地震発生環境日報

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警戒地域の地震発生については、現在の世界の地震予測技術レベルでは、100%発生するとは断言できませんし、本サイトでも同様です。他の地域より地震が発生する可能性がかなり高いため、警戒して防災の参考にしてくださいという趣旨です。

08/
3/31
17:56
千葉香取観測点、千葉稲毛観測点で本日10-12時にかけて、同じ波形の盛り上がりがあります。香取平均で最高1000mV、稲毛は最大値で1800mV、平均値でも700mVのノイズ。稲毛で平均値700mVはまれですし、香取でも最高1000mVはめずらしいです。
雷はありません。三宅島でも平均値で僅かに反応があります。埼玉浦和では反応がありません。
房総/千葉方面でM4-M5程度の地震に注意願います。

08/
3/31
11:55
●日本の有感地震活動
3/31;03:45;福岡県北西沖;M4.1、深さ20km、最大震度3
2005/3/20に、福岡県北西沖の玄界灘で発生した最大震度6弱の地震である福岡県西方沖地震の震源近郊です。この震災以降、警固断層帯という呼び方が使われ、警固断層帯北西部で発生した今回の地震でした。
この震災地震以降、警固断層帯の再評価が行われ、現在では、発生確率が最上レベルの「高い」(最大3%以上)グループに属しています。
今回の地震は、西日本の地震活動が活発になってきたという現われだと思います。

前兆を振り返り、今後の予想の参考にしたいと思います。福岡の電磁波観測点で、13KHz帯ノイズの 1%の確率で出現する高レベルの線グラフで2日前にピークが見られます。
99MHz帯ノイズにおいて、同様なグラフでも同じ時期にピークがありますが、強度は低い。JJY40KHzでの同グラフでは、ピークは確認できない。
今後、13KHz帯ノイズをモニタリングに加え、上記グラフも活用していきたいと思います。
発生時期は13KHz帯ノイズが本日未明に一度収束しているので、そのような時期を危険時期にするといいと思います。

●3/30;10:54;千葉県北西部(印西市);M3.7の前兆
千葉香取(平均値):3/26-3/27;平均値で600mVのブロードピークノイズ。3/27;断続的に400mVのノイズ。3/28;100-300mV(断続的)。3/29;400mV台形ノイズ(5時間)
地震発生前半日では、平均値が、最近の基線に戻っていたため、収束していたと思います。
千葉県北西部地震の前兆を、千葉香取(平均値)が示していたと思います。

08/
3/31 4:45
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部地方と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/30;変動少ない。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/30;変動少ない。精密水温;3/14より0.1度高い状態継続
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/30;変動少ない。
○田辺市AMノイズ(奈良/三重/岐阜/高知沖)3/30:静穏。田辺市の地電位が一時的に大きく変化。
○彦根市FMノイズ3/29;750mVノイズ、800mVノイズそれぞれ1本。3/30;静穏
○清水FMノイズ3/30;静穏
○広帯域観測(3/30);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町;静穏。静岡市;更新無。3/28:南淡路16時頃30000mVを中心にした著しいノイズ(雷ではないようです)
○京都府宇治市コンパス観測3/30;朝東0度/夜0度。夜間発光3/20-3/26。3/29
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/27-3/30;変動無
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点;3/26-3/29;変動少ない
○静岡県函南町植物生体電位&地電位観測点3/28;生体電位12mV/地電位60mV変動。3/29;生体電位5mV/地電位14mV変動。3/30;生体電位6mV/地電位40mV変動
○地震予測マップ;富山湾方面/能登、熊野灘
○地震雲;空の掲示板投稿426;新潟柏崎;筋雲と放射雲

★★日本海側の地震が懸念されます。福井県大野市の地下水水温が3/14より高い状態を維持にかなり注意です。
富山湾/能登/福井でM5クラスの地震に注意。新潟中越ではM3.5-M4.5の地震に注意。
また、昨日と同じ/和歌山北部/紀伊水道方面のM3-M4程度の地震に注意願います。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;静穏。収束(発生に注意)。
○広帯域観測:徳島阿南市3/30;静穏。鹿児島市:3/27;15時-19時8000mVを中心とする著しいノイズ。3/28;静穏。3/29;静穏。3/30;静穏(16時まで)
○広島地電位3/30;変動少ない。
○地震予測マップ;鹿児島/種子島/日向灘方面のマーク続く。
種子島東方沖/日向灘/豊後水道でM4.5-M5.5の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/30;サイトのコメントをそのまま引用します。
コンパスですが 午前から午後にかけて@ACで変化を観測中です。夜遅くは0です。井戸水水温;3/28より0.4-0.5度高い状態続く。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/30;変動無。
○地震予測マップ;東北内陸部で赤マーク。北海道でマークの集中。
○空の掲示板投稿416;新潟から東北にさざ波雲が発生
茨城沖/福島沖でM5-M5.5程度の地震が予想される

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度3/29;急減急増(中規模)。3/30;静穏
○FMノイズ
埼玉浦和;3/26;16−21時まで600mV程度のブロードピーク。3/27-3/30;変化無。
東京調布3/30:静穏。
千葉香取(平均値):3/26-3/27;平均値で600mVのブロードピークノイズ。3/27;断続的に400mVのノイズ。3/28;100-300mV(断続的)。3/29;400mV台形ノイズ(5時間)。3/30;13時から200-600mV連続。
千葉稲毛3/30;静穏。
三宅島;200mVノイズ連続。
横浜;更新無
○広帯域観測;
横浜市金沢区:3/26;13時ごろ9000mVを中心とするまとまったノイズ。3/27-3/30;静穏。
千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/28;10mVの変動。3/29;10mV変動。3/30;40mV変動
相模原;3/28;160mVの変動。3/29;60mV変動。3/30;160mVの変動。
千葉八街;3/28;160mVの変動;3/29;75mVの変動:3/30;180mV以上の変動。

★昨日に同じ。茨城福島方面のM5クラスと相模湾方面のM4クラスの地震
植物生体電位が3/30;18時頃3観測点で大きく変動。特に千葉八街で顕著。約1週間後の大きな動きです。東北太平洋側を中心にかなり注意です。

●まとめ
日本海側で大きな動きが懸念。次いで茨城福島方面のM5クラス、日向灘方面のM5程度
植物生体電位の関東で大きな動きがあります(東北太平洋側1週間後)。
天候回復時の地震活動にご注意ください。
08/
3/30
18:04
●低気圧の通過中で、地震活動は静穏です。通過後の気圧の上昇時にお気をつけください(関東)。
関東は空の掲示板421にも投稿した茨城福島方面のM5クラスと相模湾方面のM4クラスの地震が予想されます。
他は状況は変りません。

08/
3/30
12:02
●日本の有感地震活動
3/30;10:54;千葉県北西部(印西市);M3.7、深さ80km、最大震度2
千葉北西部地震で最も揺れた地域は横浜でした。この地域の地震は、千葉より神奈川/東京で揺れることが多いので、注意です。朝報告しましたように関東は今日は警戒してください。
●世界のM4以上地震活動
IST3/30;2:30スマトラの北端;アチェ州南西シムルー島;M6.3。
空の掲示板416にスマトラ北部の強い彩雲が衛星画像で報告されています。

08/
3/30
5:05
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部地方と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/29;変動少ない。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/29;変動少ない。精密水温;3/14より0.1度高い状態継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/29;変動少ない。
○田辺市AMノイズ(奈良/三重/岐阜/高知沖)3/29:静穏。
○彦根市FMノイズ3/29;750mVノイズ、800mVノイズそれぞれ1本
○清水FMノイズ3/29;静穏
○広帯域観測(3/29);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。3/28:南淡路16時頃30000mVを中心にした著しいノイズ(雷ではないようです)
○京都府宇治市コンパス観測3/29;朝東1度/夜0度。夜間発光3/20-3/26。3/29
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/27-3/29;変動無
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点;3/26-3/29;変動少ない
○静岡県函南町植物生体電位&地電位観測点3/28;生体電位12mV/地電位60mV変動。3/29;生体電位5mV/地電位14mV変動。
○地震雲
空の掲示板投稿416;愛知西部から、午前8時北方位に横たわる雲帯が見られ、午後12時に同じ方角で放射状雲
★日本海側の地震が懸念されます。能登から京都北部(若狭湾)、新潟中越でM3.5-M4.5に注意。また、彦根のノイズがやや高く、3/28の南淡路のノイズが高いので和歌山北部/紀伊水道方面のM4-M5程度の地震に注意願います。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;午前中ノイズ多い(3/10の日向灘地震M5.1時に相当)。午後収束(発生に注意)
○広帯域観測:徳島阿南市3/29;静穏。鹿児島市:3/27;15時から19時にかけて8000mVを中心とする著しいノイズ。3/28;静穏。3/29;更新無。
○広島地電位3/29;静穏。
○地震予測マップ;鹿児島/種子島/日向灘でマークが集中。
鹿児島/種子島近郊/日向灘でM5-M5.5の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/29;サイトのコメントをそのまま引用します。
コンパスですが一時の変化は観測されていますがおおむね0です。夜遅くは再び変化を観測中。井戸水の水温は15.7度で前日より0.5度上がる
ユーコンですが朝までに40度に1cmで不漂着。午後は0度に移動中。夜遅くは17度に漂着。(0度は渡島半島方面、17度は浦河沖方面)
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/29;変動無。
○地震予測マップ;東北内陸部で赤マーク。北海道で赤マークの集中。
○空の掲示板投稿416;新潟から東北にさざ波雲が発生
茨城沖/福島沖でM5-M5.8程度の地震が予想される

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度3/29;急減急増(中規模)
○FMノイズ
埼玉浦和;3/26;昨日16−21時まで600mV程度のブロードピーク。3/27、3/28、3/29;変化無。
東京調布:静穏。
千葉香取(平均値):3/26/16時-3/27/5時まで平均値で600mVのブロードピークノイズ(極めてまれな波形)。3/27;断続的に400mVのノイズ。3/28;100-300mV(断続的)。3/29;400mV台形ノイズ(5時間)。
千葉稲毛;10-20時ノイズ盛り上がり(平均値上昇)。
三宅島;ノイズ無。
横浜;静穏
○広帯域観測;
横浜市金沢区:3/26;13時ごろ9000mVを中心とするまとまったノイズ。3/27、3/28、3/29;静穏。
千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/28;10mVの変動。3/29;10mV変動。
相模原;3/28;160mVの変動。3/29;60mV変動。
千葉八街;3/28;160mVの変動;3/29;75mVの変動

★本日関東は警戒願います。ラドン濃度が大きく変化しているためです。
3/28-3/30の間で埼玉/茨城/福島/房総方面でM5-M5.8。
3/28-4/1に相模湾/箱根方面でM4-M5程度の地震。地震雲からは神奈川東部の可能性。
植物生体電位相模原&千葉八街が160mVの変動継続。次への動きのように思います(5-8日後の地震)。

●まとめ
関東は警戒。M6を超える前兆はありませんが、震度で3-4程度の地震が起こる可能性があります。
鹿児島方面のM5程度。次いで日本海側;能登から京都北部(若狭湾)、新潟中越でM3.5-M4.5に注意。

08/
3/29
17:46
●日本の有感地震活動
1、3/29;15:11;鹿児島湾;M2.9、深さ10km、最大震度1
朝予想した場所でした。地震の前兆は3/27の広帯域観測の著しいノイズ。また、逆ラジオ鹿児島測定点で、過去1ヶ月で最大のノイズを3/27に観測している。
前兆に対する規模としてはかなり小さいので、M5クラスの地震に注意願います。
●今朝の岩手県沖地震の検証
宮城県の前兆観測サイト(しゅうへいの自然観測サイト)さんが、前兆との関係をまとめています。引用します。
「3月29日AM8:03岩手県沖M4.8震度3の観測地からの方位は41.4度で距離は157kmでした。この方位ですが3月28日朝の漂着方位46度に誤差4.6度でほぼ一致します。翌日の発生となりました。また3月26日夜から27日朝の不漂着現象とも関連があったように推定できます。」
サイトはこちら。ユーコンの説明はこちら
PM4時現在のコメント
「コンパスですが一時の変化は観測されていますがおおむね0です。。井戸水の水温は15.7度で前日より0.5度上がる。ユーコンですが朝までに40度に1cmで不漂着。午後は0度に移動中。」
0度というのは、茨城沖や福島沖、反対方向の渡島半島方向です。北関東方面の前兆は報告の通りですので、茨城/福島/栃木/埼玉方面の皆様M5クラスの地震に警戒願います。

08/
3/29
12:00
●日本の有感地震活動
1、3/29;02:43;沖縄本島近海;M3.6、深さ70km、最大震度1
2、3/29;06:37;鳥取西部;M3.4、深さ10km、最大震度1
3、3/29;08:03;岩手県沖;M4.8、深さ80km、最大震度3
1の地震活動は空の掲示板396に沖縄周辺に波上雲と報告された地震活動だと思います。西方沖で南西諸島海嶺での地震です。
3の地震活動は予想していませんでした。原因は後で記述します千葉の植物生体電位が相模原より強く、関東周辺にのみ警戒したことです。
空の掲示板でレモン愛知さんが繰り返し、岩手の沿岸部にさざなみ雲を報告されていました。1回M5クラスが発生したことにより、安心した側面もあります。
電磁波ノイズなどの観測点が岩手方面にあれば、日々モニタリングにより、警戒の強弱がつきますが、残念です。

●首都直下地震の可能性
北関東/福島で過去3ヶ月にM5クラスの地震が多発しています。東京湾北部/北縁M6からM7の間の地震が発生する場合には、先に茨城や福島でM5クラスが多発し、千葉近郊では発生しないというパターンが多いようです。
現在はそのパターンであると判断し、5年前に千葉市近郊で発生したM6地震を実例にとり、植物生体電位と岐阜/福井のラドン濃度による前兆観測の可能性をまとめてみました。
本サイト目次7;首都直下地震対策にまとめました。
結論から言いますと、植物生体電位は相模原と千葉八街で本震発生5日前から前兆があり、相模原で顕著です。
ラドン濃度は、岐阜の2箇所と福井計3箇所に2ヶ月前から前兆がある。
以上のことがわかりました。現在はどうかという観点ですが、少なくともラドン濃度が3箇所ともに大きく動いていませんので、今のところ前兆はありません。
昨年10月に3箇所とも大きく動いていますので、それが1回目の前兆だったかどうかは、判断に苦しみます。

また、過去の経過が将来の大地震にすべてあてはまるかという観点では、1回の実例では実証不足は否めません。
慎重に前兆をモニタリングしていきますが、植物生体電位と岐阜/福井のラドン濃度による前兆判断の理解は進みました。

08/
3/29
5:09
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部地方と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/28;変動無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/28;変動少ない。精密水温;3/14より0.1度高い状態継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/28;変動少ない。
○田辺市AMノイズ(奈良/三重/岐阜/高知沖)3/28:静穏。
○彦根市FMノイズ3/28;800mVノイズ1本あるが、静穏。
○清水FMノイズ3/28;無。
○広帯域観測(3/28);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測3/28;朝東1度/夜0度。夜間発光3/20-3/26。
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21-23;変化少ない。3/24;10mVの変動;3/25;4mVの変動:3/26;欠測、3/27-3/28;変動無
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点;3/19-3/25;生体電位/地電位ともに変動。;3/26-3/28;変動少ない。
○静岡県函南町植物生体電位&地電位観測点3/28;生体電位12mV変動。地電位60mV変動。
★昨日と傾向は同じです。日本海側の地震が懸念されます。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;午前中ノイズ多い(3/10の日向灘地震M5.1時に相当)。午後収束(発生に注意)
○広帯域観測(3/28):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:3/27;15時から19時にかけて8000mVを中心とする著しいノイズ。3/28;静穏。
○広島地電位3/28;静穏。
○地震予測マップ;鹿児島/種子島/日向灘/豊後水道/伊予灘近郊でマークが集中。
鹿児島/種子島近郊/日向灘でM5-M5.5の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/28;サイトのコメントをそのまま引用します。
コンパスですが午前中から昼にかけては昨日の動きは続いていますが弱くなっています。夜は再び変化を観測。井戸水の水温は15.2度で前日より0.9度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/28;変動無。
○地震予測マップ;東北内陸部で赤マーク。北海道根室方面で赤マークの集中。茨城沖/福島沖で青マーク。
茨城沖/福島沖でM5-M5.8程度の地震が予想される。本日12時ごろまでは発生可能性は低い。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度3/28;変動無。
○FMノイズ
千葉行徳無指向3/28:長い間の観測心から感謝いたします。
埼玉浦和;3/26;昨日16−21時まで600mV程度のブロードピーク。3/27、3/28;変化無。
東京調布:静穏。
千葉香取(平均値):3/26/16時-3/27/5時まで平均値で600mVのブロードピークノイズ(極めてまれな波形)。3/27;断続的に400mVのノイズ。3/28;100-300mV(断続的)
千葉稲毛;200mV程度のノイズ(通常値)。
三宅島;ノイズ無。
横浜;3/24;日中に曲線的な変動が発生。3/25;ステップ状のレベルの上昇が繰り返し発生、以後更新無。
○広帯域観測;
横浜市金沢区:3/26;13時ごろ9000mVを中心とするまとまったノイズ。3/27、3/28;静穏。
千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/24;5時ごろ50mVの変動。3/25;15mVの変動。3/26;18mVの変動。3/27-3/28;10mVの変動。
相模原;3/24;7時ごろ160mVの変動。3/25-3/27;20-30mV変動。3/28;160mVの変動
千葉八街;3/24;160mV以上(推定250mV)の変動;3/25;80mV以上(推定170mV)の変動;3/26;100mVの変動;3/27;50mVの変動。3/28;160mVの変動
○地震雲
空の掲示板411;神奈川県上空の雲帯。房総半島東方沖の同心円状の空洞。

★本日12時ごろまでは静穏のようです。現在の予想(昨日の踏襲)。
3/28-3/30の間で埼玉/茨城/福島/房総方面でM5-M5.8。地震雲からは房総半島東方沖の可能性。
3/28-4/1に相模湾/箱根方面でM4-M5程度の地震。地震雲からは神奈川東部の可能性。
植物生体電位相模原&千葉八街が160mVの変動。次への動きのように思います(5-8日後の地震)。

●まとめ
本日日中は静穏のようです。
昨日と同じ予想。北関東中心(埼玉含む)/鹿児島方面のM5程度。次いで日本海側;能登から京都北部(若狭湾)、新潟中越でM3.5-M4.5に注意。

08/
3/28
18:26
●日本の有感地震活動
3/28;06:48;北海道釧路沖;M3.8、深さ90km、最大震度1
釧路沖から国後/択捉島南方沖が日本で最もM5以上の地震活動頻度が高い地域です。今のところ、大きな前兆はありません。

●観測点の追加
植物生体電位と地電位を静岡県田方郡函南町月光天文台で観測していますので追加します。箱根の南で、駿河湾や伊豆にも近く、これらの地域の地震前兆を把握するには最適の地域です。
観測点です。最近の変動を見ると、3/19に地電位と植物生体電位が大きく動いており、愛知と共通しています。3/20以降の変動は少なく、愛知の名古屋観測点のみが変動しています。
静岡函南町と表記します。

●指標のモニタリング
大きな動きはありません。
08/
3/28
11:54
●太陽活動
太陽風速度601km/秒。磁場強度6.0nT。太陽風密度1.6proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-50から-80nTの激しい磁気嵐が続く。。
東端の赤道近郊にできた987、988、989黒点群はBクラスの小規模フレアが続く。
●指標の更新
広帯域観測;神戸3/27静穏。
広島地電位;3/24-3/27;静穏。
相模原植物生体電位;
3/24;7時ごろ160mVの変動。3/25;30mV変動。3/26;20mV変動。3/27;20mV変動。
相模原生体電位の変動は3/24が最も大きかったが、千葉八街の変動は3/24-3/26まで続いていたことがわかる。
このことからも震源には、千葉八街が相模原より近いことがわかる。

08/
3/28
4:50
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部地方と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/27;変動無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/27;急増急減(小−中規模)。精密水温;さらに0.1度上昇の高い水温上昇し、継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/27;僅かに急減急増。
○田辺市AMノイズ(奈良/三重/岐阜/高知沖)3/27:17時ごろからノイズやや多い。
○彦根市FMノイズ3/27;650mVノイズ3本、700mVノイズ1本。ややノイズ多い。
○清水FMノイズ3/27;無。
○広帯域観測(3/27);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏(15時以降))。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測3/27;朝東1度/夜0度。夜間発光3/20-3/26。
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21-23;変化少ない。3/24;10mVの変動;3/25;4mVの変動:3/26;欠測、3/27;変動無
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/21;生体電位;変化無。地電位大きく変動。
3/23;変動無。3/24;20mVの変動、地電位も未明から午前中に60mV変動。3/25;10mVの変動。地電位30mV変動;3/26更新無


★昨日と傾向は同じです。日本海側の地震が懸念されます
日本海側は福井ラドン濃度が再度急変。精密水温がさらに上昇。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。新潟上越から中越もM4-M4.5の地震予想(昨日夕方報告より)。
植物生体電位の愛知が3/19と3/20と変動し、3/24もやや大きく動いています。
愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。愛知の生体電位は日本海側の地震にも反応しますので、日本海側の可能性もあります。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;午前中ノイズ多い(3/10の日向灘地震M5.1時に相当)。午後収束(発生に注意)
○広帯域観測(3/27):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:15時から19時にかけて8000mVを中心とする著しいノイズ
○広島地電位3/27;サイト接続できず。
○地震予測マップ;鹿児島/種子島/日向灘/豊後水道/伊予灘近郊でマークが集中。
鹿児島/種子島近郊/日向灘でM5-M5.5の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/27;サイトのコメントをそのまま引用します。
コンパスですが午前中は4箇所とも大きな変化を観測中です。(@Cは東よりでBCが西より)前兆の可能性が高いと推定されます。夕方は畑のBCは0に戻る。@Aの変化は弱くなる。夜遅くも変化はなお続いています。
井戸水の水温は16.1度で前日より0.7度上がる(発生に注意か!)。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/27;変動無。
○地震予測マップ;内陸部で赤マーク。北海道根室方面で赤マークの集中。茨城沖/福島沖で青マーク。
茨城沖/福島沖でM5-M5.8程度の地震が予想される

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度3/27;急減/急増。2007/10/20-10/22の急減以来の大規模な変化図328朝1(岐阜県提供)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向3/27:9-19時までステップ状の波形(まれな波形)。
埼玉浦和;3/26;昨日16−21時まで600mV程度のブロードピーク。3/27;変化無。
東京調布:静穏。
千葉香取:3/26;16時-3/27;5時まで平均値で600mVのブロードピークノイズ(極めてまれな波形)。3/27;断続的に400mVのノイズ。
千葉稲毛;13−19時まで500-700mVの連続ノイズ。その他は200mV程度のノイズ(通常値)。
三宅島;ノイズ無。
横浜;3/24;日中に曲線的な変動が発生。3/25;ステップ状のレベルの上昇が繰り返し発生、以後更新無。
○広帯域観測;
横浜市金沢区:3/26;13時ごろ9000mVを中心とするまとまったノイズ。3/27;静穏。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/24;5時ごろ50mVの変動。3/25;15mVの変動。3/26;18mVの変動。3/27;10mVの変動。
相模原;3/24;7時ごろ160mVの変動。3/25、3/26はサイト接続できず
千葉八街;3/24;160mV以上(推定250mV)の変動;3/25;80mV以上(推定170mV)の変動;3/26;100mVの変動;3/27;50mVの変動。
○地震雲
空の掲示板407に房総半島はるか沖の亀裂雲。私の解釈だと、延長上の硫黄島から北マリアナ諸島のM6-M7の前兆。それであれば、昨日夕方の父島でM6未満ではなく、それより遠方のM7クラスと解釈できる。
硫黄島で続く島全体が隆起する地殻変動。北マリアナ諸島アナタハン火山で活発な火山活動(噴煙と火山性地震:3/19-3/25)。この一帯は非常に不穏です。

3/27、ラドン濃度が5ヶ月ぶりの急減。3/24を基点とした植物生体電位の変動が継続。千葉香取で大きなFMノイズの変動(ひじょうにまれな波形)。埼玉浦和のブロードピーク。稲毛の変動は少ないので、北関東中心。
3/28-3/30の間で埼玉/茨城/福島/房総方面でM5-M5.8の地震が懸念。宮城観測点の水温も上昇。先日の3/24福島沖M5.3に匹敵。
また、広帯域横浜で3/26に9000mVのノイズを観測。FMノイズ横浜も不穏。3/28-4/1にM4-M5程度の地震が相模湾/箱根方面で予想。
本日、関東は北関東(埼玉含む)を中心に厳重な警戒を願います。M6を超えるような大地震ではないと思いますが、不測の事態に備えることをお勧めします。都心部ではとくにエレベーターに注意。

●まとめ
本日関東が大警戒です。北関東中心(埼玉含む)だと思います。
次に、鹿児島方面のM5程度、次いで日本海側の地震が懸念されます。能登方面の地震は前兆から対応地震発生まで期間が長い傾向があります。福井の水温が上昇継続。能登から京都北部(若狭湾)、新潟中越でM4-M5に注意。


