2002/10/4-10/14::11日間、最大滑り量:約17cm,Mw6.6
3回目:2007/8/13-8/23::11日間、最大滑り量:約15cm,Mw6.6
4回目:2011/10/26-11/8::14日間、最大滑り量:約22cm,Mw6.7

5回目:2014/1/2-1/10::9日間、最大滑り量:約15cm,Mw6.5

○過去の房総半島沖ゆっくり滑り(SSE)との比較(情報提供:国土地理院)
過去4回と比較してみますと、
ゆっくりすべりが発生した場所は、ほとんど同じで、
房総半島のいすみ市、勝浦市、鴨川市、房総半島南端の野島崎に至る地域の沖合
10-30kmの一帯で発生しました。

ゆっくりすべりの発生した期間のM2以上の地震活動を見ますと、
今回の5回目のゆっくりすべりで、過去4回と異なる地震活動が見られます。

相模トラフから伊豆大島、神奈川県の沿岸部で、微小地震が増加したことが特徴だった。
また、千葉県北西部から東京湾北部の地震活動も多かった。

○Propagation of slow slip leading up to the 2011 Mw 9.0 Tohoku-Oki earthquake
東北地方太平洋沖地震発生前に見られたゆっくりすべりの伝播
Science 10 February 2012: Vol. 335 No. 6069 pp. 705-708
加藤愛太郎他、東大地震研究所
世界的に権威があるScience誌に掲載された報告です。

「「2011年東北地方太平洋沖地震前に生じた2度にわたる「ゆっくりすべりの伝播」が、
本震の破壊開始点へ力の集中を引き起こし、本震発生を促した可能性がある」」。

このように報告されています。
1度目は2011年2月中旬~末、2度目はM7.3の「前震」が発生した3月9日。

東日本大震災時では、ゆっくりすべりが発生してから、凡そ一ヶ月で、本震が発生した。

今回は、房総半島南東沖のプレートの三重会合点付近が予想震源域ですから、
東日本大震災の震源域と全く状況が異なります。
3つのプレートがひしめき合って、相互に支えている場所です。
不安定のようでいて、案外、安定している。

今回の5回目のゆっくりすべり終了から、本日まで、33日間が経過した。
すでに一ヶ月が経過していますが、これからが、大きな変化が現れる時期だと思います。


◎2/12:中国北西部の新きょうウイグル自治区ホータン郊外:直下型地震
○概要
日本時間2014/02/12 18:19、M6.9の直下型地震が、ホータン郊外で発生した。
世界有数の長寿郷で有名なホータンです。

脱線しますが、
世界三大長寿郷とは、コーカサス、フンザからホータン、南米のビルカバンバです。

世界三大長寿郷の食生活に共通した特徴があります。
長寿食の共通点

彼らは穀物、野菜、果物、木の実などの農作物や植物性食品を好んで常食している

ユーラシア大陸の長寿郷では、
例えばムチャージ(グルジア)、チャパティ(フンザ)、ナン(新疆ウイグル自治区)などが主食となっている。

彼らの多くは農業に携わり、近代科学農法とは異なる自然農法で農作物を作り、
完全に熟成した自然の実りを必要以上に加工することなく体内に摂り入れる。

家畜の肉類は、冠婚葬祭や歓迎、歓待などの喜びの意思表示として
時折、しかも少量食べる程度であって、これを常食する長寿者はいなかった。

牛乳を酸敗させて自家製造したヨーグルトはユーラシア大陸の長寿郷では好んで飲まれている。
それは、乳酸菌の繁殖に好影響を与え、長寿の条件となっているものと考えられる。

すいません、蛇足でした。

○前兆
本サイト空の掲示板
No.32484 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年02月10日
海外は、中国の雲南省からミャンマーに掛けて、大気重力波が見られます。

No.32494 続きです その3 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年02月11日
中国の雲南省付近に、さざ波雲と四川省南部に断層雲が見られます。

★★
今回のホータン地震は、前兆が現れていた
雲南省からミャンマー、四川省の北側で発生した。

今回もやはり、大気重力波が先に発生し、より可視化されたさざ波雲が地震発生前日に
発生した。

画像は、空の掲示板の検索ボックスで、「雲南」とタイプし、検索ボタンをクリックしてください。
上記の投稿のみが抽出され、表示されます。


 14/
2/12
5:59
 ○本サイト空の掲示板
No.32492 2月11日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
No.32496 2/11衛星画像

1、台湾東方沖から先島諸島南方沖
台湾に朝から晩まで、未完成さざ波雲が現れています。
また、無数の帯状雲が台湾の東方沖に現れています。

★★
無数の帯状雲と日中継続した未完成さざ波雲
典型的な地震前兆です。
2/11の前兆では最も大きな変化だった。

2、琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震1/3&1/4根拠」関連
奄美大島近海には、大気重力波と屋久島の西側に波状雲が見られます。

★★
福岡市観測VLF帯ノイズ(南北方向指向アンテナ)をみると、
通常レベルの上限付近ですので、まだ、危険域ではないです。


○観測者仲間の観測観察
青森八戸
19時から21時の間に、鈴が落下しました。
弱々しいですが復活しています。

茨城南部
磁石、東が復活しましたが、
冷蔵庫扉が勝手に開く現象あり(扉のマグネットの磁力低下現象)

   
 14/
2/11
6:07
○11日04時14分頃 房総半島南方沖 M5.6:最大震度3
○概要
東京南180km、千葉県館山市南101km、神奈川県三浦市南南東121kmの海底
地震の規模は、M5.6
最大震度3:千葉県館山市、市原市、鴨川市、勝浦市、南房総市

○この地震の意味
現在予想する房総沖巨大地震の前震かと思われる人もいるかもしれません。
ただ、震源位置は、ポイントになる房総半島南東沖の三重会合点の西側175kmの位置です。
この位置では、前震といえません。

2004/5/30:房総半島南東沖M6.7;津波あり→14日前の5/16、三重会合点西30kmで前震M5.0
2005/1/19:房総半島南東沖M6.8;津波あり→6日前の1/13、三重会合点西30kmで前震M5.4

前震とは、地震の規模から凡そ2を引いた値です。
東日本大震災M9の二日前におこった前震。M7.3でした。

今回の房総沖巨大地震予想
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

8.5-2=6.5。
凡そM6.5の地震が房総半島南東沖から八丈島東方沖で起きれば、前震と考えられます。


 ○本サイト神奈川県湘南地区観測点:大気中ラドン濃度観測;過去最高値
本観測点の観測開始は、2011/12/12でした。
観測日数:792日

今までの、最高値:30ベクレル、最低値:4ベクレル、平均値:14ベクレル。
2/8:朝:21ベクレル、2/8:41ベクレルとなり、過去最高値を更新した。
2・9:朝夕ともに44ベクレル。
値自体は、それほど高くないが、今の時期に、急上昇したことが注目されます。


本サイト空の掲示板No.32464 2月9日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
関東は、南部に大気重力波が見られます。

湘南地区と東京南部に大気重力波が見られた。
本サイト神奈川県湘南地区観測点が一気にラドン濃度が更新した翌日の出来事です。

2/9のこの現象はたいしたことはないと思っていましたが、やはり、自然の観察は複眼で見なければいけない
再度教えてくれました。


2/8-2/9に、神奈川の湘南地区に大きな応力がかかったことを意味すると思います。
今まで、本サイトの東京都心の荒川区、渋谷区、新宿区、練馬区の大気中ラドン濃度は
大きな異常を示していました。

しかし、それが、神奈川の湘南地区までラドン濃度が高くなったことは今までなかったが、
とうとう、湘南まで、大きな応力がかかってきた。

上記、房総半島南方沖 M5.6地震と関連しているかもしれません。

ただ、さらに、その西側の
富士山の南側の静岡県沼津観測点と富士山の北側山麓の山梨県鳴沢村観測点。
今のところ、大気中ラドン濃度の急上昇はありません。

富士山は、房総沖にはかなり近い。
東日本大震災の4日後の3/15に、静岡県東部地震;M6.4;震度6強が発生しました。
このときは、火山学者の皆様は、「富士山噴火か」と緊張が走ったそうです。

今後、その意味でも、関東の西側の、神奈川県湘南、静岡県沼津、山梨県鳴沢村の
大気中ラドン濃度の変動は、大変注目されます。


   
 14/
2/10
5:51
 本日は、大きな変化もなかった。
空の掲示板から、
昨日報告した九州南方沖で、2/9も狼煙雲や整列雲がみられた。

首都圏は、中規模程度の直前地震前兆は継続して見えますが、
大きな地震の前ですので、なかなか、発生しません。


 14/
2/09
5:37

 ◎房総沖巨大地震モニタリング
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19、1/26、2/2に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:(この指標が20-25になれば、終息域)
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述
レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

2、本サイト東京渋谷観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
2013/12/22:千葉県柏市の地下水使用のスーパー銭湯で、突然濁った水が出た(1/10に報告)。
応力変化で、岩盤に微細なひび割れ(マイクロクラック)がはいり、ラドン濃度も大きく動くはず。

東京渋谷観測点では、その2日後の12・24から急激にラドン濃度上昇。
12/28には、観測最高値(3年半の観測期間)にほぼ匹敵する71ベクレルとなった。

★★
今回の判定:
2/6-2/7に再度、71ベクレルを観測。
変化なし。

3、本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

鴨川は、想定1の想定震源域内にあり、すぐ近くの千葉県東方沖でスロースリップが1996年から4回発生し、
本年1/2から、5回目が発生中です。
上記のラドン濃度上昇開始時期は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。
1/11に報告したように、スロースリップがおきて凡そ一ヶ月後に、東日本大震災が発生した。
4回目のスロースリップの33日後にラドンが上昇しはじめたというのは、理に合っています。

今、5回目のスロースリップが発生した。
今後、鴨川のラドンが、大きく動けば、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置と方位磁石の西偏角
◯鈴落下装置の落下と方位磁石の西偏角は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:
最近値で、方位磁石:西偏角:5度
変化なし

5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

★★
今回の判定:予想震源域上空の輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。

1/31と2/1に房総半島南東沖の上空に、大気重力波。
2/4:八丈島東方沖-房総沖-関東東方沖の大気重力波
2/7:八丈島の東方沖に大気重力波

2/4と2/7に八丈島東方沖で、大気重力波がみられたのが今週の特徴だった。


以上、5項目の観測観察に変化なし。
したがって、地震危険度判定は、黄色で変更なし。


今のうちに、「ゆれ」「津波」「長周期地震動」「火事」などの防災の準備をお薦めします。
市町村や東京23区のホームページには、防災のハンドブックや避難場所など、詳しく
掲載されていますので、ぜひ、参考にしてください。


《補足》
○補足その1::step1の指標
2013/11/11の最近の最高値;60をピークにして、
非常になだらかに減衰。最近4日間は、ややリバウンド。
最近値:2/8:49

○補足その2::千葉県八街市観測植物生体電位観測::2/1詳述
Tree2:キンモクセイの2014年1月の日々の変動幅を
東日本大震災前の2011年1月と比べると、ほぼ匹敵する変動だった。
さらに。
2/3-2/5まで、連続して、電位が低下した。
変動幅:Tree1:: 125mV、Tree2:: 185mV
東日本大震災前の2011年1月と比べると、Tree2では、ほぼ匹敵する変動だった。

Tree2では、2014/1/7、2/3-2/5の2回、ツインとなって、大きく、変動したが、
東日本大震災時には、ピークは一回だけだった。
初めての経験です。

ただ、Tree1の変動幅がまだ小さく、今後も大きく変動すると考えた。

○補足その3;;
2004年以降の、関東の被害地震の20-60日前に見られた、岐阜県東部の
地下水枯渇現象がまだまだ見られない。
そろそろ地下水枯渇が発生してもいい時期なのに発生しないということは、
まだ、一ヶ月近く先かと推察する。

○補足その4
今週の最も大きな特徴は、
上記step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TEC
2/4から、継続して、伊豆小笠原海溝や琉球海溝方面で、わずかに、
TEC値が高くなる現象が継続しています。
2/5に報告したように
東日本大震災時とくらべると、まだ、極初期の段階のようですが、
いよいよ、最終ステップの胎動がはじまった。

次のモニタリングは、2/16(日)予定です。


○本サイト空の掲示板No.32454 2月8日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、高知沖に大気重力波が見られます。
また、鹿児島南部沖が昨日は、ぽっかりと空洞が出来ていましたが、本日は、吹き出す雲が見られました。
おそらく屋久島北部沖と思われます。

★★
私どもは、琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震」を
予想しています。根拠は1/3&1/4。

レモンさんが、2/8衛星画像で指摘した、屋久島。
種子島の隣です。

1923/9/1に関東大震災が発生しましたが、その一ヵ月半前。

1923/7/13:種子島東方沖(九州地方南東沖)地震:M7.3が発生しました。
種子島の中部と南部において家屋などへの被害が生じました。
この地震はプレート境界付近の地震と考えられますが、津波の報告はなかった。

地震活動には、規則性、再現性があります。
現状も、房総沖と鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖に前兆がある。
1923年と同じです。不思議ですね。


   
 14/
2/08
6:09
○電離層全電子数:TEC 2/4の伊豆諸島上空の軽度の異変:2/5,2/6報告続報

2/7:本サイト環境自然などなんでも掲示板[29605] 2月7日のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
今日の日本付近は、昨日同様に日本全体が緑の部分に覆われ、やや高めでした。
小笠原付近や沖縄付近で、赤い部分が上に向かって触手を伸ばすように飛び出る現象がありました。
本日はこの現象が2回ありました。
(引用終了)

★★
2/4から、継続して、伊豆小笠原海溝や琉球海溝方面で、わずかに、
TEC値が高くなる現象が継続しています。
2/5に報告した東日本大震災時とくらべると、まだ、極初期の段階のようです。


○本サイト空の掲示板
No.32449 2/7衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
衛星画像からは、東北地方、房総南東沖-八丈島東方沖が気になりました。
九州-日本の南岸に衛星画像ノイズがわずかに見られます。

★★
房総南東沖から八丈島東方沖に、頻繁に、年が明けてから、現象が見られます。

房総沖巨大地震予想
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述

今のところ、想定2が可能性が高いように思います。


 14/
2/07
5:36
○本サイト空の掲示板No.32431 2月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、新潟から福島掛けてさざ波雲と関東に亀裂凹み雲が見られます。
ちょっと不気味ですね。

★★
お正月に報告した、
「東日本大震災前から、東日本大震災が発生した日本海溝と伊豆・小笠原海溝の結びつきは
強固で、現在も密接な結びつき(西之島噴火が証拠)がある」

この報告で、一部引用させていただいた、新妻地質学研究所。
速報50)2013年の地震活動・関東沖正逆周期・2014年1月の地震予報

3、地震予報として、
(引用開始)
南海トラフ・琉球海溝域は異常に地震活動が少ないが,
四国南方の南海トラフ域では1994年以来地震が起こっておらず,
南海地震の再来が心配され,警戒が必要である.

日本海溝域の最上小円区では,
太平洋プレートの屈曲沈み込みによる2013年10月の海溝外地震M7.1によって歪が解放され,
12月にCMT地震が起こらなかった.今後,屈曲スラブが平面化する地震の発生が予想されるので,
三つ目の宮城県沖地震の再来に警戒が必要である.

「関東沖正逆周期」は年末に正断層周期に入り,
浜通の地震活動,更に宮城県北部地震の再来も心配されるので警戒が必要である.
(引用終了)

三項の、福島浜どおり方面の地震活動活発化の予想。
レモンさん報告の、2/6:新潟から福島にかけてのさざなみ雲。
同期してるいるように思います。

また、本サイト福島県いわき市観測点で、
2/6放射雲や幻日が観察されたそうです。

一項の、南海トラフと琉球海溝域で異常に地震活動が少ない状態。
私どもは、琉球海溝北端部の「鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震」を
予想していますが、
新妻先生は、四国南方の南海トラフ域での地震を懸念されています。

両者の予想地域は、近接した地域です。


 14/
2/06
5:21
 ○電離層全電子数:TEC 2/4の伊豆諸島上空の軽度の異変
2/4の状況は昨日報告のとおりです。

2/5:本サイト環境自然などなんでも掲示板[29567] 2月5日のTEC Map 動画 Name:Zebra
(引用開始)
今日の日本付近は、日本全体が緑の部分に覆われ、
昨日ほどではありませんが高めの値でした。

昨日見られた小笠原付近がポコっと飛び出す現象が弱いものですが今日も現れました。

今日は11時半頃に黄色い部分が伊豆諸島方向に伸びて、
その後13時半頃に九州・四国付近に赤い部分が迫ってきました。
昨日同様に少々気になる現象です。
(引用終了)

★★
伊豆諸島方面のTEC値がやや高い現象は、昨日も続いていますが、
九州・四国付近にも、高い領域があることが、注目されます。

2014年1/3&1/4報告で詳述した
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震
房総沖巨大地震

二つの大きな地震の前兆が、重なって進んでいるように思えます。

前者の前兆の指標は、1/3&1/4に報告した
沖縄本島大気中ラドン濃度観測です。

もうひとつの観測としては、
2000/10/6;鳥取県西部地震:M7.3や2005/3/20:福岡県西部地震:M7.0の
地震発生前に、電磁波ノイズ観測で、前兆を捕捉した
福岡市観測データも、モニタリングしています。

今のところ、通常の範囲内の変動です。

 14/
2/05
5:59
 ○2/4観測観察房総半島周辺の異変
1、 本サイト空の掲示板No.32406 2月4日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
昼からは、房総半島から福島沖に掛けて大気重力波が発生しています。
午後17時の衛星画像からは、房総半島にさざ波雲と九十九里浜沖に、狼煙雲が見られます。
熱吹き出し物でしょうか。

★★
房総沖巨大地震モニタリング
直前前兆把握のポイントの観測点:5項目の5、
予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述

初めて、房総半島上空にさざ波雲が出現しました。
ただ、まだ、房総半島の一部です。
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が
房総半島全域ではないです。

2、本サイト千葉県北部印西市大気中ラドン濃度観測
1/26に、過去最高濃度の124ベクレルを観測後、
2/2に1ベクレルまで急落。

★★
瞬間的に、124ベクレルまで上昇。長期間継続した濃度異変ではなかった。
上記のさざ波雲とあいまって、やはり、中規模程度の地震が房総半島周辺で
喫緊予想されます。

3、電離層全電子数:TEC
本サイト環境自然などなんでも掲示板
[29518] RE:今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリング:2/4
70 TECU域が進路方向でもないのに、まるで巨大地震の震源域を指し示すかのように、
11:30頃に伊豆諸島付近まで、枝分かれして接近してきました。
印象的な画像でしたので、別にご覧いただきます。

★★
Diminitar ouzounov et al(2011)
Atmosphere-Ionosphere Response to the M9 Tohoku Earthquake Revealed
by Joined Satellite and Ground Observations.
Preliminary results
Earth Sci (2011)24: 557-564

東日本大震災時の日本上空の電離層の異変を中心に
まとめた、論文です。
TECの上昇は、2011/3/1から始まり、徐々に異変は大きくなり、
3/8にピークとなり、その後3日間は静穏化し、311を迎えた。


3/8の異変はすさまじく、三陸沖上空を中心に、
東は南米ペルー沖、西は、アフリカまで、TEC値の異変領域が広がっています。
巨大地震の直前前兆というのは、こんなにすさまじいのかと
上記論文の
Figure 4. GIM GPS/TEC analysisに釘付けでした。

2/4のTEC異変は2011/3/8と比べると、まだまだ小さい異変なんですが、
いよいよ始まっていくのかどうか、緊張するところです。

2011/3/8に匹敵するようなTEC異変が生じたら、
詳しく報告するつもりです。


4、東京国分寺電離層観測点:2/4
[29520] RE:今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリング:2/4
3)電離層異常など、情報通信研究機構(NICT)版データから

グラフで見ると明らかに国分寺での臨界周波数が中央値を大きく上回っており、
正相電離層嵐傾向が認められます。

★★
上記論文でも、
Figure 7. foF2 data cross-correlation coefficient between daily variations at Kokubunji
and Yamagawa stations.