図328朝1(岐阜県提供)
08/
03/27
18:04
●日本の有感地震活動
1、3/27;00:06;北海道南西沖;M3.7、深さ20km、最大震度1
2、3/27;06:30;十勝支庁南部;M4.2、深さ100km、最大震度2
1の地震活動は奥尻島近郊で渡島半島の火山活動に密接に関係しているように考えられます。
2の地震活動は内陸部でしたが、深さ100kmで、大きな震度にならずに幸いでした。本日3:33頃、択捉島東北東420kmの海域でM5.7の大きな地震が発生しているため、その後続地震が襟裳岬を中心にした地域で懸念されます。注意深く前兆を探します。

●地震雲
朝多忙で、前兆雲の記述ができませんでした。要点のみ記します。詳しくは空の掲示板393。
福島沖に波状雲と鱗雲が発生。伊豆半島には、大気重力波が発生。東海道沖に帯状雲がはつきりと捉えられています。
関西のさざ波雲。沖縄周辺には、波状雲が発生。

●指標のモニタリング
本日13時ごろから千葉稲毛でレベルが400mV上昇。行徳の東/南も反応。房総から伊豆諸島北部でM4-M5の前兆位のノイズレベルです。。
また、逆ラジオの新島観測点で3/25と3/26に顕著なノイズ。3/10の顕著なノイズは3/15と3/16の父島のM6.3とM5.2の前兆であったと思います。
新島で顕著なノイズがあると、八丈島から父島の海域でM5-M6の地震が発生することが多いようです。今回は3/10よりノイズ強度は低いため、M6には届かないと予想します。

08/
03/27
12:04
●太陽活動
太陽風速度598km/秒。磁場強度4.9nT。太陽風密度3.1proton/cm3。高速風到来。激しい磁気嵐で、沖縄磁気攪乱で-50nTが1日連続。
太陽黒点が東の端の赤道近郊にでき、987、988、989黒点群となった。発達を続け、昨日に続きM7(中規模フレア)が6時間前に発生。東の端ですので今後10日間は地球方面への影響があります。

●世界のM4以上地震活動
図327昼1に最近1週間の日本近郊のM4以上地震活動を示した。太平洋プレートの沈み込み帯での地震活動が活発です。千島海溝南部(択捉島近郊)で3/23M4.4、3/26、M5.0、3/27;M5.7と続き、北海道東方沖でM5.1、M4.7。東北ではM5.1、M4.6、M4.7。八丈島近郊でM5.0。父島でM4.6。1週間という単位の中では、かなり活発な地震活動です。

●地震指標のモニタリング
千葉香取測定点の3/26;15時から15時間続いた平均値で500mVのノイズの連続。
過去例を調べると3/4-3/6の3日間のノイズグラフに類似します。その時の対応地震は、3/8の茨城県北部M5.2;最大震度4でした。
植物生体電位千葉八街観測点で調べると、3/3に100mVの変動が観測されています。変動の5日後でした。今回は千葉八街で3/24に160mV以上(推定250mV)の変動を観測していますので、3/28-3/30の間で茨城/福島/房総方面でM5以上の地震が懸念されます。M5.5程度の地震が発生するかもしれません。


図327昼1(USGS)
08/
03/27
5:51
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/26;変動無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/22;急増急減(小−中規模)。3/23、3/24;変動少ない。3/25;急増急減(小−中規模)。3/26;わずかに変動。精密水温;さらに0.1度上昇の高い水温上昇し、継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/26;変動少ない。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:わずかにノイズ多い。
○清水FMノイズ;無。
○広帯域観測(3/26);大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:更新無。京都府相楽郡木津町/静穏(8時まで)。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測3/26;0-東1度継続。夜間発光7日連続。
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21-23;変化少ない。3/24;10mVの変動;3/25;4mVの変動:3/26;欠測
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/21;生体電位;変化無。地電位大きく変動。
3/23;変動無。3/24;20mVの変動、地電位も未明から午前中に60mV変動。3/25;10mVの変動。地電位30mV変動;3/26更新無

★昨日と傾向は同じです。日本海側の地震が懸念されます
日本海側は福井ラドン濃度が再度急変。精密水温がさらに上昇。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。新潟上越から中越もM4-M4.5の地震予想(昨日夕方報告より)。
植物生体電位の愛知が3/19と3/20と変動し、3/24もやや大きく動いています。
愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。愛知の生体電位は日本海側の地震にも反応しますので、日本海側の可能性もあります。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;本日未明にノイズ多い。
○広帯域観測(3/26):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏。
○広島地電位3/25;サイト接続できず。
○地震予測マップ;日向灘/豊後水道/伊予灘近郊でマークが連続中。
日向灘/伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/26;サイトのコメントをそのまま引用します。
コンパスですが午前中は4箇所とも0です。夜遅くも0です。井戸水の水温は15.4度で前日より0.2度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/26;変動無。
○地震予測マップ;内陸部と男鹿半島で赤マーク。太平洋沿岸は青マーク。
福島沖から宮城沖でM3.5-M4.5程度の地震が予想される

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/25;急減急増(小規模)。水温;0.4度上昇後、0.2度低下。3/26;変動無。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:静穏。
埼玉浦和;昨日16−21時まで600mV程度のブロードピーク
東京調布:静穏。
千葉香取:3/26;16時-3/27;5時まで平均値で600mVのブロードピークノイズ
千葉稲毛;200mV程度のノイズ(通常値)。
三宅島;ノイズ無。
横浜;3/24;日中に曲線的な変動が発生。3/25;ステップ状のレベルの上昇が繰り返し発生
○広帯域観測;3/26
横浜市金沢区:13時ごろ9000mVを中心とするまとまったノイズ。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/24;5時ごろ50mVの変動。3/25、3/26はサイト接続できず
相模原;3/24;7時ごろ160mVの変動。3/25、3/26はサイト接続できず
千葉八街;3/24;160mV以上(推定250mV)の変動;3/25;80mV以上(推定170mV)の変動;3/26;100mVの変動


3/24を基点とした植物生体電位の変動が継続。千葉香取で大きなFMノイズの変動。埼玉浦和のブロードピーク。稲毛の変動は少ないので、北関東中心。
本日ではないと思いますが、3/28-3/30の間で茨城/福島/房総方面でM5程度の地震が懸念。
また、広帯域横浜で9000mVのノイズを観測。FMノイズ横浜も不穏。本日ではないと思いますが、3/28-4/1にM4-M5程度の地震が相模湾/箱根方面で懸念されます。
本日、日中は関東でM4以上の地震は予想されません。

●まとめ
日本海側の地震が懸念されます。能登方面の地震は前兆から対応地震発生まで期間が長い傾向があります。福井の水温が上昇継続。
能登から京都北部(若狭湾)、新潟中越、愛知、三重、日向灘から豊後水道方面のM4程度の地震に警戒
関東はやや地震が多くなるかもしれませんが、M4を超える地震は本日日中は予想されません。

19:48 ピークのパターンがブロードになるようですので、明日朝までにM5を超える地震は起きないと判断します。明日朝に判断しても、間に合うようです。お騒がせしました。
17:50 埼玉浦和観測点で16時以降急速にノイズを観測。現在700mV。千葉香取観測点でも16時以降急速にノイズを観測。平均値で600mV。今後の推移を見るため、8時ごろに再更新します。

08/
3/26 12:03
●太陽活動
太陽風速度399km/秒。磁場強度3.4nT。太陽風密度5.5proton/cm3。まもなく高速太陽風の先端が地球に到達予測。激しい磁気嵐がきます。
太陽黒点が東の端の赤道近辺にでき、987、988黒点群となづけられた。急速に発達しており、M1(中規模フレア(表面爆発))が9時間前に発生。本年にはいって最も大きいフレアです。
●世界のM4以上地震活動
アメリカのイエローストーン国立公園で3/25にM4.2の地震。マグマの上昇を示しています。
イエローストーン地域はハワイ諸島、アイスランドなど、地球のホット・スポットの一つで、深さ約50kmから3,000kmに広がるマントルよりも更に下、地球の核から高熱物質がマントルを突き抜けて、地殻(プレート)の直下まで上昇してくるダクトの出口にあたる場所です。プレート直下まで上昇した高熱物質は、周囲の岩石を溶かしてマグマとなります。イエローストーンでは、有史以前の100万年前に3回にわたって大爆発をおこしました。その210万年前に起きた最大規模の大爆発で生じた噴出物で出来た直径50km以上に及ぶ大カルデラの跡がほぼイエローストーン国立公園の中心部の全域に重なります。
また、ハワイ島のキラウエア火山山頂周辺でも3/25にM2.6,M2.0,M1.8の地震。マグマの動きが活発で、環太平洋火山帯の地震活動がまた活発化します。
●植物生体電位(関東)
相模原;3/24;7時ごろ160mVの変動。3/25は60mVの変動(サイト接続かなり低速)
千葉八街市;3/24;180mV以上の変動(スケールアウト)。3/25は80mVの変動。
千葉八街市は3/19に相模原で100-200mV変動した時にもスケールアウトしています。対応地震は3/24福島沖M5.3。

観測地の変動が類似しているため、相模原観測点のデータを参照できない時は、千葉八街市観測点を参照します。やはり、植物生体電位の変化から4-6日後(3/28-3/30)に千葉から東北太平洋側でM5以上の地震が予想されます
植物生体電位は多くの場合、地震発生4日前から変動が継続して発生する。

08/
3/26
5:01
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/25;変動少ない。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/22;急増急減(小−中規模)。3/23、3/24;変動少ない。3/25;急増急減(小−中規模)。精密水温;さらに0.1度上昇の高い水温上昇し、継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/25;変動少ない。
○田辺市AMノイズ:未明に2400カウント(久しぶりに多い)。
○彦根市FMノイズ:わずかにノイズ多い。
○清水FMノイズ;無。
○広帯域観測(3/25);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測3/25;東1度継続。夜間発光6日連続。
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21-23;変化少ない。3/24;10mVの変動;3/25;4mVの変動
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/21;生体電位;変化無。地電位大きく変動。
3/23;変動無。3/24;20mVの変動、地電位も未明から午前中に60mV変動。3/25;10mVの変動。地電位30mV変動
○地震予測マップ富山湾/能登半島マーク続く。

★昨日と傾向は同じです。
日本海側は福井ラドン濃度が再度急変。精密水温がさらに上昇。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。新潟上越から中越もM4-M4.5の地震予想(昨日夕方報告より)。
植物生体電位の愛知が3/19と3/20と変動し、3/24もやや大きく動いています。
愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。愛知の生体電位は日本海側の地震にも反応しますので、日本海側の可能性もあります。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;ノイズ多い。
○広帯域観測(3/25):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏。
○広島地電位3/25;サイト接続できず。
○地震予測マップ;日向灘/豊後水道/伊予灘近郊でマークが連続中。
日向灘/伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/25;サイトのコメントをそのまま引用します。
4箇所とも0です。昼過ぎから畑もふくめて変化を観測しています。午後4時過ぎまでには0に戻る。収束した可能性があります。夜遅くも0です。井戸水の水温は15.6度で前日より0.3度上がる
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/25;変動無。
○地震予測マップ;内陸部と男鹿半島で赤マーク。太平洋沿岸は青マーク。
福島沖から宮城沖でM3.5-M4.5程度の地震が予想される

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/25;急減急増(小規模)。水温;0.4度上昇後、0.2度低下。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:雷の影響と思われるノイズ多発。
埼玉浦和;静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取:1200mV連続、平均値で100-300mVノイズ。
千葉稲毛;200から漸増し800mV
三宅島;ノイズ無。
横浜;波形は未明は変動が少ない状態でしたが、昨日日中に曲線的な変動が発生。
○広帯域観測;3/25
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/24;5時ごろ50mVの変動。3/25はサイト接続できず
相模原;3/24;7時ごろ160mVの変動。3/25はサイト接続できず


ラドン濃度がやや変動し、水温もやや上昇。
本日、関東でM4.5以上の地震は予想されませんが、房総/茨城方面を中心に地震は多くなると思います。

●まとめ
福井のラドン濃度の変動が最も大きく、水温が上昇継続し、日本海側の地震の懸念があります。
能登から京都北部(若狭湾)、新潟中越愛知、三重、日向灘から豊後水道方面のM4程度の地震に警戒
関東はやや地震が多くなるかもしれませんが、M4.5を超える地震は予想されません。

08/
3/25
17:56
●世界のM4以上地震活動
アメリカ領アリューシャン列島のフォックス諸島、アンドリアノフ諸島を中心にアラスカで激しい地震活動が続いています。図325夕1に最近一週間の地震活動を示していますが、アンドリアノフ諸島のアダック島近郊でM6、フォックス諸島でM5クラスの地震が発生し、フォックス諸島では、M4.5-M5クラスの地震が頻発しています。
●日本
日本の有感地震活動は過去16時間発生がなく、昨日とは様変わりです。
千葉稲毛観測点で本日10時ごろからノイズレベルが漸増し、行徳南指向も午後からノイズレベルが漸増していますので、房総や伊豆諸島で地震が懸念されます。
ノイズレベルが大きくないので、M4-M5の間だと思います。
また、逆ラジオノイズで3/24に新潟十日町観測点で過去1ヶ月の範囲内では最大の強度ノイズ。能登七尾も3/24-3/25に強度が高いノイズ。本サイトなんでも掲示板904にむうさん@新潟上越でトイレの水位が5cm低下したそうです。日々の観測結果と対応地震を考えると5日以内に能登から新潟の間でM4クラスの地震が懸念されます。能登-長野北部-新潟は地震のトライアングルを形成し、相互に影響を与え合っているように考えます。


08/
3/25
11:50
●世界のM4以上地震活動;日本時間:JST
3/25;5:35;チリ/タラパカ;M6.1;深さ120km;詳細震源地図
2/5にM6.3の地震活動が発生した地域です。最近の世界の地震活動は、激しい地震活動が長く続く傾向があります。

●3/24福島沖M5.3の前兆ノイズ
3/24の福島沖のM5.3地震では、関東各地で震度2以上の有感地震を観測した。M5以上の地震規模は大きい規模で、半径100-150kmの範囲内であれば、前兆ノイズを観測できるはずである。
今朝の報告で今後も千葉以北でM5以上の地震が懸念される状態ですので、再検証しました。いままでは北関東の地震は、浦和観測点で高い感度で捕らえていましたので、そちらに比重を置きすぎました。
茨城/福島にFM観測点があればいいのですが、ありません。千葉香取観測点は茨城/栃木/福島に近く、前兆を捕らえている可能性が高いと思いました。
観測点の波形はそれぞれの観測点で独特の波形があり、それを把握する必要があります。香取の場合には、連続ノイズには、特徴が出ていませんが、平均値のグラフに特徴があるようです。

図325昼1-昼4までのグラフ(平均値;赤線)を見ると、日中は生活ノイズの影響もあり、前兆ノイズを判断しにくい。夜間に特徴があるようです。
図325昼1(3/14):18-23時(特に23時)のノイズ;3/15千葉東方沖M3.1、3/15福島沖M4.2
図325昼2(3/18):18-23時の台形不連続ノイズ;3/19福島浜通りM4.2、
図325昼3(3/23):18-23時の台形連続ノイズ;3/24茨城南部M3.1、3/24福島沖M5.3
図325昼4(3/24):20-23時の台形ノイズ;明日検証
茨城/千葉/福島沖の前兆ノイズを半日から1日前に観測しているように見えます。
今後、夜間の平均値ノイズに注目してみていきたいと思います。


図325夕1(USGS)
08/
3/25
4:57
●日本の有感地震活動
1、3/24;22:29;福島県沖;M4.8、深さ60km、最大震度3
2、3/25;00:55;南埼玉郡菖蒲町;M4.0、深さ120km、最大震度2
3、3/25;01:34;和歌山県北部(海南市);M2.7、深さ10km、最大震度1
1の地震活動は昨日の余震、2の地震活動は予想していませんでした。関東平野北西縁断層帯の地震活動です。規模は昨日朝の予想の範囲内でした。
3の地震活動は昨日朝に予想した場所と規模でした。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/24;急減(小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/22;急増急減(小−中規模)。3/23、3/24;変動少ない。精密水温;さらに0.1度上昇の高い水温上昇し、継続(半日低下)
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/24;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位が一時的に40mV変化(名古屋市の地電位変化とほぼ同期)
○彦根市FMノイズ:わずかにノイズ多い。
○清水FMノイズ;収束。
○広帯域観測(3/24);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測;更新無。昨日まで夜間発光4日連続。
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21-23;変化少ない。3/24;10mVの変動
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/21;生体電位;変化無。地電位大きく変動。
3/23;変動無。3/24;20mVの変動、地電位も未明から午前中に60mV変動。
○地震予測マップ3/23伊勢湾−熊野灘18日連続、富山湾/能登半島マーク続く。

★昨日と傾向は同じです。
日本海側は福井ラドン濃度が2日続けて急増急減後の一昨日、昨日は変化ないが、精密水温がさらに上昇。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。
植物生体電位の愛知が3/19と3/20と変動し、3/24もやや大きく動いています。
愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。愛知の生体電位は日本海側の地震にも反応しますので、そちらかもしれません。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;未明にノイズ多い。
○広帯域観測(3/24):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏。
○広島地電位3/24;変動無。
○地震予測マップ3/24;豊後水道/伊予灘近郊で赤マークが連続中。
伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/24;サイトのコメントをそのまま引用します。
コンパスですがCで朝に一時西よりを観測しましたがおおむね4つとも午前から午後にかけて0です。これまでの動きがほぼ収束したように見えます。推定情報を出す前に福島県沖M5.3の発生がありましたので、これまでの予兆はおもにこの地震に反応していたように見えます。夜遅くもコンパスは0です。井戸水の水温は15.3度で前日より0.5度下がる。福島県沖M5.3と関係があったかもしれません。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/24;漸減。
○地震雲;昨日に同じ。
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く(1ヶ月以上継続)。
★前兆は静穏化したように思います。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/24;ほぼ変動無。水温;0.4度低下。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:連続ノイズ収束(注意)。
埼玉浦和;静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取:1200mV連続、平均値で100-300mVノイズ。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;200-500mVノイズ半日。その後ノイズ無。
横浜;変化無。
○広帯域観測;3/24
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/24;5時ごろ50mVの変動
相模原;3/24;7時ごろ160mVの変動
○地震雲;空の掲示板372;虹色月光冠;3/25-3/28頃注意。


ラドン濃度は変化なく、水温も低下しました。植物生体電位が3/24に大きく変動しています。
植物生体電位の変化から4-6日後(3/28-3/30)に千葉から東北太平洋側でM5以上の地震が予想されます。しかし、ラドン濃度の変化が、昨年後半のような大きな変動は全く見られませんので、今のところ大地震につながる前兆はないと判断します。

本日、関東でM4.1以上の地震は予想されません(ラドン濃度の変動幅より推測)

●まとめ
福井の水温が上昇継続し、日本海側の地震の懸念があります。
能登から京都北部(若狭湾)、愛知、三重、伊予灘方面のM4程度の地震に警戒
関東は比較的平穏ですが、静穏期も終盤にはいっていると考えます。


図325昼1(香取3/14)

図325昼2(香取3/18)

図325昼3(香取3/23)

図325昼4(香取3/24)
08/
3/24
18:40
●日本の有感地震活動
1、3/24;12:40;福島県いわき東北東35km海域;M5.3、深さ40km、最大震度4
2、3/24;14:17;釧路支庁中南部;M3.9、深さ70km、最大震度2
3、3/24;14:23;茨城県南部;M3.1、深さ50km、最大震度1
4、3/24;17:19;横浜市戸塚区;M2.7、深さ20km、最大震度2
5、3/24;17:58;奄美大島近海;M3.8、深さ10km、最大震度2
4の地震活動は朝に予想した相模湾方面の地震活動でほぼ予想の範囲内でした。
広帯域観測横浜観測点3/20;15時ごろ3000mvのまとまったノイズの対応地震だと思います。前兆観測後、4日目でした。その後、ノイズが観測されていませんので、後続はないと思います。

1の地震活動について詳しく述べます。図324夕1に関東周辺の2008/1/1以降のM3以上の地震活動を示しています。図中の緑線は北米プレートとフィリピン海プレートのプレート境界面ですが、横ずれ断層帯になっています。■は太平洋プレート/北米プレート/フィリピン海プレートの三重会合点(トリプルジャンクション)です。関東の地震活動は大きく二つに分けられます。横ずれ断層帯とそのフロント;房総沖/茨城南部/茨城沖/福島沖の地震活動。もう一つは伊豆大島/相模湾/箱根と続く伊豆七島北縁の地震活動です。図ではっきりしていることは、本年以降明らかに前者の地震活動が活発です。後者はほとんどM3以上の地震活動は見られません。前者が活発だということは、東京湾北部(または北縁の千葉/船橋/市川)のM6-M7の大地震の可能性があるという点です。
最近、世界の地震活動では、横ずれ断層帯での地震活動が活発です。

予想としては設定しませんでした。朝に報告していますように相模原の植物生体電位が3/19に100- 200mV大きく変動しており、千葉から東北太平洋側のM5以上の地震の前兆と文献ではまとめられていました。しかし、関東ではM5以上の地震が起こるような電磁波ノイズが観測されておらず、予想しませんでした。ただ、朝に報告しましたように宮城のサイトの井戸の水温が下がらず、気になっていました。
今回は、相模原/新宿の植物生体電位の異変が3/19から始まり、文献のとおり4-5日後にM5以上の地震が起こることを自分で確認しました。今後の予想に生かしたいと思います。
前兆雲としては、空の掲示板365に 3/21(金曜日)の当地の空を報告。東北方面/長野方面/東京方面からの雲で全方位から攻められたような空でした。


図324夕1(USGS)
08/
3/24
11:53
●太陽活動
太陽風速度452km/秒。磁場強度2.5nT。太陽風密度1.8proton/cm3。
彗星近日点が3/19、3/20、3/23(2彗星)と続き、太陽磁場構造変化が進み、太陽黒点が久しぶりに形成され、A8フレアが発生。
明日3/25昼頃から太陽風磁場は大きく乱れ、26日からは太陽で最も発達したコロナホール由来の高速太陽風が到達。前周期では、2/28-3/3まで続き、3/3にはM6以上地震が同一日に3回発生というとんでもない日となった。
今週期は3/26-3/30となります。今回も終盤にM6以上地震が世界中で多発となるのでしょうか。
●日本の有感地震活動
3/24;11:02;茨城県南部;M3.3、深さ50km、最大震度2
昨日夕方予想したとおりでした。放射状の雲は発見しやすく、地震発生までの期間が1-3日と短期間です。当地栃木南部に長期間在住の年配の方が「近頃地震が多いね。関東で大地震でもあるのだろうか」と昨日言われていました。

08/
3/24
4:43
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/23;急減急増(小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/22;急増急減(小−中規模)。3/23;変動少ない。精密水温;さらに0.1度上昇の高い水温上昇し、継続
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/23;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。
○清水FMノイズ;収束。
○広帯域観測(3/23);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測;0度、夜間発光4日連続。
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21、22、23;変化少ない。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/21;生体電位;変化無。地電位大きく変動。
○地震予測マップ3/23;伊勢湾−熊野灘17日連続、富山湾/能登半島マーク続く。

★昨日と傾向は同じです。
日本海側は福井ラドン濃度が2日続けて急増急減後の昨日は変化ないが。精密水温がさらに上昇。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。
また、昨日別府島原地溝帯内でM3.1が発生したので、その後続が和歌山北部中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)でM3-M4が懸念されます。
植物生体電位の愛知が3/19と3/20にやや大きく動いています。
愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。愛知の生体電位は日本海側の地震にも反応しますので、そちらかもしれません。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。JJY40kHz;収束傾向。
○広帯域観測(3/23):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏。
○広島地電位;3/19と3/20変動なし、3/21;僅かに変動。3/22;変動無。3/23;変動無。
○空の掲示板354;阿蘇山の火山活動は活発。
○地震予測マップ3/23;豊後水道/伊予灘近郊で赤マークが連続中。
伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/22;サイトのコメントをそのまま引用します。
午前から夕方にかけても @ACで変化が観測しています。夜遅くは@は0に戻る。Aは弱くなる。井戸水の水温は15.8度で前日より0.1度上がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/23;漸減(やや顕著)。
○地震雲;昨日に同じ。
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く(1ヶ月以上継続)。
佐渡島から山形でM4-M5が予想宮城の水温がさらに上昇しているのが心配されます。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/23;急増(小規模)。水温;12日以降高止まりだが、さらに高止まり傾向。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:連続ノイズ収束(注意)。
埼玉浦和;静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取:1200mV連続、平均値で100-300mVノイズ。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;発生無。
横浜;変化無。
○広帯域観測
横浜市金沢区:3/20;15時ごろ3000mvのまとまったノイズ。3/21、22、23変化無。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/19;30mVの変動、3/20;20mVの変動、3/21;一時的に15mV上昇。3/22;16mVの変動、3/23;10mVの変動
相模原;3/19;100-200mV大きく変動、3/20;10-20mVの変動、3/21;10-40mVの変動、3/22、23;20mVの変動。
○地震雲;空の掲示板372;虹色月光冠;3/25-3/28頃注意。


ラドン濃度がやや急増しています。明日以降急落するか注目されます。
関東でM4.3以上の地震は予想されません(ラドン濃度の変動幅より推測)

●まとめ
福井の水温が上昇し、日本海側の地震の懸念があります。
能登から京都北部(若狭湾)、愛知、三重、伊予灘方面のM4程度、相模湾/箱根方面でM3-M4の地震に警戒
関東は比較的平穏です(抑制が続いています)。

08/
3/23
18:09
●日本の有感地震活動
1、3/23;12:13;茨城県沖;M3.6、深さ60km、最大震度1
2、3/23;15:54;岩手県沖;M4.6、深さ20km、最大震度2
1は朝に引き続き、茨城県沖でした。茨城県沖は浦和観測点がよく前兆を捕らえているのですが、一昨日が欠側で、対応関係が取れていなかった可能性があります。
M4.3以上の地震は発生しないとした本日朝の予想には合致しました。ただ空の掲示板382に本日夕方の茨城方面からの薄い放射雲を投稿しましたが、24時間以内にM3-M4の間の地震が発生すると予想します。
2の地震活動は朝に予想した場所と規模でした。ただ宮城県のサイトの井戸水温が下がらないのが気がかりです。

ハワイ島の火山活動が活発です。キラウエア火山からの溶岩流が量を増し、その溶岩流が新たに海に流れ込む場所が複数できた(3/12-18)と報告されています。ハワイ島は環太平洋火山帯のへそであり、著名なホットスポットです。本日もM1.7、M2.7、M1.9、M2.0の地震がその火山で発生し、マグマの動きが活発化しているようです。そうすると、最近では、伊豆七島/小笠原諸島でM4以上の地震が発生するというパターンを繰り返しています。

08/
3/23
11:35
●世界のM4以上地震活動;日本時間JST
3/23;6:24;アリューシャン列島;アダック島西北西136km海域;M6.2;深さ132km
20世紀以降の世界の巨大地震ベストテンにも入っているアダック島で大地震。
2007/12/19;M7.1以来、3ヶ月間隔をおいて発生しました。図323昼1(USGS)に最近1週間の震源マップを示しています。
アメリカ領ですので、M2.5以上の震源が表示されています。周辺でM2.5以上の地震が20回、3/19にM4.3とM4.5の地震が発生。それが前震になっています。
M6規模の大地震が起こる場合には、M3-4クラスの地震が散発しますが、その典型的な例です。
M7規模の大地震が起こる場合には、M5-M6クラスの地震が前震に、M8規模の大地震が起こる場合には、M5-M6クラスの地震が前震になっている場合が多いようです。
M8地震の例では、昨年のスマトラ巨大地震がいい例です。
●日本の有感地震活動
3/23;5:06;国後島近郊;M3.5、深さ120km、最大震度1

●放射雲
空の掲示板;投稿373に本日宮城/岩手方面からの大放射雲、投稿375に静岡/伊豆方面からの大放射雲が投稿されています。近郊の方はご注意願います。


図323昼1(USGS)
08/
3/23
4:55
●日本の有感地震活動
1、22日20:56;和歌山北部;深さは10km、M2.6、最大震度1
2、22日03:21;熊本地方;深さは10km、M3.1、最大震度1
3、22日03:58;茨城南部;深さは60km、M3.4、最大震度1
1と3はそれぞれ昨日朝、夕方予想したとおり。
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/22;急減急増(極小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/22;急増急減(小−中規模)。精密水温;0.1度上昇の高い水温継続(さらに0.1度高い時間帯が長い)。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/21;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:3/22;700mVノイズ1本。
○清水FMノイズ;収束。
○広帯域観測(3/22);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測;3/21;0-2度、夜間発光。3/22;0-1度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21;変化無
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/21;生体電位;変化無。地電位大きく変動。
○地震予測マップ3/21;伊勢湾−熊野灘16日連続、富山湾/能登半島マーク続く。

★昨日と傾向は同じです。
植物生体電位の愛知が3/19と3/20にやや大きく動いています。京都のコンパス観測も変動があります。京都から170km圏内の異変を示しています。注意状態。
日本海側はラドン濃度が2日続けて急増急減。精密水温も高い。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。
中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)、愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/ノイズ多い。JJY40kHz;ノイズ多い。
○広帯域観測(3/22):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏。
○広島地電位;3/19と3/20変動なし、3/21;僅かに変動。3/22;変動無。
○空の掲示板354;阿蘇山の火山活動は活発。
○地震予測マップ3/21;豊後水道/伊予灘近郊で赤マークが連続中。
伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/22;サイトのコメントをそのまま引用します。
朝はBCは0ですが、@Aで変化を観測中です(@東3A西3)。昼前も同じような変化が続いています。夕方も@Aの変化が続いています。夜遅くも変化は続いています。井戸水の水温は15.7度で前日と同じです。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/22;漸減(やや顕著)。
○地震雲;3/16までは昨日に同じ。空の掲示板343;東北に連続して「さざ波雲」、356;「岩手沖に不穏な雲帯」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く(1ヶ月以上継続)。
岩手;M4.5-5.5、佐渡島から山形でM4-M5が予想。岩手は内陸部から沖合近くが予想され、警戒です。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/22;僅かな変動。水温;12日以降高止まり。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:連続ノイズ収束(注意)。
埼玉浦和;静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取:1200mV連続、平均値で100-300mVノイズ。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;発生無。
横浜;変化無。
○広帯域観測
横浜市金沢区:3/20;15時ごろ3000mvのまとまったノイズ。3/21変化無。3/22;変化無。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/19;30mVの変動、3/20;20mVの変動、3/21;一時的に15mV上昇。3/22;16mVの変動
相模原;3/19;100-200mV大きく変動、3/20;10-20mVの変動、3/21;10-40mVの変動、3/22;20mVの変動。
○地震雲;空の掲示板372;虹色月光冠;3/25-3/28頃注意。


植物生体電位が3/19以降、動きが大きくなってきました。関東の静穏期も終盤を迎えているようです。
本日も昨日と同じ。相模湾/箱根方面でM3-M4の地震が予想されます。関東でM4.3以上の地震は予想されません(ラドン濃度の変動幅より推測)

●まとめ
本日比較的動きが大きいのは、福井のラドン濃度と水温の変化から日本海側だと思います。
岩手方面のM5程度、能登から京都北部(若狭湾)、愛知、三重、伊予灘方面のM4程度、相模湾/箱根方面でM3-M4の地震に警戒
関東は比較的平穏です(抑制が続いています)。
08/
3/22
17:47
●日本の有感地震活動
22日08:36;山梨県中西部;深さは20km、M2.5、最大震度1
静岡市から西に2km程の地域で発生した。

●地震指標のモニタリング
明日朝にならないと、半分程度の指標は公開されないのですが、現時刻の公開データでは、ほとんど変化はありません。

08/
3/22
12:05
●伊豆七島/小笠原諸島/マリアナ諸島で続く地震活動

図322昼1(USGS)に最近1週間のアジアの地震活動をマップで示した。
マリアナ諸島でM4.9/M5.0、父島東方沖でM5.1/M4.9、八丈島東方沖でM5.0/M4.8とM5クラスの地震活動が続いています。3/16と3/21には、父島と八丈島のM5クラスの地震が同一日に発生しています。
また、父島近海の地震活動は昨年度には、東方沖と西方沖で半々だったが、最近数週間は全て東方沖です。父島近海は地震の深さによる地震帯がはっきり区別されており、西方沖は深発地震、東方沖はプレート境界面に近く浅い地震帯です。
東方沖で地震が集中することは、フィリピン海プレートに沿って、この激しい地震活動が北上する可能性が高いことを示しています。
つまり、房総南東沖の横ずれ断層帯(3重会合点から相模湾)の地震活動とそのフロントの地震活動(東京湾/茨城沖/福島はるか沖)がさらに活発化する可能性が大きい。
また、伊豆七島の北端部(三宅島/伊豆大島/相模湾/箱根)も活発化するかもしれません。

現時点では、横ずれ断層帯とそのフロントの地震活動が茨城方面を中心に活発であり、今後の更なる活発化が懸念されます。

●地震指標のモニタリング
埼玉浦和観測点が本日未明から観測再開し、0:30に800mVのノイズを観測していますので、房総/銚子/茨城方面でM3-M4程度の地震が24時間以内に予想されます。
千葉香取観測点でも6−8時に、平均値が500mVほど2時間近く上昇しているのもこの予想を支持しています。


図322昼1(USGS)
08/
3/22
5:18
●日本の有感地震活動
1、21日18:21;十勝沖;深さは10km、M4.7、最大震度2
2、21日20:24;宮城県沖;深さは70km、M3.4、最大震度1
1の地震活動は昨日予想した場所と規模の範囲内でした。2の地震活動は牡鹿半島近郊で予想した場所ですが、規模が小さくまだ後続があると思います

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/21;変化無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/21;急増急減(小−中規模)。精密水温;0.1度上昇の高い水温継続(さらに0.1度高い時間帯あり)。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/21;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:3/20;700mVノイズ4本程度でやや多い。3/21;700mVノイズ1本。
○清水FMノイズ;収束。
○広帯域観測(3/21);大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏(8時ごろ500mVまとまったノイズ)。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測;0-2度、夜間発光
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/20;14mVの変動(やや大きい)。3/21;変化無
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;40mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動。3/20;30mVの変動(やや大きい)、地電位も大きく変動
○地震予測マップ3/21;伊勢湾−熊野灘15日連続、富山湾/能登半島マーク続く。
○地震雲;昨日と同じ。

★植物生体電位の愛知が3/19と3/20にやや大きく動いています。京都のコンパス観測も変動があります。京都から170km圏内の異変を示しています。注意状態。
日本海側はラドン濃度が急増急減。福井の精密水温も高い。能登から京都北部でM4程度の地震の発生が予想されます。
中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)、愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/3/21;2−8時にノイズ多い。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;ノイズ収束傾向。発生に注意。
○広帯域観測(3/21):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(20時まで)。
○広島地電位;3/19と3/20変動なし、3/21;僅かに変動。
○空の掲示板354;阿蘇山の火山活動は活発。
○地震予測マップ3/21;豊後水道/伊予灘近郊で赤マークが連続中。
伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/21;サイトのコメントをそのまま引用します。
「@Aで東よりを観測しています。とくにAは東7度で強い東よりです。昼前もその動きは続いています。畑のBCも東よりです。午後2時過ぎも@Aの強い東よりは続いています。夕方も動きはなお続いています。
井戸水の水温は15.7度で前日より0.5度上がる(発生に注意!)。」「午前中から昼前にかけては@ACで東より、Bで西よりを観測しましたが、午後3時過ぎまでにはほぼ0に戻る。夜になってから@Aで西よりに変化しました。夜遅くはAが大きく西よりに変化(Aは弱い東より)念のためシグナルケースをレベルアップしました。井戸水の水温は15.7度で前日と同じです。」
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/21;漸減。
○地震雲;3/16までは昨日に同じ。空の掲示板343;東北に連続して「さざ波雲」、356;「岩手沖に不穏な雲帯」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く(1ヶ月以上継続)。
岩手;M4.5-5.5、佐渡島から山形でM4-M5が予想。岩手は内陸部から沖合近くが予想され、警戒です。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/21;変動極めて少ない。水温;一時的に上昇。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:150mV連続ノイズ再開。
埼玉浦和;欠測。
東京調布:静穏。
千葉香取:1300mV連続、平均値で100-300mVノイズ。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;ノイズ発生無。
横浜;変化無。
○広帯域観測
横浜市金沢区:3/20;15時ごろ3000mvのまとまったノイズ。3/21変化無。千葉市:更新無。
○植物生体電位(千葉から東北太平洋側指標)
新宿;3/19;30mVの変動、3/20;20mVの変動、3/21;一時的に15mV上昇。
相模原;3/19;100-200mV大きく変動、3/20;10-20mVの変動、3/21;10-40mVの変動
○地震雲;3/16と同じ。

★相模湾/箱根方面でM3-M4の地震が予想されます。関東でM4以上の地震は予想されません(ラドン濃度の変動幅より推測)

●まとめ
世界の地震活動は中国での大地震による抑制から開放され、各地でM4クラスの地震が発生。
岩手方面のM5程度、能登から京都北部(若狭湾)、愛知、三重、和歌山北部、伊予灘方面のM4程度、相模湾/箱根方面でM3-M4の地震に警戒
関東は比較的平穏です(抑制が続いています)。

08/
3/21
18:32
●日本の有感地震活動
21日13:51;茨城北部;深さは50km、M3.5、最大震度1
朝に予想した地域でした。規模は予想よりやや小規模でした。

世界の地震活動は中国で起きた大地震のM4-M5の余震が本震発生後11回続いています。

08/
3/21
12:00
●太陽活動
太陽風速度512km/秒。磁場強度4.1nT。太陽風密度1.6proton/cm3。
彗星近日点;3/19、3/20、3/23(2彗星)。月引力;3/22満月(大潮ピーク、大潮期間3/22-3/25)
彗星近日点付近で太陽の磁場構造変化がおきやすい期間です。彗星近日点と大潮も重なり、大きな地震もおきやすい期間です。

●世界のM4以上地震活動(日本時JST)
1、3/20;23:10、フィリピン、ミンダナオ島マニラの南東1125kmの海域;M6.0、深さ33km
2、3/21;07:33、中国新彊ウイグル自治区ホータン(Hotan)の南東230kmの陸域;M7.3、深さ37km

フィリピンの激しい地震活動が続いています。ウイグル自治区近郊のタリム盆地北西部には活断層が多く分布し、地震活動活発な地域です。2003年2月24日には新疆ウイグル自治区の
喀什(カシ)地区の巴楚(バチュ)付近において,マグニチュード6.8の地震が発生した.
M4.4-M5.5の余震が5回続いています。彗星近日点の影響がすでに現れています。
08/
3/21
5:23
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/20;変化無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/20;変化無。精密水温;0.1度上昇の高い水温継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/20;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:3/18;650-700mVノイズ多く基線が一時的に上昇。3/19;静穏。3/20;700mVノイズ4本程度でやや多い。
○清水FMノイズ;収束。
○広帯域観測(3/20);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測;0-1度
○植物生体電位愛知県美和観測点:14mVの変動(やや大きい)
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/19;30mVの変動(やや大きい)
○地震予測マップ3/20;伊勢湾−熊野灘14日連続、富山湾/能登半島マーク続く。
○地震雲;昨日と同じ。

★植物生体電位の愛知がやや大きく動いています。日本海側はラドン濃度の変動がないため、M4以上の地震の発生は予想されませんが、福井の精密水温が下がらず、まだ心配な状況。
内陸部は静穏。中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)、愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/3/20未明にノイズ多い。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/20もノイズ多い。
○広帯域観測(3/20):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(20時まで)。
○広島地電位;3/19と3/20変動なし
○空の掲示板354;阿蘇山の火山活動は活発。
○地震予測マップ;豊後水道/伊予灘近郊で赤マークが連続。
伊予灘/豊後水道でM4-M5程度の地震が予想される。広島の地電位を組み込みました。今のところ、大きな変動はない。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/20;サイトのコメントをそのまま引用します。
「@Aで東よりを観測しています。とくにAは東7度で強い東よりです。昼前もその動きは続いています。畑のBCも東よりです。午後2時過ぎも@Aの強い東よりは続いています。夕方も動きはなお続いています。
井戸水の水温は15.7度で前日より0.5度上がる(発生に注意!)。」
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/20;漸減。
○地震雲;3/16までは昨日に同じ。空の掲示板343;東北に連続して「さざ波雲」、356;「岩手沖に不穏な雲帯」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く(1ヶ月以上継続)。
★昨日に同じ。岩手;M4.5-5.5、佐渡島から山形でM4-M5が予想。岩手は内陸部から沖合近くが予想され、警戒です。青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/20;変動少ない。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束。
埼玉浦和;昨晩20時1200mVノイズ、22時800mVノイズ
東京調布:静穏。
千葉香取:1300mV連続、平均値で100-300mVが昨晩収束。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;ノイズ発生無。
横浜;弱いパルス状の変動が散見。
○広帯域観測(3/20)
横浜市金沢区:15時ごろ3000mvのまとまったノイズ。千葉市:更新無。
○地震雲;3/16と同じ。

★房総/銚子/茨城でM4-M4.5、相模湾/箱根方面でM4-M4.5の地震が予想されます。

●まとめ
2008年1月から現在まで日本の地震活動は、世界に比べ、著しく抑制された異常な状態でした。このままこの抑制が続いてくれたらと願っていましたが、最近、変化の兆しが次第に大きくなっています。
関東では、ポイントになる茨城でのM4-M5クラスの地震、愛知では珍しく震度2の有感地震などが発生。植物生体電位の変化も年初と比べると大きく変動し始めました。
私の地震の予想は勉強中でまだ試行錯誤ですが、日々の動きを各種の指標で予想する方法には少しずつ手ごたえは感じています。
しかし、左欄に警戒地域として示した数ヶ月程度の予想は最近の日本の地震活動の抑制で外れているものも多いと思います。
今後は、動きが激しくなると思いますので日々の指標のモニタリングに集中して短期の予想に集中していきます。そのため、左欄の数ヶ月程度の予想である警戒地域は一度はずしました。
ご心配をかけた皆様には、お詫びします。誠に申し訳ありませんでした。
今後は抑制が長期に続いたために、激しい動きがあるように感じます。過去10年経験しないような大きな地震が10ヶ月以内に発生するかも知れません。データを日々見ている研究者の感想としてそう思います。
日々の動きを丁寧にモニタリングしていきたいと思います。まどろしい方法かもしれませんが、そのことによりサイト本来の目的である「防災のための地震予想」に結びつけたいと思います。

08/
3/20
18:24
●日本の有感地震活動
1、20日12:24;千葉県北西部;深さは90km、M3.7、最大震度1
千葉県佐倉市近郊の地震活動です。東京湾北縁の地震活動でもあります。気になる場所です。
●植物生体電位の新宿観測点で、3/19に30mVの比較的大きい変化。同じく植物生体電位の相模原観測点の3/19の大きい変化。相模原観測点では、3/19に地電位も大きく変化しています。
ともに千葉から東北の太平洋側のM5以上の地震に先行するようです。
なお、朝のモニタリングに上記の相模原/新宿の観測点を入れていきます。また、詳細なデータを知りたい場合には、本サイト目次7;予測データサイトにすべての観測点のアドレスは示してあります。

08/
3/20
12:02
地震に先行して電磁気的異常が観測されることが知られています。それ以外にも、植物の異常現
象,動物の異常行動,雲などの異常気象など様々な事項が指摘されています。研究者が樹木(ネムノキ)の樹皮をはぎとり,そこに電極を設置し,地中との電位差
を長期にわたり観測したところ,地震の数日前に電位差に異常が生じる場合がいくつも観測されたと報告している。
これらの電磁気的異常、植物生体電位の異変と地震の関係をまとめた報告があります。こちら
東大の福井先生やNPO法人国際地震予知研究会の斉藤さんらによる報告です。HTML形式の報告を紹介しています。
本来のPDF形式は紹介したリンクのページ上部に掲載されていますので、活用ください。ダウンロードに時間がかかるため、ここでは簡易版を紹介しています。

植物は動物が本能的に持っている前兆検知能力を持っていると思います。動物より植物の方が観測には適し、直流観測ができます。電磁波は周波数が低いほど自然雑音の影響を受けにくく、地震発生予測に効果的といわれる。植物生体電位観測、地電位観測は直流(周波数0Hz)を観測しています。
植物生体電位観測では、今のところ数日以内に観測点から半径1,000km以内の所でM=4−7の地震が起こる可能性が60%と言うレベルで予測することがやっとだといわれています。そのため、ここでは、他の電磁波やラドン濃度などと組み合わせて総合的に判断しようとしています。また、観測点により、感知する地域に特異性があるようです。

さて、ここ数日愛知の植物生体電位の変化が注目されます。愛知の測定点は、まだ少ない例ですが、本州中部や日本海側の地震(京都北部から新潟)に反応しているようです。植物生体電位愛知県美和観測点の3/14-3/15の大きな変動は3/17の石川西方沖地震(M4.4とM4.0)及び3/19未明の愛知西部地震(M3.7)が対応地震だと思います。
また、名古屋市の昭和高校観測点では、3/19午後に植物生体電位と地電位の大きな変動を観測しています。美和観測点では変動は観測されていません。
3/20未明の能登半島M3.2がその対応地震の可能性もありますが、今後2,3日愛知/静岡西部方面はM4-5程度の地震に警戒ください

08/
3/20
4:39
●日本の有感地震活動
1、19日23:18;福島県沖;深さは70km、M4.3、最大震度2
2、20日00:05;能登半島沖;深さは10km、M3.2、最大震度2
3、20日00:34;北海道東方沖;深さは50km、M4.4、最大震度1
4、20日01:36;茨城県南部;深さは50km、M3.6、最大震度2
2の地震活動は昨日朝に予測したとおりです。規模はやや小さかった。3の地震活動は国後島南方沖です。4の地震活動の前兆は埼玉浦和観測点で昨晩23時半頃600mVほどのノイズピークを観測しています。対応地震までの間隔は2時間。小さい規模の地震の場合には、前兆から発生まで短時間の場合も多いようです。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/18;急減急増(小-中規模)。3/19;変化無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/18;急増急減(小-中規模)。3/19;変化無。精密水温;0.1度上昇の高い水温継続。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/19;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:3/18;650-700mVノイズ多く基線が一時的に上昇。3/19;静穏
○清水FMノイズ;収束。
○広帯域観測(3/19);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/ややノイズ多い。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測;0-1度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/14-3/15;大きく変動。3/16-3/19;3-6mVの変動続く。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/14;大きく変動。3/15、16、17、18;通常の変動内。
○地震予測マップ3/19;伊勢湾13日連続、富山湾/能登半島マーク続く。
○地震雲;昨日と同じ。

★一昨日からの同じ傾向が続いています。福井の精密水温が下がらない。
内陸部は静穏。中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)、愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/3/20未明にノイズ多い。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/19ノイズ多い。
○広帯域観測(3/19):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(20時まで)。
○空の掲示板354;阿蘇山の火山活動は活発。
○地震予測マップ;大分/豊後水道/伊予灘/広島で赤マークが重なる。
伊予灘/豊後水道/広島南部近郊でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/19;@Aは強い東よりを観測。畑の観測点のBCは0で変化無。夕方も@Aの強い東より継続。@には揺らぎが見られます。夜遅くもその動きは継続。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/19;漸減。
○地震雲;3/16までは昨日に同じ。空の掲示板343;東北に連続して「さざ波雲」、356;「岩手沖に不穏な雲帯」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く(1ヶ月以上継続)。
★昨日に同じ。岩手;M4.5-5.5、佐渡島から山形でM4-M5が予想。岩手は内陸部から沖合近くが予想され、警戒です。青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/19;極僅かな急落急増。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束。
埼玉浦和;至って静穏
東京調布:静穏。
千葉香取:1300mV連続(平均値で100-300mV)。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;ノイズ発生無。
横浜;昨日午後に弱いパルス状の変動が多くみられました。
○広帯域観測(3/19)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;3/16と同じ。

★本日関東はM4以上の地震は発生しないと予想します。

●まとめ
岩手のM4.5-M5.5の地震に警戒。和歌山北部/紀伊水道のM4-M5、伊予灘/豊後水道近郊の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。

08/
3/19
18:05
世界も日本も地震活動は静かです。地震の指標も関東/関西ともに静穏です。特に関東は極めて静穏です。

08/
3/19
11:52
●日本の有感地震活動
1、19日03:22;沖縄本島近海;深さは40km、M4.0、最大震度1
2、19日08:47;宮城県中部;深さは10km、M3.2、最大震度1
宮城の地震は東松島市近郊でした。牡鹿半島中心の地震活動が続いています。

世界のM4以上地震活動も極めて静穏です。
日本付近は低気圧の通過中で、さらに地震活動のトリガーがなく、地震活動も静かです。

08/
3/19
4:35
●日本の有感地震活動
19日02:08;愛知県中部(春日井市);深さは40km、M3.7、最大震度2
3/17昼に報告したように、石川西方沖の反対方向の地震活動でした。静岡西部ではなく、愛知で発生した。このことからも、1月以降報告しています、若狭湾/伊勢湾構造線ラインを中心にした地震活動が進んでいることがわかります。
恵那山/猿投山北断層帯の南端部の地震活動です。M5以上の前兆はありませんが、しばらく警戒願います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/18;急減急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/18;急増急減(小-中規模)。精密水温;0.1度上昇継続(さらに0.1度一時的に上昇)
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/18;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:650-700mVノイズ5本。やや多い。さらに基線が15-18時盛り上がる
○清水FMノイズ;昨日8時で収束。
○広帯域観測(3/18);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測;0-1度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/14;大きく変動。3/15;大きく変動(昼まで)。3/16;3mVの変動。3/17;6mVの変動。3/18;6mVの変動
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/14;大きく変動。3/15、16、17;通常の変動内。
○地震予測マップ;伊勢湾12日連続、富山湾/能登半島
○地震雲;昨日と同じ。