鹿児島山川電離層観測点をコントロールにして、
東京国分寺foF2:F2層の臨界周波数を論じています。


以上まとめますと、
小規模ながらも、2/4,初めて、房総半島上空にさざ波雲が出現した。
本サイト千葉県北部印西市大気中ラドン濃度観測で大きな濃度異変が認められる。
やはり、中規模程度の地震が房総半島周辺で喫緊予想されます。

また、2/4:NASA版TECマップで、
70 TECU域が進路方向でもないのに、まるで巨大地震の震源域を指し示すかのように、
11:30頃に伊豆諸島付近まで、枝分かれして接近してきた。

2011/3/8の地球を半周覆うようなTECの異変には、程遠いものの、
いよいよ始まっていくのかどうか、緊張するところです。

   
 14/
2/04
5:41
 本サイト空の掲示板No.32394 2月3日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
2/3の衛星画像から、2つ、報告します。

1、青森県
韓国の日本海側に大気重力波と青森東方沖に亀裂雲とさざ波雲が伴っています。
岩手南部沖の吹き飛ばし雲も気になりますね。

★★
衛星画像を見ると、連続して、広範囲に、前兆が広がっています。
1/29に報告した
「本サイト青森県八戸観測点大気中ラドン濃度の異変と八甲田山:十和田湖の火山活動」

青森周辺の地震火山活度が懸念されるところです。

渡辺満久・中田高らの研究グループは2008年5月、
六ヶ所村再処理工場の直下にこれまで知られていなかった活断層を発見したと
日本地球惑星科学連合大会で発表。
最大でM8程度の地震が発生する可能性があるとし、耐震性を再確認すべきであるとした。

2008年の活断層研究、29号、15-23ページに
この活断層に関する詳しい報告がされています。

六ヶ所村の沿岸部から北に、100kmの活断層です。
上記の衛星画像で、さざ波雲が出現しているのが、この活断層の上空です。

この活断層が刺激されて、微振動が発生して、さざ波雲が発生したのか、
青森周辺は、今後も、前兆が注目されます。


2、南九州
「夕方には、九州一帯で不規則な大気重力波が発生して、
その後、九州南部にはっきりとした大気重力波が見れます。」

2014年1/3&1/4報告で詳述した
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の大規模地震
当面は、地震規模M6程度の前震か。

2/2:15:05::奄美大島近海 M4.6 震度4が発生しました。
予想震源域内の地震でした。

継続して、前兆が出現しています。
1/21
朝から、九州に縦状の大気重力波が発生しています。
1/30
朝鮮半島に、大気重力波からさざ波雲に変化した。
それに伴って、九州では未完成さざ波雲からさざ波雲に変化した。


   
 14/
2/03
5:43
○長周期地震動と防災対策

○長周期地震動とは
地震発生時に通常の短い周波数の地震動とは異なり、約2~20秒周期で揺れる震動のことです。
地震波は周期が長いほどエネルギーが弱まりにくい。
このため、巨大地震では、震源から遠い場所でも長周期地震動による揺れを感じることが多い。

建物には高さや構造によって揺れやすい周期(固有周期)がある。
地震の揺れの周期と、建物の固有周期が重なる「共振現象」が生じると、「大きな破壊力」になります。

2004年新潟県中越地震では、
震源から200kmも離れた東京都港区の六本木ヒルズ・森タワー(54階建て)で、
エレベーターのワイヤが切れています。

2003年9月の十勝沖地震の際には、
震源地から約250km離れた北海道苫小牧市内の石油タンクの火災の原因の一つになった。

東日本大震災の時には、
震源から離れた東京都内(23区の震度は「5強」)で長周期地震動を観測し、
新宿センタービルなどの超高層ビルが最長13分間、最大108センチほど揺れていたことが判明しています。

○長周期地震動とタワーマンション
短周期の地震には、「免震構造」や「制振構造」などの採用で、万全の設計がなされている
タワーマンションが多いのですが、
長周期地震動への対応は今まで、あまり、対策が取られていませんでした。

今までの建築基準法の規則では、高さ60メートル以上(約20階建て以上)の高層ビルに対し、
主に阪神大震災などの直下型地震の耐震強度を義務づけている。
ビルが揺れる時間の想定は「60~120秒」(1~2分)です。

だが、近年、遠くの地震でも長周期地震動で高層ビルが揺れることがわかり、
東日本大震災のような連動型のスーパー巨大地震も想定して
長周期地震動による大揺れが10分続いても耐えられるようにする。

2012年夏からの、国土交通省の方針です。

○タワーマンションでの防災対策
高層ビルの30階の室内の揺れを「長周期地震動実験」で再現すると、
固定されていない家具やロッカーなどが倒れ、キャスターがついたコピー機が
室内を暴走し、壁に穴を開けるなどしています。

また、「揺れが大きいと、特定のビルの中だけ水道や電気、ガス管が破損し、
高層の部屋は孤島のようになる恐れがあります。

タワーマンションでの防災対策
○家具、本棚の転倒対策
○コピー機、プリンタ等重量什器の移動対策
○天井の落下対策
○エレベータの対策
○緊急地震速報を利用して、回避行動や避難をスムースに行う。

もし、自分がタワーマンションの住人でしたら、
移動の確保が最も重要ですから、エレベータの対策がとれているか確認します。
エレベーターのロープの共振を防ぐための「ロープへの振れ留め」などの
長周期地震特有の対策を求めます。

また、今回は、震源域が、房総沖ですから、震源が都心からやや離れているため、
緊急地震速報も、有効だと思います。
(直下型地震の場合には、緊急地震速報が間に合わないことが多い)


○気象庁の長周期地震動に関する観測情報(試行)
気象庁は、試行的に、2013年春から、長周期地震動に関する観測情報を公開しています。
こちら

階級1から4までで示されます。
階級4では、固定していない家具の大半が移動したり、倒れたりする

   
 14/
2/02
5:42
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19、1/26に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:(この指標が20-25になれば、終息域)
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○現在の地震危険度判定::黄色:2014/1/26に設定。
本サイト内の観察観測により、下記5項目を今後の直前前兆把握のポイントの観測点にした。

5項目の観測のうち、数箇所で大きな変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで大きな変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します
黄色の点滅又は赤のステージの段階で、巨大地震の具体的な発生予想をします。


直前前兆把握のポイントの観測点
1、震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述
レモンさんのラドン急落、
奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

2、本サイト東京渋谷観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
1/10に報告したように、2013/12/22:千葉県柏市の地下水使用のスーパー銭湯で、突然濁った水が出た。
応力変化で、岩盤に微細なひび割れ(マイクロクラック)がはいり、ラドン濃度も大きく動くはず。

東京渋谷観測点では、その2日後の12・24から急激にラドン濃度上昇。
12/28には、観測最高値(3年半の観測期間)にほぼ匹敵する71ベクレルとなった。

★★
今回の判定:変化なし

3、本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

鴨川は、想定1の想定震源域内にあり、すぐ近くの千葉県東方沖でスロースリップが1996年から4回発生し、
本年1/2から、5回目が発生中です。
上記のラドン濃度上昇開始時期は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。
1/11に報告したように、スロースリップがおきて凡そ一ヶ月後に、東日本大震災が発生した。
4回目のスロースリップの33日後にラドンが上昇しはじめたというのは、理に合っています。

今、5回目のスロースリップが発生した。
今後、鴨川のラドンが、大きく動けば、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置と方位磁石の西偏角
◯鈴落下装置の落下と方位磁石の西偏角は房総沖巨大地震を捕らえていると判断した。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

★★
今回の判定:変化なし

5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、
輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

★★
今回の判定:予想震源域上空の輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」の出現はない。

ただ、本サイト空の掲示板
No.32361 1月31日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
関東の房総半島東方沖に大気重力波が見られます。一部、整列雲に変化しています。

No.32374 2月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
房総半島遙か南東沖に大気重力波や波状雲が見られます。
これから、頻繁に現れてくると、要注意です。

1/31と2/1に震源域想定1の上空に、大気重力波。
実際に、衛星画像を見ていただくとわかりますが、非常に印象的です。
「ここが震源だよと」と、教えてくれるような衛星画像です。


以上、5項目の観測観察に変化なし。
したがって、地震危険度判定は、黄色で変更なし。



東日本大震災という巨大地震の前兆を1-2年かけて整理し、解析した結果を基に、
上記5項目の変化を判断すると、はっきりと断言できませんが、
後、1ヶ月は、地震の発生はないように思います。

「思います」ですいません。具体的には、毎週日曜日にモニタリングして、判定していきますが、
今のうちに、「ゆれ」「津波」「長周期地震動」「火事」などの防災の準備をお薦めします。

市町村や東京23区のホームページには、防災のハンドブックや避難場所など、詳しく
掲載されていますので、ぜひ、参考にしてください。


《補足》
○補足その1::step1の指標
2013/11/11の最近の最高値;60をピークにして、
非常になだらかに減衰。
最近値:2/1:40

○補足その2::千葉県八街市観測植物生体電位観測::2/1詳述
Tree2:キンモクセイの2014年1月の日々の変動幅を
東日本大震災前の2011年1月と比べると、ほぼ匹敵する変動だった。
ただ、Tree1の変動幅がまだ小さく、2月も大きく変動すると考えた。

○補足その3;;
2004年以降の、関東の被害地震の20-60日前に見られた、岐阜県東部の
地下水枯渇現象がまだ見られない。
そろそろ地下水枯渇が発生してもいい時期なのに発生しないということは、
まだ、一ヶ月以上先の発生かと推察する。

次のモニタリングは、2/9(日)予定です。


   
 14/
2/01
5:16
 ○房総半島:千葉県北部の地殻変動
1、本サイトQ&Aと体感メモと生活を守る掲示板[3913] 赤水と硫黄臭
千葉県北部、印旛郡酒々井町(しすいまち)在住の方からの報告です。

昨日(1/30)17~21時に自宅付近で赤水が発生しました。
水道は町内の深井戸から汲み上げた地下水を使っており、
この町に越して10年になりますが赤水は先の東日本大震災直後に一度出たきりでした。


2、酒々井町(しすいまち)南隣の千葉県八街市観測植物生体電位観測
房総半島の地下で、大きな地殻変動が発生しているのでしょうか。検証します。

地震に先立ち,地電位が変化することは知られています。
樹木の根は広く拡がり,土壌の中で立体的な網目をつくるため,土壌粒子と接触する表面積は膨大です。
地震に先立ち,樹木の根付近でわずかな地電位の変化が発生し,それを樹木が刺激として検出。
これを、植物生体電位として、観測する方法があります。

2011/3/11 三陸沖 M9.0 . 植物生体電位にて観測された前兆
斉藤好晴他、2011年秋季日本地震学会 D31-06

この学会発表の予稿に、
東日本大震災前の酒々井町隣の千葉県八街市観測植物生体電位観測が報告されています。
(引用開始)
2010/10/1ー2011/3/31の日変化のPeak to Peakの基準値に対する変化率を
Fig.2に示す。
12月中旬から 1 月末にかけて徐々に変化率が上昇し、2月の平穏期を経て
3/11の本震に至る様子が分かる。
(引用終了)

この報告にある、Peak to Peakの変動幅を、2014年1月で計算してみました。
Tree2で示します。
最大が、2014/1/7:191mV←上記報告の最大値は、2011年1月末の200mVの変動幅。
150mV以上の変動幅を示した日:1/11、1/12、1/16、1/20及び、上記1/7の5回。

上記東日本大震災前の八街市観測植物生体電位の1日の変動幅が、
150mVを超えたのは、2011年1月の4回です。

この結果から、
八街市観測点のTree2:キンモクセイの植物生体電位の2014年1月の変動は、
東日本大震災前の2011年1月とほぼ匹敵する変動を示していることがわかります。


上記の酒々井町(しすいまち)の、地下水で、赤水発生を
隣町の八街市の植物生体電位観測が、裏付けていると思われます。

ただ、Tree1:モクレンのその変動は、東日本大震災前よりやや小さく、
まだ、大きな変動が、今後も続くのかもしれません。


3、本サイト空の掲示板:No.32361 1月31日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
関東の房総半島東方沖にも大気重力波が見られます。一部、整列雲に変化しています。

★★
この大気重力波は大規模で、起点は、房総半島南東沖であるのが、非常に印象的です。
上記、印旛郡酒々井町(しすいまち)地下水赤水発生の翌日発生であるのも、関連性があるものと
思います。


○本サイト観測者仲間の観測観察
1、東京葛飾
電波時計だけがスタンバイにならず。
1/28,29などたまにE受信に戻るが、1/1より1ヶ月間W受信が続いています。

2、千葉県北部
0:15 スマホ お気に入りのデータ消えました
この現象が発生すると、近場で、発振する事が、しばしばあります。

3、本サイト環境自然などなんでも掲示板:29421RE:各種観測データから
1・31:流星電波観測-HRO LIVE in ひたちなか市(茨城)
午後に激しい全面ノイズが長時間継続しました。

★★
当面は、首都圏は、中規模程度の被害地震にはならない程度の震度の地震は、
引き続き、予想されます。
   
 14/
01/31
5:35
 本日最も大きな変化は、
本サイト空の掲示板No.32353 1月30日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、朝鮮半島に、大気重力波からさざ波雲に変化した。
それに伴って、九州では未完成さざ波雲からさざ波雲に変化した。
明日の衛星画像で判断したい。

2014年1/3&1/4報告で詳述した
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6以上


1/13報告
本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測:
2013/12/16に観測期間14ヶ月の過去最高値を更新し、175ベクレルとなった。

1/22報告
本サイト空の掲示板No.32269 1月21日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
高知大学の衛星画像からは、朝から、九州に縦状の大気重力波が発生しています。


今のところ、この二つが大きな現象でした。
M6以上の大きな地震の前には、
大陸から朝鮮半島に大気重力波やさざ波雲が出現することがあります。
今回は、同時に、九州にもさざ波雲が出現した。

また、本サイト環境自然など何でも掲示板
[29374] 今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリング Name:タバサ@千葉県 2014/01/30(木)
1/30
山川(鹿児島):突発性電離層擾乱
大宜味(沖縄):突発性電離層擾乱

鹿児島と沖縄で、電離層の擾乱が観察された。

今のところ、沖縄本島大気中ラドン濃度観測でも、
92-100ベクレルという高い濃度を維持しています。

また、報告します。

房総沖巨大地震モニタリングは、突発的な大きな出来事がない限り、
毎週日曜日に行います。
次回は、2/2予定です。

   
 14/
01/30
5:44
 ○本サイトのトップページのコンタクトからのメッセージ
1,福島原発関連
《内容》
今回の予測される地震による津波が心配なのですが 福島原発への影響されますでしょうか?
影響が予想される場合、対策等の呼び掛けは可能でしょうか?
《ご返答》
1/13報告で、
中央防災会議 防災対策推進検討会議 最終報告(平成25年12月19日公表) の
相模トラフ沿いのM8クラスの地震等に関する図表集から引用し、どのくらいの津波が
想定されるか報告しました。

東日本大震災時の津波(東北地方太平洋沖再現モデル)と、
延宝房総沖地震の津波、房総半島南東沖の津波を
比較できるように、三者合わせた津波高さグラフを図20140113_4です。

福島県では、東日本大震災再現モデルの津波高さが、二つの房総沖地震より上回ります。
東日本大震災再現モデルの津波高さは、福島県では、最大20mです。
二つの房総沖地震モデルでは、福島県では、最大6mです。

東日本大震災時の半分以下です。
そのため、警戒はする必要性はあると思いますが、巨大津波になる恐れは少ないため、
極度の不安を持つ必要性はないのではないでしょうか。


2,首都直下型地震関連
《内容》
本日黄色へと信号が変わりましたね。
地震による揺れへの怖さも勿論ですがその後の事が気になります。
東京都首都圏も建物倒壊や火事などの被害も予想されるとのことなのでしょうか?

《ご返答》
上述の中央防災会議最終報告(平成25年12月19日公表)によりましても、
強い揺れや火災への対策を急ぐべきだと強調されています。
東京湾岸の一部で震度7の強い揺れとなり、都区部で木造住宅の倒壊や火災が多発。
最悪のケースで61万棟が全壊・焼失し、
火災による死者は全体の7割の1万6千人に及ぶとされています。

電力供給は半減し、道路や鉄道は深刻なまひ状態に。
800万人の帰宅困難者、720万人の避難者が発生。

東京地震情報(首都直下型地震)::こちら
建物倒壊地域、火災発生危険地域など、地図上で見られます。

火災発生危険地域としては、
杉並区東部から中野区、豊島区、北区、荒川区、足立区南部、
葛飾区西部、墨田区北部に広がる地域で、また、品川区南西部に広がる地域で
危険性が高くなっています。


   
 14/
1/29
5:53
本サイト青森県八戸観測点と八甲田山:十和田湖の火山活動
○本サイト青森県八戸観測点は、
十和田湖の東凡そ50km、八甲田山の東南東凡そ50kmに位置します。

本サイト青森県八戸観測点の大気中ラドン濃度観測は、
2012/9/9から観測開始しました。
観測開始時は、20-30ベクレルの間でしたが、
次第次第に、濃度が漸増しました。

2012/11/20--2013/5/8までの期間中、
100ベクレルを中心に、80-139ベクレルの範囲内で変動。
最高値:2013/4/8:139ベクレル。

その後はなだらかに減衰。2013/9/16:21ベクレルが底だった。

今度はその底値から漸増。
2013/12/3-2013/12/11、2013/12/25-2014/1/2の期間は、100ベクレルを超えた。

そうして、
2014/1/12から一段と濃度上昇
2014/1/28:朝の観測で、134ベクレルとなり、凡そ、過去最高値に並んだ。

○八甲田山の地震活動
八甲田山直下で地震散発、、八甲田山が山体膨張::2013年5月::気象庁
八甲田山 地震の増加傾向続く::2013年6月-8月::気象庁

気象庁によると、
6~8月に八甲田山付近を震源とする約140回の火山性地震(最大マグニチュード1・9)が発生した。
2月からは、黒石市と十和田湖の距離が約2センチ伸び、
大鰐町と黒石市が約2センチ縮むなどの地殻変動も見られた。

2013年9月には、
青森県は「八甲田山火山防災協議会」を設立し、今年度末までにハザードマップの作製や入山規制計画、
避難計画の策定などを行う、とのことです。

★★
本サイトの青森八戸観測点で、半年間100ベクレル以上の濃度異常のピークをつけ、
減衰し始めてから、八甲田山の火山性地震が増加した。

○十和田の火山活動解説
仙台管区気象台 火山監視・情報センター火山活動解説資料:2014/1/28
(引用開始)
十和田湖付近では、昨日(1月 27 日)10 時過ぎから中湖(なかのうみ)付近の深さ4~7㎞を
震源とする地震が増え始め、地震計で観測される地震回数は 17 時~19 時頃にかけては1時間あた
り100回以上と多い状況になりました。
気象庁が震度情報の発表に使用する震度計では、震度1以上を観測する地震はありませんでしたが、
地元への聞き取り調査によると、昨日昼頃から夜にかけ
て、複数回の体に感じる揺れ(震度1~2相当)があったということです。
(引用終了)

★★
今回も、上記の八甲田山の火山性地震開始と同様に
上記のように、本サイトの青森八戸観測点大気中ラドン濃度観測で、
一ヶ月半前から、100ベクレル以上の濃度異常を観測していた。
今回は、最高濃度観測;2014・1・28と十和田湖の地震活動活発化の時期が
一致しています。

空の掲示板で、頻繁に北東北の大気重力波を捕らえていたのは、十和田湖由来だったのでしょうか。

1/26に報告した本サイト空の掲示板
No.32306 1月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、東北地方に、さざ波雲と大気重力波が連続して現れています。