★昨日と同じ傾向が続いています。福井のラドン濃度が変動し、精密水温も下がらない。地震予測マップでは能登半島連続マーク。能登から若狭湾:M4-M5の地震に警戒(新潟方面ではないようです)。
内陸部は静穏。中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)、愛知/三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/3/16の未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/18ノイズ多い。
○広帯域観測(3/18):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(20時まで)。
○地震予測マップ;大分/豊後水道/伊予灘/広島で赤マークが重なる。
伊予灘/豊後水道/広島南部近郊でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/18;朝は4箇所全てで変化を観測。Bの西より以外3つは東。17日のぶり返しにもみえる。午後もなお動きは続き夕方いったん0に戻るも、夜遅くは再び東より。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/18;漸減。
○地震雲;3/16までは昨日に同じ。空の掲示板343;東北に連続して「さざ波雲」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く;(1ヶ月以上継続)。
★昨日に同じ。岩手;M4.5-5.5、佐渡島から山形でM4-M5が予想。岩手は内陸部から沖合近くが予想され、警戒です。青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/18;急増急減(小規模)。水温3/12からやや高い。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束。
埼玉浦和;至って静穏
東京調布:ややノイズ多い。
千葉香取:1300mV連続(平均値で100-300mV)。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;ノイズ発生無。
横浜;未明の波形は僅かな不規則な変動を含む。ここ数日(16日の午後から夜等)同じような波形が出現。
○広帯域観測(3/18)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;3/16と同じ。

★本日関東はM4.5以上の地震は発生しないと予想します。昨日よりも僅かに大きな地震が発生しやすい環境(ラドン濃度変化より)。

●まとめ
昨日と同じ。岩手のM4.5-M5.5の地震に警戒。能登半島周辺の地震活動は継続しそうです。和歌山北部/紀伊水道のM4-M5、伊予灘/豊後水道近郊の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。
08/
3/18
21:49
JST(日本時間)3/18;17:22;ケルマディック諸島;M6.1
ケルマディック諸島は、南太平洋のニュージーランド領の火山諸島で、ニュージーランド北島の北北東約1000Kmに位置している。
その地震以外は非常に静穏です。日本の有感地震活動も未明の父島近海以降発生無。
地震指標は朝と傾向は同じです。本州中部と北東北が注目です。

08/
3/18
11:43
●日本の有感地震活動
1、18日01:39;父島近海;深さは10km未満、M4.6、最大震度1
3/14;M6.0、3/16;M5.1に引き続き、父島東方沖で発生。位置は前回よりやや南の海域です。激しい地震活動が父島から八丈島の間のプレート境界面付近で続いています。
関東の地震の指標にしている岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度の変動の触れ幅が、最近4日間ぐらいかなり小さく、抑制状態にあります。
地震予測マップでも、関東近郊では、ほとんどマークはついていません。
この抑制が何を意味して、どのように指標が変化していくか注目されます。

08/
3/18
5:09
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/17;急減急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/17;急増急減(小-中規模)。精密水温;0.1度上昇継続
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/17;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:650-700mVノイズ5本。やや多い。
○清水FMノイズ;700mV連続ノイズ。平均値でも100-200mVノイズ
○広帯域観測(3/17);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測;0-1度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/14;大きく変動。3/15;大きく変動(昼まで)。3/16;3mVの変動。3/17;6mVの変動。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/14;大きく変動。3/15;通常の変動内。
○地震予測マップ;伊勢湾11日連続、富山湾/能登半島
○地震雲;昨日と同じ。

★福井のラドン濃度が変動し、精密水温も下がらない。地震予測マップでは能登半島連続マーク。能登から若狭湾:M4-M5の地震に警戒(新潟方面ではないようです)。
内陸部は静穏。中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道近郊)、三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。
愛知の植物生体電位は3/14-3/15に大きく変動、3/16-3/17は小規模な変動。本州でM5-M5.5の地震が発生する前兆と思われる。後2日ほど警戒願います。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/3/16の未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11-3/16の著しいノイズは次第に収束。3/18未明に激しいノイズ。
○広帯域観測(3/17):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(20時まで)。
○地震予測マップ;豊後水道近郊でマーク続く。
伊予灘/豊後水道近郊でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/17;朝から昼にかけて4箇所とも東より。前兆と推定されます。午後も東より継続。午後4時過ぎまでには0に戻る。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/17;漸減。
○地震雲;3/16までは昨日に同じ。空の掲示板343;東北に連続して「さざ波雲」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く;(1ヶ月以上継続)。
岩手;M4.5-5.5、佐渡島から山形でM4-M5が予想。岩手は内陸部から沖合近くが予想され、警戒です。青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/17;急増急減(極小規模)。水温3/12からやや高い。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束。
埼玉浦和;静穏
東京調布:静穏。
千葉香取:1300mV連続。
千葉稲毛;200-300mV連続。
三宅島;ノイズ発生無。
横浜;3/16夜に弱い不規則なレベルの変動有り。
○広帯域観測(3/17)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;3/16と同じ。

★本日関東はM4以上の地震は発生しないと予想します。

●まとめ
岩手のM4.5-M5.5の地震に警戒。能登半島周辺の地震活動は継続しそうです。和歌山北部/紀伊水道のM4-M5、伊予灘/豊後水道近郊の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。
08/
3/17
18:01
●日本の有感地震活動
1、17日13:51;熊本地方;深さは10km、M2.5、最大震度1
2、17日15:49;茨城県沖;深さは20km、M3.9、最大震度1
3、17日16:44;沖縄本島近海;深さは40km、M3.6、最大震度1
1と3は同類です。1の地震活動は別府島原地溝帯(南西諸島の北縁部)の地震活動です。最近では中央構造線断層帯(和歌山北部/紀伊水道)が後続します。
2の地震活動は茨城/福島の県境付近で50kmほど沖合いです。朝の予想のとおり、M4は超えませんでした。harvestmapで見ると房総沖/千葉近郊/銚子沖/茨城沖でM2-M3の地震が活発です。

●地震指標のモニタリング
大きな動きはありません。

08/
3/17
11:48:41
●日本の有感地震活動
1、16日20:24;宮古島近海;深さは60km、M3.7、最大震度1
2、16日22:25;八丈島東南東260km海域;深さは35km、M4.8(USGSより)1
3、16日23:09;宮城県中部;深さは100km、M3.6、最大震度1
4、17日07:01;石川県西方沖;深さは10km、M4.4、最大震度2
5、17日07:38;石川県西方沖;深さは10km、M4.0、最大震度1
3の地震活動は16日朝に予想した地域ですが、規模が小さかった。前兆に対する対応地震としては小さく、しばらく注意した方がいいようです。
4と5の地震活動は、朝予想した場所と規模の範囲内でした。福井のラドン濃度の変化はなかったのですが、上昇した精密水温が下がらず、過去例から、能登から京都北部(若狭湾)までの地域でM4以上の地震活動が発生すると予想しました。やはり、水温の上昇(地温の上昇)には注意すべきだということがわかります。金沢市から北西85kmの海域で陸域から離れた地域でしたので、よかったです。
今後は、明日朝に精密水温が低下していることの確認と、反対方向の静岡西部/東海沖/三重方向の地震に注意すべきだと思います。

3/17
7:33
空の掲示板335に投稿しましたが、本日朝7時、中越方向から大規模な全放射。
植物生体電位愛知県美和観測点:3/14と3/15の大きな変動は、本観測点が昨年の中越地震前に観測したように、中越由来かもしれません。しかし、ほぼ2日で収束しているので、M6を超えるような地震ではなく、M4.5-M5.5の間の規模を推察します。
朝に予想した佐渡島よりやや西側です。本日明日と警戒願います。
また、空の掲示板に後で投稿しますが、宮城方向からも雄大な放射雲が広がっており、こちらもM4.5-M5の範囲内と推察します(本日/明日)。

08/
3/17
5:02
●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/16;急減急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/16;急増急減(極小規模)。精密水温;0.1度上昇継続
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/16;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:700mV、850mVノイズそれぞれ1本。
○清水FMノイズ;700mV連続ノイズ収束。
○広帯域観測(3/16);大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測;0度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/14;大きく変動。3/15;大きく変動(昼まで)。3/16;3mVの変動
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/14;大きく変動。3/15;通常の変動内。
○地震予測マップ;伊勢湾10日連続、富山湾/能登半島
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」288「東海道沖に帯状雲」
292「静岡西部から愛知県東部に同心円の雲と東海道沖に波状雲と筋雲」317「(大阪府北部から京都府南部)断層状雲」327「四国から関西の中央構造線上に長い雲帯状の鱗雲が発生」
「三重県の松坂市方面から熊野灘沖方面に吹きとばしの雲」
★内陸部は静穏。中央構造線断層帯(和歌山北部)/紀伊水道近郊、三重県で、M4-M5の地震に警戒ください。
また、日本海側の富山湾/能登半島方面でのM4-M5の地震活動にご注意ください。
愛知の植物生体電位は3/14-3/15にかけて大きく変動しましたが、3/16の変動は小規模でした。後3日ほど警戒願います。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/3/16の未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11-3/16の著しいノイズは次第に収束
○広帯域観測(3/16):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:更新無。
○地震予測マップ;豊後水道近郊でマーク続く。
伊予灘/豊後水道近郊でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/16;午前中から午後にかけては0。夕方から再び15日と似たような動きを観測しています。夜遅くまでには0に戻る。井戸水の水温は15.6度で前日より0.7度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/15;漸減。
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に。」267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」285;「衛星画像で日本海側でノイズ」288「東北の岩手から青森の内陸のさざ波雲の連日発生。」
288;「十勝上空の亀裂雲」306;「岩手と北海道にさざ波雲が出ています。岩手は、再度発生のため要注意」
317「朝から東北地方に再びさざ波雲が発生。朝鮮半島にまで、さざ波雲が発生。」「佐渡島周辺に波状雲と亀裂雲」
327「岩手のさざ波雲は無くなった。収束したかも。北海道は、択捉島の南東沖にさざ波雲が発生。」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く;(1ヶ月以上継続)。
宮城から岩手;M4-5、佐渡島から山形でM5前後が予想。青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/16;急増急減(極小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束(注意)。
埼玉浦和;昨日15時から本日未明にかけて200-500mVの変動する連続ノイズ(始めてみました)。注目(昨晩はこの推移を見極めていました)。
東京調布:静穏。
千葉香取:欠測。
千葉稲毛;欠測。
三宅島;昨日13時でノイズ収束
横浜;更新無
○広帯域観測(3/16)
横浜市金沢区:更新無。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生、285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲
317;房総半島南部の海岸付近から雲帯とさざ波雲

★本日関東はM4以上の地震は発生しないと予想します。しかし、房総/銚子沖/茨城方面で群発地震あるいは高頻度のM2-M3の地震が発生するかもしれません。

●まとめ
本州中部で動きがありそうです。和歌山北部/紀伊水道/三重県/岩手のM4-M5、日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)、伊予灘/豊後水道近郊の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかですが、房総/茨城でM2-M3の地震が頻発するかもしれません。

臨時
とりあえず、明日朝までは、大丈夫そうです。お騒がせしました。
08/
3/16
18:09
●日本の有感地震活動
1、16日13:17;父島東方沖;深さは70km、M5.2、最大震度2
2、16日13:58;釧路沖;深さは50km、M3.4、最大震度1
1の地震活動は15日のM6.3の近郊で発生。ホットスポットハワイ島地震以降、太平洋プレートの押しが活発なように感じます。
2の地震活動は北千島列島で続く活発な地震活動の後続地震のようです。
●地震指標のモニタリング
気になる点がありますので、8−9時の間に再更新します。

08/
3/16
11:51
●気象庁から2008年 No.11 火山の概況(平成20年3月7日 〜 平成20年3月13日)が発表になった。
いずれの火山も予報警報事項に変更はなかった。特徴的な概要を記す。
○三宅島
噴煙高度は火口縁上100〜200mで推移した。火山性地震はやや多い状態が続いている。
○硫黄島
地震活動は落ち着いた状態で経過しているが、島全体が大きく隆起する地殻変動は鈍化したものの現在も継続している。硫黄島では火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想される.
○阿蘇山
7日19時頃に中岳第一火口南側火口壁で、火山ガスが燃焼する火炎現象が確認されたが、中岳第一火口の湯だまりの湯量や表面温度、また地震などの観測データに特段の変化はない。その後、火炎現象は観測されていない。
阿蘇山では火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候はみられない。ただし、火口内では噴気や火山ガスの噴出が見られることから、火口内及びその付近では火山灰噴出等に警戒が必要である。また、火口周辺では火山ガスに対する注意が必要である。

08/
3/16
5:26
●太陽活動
太陽風速度572km/秒。磁場強度4.2nT。太陽風密度1.6proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-30から-50nT続く。

●世界のM4以上地震活動
ホットスポットでの地震活動が続いています。JST3/15;23:44アメリカオレゴン州沖合海嶺M5.9、3/16;2:53;同海嶺;M4.2
JST3/15;23:43、スマトラ北部;M6.2

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/15;変動無
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/15;急増急減(極小規模)。精密水温;0.1度上昇
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/15;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。
○清水FMノイズ;700mV連続ノイズ継続し、平均値でも100-200mVノイズ
○広帯域観測(3/15);大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測;0度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/14;大きく変動。3/15;大きく変動(昼まで)。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/14;大きく変動
○地震予測マップ;伊勢湾9日連続、富山湾/能登半島
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」288「東海道沖に帯状雲」
292「静岡西部から愛知県東部に同心円の雲と東海道沖に波状雲と筋雲」317「(大阪府北部から京都府南部)断層状雲」

★内陸部は静穏で、M4以上の地震は発生しないとおもいます。富山湾/能登半島方面でのM4-M5の地震活動にご注意ください。
愛知の植物生体電位の二つの観測点で3/14に大きな変動が認められた。本州でM6前後の地震が発生するという前兆だと思います。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11-3/14の著しいノイズが次第に収束
○広帯域観測(3/15):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:更新無。
○地震予測マップ;豊後水道近郊でマーク続く。
伊予灘/豊後水道近郊でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測3/15;朝は4箇所全てで変化を観測。Cには揺らぎ。前兆の可能性が高いと推定。Cは昼前までに@Aは夕方までに0に戻る。
井戸水の水温は16.3度で前日より0.8度上昇
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/15;漸減。
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に。」267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」285;「衛星画像で日本海側でノイズ」288「東北の岩手から青森の内陸のさざ波雲の連日発生。」
288;「十勝上空の亀裂雲」306;「岩手と北海道にさざ波雲が出ています。岩手は、再度発生のため要注意」
317「朝から東北地方に再びさざ波雲が発生。かなりやばい。朝鮮半島にまで、さざ波雲が発生しています。これは、地震が大きいという印です。大きいほど広範囲に現れます。」「佐渡島周辺に波状雲と亀裂雲」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く;(1ヶ月以上継続)。
宮城から岩手;M5-6(画像で判断)、佐渡島から山形でM5前後が予想。青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/15;変動無。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束(注意)。
埼玉浦和;静穏
東京調布:静穏。
千葉香取:0-300mV平均ノイズ。
千葉稲毛;200mVノイズ(最近の平均レベルよりやや低い)。
三宅島;200-600mV連続ノイズ(最近の変動の範囲内)
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられない。
○広帯域観測(3/15)
横浜市金沢区:更新無。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生、285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲
317;房総半島南部の海岸付近から雲帯とさざ波雲
★3/15も至って静穏です。本日関東はM4以上の地震は発生しないと予想します。

●まとめ
東北地方のM5-M6、襟裳岬近郊のM5前後、日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)、伊予灘/豊後水道近郊の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。

08/
3/15
18:00
●日本の有感地震活動
1、15日13:50;千葉県東方沖;深さは30km、M3.0、最大震度2
2、15日14:45;福島県沖;深さは20km、M4.1、最大震度1
3、15日17:06;石垣島近海;深さは60km、M4.8、最大震度2
1と2の地震活動が朝に予想した関東の地震です。福島沖と茨城沖は福島に観測点がないために、区別がつきにくい。

3の地震活動は八重山諸島の地震活動です。福岡市の観測点で99mHzの南北方向のノイズを見直してみましたが、特に大きいというノイズはないと思います。ノイズ観測、コンパス観測、ラドン濃度、植物生体電位などの観測点が沖縄にあれば、予想できるのですが、現在のところ、衛星観測の雲の写真と地震予測マップで推定するしかない地域です。
現在の地震活動の中心はフィリピンにあると思いますので、八重山諸島はM3-M5の範囲内で地震活動は散見されると思います。

08/
03/15
12:06
●日本の有感地震活動
15日07:42;父島近海;深さは10km未満、M6.3、最大震度3
2/27父島近海M6.6以来、2回目の父島近海の大地震でした。図315昼1に本年1月以降のM3以上の父島東方沖の地震活動を示しています。2/27の震源近郊の地震活動です。紫の線はプレート境界面です。本震源一帯はプレートの沈み込み帯のすぐ近くで発生したしたため、深さが浅い地震となりました。父島の西方沖には深発の地震帯がありますが、今回は東方沖のプレート境界面近郊です。この一帯から北方にM4-M6の激しい地震活動を示している地域があります。
プレート境界面側ですので、七島小笠原海嶺とその北端である大島/相模湾/箱根また、房総南東沖の横ずれ断層とそのフロント(東京湾/銚子/茨城沖)方向の地震活動の活発化が懸念されます。

●岐阜の地下水ラドン濃度の更新が遅れていたようですが、更新され、全ての観測点でほとんど変化無しです。
心配していた福井大野市の地下水精密水温も下がっていました。明日の推移が決め手になると思います。

●植物生体電位愛知美和観測点ですが、昨日に引き続き、本日もやはり年初来の激しい変動を続けています。データはこちら
過去例では、2007/3/22-3/25(能登半島地震前)と2007/07/12-07/15(新潟中越沖地震)前の変動に匹敵します。能登半島地震前、新潟中越沖地震前ともに4日間この激しい電位の変動が続きました。
今まで報告してきた、東海沖/紀伊半島(熊野灘)沖/志摩半島付近、若狭湾から能登半島/富山湾また、念のために広島南部(安芸灘)/東北岩手方面などの前兆現象に気をつけてみてください。
もし、生体電位の変化がM6以上地震の前兆であれば、本日は4日間続くと考えられる前兆の2日目と考えられます。

08/
3/15
5:21
●太陽活動
太陽風速度602km/秒。磁場強度4.8nT。太陽風密度2.7proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-30nT続く。

●世界のM4以上地震活動
ホットスポットハワイ島で3/13から3/14にかけてM2.5、M2.5、M1.8、M1.9、M3.2、M1.8と活発な地震活動が続いています。3/10;ハワイ島M2.9以降活発です。
また、同じくホットスポットである南アフリカ領のプリンス・エドワード諸島で3/13にM6.0の大地震。
3/12;アゾレス諸島M4.7、アメリカイエローストーンM2.5とM2.6。
また南太平洋のホットスポットサモア近郊では、最近一週間で、3/12バヌアツM6.3とM4.4、3/14トンガM5.1とM5.4の地震活動が続いています。
こんなに短期間に多くのホットスポットが活発化するのは極めて珍しいことです。ホットスポット(hotspot)とは、プレートより下のマントルに生成源があると推定されるマグマが吹きあがってくる場所ですので、マグマが上昇する時に地震活動が活発化します。
環太平洋火山帯(日本含む)の地震活動は今後、本格的に活発化します。

●日本の有感地震活動
1、14日20:06;岡山県南部;深さは20km、M4.0、最大震度2
2、15日00:40;石狩支庁南部;深さは20km、M2.6、最大震度1
3、15日01:16;日高支庁中部;深さは30km、M3.3、最大震度1
1の地震活動は昨日予想した安芸灘よりやや北の地域です。地震予測マップ提供元の田辺市サイトさんのコメント「岡山県で有感地震が起きた。ここでの発生は滅多に無くとても珍しいので、周辺地域の方は3ヶ月間ほど注意されておくほうが良いと思う。」
2と3の地震活動は北海道内陸部の地震活動です。特に3の日高から十勝方面の襟裳岬を中心にした地域はM4-M5クラスの地震が発生しやすい環境です。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/14更新無
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/12;急増急減(小-中規模)。3/13;変動少ない精密水温;3/12と3/13;0.1度上昇継続。3/14;更新無。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/14;更新無。
○田辺市AMノイズ:静穏(雷影響を除く)。
○彦根市FMノイズ:昨晩23時-本日未明にかけて700mV程度のノイズ3本。
○清水FMノイズ;700mV連続ノイズ継続
○広帯域観測(3/14)雷の影響は除く。
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測/;0度(変動の範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/14;大きく変動。降雨の影響ではないと考えられる。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/14;更新無。
○地震予測マップ;伊勢湾8日連続
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」288「東海道沖に帯状雲」
292「静岡西部から愛知県東部に掛けて同心円の雲と東海道沖に波状雲と筋雲が見られる」

植物生体電位の愛知の観測点が大きく(-16mV)変動しています。今後の推移に注目です。紀伊半島南東沖から東海沖にM6程度の前兆があることは報告してきました。
若狭湾から能登半島/富山湾のM5-M6の地震に警戒願います

◎中四国/九州
○福岡市(3/14;14時まで):VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11-3/13に著しいノイズ(3/8に匹敵)
○広帯域観測(3/14):徳島阿南市;静穏(雷影響除く)。鹿児島市:静穏(19時まで)。
○地震予測マップ;豊後水道近郊でマーク続く。
伊予灘/豊後水道近郊でM4-M5程度の地震が予想される。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測; 午前10時過ぎから@Aのコンパスで変化を観測(@は東よりでAが西より)。夜も変化はなお続き、 夜遅くはほぼ0に戻る
水温0.1度さがる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)3/14;更新無。
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」
空の掲示板285;「衛星画像で日本海側でノイズ」
空の掲示板288「東北の岩手から青森の内陸のさざ波雲の連日発生。かなり注意かと思われます。」
空の掲示板288;「十勝上空の亀裂雲」
空の掲示板306;「岩手と北海道にさざ波雲が出ています。岩手は、再度発生のため要注意が必要」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く;(1ヶ月以上継続)。
佐渡島から山形でM5前後が予想。岩手内陸部/青森東方沖から浦河沖/十勝から襟裳岬のM5程度

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/14;更新無。
○FMノイズ(昨晩の雷の影響は除く)
千葉行徳無指向:収束(注意)。
埼玉浦和;静穏
東京調布:静穏。
千葉香取:0-600mV平均ノイズ(昨日午前中))。
千葉稲毛;200mVノイズ(最近の平均レベルよりやや低い)。
三宅島;200-600mV連続ノイズ(最近の変動の範囲内)
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられない。
○広帯域観測(3/14)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
空の掲示板285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲

★3/14も至って静穏です。一昨日夕方報告を引き継ぎ、埼玉/茨城/銚子沖/房総沖でM4前後の地震が24時間以内

●まとめ
昨日に引き続き、日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)、安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊、東北/襟裳岬近郊のM5前後の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。



図315昼1(USGS)
08/
03/14
18:07
●日本の有感地震活動
14日16:16;秋田県沖(男鹿半島沖);深さは20km、M4.2、最大震度1
空の掲示板267;投稿者レモン@愛知さん「牡鹿半島沖にさざなみ雲」の対応地震です。3/8の衛星写真ですから、前兆後6日で発生。
●地震指標のモニタリング
大きな変化はありません。しかし、空の掲示板298に投稿された七里ガ浜の竜巻状の縦の雲は非常に危険な雲のように感じます。何かお気づきの方は、空の掲示板にレスを入れていただくと幸いです。

08/
03/14
12:24
大きな変化はありません。低気圧通過中ですが、通過後の天候回復時以降の地震に気をつけてください。

08/
3/14
4:54
●太陽活動
太陽風速度587km/秒。磁場強度4.5nT。太陽風密度1.3proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-30から-50nT続く。

●世界のM4以上地震活動
ホットスポットハワイ島で3/13;18:23;M2.5と18:33;M2.5。今後、環太平洋火山帯の地震活動は活発化します。

●日本の有感地震活動
13日17:41;根室半島南東沖;深さは60km、M5.4、最大震度3
北千島列島でM5クラスの地震が頻発していますので、その後続地震。今後、さらに襟裳岬近郊でM5クラスの地震が発生する可能性が高まった。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/13;変動少ない
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/12;急増急減(小-中規模)。3/13;変動少ない精密水温;3/12と3/13;0.1度上昇継続
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/13;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。
○清水FMノイズ;700mV連続ノイズ継続(平均値50-100mV)
○広帯域観測(3/13)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測/;0-東1度(変動の範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/131;変動無。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/12、3/13;地電位低下傾向、生体電位:変化無。
○地震予測マップ;伊勢湾7日連続
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」288「東海道沖に帯状雲」
292「静岡西部から愛知県東部に掛けて同心円の雲と東海道沖に波状雲と筋雲が見られる」

★全体的に静穏です。
福井県大野市和泉地下精密水温が上昇したままです。地温があがっていることを示しています。若狭湾から能登半島/富山湾のM5-M6の地震に警戒願います

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11-3/13に著しいノイズ(3/8に匹敵)
○広帯域観測(3/13):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(19時まで)。
○地震予測マップ;では、豊後水道と四国中央でマーク続く。
○メイン掲示板314;大分、山口、広島に熱異常マーク(人工的な熱源の疑い大)
日向灘M5.1と同程度の地震が安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊で2日以内に発生すると予想される(昨日と同じ)。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測; 午前中は 畑の観測点BCは0ですが、店の観測点は揺らぎのある西よりを観測。夜に収束。前兆の可能性と推定。
水温0.2度あがる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」
空の掲示板285;「衛星画像で日本海側でノイズ」
空の掲示板288「東北の岩手から青森の内陸のさざ波雲の連日発生。かなり注意かと思われます。」
空の掲示板288;「十勝上空の亀裂雲」
○地震予測マップ;東北北部内陸部のマーク続く;(1ヶ月以上継続)。
佐渡島から山形でM5前後が予想。青森東方沖から浦河沖または十勝から襟裳岬のM5程度

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/12;変化無。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束(注意)。
埼玉浦和;3/12;22:30頃、1200mVノイズ。3/13;静穏
東京調布:静穏。
千葉香取:200mV平均ノイズ(最近の平均レベル)。
千葉稲毛;200mVノイズ(最近の平均レベルよりやや低い)。
三宅島;200mV連続ノイズ(最近の変動の範囲内)
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられない。
○広帯域観測(3/13)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
空の掲示板285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲

★3/13は至って静穏です。昨日夕方報告を引き継ぎ、埼玉/茨城/銚子沖/房総沖でM4前後の地震が24時間以内

●まとめ
昨日に引き続き、日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)、安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊、襟裳岬近郊のM5前後の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。

08/
3/13
17:22
データ見落としで誠に申し訳ありません。埼玉浦和3/12;22:30頃、1200mVノイズを観測。
また、逆ラジオノイズで3/9と3/12に同じく浦和で強度が高いノイズを観測(特に3/12)。
埼玉/茨城/銚子沖/房総沖でM4前後の地震が24時間以内に予想されます
地震とは直接関係ありませんが、「生かせいのち」の目的で、なんでも掲示板に最近の新型インフルエンザ情報をまとめました。ご一読され、少しずつ感染病の知識を勉強された方がいい現状です。

08/
3/13
11:53
●日本の有感地震活動
13日11:05;新潟中越;深さは20km、M2.1、最大震度1
昨日の地震よりやや内陸部の地震でした。能登/新潟中越/長野北部とトライアングルで地震が連鎖する場合もありますので、ご注意ください。
●地震指標のモニタリング
福岡市のJJY40kHzノイズが本日も著しく多い。安芸灘/伊予灘/豊後水道方面は警戒です。他は朝と変りありません。

08/
3/13
4:51
●太陽活動
太陽風速度632km/秒。磁場強度4.9nT。太陽風密度2.4proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-30から-50nT続く。3/15まで高速風継続予想。

●世界のM4以上地震活動
○西半球のホットスポット(マグマが上昇する場所)での地震活動が活発です。西半球の最近1週間の地震活動を図313朝1に示した。丸で囲った地域がホットスポットです。3/10;ハワイ島M2.9、3/12;アゾレス諸島M4.7、3/12;アメリカイエローストーン;M2.5とM2.6。とうとうイエローストーンまで動き出しました。今後、アメリカの地震活動はさらに活発になると思います。
また、大西洋中央海嶺(黒線)での地震活動もめだちます。シベリア北部を軸にした反対地域になる本州日本海側の地震活動が活発化すると考えられます
○日本時間3/12;20:23;バヌアツ首都ポートビラ北西165km海域、深さ10km;M6.4

●地震指標のモニタリング
◎本州中部(中部と近畿圏)
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/12;急落急増(小規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け指標)3/12;急増急減(小-中規模)。精密水温;3/12;0.1度上昇
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け指標)3/12;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:650、700mVノイズそれぞれ1本。
○清水FMノイズ;昨晩19−24時700mV連続ノイズ(平均値100mV)
○広帯域観測(3/12)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:8時にやや顕著なノイズ(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。静岡市/静穏。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜東2度
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/11;変動無。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/11;更新無。
○地震予測マップ
伊勢湾6日連続、富山湾
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」288「東海道沖に帯状雲」
292「静岡西部から愛知県東部に掛けて同心円の雲と東海道沖に波状雲と筋雲が見られ、静岡西部で小規模の地震が4日以内に起こる感じです」

昨日同様、日本海側中心です。若狭湾から能登半島/富山湾のM5-M6の地震に警戒願います精密水温が上昇したままです
内陸部は静穏です。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/未明に顕著なノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11午前中に著しいノイズ(3/8に匹敵)。3/12でも顕著なノイズ
○広帯域観測(3/12):徳島阿南市;静穏。鹿児島市:静穏(19時まで)。
○地震予測マップでは、3/8に安芸灘M4.5以降も安芸灘にマーク。豊後水道でマーク続く。
○メイン掲示板314;大分、山口、広島に熱異常マーク。
日向灘M5.1と同程度の地震が安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊で2日以内に発生すると予想される(昨日と同じ)。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測;昨日は4つのコンパス中3つが東よりで、とくにAは強い東より。前日の11日の夜から続く。前兆が続く。昼までには0に戻る。夜にはAが再び東よりになる。
水温0.2度あがる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」
空の掲示板285;「衛星画像で日本海側でノイズ」
空の掲示板288「東北の岩手から青森の内陸のさざ波雲の連日発生。かなり注意かと思われます。」
空の掲示板288;「十勝上空の亀裂雲」
○地震予測マップでは東北北部内陸部のマークは2/2からほぼ連日1ヶ月以上も続きます。
佐渡島から山形でM5前後が予想。青森東方沖から浦河沖または十勝から襟裳岬のM5程度

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/12;急落(極小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束(注意)。
埼玉浦和;静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取:200mV平均ノイズ。
千葉稲毛;200-500mVノイズ(最近の平均レベル)。
三宅島;昨日6時以降200-500mVノイズ再開。500mVのノイズ時間長い
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられない。
○広帯域観測(3/12)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
空の掲示板285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲

★静穏です。本日関東ではM4以上地震は発生しないと予想します。

●まとめ
日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)、安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊、襟裳岬近郊のM5前後の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。



図313朝1(USGS)
03/12
18:25
臨時
●日本の有感地震活動
12日18:00;新潟中越;深さは20km、M3.9、最大震度3
朝に予想した佐渡沖から約50km南の中越で震度3の地震発生。
08/
3/12
18:05
●日本の有感地震活動
12日15時22分;四国南東沖;深さは40km、M3.6、最大震度1
朝に予想した紀伊水道方面の地震活動です。
●地震指標のモニタリング
大きな動きはありません。関東も静穏です。しかし、三宅島で500mV程度のノイズが続き、やや活発です。
大気イオン南淡路測定点については、NPO法人のニュースで「南あわじ測定点では、7日ごろから大気イオン濃度の測定値が不安定になっておりますので、当分の間、測定を休止、調整することと致します。近日中に測定器を交換し、測定を再開する見込みです。」

08/
3/12
12:15
●日本の有感地震活動
12日07時16分;徳島南部;深さは50km、M3.3、最大震度1
朝、予想した紀伊水道近郊の地震活動です。
●地震指標のモニタリング
大きな動きはありません。朝とほぼ同じです。福岡観測点のJJY40kHz;3/11午前中の著しいノイズ(3/8に匹敵)に続き、3/12の未明から8時まで著しいノイズ
安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊のM5規模の地震に注意です。
広帯域観測の鹿児島測定点がいたって静穏であるため、鹿児島/日向灘方面ではありません。

08/
3/12
5:33
●太陽活動
太陽風速度651km/秒。磁場強度5.0nT。太陽風密度1.6proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-30から-50nT。3/15まで高速風継続予想。

●日本の有感地震活動
1、11日23時40分;沖縄本島近海;深さは20km、M3.5、最大震度1

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/11;急落急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/11;急増急減(小-中規模)。精密水温;3/11;0.1度上昇その後0.1度低下。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/11;僅かに上昇。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/11)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏(9時−24時)。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;0-東1度(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/11;変動無。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点3/11;通常の変動範囲内。
○地震予測マップ
伊勢湾5日連続
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」288「東海道沖に帯状雲」

若狭湾から能登半島方面のM5-M6の地震に警戒願います。内陸部は静穏です。和歌山北部/紀伊水道方面のM4程度の地震に注意。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;3/11午前中に著しいノイズ(3/8に匹敵)。本日未明にもノイズ目立つ
○広帯域観測(3/11):徳島阿南市;静穏。
鹿児島市:静穏(19時まで)。
○地震予測マップでは、3/8に安芸灘M4.5以降も安芸灘にマーク。豊後水道でマーク続く。

日向灘M5.1と同程度の地震が安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊で2日以内に発生すると予想される(昨日と同じ)。

◎東北/北海道
○宮城県コンパス観測;午前中東2−4度。22時ごろ東1−3度(前兆)水温0.4度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」
空の掲示板285;「衛星画像で日本海側でノイズ」
空の掲示板288「東北の岩手から青森の内陸のさざ波雲の連日発生。かなり注意かと思われます。」
空の掲示板288;「十勝上空の亀裂雲」
○地震予測マップでは東北北部内陸部のマークは2/2からほぼ連日1ヶ月以上も続きます。
佐渡島から山形でM5前後が予想されます。
青森東方沖から浦河沖または十勝から襟裳岬のM5程度

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/11;急落(極小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:収束傾向
埼玉浦和;静穏。
東京調布:本日5時ごろ1000mVノイズ。。
千葉香取:静穏。
千葉稲毛;200-500mVノイズ(最近の平均レベル)。
三宅島;昨日6時以降200-500mVノイズ再開。500mVのノイズ時間長い
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられなくなった。
○広帯域観測(3/11)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
空の掲示板285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲

★東京調布の1000mVノイズ以外は静穏です。本日関東ではM4以上地震は発生しないと予想します。

●まとめ
日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)、安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊、襟裳岬近郊のM5前後の地震に警戒ください。
本日も関東は比較的穏やかです。

08/
03/11
17:45
世界のM4以上地震は極端に抑制されています。ホットスポットハワイ島で20時間ほど前にM2.9の地震が発生していますので、今後環太平洋火山帯の地震活動が活発化してきます。
日本の有感地震活動も本日未明の福島沖M3.7以降、すっかり鳴りを潜めています。
朝と昼に報告した若狭湾から能登半島方面、安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊、日高、浦河、十勝方面は警戒をお勧めします。
また、本日朝に報告した名古屋市植物生体電位は40mVほどの変化で、昨年の能登半島、新潟中越沖前にみられた変化量と同じです。まだ、断定できませんが、今まで報告してきた紀伊半島から東海沖も警戒が必要と判断します。
明日朝になれば、他の多くのデータが公開されますので、さらに判断がつくと思います。

08/
3/11
11:45
空の掲示板285で「北海道の日高山脈上空に縦の亀裂雲発生」。画像から判断するとM5規模はありそうです。地震予測マップでは2/21以降、3/10までの20日間、日高、浦河、十勝の陸域と襟裳岬沖合で、マークがついています。
マークのつき方も広範囲です。ご注意ください。
08/
3/11
4:59
●太陽活動
太陽風速度662km/秒。磁場強度4.2nT。太陽風密度3.1proton/cm3。沖縄磁気攪乱で-30から-50nT。3/15まで高速風継続予想。

●日本の有感地震活動
1、11日00時49分;高知足摺岬沖;深さは30km、M3.1、最大震度1
2、11日01時07分;宮古島近海;深さは50km、M3.9、最大震度1
3、11日01時45分;茨城県南部;深さは50km、M3.5、最大震度1
4、11日02時28分;福島県沖;深さは80km、M3.7、最大震度1
1の地震活動は地震活動が活発な場所ではないのですが、日向灘の震源範囲が東に広がってきたように思います。
2の地震活動は南西諸島の南端で発生。アジアの震源マップからは、地震活動の中心はフィリピンにあると思われますので、八重山諸島ではM3-M5の範囲内で推移すると思います。
3の地震活動は昨晩予想しました地域です。予想よりやや小規模でした。
4の地震活動は昨日予想の通り。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/10;変化無。3/9;僅かに低下。3/8;急落急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/10;変化無。3/9;急増急減(中規模)。精密水温;3/10;変化無。3/9;0.1度上昇。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/10;僅かに上昇。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/10)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:更新無。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;0-東1度(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/10;変動無。
○名古屋市植物生体電位&地電位観測点;3/10未明の地電位の大きな変化は雷雨の影響と考えられる。植物電位は未明から午前中に大きく変動。要注目
○地震予測マップ
伊勢湾4日連続
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」285「大阪上空の大きなさざ波雲」

若狭湾から能登半島方面のM5-M6の地震に警戒願います
その他は名古屋の生体電位の今後の推移と大阪のさざなみ雲の地震指標への波及時期(広帯域観測大阪でわかると思います)が注目。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。JJY40kHz;本日未明に著しいノイズ(3/8に匹敵)
○広帯域観測(3/10):徳島阿南市/3/9から3/10の未明にノイズやや多い。
鹿児島市:3/9の18時ごろ最大2000mVノイズ(3/10;10:44日向灘M5.2の前兆と推定。日曜日の更新が遅い)。3/10;静穏(18時まで)。
○地震雲;空の掲示板238;「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
○ニュース;阿蘇山測候所(熊本県南阿蘇村)は10日、阿蘇中岳第1火口の南側火口壁で、1993年以来15年ぶりに火炎現象を確認したと発表した。噴火の恐れはないという。火炎現象は、噴出した火山ガスが高温のために自然発火し、炎が噴き出るように見える現象。7日午後6−7時ごろ、約1時間にわたって断続的に観測された。
○地震予測マップでは、3/8に安芸灘M4.5以降も安芸灘にマーク。豊後水道でマーク続く。

日向灘M5.1と同程度の地震が安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊で2日以内に発生すると予想される。

◎東北
○宮城県コンパス観測;一部に変動みられる。水温0.7度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」
空の掲示板285;「衛星画像で日本海側でノイズ」
佐渡島から山形でM5前後が予想されます。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/10;変化無。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:100mV程度の連続ノイズ
埼玉浦和;昨日10時以降静穏。
東京調布:昨日23時ごろ1000mVノイズ。。
千葉香取:平均値で100-300mVノイズ。昨日16時ごろの1000mVノイズは本日未明の茨城南部M3.5前兆と判断。
千葉稲毛;200-300mVノイズ。
三宅島;昨日6時以降200-500mVノイズ再開。
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられなくなった。
○広帯域観測(3/10)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
空の掲示板285;関東西部で伊豆半島から北関東における長方形の亀裂雲
★東京調布の1000mVノイズ以外は静穏です。本日関東ではM4以上地震は発生しないと予想します。
空の掲示板285の関東の亀裂雲ですが、当地から見る観察では群馬南部方面から雲が伸びてくる場合が多く、関東平野北西縁断層帯に歪が蓄積されているように考えます。
その断層帯は群馬県榛名町から高崎/藤岡/埼玉県本庄/深谷/熊谷/鴻巣/北本/桶川市などを経て、北足立郡伊奈町に至る大きな断層帯です。

●まとめ
日本海側(佐渡島から山形と若狭湾から能登半島)及び安芸灘/伊予灘/豊後水道近郊のM5前後の地震に警戒ください。
本日関東は比較的穏やかです。

08/
3/10
17:54
●大気イオン南淡路観測点での異常値
3/9の昼に報告した南淡路測定点で、3/10にまた120kを越す著しい異常値を観測。3/8、3/9、3/10と連続です。今回も神奈川厚木測定点と兵庫川西測定点で変動はありませんので、本州中部地域由来と考えます。
●地震指標のモニタリング
○広帯域観測(3/9);神戸市;静穏。南淡路市:静穏
○埼玉浦和観測点で本日9時ごろ1300mVのノイズを観測。朝に予想したように茨城/房総/銚子方面でM4.5程度の地震が24(48)時間以内に予想されます

08/
03/10
12:06
●日本の有感地震活動
1、10日10時44分;日向灘;深さは20km、M5.1、最大震度3
2、10日10時56分;十勝沖;深さは80km、M4.0、最大震度1

1の地震活動は九州地域では、活発な活動をしている地域です。一昨日まで日向灘/伊予灘方向と書いていましたが、昨日からはずしていました。
今回は全く予想できず、本日朝も静穏ですと記しました。今後のこの方面の大きな地震に対する予想もありますので、再度データを見直してみました。
福岡の観測点は非常に優れた丁寧な観測をされている模範のような方です。前兆を捉えていないはずがありません。
VLF、VHF、ELF帯はやはり異常はないと私は判断します。今モニタリングの対照にしていないJJY40KHzの3/8の10時から12時までの間に明らかな異常があります。図310昼1に示しました。
JJY 40KHzの受信状態は、:福岡市では平常時の昼間はほとんど受信できないそうです。
前兆把握後、2日で対応地震発生でした。今後、JJY40KHzもモニタリングの対象にします。
3/8午前中以降もJJY40KHzでは、ノイズは観測していますが、3/8のノイズよりかなり低いので、今のところ今回のM5以上の地震は起きません。

2の地震活動は最近千島列島で続いているM4-M5の連鎖の地震だと思います。こちら方面の前兆の指標がないので、現在調査中ですが、観測点がなかなか見つかりません。どなたかご存知の方はお知らせいただくと幸いです。


08/
3/10
5:50
●太陽活動
太陽風速度643km/秒。磁場強度5.3nT。太陽風密度2.8proton/cc。沖縄磁気攪乱で-50から-130nT。-130nTなど私は始めてみました。
USAspaceweathernewsによると、アメリカのミシガンで、非常に活発なオーロラがみられました。そのオーロラの輝きで、地面も輝いていたそうです。観察者は信じられないくらい活動的だと話しています。
写真はこちら。著しいエネルギーが地球に流れ込み、大きな地震がおきやすい環境です。

●日本の有感地震活動
1、09日23時55分;石川県能登地方;深さは20km、M2.7、最大震度1
2、10日00時57分;徳島県北部;深さは10km、M2.9、最大震度1
2、10日03時49分;新潟県上中越沖;深さは20km、M1.8、最大震度1

1の地震活動は地震予測マップで赤マークが続いていた地域でした。予想通りの場所。
2の地震活動は紀伊水道の延長で、中央構造線断層帯地震活動の一環です。
3の地震活動は逆ラジオノイズで十日町でノイズがやや目立ちました。その結果だと思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/9;僅かに低下。3/8;急落急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/8;急増急減(中規模)。精密水温;0.1度上昇。4観測点の中では最も変動大きい。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/8;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位低下傾向続く。
○彦根市FMノイズ:3/9:1時以降欠測。本日未明に再開
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/9)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:更新無。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜0度。(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/9;変動無。
○地震予測マップ
伊勢湾3日連続
○地震雲;空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」276「紀伊半島沖に波状雲」

昨日の予想の継続;飛騨のラドン濃度が変動し、M4-M5の地震が予想されます。中央構造線断層帯近郊、同じ等深度の紀伊水道、伊勢湾、三重、奈良。滋賀県北西部、京都府南部注意願います。
福井のラドン濃度が急落しています
本日は福井のラドン濃度が比較的大きく変動。天候回復後に若狭湾から能登半島方面のM5-M6の地震に警戒願います

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/9):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:更新無。
○地震雲;空の掲示板238;「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
★地震予測マップでは、沖縄近郊でマークがつづいています。本日は比較的静かです。

◎東北
○宮城県コンパス観測;一部に変動みられる。水温0.7度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」
昨日と同じ、天候回復後注意(特に佐渡から山形沖)
★福島沖/宮城沖を中心にM4-M5程度の地震に注意

佐渡島から山形でM5前後(写真で判断)

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;3/8;急増急減(小から中規模、変動幅48000value)。3/9急増急減(小規模)
○FMノイズ
千葉行徳無指向:100mV程度の連続ノイズ
埼玉浦和;静穏。
東京調布:静穏。一昨日12-13時、1500-2000mVノイズ。
千葉香取:平均値で400mVのノイズが収束。
千葉稲毛;200-300mVノイズ。
三宅島;ノイズ無(欠測?)。
横浜;2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられなくなった。
○広帯域観測(3/9)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
★昨日夕方と同じ。伊豆大島/伊豆半島/相模湾/箱根一帯と茨城/房総/銚子のM4程度の地震に注意願います。

●まとめ
日本海側(能登半島から若狭湾)が最も大きく変動しています。
関東ではM4-M5程度の地震が懸念されます。

★謝罪
昨日の昼、地震の予想について、他の有料サイトの件を引き合いに出しました。
今現在、日本の公的機関で地震の予想を発表されているところはなく、自分も含めて大地震がいつ来るか不安でいっぱいです。
その中で、有料サイトを中心に地震の前兆観測をされ、震災地震(M6以上地震)の予想を中心にすばらしい成果をあげ、震災の防災に貢献されていると思います。
しかし、M4地震全てというとそれは、高い確率ではないというのが真意です。それを行うためにはスパコンと10人以上の専任スタッフが必要だとおもいます。
言葉足らずで誠に申し訳ありませんでした。決して批判しているつもりではなく、公的機関が30年で発生確率70%という程度の予想を出せない中、奮闘努力されている姿勢を尊敬しております。
自分も余暇の中でとりくんでいるわけですが、先輩方の功績に近づくべく少しずつ努力します。言葉足らずで本当にすいませんでした。



図310昼1
08/
3/09
17:59
特段前兆観測の変化はありません。空の掲示板270、271、272、274、275に本州中部の能登半島/三重県の前兆雲が掲載されています。
特に能登半島方面からの全放射雲は2日以内の地震の発生が懸念されます。前に報告しましたようにM5-M6の予想です。ご注意ください
関東は伊豆大島/伊豆半島/相模湾/箱根一帯と茨城/房総/銚子のM4程度の地震に注意願います。

08/
3/09
12:09
●日本の有感地震活動
1、09日06時13分;茨城南部;深さは40km、M4.3、最大震度3
埼玉浦和観測点で3/7;21:00に観測された1200mVノイズの対応地震です(前兆観測後33時間)。予想規模の範囲内でしたが、地域は予想よりやや内陸部でした。
地震の予想は場所/規模/日時の三要素がそろわないと、予想といいません。私の場合には、場所の誤差は50km範囲内、地震の規模はM1の範囲内を目標にしています。場所の誤差や規模の範囲はいい範囲内だと思います。
問題は時期です。
時期の予想を示さない方がいらっしゃるようです。時期を10日以内の範囲内で示さないと、予想になりません。
でもいろいろな有料サイトをみても、的中率を見ると高くないようです。
私の場合には、今まで試行錯誤をしてきました。いろんな方法をとりましたが、うまく予想できませんので、モニタリング形式にして、24-72時間内の予想を当日朝に示すとしています。

●大気イオン南淡路観測点での異常値
大気イオン南淡路観測点で3月に入ってから異常値が続いています。
3/2;29k、3/3;111k、3/7;25k、3/8;108k、3/9;114kです。警戒ラインは10kですので、それぞれ、2.9倍、11.1倍、2.5倍、10.8倍、11.4倍となります。
警戒ラインの2倍台のグループと、11倍台のグループがあります。11倍台の大気イオンの異常値の対応地震はM6-M7の震災クラスの地震が多いようです。
発生時期は過去例では3-105日(半数以上は1ヶ月以内)です。
なお、神奈川厚木観測点では、上記期間内に異常値は発生していませんから、東日本ではありません。
問題は推定の震源です。地震予測マップの提供元田辺サイトでは地電位を測定していますが、3/1以降明らかに漸減しています。
管理人さんの考察「地電位が次第にマイナスの値を示している。当地より東部近隣地域に注意しておきたい。特に34.5・136深さ30〜40km付近で活発な動きがある」
空の掲示板260でレモン@愛知さんが紹介していますが、三重県松坂市近郊です。
和歌山から静岡西部までの本州中部地域(太平洋側から日本海側まで)が発生源と推定されます
それ以外に、今まで前兆が明らかな地域は、熊野灘沖-東海沖(伊勢湾沖含む)、能登半島-福井-京都府北部(若狭湾)、京都府南部です。
今後も地域や時期を注意しながら予想していきたいと思います。

08/
3/09
5:57
●太陽活動
太陽風速度464km/秒。磁場強度7.2nT。太陽風密度7.4proton/cc。沖縄磁気攪乱で-50nT。今後10日間ほど激しい高速太陽風。著しいエネルギーが地球に流れ込み、大きな地震がおきやすい環境です。

●日本の有感地震活動
1、08日20時40分;秋田県内陸南部;深さは10km、M2.8、最大震度1
2、09日01時35分;父島南南東45km;深さは20km、M4.9、最大震度1
1の地震活動は地震予測マップで赤マークが続いていた地域でした。
2の地震活動は父島のプレート境界面側の浅い震源領域での地震活動でした。図309朝1に父島近海の本年1月以降のM3以上の震源マップを示しました。紫線がプレート境界面です。父島の北の海域にM4-M5程度の激しい地震活動をしている浅い(黄色、オレンジ)震源域があります。今後、伊豆七島小笠原海嶺の地震活動がさらに懸念されます。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/8;急落急増(小-中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/8;急落(継続中)。精密水温;0.1度上昇後、0.1度下降。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/8;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位低下傾向続く。
○彦根市FMノイズ:比較的静穏(8日)。5日と6日にやや多いノイズ。3/9:1時以降欠測。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/8)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜0度。(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/6;変動無。
○地震予測マップ
能登半島での赤マークが7日連続伊勢湾2日連続
○地震雲;空の掲示板244;「御前崎沖合」、空の掲示板253;「富山湾周辺の波紋状雲」

ラドン濃度が変動し、M4-M5の地震が予想されます。中央構造線断層帯近郊、同じ等深度の紀伊水道、伊勢湾、三重、奈良。滋賀県北西部、京都府南部注意願います。
福井のラドン濃度が急落しています。いまだ継続中です。能登半島での赤マークが7日連続ですので、警戒願います。今日地震発生ではないかもしれませんが、緊急性を帯びてきました。
また、能登半島、熊野灘沖、東海沖(特に能登半島)で注意が必要な現状は変りません。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/8):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:静穏
○地震雲;空の掲示板238;「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
メイン掲示板263;投稿者伊予かんさん;九州の火山活動活発。