これが十和田湖の地震活動活発化の前兆であるとしたら、今後の十和田湖の地震活動が注目されます。
青森八戸観測点さんによると、
「「311の頃から、十和田湖がそろそろ爆発してもおかしくないね」」と、年配の方が言ってましたとのことです。


◎本サイト観測者仲間の観測観察
○札幌
猫、朝から軽く興奮し唸り声を上げていました。
十勝中部で発振ありましたが、まだ落ち着いていません。

○東京葛飾
電波時計…E受信になりました。

(磁石落下装置)直下型東,西,南が強め終息です。
水位は終息、電波時計も通常受信になったので、東~南~西が揺れるかも知れません。


   
 14/
1/28
6:11
◎日本海側で漂着・捕獲される深海魚ダイオウイカと地震
2014年1月 4日 富山・石川県境  死んだ状態で捕獲  定置網
       8日 新潟・佐渡市沖  生け捕り        定置網
       19日 新潟・柏崎市    漂着
       21日 鳥取・青谷町沖  生け捕り       底引き網

テレビでも話題になりましたが、調べてみますと、
2003年1月11日 京都・舞鶴市   捕獲       定置網
2007年1月24日 京都・伊根町   捕獲後逃避    定置網

深海魚:特に、リュウグウウノツカイは「地震の使い」などとよばれ、大きな地震の前によく捕獲されます。

深海に地殻変動などの影響で、「電磁波(地震電磁気現象)」の影響により、浮き上がってきたとも考えれれます。

2003年と2007年は特異的に、日本海側で、大きな地震活動がありました。

2003年
7月27日 日本海北部で地震 - M7.1、深さ487km。青森県、岩手県、宮城県で最大震度 3。
9月26日 十勝沖巨大地震 -Mw 8.0〜8.3、

2007年
1月13日 千島列島東方沖巨大地震M8.2:津波を観測
3月25日 能登半島地震 M6.9 最大震度6強
7月16日 新潟県中越沖地震 M6.8 最大震度6強
8月02日 サハリン西方沖〔サハリン南部付近〕地震 M6.4
8月16日 九十九里浜付近〔千葉県東方沖〕の地震活動 最大M5.3最大震度5弱
(8月18日M4.9)


2003年は、日本海北部で深発大地震が発生した後、十勝沖巨大地震が発生しました。
2007年は、能登半島、新潟中越沖、サハリン西方沖と、特異的に、日本海が揺れた年でした。
また、2007年8月には、千葉東方沖で、スロースリップも発生した。
現状、2014年1月と同じです。

やはり、日本海側の深海魚ダイオウイカと日本海側の地震活動は関連があるように感じます。


◎本サイトの日本海側の観測点大気中ラドン濃度観測:東から順
○青森県八戸   観測期間3年:最高濃度139ベクレル:最低濃度20ベクレル;平均濃度;77ベクレル
○山形村山観測点;観測期間2年:最高濃度92ベクレル:最低濃度14ベクレル;平均濃度;44ベクレル
○新潟市観測点:観測期間3 年 : 最高濃度34ベクレル:最低濃度2ベクレル;平均濃度;14ベクレル
○石川中央観測点:観測期間3年:最高濃度54ベクレル:最低濃度6ベクレル;平均濃度;20ベクレル
○石川南加賀観測点:観測3年  :最高濃度44ベクレル:最低濃度9ベクレル;平均濃度;25ベクレル
★★
青森が飛びぬけて高く、この観測地ですと、大きな地震活動が懸念されます。
次に、同じ東北の山形村山地方観測点です。
新潟や石川は、大きな地震活動と関連するようなラドン濃度ではありません。


◎ロシア非常事態省:2014/1/24:
Russia’s Emergencies Ministry warned Friday, Jan 24,
that an earthquake and ensuing tsunami are expected to hit Russia’s Far East this year,
according to RIA Novosti.

The earthquake is predicted to strike off the southwestern coast of Sakhalin Island
, to the north of the epicenter of a 2007 quake in the town of Nevelsk, the ministry said.

概要だけ、掲載しました。
本年、サハリン島の南西部で、地震と津波が予想される。
上述した2007年のサハリン西方沖地震(ネベリスク震源)の 北側が震源地と予想する。


以上まとめますと、
2014年1月、日本海側で、相次いで深海魚ダイオウイカが捕獲された。
2003年、2007年も同様で、これらの年には、特異的に、日本海側で大きな地震活動が発生した。

本サイトの観測者仲間の観測によると、青森と山形で、大きなラドン濃度異常が観測された。

ロシア非常事態省は、2007年のサハリン西方沖〔サハリン南部付近〕地震の北側で
津波を伴う地震活動を、本年、予想している。

やはり、2003年、2007年と同様に、
東北北部からサハリンに至る一帯は、今後も、丁寧に、前兆を追う必要があると考えられた。
   
 14/
1/27
6:02
◎1/26:ギリシャ西部のイオニア諸島のケファリニア島:M6.2:直下型地震
○概要
日本時間2014/01/26 22:55:42に、ギリシャ西部のイオニア諸島のケファリニア島で
M6.2:深さ12kmの地震が発生した。

本日未明のニュースでは、深刻なダメージはないと報告された。
ただ、本ニュースのケファリニア島での地震発生時の動画を見ると、
建物の壁にひびが入りっていたり、ガラスが割れる被害が撮影されています。。
こちら

直下型で、震源の深さが浅いと、被害は大きいことはわかります。

○前兆:本サイト空の掲示板

No.31723 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2013年12月12日 (木)
印象的なのは、地中海のクレタ島からエーゲ海さざ波雲と雲帯が大きく現れていました。
海溝地震でしょうか。


No.31735 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2013年12月14日 (土) 01時24分
昨日同様に、地中海のクレタ島の南部沖に輪郭のはっきりとしたさざ波雲が発生しています。
また、北部のブルガリア地方にも波状雲が広がっています。
中規模前後の地震になるかもしれませんね。

No.32270 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2014年01月21日 (火) 23時22分
海外は、エーゲ海に大気重力波とギリシャにレンズ状雲が見られます。

★★
何度も繰り返しになりますが、地震が迫り、微振動がはっきりすると、その微振動は、
音波モード又は大気重力波モードで、大気圏に伝わり、
最初は、大気重力波 次に、より可視化された「さざ波雲」になります。

今回のギリシャ地震では、12/12と12/13に
「輪郭のはっきりとしたさざ波雲」が出現しています。

本サイト空の掲示板の検索ボックスで、「クレタ島」とタイプし、検索ボタンを押下すると、
上記の投稿が抽出されます。
そちらで、「輪郭のはっきりとしたさざ波雲」をごらんください。

○本サイト千葉県北西部の1/26:大気中ラドン濃度の急上昇
1、千葉県印西市観測点:
1/25:88ベクレル。1/26:124ベクレル

2、千葉県市川市観測点
1/25:58ベクレル。1/26:68ベクレル

★★
特に、印西市観測点の124ベクレルは、本観測点2年8ヶ月の過去最高値42ベクレルの
3倍の濃度となった。

本サイトの首都圏での大気中ラドン濃度最高値は
東京練馬観測点:2013/7/30::160ベクレル
東京新宿観測点:2011/12/3::111ベクレル
千葉県市川市観測点:2012/6/8::100ベクレル

これが今までのベスト3の最高濃度の観測値でしたが、
一気に、千葉県印西市観測点の最高濃度は、ベスト2に入りました。

また報告します。


○観測者仲間の観測観察
1、茨城県南部観測点
磁石、朝、北が落下。すぐに復旧。
青森県、宮城県、福島県に対応してます。
夜は、東が落下。

2、東京葛飾観測点
水位低下…回復しました!

南側の磁力が強めです。
今迄は、直下型南の磁力が強めになったあと、
東京湾,八丈島,房総半島南方沖などがきています。


   
 14/
1/26
18:03
 ○本サイトのトップページのコンタクトからのメッセージ
《内容》
いつもこのサイトを拝見しております。
今回のモニタリングで、「青色の点滅」から「黄色」に変わりましたが、
2週間以内の発生はあるという事を示しているんですか?それとももう少し先なのですか?

《ご返答》
今までは、地震の前兆は大きいものの、
東日本大震災という巨大地震の前兆の解析から判断して、当面は、地震の発生はないという判断でした。
しかし、期限を示さないと、いけないので、少なくとも2週間は発生しないという表現にしました。

ですので、2週間という期限よりも、「当面は、地震の発生はない」という判断が優先されます。
本日朝に、「青色の点滅」から「黄色」になったということは、
朝に述べた5項目の急激な変化が、今後発生する可能性があるため、
「当面は、地震の発生はない」とはもういえなくなりました。
そのため、「黄色」にしました。

ここで、いつ、地震が発生するかとうことですが、
本日朝に述べた、「黄色の点滅」または「赤」になったときに、
具体的に、今後、一週間以内とか予想をしていきます。

私の知る限り、具体的な根拠を述べて、巨大地震発生の期日を予想した人はいません。
どこまで、一週間以内とか3日以内とか成功するかわかりません。

そのため、そういう予想が、本サイトで、報告されたら、
防災の準備を万全にされるようにお願いいたします。


○本サイト空の掲示板
No.32306 1月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、東北地方に、さざ波雲と大気重力波が連続して現れています。

No.32309 1/25衛星画像 投稿者:黄昏@仙台 投稿日:2014年01月26日 (日) 01時15分 [返信]
・東北北部-三陸沖の未完成さざ波雲や、東北-三陸沖-北海道の大気重力波

★★
東北地方に、さざ波雲と大気重力波が連続しています。
本サイト青森県八戸観測点大気中ラドン濃度観測:1・25
013年4月8日八戸観測点最高139ベクレル以来の130台です。

上記の東北地方に、さざ波雲と大気重力波と同期して、
青森県八戸観測点大気中ラドン濃度が、過去最高値付近(八戸過去最高値139ベクレル)
となった。

まだ、電離層に大きな異変はないが、北東北から北海道の地震が心配です。
また、報告します。

   
 14/
1/26
6:18
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16、1/19に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:(この指標が20-25になれば、終息域)
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

○step1の指標
上述した6箇所の平均値が指標です。
指標は、2013/10/14&10/15に、34を記録したが、その後、大きくリバウンドした。
最近1週間も、43-46の狭い範囲内で変動し、大きな動きはない。

○地震危険度判定の変更と今後のポイント
今回初めて、黄色に変更します。
今までは、青の点滅:「「少なくとも、2週間は、巨大地震発生はない」」でした。


黄色にした理由
1、上記6箇所のラドン観測のうち、
東日本大震災時のときの実績がある愛知県西部観測点。
2013/10/14に、過去最低値の10ベクレルを観測。その後、3ヶ月間、ほぼ終息した状態だった。

1/15からややリバウンド。1/18にリバウンド最高濃度:50ベクレル。
その後、1/25には、25ベクレルとなり、リバウンド終了。
今後、リバウンドはないと判断し、終息したと考えられる。
終息したら、危険域と判定できます。
(予想震源域から最も遠いところから終息する。)

2、房総半島沖で2014/1/2からゆっくり滑り(スロースリップ)現象が発生中
1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年11月に、
同じ場所でゆっくり滑りが発生した。
その期間は、それぞれ、11日、11日、11日、13日だった。
今回は、24日が経過し、まだ、発表はないが、終息したと考えられる。
終息したら、危険域と判定できます。


黄色になると、、ポイントになる下記5項目の観測で、大きな変化が現れる可能性があります。
5項目の観測のうち、数箇所で変化が現れた場合には、次のステージ:黄色の点滅とします。
5項目の観測のうち、5項目全てで変化が現れた場合には、黄色の点滅の次、赤「危険」と判定します



ポイントになる4-5箇所の観測とは
1、震源域より遠方の観測点→本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度関連:1/15モニタリング詳述
レモンさんのラドン急落、奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察(鈴落下装置)、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点の変化が、2013/5/27-5/28に同期して、発生し、240日間、未だ継続中。
この三者が次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

2、本サイト東京渋谷観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
1/10に報告したように、2013/12/22:千葉県柏市の地下水使用のスーパー銭湯で、突然濁った水が出た。
地下に大きな動きがあるとすれば、
応力変化で、岩盤に微細なひび割れ(マイクロクラック)がはいり、ラドン濃度も大きく動くはずです。

東京渋谷観測点では、その2日後の12・24から急激にラドン濃度上昇。
12/28には、観測最高値(3年半の観測期間)にほぼ匹敵する71ベクレルとなった。

その後、大きな変化がないが、次に大きな変動を示すことが、巨大地震発生のサインとなる。

3、本サイト千葉県南房総鴨川観測点大気中ラドン濃度:1/15モニタリング詳述
2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
このとてつもないウルトラ濃度異常が房総沖巨大地震予想の大元の観測です。

鴨川は、想定1の想定震源域内にあり、すぐ近くの千葉県東方沖でスロースリップが1996年から4回発生し、
本年1/2から、5回目が発生中です。
上記のラドン濃度上昇開始時期は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

1/11に報告したように、スロースリップがおきて凡そ一ヶ月後に、東日本大震災が発生した。
4回目のスロースリップの33日後にラドンが上昇しはじめたというのは、理に合っています。

今、5回目のスロースリップが発生した。
今後、鴨川のラドンが、大きく動けば、巨大地震発生のサインとなる。

4、本サイト福島県いわき市観測点の鈴落下装置と方位磁石の西偏角
◯鈴落下装置
1号(自宅)2013年4/9~落下中(291日目)        
2号(自宅)2013年4/3~落下中(297日目)

◯方位磁石(職場)
 朝:西に4度→夕:西に3度
2013.12.27に0に戻った後12/28より再度西に偏角開始
本日で29日目

なぜ、ポイントになる観測か説明すると長いので、省略しますが、
房総沖巨大地震前兆を捕らえていると判断します。
終息したら、巨大地震発生のサインとなる。

5、予想震源域上空の明瞭なさざ波雲;1/19モニタリング詳述
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現しています。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
ただ、まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。


本日は、北海道、北東北方面の大きな前兆が空の掲示板で、現れてるため
その詳しい報告もしなければいけませんが、朝は、タイムアップ。
本日夕方に報告します。
   
 14/
1/25
6:15
 ○本サイトのトップページのコンタクトからのメッセージ
《内容》
頻繁に拝見しています。
実は房総勝浦市に2月に移転することになったのですが、海から300m付近のところで津波がとても心配で、
移転を断念しようかと思って居ます。
津波に関しては、手の打ちようがないような気がするのですが、準備しておくべきものがあったら教えて頂けると幸いです。
巨大地震の場合30m超の津波が来る場所です。千葉県ハザードマップでも危険区域に指定されています。

《ご返答》
まず、最近は、ほとんどの市町村で、ハザードマップとか、防災マップを作っています。
千葉県勝浦市の勝浦市防災ブック:津波編:こちら

こちらで、自分が居住する予定地域が津波危険区域か
津波により浸水の恐れがある地域になっているか、見てください。

最大津波の高さも大事ですが、より大事なのは、どこが浸水予測地域になって
どの程度浸水するかです。

次に、津波避難ビルと津波避難場所のマークを探します。
浸水予想地域から離れた場所で、10m以上の高さのビルがいいですね。

そうして、自分で歩いてみてください。自分の居住予定地域から
津波避難ビルまでどのくらいかかるか、確認してください。
そうして、津波避難ビルの管理人さんに、市の指定を受けていることを確認してくださいね。

ここまでが、最低限しなければいけないことだと思います。

私の観測者仲間で茨城県や神奈川県の沿岸部にお住まいの方は、
子供さんに、ライフジャケットを用意されています。
万が一、海に放り出されてても、沈まないようにするためです。
ライフジャケットは、複雑なものではなく、数十秒で着れるものを選んでくださいね。

もし、お金があるようでしたら、最近では、津波シェルターもあります。
津波で流されても沈まずに浮いて救助を待てるという触れ込みの家庭用サイズです。

一家4人が1週間ほど内部に避難、救助を待つ形を想定しています。
円形の壁に沿うように腰かければ、大人2人と子供2人はゆうに入れます。

底部分は二重床になっており、携帯トイレや1週間分ほどの携行食糧は収納できます。
40-50万円ほどです。

房総沖で、巨大地震が発生すれば、勝浦でしたら、あまり逃げる時間もないかもしれません。
ライフジャケットや津波シェルターをお勧めします。

私も、学生時代までは、海のすぐそばで暮らしていて、海風や波の音といっしょでした。
何が因果か、海なし県の栃木県に、住んでいます。
海が恋しいと、茨城の大洗海岸まで車で飛ばします。

やっぱ海はいいなーーと思うわけです。
でも、今回の勝浦移転。私にすれば、うらやましいーー。

準備万端に津波の防災を整えて、訓練もしててくださいね。
また、本サイトを信用していただけるならば、凡そ一週間、できれば、3日前までの予想をやろうと
準備しておりますので、予想がされたら、
その期間だけ、勝浦を離れるのも、一案かと思います。



   
 14/
1/24
6:06
○本サイトのトップページのコンタクトからのメッセージ
《内容》
余震で首都直下型の地震が発生する確率が高いとの事ですがもしも
発生した場合は被災地震になると捉えていた方がよいのですよね。
都内文京区在住です。想像がつかず不安な思いが先になってしまいます。

《ご返答》
被災地震になると思います。もし、余震でなかったとしても、誘発地震として、
地震発生後の一ヶ月から3ヶ月以内に発生する可能性もあると思います。

東日本大震災では、誘発地震は、20日以内に、代表的な、次の地震が発生しました。
長野県北部地震(同年3月12日発生/Mj 6.7/大陸プレート内)
静岡県東部地震(同年3月15日発生/Mj 6.4/大陸プレート内)
秋田県内陸北部地震(同年4月1日発生/Mj 5.0/大陸プレート内)

不安なお気持ちはよくわかります。
東日本大震災前1-3ヶ月の本サイトの日報を再度読み直していただくと、わかりますが、
被災地震がくることを予想しています。

私も、栃木県南部で、東北に近いので、このときは、最初は不安の方が大きかったです。
でも、不安だ不安だといっても、前に進めないです。

どっちみち、一生に2-3度あるような大きな出来事で、めったにないことだろうからと、
腹をくくって、自分でできる防災を行いました。

まず、家具やテレビを固定しました。
家具は、はしご式の2本で支える、つっかえ棒を多量に買い込んで、全部、しっかり固定しました。
テレビも、説明書を見直すと、ちゃんと、紐を通して、固定できるんですね。

次に、缶詰や乾パン、ペットボトルを備蓄しました。
大きなランタンや懐中電灯、携帯用の電池式のラジオも用意しました。
非常用の持ち出し袋や、けがなどのための救助用具も用意しました。

できることは、全て行いました。
東日本大震災発生。当地も100家に一家の割合で、屋根が半壊したり、しました。

私の家は、おかげさまで、家具を固定したおかげで、物が落ちることもなく、
テレビも、大きく揺れていたそうですが、倒れることはなかった。

被害としては、家の内装の壁紙に5-6箇所、亀裂がはいったくらいです。
やはり、しっかり、防災の準備をしたおかげです。
あとで、やっといてよかったなーーとつくづく思いました。

もし、あのとき、適当に、やっていたら、他の家と同じような、かなりの被害をこうむったことでしょう。
ですので、不安な気持ちはわかりますが、体を動かして、防災の準備をしてください。
一生懸命に、防災活動をしていると、不安な気持ちも、少しずつ、薄れていきます。

がんばってください。
私ももう一度、防災の点検をします。


○本サイト大気中ラドン濃度観測;首都圏
昨日、千葉県北西部の印西観測点で、過去最高濃度の84ベクレルを記録した。
今までの最高濃度は、42ベクレルですから、2倍の濃度です。