★地震予測マップでは、沖縄近郊でマークがつづいています。本日は比較的静かです。

◎東北
○宮城県コンパス観測;朝/昼/夕ともに変動無。水温0.5度あがる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」
空の掲示板267;「佐渡島から山形に掛けて亀裂雲とさざ波雲、牡鹿半島沖にさざなみ雲」

★福島沖/宮城沖を中心にM4-M5程度の地震に注意

佐渡島から山形でM5前後(写真で判断)

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小から中規模、変動幅48000value)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:ノイズ収束傾向
埼玉浦和;静穏、一昨日1200mVノイズ。
東京調布:昨日12-13時、1500-2000mVノイズ。
千葉香取:平均値で400mVのノイズ続く。
千葉稲毛;200-300mVノイズ。
三宅島;ノイズ無(欠測?)。
首都圏FM2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられなくなった。
○広帯域観測(3/8)
横浜市金沢区:6−8時にややノイズ。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;房総半島東方沖に波状雲が発生
★埼玉浦和で2000mVノイズ(昨日M5.3の前兆)発生後の1200mVノイズ対応地震未発で房総/銚子沖でM4.5-M5程度の地震が予想されます。

●まとめ
本州中部圏が活発化しています。日本海側(能登半島から若狭湾)で前兆が現れています。
関東ではM4-M5程度の地震が懸念されます。


図309朝1(USGS)
08/
3/08
18:09
●気象庁から2008年 No.10 火山の概況 (平成20年2月29日 〜 平成20年3月6日)が発表になった。こちら
いずれの火山も予報警報事項に変更はない。活動状況の特記事項
○三宅島
二酸化硫黄放出量は一日あたり1,100〜1,600トンと依然として多量の火山ガス放出が続いている。三宅島では火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されるので、火口周辺では噴火に対する警戒が必要である。
○桜島
国土地理院のGPS観測によると、姶良(あいら)カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ注入によると考えられる長期的な膨張が続いている。
○硫黄島
島全体が大きく隆起する地殻変動は鈍化したものの現在も継続している。
●地震指標のモニタリング
大きな変動はありません。昨日の夕方のような急激なノイズの発生もありません。

08/
3/08
12:13
●岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度と関東の地震規模の検証
先に検証しましたように、岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度と関東の地震規模は、限られたデータですが、密接な関係がありました。
今回もさらに検証します。
図308昼1は3月1日からのラドン濃度です。3/6にラドン濃度が3月1日以降では最も大きい規模で急落しました。濃度で表すと50000valueの急落です。
図308昼2は2月5日からのラドン濃度です。2/9にラドン濃度が2月1日以降では最も大きい規模で急落しました。濃度で表すとやはり50000valueの急落です。2/10に千葉南東沖M5発生。
3/7の朝には、ラドン濃度急増急減(小規模)と報告し、M5以上の地震の懸念はないとしましたが、図を詳細に見ると3月の中では、最も大きい濃度下落です。関東は無感地震まで加えると、最近ではほぼ毎日M3-M4程度の地震は発生しています。ここでは、気象庁の有感地震情報のみしか扱っていません。

中津川地下水で濃度が50000value下落すると、関東ではM5程度の地震が発生することが、上の2例ではわかりました。


図308昼1(3月1日からのラドン濃度;中津川市)

図308昼2(2月5日からのラドン濃度;中津川市)
08/
3/08
5:23
●太陽活動
太陽風速度320km/秒。磁場強度3.4nT。太陽風密度5.9proton/cc。沖縄磁気攪乱で-30nT。太陽風密度が上昇し始めましたので、今日中には、高速太陽風の先端が地球に到達。本日は新月(大潮のピーク)も重なります。

●日本の有感地震活動
1、08日01時55分;茨城県沖(鹿島灘、日立市南10km);深さは50km、M5.3、最大震度4
関東では、2/10の千葉県南東沖M5.0以来のM5以上地震でした。
前兆は埼玉浦和観測点で昨晩17-19時に2000mVの著しいノイズ(本年初めて、図308朝1)を観測していました。M5-M5.5と昨晩休む前に判断し、本日朝に掲載しようと思いましたが、前兆観測後、7時間で発生しました。
また、昨日朝の報告で関東で3月4日夜から通常とは異なる変動が発生していますと報告しましたが、その変動後3日後の地震でした。
図308朝2には、関東の本年1月以降のM3以上の震源マップを示しています。房総沖のプレート境界(横ずれ断層帯)から銚子、茨城沖、福島沖とM4-M5の地震活動が盛んです。横ずれ断層帯(プレート境界面)の地震活動が活発化し始めています。
この地震活動で最も注意すべきはそのフロントになる東京湾北部大地震です。
関東も動き出し始めました。
今後、前兆観測後7時間で地震発生ということも考えられますので、M5以上の地震が懸念される場合には臨時でメルマガを発行し、お伝えします。また、メイン掲示板でも臨時更新します。本サイトの掲示板は携帯から観閲投稿できます。

2、08日03時52分;安芸灘;深さは50km、M4.5、最大震度3
昨日予測した伊予灘から広島/島根;M4-M5.5の地震活動です。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/7;変動小。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/7;僅かに変動。精密水温;0.2度低下後、0.2度上昇。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/6;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位低下傾向続く。
○彦根市FMノイズ:比較的静穏(7日)。5日と6日にやや多いノイズ。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/7)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:ややノイズ多い。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜0-1度。(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/6;変動無。
○地震予測マップ
能登半島での赤マークが6日連続
○地震雲;空の掲示板244;投稿者レモン@愛知さん「御前崎東側から縦にプレート沿いに雲が現れています。そのプレートの東側に畝状雲が発生。やや怪しくなってきました。」
空の掲示板253;投稿者レモン@愛知さん「富山湾周辺に波紋状雲が現れています

★昨日に引き続き、動きは穏やかです。昨日と同様中央構造線断層帯近郊(地震雲報告済み)を中心にM4前後の地震が予想されます。
しかし、本州中部にM4以上の地震は発生しないと予想します。
また、能登半島、熊野灘沖、東海沖(特に能登半島)で注意が必要な現状は変りません。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏。南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/7):徳島阿南市/僅かにノイズ多い。鹿児島市:静穏
○地震雲;空の掲示板238;投稿者レモン@愛知さん「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
メイン掲示板263;投稿者伊予かんさん;九州の火山活動活発。
空の掲示板253;投稿者レモン@愛知さん「広島から島根にかけて波状雲」

★地震予測マップでは、沖縄近郊でマークが目立ちます。M4-5程度の地震活動が懸念されます。

◎東北
○宮城県コンパス観測;午前中に2-5度の東より。午後に収束。水温0.2度下がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」

★福島沖を中心にM4.5-M5程度の地震に注意


◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;変動少ない。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:ノイズ収束傾向
埼玉浦和;茨城沖地震考察で述べた2000mVノイズ後、1200mVノイズ。
東京調布:昨日16−20時、1500-2000mVノイズ。
千葉香取:平均値で400mVのノイズ続く。
千葉稲毛;200-300mVノイズ。
三宅島;200mV台(最近の平均レベル)。
首都圏FM2波長ノイズ観測:波形は目だった変動はみられなくなった。
○広帯域観測(3/7)
横浜市金沢区:昨晩遅くにノイズやや多い。千葉市:更新無。
○地震雲;空の掲示板258;投稿者レモン@愛知さん;房総半島東方沖に波状雲が発生
昨日に比べると、データは静穏です。昨晩の16-20時に東京調布、浦和で見られたノイズの変動が、本日未明のM5.3地震の前兆でした。やはりM5以上の地震の前兆は、幅広い範囲で観測されると再認識しました。
埼玉浦和で2000mVノイズ(本日M5.3の前兆)発生後、1200mVノイズが発生していますので、房総/銚子沖/茨城沖でM4.5-M5程度の地震が予想されます。



図308朝1



図308朝2(USGS)
08/
3/07
17:51
●日本の有感地震活動
07日14時30分;宮城県沖;深さは60km、M3.9、最大震度1
朝に予想した地震でしたが、規模は予想より低く、よかったです。本日朝当地栃木南部から見た、茨城/福島方面のみに特異的に雲がかかっていましたので、朝予想した茨城方面以外にも福島沖などにM4クラスの地震が発生するかもしれません。
●地震指標のモニタリング
16時台に東京調布で1000mV程度の頻繁なノイズを観測しています。行徳無指向にも16時頃に600mV程度のノイズピーク。神奈川/箱根/東京湾方面でM4程度の地震が発生するかもしれません。

08/
03/07
11:58
●日本の有感地震活動
07日09時02分;新島・神津島近海;深さは10km、M2.7、最大震度1
昨日夕方の報告の三宅島方面のノイズはこの地震が対応地震でしょうか。後続発生もあると思いますが、M5を超える前兆はありません。

●逆ラジオの前兆ノイズ3/1-3/6が公開。
(1) 北海道
釧路観測点では依然大変大きな異常値を観測。
(2) 東北地方
盛岡観測点で3/3-3/6に大きな異常値を観測。塩釜観測点では3/3に比較的大きな定常的異常を観測するものの、盛岡の異常値がはるかに大きくなった
(3) 中越、北陸地方
十日町観測点で3/1と3/6に異常値を観測。
七尾観測点では継続的にやや大きな異常値を観測。
(4) 関東地方
千葉観測点で、継続的にやや大きな異常を観測。鴨宮観測点では異常の出方が収束に向かっています。
(5)中部地方
清水/浜松/伊勢観測点で2月から3/2まで続いた大きな異常値が収束 。今後比較的大きな地震が懸念されます。
(6) 関西地方
京都観測点で最近10日間やや大きな異常を継続的に観測しています。
(7) 中国・四国、九州地方
鹿児島観測点では異常値が収束に向かっています。

08/
3/07
5:14
●太陽活動
太陽風速度378km/秒。磁場強度2.9nT。太陽風密度3.1proton/cc。沖縄磁気攪乱で-40nT。太陽活動は静穏で、この2日ほどの世界の地震活動の静穏化に合致している。
次の高速風は3/8に到来。3/8は新月(大潮のピーク)も重なります。

●日本の有感地震活動
1、06日01時10分;紀伊水道;深さは10km、M3.0、最大震度1
2、06日19時37分;広島県南西部;深さは10km、M2.6、最大震度1
1の地震活動は予想した中央構造線断層帯の地震活動です。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/6;僅かに低下。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/6;僅かに変動。精密水温;0.2度低下後、0.2度上昇。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/6;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏(一ヶ月以上の異例)。地電位低下傾向。
○彦根市FMノイズ:650mVノイズ6本、750mVノイズ1本、昨晩700mV以上ノイズ5本(800mV1本)。一昨晩に引き続き、ややノイズ多い。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/6)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東0-1度、夜0。(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/6;変動無。
○地震予測マップ
能登半島での赤マークが5日連続
○地震雲;空の掲示板244;投稿者レモン@愛知さん「御前崎東側から縦にプレート沿いに雲が現れています。そのプレートの東側に畝状雲が発生。やや怪しくなってきました。」
空の掲示板253;投稿者レモン@愛知さん「富山湾周辺に波紋状雲が現れています

★昨日に比べ、動きは穏やかです。昨日と同様中央構造線断層帯近郊(地震雲報告済み)を中心に奈良南部地方でM4前後の地震が予想されます。
しかし、本州中部にM4.5以上の地震は発生しないと予想します。
また、能登半島、熊野灘沖、東海沖(特に能登半島)で注意が必要な現状は変りません。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/本日未明ノイズかなり多い。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/6):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:静穏
○地震雲;空の掲示板238;投稿者レモン@愛知さん「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
メイン掲示板263;投稿者伊予かんさん;九州の火山活動活発。
空の掲示板253;投稿者レモン@愛知さん「広島から島根にかけて波状雲」

★地震予測マップでは、3/2以降、八重山諸島でマークが目立ちます。M5程度の地震活動が懸念されます。
伊予灘から広島/島根;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。鹿児島もM4-M5程度の地震が予想されます(3/3の8V程度の顕著なノイズ)。

◎東北
○宮城県コンパス観測;一旦収束後、やや強い東寄りを観測。昨日同様夕方に西よりに7度ほど戻り反転。水温0.1度上がる。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
○地震雲;空の掲示板238;「福島から宮城の内陸部にレンズ雲が縦に現れています。」

★昨日に引き続き、コンパスの変動の大きさと期間、水温、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます(前兆そろう)

また、コンパスの西反転から、日本海側の地震にも注意が必要です。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:150mVほどのノイズ続く
埼玉浦和;静穏
東京調布:静穏
千葉香取:平均値で100-400mVのノイズ続く。
千葉稲毛;一昨日14時から20時にかけて500mVのワイドピーク。
三宅島;200mV台(最近の平均レベル)。
首都圏FM2波長ノイズ観測:本年2度目の警戒表示3月4日夜から通常とは異なる変動が発生しています
3/5は未明に受信レベルが大きく変化。3/6午前中にはステップ状のレベルシフトが見られました。更に22時頃を中心に2月後半に発生した変動と同様の変動が発生しました

○広帯域観測(3/4)
横浜市金沢区:僅かにノイズ多い。千葉市:更新無。

本年2度目の警戒表示が出ています。行徳の長期連続ノイズを中心に不穏な動きが少しずつ強まっています。皆さんの周りの電磁波ノイズや雲の観察など前兆現象に気をつけてみてください。また、防災対策や点検など少しずつ進めることをお勧めします。
本日は昨日予測のM4程度の地震が関東で24(48)時間以内に2回発生予想以外にはありません。しかし、ラドン濃度の変動は小さく、M5以上の地震の懸念はありません。


08/
3/06
18:05

本日13時ごろより、三宅島のノイズレベルがかなり上昇し、同時刻に千葉稲毛の平均ノイズレベルが上昇。他は反応無。空の掲示板244で八丈島/鳥島方面に前兆雲が出ていますからそちら方面でしょうか。
また、夕方茨城方面にゲル上の雲が当地まで伸びていましたので、朝に報告したM4-M4.5の地震は茨城から房総沖方面だと思います。
しかし、関東にM5以上の地震が起こる前兆はありません。

08/
3/06
11:51
●日本近郊のM4以上地震活動
アジア(極東)のM4以上の過去1週間の震源マップを図306昼1に示した。
フィリピン、グアム近郊、北千島列島で地震活動が活発です。フィリピンでは、M6.9,M5.3,M4.7,M6.0と激しい地震活動が続いています。その北部の台湾ではやや活動は鈍く、M5.1、M5.0。
グアム近郊ではM5.2,M5.1,M5.1と地震が発生し、この地域から小笠原諸島、鳥島、八丈島とM5-M6の地震活動が過去1ヶ月の間でみられます。
千島列島はその北半分とカムチャッカ東方沖で地震活動が盛んです。
過去1年の世界の地震活動を振り返ると、地域集中の傾向が見られ、一旦活発化するとM5-M8の激しい地震活動が見られます。
南米、スマトラがいい例です。
赤四角は3/6;10:21;インドネシアハルマヘラ;M5.9の地震活動です。この地域からバンダ海にかけて激しい地震活動が続いています。
フィリピンと台湾/マリアナと七島小笠原海嶺の地震活動が日本の地震活動に徐々に影響を与え始めています。

●地震指標のモニタリング
リアルタイムの公開データだけ見ると動きはありません。

08/
3/06
5:25
●太陽活動
太陽風速度430km/秒。磁場強度2.6nT。太陽風密度2.1proton/cc。沖縄磁気攪乱で-40nT。太陽風磁場のphi成分の乱高下収まる。次の高速風は3/8に到来。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/5;急落急増(小規模-中規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/5;僅かに変動。精密水温;変化無。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/5;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位低下傾向。
○彦根市FMノイズ:昨晩700mV以上ノイズ5本(800mV1本)
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/5)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜0。(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/5;変動無。
○地震予測マップ
能登半島での赤マークが4日連続若狭湾西側でも赤マーク。熊野灘沖で赤マーク(2/27マーク以来)
○地震雲;空の掲示板244;投稿者レモン@愛知さん「御前崎東側から縦にプレート沿いに雲が現れています。そのプレートの東側に畝状雲が発生。やや怪しくなってきました。」

動きが見られます。広帯域観測で大阪や神戸に異常がないので中央構造線断層帯近郊(地震雲報告済み)を中心に奈良南部地方でM4前後の地震が予想されます。
しかし、本州中部にM5以上の地震は発生しないと予想します。
また、能登半島、熊野灘沖、東海沖(特に能登半島)で注意が必要な現状です。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/昨晩から本日未明ノイズかなり多い。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/5):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:静穏
○地震雲;空の掲示板238;投稿者レモン@愛知さん「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
メイン掲示板263;投稿者伊予かんさん;九州の火山活動活発。
地震予測マップでは、3/2以降、八重山諸島でマークが目立ちます。M5程度の地震活動が懸念されます。
日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。鹿児島もM4-M5程度の地震が予想されます(3/3の8V程度の顕著なノイズ)。

◎東北
○宮城県コンパス観測;強い東寄りを観測。午後4時には西よりに7度ほど戻り反転。一昨晩の水温0.6度あがる(昨日0.2度下降)
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
昨日に引き続き、コンパスの変動の大きさと期間、水温、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます(前兆そろう)
また、コンパスの西反転から、日本海側の地震にも注意が必要です。地震予想マップでは、2/27以降、日本海側でマークが目立ち、3/4と3/5では、赤マークが日本海側で3列並ぶ

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:150mVほどのノイズ続く
埼玉浦和;昨日7時、16時、19時にそれぞれ1200mV、1100mV、1200mVの三つの山を形成
東京調布:不明
千葉香取:平均値で300-600mVのノイズ続く。
千葉稲毛;昨日14時から24時にかけて500mVのワイドピーク。
三宅島;200mV台(最近の平均レベル)。
首都圏FM2波長ノイズ観測:昨日22時過ぎから未明にかけて受信レベルの緩やかな目立った変動が発生。
○広帯域観測(3/4)
横浜市金沢区:僅かにノイズ多い。千葉市:更新無。

埼玉浦和のノイズを中心に動きがあります。M4程度の地震が関東で24(48)時間以内に2回発生予想。
しかし、ラドン濃度の変動は小さく、M5以上の地震の懸念はありません。




図306昼1
08/
3/05
18:12
世界のM4以上地震活動は13時間発生がなく、また、M6以上の大地震がスタンバイのようです。
埼玉浦和のFMノイズが16時にも1100mVを超え、7時と16時に1200mV及び1100mVの二つの山を形成しています。M4程度の地震が関東で24(48)時間以内に2回発生するかもしれません。M5以上の地震が関東に起きる前兆はありません。
データ無しの個人の感想を述べるのは、研究者らしくないのですが、なんか変です。すぐではないですが、関東は不穏です。行徳の連続ノイズが異例の20日以上のほぼ連続になっていることが不安の根底にあります。

08/
3/05
12:01
●日本の有感地震活動
1、04日23時57分;福島県沖;深さは40km、M3.6、最大震度1
2、05日11時42分;和歌山南部;深さは50km、M3.4、最大震度1
2の地震活動は田辺市サイトの管理人さんが地震予測マップで印がつき、心配されていた場所でした。朝の予想の通りM4は超えませんでした。

●地震指標のモニタリング
埼玉浦和で6−8時の間に1200mVの顕著なノイズ。朝の予想:房総/銚子沖/茨城/茨城沖にM3.5-M4.5はM4-M4.5に変更。M5は超えません。

08/
3/05
5:19
●太陽活動
太陽風速度405km/秒。磁場強度2.2nT。太陽風密度1.8proton/cc。沖縄磁気攪乱で-20nT。太陽風磁場のphi成分の乱高下続く。次の高速風は3/8に到来。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/4;急増急減(小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/4;僅かに低下(明日注目)。精密水温;変化無。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/4;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。ノイズやや増加傾向。
○彦根市FMノイズ:ややノイズ目立つ。基線の盛り上がり散見。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/4)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜0。(最近の変動範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/4;変動無。
○地震予測マップ
昨日に続き、本州中部にほとんどマーク無だが、能登半島での赤マークが3日連続
○地震雲;空の掲示板238;投稿者レモン@愛知さん「東海道沖の遙か南方沖の波状雲」
データに異常はなく、本州中部にM4以上の地震は発生しないと予想します。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/4):徳島阿南市/ややノイズ多い。鹿児島市:静穏
○地震雲;空の掲示板238;投稿者レモン@愛知さん「九州の阿蘇山から有明海付近にさざ波雲」
日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。鹿児島もM4-M5程度の地震が予想されます(3/3の8V程度の顕著なノイズ)。

◎東北
○宮城県コンパス観測;変化無。水温0.6度あがる
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
昨日に引き続き、コンパスの変動の大きさと期間、水温、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向:150mVほどのノイズ続く
埼玉浦和;昨晩遅くから400mVほどのノイズ続く
東京調布:静穏
千葉香取:平均値で300-600mVのノイズ続く。
千葉稲毛;最近の平均レベル。
三宅島;昨日昼から600mV程度のノイズレベルにあがる。
首都圏FM2波長ノイズ観測:変化無。
○広帯域観測(3/4)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。

千葉香取と埼玉浦和にややノイズが多く、房総/銚子沖/茨城/茨城沖にM3.5-M4.5程度の地震予想。しかし、ラドン濃度の変動は小さく、M5以上の地震の懸念はありません。

08/
3/04
18:10
地震の指標は、千葉香取で5−10時まで平均値が400mv盛り上がり、収束したこと以外は大きな変更無し。
三宅島のノイズが13時ごろから400mvほど上昇。地震火山活動が活発化しているようです。
今晩関東にM5以上の地震が発生する前兆はありません。

08/
3/04
12:02
●関東の予想の訂正
昨夜、南関東で19-21時ごろ雷があったそうです。ご指摘していただいて誠にありがとうございました。夏場は雷を気にしていましたが、早春は全く気にしていませんでした。
お騒がせいたしました。誠に申し訳ありません。
●日本の有感地震活動
1、03日17時58分;茨城県沖;深さは30km、M4.3、最大震度2
2、03日18時45分;茨城県沖;深さは40km、M4.0、最大震度1
3、03日21時41分;薩摩半島西方沖;深さは10km、M4.4、最大震度2
4、04日05時58分;国後島;深さは70km、M4.3、最大震度2
5、04日10時22分;大分県南部;深さは40km、M3.5、最大震度1

1と2の地震活動は昨日の夕方、予想した地震でした。4は昨日夕方報告したように、M5以上の規模にはなりませんでした。
5は朝に予想した豊後水道での地震活動です。地震雲が長い日数でておりましたので今後も注意が必要だと思います。

08/
3/04
5:18
●太陽活動
太陽風速度526km/秒。磁場強度1.9nT。太陽風密度0.6proton/cc。沖縄磁気攪乱で-30nT。太陽風磁場のphi成分の乱高下続く。
今回の高速風は峠を越えましたが、次の高速風は3/8に到来。太陽で最も活発に活動しているコロナホール由来で10日間ほど続きます。

●世界のM4以上地震活動
過去24時間以内にM6以上地震が3回発生。
1、日本時間JST;3/3;11:37;インドネシアスマトラ島パダン南南西140km海域;M6.1
2、日本時間JST;3/3:18:31;択捉島東北東425km海域;M6.4、深さ35km。
3、日本時間JST;3/3;23:11;フィリピン共和国サマール島カルバヨグ市北東180km海域;M6.9
日本近郊の過去1週間の震源マップを図304朝1に示しました。小笠原諸島からマリアナ諸島、フィリピン近郊、千島列島北部で激しい地震活動が続いています。日本の地震活動が活発化するのは目前だと思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度3/3;急増急減(小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け)3/3;やや低下(明日注目)。精密水温;0.15度上昇(2/28のレベルに戻る)。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け)3/3;変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位:マイナス方向に10mV変動。
○彦根市FMノイズ:静穏。基線の盛り上がりない。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/3)
大阪府豊中市/静穏。神戸市;更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。
静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東2度、夜0。(明日の推移注目)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/3;変動無。
○地震予測マップ
昨日に続き、本州中部にほとんどマーク無

データに大きな異常はなく、本州中部にM4以上の地震は発生しないと予想します。
昨日愛知の植物生体電位の大きな変化が注目されましたが、本日は変化無。今後の推移を福井のラドン濃度ともに注目。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/ノイズ多い。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/3):徳島阿南市/ややノイズ多い。鹿児島市:8V程度の顕著なノイズ
日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。鹿児島もM4-M5程度の地震が予想されます。

◎東北
○宮城県コンパス観測;やや強い東より。水温下がる。発生のタイミング整う。
「2/25-2/29の強い東より、3/2も強い東寄り。」は択捉島M6.4の前兆だと思います。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
昨日に引き続き、コンパスの変動の大きさと期間、水温、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;僅かに変動。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;昨晩19−21時に1000mVのノイズが続く。
埼玉浦和;静穏
東京調布:昨晩19−21時、FM波、中波で1000mVのノイズ
千葉香取:平均値で100-300mV。
千葉稲毛;昨晩18−20時平均値の盛り上がり
三宅島;昨晩17-21時僅かにノイズ反応増加。
首都圏FM2波長ノイズ観測:変化無。
○広帯域観測(3/3)
横浜市金沢区:昨晩18-23時、特に19−21時に20-40V(20,000-40,000mV)の著しいノイズ。
千葉市:更新無。
○地震予測マップ
銚子から房総沖、東京湾から伊豆半島に青マーク
○前兆雲(地震雲)
空の掲示板、投稿236;レモン@愛知さん;伊豆半島に波上雲

昨晩の19-21時に、横浜を中心に東京調布/千葉行徳/千葉稲毛で電磁波ノイズが観測されました。中波からFM波まで幅広い帯域で同じ時間に観測されているため、生活ノイズではありません。
特に横浜では著しいノイズが観測され、東京調布、千葉と弱まっているため、神奈川と伊豆半島を中心に相模湾/東京湾でM4-M5程度の地震に4日程度ご注意ください(昨晩同時間帯における雷の影響と判明)
本日は、ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません



図304朝1
08/
3/03
17:50
●日本の有感地震活動
1、03日08時37分;鹿児島湾;深さは10km、M2.8、最大震度1
2、03日11時37分;秋田県内陸南部;深さは10km、M3.2、最大震度2
3、03日15時43分;宮崎県北部平野部;深さは10km、M3.1、最大震度1
4、03日17時10分;十勝支庁中部;深さは80km、M4.5、最大震度3
1と3の地震活動は南九州の地震活動です。メイン掲示板242;投稿者いよかんさん;桜島の昭和火口が拡大している様子ですので、地震火山活動が懸念されますが、前兆ノイズから判断するとM4以上は想定されません。
2の地震活動は東北4県の接する地域です。最近、やや活動的です。
4の地震活動は北海道東方沖の地震活動の一環ですが、M5以上の地震活動の前兆ノイズ(逆ラジオ)はありません。

●地震指標のモニタリング
現在公開されているデータでは、浦和で600mV程度のノイズが連続して観測されています。埼玉/茨城/銚子沖/房総沖でM3-M4程度の地震活動が予想されます。
現時刻の公開データでは大きな変化無。

08/
3/03
11:57
●南関東直下地震と岐阜/福井地下水ラドン濃度の関係
○南関東直下地震(首都直下地震/東京直下地震)とは、2007年(平成19年)〜2036年(平成48年)の間に、70%の確率で関東地方に発生すると予想されている直下型の大地震。マグニチュード7級と想定されている。2005年に発表された中央防災会議の報告によると、被害が最も大きい場合、死者13,000人(5000人という説もある)、負傷者170,000人、帰宅困難者6,500,000人、全壊の建物850,000棟、避難者総数700万人、経済への被害112兆円と、今の日本にとてつもない被害を及ぼすと想定されている。
上記の想定条件は東京湾北部地震、M7.3、冬午後6時、風速15m/秒である。東京湾北部または東京湾北縁(千葉/千葉港)大地震です。

○最近1週間で述べてきたように、昨年8月以降、関東では僅かな(ある程度)前兆があり、今後の推移が気になっていますが、昨日昼の神岡鉱山茂住坑(もずみこう)断層水湧出量以外の1ヶ月前前兆を調べてみます。
例は昨日と同じ千葉県北西部地震。2005/7/23;午後4時35分;千葉県北西部(千葉市付近直下);震源の深さは73km、地震の規模はマグニチュード6.0。

○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度
2005年6月のラドン濃度を図303昼1に、 2005年7月のラドン濃度を図303昼2に示した。6/14(発生40日前)に1回目の急落、7/5、7/15、7/20に再度の急落があった。
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度
2005年6月のラドン濃度を図303昼3に、 2005年7月のラドン濃度を図303昼4に示した。6/20(発生34日前)に1回目の急落、7月は急落はないものの、7/19-7/21の2日間ラドン濃度の急落があり、その2日後に大地震発生。

○上記の結果から、東京湾大地震と福井県大野市和泉地下水ラドン濃度及び岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度急落には密接な関係がある。
30-40日前に両者のラドン濃度が急落すること及び発生直前に岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度が急落することがわかった。

○2008/2/16に、福井県大野市和泉地下水ラドン濃度が急落(富山から若狭湾震源と想定)しているが、岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度の2月及び1月の急落はないことから、現在3/3までは、30-40日前前兆はないと考えます。
さらに神岡鉱山茂住坑断層水湧出量も過去60日の間には、0に急落していない。

両者のラドン濃度及び神岡鉱山茂住坑(もずみこう)断層水湧出量で1ヶ月前前兆が判定できると考えます。
3つの指標で判定できれば、かなりの確率で前兆だと判定できます。これに地震雲や関東に多数の観測点がある電磁波ノイズでその前兆の消長を確認できると思います。



図303昼4(中津川;岐阜県提供)
08/
3/03
5:05
●太陽活動
太陽風速度612km/秒。磁場強度2.2nT。太陽風密度1.0proton/cc。沖縄磁気攪乱で-50nT前後の地磁気擾乱3日以上続く。今回の地球への磁気エネルギーの流れ込みは相当に多いようで、ノルウエーでは緑のオーロラが地面を同色に染めたと伝えています。写真はこちら

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;変化無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け);急増急減(小規模)。精密水温;僅かに上昇。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け);変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。地電位:マイナス方向に10mV変動。
○彦根市FMノイズ:昨日700mVノイズ3本。基線の盛り上がりない。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/2)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/更新無。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。
静岡市/更新無。
○京都府宇治市コンパス観測/;朝東1度、夜0。(最近の変動の範囲内)
○植物生体電位愛知県美和観測点:3/2;16時ごろ一時的に252mVの変動
○地震予測マップ
昨日に続き、本州中部にほとんどマーク無。
○前兆雲(地震雲)
空の掲示板、投稿228;レモン@愛知さん;愛知で全周日暈

昨日と同じ和歌山方面(彦根ノイズもやや多い)は注意ですが、本州中部にM4以上の地震は発生しないと予想します。
しかし、植物生体電位が大きく反応しています。過去例では、3日ほどは継続しますので、本日のデータが注目です。福井方面か紀伊半島沖方面かです。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/2):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:更新無
○メイン掲示板投稿237;MACさん;大分から愛媛・高知に架けて前兆雲が見えます。大分に4カ所熱異常が。
日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。

◎東北
○宮城県コンパス観測で、2/25-2/29の強い東より収束したが、3/2も強い東寄り。井戸水温上昇、27日から次第に高くなり、0.9度上昇(27日比)。
○神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け);漸減
昨日に引き続き、コンパスの変動の大きさと期間、水温、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;本日未明には収束。行徳の異例の連続ノイズは20日以上です。
埼玉浦和/東京調布:静穏。
千葉香取:300-600mV(平均値)未明にノイズ収束。
千葉稲毛;最近の平均レベル。
三宅島;最近の平均値に戻る(200mV)。
首都圏FM2波長ノイズ観測:波形の乱れ無
○広帯域観測(3/2)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:更新無。
○地震予測マップ
銚子から房総沖、東京湾に青マーク
○前兆雲(地震雲)
空の掲示板、投稿228;レモン@愛知さん;房総半島の東方沖に波状雲が出現
データは千葉香取の収束以外は静穏です。銚子から房総沖でM3-M4程度の地震予想をします。
ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません


図303昼3(中津川;岐阜県提供)


図303昼2(福井県大野市;岐阜県提供)

図303昼1(福井県大野市;岐阜県提供)
臨時 ●02日18時38分;茨城県北部;深さは70km、M4.3、最大震度3(日立市)
朝予想した千葉近郊は茨城でした。予想はM3-M4(M5を超えない)でした。規模はほぼ予想の範囲内でした。
後続につながる前兆はありません。

08/
3/02 17:43
●世界のM4以上地震活動
日本時間JST;3/2;9:20;アゾレス諸島;M5.1。同10:34;アゾレス諸島;M5.0。
ヨーロッパの終わりでホットスポット(マグマ上昇の場所)でもある火山島でまた大きな地震。マグマの活動が活発になっています。ここで地震活動が起これば、地中海/アフリカで地震活動が活発化します。

●日本の有感地震活動
1、02日05時51分;島根県東部 ( 安来市伯太町);深さは10km、M2.8、最大震度1
2、02日11時11分;山梨県東部・富士五湖 ( 南都留郡道志村);深さは20km、M2.5、最大震度1
1の地震活動は、島根で予想したM5クラスの地震活動でしたが、M3クラスでした。規模が小さくてよかったです。
2の地震活動は七島小笠原海嶺の北端での地震活動です。こちらも規模が小さくてよかったです。

●地震指標のモニタリング
大気イオン兵庫南淡路観測点で3/2未明に28416個/ccの異常値を観測。警戒値の2.8倍濃度です。発生源の推定は逆ラジオノイズの週末値が公開される3/4または3/5に行います。
他は大きな異常なし。

08/
3/02
11:46
●神岡鉱山茂住坑(もずみこう)断層水湧出量と大地震の関係
○神岡鉱山茂住坑(鉱床の一つ)には、スーパーカミオカンデ(東京大学宇宙線研究所のニュートリノ観測装置)があります。この観測小屋で1時間単位に断層水の湧出量を10年以上、ラドン濃度とともに測定しています。
神岡鉱山は岐阜県飛騨市神岡町にあり、富山県との県境に近い奥飛騨の山間の町です。ここに、日本有数の亜鉛鉱山、神岡鉱山がそびえています。この鉱山は、約4億年前にできたとされる飛騨片麻岩といわれる岩石で構成され、その岩石中に、亜鉛・鉛・銀が含まれています。2007年、日本の地質100選に選定された。
ラドン濃度と大地震の関係には明確な傾向はなかったが、断層水湧出量と大地震には明確な関係が認められ、特に紀伊半島から東の太平洋側で発生した大地震で顕著だった。

○2005年7月−12月に関東から北海道の太平洋側で発生した大地震と断層水湧出量の関係
1、千葉県北西部地震:2005/7/23;午後4時35分;千葉県北西部(千葉市付近直下);震源の深さは73km、地震の規模はマグニチュード6.0。東京都足立区で震度5強。
図302昼1に湧出量との関係を示した。6/15-7/8まで、湧出量0の日が続き、平常値に戻った15日後に発生。
2、宮城県沖地震:2005/8/16;11時46分、宮城県牡鹿半島東方沖80km;M7.2。最大震度は6弱(宮城県川崎町)。100名が重軽傷を負った。
図302昼2に湧出量との関係を示した。千葉地震以降1ヶ月は平常値だった湧出量は8月5日以降乱高下を繰り返し、8/16に発生。
3、福島県沖地震;2005/10/19;20:44;M6.3
図302昼3に湧出量との関係を示した。10/12までは平常値だった湧出量は、13日以降0となり、19日に地震発生。
4、宮城県沖地震:2005/12/02;23:13、M6.5
図302昼4に湧出量との関係を示した。福島沖地震以降1ヶ月以上湧出量は0となり、12/2に地震発生。その1週間後に、湧出量は平常値に戻った。
このように、7月から12月まで関東から東北まで大地震が連続した期間に、湧出量が0となる期間があり、湧出量0となる時期が前兆と考えられる

○2003年十勝沖地震
2003年9月26日午前4時50分;北海道襟裳岬東南東沖80km;M8.0。図302昼5に湧出量との関係を示した。神岡よりはるか遠方であるため、前兆は3日前に湧出量が0となった。
○2004年紀伊半島南東沖地震
2004年9月5日の19時07分;紀伊半島南東沖;M7.1。図302昼6に湧出量との関係を示した。関東や東北の場合と異なり、湧出量が1ヶ月以上漸減し、漸減期間中に発生。

●紀伊半島南東沖地震の前兆
昨年の10月以降、現在まで湧出量が継続的に漸減しています。過去の例からあてはめると紀伊半島南東沖地震のパターンに類似しています。
本年1/2に大気イオン南淡路イオンの異常値(警戒ラインの11倍)と逆ラジオ伊勢観測点異常値の発生時期の同期から、紀伊半島沖(熊野灘沖)/東海沖;M7.2の地震を予想しました。

空の掲示板、投稿226;レモン@愛知さん;紀伊半島南東沖に大気重力波観測。大気重力波は地震予測科学分野では注目されている指標です。
岐阜養老町のラドン濃度観測からは前兆は今のところ判断できませんが、神岡鉱山茂住坑断層水湧出量の長期の減衰と大気重力波からは前兆が見えてきました。3月中-下旬の発生を予想します。

モニタリングを強化するため、植物生体電位愛知県美和観測点を本州中部の指標に加えます。2-4日前に大きな地震の前兆を観測した実績があります。

神岡鉱山茂住坑断層水湧出量は指標が少ない東北モニタリングに加え、神岡鉱山断層水湧出量(本州太平洋側向け)と表記します。


図302昼1

図302昼2

図302昼3

図302昼4

図302昼5



図302昼6
08/
3/02
5:38
●太陽活動
太陽風速度771km/秒。磁場強度4.4nT。太陽風密度0.6proton/cc。沖縄磁気攪乱で-50nT前後の地磁気擾乱続く。

●日本の有感地震活動
1、01日19時52分;宮城県沖;深さは70km、M3.7、最大震度1
2、02日03時26分;茨城県沖;深さは90km、M3.2、最大震度1
1の地震活動は昨日までに予想していた場所ですが、前兆に対して規模が小さいので、今後も注意が必要だと思います。
2の地震活動は昨日、浦和観測点で500mV程度のノイズが発生していましたが、M4以上にはならないと考え、報告しませんでした。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;変化無。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け);変化無。精密水温;変化無。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け);変化無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:昨日700mV以上ノイズ6本(800mVが1本)。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(3/1)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。
静岡市/更新無。
○地震予測マップ
昨日に続き、本州中部にほとんどマーク無。
管理人さんコメント「ほとんど揺れず、滅多にポイントが、つかない当地(田辺市)についた。極めて珍しい。和歌山南部地域に動きがある可能性がある。警戒しておきたい。」
○前兆雲(地震雲)
空の掲示板、投稿226;レモン@愛知さん;紀伊半島南東沖に大気重力波

別府島原地溝帯の後続地震、上記和歌山南部へのマークで和歌山方面(彦根ノイズもやや多い)は注意ですが、本州中部にM4以上の地震は発生しないと予想します。しかし、
紀伊半島南東沖の大気重力波は非常にきがかりです。他の前兆もありますので、昼に詳しく報告します。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(3/1):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:静穏(18時まで)
昨日、一昨日とあわせ、日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。

◎東北
○宮城県コンパス観測で、2/25-2/29の強い東より収束したが、3/1もやや東寄り。昨夕報告した井戸水温上昇。
○地震雲、空の掲示板217;投稿者レモン@愛知さん;宮城方面;さざなみ雲
昨日に引き続き、コンパスの変動の大きさと期間、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;僅かに上昇。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;150mVほどの連続ノイズ再開。行徳の異例の連続ノイズは20日以上です。
埼玉浦和/東京調布:静穏。
千葉香取:最近の平均レベル。
千葉稲毛;昨晩19-23時1400mVのノイズ、平均値でも300mV(まれです)
三宅島;600mV台の連続ノイズ。三宅島がやや活動的です。
首都圏FM2波長ノイズ観測:波形の乱れ無
○広帯域観測(3/1)
横浜市金沢区:静穏。
2/23の放射上昇に対応する地震が近郊で本日までに発生していないことから、対応地震は27日の父島沖のM6.4であったと思います。M6以上の地震の影響は大きいのですね。
千葉市:不明(データ更新無)

データは千葉稲毛以外は静穏です。千葉近郊でM3-M4程度の地震予想します。
ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません

08/
3/01
17:31
●前兆
宮城県コンパス観測等の前兆観測サイトによると、井戸水の水温が0.6度上昇しています。2/29昼に報告しましたが、地震発生直前には、地温が上がり、それに伴い、地下水の温度も上がります。朝の予想通りM5クラスの地震が懸念されます。
昨日夕方に当地栃木南部で高層の空に能登/福井方面から雄大な放射雲が広がっていました。新潟上越では西からの放射に全域が覆われていたそうです。

●地震指標のモニタリング
大きな変化はありません。

08/
3/01
11:43
●警戒警報
地震予知の専門家によると、「関東、中部、東海、東南海、東北、北海道の広域地震に警戒。3月中旬まで要警戒。」

●関東の大きな地震の可能性
昨年10月に、私は逆ラジオの前兆ノイズの広範囲な関東での広がりから、東京湾でのM7クラスの地震を予想しましたが、杞憂に終わりました。
関東地震前兆観測さん。関東に特化し、地道に誠実に媚びずに観測/予想をされている私が信頼しているサイトです。こちら
2月15日にいい考察をまとめられました。引用します。
「「初現が去年8月18日になる今回の前兆現象を観ると、ソノ前兆パターンから上記の様な複合(群発?)地震が考え易く、ソノ前兆期間の長さからは大きな地震が容易に想定出来ます?
関東南部圏及び周辺海域(当観測のカバー領域)において、マグニチュード6〜7前後が複数(群発に近いパターン?)発生を、誤差も入れて今後一ヶ月前後で再々?想定します。
★一連の実験的仮説は何度も念を入れて説明しておりますが、過去例無し故の、あくまでも参考程度のレベルであります。
前兆スパンの関係からもこれ以上の想定期間の延長は無理ですから、結果如何に関わらず本解析はコレまでとします。」」

以下は私の感想です。
昨年の9月から10月のノイズの発生は著しく、M7クラスの予想をしました。予想としてははずれました。
その後、少しずつ公開されている観測データをモニタリングに加えて少しずつですが、予想の精度は向上しつつあると思います。
その中で、最近気づいたのですが、岐阜の地下水ラドン濃度が昨年の11月を中心に著しく長期に上昇しています。本年に入ると、ラドン濃度はすっかり変動がおさまり、小康状態です。
新潟中越沖地震の2ヶ月前も岐阜の地下水ラドン濃度が著しく上昇。傾向は似ています。

日本の1−2月の地震活動の抑制は終わろうとしています。今後、関東の地震活動も盛んになるのではないでしょうか。
昨年11月のラドン濃度の長期の上昇から、地震活動が活発化する時期の予想は難しいのですが、一旦活発化すると、激しい地震活動の期間が半年以上になると思います。

なお、最近、ラドン濃度の増減と対応地震の関係を紹介していますが、適切な使い方をすれば、地震の指標には大きな武器です。適切とは、他の指標(ノイズ観測など)と組み合わせることです。
08/
3/01
5:07
●太陽活動
太陽風速度702km/秒。磁場強度6.5nT。太陽風密度2.2proton/cc。沖縄磁気攪乱で-50nT前後の地磁気擾乱続く。

●世界のM4以上地震活動
ホットスポット(マグマ上昇する場所)での地震が目立ちます。東太平洋海膨M5.3、ハワイ島M2.5。

●日本の有感地震活動
01日1時58分;与那国島近海;深さは30km、M5.1、最大震度1
一昨日まで予想していた地域でした。台湾東方100kmにあたります。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け);急増急減(小-中規模)。精密水温;0.1度下降。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け);やや上昇。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:昨晩700mVノイズ2本。昨朝基線の盛り上がり。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/29)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/更新無。南淡路市:ややノイズ多い(10時まで)。京都府相楽郡木津町/更新無。
静岡市/データ更新無。
○地震予測マップ
本州中部にほとんどマーク無。
○前兆雲(地震雲)
空の掲示板投稿216;生駒の住人さん、投稿217;レモン@愛知さん;環頂点アーク
福井のラドン濃度は引き続き中規模に動きましたが、水温は低下。本日、本州中部にM4以上の地震は発生しないとおもいます。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/本日未明にノイズ。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(2/29):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:静穏(18時まで)
○地震雲:空の掲示板217と218;投稿者レモン@愛知さん;伊予灘から豊後水道にさざなみ雲
昨日、一昨日とあわせ、日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。

◎東北
○宮城県コンパス観測で、2/25-2/29の強い東より収束。
○地震雲、空の掲示板217;投稿者レモン@愛知さん;宮城方面;さざなみ雲
コンパスの変動の大きさと期間、さざなみ雲から宮城沖方面でM4.5-M5.5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;10日以上続くが、100mV程度と収束傾向。昨晩21時台に南に顕著なノイズ。
埼玉浦和:静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取/千葉稲毛;最近の平均レベル。
三宅島;600mV台の連続ノイズ。三宅島がやや活動的です。
首都圏FM2波長ノイズ観測:波形の乱れ無
○広帯域観測(2/29)
横浜市金沢区:ややノイズ多い。2/23の放射上昇にやや近い地震は未発。
千葉市:不明(データ更新無)

データは静穏です。ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません
三宅島の地震活動が活発化し、相模湾と東京湾を中心に注意が必要な現状継続。
昨日と同じ三宅島/大島/相模湾または東京湾のM3.5-M4.5程度の地震に注意してください。
データとしては、横浜を中心にやや乱れがありますが、次第に弱くなっています。

08/
2/29
18:07
●気象庁発表2008年 No.9 火山の概況 (平成20年2月22日 〜 平成20年2月28日)。こちら
いずれの火山も予報警報事項に変更はありません。
硫黄島の島全体が大きく隆起する地殻変動は鈍化したものの現在も継続している。この長い地殻変動が父島や北マリアナ諸島の地震火山活動と関連しています。
●地震指標のモニタリング
大きな変更無。
08/
2/29
11:46
●福井県大野市地下水精密温度
2/27に2000年以降の能登半島から島根に至る日本海側の大きな地震とラドン濃度前兆を検証しました。
能登から鳥取までの日本海側で大きな地震が起こる場合には、福井県大野市和泉地下水ラドン濃度が20日-30日前に急落します。
急落前兆は、2008/2/16に発生。
直前前兆は、小規模な急落を数回繰り返すです。これですとどの増減が直前前兆か判定が難しく、他に指標がないか検討しました。地下水の精密測定水温です。

1、鳥取県西部地震
○2000年10月6日13時30分、震源:鳥取県米子市)、地震の規模:M7.3、最大震度:6強、
大野市和泉地下水2000年10月の精密測定水温を図229昼1に示した。発生1日前に0.3度水温上昇。
2、石川県西方沖地震
○2000年6月7日6時16分、震源:石川県西方沖、地震の規模:M5.8、最大震度:5弱
大野市和泉地下水2000年6月の精密測定水温を図229昼2に示した。発生1日前に0.1度水温上昇。
3、能登半島地震
○2007年3月25日9時41分、震源:輪島市西南西沖40km、地震の規模:M6.9、最大震度:6強
大野市和泉地下水2007年3月の精密測定水温を図229昼3に示した。発生1日前に0.2度水温上昇。

以上の様に、3例ともに、ほぼ1日前に水温が0.1-0.3度上昇している。指標になります。

図229昼4に2008年2月の水温を示した。昨日0.2度上昇したが、23日上昇、24-27日低下後の上昇で、明確な前兆ともいえない。
さらに明日、上昇すれば、前兆かもしれません。

現状では近郊の彦根のFMノイズ(24-48時間前兆指標)のノイズ急増の方が確かなようです。
今のところ、彦根は静穏。しかし、早朝6時台に基線の盛り上がり目立つ。最近5日ほどの傾向です。



図229昼4
08/
2/29
5:23
●太陽活動
太陽風速度524km/秒。磁場強度9.6nT。太陽風密度6.3proton/cc。半日予想より遅れて高速太陽風先端が地球に到達。沖縄時期攪乱で-50nTと著しい磁気エネルギーが地球に供給されています。

●世界のM4以上地震活動
ギリシャ南部、マリアナ諸島で地震活動が活発です。小笠原から北マリアナ諸島の地域で火山地震活動がさらに活発になってきました。
●日本の有感地震活動
1、29日3時02分;福島県沖;深さは60km、M3.6、最大震度1
昨晩予想した規模の範囲でした。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け);急増急減(小-中規模)。
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け);急増急減(小規模)。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。昨日夕方基線の盛り上がり。3日間続いた著しいノイズの対応地震未発。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/28)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。
静岡市/データ更新無。
○地震予測マップ
福井に赤マーク

福井のラドン濃度が中規模に動き、地震予測マップで福井が活発に変動しています。少しきな臭くなってきました。
彦根のFMノイズが急増したら、かなり警戒しなければいけないと思います。

◎中四国/九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ(東北東方向)/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(2/28):徳島阿南市/静穏。鹿児島市:静穏(18時まで)
○地震雲:メイン掲示板213;投稿者MACさん;伊予灘に前兆。
空の掲示板211;投稿者レモン@愛知さん;伊予灘から豊後水道に鱗雲と波状雲
昨日までとあわせ、日向灘/豊後水道/伊予灘方向;M4-M5.5程度の地震に警戒ください。

◎東北
○宮城県コンパス観測で、2/25、2/26に続き、2/28強い東寄り、2/29朝東より、夜間に収束。一昨日の気象衛星写真のノイズもあります。
○地震雲、空の掲示板211;投稿者レモン@愛知さん;宮城方面;さざなみ雲
コンパスの変動の大きさと期間、さざなみ雲から福島/宮城でM4.5-M5.5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;10日以上続くが、100mV程度と収束傾向。
埼玉浦和:静穏。
東京調布:静穏。
千葉香取/千葉稲毛;最近の平均レベル。
三宅島;昨晩より600mV台の連続ノイズ。三宅島がやや活動的です。
首都圏FM2波長ノイズ観測:警戒表示解除
○広帯域観測(2/27)
横浜市金沢区:一昨日昼に続き、10時ごろに顕著なノイズ。2/23の放射上昇にやや近い地震は未発。
千葉市:不明(データ更新無)