同じ北西部の千葉県市川市観測点の、同日の濃度は57ベクレルだった。

東京渋谷の過去最高濃度と並ぶラドン濃度異常値を観測したのが、2013/12/28。
71ベクレルだった。

今後、南房総鴨川を筆頭に、首都圏のラドン濃度がどのように推移するか、ひとつの注目です。

※本サイト東京葛飾観測点
水位低下が1/19夜ー6cm、1/20朝から夕ー8cmが1/22にはー1.5cm。
磁石落下装置の直下型が1/21→1/22→1/23(3連→5連→3連)と変化しました。
今日、千葉東方沖,房総半島南方沖や八丈島などでM3ーM4クラスが発震していますが、
上記2点の対応地震ではないと思います。

水位低下が激しく直下型東,西,北が3→5→3連と足並み揃って変化しているので、
Mはもっと大きいと思います。

   
 14/
1/23
6:05
 ◎房総半島沖で2014/1/2からゆっくり滑り(スロースリップ)現象が発生:1/11報告続報
○1/11には、
房総半島沖で、1/2にゆっくりすべり(スロースリップ)が発生。
1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年11月に、
同じような場所でゆっくり滑りが発生した。

発生間隔は、それぞれ77か月、58か月、50か月でしたが、
今回は27か月となり、最も短い間隔で発生しました。

最大の問題は、今回のゆっくりすべりが最も短い間隔で発生したことです。
巨大地震発生前には、スロースリップ間隔が短くなることが、知られているからです。

このように報告しました。

○Propagation of slow slip leading up to the 2011 Mw 9.0 Tohoku-Oki earthquake
東北地方太平洋沖地震発生前に見られたゆっくりすべりの伝播
Science 10 February 2012: Vol. 335 No. 6069 pp. 705-708
加藤愛太郎(助教)、小原一成(教授)・五十嵐俊博(助教)、鶴岡弘(准教授)、中川茂樹(助教)・平田直(教授)
所属:東大地震研究所

世界的に権威があるScience誌に掲載された報告です。

「ゆっくりすべり」:
プレート(岩板)境界や地下の断層が、地表に大きな揺れをもたらさないまま、ゆっくりとずれ動く現象。
世界中でその存在が、近年、確認されている。
ゆっくりすべった場所は、力を解放しますが、逆にその周囲に力が集中します。

「「2011年東北地方太平洋沖地震前に生じた2度にわたる「ゆっくりすべりの伝播」が、
本震の破壊開始点へ力の集中を引き起こし、本震発生を促した可能性がある」」。このように報告されています。

1度目は2011年2月中旬~末、2度目はM7.3の「前震」が発生した3月9日。

1度目に比べて、2度目のゆっくりすべりの伝播速度、すべり量、すべり速度はいずれも増加しており、
2度目のゆっくりすべりがより効果的に、本震の破壊開始点へ力を集中させていた。

このような現象が起きたからと言って、必ずしも巨大地震が起きるとは限りません。
ゆっくりすべりが移動していく先に、
巨大地震を引き起こすことのできる十分な弾性ひずみエネルギーが蓄えられている必要があります。
もし蓄積されたエネルギーの量が少なければ、たとえゆっくりすべりの移動による力の集中があっても、巨大地震は発生しません。

一方、蓄積されたエネルギーが限界値に近ければ、ゆっくりすべりに伴う力の集中により、
巨大地震の発生が促進される可能性が考えられます。巨大地震の発生場所にエネルギーがどの程度蓄積されているのかを、
時空間的に把握することが何よりも重要です。

以上が、報告内容です。
この論文の報告者の一人、小原一成教授が最近発刊された雑誌のインタビューにこたえた。

巨大地震発生の「時期は予想できません」と前置きしつつ、
場所については「東北や南海トラフではなく、千葉県沖で間違いない」と明言されていました。

○私どもは、2年以上、房総沖巨大地震のモニタリングを続けていました。
その間に、南海トラフ巨大地震がクローズアップされ、昨年は、ほぼ、毎日のように、テレビ・雑誌で報道されていました。
しかし、ご存知のように、私どもは、主張を変えませんでした。

最近になって、やっと、西之島噴火や房総沖のスロースリップにより、房総沖巨大地震が
やっと、クローズアップされるようになりました。

想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1、想定2の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

今のところ、本サイト空の掲示板で、レモン@愛知さんや黄昏@仙台さんが
毎日投稿いただいています衛星画像を拝見しておりますと、
今のところ、想定の2が最も可能性が高いと考えています。

地震の規模は凡そM8.5を予想し、1/14に報告したように、M8.5-M9の可能性もあります。

1・12-1・16に報告しましたが、
この巨大地震の最大の問題は、首都圏に近いことです。

特に、1/16に詳述したように、想定の1や2であった場合には、首都直下型地震M7-M7.5が余震として
発生する可能性が高いことです。

余震といっても、本震発生後の3-4分後です。

首都圏在住の皆様は、ゆれと津波に対する防災を強く、お勧めします。
ゆれは、1/16報告で述べたように、市町村役場でハザードマップをもらい、
特に、表層地盤のゆれやすさマップで、ゆれやすい地域の皆様は、とくに、家具固定などの防災準備をお勧めします。

12/26報告しましたように、
中央防災会議の報告書は、各家庭や企業に対し、
「最低でも3日分、可能な限り1週間分」の備蓄を求めている。

1週間21食分→レトルト食品や缶詰など

飲料水は1人1日あたり3リットル必要で、1週間分は21リットルになる
1週間分の水21リットル。1.5リットルのペットボトルで14本

これが一人分です。

地震がおきれば、停電が懸念されますから、
温かい食事をするためには、カセットコンロとボンベが必要になります。

見落としがちなのが、災害用トイレです。
 断水や停電でトイレが使えなくなったときの備え
 避難所で、仮設トイレが速やかに整うとは限らない。

また、1/14に報告したように、
タワーマンション高層階在住の皆様
東日本大震災時に、高層階で、10分以上、周期が2秒以上の地震波による
長周期地震動を感じられた皆様。

今回は、震源域が近いので、凡そ2-3倍程度、長い時間の長周期地震動が発生するかもしれません。
家具や家電製品の固定、コピー機、書棚の固定などをお勧めします。

最後に、津波です。
特に、千葉県と相模湾です。

相模湾については、神奈川県の津波浸水予測図:房総半島南東沖地震の予測。
津波が4mを越えているような地域、特に、鎌倉をピークにして、茅ヶ崎から葉山に至る地域では、
津波防災は、必須だと思われます。

私どもの観測者仲間の相模湾在住の方と電話で、津波防止の話をしていたら、
上記想定3で、述べた、慶長地震の神奈川県の予測も生かすべきではといわれました。

確かに、慶長地震の津波と浸水の予測は、房総半島南東沖地震よりかなり深刻です。
万が一も考え、両方の予測をみられて、浸水が自分の住む地域のどこまで、何メートル予測されているか
見て、避難の想定(浸水がない地域までにげる)や訓練にご活用ください。

神奈川県→津波浸水予測図→房総半島南東沖地震::::こちら
神奈川県→津波浸水予測図→慶長地震::::こちら

神奈川県では、慶長型地震が神奈川県に対し最大クラスの津波を生じる地震としていますので、
この想定が最悪の想定として考え、どこまで逃げればいいか、避難の訓練に活用できます。

千葉県→千葉県防災ポータルサイト:千葉県のハザードマップ:津波浸水予測図::こちら
ポータルサイトのタイトル下にある、千葉県のハザードマップボタンを押してください。

東京湾については、
12/21に報告しましたが、東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
最大でも3メートル程度ということです。

8/8報告で東京湾の津波対策は詳しく報告しました。

東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、凡そ、1時間で、湾奥の東京に達します。

湾奥で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所

それと、東西線の門前仲町駅、半蔵門線の清澄白河駅、
JR京葉線が東京駅に向かって地下にもぐる周辺、
有楽町線の新木場駅周辺から津波が地下鉄や地下街に進入する恐れがあります。

東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、東京到達まで1時間ありますから、あわてずに、地下から表に出ましょう。

2年以上行っている房総沖巨大地震モニタリングで、発生危険度判定が、黄色の点滅とか、赤になれば、
コンパクトな携帯ラジオなどを持参されるといいです。

以上、予想される地震に対する、
「ゆれ」、「長周期地震動」、「津波」に対する防災を述べました。

最後に、12/20に報告した
通信事業者の「災害伝言ダイヤル」、「災害用伝言板」
震災が起きると、どうしても、家族や親族に連絡をしないといけません。

その電話が「通じるのは10回に1回程度」になります。あらかじめどうするか、
今から、家族で防災会議を開き、災害時の連絡手段を話し合っておく必要性があると思います。

連絡がつかない場合は、音声の伝言を登録する「災害用伝言ダイヤル」の活用や、
被災地から離れた親族に連絡を入れて、そこを通信連絡拠点にするなど、
あらかじめ家族で安否確認の方法を決めておくことが大切です。

下記に、三大携帯キャリアとNTT東日本の災害時の安否確認ページを紹介します。
今のうちから、準備して、ブックマークにいれるなどして、災害が起きたら、すぐに使えるようにしておきたいです。

NTTドコモ::災害時の安否確認と備え
https://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/

KDDI*AU::災害時・緊急時対策
http://www.au.kddi.com/mobile/anti-disaster/

ソフトバンク::災害時の情報・安否確認
http://www.softbank.jp/mobile/disaster/tools/

NTT東日本::災害への取り組み
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/index.html

   
 14/
1/22
5:49
 ◎鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6以上:根拠は1/3&1/4報告

本サイト空の掲示板No.32269 1月21日の愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
高知大学の衛星画像からは、朝から、九州に縦状の大気重力波が発生しています。
★★
この現象が1/21では、最も大きな変化だった。
画像をよく見ると、大分県から南九州、種子島近郊に、縦状の大気重力波が発生しているようだった。
前兆が続いています。

関東周辺は、1/21,新たな大きな変化はなった。
   
 14/
1/21
5:57
ニュージーランド地震と日本の地震
○米地質調査所によると、ニュージーランド北島で20日、マグニチュード6.3の地震が発生した。
震源地はパーマストンの南東63キロメートルの地点で、震源の深さは29キロメートル。

英語圏のニュースも、ざっとみましたが、大きな被害は今のところ、報告されていないようです。

○本サイト空の掲示板
No.31309 2013/11/10:
海外は、ニュージーランド南島にさざ波雲と沸き立つ雲が見られます。
まだ、しばらくはこのような現象雲が現れるのかと思っています。

No.31658 2013/12/08
ニュージーランド北部に沸き立つ雲とクライストチャーチ付近に整列雲が見られます。また、ノイズも見られます。

No.31909 2013/12/24
ニュージーランド北島には、大気重力波とレンズ雲が見られます。

No.31991 2014/01/01
海外は、ニュージーランドの海峡沿いに未完成のさざ波雲が見られます。まだ輪郭が不十分ですが。

No.31998 2014/01/02
海外は、ニュージーランドの未完成さざ波雲とウナギレンズ雲が気になる程度です。

No.32088 2014/01/08
海外は、ニュージーランド南島の東部沖に大気重力波が見られます

No.32111 2014/01/10
海外は、ニュージーランドの南島に未完成さざ波雲が見られます。

No.32157 2014/01/13
海外は、ニュージーランド沖合に波状雲が見られます。

No.32240 2014/01/19
ニュージーランド南島に、未完成さざ波雲と沖合に波状雲か見られます。

★★
空の掲示板の検索ボックスに「ニュージーランド」とタイプすると、上記の投稿が、抽出されてきますので、
衛星写真は、そちらでごらんください。

M6.3の地震でも、凡そ2ヶ月間、大気重力波を中心に現象が出現しています。
12/24までは、「大気重力波」だけでしたが、1月に入ると、より現象が鮮明な可視化された「さざ波雲」となります。

○日本の地震との関係
東日本大震災前では、
カンタベリー地震(クライストチャーチ地震)が2011年2月22日にニュージーランドのカンタベリー地方で発生した。
モーメントマグニチュード(Mw)6.1の地震だった。

クライストチャーチでは観測史上最大規模の液状化現象が発生し、
地元テレビ局カンタベリー・テレビ(CTV)の入ったビルが倒壊し、
同局の関係者やこのビルに入居していた語学学校の生徒・留学生らが巻き込まれ多数の死傷者が発生した。

この地震の17日後に、東日本大震災が発生しました。

今回も,2週間程度後の、日本の大震災を想起されるかもしれません。

1/11報告したように、
房総半島沖で、1/2にゆっくりすべり(スロースリップ)が発生。
1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年11月に、
同じような場所でゆっくり滑りが発生した。

発生間隔は、それぞれ77か月、58か月、50か月でしたが、
今回は27か月となり、最も短い間隔で発生しました。

最大の問題は、今回のゆっくりすべりが最も短い間隔で発生したことです。
圧力に耐え切れずに、最も短い間隔で発生したと考えられます。
1996年から、15年間も続く現象で、巨大地震の代表的な前兆です。

しかし、
今回の主役は「房総半島南東沖」
日本海溝、伊豆・小笠原海溝、相模トラフの3つの海溝が接しています。
三重会合点といわれますように、3つのプレートがおいあいへしあいやっています。
2つならば、すぐに破壊されるところですが、3つですから、お互いを支えあい、なかなか、一直線には行かないようです。


○観測者仲間の観測観察:01/21
No.32253 1月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA 投稿者:レモン@愛知
2.関東周辺では、大気重力波と沖の放射状雲が見られます。

○茨城県南部観測点
21時
トリフィールド電磁波計3mGは、初めてかも。
2mGで震度3~4なのに、3mGだと・・・
イモリ、警戒モード
磁石装置、また、東が落下

○東京葛飾
水位低下…昨夜23時ー6cm、今朝ー8cm、18時ー8cm、22時ー1.5cm、翌1/21 1時ー2.5cm。


★★
茨城県南部観測点で、電磁波計で非常に大きな異常が発生。
レモンさんの衛星画像では、沖の放射状雲とは、茨城沖ですから、茨城周辺の異変だとわかります。

また、東京葛飾観測点の8cmの水位低下も非常に大きいです。

茨城県南部の地震でしたら、内陸の地震ですから、中規模の地震でも、
震度5弱または一部地域では、5強はあるかもしれません。

喫緊は、この地震への注意だと思います。

これから先、お出かけされる際には、念のために、
携帯ラジオ、方位磁石、携帯電話の充電器、目薬、抗生物質の入った軟膏などを持参するように、
準備されるといいと思います。


関西圏:1/20
No.32257 奈良県大和郡山市からの空 投稿者:奈良の鹿
No.32256 大阪府八尾市からです。 投稿者:ねこまま
No.32253 1月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA

東大阪市で、南方位にさざ波雲

大阪府八尾市の西の空に見えた扇状の雲が印象的でした。
扇状に広がる雲(起点はいつもの徳島方向)で、扇の中はうろこ状の雲。
そのうろこが薄い透明感のあるうろこ状。扇のエッジがはっきりしていました

奈良県大和郡山市で、レリーフ状の雲。

「淡路島から和歌山北部方面」大規模地震ではないと思いますが、地震にご注意ください。


北東北
No.32253 1月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA
青森東方沖に、大気重力波と無数の筋状雲

代表的な地震前兆です(とくに無数の)。
北東北の皆様。地震にご注意ください。


   
 14/
1/20
5:59
 ◎鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6以上:根拠は1/3&1/4報告

1/13報告で、
「ソーラーとFM」サイトで、横浜から西の著しい地震エコーを観測し、解析した結果、
上記予想地域由来と推察した。

本サイト沖縄本島観測点の大気中ラドン濃度観測も、1/8-1/11まで継続した大きなリバウンドも終息。
最近値では、平均値付近の観測値となった。

また、1/19、本サイト鹿児島県薩摩半島観測点と熊本県西部観測点で、もぐりんの移動停滞が発生。
念のため、上記地域は、地震にご注意ください。


関東の中規模地震
○観測者仲間の観測観察

茨城県南部観測点
磁石、東の落下が復旧。
今日も、冷蔵庫の扉が勝手に開く現象ありです。(扉のマグネットの磁力が低下する現象)

東京葛飾観測点
水位低下…朝,夕ー1.5cm、23時ー6cm。
お決まりの夜遅くにガクンと低下しました。


○本サイト環境自然など何でも掲示板[29017] 各種観測データから Name:タバサ@千葉県 2014/01/19(日)
千葉県香取市のFMノイズ観測、茨城県ひたちなか市&東京八王子の流星電波観測のノイズ
これらが同期しています。
やはり、中規模程度の地震は喫緊、発生しそうです。

その他の観測観察から目立った現象
青森八戸観測点
昨日から今日にかけて動きが激しいです。
彩雲と虹の一部のようなものが見えました。

   
 14/
1/19
6:03
 ◎房総沖巨大地震モニタリング
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29、1/12-1/16に実施

○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定1の余震の考察:1/16詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:(この指標が20-25になれば、終息域)
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇

step1-3に共通しているのは、「地圏—大気圏—電離圏—磁気圏結合」という現象です。
具体例を述べます。

Diminitar ouzounov et al(2011)
Atmosphere-Ionosphere Response to the M9 Tohoku Earthquake Revealed by Joined Satellite and Ground Observations.
Preliminary results
Earth Sci (2011)24: 557-564

NASA ゴダード宇宙飛行センター (GSFC) 研究チームの東日本大震災前の震央上空の観測結果です。

観測によると、電離層における電子の量が劇的に増加、また震央における大気昇温を示す赤外放射の急増も見られた。

地震直前に大規模なストレスによって大量のラドンガスが放出され、この放出による放射線は大気をイオン化するとのことで、
これがさらに他の現象を連鎖して引き起こす。

例えば水はイオンに引き寄せられるため、大気のイオン化は大規模な水の凝縮を引き起こし、
この反応によって放出される熱が赤外線放射として観測される。
(赤外線放射はこの時に大気が熱せられていたことを意味している。)

なお、動物の地震予知能力にはこのラドン放出が関わっているという考え方もあるそうです。

このような、「地圏—大気圏—電離圏—磁気圏結合」の最初のスタートは、地面からのラドンの放出ですから、
私どもも、まず、大気中ラドン濃度の観測を基本にしています。


本日は、step2について、述べます。
本サイト空の掲示板での、レモン愛知さんや黄昏@仙台さんの観測結果の要約です。(昨年12月以降)

12/6:房総沖-茨城沖の断層化した帯状雲
12/8:関東に大気重力波
12/10:房総半島東方沖に大気重力波
12/12:中国・四国・近畿・東海-八丈島東方沖の弱い大気重力波
12/14:鳥島近海-八丈島東方沖に断続的な欠測
12/15:近畿-紀伊半島南東沖を中心に、九州北部-中国四国-近畿-東海道沖の大気重力波
12/17:紀伊半島周辺にレンズ状筋雲
12/18:四国沖-紀伊半島-東海道沖-関東-東北南部沖の大気重力波や波状雲
小笠原諸島-マリアナ諸島-パラオに衛星画像ノイズ

12/22:近畿圏から山陰に弱い大気重力波
12/23:九州の宮崎北部にさざ波雲と四国沖に大気重力波

12/24:愛知西部からは、朝方、朝焼けと太陽柱 方角的に、伊豆諸島方面
12/26:房総半島南東沖に熱線のような断層雲

12/29:大隈半島東方沖-九州南東沖の大気重力波
・本州南方沖-父島近海の断層状雲や、小笠原諸島付近の大気重力波
12/31:東北南部から太平洋沖のさざ波雲
・朝鮮半島-西日本-東北-北海道の大気重力波

1/1:衛星画像からは、高知大学の気象衛星画像より◎
朝から晩まで西日本に大気重力波が見られます。
連続画像を入れておきます。
どうも伊豆諸島の八丈島近海での震源領域からの大気重力波が
西日本に達したのかと感じています


1/2:中部・近畿圏で、さざ波雲と大気重力波及び日本海に筋状整列雲
グアム付近に衛星画像ノイズと欠測

1/3:
衛星画像からは、関東の東方沖に未完成さざ波雲と仙台沖の強いレンズ雲。
また、東北と連鎖する韓国の日本海側にも大気重力波見られます。
四国に波状雲が見られます。
そして、九州の南西沖において、広範囲に大気重力波が広がっています。
奄美大島から屋久島周辺でしょうか。

1/4:
房総南方沖の大気重力波
1/5:
千葉銚子東方沖に、波状雲とノイズ。伊豆諸島周辺に整列雲。
八丈島東方沖には、波紋状の吹き出すような雲
関東沖-小笠原東方沖に衛星画像ノイズ
1/6:
八丈島東方沖に小規模の大気重力波

1/7:
東北・北海道に大気重力波が見られます。
また、対岸のロシアの内陸部まで大気重力波が広がっています。
1/8:
静岡-相模湾-房総南東沖の未完成さざ波雲や、
駿河湾沖-三宅島近海の大気重力波
1/9:
房総南方沖に未完成さざ波雲や、房総沖の整列雲
北陸の大気重力波
紀伊半島の大気重力波や、伊勢湾周辺-中部の整列雲
1/10:
房総南東沖の大気重力波や、東京湾-房総東方沖の整列雲
1/12
近畿周辺に未完成のさざ波もどき雲が発生しています。銚子沖に大気重力波が見られます
最近思うこと。世界各地のポイントである地域を衛星画像で見ていますが、
やはりダントツに現象雲が、日本周辺での発生率が高いと感じています。やはり活動期のまっただ中にいるのでしょうか。
いずれにせよ、防災の心構えは準備しておかねば。
1/13
近畿圏から日本海に大気重力波が広がっている
1/14
八丈島南部近海に断層状亀裂雲がはっきりと見られます。
(紀伊半島はるか沖-八丈島-関東東方沖の断層状雲)
1/17
東海道沖の整列雲や弱い大気重力波、房総南方沖の大気重力波や筋状雲

★★
房総半島、八丈島、鳥島という言葉がたくさん出てくると思います。
特に、顕著な現象は、12/26、1/1、1/14です。

また、西日本の上空でも、同時に、大気重力波が、頻繁に出現しました。
連動するように、九州の南西沖を中心に広範囲に大気重力波。
房総とほぼ同時期に、現在予想中の鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6以上:根拠は1/3&1/4報告
不気味です。連動して、この予想する地震も発生するのか?
東北から北海道方面にも、頻繁に大気重力波が出現しています。

これらをみると、著しく大規模で、東日本大震災前に、凡そ1-2ヶ月間継続した現象に匹敵するものです。

ただ、まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島に、輪郭がはっきりとした「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

東日本大震災では、2012/1/10報告でまとめています。

9088//2月27日;;気象衛星画像からは、午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。
           福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
東日本大震災前13日です。


以上まとめますと、
房総半島、八丈島、鳥島上空を中心に、頻繁に、大気重力波が出現しています。
同時に、西日本と東北北海道にも頻繁に大気重力波
ただ、まだ、大気重力波が可視化した「さざ波雲」が出現しない。
房総半島から伊豆小笠原諸島上空に、輪郭がはっきりとした明瞭な「「さざ波雲」が出現したら、スタンバイのしるしです。

東日本大震災では、大震災13日前の福島上空だった。

地震発生危険度判定は、1/15に「青の点滅」と判定したので、2週間有効です。
次回モニタリング:1/26実施予定で、再度、判定します。


   
 14/
1/18
5:40
気象庁平成26年 No.03 週間火山概況 (平成26年1月10日~1月16日)

1、阿蘇山
阿蘇山では、13日12時15分頃、中岳第一火口でごく小規模な噴火が発生し、
灰白色の噴煙が火口縁上600mまで上がり南に流れました。

2、火口周辺警報が発令中の火山
三宅島、西之島、硫黄島
桜島、霧島山(新燃岳)、諏訪之瀬島
阿蘇山

★★
火口周辺警報は、南九州と薩南諸島、伊豆小笠原諸島の火山に、発令中です。
地震と火山は同根ですから、やはり地震活動も、同地域が注目されるところです。

阿蘇山の最近の噴火と地震活動をまとめてみます。
○2004(平成16)年 噴火 1月14日。
ごく小規模な噴火で中岳第一火口東南東約8kmに微量の降灰。
→凡そ4ヵ月後の2004/5/30:房総半島南東沖地震:M6.7:津波を観測

○2005(平成17)年 噴火 4月14日。
ごく小規模な噴火が発生し、火山灰が火口の北東側約2kmの仙酔峡まで達した。
→噴火3日前の4/11:千葉県北東部地震;M6.1:最大震度5強
→凡そ3ヶ月後の2005/7/23:千葉県北西地震:M6.0::最大震度5強

○2009(平成21)年 噴火
2月4日。ごく小規模な噴火。
5月19日には火口の南西約200mでごく微量の降灰を観測したほか、
6月下旬まで火口縁付近ではごく微量の降灰が時々観測された。
→凡そ50日後の2009/8/11:駿河湾地震;M6.5:最大震度6弱。津波を観測
→凡そ50日後の2009/8/13:八丈島東方沖地震:M6.6:最大震度5弱

このように、
同時あるいは、50日-4ヵ月後に、房総半島、駿河湾、八丈島で、大きな地震活動が発生しています。
本サイトで2年以上、モニタリングを続ける房総沖巨大地震。
今回も関連性があるなら、2月下旬から5月が注目されるところです。



◎本サイト観測者仲間の観測:観察
○青森八戸観測点
朝食調理時、IH調理器の温度が2メモリ勝手にアップしました。
お昼前の空には広範囲の鮮やかな彩雲が現れていました。

○茨城南部観測点
イモリ、シェルターより出て警戒モード
磁力、東の落下ぎ復旧して、冷蔵庫の扉が勝手に空く現象ありです。
千葉県北西部の発震ありましたが、まだ、東方沖あたりでありそうな感じです

○東京都荒川区観測点
大気中ラドン濃度
とうとう最低値タイです(◎-◎;)

○東京葛飾観測点
水位低下…1時ー3cm。】
今日の茨城沖,千葉北西部後すぐの3cm低下なので、後続ありそうです。
こりゃあ、また揺れそうでショック!Ч(≧□≦)Ч

○滋賀県大津市観測点:鈴落下装置 
「磁石2個(新)」 1月6日に落下。今朝、復活。
「磁石2個(旧)」 1月7日に落下。こちらも今朝復活。

★★
17日18時37分茨城県沖M4.3震度3、17日18時53分千葉県北西部M4.3震度2が発生しましたが、
その後、茨城県南部観測点では、磁力の低下(冷蔵庫の扉のマグネット)および
東京葛飾観測点では、水位低下が観察された。

まだ、首都圏予想が有効です。「中規模:最大震度5弱まで、震災ではない」


   
 14/
1/17
6:02
 本日は、特に大きな変化はないので、久しぶりに、短い日報です。

静岡市でも有感地震となるような、首都圏;最大震度5弱までの地震が10日以内:1/19まで::1/11、1/14、1/16報告続報
○本サイト千葉県北部観測点:1/16
本鈴落下装置 1号 異常なし 
2号 朝起きたら落下 昼過ぎにリセットしたら現在まで浮いています。

○本サイト東京葛飾観測点:1/16
電波時計…朝E、夜またW受信になりました。
Eになり終息と思われたのは一日間だけ。(´Д`)=3ハァーア

★★
1/16は、前兆もややリバウンドしたようです。
千葉県八街市観測点のハムスター君も、1/12,1/13、1/14、1/15と爆走したが、1/16はやや爆走と言う程度でした。

房総半島東方沖の三回目のスロースリップ:2007年 8月13日~8月23日でした。
この活動に同期して、8/18に、最大震度5弱の地震が千葉東方沖で発生しました。

今回も、最大震度5弱程度の中規模地震が、千葉東方沖や千葉南部、房総南東沖を震源として、予想されます。
どの位置で発生するか、注目されます。

   
 14/
1/16
5:49
 ◎房総沖巨大地震モニタリング:その5:巨大地震の余震

今日は予定を変更して、予想される巨大地震の余震について、報告します。

1/13に想定1房総半島南東沖地震を詳述したときに、津波については、具体的に、リスクを報告できたと、思います。
ただ、ゆれについては、震度5-6程度ではないかという程度の報告でした。

想定1房総半島南東沖地震は、相模トラフの東側の地震の想定です。

大正関東大震災
大正12年(1923年)9月1日11時58分32秒、
神奈川県西部を震源として発生したM7.9の相模トラフ西側の地震でした。

同日12:01、東京湾北部M7.2の余震
本震並みの激震を東京や横浜に与えた

同日12:03、山梨県東部M7.3の余震

つまり、本震発生後の、約3分と約4.5分に
マグニチュード7.2と7.3の大きな余震がたて続けに発生した。

翌日の9月2日
11:46 M7.3 千葉県南東沖
18:26 M7.0 千葉県東方沖

翌年の1月15日 M7.3 神奈川県西部(丹沢地震)
(死者19名、負傷者638名となり、最大の余震といわれました)

これら『6大余震』が震災の被害を拡大させたといわれています。
また、M6台の余震は、この10倍:つまり60回程度発生した。

文献を見ますと、これらの余震域は、大正関東大震災が発生した相模トラフ西側だけではなく、
相模トラフ全域に広がっています。

つまり、
東京南部、相模湾、房総半島南部、東京湾で余震は発生した。

今回の相模トラフ東側の想定1房総半島南東沖地震でも、余震域は、大正関東大震災と同じように、
相模トラフ全域で発生し、
首都直下型地震の代表である東京湾北部地震M7も、余震として、発生する可能性があると思います。

やはり、首都圏在住の皆様は、市町村役場でハザードマップをもらい、お住まいの地域の危険度を知り、
十分に防災の準備をする必要があると思います。

または、内閣府の表層地盤のゆれやすさマップをお使いください。こちら
このページに、各都道府県別のゆれやすさマップが、あります。

地震による地表でのゆれの強さは、
主に、「地震の規模(マグニチュード)」、「震源からの距離」、「表層地盤」の3つによって異なります。
一般には、マグニチュードが大きいほど、また、震源から近いほど地震によるゆれは大きくなります。
しかし、マグニチュードや震源からの距離が同じであっても、
表層地盤の違いによってゆれの強さは大きく異なり、
表層地盤がやわらかな場所では、かたい場所に比べてゆれは大きくなります。

大正関東大震災では、間断なくくる余震のため、
家の中では危険だというので、それがおさまるまで一晩か二晩は屋外に寝たそうです。

東日本大震災発生時、当地栃木県南部の我が家のお隣では、子供さんが小さくて、絶え間なく続く余震が怖くて、
家にいるのが怖いというので、私も手伝って、隣の家の庭にテントを作りました。

停電で、真っ暗でしたので、私の家に備蓄してある「さんまの蒲焼」の缶詰を差し入れしました。
後で聞いた話ですが、子供さんが、「缶詰ってこんなにおいしいんだ」といわれとそうです。
思いだしてしまいました。


静岡市でも有感地震となるような、首都圏;最大震度5弱までの地震が10日以内:1/19まで::1/11、1/14報告続報
○本サイト千葉県北部観測点:1/16
本日、このところ、ずっと落下していた 鈴落下装置2号が復活しました。
また、冷蔵庫落下装置、プラス1枚の6枚
ほぼ、終息したようです。

○本サイト東京葛飾観測点:1/16
電波時計…E受信に戻りました!
直下型か陸に近い千葉東方沖で首都圏が揺れる中規模震源は終息なのでは。

千葉県八街市観測点のハムスター君も、1/12,1/13、1/14、1/15と爆走しまくっています。
首都圏付近、揺れそうです 。ご注意ください。

   
 14/
01/15
6:21
 ◎房総沖巨大地震モニタリング:その4
○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間:1/13詳述
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5:1/14詳述
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9:1/12詳述

○巨大地震発生までの前兆の発生過程

step_1:観測者仲間の大気中ラドン濃度観測の大きな濃度上昇の終息:(この指標が20-25になれば、終息域)
指標は6箇所:愛知県西部、東京新宿、東京渋谷、東京練馬、埼玉県南部、千葉県南房総鴨川観測点の平均値

step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生
(大気重力波はサイト内;地震予想の基礎その2参照)

step_3:予想震源域上空の電離層全電子数:GPS/TECの大きな上昇


今回は、step1のみ報告します。

〔震災前の大気中ラドン濃度の上昇〕
大気中のラドン濃度の異常な上昇は、
地震前に地殻にかかった応力に伴ってできた岩石中のマイクロクラック等により、
ラドンが断層などの割れ目に沿って上昇し、地面からのラドンの散逸量が増加したと考えられます。

具体例
阪神淡路大震災:兵庫県南部地震 M7.3:震源域内に存在する神戸薬科大学での大気中ラドン濃度観測
地震発生一ヶ月前から明らかに上昇し、濃度のピークをつけた直後(2日後)に、震災が発生した。

東日本大震災:
2011年日本地震学会;秋季大会;;A32‒09 東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について
長濱裕幸(東北大)・安岡由美(神戸薬大)・鈴木俊幸・本間 好(福島県医大)

東北地方太平洋沖地震の震央;三陸沖震央の凡そ南西150kmの福島市で、
2010年6月~2010年12月初旬まで、大気中ラドン濃度が増加した。
その三ヵ月後に、東日本大震災が発生した。

上記成功例の観測場所が震央から大きく異なっていたり、地震の規模も大きく異なっているので、
大気中ラドン濃度の上昇が、大地震や巨大地震前に、発生することはわかるが、
上昇のピーク後、すぐに、発生するのか、
急落後の静穏期間(スタンバイ期間)を経て、発生するのか、わからないことが多い。

ただ、
大地震の震源域内に観測点があれば、上昇のピークをつけたすぐ後に発生する可能性があることはわかります。


上述した6箇所の平均値が指標です。
指標は、2013/10/14&10/15に、34を記録した。
その後、大きくリバウンドし、2014/1/13までの期間では、40-60となった。
最近2週間も、44-48の狭い範囲内で変動し、終息域(20-25)まで、低下していない。

○千葉県南房総鴨川観測点
2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
このとてつもないウルトラ濃度異常がその予想の大元の観測です。

鴨川は、想定1の想定震源域内にあり、すぐ近くの千葉県東方沖でスロースリップが1996年から4回発生し、
本年1/2から、5回目が発生中です。

上記のラドン濃度上昇開始時期は、4回目のスロースリップ終了の33日後です。

1/11に報告したように、スロースリップがおきて一ヶ月半後に、東日本大震災が発生した。
4回目のスロースリップの33日後にラドンが上昇しはじめたというのは、理に合っています。

今、5回目のスロースリップが発生中ですが、今後、鴨川のラドンが、4回目と同じように
大きく上昇するか否か。


○東京渋谷観測点
1/10に報告したように、2013/12/22:千葉県柏市の地下水使用のスーパー銭湯で、突然濁った水が出た。
地下に大きな動きがあるとすれば、
応力変化で、岩盤に微細なひび割れ(マイクロクラック)がはいり、ラドン濃度も大きく動くはずです。

東京渋谷観測点では、その2日後の12/24から急激にラドン濃度上昇。
12/28には、観測最高値(3年半の観測期間)にほぼ匹敵する71ベクレルとなった。

渋谷のラドンが今後どのような大きな変化をみせるか。
これも焦点です。


○愛知県西部観測点
想定震源域からかなり遠い本観測点。
東日本大震災時には、上記の福島医科大学のラドンと同じような挙動を示しました。

今回も
2012年11月から半年間、大きな濃度上昇を示し、2013/5/22に過去最高値の125ベクレルを示し、
その翌日から急落。次第に減衰し、2013/10/14に、過去最低値の10ベクレルを観測。
その後、3ヶ月静穏期間です。

急落した、2013/5/23頃、何か大きな変化が近畿中部圏で起こったのでしょうか。

本サイト奈良県橿原市観測点と、愛知県東部観測点。
鈴落下装置が、2013/5/27に2箇所とも落下。磁力の大きな低下が発生しました。同じ日でした。
その後、両観測点ともに、232日間、鈴落下装置は落ちたまま、戻りません。

よくよく調べてみると、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動
(過去、短周期への変動が、能登半島沖地震や2009年の駿河湾地震の1-2ヶ月前に観測されている)
始まりは、2013/5/28でした。

レモンさんのラドン急落、奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動

この三点が、2013年5月下旬に同期しています。
明らかに、関西中部での歪の変化が、この時期に発生し、まだ、継続中であることがわかります。

関西中部の変化が、関西中部の巨大地震かというと、
本サイト京都府南部観測点;観測期間2年9ヶ月間

最高濃度67ベクレル。最低濃度6ベクレル。平均濃度:27ベクレル。
巨大地震が発生するような濃度ではありません。
近畿圏で巨大地震が発生するならば、この2年以内に、100ベクレルを超えるような大きな濃度変動があるはずです。

元に戻り、
この三点が、2013年5月下旬に同期し、今も3者ともに傾向は継続しています。
したがって、東日本大震災時のレモン愛知さんの観測と同様に
房総沖方面の巨大地震を三者は捕らえていると判断します。


以上まとめます。
1、上記6箇所の平均値である指標は、
最近2週間も、44-48の狭い範囲内で変動し、終息域(20-25)まで、低下していないこと。
2、12・24から急激にラドン濃度上昇した東京渋谷観測点のラドンに大きな変化がないこと。

以上主として2点を根拠にして、
現時点での地震発生危険度判定は、今までと同じ、「青の点滅」です。
(青の点滅とは、少なくとも、2週間は、巨大地震発生はないことを意味します。)

今後の焦点
1、千葉県南房総鴨川観測点
4回目のスロースリップ終了33日後にラドン濃度上昇開始したように、今後、再上昇するか否か。
再上昇すれば、危険信号です。

2、レモンさんのラドン急落、奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下観察、
岐阜県飛騨市神岡町割石温泉の間欠泉の明らかな短周期への変動の同期
(凡そ230日継続:これぞ巨大地震前兆をつかんでいる)

この三者の観測がいつ大きな変化を見せるのか、
例えば、奈良県橿原市観測点と愛知県東部観測点での磁力低下がいつ回復するか。
回復すれば、危険信号です。


次第次第に、巨大地震発生がいつかという大命題を捉える可能性がましてきたと実感しています。
自分達で、観測観察をやっているか否か。これが決め手のような気がします。

次回、モニタリングは、1・19予定です。


◎観測者仲間の観測観察:1/14
○福島県いわき市観測点
鈴落下装置
1号(自宅)2013年4/9~落下中(280日目)            
2号(自宅)2013年4/3~落下中(286日目)

方位磁石(職場)
 朝:西に4度→夕:西に3度


札幌観測点
猫、威嚇無しでいきなり人に襲いかかりました。
大き目を連日キャッチしてイライラしている様子です。

大阪府八尾市観測点
今日は15:00頃の太陽周り、左幻日、右幻日、内暈、環天頂アーク、彩雲と見られました。
色も大変鮮やかで(写真ではそれほど鮮明ではありませんが)、
時間も30分以上、左幻日と環天頂アークは1時間近く見る事が出来ました。

同時刻、緊張感のある雲(筋雲)が徳島南部を起点に北東に向けて扇状に広がっていました。
南(和歌山方面)は東西にのびる筋状の雲の壁。
21:00過ぎには、また扇状の雲が同じ位置を起点に広がっていました。


   
 14/
01/14
6:11
 ◎房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5モニタリング:その3

本日は、想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5

この想定の学術的な根拠
渡辺満久(東洋大)・中田 高・後藤秀昭(広島大)・鈴木康弘(名古屋大)・隈元 崇(岡山大)・
徳山英一(東京大)・西澤あずさ(海上保安庁)・木戸ゆかり(海洋研究開発機構)

日本海溝とその周辺の活断層と巨大地震
2012年度日本地理学会春季学術大会 日本地理学会発表要旨集100047
(引用開始)
房総沖から三重会合点以南にかけての海溝軸の陸側に、
比高2000m、延長300kmに達する変動崖が連続する。
また、三重会合点より南では、さらに西側に比高 3000mを超える大規模な撓曲崖が発達している。
(中略)
下北半島東方と房総沖の三重会合点付近の活断層は、比較的明瞭な地震空白域にあるため、
今後十分な注意を払う必要がある。
(引用終了)

学会報告のファイストネームの渡辺満久先生は最近では、関西電力大飯原子力発電所敷地内にある断層が活断層であると
報告し、テレビでも、よくお見かけました。

1/12報告の図20140112_1に、その2本の長大な活断層の位置を示しています。
一度にそれぞれの断層全体が動けば、いずれもマグニチュード(M)8~9の地震を起こす可能性があると報告されています。

予想地震規模は、その中間のM8.5に想定しましたが、M9の可能性もあるということです。

ほぼ南北に走る2断層は並行しており、東側の活断層は長さ300km以上、西側は少なくとも160km。
二つの活断層の南の端が八丈島東方沖ですので、想定2の予想震源域の南端としました。

西側の活断層の北端は、房総沖の三重会合点から相模トラフ周辺です。
東側の活断層の北端は、千葉銚子沖周辺です。

まだ発見されて日が浅い(2012年に始めて報告された)ので、ゆれや津波などの活動履歴は、まだ未調査です。

ただ、どちらの活断層も比較的陸から離れているため、震度7のような巨大なゆれはないかもしれませんが、
問題は巨大津波です。

図をよーく見ていただくとわかりますが、この活断層に対して、相模湾は大きく口を開けています。
昨日の想定1の予想震源域は、房総沖ですから、
房総半島が壁になっていますので、相模湾では、巨大な津波は想定されませんでした。

神奈川県→津波浸水予測図→房総半島南東沖地震:
(地震の規模の想定は明治三陸地震程度としてありますので、M8.2-8.5の想定だと思います)
こちら

この予測図から代表的な市町村の最大津波高さを列記します。西から東の順です。
湯河原町      5.3m
真鶴町       3.7m
小田原       3.3m
二宮町       3.0m
大磯町       4.4m
平塚市       4.6m
茅ヶ崎市      5.3m
藤沢市       5.8m
鎌倉市       6.9m
逗子市       5.0m
葉山市       6.1m
横須賀市     5.1m
三浦市       4.6m
横須賀港     6.2m
横浜港      2.5m
川崎港      2.3m

横浜港や川崎港は東京湾の中です。
12/21に報告しましたが、東京湾内は、湾入り口の浦賀水道が津波の進行を妨げる海底地形のため、
最大でも3メートル程度ということです。

ごらんのように、津波が4mを越えているような地域、特に、鎌倉をピークにして、茅ヶ崎から葉山に至る地域では、
津波防災は、必須だと思われます。
ぜひ、上記の浸水予想。細かく図示されていますので、相模湾在住の皆様は、ぜひごらんいただき、
浸水はどこまで予想され、どこまで逃げればいいか、避難の想定や訓練にご活用ください。


また、 1/12報告の図20140112_1に過去の八丈島東方沖地震の位置が図示されています。
1972/2/29::M7.0の地震(宮城県石巻市鮎川で最大の津波の高さ24cm)、
1972/12/4::M7.2の地震(和歌山県串本町袋港で最大の津波の高さ35cm)、

M7の地震でも、宮城県から和歌山県に至る一帯で凡そ30cmの津波が観測されていますので、
巨大地震になれば、1/12に慶長地震で説明したように、5m-10mの津波になることもあると思います。

最後に、長周期地震動です。
上記の1972/12/4::M7.2の八丈島東方沖地震。
この地震では東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、京王プラザホテル(47階建、170m)では
44階のレストランでは高層ビル特有の長周期の横揺れが発生して客などが一時騒然となったということです。

M7.2でこれですから、巨大地震ではなおさらです。
東日本大震災時に、タワーマンションの高層階で、10分以上、周期が2秒以上の地震波による
長周期地震動を感じられた皆様。

今回は、震源域が近いので、凡そ2-3倍程度、長い時間の長周期地震動が発生するかもしれません。
家具や家電製品の固定などをお勧めします。

明日は、今まで継続してきたモニタリングに戻り、報告します。


静岡市でも有感地震となるような、首都圏;最大震度5弱までの地震が10日以内:1/19まで::1/11報告続報
本サイト環境自然など何でも掲示板28830に詳述されています。

1/13:
流星電波観測-HRO LIVE in ひたちなか市(茨城)のノイズ
千葉県香取市FM電波ノイズ観測
千葉県八街市植物生体電位の異常とハムスターの爆走

これらから、房総半島中心に中規模、震度5弱までが予想されます。
ご注意ください。データは上記掲示板でごらんください。

 14/
01/13
5:06
◎房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5モニタリング:その2 

本日は、想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5
この想定は、
中央防災会議 防災対策推進検討会議 最終報告(平成25年12月19日公表) の
相模トラフ沿いのM8クラスの地震等に関する図表集から
引用させていただきました。

まず、中央防災会議首都直下地震対策検討ワーキンググループが想定する
房総半島南東沖地震(M8規模)の想定震源域を図20140113_1に示しました。

南房総の外房地域とその沖合が想定震源域です。
この想定震源域の中に、2011/12/11-2012/4/28までの期間中に
大気中ラドン濃度がウルトラ濃度異常を観測した本サイト千葉県南房総鴨川観測点が存在します。

また、1/11に報告したスロースリップが発生した地域も、この想定震源域内にあります。

この2点からも、この想定震源域が、巨大地震の震源域の一部である可能性がかなり高いと思います。


ではなぜ、この地域なのかという説明が、図20140113_2です。
1703年の相模トラフの広域で発生した、元禄関東大震災。
1923年に大正関東大震災が元禄関東大震災の震源域の西側で発生しました。

ところが、元禄関東大震災の震源域の東側(房総半島南東沖側)では、
1703年以降、311年間、巨大地震が発生せず、かなり歪が蓄積されていると考えられています。
この地域が、今回の想定1の震源域になります。

図20140113_2の震源断層域とすべり量で、赤からオレンジの領域は、
南房総の沖合から、南房総の陸域です。

もし、この房総半島南東沖だけが、動いたら、
この地域では、震度6クラスのゆれがあると思われます。
相模トラフの西の端は、相模湾ですから、相模湾地方も、震度5(地盤が弱い地域では震度6も)
が予想されるのではないでしょうか。
私の勝手な想像ですから、違うかもしれませんし、想定2や想定3のM9に近い地震が起きたら、
房総半島や相模湾では、震度7の地域もあるかもしれません。
市町村役場で、ハザードマップをもらい、揺れやすい地域の皆様は、
しっかり、家具の固定などの防災対策をお勧めします。


房総半島南東沖地震では、10mの巨大津波が懸念されます。
図20140113_3に、静岡県湖西市、御前崎、伊豆の下田市、相模湾、東京湾、内房、外房、茨城沿岸部の
津波高さグラフを示しました。

最低でも、凡そ2mの津波。
静岡県牧之原市、静岡県南伊豆町、神奈川県藤沢市周辺では、3-4mの津波です。
ただ、想定震源域に近い鴨川市から大網白里市に至る地域では、7-12mの津波
房総半島北端の銚子でも8mの津波
茨城県にはいると、南部の神栖市で4mの津波

南房総では、地震発生後、10分以内に津波が襲来
北側の茨城南部の神栖市では、30-40分後

神奈川相模湾では、津波の第一波は20-30分後
静岡県牧之原市では、津波の第一波は50-60分後です。

最後に、
東日本大震災時の津波(東北地方太平洋沖再現モデル)と、
中央防災会議が房総沖でもうひとつ想定している延宝房総沖地震の津波
上記の房総半島南東沖の津波を
比較できるように、三者合わせた津波高さグラフを図20140113_4に示しました。

延宝房総沖地震タイプは日本海溝と伊豆・小笠原海溝をまたぐ領域
(茨城沖全域と房総半島沖全域、八丈島東方沖まで)を震源域として設定してあります。
揺れに比べ津波が大きい「津波地震」です。

図20140113_4をよく見ていただくとわかりますが、
福島県沖では、東日本大震災再現モデルの津波高さが、二つの房総沖地震より上回ります。

茨城県では、もし、延宝房総沖地震タイプが発生すれば、東日本大震災と同程度の津波高さ。

千葉県外房では、二つの房総沖地震タイプが、東日本大震災の津波高さを大きく上回る。

想定1は以上です。

本日は、下記もまとめなければいけないので、予定変更して
明日は、想定2を報告し、あさってに、今まで継続してきたモニタリングを報告します。


鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6台:根拠は1/3&1/4報告続報
○神奈川県横浜市「ソーラーとFMサイト」
(引用開始)
2014年1月12日(日)
昨日は13時台に88.1MHzの受信レベルに短時間の急激な上昇が2回有りました。
2回目のレベル上昇は伝送系の出力側(下の入出力電圧の説 明図を参照して下さ い)で
2.3Vを超える最大級の変動でし た。
開始から終了まで4分間程であり、航空機の反射は考えにくいと思います。
(引用終了)

★★
上記88.1Mhzとは、NHK-FM沖縄放 送局、出力1kWと大 阪放 送局、出力10kWの 周波数です。
横浜から西で、南西諸島までの領域の地震エコーをとらえた可能性があります。

本サイトの観測者仲間の西日本の観測者さんで、1/12:最も大きな異変は
本サイト大分県南部沿岸部観測点
「日向灘~奄美・沖縄~南西諸島の発震3~4日前に出る溜まりが連日出ています。
小さく分けての発震だとよいのですが(^_^;)
長くなったり濃かったりだとそれなりにおおきくなるので気になります。」
また、地震電磁気現象は本観測点で観測されています(もぐりんの移動停止)

さらに、1/3と1/4に報告した
本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測:
12/16に観測期間14ヶ月の過去最高値を更新し、175ベクレルとなった。
1/2に急落。
最高値である175ベクレルに比べると、82ベクレル減衰し、93ベクレルとなった。
1/8-1/11まで、大きくリバウンドし、103-112ベクレルとなった。

大分と沖縄の観測観察から、上記横浜から西の異変は、
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖の地震を捕らえていると思います。

横浜の今回の異変は最大級でした。
1/3と1/4に報告したのは、
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖で、巨大地震の前兆があり、
今回は、地震規模M6台というのは、前震と想定しました。

しかし、横浜の最大級の受信レベルから
ひょっとしたら、M7台になる可能性もあると感じました。

本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度が急落したら、さらにその可能性もあると思います。
また、報告します。

蛇足で、私見ですが、昨日報告した村井俊治氏の解析
「九州、四国、紀伊半島で異常変動」のうち、九州の異変は、本予想地震を捉えているのかもしれません。

東日本大震災もそうでしたが、
自然の脅威というのは、人の想像をはるかに上回る予想もしないことがおきます。


○観測者仲間の観測観察:1/12
1、青森八戸観測点
鈴落下しました。
外出中に落下していたので、帰宅後の復活はすぐでした。

2、茨城県南部観測点
イモリ、シェルター入り
磁石、東西が落下

3、奈良県橿原市観測点
08:00 方位磁石は東1.5度の偏角です。
(昨日より0.5度更に東へ) 21:00 東1.8度となっています。


奈良県橿原市より東側の地震電磁気現象を、方位磁石(東1.5度の偏角)は捕らえていると
思われます。


   
 
 
 
   図20140113_1   図20140113_2   図20140113_3   図20140113_4
 14/
01/12
5:36
 ◎房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5モニタリング:その1
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29に実施
今回は、3日連続です。

《巨大地震予想根拠》
2013/9/2-9/4までの日報で、丁寧に報告しています。

私どもの観測としては、
本サイト千葉県南房総鴨川観測点の大気中ラドン濃度変動
655日間,ほとんど、20ベクレル以下の観測値だったが、3回だけ大きく濃度が上昇した。
2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
このとてつもないウルトラ濃度異常がその予想の大元の観測です。

本日は、お問い合わせで、どんな地震が想定されるかというような問い合わせが多いので、
具体的なゆれや津波のイメージがわかるように、今日と明日は説明します。


○震源域と地震の規模の想定:三種類
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9

モーメントマグネチュード:Mw。巨大地震の地震の規模の算出には、必ず、用いられます。
断層面の面積(長さ×幅)と、変位(ずれ)の平均量、断層付近の地殻の剛性から算出する。

東日本大震災では、
岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmが震源断層だった。

変位(ずれ)の平均量と断層付近の地殻の剛性が一定とすれば、
断層面の面積が大きいほど、地震の規模は大きくなります。

そのため、想定2や想定3では、震源断層の面積も大きく、地震の規模も大きくなります。

想定1から想定3までの地図上のイメージがわきますように、図20140112_1として示しました。


○どの程度のゆれや津波が想定されるのか
伊豆小笠原諸島では、巨大地震はおきないといわれてきました。
最近、謎が多かった1605年の慶長地震が
伊豆・小笠原海溝(鳥島付近100km四方前後)のM8.2-8.4の地震という新説が地震学会で発表されました。

私どもの観測者仲間の観察観測で、首都圏の異変以外に、
近畿圏で磁力低下を報告されたり、昨年夏に徳島県南部で大気中ラドン濃度の異変が報告されました。

飯田汲事(1981): 歴史地震の研究(4)
慶長9年12月16日(1605年2月3日)の地震及び津波災害について,

この文献中の慶長地震の震度や津波の波高分布を見ますと、
高知や徳島で、震度6の大きなゆれと8-10mクラスの津波が記録されています。

そのため、ゆれや津波の想定の第一は、
慶長地震での記録とします。

上記文献中の「図1 慶長地震の震度及び波高分布」を図20140112_2として示しました。
四国:高知や徳島、和歌山県北部、三重県、静岡県、伊豆半島、房総半島南部の外房地方、八丈島で
大きなゆれ震度5-6と5-10mの巨大津波が記録されています。

該当地域の方は、驚かれると思います。
さらに具体的に
上記文献中の「表1 慶長地震の震度及び津波の高さ」を図20140112_3として示しました。

特に震度や津波が大きいところを列記します。
静岡県浜松市舞阪;     震度5-6:津波5-6m
愛知県田原市堀切海岸:  震度5-6:津波5-6m
三重県伊勢市大湊:     震度5:津波5-6m
和歌山県有田郡広川町広 震度5:津波5m
徳島県海部郡穴喰町    震度5-6:津波6-7m
高知県室戸市先喜浜    震度5:津波8-10m
千葉県九十九里浜     震度5:津波4-5m
八丈島八戸(谷ヶ里)    津波8-10m

少し話はずれますが、
東大名誉教授で、測量学の分野では世界的な権威でもある村井俊治氏
国土地理院が全国約1270カ所に設置した「GNSS」という受信機のデータ
を解析して

 「昨年6月末から7月はじめに九州、四国、紀伊半島で異常変動があった。
そして9月1-7日に、日本全国が異常な変動を起こした。
その後しばらく変動がなく、
10月前半に再び九州、四国、紀伊半島で異常変動があった。
これらの場所は南海トラフ、特に九州、四国沖を震源とする南海地震の被害想定地域と符号する」

「近畿地方から四国、九州の広い範囲にわたって、巨大地震の前兆現象が起きている。
春ごろまでに南海トラフで震度6以上の巨大地震が起きる可能性がある」
このように報告されています。

私が、意見する立場にありませんが、
上記のように、慶長地震のような地震が発生したら、村井先生の観測と一部符合するかもしれません。

私どもの震源断層予想が、
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯だった場合には、
四国、紀伊半島でもゆれや津波は大きく。
村井先生の観測データのうち、四国、紀伊半島での異常変動は説明できる可能性もあると思われます。


以上まとめますと、
房総沖巨大地震の震源域と地震の規模の想定を三種類に考えています。
想定1:房総半島南東沖周辺:地震の規模:M8-M8.5の間
想定2:房総半島南東沖から八丈島東方沖にいたる一帯:地震の規模:凡そM8.5
想定3:房総半島南東沖から伊豆鳥島東方沖にいたる一帯:地震の規模:M8.5-M9

想定3の可能性も高い
想定3を1605年の慶長地震のゆれと津波高さから、想定し、
静岡県浜松市舞阪、愛知県田原市堀切海岸、三重県伊勢市大湊、
和歌山県有田郡広川町広、 徳島県海部郡穴喰町
高知県室戸市先喜浜、千葉県九十九里浜、八丈島八戸(谷ヶ里)で
リスクが高いと判断された。
これら周辺の地域の皆様は、ゆれや津波に対する必要性があると思われた。

明日は、想定1の首都圏に最も被害があると思われる房総半島南東沖周辺の
巨大地震のリスクについて、報告します。

   
 
 
 
   図20140112_1  図20140112_2  図20140112_3  
 14/
1/11
5:55
 ◎房総半島沖で2014/1/2からゆっくり滑り(スロースリップ)現象が発生

○概要
ゆっくり地震(スロースリップ)とは、地震波を放射しない断層面やプレート境界面での
ゆっくりとしたすべりのことです。

本年1/2頃から発生し、現在も続いているということです。
この非定常地殻変動は、大きいところで約1cmで、すべり量などから計算した
推定地震規模:Mwは6.3ということです。(国土地理院報道発表資料による)

房総半島沖では、1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年11月に、
同じような場所でゆっくり滑りが発生したことが、電子基準点の観測データで確認されています。

発生間隔は、それぞれ77か月、58か月、50か月でしたが、
今回は27か月となり、電子基準点の観測データがある1996年以降に限ると最も短い間隔で発生しました
(同上資料による)


○ゆっくり地震と巨大地震
コンピューターによる模擬実験。
長期的スロースリップイベントと短期的スロースリップイベント、巨大地震を再現した模擬実験では、
巨大地震が発生する時期が近づくと、
それぞれのスロースリップイベントの発生間隔が短くなる傾向があった。

房総沖では上記のように、スロースリップの発生間隔が短くなっていることが注目されます。


○東日本大震災前のスロースリップ

宮城県の河北新報社:2013/5/10:本震直前の震源域 スロースリップ発生確認 東北大
この記事から抜粋引用します。
記事原文→こちら

スロースリップは2011年1月下旬、普段は地震があまり起きない場所で始まった。
マグニチュード(M)7.0の地震に相当するエネルギーを解放した計算になる。

周囲のひずみが増加し、2月にM5級の地震を相次いで誘発。

本震2日前の3月9日には、プレート境界のさらに深い場所でM7.3の最大前震を起こした。

地殻変動が続いて本震につながった可能性があり、
スロースリップから巨大地震に進展する一連の過程が確認できた。

★★
東日本大震災の一ヶ月半前におきたスロースリップ。
このときの報告を他にも探してみました。

注目すべき点は、「「スロースリップ発生後、M9本震に向かう震源移動があった。」」という点です。

今回の房総半島沖のスロースリップ。
今後、気象庁地震カタログを使用した地震活動解析システムを利用して、
どのように、震源が移動していくか、定期的に見ていきます。

そうすれば、どこが、震央になるか、さらに情報が集まると思われます。

東日本大震災のようなスーパー巨大地震とその一ヶ月半前におきたスロースリップ。
一回しか過去例がありませんので、単純に今回の房総沖巨大に当てはめることはできませんが、

やはり、一ヵ月半からその倍の三ヶ月後の間、
つまり、2月下旬から4月上旬が巨大地震発生のリスクが高まる時期と推察します。


具体的には、房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5モニタリングで
地震発生危険度判定をして、いきます。
(昨日報告した、首都圏の大気中ラドン濃度の12月下旬の急上昇の減衰もひとつの焦点です。
大正関東大震災も、水戸・銚子で有感地震急激に増加した後、一旦静穏化しています。)

ただ、ご予定を立てるさいの参考にしてください。

これとは別に
2011年秋季日本地震学会:D31-06:斉藤好晴他
2011/3/11 三陸沖 M9.0 植物生体電位にて観測された前兆

千葉県八街市の植物生体電位の異常を示しています。
12月中旬から 1 月末にかけて徐々に変化率が上昇(ピークは、2011/2/1)し、
2月の平穏期を経て、3/11の本震に至る。

今回も、予想震源域に千葉県八街市は近いですから、必ず、上記の変動が大きくなるはずです。
今回の八街の植物生体電位の変動の始まりは、2014/1/7です。
東日本大震災時と比べると、15日ほど、遅れています。

今後どのような変動が続き、いつ、変動率のピークをつけるか、まだわかりませんが、
この変動率も注目されます。


以上まとめますと、
房総半島沖で、スロースリップが1/2から発生中。推定地震規模:Mwは6.3。
房総半島沖では、1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年11月に、同じ場所で発生。
発生間隔は、それぞれ77か月、58か月、50か月だったが、今回は27か月。
電子基準点の観測データがある1996年以降に限ると最も短い間隔で発生した。

コンピューターによる模擬実験では、
巨大地震が発生する時期が近づくと、発生間隔が短くなる。

東日本大震災の一ヶ月半前におきたスロースリップ。
「スロースリップ発生後、M9本震に向かう震源移動があった。
今後、どのように、震源が移動していくか、定期的に見ていけば、どこが震央になるか
さらに情報が集まる。

東日本大震災というスーパー巨大地震前のスロースリップ。
一回しか例がなく、単純に当てはめられないが、
2月下旬から4月上旬が巨大地震発生のリスクが高まる時期と推察します。

具体的には、房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5モニタリングで
地震発生危険度判定をして、いきます。
次回は、あさって、1/12予定。だいぶ近づいてきたので、
今までの20日間隔を見直し、一週間間隔とし、日曜日はモニタリングデイにします。



○その他
千葉県八街市観測点におけるハムスターの運動量観測:

宏観異常現象の例として、動物の異常行動があげられます。
ハムスターの異常行動を常時、東海大学地震予知研究センター提供ソフトで
千葉県八街市で、観測されて、準リアルタイムで、公開されています。

1/9:10ー14時:激走。1/14:0-3時:激走
また、激走が始まりました。

1/9には、静岡市大気中イオン濃度観測:大気中イオン濃度観測で
マイナスイオンがプラスイオンを上回る現象が発生。
千葉県八街市観測点のハムスター激走と同期しています。

静岡市でも有感地震となるような、首都圏;最大震度5弱までの地震が
10日以内:1/19までに予想されます。

   
 14/
01/10
6:17
 ◎大正関東大震災での前兆現象と最近の首都圏での前兆現象。

まず、大正関東大震災での前兆現象(亀井義次著「地震の起こるとき」から引用)です。

○5~6ヶ月前
・伊豆大島の三原山の火山活動が活発になる

○3~4ヶ月前
・水戸・銚子で有感地震急激に増加
・山中湖の湖水が濁り、精進湖は6m減水

○2ヶ月前
・練馬石神井でネズミの集団移動があった。

○1ヶ月前
伊東市で漁具がまったく売れなくなった。
相模湾でまるっきり魚が取れなくなったので漁具も不要になった。

海の中が濁ってあぶくが吹いているようだった。
川崎市北端の耕地付近の水田や小川で非常に多数の小ナマズが繁殖した。
(この様なことはこれ以前、以後一切ない)

・海の中が濁ってあぶくが吹いているようだった
・品川猟師町(現在の品川1丁目)で井戸水が涸れた。大地震後は復旧
この井戸の西方数百メートルの春雨庵という寺で、
20m離れて2つある井戸の丘側(八ツ山)の境内の井戸水が鉄臭く煎じ薬のようなにおいがして飲めなくなった。
地震後しだいに回復した。

○1週間前
東神奈川の海岸寄りの運河で、ハゼが異常に発生。
大田区中央、春日神社近くの井戸6~7ヶ所で、井戸が出なくなった。
神奈川県中郡南秦野村今泉付近の井戸で、水位が減少し、地震後増加した。


○2日前
東京の空の一部に猛烈にかなり長時間にわたり音響なしの光があり、
はじめ珍しげに見たが不気味となり眺める人も減り家に入った。

鎌倉市長屋で、月が火の玉を上げたように真っ赤であった。
翌日(地震の前日)夜11時頃の月も真っ赤であった。

○前日
大森海岸で悪潮現象(海面の潮流と海底の潮流が逆に流れる)が発生。魚網の袋の部分がひっくり返った。

東京本所の米屋で、いつもはネズミで困っていたが、
米倉の網を食い破って中にいたネズミが押し合いへし合いしながら外に逃げた。

月が天の一角に火の玉をあげたように真っ赤だった。
夕方世田谷で、西の空を真っ赤な雲とどす黒い雲が重なり合っているのを見て恐怖に襲われた。

○当日夜明け前
・午前3時品川沖の漁船が西南の方向に発光。その光で新聞が読めるほどであった。

○当日早朝
・朝、深川より東京湾の方にピカピカ光る光を見た
・初島(熱海沖)付近で水平線上に稲妻が走った

★★
大正関東大震災前の代表的な前兆をまとめました。
要約すると、
まず、
伊豆大島の三原山の火山活動が活発になり、水戸・銚子で有感地震急激に増加。
次に、
井戸の枯渇、異臭、濁りが頻発したり、小動物の異常行動が頻発する。
地震発生直前になると、
地震発光現象が頻発する。


※地震発光現象は2014/1/7:ナショナルジオグラフィックニュースでも、取り上げられています。
日本でも、大学の研究機関で、最近10年ほど、研究が進められています。
有名なものは、
1965年8月3日から約5年半もの間続いた松代群発地震(長野市)での、地震発光現象です。
実録→こちら

さて、最近では、
上記に上げられている水戸(茨城)や千葉銚子付近で、有感地震急激に増加。
伊豆大島の三原山の火山活動の活発も、昨日報告しました。

次に、気になっていたのが、井戸の枯渇や異臭や濁りです。
本サイト環境自然などなんでも掲示板:
28692摩センター駅近くの温泉に変化 Name:みけ@東京多摩南部 2014/01/10(金) 02:58
(引用開始)
多摩センター駅近くの天然温泉に通ってるのですが、今日はいつもと温泉が違っていました。
茶褐色で独特のにおいがする温泉なのですが、今日は色が無く、いつもと違うにおいが薄っすらします。

泉質が変わったのかと店員さんに聞いたところ、
泉質は変わってないけれど濃度が薄くなったと言われました。
1月6日に急に変わったそうで、原因は不明とのこと。

最近千葉の柏の井戸水を利用しているスーパー銭湯で、
突然濁った水が出てきたという話を見かけたことを思い出したのですが、
調べてみるとそちらは去年の12月22日のことのようです。
(引用終了)

ありがとうございます。
2013/12/22:千葉 柏 銭湯 濁った水です。
地下に大きな動きがあるとすれば、
応力変化で、岩盤に微細なひび割れ(マイクロクラック)がはいり、ラドン濃度も大きく動くはずです。

本サイト東京渋谷観測点の大気中ラドン濃度観測では、
12/19-12/23までは、37ベクレルだったが、12・24から急激の増加。
12/28には、観測最高値(3年半の観測期間)にほぼ匹敵する71ベクレルとなった。
この観測が、千葉柏銭湯の濁りと対応します。柏と渋谷の距離は凡そ40kmです。

他にも、東京新宿や埼玉県南部観測点の同濃度も、12月以降高い濃度が続いています。

以上まとめますと、
大正関東大震災前の地震前兆現象では、
伊豆大島の三原山の火山活動が活発になり、水戸・銚子で有感地震急激に増加。
次に、
井戸の枯渇、異臭、濁りが頻発したり、小動物の異常行動が頻発する。
地震発生直前になると、地震発光現象が頻発する。

最近では、 水戸(茨城)や千葉銚子付近の有感地震が急激に増加。
伊豆大島の三原山の火山活動の活発化(1/9報告)。

12/22に千葉柏の銭湯での濁りが発生。
本サイト東京渋谷観測点(柏と渋谷の距離40km)の大気中ラドン濃度観測の急激な濃度上昇が
同期する。この濃度上昇の下がる時期が注目される。



   
 14/
01/09
6:16
1/9:03時15分:石垣島近海:M5.6:最大震度4
○概要
石垣島の北北西76kmの海底、震源の深さは約70km、地震の規模(マグニチュード)は5.6。
最大震度4を石垣島で観測した。

○前兆
20131227報告
台湾の北東沖に波紋状雲や大気重力波:12・23と12・25の続報
12/19、12/23に次、12・26にも、「台湾の北東沖に波紋状雲や大気重力波」
レモンさんは
「「沖縄の西側から宮古島北部周辺で地震の可能性」」を指摘されました。

○今後
12/19,12/23,12/26に発生した先島諸島の対応地震が上記のように発生しました。

1/4に報告した
「12/21&12/28の大隈半島東方沖-九州南東沖の大気重力波に引き続き、
1/3:南西諸島海溝北部に、広大に大気重力波」

この対応地震として、既報のとおり、次の地震が予想されます。
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6台:根拠は1/3&1/4報告


1/9:03:57::茨城県北部 M4.5 最大震度4
○概要
地震の深さ10kmでしたので、地震の規模がM4.5であっても、ゆれとしては
最大震度4を茨城北部の常陸太田市で観測した。

○予想
1・5に報告したように
「首都圏;最大震度5弱が懸念されます。
地震の規模は、
首都圏直下や陸に近い沖合ならば、M5台
房総半島南東沖から八丈島東方沖ならば、M5-M6」

○今後
1/6報告
「八丈島東方沖には、波紋状の吹き出すような雲
千葉銚子東方沖に、波状雲とノイズ」

この対応地震がまだ、発生していませんので、引き続き上記予想の範囲内で、
首都圏の地震活動は続いていくと思います。

房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5が
既報のとおり、凡そ半年以内ですので、首都圏や伊豆諸島方面の地震活動は活発です。

本サイト札幌ラドン観測点:1/8報告
家猫、震災前と全く同じ状況に入りました。
日に何度も凶暴スイッチが発動するので
ケージ隔離、エリザベスカラー装着の何れかの防御策を講じています。
時期はいつとは確定出来ませんが、
被災級を捉えているようで、本当に残念です。

平成26年 No.01 週間火山概況 (平成25年12月27日~平成26年1月2日)によりますと、
噴火の危険は全くないのですが、

青森の八甲田山、宮城の蔵王山、伊豆大島で、火山性地震が頻発しました。
伊豆大島では、12/21から火山性地震が増加、1・3にピークを迎え、80回を記録した。


伊豆大島の三原山の火口底の上昇。
1923年のM7.9の関東大震災の前の 1922 年に火口底の上昇が現われ,
1953 年のM7.4の房総沖地震の前の 1950~ 1951 年に火口底の上昇が現われたという現象があります。

伊豆大島の火山活動の活発化は、首都圏の地震活動の活発化と関連していると思われます。
首都圏の大きな地震の前には、伊豆小笠原諸島の火山活動活発化が先行します。

最近は、小笠原諸島の西之島噴火が、顕著です。



   
 14/
1/08
6:12
 ◎本サイト滋賀県大津市観測点で発生した鈴落下装置の異変

○本サイト滋賀県大津市観測点:1/7:鈴落下装置
「磁石2個(旧)」
昨晩、浮かせておきましたが、今朝見たところ、また張り付いていました。→磁石をずらして浮かせました。
16時半ごろ、「磁石2個(旧)」の鈴が落下。復活しません。

「磁石2個(新)」
昨日、日中に落下。
昨晩21時に一旦磁力回復し、浮きましたが、数十分後にまた落下。以後、回復しません。

★★
琵琶湖周辺の大津市での大きな磁力低下。
念のために、地震に関連する地下水観測データベース:wellwebで
愛荘香之庄(旧:秦荘、滋賀県愛荘町)、
花折(滋賀県大津市)、
大原(京都府京都市)、
黄檗(京都府宇治市)、
広陵(奈良県広陵町)、
五條(奈良県五條市)
地下水位の変動がないか調べましたが、変動はありません。
琵琶湖周辺が震源ならば、そろそろ、変動が始まってもいい頃です。

最近、散発的に、本サイトの奈良県橿原市、滋賀県大津市や大阪府八尾市観測点で、
磁力の低下が観察されます。

この状態が1年前ならば、近畿大地震と疑いたくなりますが、
最近のように、房総半島から八丈島、鳥島、父島周辺で
大きな現象が頻発して、
既報のように凡そ半年以内で巨大地震が発生する現状で、
何で近畿で磁力低下が観察されるのでしょうか。

1605/2/3:慶長地震の津波震度分布をみてみました。
慶長地震が伊豆・小笠原海溝(鳥島付近100km四方前後)のM8.2-8.4の地震という新説。
(慶長地震はどこが震源か、長い間謎だった地震です)

飯田汲事(1981): 歴史地震の研究(4)
慶長9年12月16日(1605年2月3日)の地震及び津波災害について,
愛知工業大学研究報告, B, 専門関係論文集, 16, 159-164

この文献によりますと、その当時の記録を丁寧に調べています。

千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県
兵庫県、徳島県、高知県で
震度5-6。

震度6の地域が、静岡県、愛知県、徳島県、兵庫県で記録されているのに対し、
神奈川や千葉では、震度5までです。

今回の予想する地震が
房総半島南東沖から八丈島までが震源域(破壊域)で、M8の地震規模ではなく、

伊豆鳥島から房総半島南東沖までが震源域(破壊域)で、M8.5-M9の地震規模ならば、
1605/2/3:慶長地震と同じように、中部、近畿圏まで
震度5-6のゆれが想定されます。

そうであれば、最近の本サイトの奈良県橿原市、滋賀県大津市や大阪府八尾市観測点で、
磁力の低下が観察されるのも、納得できるような気がします。


地震の規模がM8.5を超えるような巨大地震が
房総半島南東沖から伊豆小笠原海溝で発生すると、
関東だけでなく、中部近畿四国まで、大きなゆれのリスクがあるようです。

また報告します。

   
 14/
1/07
5:58
 ◎首都圏
本サイト環境自然など何でも掲示板[28576] 各種観測データから

1/6の公開されている各種観測データを見ると、
茨城県ひたちなかと東京八王子、静岡県浜松市の流星電波観測のノイズが特にめだった。

東京国分寺電離層観測点で朝発生した単発のスポラディックE(Es)層発生。
春から夏に発生する周期的なEスポではなく、
冬ですから、地震前兆と考えられます。

最近予想し続けている
首都圏;最大震度5弱が懸念されます。

地震の規模は、
首都圏直下や陸に近い沖合ならば、M5台
房総半島南東沖から八丈島東方沖ならば、M5-M6

ただ、地下水の変動などはありませんので、大規模被害地震ではないと思います。


◎本サイト環境自然など何でも掲示板:
1/6:今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリングから
(引用開始)
稚内のF2層の状況を見ると、昨日から今日にかけて、継続的に中央値を上回っています。
それは折れ線グラフの方にもはっきりと現れています。
一方、山川(鹿児島)は一時的に中央値を上回る傾向が朝晩ありました。
沖縄は逆に昼間、一時的に中央値を大きく下回ることが2度発生しています。
(引用終了)

★★
まず、稚内の異変から、北海道:北東北方面です。
1、本サイト札幌ラドン観測点
家猫、11時過ぎに凶暴化して負傷者発生。
ケージに隔離しました。
前回12/17 17時過ぎに凶暴化→12/21 茨城南部M5.3、千葉東方沖5.4 
近場から関東圏内、3~5日以内に大き目有りそうです。

2、青森八戸観測点
昨夜のトイレ水位ー1.5cmでした。


次に、鹿児島山川と沖縄です。
鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6台:根拠は1/3&1/4報告
これに関連すると思われます。

本サイト空の掲示板[32074] 1月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
西シナ海に大気重力波と雲帯が伴っています。

この雲帯の西端は種子島で、上記の予想震源域内です。
これが前兆とすれば、中国大陸まで、大気重力波がでていますので
かなり大きな前兆です。


   
 14/
1/06
6:13
 ◎房総半島周辺
○1/5:23:28:八丈島近海 M4.6 震度2と1/6:01:00:千葉県東方沖 M3.2 震度1が発生。
昨日予想して地域ですが、1/5さらに衛星画像解析で、前兆が出現しました。

○小笠原諸島&八丈島近海&東日本大震災余震域
1/1と1/2に報告しましたが、
東日本大震災前から、東日本大震災が発生した日本海溝と伊豆・小笠原海溝の結びつきは
強固で、現在も密接な結びつき(西之島噴火が証拠)がある。

本サイト空の掲示板32066:1月5日愛知西部の観測と衛星画像NASA
No.32067の2枚目の写真が端的に特徴を示しています。
小笠原諸島周辺に大気重力波
八丈島東方沖には、波紋状の吹き出すような雲
千葉銚子東方沖に、波状雲とノイズ
新潟から東北に、未完成さざ波雲


千葉銚子東方沖のノイズは、黄昏さんの解析では、
「関東沖-小笠原東方沖に衛星画像ノイズ」

この形、「小笠原諸島周辺::房総半島南東沖から八丈島::千葉銚子から茨城::東北」で
今後、凡そ一ヶ月程度、頻繁に、前兆が出現するように感じます。

また、房総半島南東沖から八丈島由来の大気重力波は、
1/1に代表されるように
西日本上空に大気重力波が見られるようになると思います。

そうして、一ヶ月くらいたつと、
地表面の微振動が主因と考えられる大気重力波やさざ波雲の発生は終止符を打つ。
その微振動は、さらに上空の電離層まで到達し、電離層全電子数TECの顕著な上昇が見られる。
それは1-2週間続き、
その数日後、房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5が発生する。

東日本大震災の前兆を詳しく解析した経験では、今後このような推移をたどると思います。


房総沖巨大地震まで、早くて一ヶ月後。遅くても半年以内ではないでしょうか。
詳しくは、2-3週間間隔で継続するモニタリングで、地震発生危険度を判定していきます。

また、今後は、2週間ほど前に改定された
中央防災会議の首都直下型地震(房総半島沖地震の想定にしぼる)の震度や津波の想定、
1605/2/3:慶長地震の津波震度分布などを紹介します。

ご自分のお住まいの地域がどの程度のゆれや津波のリスクがあるか、認識していただき、
津波からの避難や備蓄などの防災の準備をすすめていただければと思います。

★★慶長地震が南海トラフのプレート境界型地震ではなく
伊豆・小笠原海溝(鳥島付近100km四方前後)のM8.2-8.4の地震であると仮定すると
津波の再現ができると報告されていますので、
過去の被害地震として慶長地震を取り上げます。


◎本サイト環境自然など何でも掲示板:
1/5:今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリングから
(引用開始)
気になるのはそのなかでも稚内で、
F2層臨界周波数が中央値を超える回数、継続時間がやや最近また増加してきています
(引用終了)

★★
本サイト:青森八戸観測点で、磁力の低下(鈴落下装置)が1/4に観察されましたので、
北東北方面は、中規模程度の地震にご注意ください。

   
 14/
1/05
6:00
 ◎房総半島周辺
○本サイト東京大田区観測点:1/4
ワンセグ:22:20~ 29日間不受信が続いていた8chが受信状態となる 。

○本サイト東京葛飾区観測点:磁石落下装置;1/4
直下型東,西,南と水平型の終息の様子から、
千葉,茨城から静岡,伊豆諸島までが終息したのではという気がします。
★★
首都圏での観察は、一旦、終息したようです。
昨日報告しましたように、
首都圏;最大震度5弱が懸念されます。

地震の規模は、
首都圏直下や陸に近い沖合ならば、M5台
房総半島南東沖から八丈島東方沖ならば、M5-M6
このように予想します。。

鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖:地震規模M6台:根拠は1/3&1/4報告

気象庁地震カタログを使用した地震活動解析システムで1/1-1/3の日本の
M1以上の地震活動を、まとめてみると、
上記の鹿児島県大隅半島から薩南諸島東方沖でやや活発な地震活動がみられます。

本サイト環境自然など何でも掲示板
[28472] 今日の電離層概況と伊豆・小笠原諸島モニタリングの1/4をみますと、
(引用開始)
電離層異常ですが、山川観測点で突発性擾乱が2回発生し、
単独のEスポも発生しています。
山川では昨夜も突発性擾乱が発生しており、ここしばらくは要注意だと思います。
(引用終了)

また、報告します。


   
 14/
01/04
6:25
 ◎今後数年以内の南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性::その2

昨日報告の12/21&12/28の大隈半島東方沖-九州南東沖の大気重力波に引き続き、
1/3:南西諸島海溝北部に、広大に大気重力波が観察された。

本サイト空の掲示板
No.32035 1月3日愛知西部の観測と衛星画像NASA 投稿者:レモン@愛知
九州の南西沖において、広範囲に大気重力波が広がっています。
奄美大島から屋久島周辺でしょうか。

本サイト沖縄本島大気中ラドン濃度観測:
12/16に観測期間14ヶ月の過去最高値を更新し、175ベクレルとなった。

1/2に急落。
最高値である175ベクレルに比べると、82ベクレル減衰し、93ベクレルとなった。
凡そ、最高値の半分です。

沖縄本島の大気中ラドン濃度の最高値を記録し、濃度低下する期間:12/16-1/3期間中に、
12/21&12/28&1/3に三回、大気重力波が発生し、1/3が最大規模。

これらを考慮すると、
M6クラスの地震規模の地震が
薩南諸島(南西諸島のうち、北は種子島から南は奄美群島までの領域)の東方沖で
予想されます。


大きな地震前の地震活動活発化ののろしをあげるような地震のような感じです。
また、報告します。


◎房総半島周辺

○1/2:22時11分頃 千葉県東方沖 M5.1 最大震度3
千葉県いすみ市大原の凡そ10km圏内で、M5.1の地震が発生し、九十九里浜周辺で
震度3を観測した。
1/2-1/3に、6回の千葉県東方沖有感地震が発生した。

予想としては、12/22以降、元日にも、報告した。
房総半島周辺ならM5台、最大震度5弱
予想の範囲内でした。

○1/3観測観察
東京葛飾観測点
水平型の北側設置ブックスタンド南北方向が久々の6連になりました。
前回はいつだったか忘れるほど超久々です。
直下型西も磁力強いまま3日目になりました。
当地からみて、北から西にかけての発震を疑っています。
★★
本サイト茨城県南部観測点の1/1報告:再掲載
磁石装置、東が落下。つけてもすぐに落下。 西も落下。

この西方向の磁力低下に対応する地震:埼玉県南部や茨城県南部地震
M5台:最大震度5弱が懸念されます。

地下水の枯渇などの地下水関連の異変はありませんので、
大地震の可能性はないと思います。

○本サイト空の掲示板:1/3
No.32035:関東の東方沖に未完成さざ波雲
★★
上記の埼玉県南部や茨城県南部地震and/or千葉東方沖地震を捕らえていると推察します。


◎東日本大震災余震域
東北北海道広域の大気重力波
11/30,12/1,12/2,12/5,12/7,12/9,12/11,12/23、12/25,12/30
と10回も頻繁に発生した。

新年を迎えて、
1/1
東北の仙台沖に未完成さざ波雲が発生しています。
輪郭がまだはっきりしていませんが、幅がありますから、やや心配です。

1/3
仙台沖の強いレンズ雲が見られます。
また、東北と連鎖する韓国の日本海側にも大気重力波見られます。

上記の現象は、
予想する房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5の
前兆の一部なのか、よくわかりません。

もし、房総半島南東沖から八丈島沖が巨大地震の震源域であれば、
津波は、東北から和歌山までは到達し、
関東東北中部近畿と最低震度5はゆれるので、それらの地域に前兆は出ます。

八丈島東方沖のM7以上の地震(1923年以降に限る)
1972/2/29::M7.0の地震(宮城県石巻市鮎川で最大の津波の高さ24cm)、
1972/12/4::M7.2の地震(和歌山県串本町袋港で最大の津波の高さ35cm)

西之島の前回の噴火は、1973年5月-1974年6月。

上記の八丈島地震のあと、
1973/6/17:根室半島沖地震 - Mw 7.8、北海道釧路市、根室市で最大震度 5。津波地震。
1974/5/9:伊豆半島沖地震 - M6.8、静岡県南伊豆町で最大震度 5、死者30人。

八丈島東方沖地震:西之島噴火:根室半島沖地震:伊豆半島沖地震がひとつのセットになって、
西之島の前回の噴火前後に、発生した。



青森県八戸大気中ラドン濃度観測の大規模な濃度異常は終息していないので、
巨大地震の可能性は低いと思われますが、
上記12回の異変のうち、半分くらいが余震域で地震が発生すると考えても、
M6クラスの地震が、東北沖で懸念されます。

また、報告します。

   
 14/
01/03
6:12
◎今後数年以内の南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性

南西諸島海溝(琉球海溝)は
南西諸島の東方に分布しているフィリピン海プレート西縁に位置する海溝です。
琉球海溝の北東端に繋がるのが、南海トラフです。

南海トラフ巨大地震は近いのでしょうか?
昨年、テレビで、頻繁に、南海トラフ巨大地震が近いと報道されました。

しかし、東京大地震研究所の瀬野徹三教授の最近の研究。

過去に南海トラフ沿いで地震が起きた場所を調べた多数の研究を再検証。
地震の揺れや津波、地殻変動の特徴を調べて矛盾が少ない形で整理し、
日向灘から遠州灘までの領域で地震が起きる「宝永型地震」、
四国から紀伊半島沖と駿河湾周辺で地震が起きる「安政型地震」
の二つにわけた。
過去には、
この2タイプが交互に起き、
宝永型は350年程度、安政型は400年程度の発生間隔と考えられるという。
順番だと次は安政型地震だが、
いずれのタイプでも「次の地震は200~300年後ではないか」と指摘された。

この研究は、「日本地震学会論文賞」を受賞された。
受賞論文:南海トラフ巨大地震 ―その破壊の様態とシリーズについての新たな考え―
著者:瀬野徹三
掲載誌:地震第2輯、第64巻、第2号、97-116、2012


11/23報告でも引用した
2013年秋季地震学会。静岡大学の生田領野(いくたりょうや)助教(地震学)の報告

1900年から2010年までの過去111年間のデータから
日本付近で、マグニチュード(M)9クラスのひずみが蓄積されていると考えられる地域は、3箇所。
北海道太平洋側(十勝沖から国後島沖)
房総半島南東沖から伊豆諸島:小笠原諸島(伊豆小笠原海溝)
南西諸島:鹿児島県大隅半島沖から先島諸島

この3箇所の中に、南海トラフはありません。


また、昨日報告した
John Rundle教授のearthquake forecasting and risk(地震予想と危険評価)

日本の主要8都市100マイル圏内において、
地震の規模M7以上の地震が、2012/3/16から4年以内に
発生する確率。高い順に並べますと、

東京:28%
仙台と宮崎:27%
長崎:15%
新潟:13%
大阪と京都:11%
名古屋:10%

もし、南海トラフ巨大地震が近いならば、名古屋は、最高ランクの東京より高くなるはずですが、
最も低い。

宮崎が高いのは、上記のM9クラスの歪が蓄積されている場所のうち、
南西諸島があげられていますが、その北端は、宮崎の隣の県の
鹿児島の大隅半島東方沖です。

しかし、今後2年半以内に、宮崎でM7クラスの地震が発生する可能性があることには、驚かされます。

私どもの観測者仲間に、沖縄本島で、大気中ラドン濃度観測をしています。
観測期間14ヶ月
最高濃度:175ベクレル
最低濃度:24ベクレル
平均濃度:83ベクレル

最高濃度も、平均濃度も著しく高く、
少なくとも、沖縄から宮崎までの南西諸島海溝での、大きな地震の可能性があると思われます。

一方、私どもの観測者仲間の静岡市と静岡県沼津市観測点:観測期間3年
最高濃度は、静岡市観測点で、42ベクレル。静岡県沼津市観測点で、26ベクレル。
どちらも、今後、半年以内に、南海トラフで、巨大地震が発生する濃度ではないです。


以上まとめますと、
今後数年以内の巨大地震発生に限定し、
南海トラフと南西諸島海溝の巨大地震の可能性を比較すると、
南西諸島海溝の北部(沖縄本島から宮崎にいたる一帯)で、発生する可能性があると推察された。


付け加えると、
本サイト空の掲示板:No.31873 12/21衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
大隈半島東方沖-九州南東沖の大気重力波
九州南部の大気重力波

本サイト空の掲示板:No.31943 12/28衛星画像 投稿者:黄昏@仙台
大隈半島東方沖-九州南東沖の大気重力波

大隅半島東方沖周辺で、中規模地震が起こる程度の前兆が、現在は見えます。



   
 14/
01/02
6:01
 ◎カリフォルニア大学デイヴィス校・John Rundle教授と
静岡大学理学部地球科学教室名誉教授:新妻 信明氏::その2


東日本大震災が発生した日本海溝は、
南は、房総半島沖でやや東に曲がり、伊豆・小笠原海溝へ続く。
また、房総半島沖では相模トラフ方面との三重会合点を形成し分岐している。

昨日の報告で、東日本大震災の地震発生には、小笠原海溝の挙動が
密接に関係していたことがわかりました。

新島地質学研究所のサイト;
西之島噴火と沈み込みスラブ:2013/12/20発行

東日本大震災前後で地震活動が最も顕著に変わった震源域は、
400km以深の西之島震源域であることを解析されています。

西之島噴火と東日本大震災は密接に関係していることがわかります。
今でも、伊豆・小笠原海溝と東日本大震災が発生した日本海溝の結びつきは
強固なんです。

そうであれば、次の巨大地震は、日本海溝と伊豆・小笠原海溝で
未だ、大きな歪が蓄積されて、開放されていないところではないかと、
自然に考えられます。

ここで、John Rundle教授のearthquake forecasting and risk(地震予想と危険評価)。
このプレゼン資料の27枚目。

Izu-Bonin-Mariana arc forecast for the next year from 2012/01/06
Risk of another earthquake and tunami?

このように記載され、2012/1/6時点の日本の地震活動の解析がその資料に
添付されています(図が転載可能かどうか不明のため、言葉のみにします。)

伊豆小笠原マリアナ諸島で巨大地震と津波のリスクを指摘されています。

2012/01/06。
この日の前後に、日本でどんな地殻変動が起こったのでしょうか。

いつも報告する
房総沖巨大地震(房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖)M8.5モニタリング:
前回は、10/24、11/16、12/10、12/29に実施
《巨大地震予想根拠》
本サイト千葉県南房総鴨川観測点の大気中ラドン濃度変動
655日間,ほとんど、20ベクレル以下の観測値だったが、3回だけ大きく濃度が上昇した。
2011/12/11-2011/12/16までの期間:最高濃度:107ベクレル
2012/02/19-2012/02/24までの期間:最高濃度:251ベクレル
2012/04/26-2012/04/28までの期間:最高濃度:249ベクレル
このとてつもないウルトラ濃度異常がその予想の大元の観測です。


つまり、千葉県南房総鴨川でとてつもないラドン濃度のウルトラ濃度異常が、
2011/12/11から2012/4/28まで観測されたことになります。

John Rundle教授が解析された2012/01/06の日本の地震活動解析は、
この期間内に入っています。

そうすると、John Rundle教授が予想する
伊豆小笠原マリアナ諸島で巨大地震と津波のリスクとは、房総半島に近い、伊豆海溝周辺ではないかと
推察されます。

この、2011/12/11ー2012/4/28の時期に、大きな変化が起こったという更なる観測データを
今探しています。これではないかという目星はつきました。
房総沖巨大地震がさらに近づき、その観測におおきな変化が現れ、
確証がもてたら、そのときに、報告します。

John Rundle教授のプレゼン資料の23枚目
earthquake forecasts (probability in %) for eight cities in japan
probability of magunitude≧7---within 4 years from 3/16/2012 and within 100miles

日本の主要8都市100マイル圏内において、
地震の規模M7以上の地震が、2012/3/16から4年以内に
発生する確率です。

8都市とは、仙台市、新潟市、東京、名古屋、京都、大阪、長崎市、宮崎市です。
最も確率が高いのは、東京で28%、次に仙台市と宮崎市で27%です。

すでに、仙台市の100マイル圏内では、2012/12/7に三陸沖:M7.3:最大震度5弱の地震が発生しているため
M7以上の地震は予想通り発生済みです。
東京の100マイル圏内の南の端は、房総半島南東沖です。

この予測も加えると、房総半島南東沖から伊豆諸島八丈島までが震源域ではないかと、
推察されます。

宮崎の確立が高い点は、別の機会に詳述します。

また、房総沖巨大地震M8.5モニタリング。
step1のラドン濃度はいつも報告していますが、
step_2:衛星写真での現象雲;大気重力波、さざ波雲の発生。

step2では、11/17以外には、大きな現象は発生していませんでした。

本サイト空の掲示板
No.31990 1月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA 投稿者:レモン@愛知

衛星画像からは、高知大学の気象衛星画像より朝から晩まで西日本に大気重力波が見られます。
連続画像を入れておきます。
どうも伊豆諸島の八丈島近海での震源領域からの大気重力波が西日本に達したのかと感じています。

房総半島から伊豆諸島起源の大気重力波は
近畿や中国地方の日本海側、九州上空に現れることも多いようです。

今回は、朝から晩までですから、大きな現象です。
まだ続くと思います。


以上まとめますと、
東日本大震災前から、東日本大震災が発生した日本海溝と伊豆・小笠原海溝の結びつきは
強固で、現在も密接な結びつき(西之島噴火が証拠)がある。

John Rundle教授が解析された2012/01/06の日本の地震活動の異変は
本サイトの千葉県南房総鴨川観測点のウルトララドン濃度異常の発生期間内だった。

John Rundle教授の予想と私どもの観察観測を加味すると、
房総半島南東沖から伊豆諸島八丈島までが巨大地震予想震源域ではないかと推察された。



◎福島宮城
本サイト空の掲示板
12/31::福島県郡山市南部:沸き立つような2つの雲とここを中心として放射状の雲と沖にはレンズ雲
1/1::東北の仙台沖に未完成さざ波雲が発生しています。
輪郭がまだはっきりしていませんが、幅がありますから、やや心配です。

★★
他の観測データ(特に地下水の枯渇など)はありませんので、大地震の懸念は低いのですが、
中規模程度の地震が福島の中通りから宮城沖で懸念されます。


◎首都圏中規模地震続報
1、茨城県南部観測点
磁石装置、また、東と西が落下。両方向ともすぐに復活しますが、
特に西の磁石装置が弱いです。

2、東京葛飾区
今朝の日報で茨城南部や荒川区観測点で、東西方向の磁力に変化ありとありましたが、
当地は一日遅れで変化ありました。

水位低下…終日ー2cmでした。
電波時計…W受信になりました。

★★
上記の福島中通から宮城沖も含めて、茨城南部周辺での地震前兆が活発です。

   
 14/
01/01
6:06
 ◎年始のご挨拶
あけましておめでとうございます。
昨日、メルマガの読者の方から、サイトのトップページのコンタクトからご連絡いただきました。

「「震災が起きて以降、地震「予想」や「予知」に関する様々情報があふれ、
何を信じたらいいのか分からなくなっていたときに、このサイトに出会いました。
そして冷静な情報分析と、不安を煽らない文章表現に共感しました。

今年に入ってから体感する地震の多さや火山活動が活発な様子から、
来年はいよいよ、それなりの規模の地震を覚悟しなければならないだろうと腹をくくり、
今まで以上にこのサイトを頼りにさせていただきます。
無償でこれだけの情報をいただけることへの感謝をどうしてもお伝えいたしたく、メールしました。」」

ありがとうございます。観測者の皆様と一緒に、本年もできるだけ、がんばっていきたいと思います。
まずは、健康が基盤ですから、皆様のご健勝とご多幸を心から祈願いたします。


◎カリフォルニア大学デイヴィス校・John Rundle教授と
静岡大学理学部地球科学教室名誉教授:新妻 信明氏


年末に、巨大地震前の特徴的な地震活動をつかまえようと、試行錯誤していました。
「地震のことは地震に聞け」。なにか特徴的な動きがあるはずです。

思い出したのは、カリフォルニア大学デイヴィス校・John Rundle教授の報告です。
Rundle教授の簡単な紹介です。
地震物理学における研究、予測、シミュレーションに基づいた確率的な危険評価などで高い業績がある。
文献データベース検索をすると、日本の地震学者さんと連名での学術文献や著書がある方です。

John Rundle教授の研究報告を検索すると、
earthquake forecasting and risk(地震予想と危険評価)という学会プレゼン資料が
公開されていました。

まず、すべての始まりは、東日本大震災:東北地方太平洋沖地震。

John Rundle教授は、東日本大震災のトリガーになった地震は、
2010年12月22日に発生した小笠原諸島父島近海地震であると解析されています。

このプレゼン資料の最後のサマリにーにも、
Tohoku earthquake may have been triggered by a M7.4 event 600km away.
(東日本大震災は、600kmもはなれた父島近海海溝外正断層型地震M7.4が引き金になった。)
このようにまとめられていました。

自分でもいままで、信じられなかったんですが、年末に、2000年以降の、
父島近海の地震活動を調べていると、確かに、
2010年と東日本大震災が起こる前の日まで、
特徴的に、小笠原諸島父島近海の海溝外地震が特異的に活発化しているのです。

やっぱそうなんだと実感していまいました。

これと同じ考え方をされているのが、新妻 信明氏です。

新島地質学研究所のサイトから引用します。

「2011年3月11日の東日本大震災前の
2010年12月から小笠原海溝域で大地震が起り(速報18),
筆者は小笠原海溝スラブの挙動が伊豆海溝スラブを通じて日本海溝スラブに及び,
東日本大震災が起ったのではないかと考えていた.」

速報18には、
「東日本巨大地震は,貞観地震以来の千年分の歪が開放された地震であるとも言われているが,
歪は広大な太平洋底,特に環太平洋の周縁隆起帯に蓄積されたものである.
6年間でM9.0級の歪を蓄積することが可能なので,
今回のような大規模な地震は当分起きないだろうと安心することはできない.」

このようにしめくくられています。
うなりました。日本にも、このような鋭い解析をする学者さんがおられるのですね。

新妻先生の2013/12/21発行の報告では、
「2013年には関東の日本海溝スラブ上面で正断層型地震が主体であったが,
逆断層型地震が3個連続的に起ったことは,
関東下の応力状態が変化したことを示唆していることも考えられ,首都圏の地震に警戒が必要である.
伊勢湾下の日本海溝スラブの南に接する伊豆海溝スラブの地震も,その変化に関係していることも考えられる」

最近の首都圏のM5級、震度4クラスの地震の多発は、その兆候なのでしょう。

長くなるので、John Rundle教授のearthquake forecasting and risk(地震予想と危険評価)
明日また、報告します。


◎12/31:10:03:茨城県北部 M5.4 震度5弱
○概要
震度5弱を茨城県北部の高萩市で観測し、近県で震度3を観測し、余震が10回も発生しています。
○予想
12/22以降、頻繁に報告して来ました。
房総半島周辺ならM5台、最大震度5弱
予想の範囲内でした。
○今後
1、本サイト茨城県南部観測点
磁石装置、東が落下。つけてもすぐに落下。
西も落下。西の落下は、茨城県南部震度5と、埼玉県南部震度5以来です。

2、本サイト東京大田区観測点
磁石落下装置:23:50 東西方向 ナット負荷型2連
(ナット8個で負荷をかけてある。9個以上の負荷が正常時のバランス)が落下していた。なんとか復帰。
本日は、他の落下装置も東西方向の磁力低下を感じた。

3、東京荒川区観測点
磁力がNと東西だけ動いてます。

★★
上記の報告、特に、茨城県南部観測点の報告から、
茨城県南部から千葉県北西部周辺で、まだ、M5台;最大震度5弱程度の地震が続きそうで。
新妻先生の上記報告でも、今後、首都圏の地震は警戒域にはいっていくのでしょう。