データは静穏です。三宅島の地震活動が活発化し、相模湾と東京湾を中心に注意が必要な現状継続。
昨日と同じ三宅島/大島/相模湾または東京湾のM3.5-M4.5程度の地震に警戒ください。ラドン濃度の動きあり。
しかし、ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません
データとしては、横浜を中心に乱れがあります。


図229昼1

図229昼2

図229昼3
08/
2/28
17:34
●地震指標のモニタリング
埼玉浦和観測点で日中最大800mVのピークノイズ。行徳無指向15時台にピークノイズ、東/南(特に東)に反応あり。
房総/千葉/埼玉/茨城沖でM3-M4の地震が24時間内(48)に予想されます。
他は大きな変更無。

08/
2/28 12:01:51
●地震予測マップ
目次7の地震予測マップの本州中部日本海側(能登から若狭湾)を2/1からみます。
2/1-2/10:赤(活発に変化)と青(静穏に変化)の混在
2/11-2/16:ほぼ無印(拮抗化)
2/17-2/26;青
推移のポイントは2/11-2/16で一回拮抗化して動かなかった期間があることです、大きな地震があるときによく見られる現象です。拮抗化すれば、大きな地震が必ず起きるわけではないですが。
2/17からやや動き始めました。
2/17の予測は2/16のデータを使用しており、福井県大野市和泉地下水ラドン濃度の2/16の異常な急落と同期します。
能登半島西方沖から若狭湾にマークが集中しています。

今後、赤のマークがつきだしたら要注意です。地震予測マップの発行元はこちら。夜間に更新されることが多いようです。

●地震指標のモニタリング
行徳/南で反応が著しい以外、朝と大きく変りません。

08/
2/28
5:16
●太陽活動
太陽風速度472km/秒。磁場強度6.8nT。太陽風密度11.0proton/cc。一昨日彗星近日点。半日予想より遅れて高速太陽風先端が地球に到達。本日には著しい磁気エネルギーが地球に供給される。今後5日間ほど続くようです。

●日本の有感地震活動
1、27日3時29分;栃木県南部;深さは110km、M3.4、最大震度1
2、27日7時22分;奄美大島近海;深さは約30km、M3.6、最大震度2
1の地震活動は当地でした。深さ110kmで有感地震になったことに驚きです。
2の地震活動は南西諸島で続くM3-M5クラスの地震活動です。激しい地震活動の中心はフィリピンにあり、台湾近郊でやや活発です。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;なだらかに低下。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度(日本海側向け);変動少ない
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度(南海トラフ向け);変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。
○彦根市FMノイズ:静穏。ラドン濃度は翌日にならないと更新されませんが、この指標はリアルタイムです。
関西圏の方でご心配の方は、この指標をモニタリングしてください。PC:こちら。携帯:こちら
700mV以上のノイズ(特に800mV以上)が複数出るようでしたら警戒してください。最初は見方がわからないかもしれません、過去のグラフはこちら
3日間続いた著しいノイズの対応地震未発。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/27)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/静穏。南淡路市:静穏(10時まで)。京都府相楽郡木津町/静穏。
徳島阿南市/静穏。静岡市/データ更新無。
○前兆雲
空の掲示板投稿204;投稿者レモン@愛知さん:本州中部日本海側にさざなみ雲。

大きな変化はありません。
大気イオン南淡路観測点2/23昼の異常値は警戒ライン濃度の11倍です。昨日昼に私なりの震源予想はしましたが、いずれにせよ関西圏の方は防災の点検をお勧めします

◎九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(2/27):鹿児島市:静穏(18時まで)
昨日に引き続き、北東方向の山口/島根(日向灘/伊予灘/島根沖ライン)の地震に注意。

◎東北
宮城県コンパス観測で、2/25、2/26に続き、2/27も強い東寄りを観測。一昨日の気象衛星写真のノイズもあります。
福島/茨城/銚子沖方面でM4-M5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;変動極少ない。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;10日以上続く。無指向/南/東、昨日夜間から未明にピークノイズ多数。
埼玉浦和:不明。
東京調布:静穏。
千葉香取/千葉稲毛;稲毛は漸減。香取は漸増傾向。
三宅島;昨日昼より3倍ノイズ増加。600mV台の連続ノイズ。
首都圏FM2波長ノイズ観測:警戒表示継続
○広帯域観測(2/27)
横浜市金沢区:昨日昼に顕著なノイズ。2/23の放射上昇にやや近い地震は未発。
千葉市:不明(データ更新無)

三宅島の地震活動が活発化し、相模湾と東京湾を中心に注意が必要な現状継続。
昨日と同じ三宅島/大島/相模湾または東京湾のM3.5-M4.5程度の地震に警戒ください。
しかし、ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません

データとしては、横浜を中心に乱れがあります。お昼に私が信頼しているサイトの関東の地震の考察を紹介します。

08/
2/27
18:34
●京都近郊での前兆
お昼の報告で、言葉足らずです。逆ラジオノイズ京都観測点は京都/滋賀/福井の前兆ノイズを捉えていると判断され、昨年10月、特に12月以降著しいノイズを継続的に観測しています。想定震源が上記3県に複数あると考えられます。
京都は、大気イオン地震予測研究会様木津川観測点(非公開)で昨年10月上旬に異常値を観測(同研究会様要注意情報10/9)していますので、京都近郊に震源があると想定しています。
京都以外の震源がお昼の報告で解析されたとご理解ください。

●日本の有感地震情報(下記1件のみ報告、他は明日)
27日15時54分;父島南東35km海域;深さは約10km、M6.4、最大震度3
近郊の震源地図を図227夕1に示した。南のマリアナ諸島で9/28;M7.4、10/31;M7.2と大きな震源があり、北上した地震活動です。今後、七島小笠原海嶺の活発化が予想され、関東の地震活動が活発化されることが懸念されます。

●地震指標のモニタリング
小笠原地震前後に関東の指標に動きがやや見られますが、明日朝、経過を見て解析します。

08/
2/27
11:54
●福井県大野市地下水ラドン濃度急落
昨日昼に大気イオン地震予測研究会様兵庫南淡路観測点2/23昼の異常値の推定発生源は紀伊半島沖と推定し、夕方の報告で指標を探し、検証した。ラドン濃度では紀伊半島沖に30日前兆はなかった。
大気イオン異常値観測から対応地震発生まで、過去例では最長105日。大半は1ヶ月以内です。ラドン濃度では紀伊半島沖に30日前兆はない。
再度、考え直してみました。昨日昼では、京都観測点での逆ラジオ前兆ノイズも高かったが、過去30日間のノイズ値と比較し、発生源ではないと推定した。
もし、京都のノイズ発生源が1箇所ではなく、複数であれば、昨日昼の考察は覆されます。日本海側に逆ラジオ測定点がないため、昨日は十分に考察できなかった。

福井県大野市和泉地下水ラドン濃度の2/16に異常な急落があります。これは前兆。対応地域はどこか。南淡路半径200-300km圏内で考えます。
過去の大地震を例にとります。
1、鳥取県西部地震
○2000年(平成12年)10月6日13時30分、震源:鳥取県米子市南方約20km(深さ9km)、地震の規模:M7.3、最大震度:6強、負傷者182名、全壊435棟
○大野市和泉地下水ラドン濃度2000年9月の濃度変化を図227昼1に示した。急落前兆が9/4、9/17にあります。
○大野市和泉地下水ラドン濃度2000年10月の濃度変化を図227昼2に示した。最後の急落前兆が10/2にあり、その4日後に地震発生。
2、石川県西方沖地震
○2000年(平成12年)6月7日6時16分、震源:石川県西方沖、地震の規模:M5.8、最大震度:5弱
○大野市和泉地下水ラドン濃度2000年5月の濃度変化を図227昼3に示した。急落前兆が5/7にあります。
○大野市和泉地下水ラドン濃度2000年6月の濃度変化を図227昼4に示した。小規模な急落を4回繰り返し、その2日後に地震発生。
3、能登半島地震
○2007年(平成19年)3月25日9時41分、震源:輪島市西南西沖40km(深さ11km)、地震の規模:M6.9、最大震度:6強、負傷者279名
○大野市和泉地下水ラドン濃度2007年3月の濃度変化を図227昼5に示した。中規模な急落を4回繰り返し、小規模な急増急減を3回繰り返した、2日後に地震発生。

上記3例のように、能登から鳥取までの日本海側で大地震が起こる場合には、福井県大野市和泉地下水ラドン濃度が20日-30日前に急落します。

逆ラジオ前兆ノイズ京都観測点でのノイズ発生源が能登半島から若狭湾の可能性はないのか。過去6ヶ月以内のM2以上の震源マップを図227昼6に示した。能登半島西方沖、京都北部-福井、鳥取西部-島根である程度地震がまとまっています。
可能性はあります。鳥取西部-島根の逆ラジオ観測点は広島ですが、欠測していますのでノイズ反応がわかりません。

大気イオン地震予測研究会様兵庫南淡路観測点2/23昼の異常値の推定発生源が能登半島西方沖から若狭湾一帯と仮置します。
その場合、大野市ラドン濃度2/16急落は説明でき、3/1-3/16の間に対応地震発生と推定。そうすれば、大気イオン2/23異常値観測から8日-25日となり、1ヶ月以内で、大気イオン異常値観測から本震発生までの大半の期間(過去例)とつじつまがあう。

昨日昼の震源推定は昨日夜の検証の結果、否定され、撤回。
能登半島西方沖から若狭湾一帯が推定震源。推定発生期間;3/1-3/16。M5.5-M6.5(淡路から推定震源まで近く大気イオン濃度は高くなる。)

具体的発生日時は、福井ラドン濃度観測でモニタリング。次の変化に大注目。
また、彦根市FMノイズの過去4日間の異常値も上記震源と考えられる。逆ラジオ前兆ノイズ和歌山印南測定点で異常値が観測されず、M4以上の地震発生はないと推定されるからです。


図227昼1(岐阜県提供)

図227昼2(岐阜県提供)

図227昼3(岐阜県提供)

図227昼4(岐阜県提供)

図227昼5(岐阜県提供)

図227昼6(気象庁提供)
08/
2/27
5:27
●太陽活動
太陽風速度363km/秒。磁場強度4.9nT。太陽風密度5.2proton/cc。昨日彗星近日点。明日後半から次の高速風の先端が地球到達予定。その影響で本日後半から太陽風磁場は乱れてくると思います。

●世界のM4以上地震活動
日本時間(JST)2/26:19時から8時間の間に、ギリシャ南部でM5クラスの地震が3回発生。本サイト空の掲示板147と176で前兆雲を掲載。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;ややなだらかに低下。昨日は急落。
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度;変動少ない
○岐阜県養老町地下水ラドン濃度;変動無。
○田辺市AMノイズ:静穏。ノイズがやや増加傾向。
○彦根市FMノイズ:未明に800mVノイズ。3日間続いた著しいノイズの対応地震未発。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/26)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/僅かにノーズ多。南淡路市:データ更新無。京都府相楽郡木津町/静穏。
徳島阿南市/静穏。静岡市/データ更新無。

ラドン濃度の低下が続いています。和歌山北部の中央構造線断層帯近郊を中心に注意が必要な状況です。M4-M5程度の地震に警戒。
加えて、福井県大野市和泉地下水ラドン濃度に、2/16に著しい急落があります(前兆です)。この解析を昼に。

◎九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(2/26):鹿児島市:静穏(18時まで)
昨日に引き続き、北東方向の山口/島根(日向灘/伊予灘/島根沖ライン)の地震に注意。

◎東北
宮城県コンパス観測で、2/25、2/26と強い東寄りを観測。一昨日の気象衛星写真のノイズもあります。
福島/茨城/銚子沖方面でM4-M5の地震が予想されます。「空の掲示板196;投稿者栃木北部さん」は私(栃木南部在住)が投稿した昨日の朝の大規模な放射雲を投稿。収束方向は水戸から銚子周辺と報告。
「メイン掲示板投稿187;MACさん」;なみなみ雲が茨城にあり。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;変動極少ない。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;漸減。ほぼ収束状態。行徳23時過ぎに800から1100mvの激しいノイズ。本日未明に南指向で激しいノイズ。
埼玉浦和:未明に1200mVノイズ。
東京調布:静穏。
千葉香取/千葉稲毛;稲毛で未明に平均値の盛り上がり。香取:平均で100-600mVノイズ。
三宅島;最近の平均レベル。
首都圏FM2波長ノイズ観測:警戒表示継続
○広帯域観測(2/26)
横浜市金沢区:日中ノイズ僅かに多い。2/23の放射上昇にやや近い地震は未発。
千葉市:不明(データ更新無)
○前兆雲観測
空の掲示板に神奈川と東京の目視の彩雲、衛星画像の東京湾/相模湾のさざなみ雲が多数投稿。
相模湾と東京湾を中心に注意が必要な現状継続。
上記結果からは、上記東北方面で述べた地震。
さらに、昨日と同じ三宅島/大島/相模湾または東京湾のM3.5-M4.5程度の地震に警戒ください。
しかし、ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません


08/
2/26
17:52
●南海トラフ地震の指標
昼に紀伊半島沖または東海沖M7クラスの地震の可能性を示しました。次いで、この地震に対する指標を検討しました。検証例は2004年9月に発生した紀伊半島南東沖地震です。
2004/9/5:19:07;M7.1。同日:23:57;M7.4。9/7:08:29;M6.5。
岐阜県/福井県の地下水ラドン濃度公開測定点5箇所で、明確な指標となる地域を選択した。結論から述べると、指標は岐阜県養老町測定点です。
図226夕1に2004/9月の1時間後とのデータを基にしたラドン濃度の変化を示した。地震発生前の9/4にラドン濃度が急落。翌日にM7.1が発生した。
図226夕2に2004/8月の1時間後とのデータを基にしたラドン濃度の変化を示した。2004/8/7にラドン濃度の激しい急落。地震発生前の27日です。これが前兆となると思います。
今回も20-30日前にラドン濃度の著しい急落が起こるかわかりませんが、起これば、0-30日以内に大地震が発生するということになると思います

その他の4測定点でも調べてみましたが、明確な指標になる測定点はなかった。図226夕3に現在本州中部地方の指標にしている飛騨市割石温泉の2004/9月のラドン濃度変化を示した。9/6にラドン濃度の急落が起きており、9/7の余震の指標にはなるが、肝心な本震の指標にはならなかった。また、2004/8月の前兆となるラドン濃度急落もなかった。
南海トラフ地震の指標として、岐阜県養老町測定点をモニタリングに組み込む。なお、2007年11月1日から2008年2月25日までの間に、養老町ラドン濃度の急落は観測されていない。つまり、ラドン濃度による前兆はないということです。

●地震指標のモニタリング
本サイト「空の掲示板投稿180投稿者;私」から朝に報告した日本海側のM3-M4規模の地震は下越(佐渡)方向だと思います。
また、同上投稿から福島/宮城/三陸沿岸でM4-M5の地震は、福島/茨城方面だと思います。

行徳無指向/南/東に11時頃、シャープなノイズ発生。東に反応大きい。千葉香取で10-13時まで平均値の200mVの上昇があることから上記福島/茨城方面の地震の前兆だと思います。

図226夕1

08/
2/26
12:08
●世界のM4以上地震活動
日本時間(JST)2/26:03:06:インドネシアメンタワイ諸島:M6.4;地震の深さ35km。
昨日から1日間でM7.0、M6.3、M6.4と激しい地震活動が続いています。本サイト「空の掲示板投稿128、147;投稿者:レモン@愛知さん」がこれらの大地震の前兆をしっかり捕らえられています。すばらしい技術です。絶賛します。
海外のことだとお考えの方もおられるかと思いますが、この技術は当然、近い将来、東京以西の太平洋側で起こるM7-M8地震のときに、威力を発揮されるでしょう。
私が、今やっているモニタリングもその時のためです。少しずつでも精度を上げていきたいと思います。

●大気イオン地震予測研究会様兵庫南淡路観測点2/23昼の異常値の推定発生源
逆ラジオによる電磁波ノイズデータ(比率処理グラフ)の2/22-2/24分が公開されたので、大気イオン発生時間と同期している観測点を、あわじから半径200km以内で調べてみます。
最も可能性が高いのは、伊勢観測点、次いで、京都観測点です。他は発生日時とノイズ強度から考えにくい。伊勢観測点は2/23と2/24にノイズ。特に2/23夜半から生じたノイズは過去1ヶ月では最も強度が高い。
京都観測点は2/22と2/23に著しいノイズ。特に2/23はノイズ強度が高い。しかし、2/22や2/23程度のノイズ強度は2/9と2/11にも観測されており、もし、京都が発生源であれば、2/9と2/11にも大気イオンの異常値が観測されるはずだが、両日ともに観測されていない。
上記の理由で逆ラジオ伊勢観測点区域が、大気イオン南淡路観測点2/23昼の異常値の発生源(震源)と推定します。
2/23夕方にも報告しましたが、 「同観測点2007/12/23の113.15Kの発生源は逆ラジオ前兆観測同期観測点が伊勢であったため、紀伊半島沖/東海沖と予想しました」。今回も同じ結果となりました。
12/23;113.15k、2/23;115.35kと極めて高い大気イオンです。M7クラスの震源です
発生日の推定は海外で続く大地震の影響で、日本の地震活動は未だ抑制状態ですので詳しくわかりませんが、日本の地震活動の潮目が変る3月以降だと思います。

日々の報告で経過を追っていきます。

図226夕2
08/
2/26
5:29
●太陽活動
太陽風速度410km/秒。磁場強度2.0nT。太陽風密度3.2proton/cc。本日彗星近日点。

●世界のM4以上地震活動
日本時間(JST)2/26:06:04:インドネシアメンタワイ諸島:M7.0;地震の深さ35km。
日本時間(JST)2/26:03:06:インドネシアメンタワイ諸島:M6.3;地震の深さ35km。

●日本の有感地震活動
1、25日;20:45:東京湾:M3.6:地震の深さ;50km、最大震度1
2、25日;22:52:福島県浜通り:M3.6:地震の深さ;90km、最大震度1
1の地震活動は昨日朝予想の通りでした。前兆に対する地震規模が小さく、後続が懸念。
2の地震活動も昨日朝の予想の通りでした。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;急落(小ー中規模)
○福井県大野市和泉地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)
○田辺市AMノイズ:静穏。ノイズがやや増加傾向。
○彦根市FMノイズ:静穏。3日間続いた著しいノイズの対応地震未発。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/25)
大阪府豊中市/ややノイズ多い。神戸市/静穏。南淡路市:データ更新無。京都府相楽郡木津町/ややノイズ多い。
徳島阿南市/静穏。静岡市/データ更新無。

和歌山北部の中央構造線断層帯近郊を中心に注意が必要な状況です。M4-M5程度の地震に警戒。ラドン濃度の変化度合からM6を超える地震ではありません。
また、福井のラドン濃度が小規模ながら急増急減していますので、日本海側(能登半島または新潟)の地震にも注意です。M3-M4規模を予想します。本日または明日。
逆ラジオ前兆ノイズ七尾で、連続ノイズ(2/12には著しいノイズ)が2/24には収束。福井ラドン濃度の今後に注目。

◎九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(2/25):鹿児島市:静穏(18時まで)
昨日に引き続き、北東方向の山口/島根(日向灘/伊予灘/島根沖ライン)の地震に注意。

◎東北
宮城県コンパス観測で、2/25に強い東寄りを観測。昨日の気象衛星写真のノイズもあり、福島/宮城/三陸沿岸でM4-M5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;200mV連続。
埼玉浦和:不明
東京調布:静穏。
千葉香取/千葉稲毛;昨日早朝から夜半にかけて基線の盛り上がり。現在、収束。
三宅島;最近の平均レベル。
首都圏FM2波長ノイズ観測:警戒表示継続
○広帯域観測(2/25)
横浜市金沢区:日中ノイズやや多い。2/23の放射上昇にやや近い地震は未発。
千葉市:不明(データ更新無)

上記結果からは、埼玉/千葉(房総銚子沖)/茨城沖または福島沖でM3.5-M4.5。
三宅島/大島/相模湾または東京湾のM3.5-M4.5程度の地震に警戒ください。
しかし、ラドン濃度の変動が小さいためM5を超える大きな地震は懸念されません
相模湾と東京湾を中心に注意が必要な現状です。


図226夕3
08/
2/25
17:51
●地震指標のモニタリング
千葉稲毛/千葉香取のFMノイズが一旦、早朝下がったものの、昨晩と同じレベルまでノイズが盛り上がる。他のデータが公開されていないので、断定できませんが、本日朝と同じ程度の地震が千葉房総沖方面に予想される。M5を超えるレベルではないです。

08/
2/25
11:58
●日本の有感地震活動
1、25日;04:04:釧路支庁中南部:M3.6:地震の深さ;90km、最大震度1
2、25日;05:25:千葉県東方沖(銚子沖):M4.6:地震の深さ;20km、最大震度1
1の地震活動は、北海道東方沖の地震活動です。日々のモニタリングに使用できる指標がなく、今後調査します。
2の地震活動は、朝に予想した銚子沖で規模も予想の範囲内。昨日夕方は所用があり、一通り指標を見ただで、大きな異変がなかったと報告しました。
朝ゆっくりとみたら、稲毛/香取ともに基線が盛り上がっており、あわてて予想しました。やはり、リズムを壊さず、続けるのは難しいです。
震度1で不幸中の幸いでした。

●地震指標のモニタリング
広帯域観測(2/24):神戸市/異常なし。
滋賀彦根観測点:基線の盛り上がりが続く。要注目。
宮城コンバス観測/やや強い東寄り。東北太平洋側注意。

08/
2/25
5:32
●太陽活動
太陽風速度453km/秒。磁場強度4.7nT。太陽風密度5.1proton/cc。今後4日間ほどは太陽風速度の急上昇はないようです。次の高速太陽風は2/28に地球到達予定。2/27にはその影響で大きな磁気エネルギーが地球に流れ込んでくるでしょう。

●世界のM4以上地震活動
日本時間(JST)2/24:23:46:インドネシアメンタワイ諸島:M6.4;地震の深さ35km。
2/20に発生した地震も含めて図225朝1に示しました。今回の地震活動はスマトラ島沿岸南部で2/20の北部と異なる地域でまとまった地震活動が発生しています。

●日本の有感地震活動
1、24日;18:07:奄美大島近海:M3.6:地震の深さ;30km、最大震度1
南西諸島中部の地震活動でした。M4未満で何よりです。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;急激な濃度上昇(年初来初めて)
○田辺市AMノイズ:静穏。ノイズがやや増加傾向。
○彦根市FMノイズ:昨晩17時に850mVのノイズと18時以降の基線の盛り上がりが目立つ。一昨日、昨日のノイズ急増とあわせ注目。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/24)
大阪府豊中市/静穏。神戸市/南淡路市:データ更新無。京都府相楽郡木津町/ややノイズ多い。
徳島阿南市/静穏。静岡市/データ更新無。

昨日昼に報告しましたように、和歌山北部の中央構造線断層帯近郊を中心に注意が必要な状況です。ラドン濃度の急激な上昇があるためです。
ラドン濃度の急減が起これば地震発生のタイミングは整うと思います。明日になるかもしれませんが、注意です。

◎九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分/静穏、南北成分/静穏。VHF帯ノイズ/静穏。ELF帯ノイズ/変化無。
○広帯域観測(2/24):鹿児島市:静穏(18時まで)
最新の地震予測マップでは、沖縄本島から八重山諸島近郊で赤マーク続く。
昨日のノイズ急増もあり、北東方向の山口/島根(日向灘/伊予灘/島根沖ライン)の地震に注意。

◎東北
「空の掲示板:投稿167、投稿173;投稿者;レモン@愛知さん」で気象衛星写真にノイズが発生し、経験則から東北太平洋側の地震が予想されるようです。
宮城県コンパス観測;昨日午前中東に4度、午後に東に3度ずれが認められ、未明には収束。
福島/宮城/三陸沿岸でM4-M5の地震が予想されます

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;濃度変化少ない。
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ続く;200mV連続。
埼玉浦和:昨日15時頃1200mVノイズ
東京調布:静穏。
千葉香取/千葉稲毛;昨日早朝から夜半にかけて基線の盛り上がり。
三宅島;最近の平均レベル。
首都圏FM2波長ノイズ観測:警戒表示継続
○広帯域観測(2/24)
横浜市金沢区:日中ノイズ多い。一昨日の16時ノイズ5000mVは放射上昇にやや近い。
千葉市:不明(データ更新無)

上記結果からは、埼玉/千葉(房総銚子沖)/茨城沖または福島沖でM3.5-M4.5。
房総半島と八丈島/三宅島/大島/相模湾のM3.5-M4.5程度の地震に警戒ください。あるいは過去三ヶ月の震源マップから東京大田区/川崎方面。
しかし、ラドン濃度の変動がないためM5を超える大きな地震は懸念されません。
しかし、2/24の朝に報告したようにな前兆雲観測により注意が必要です。今後の前兆の推移が注目されます。


図225朝1(USGS)
08/
2/24
17:46
●気象庁発表週間火山概況(2/15-2/21):こちら
桜島は、20日に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)からレベル2(火口周辺規制)に引き下げた。それ以外の火山には変化無しと発表した。

●モニタリング
変化無しです。日本の有感地震活動も発生無。日本の地震の抑制は2ヶ月近くたつ。海外で頻発する大地震による抑制が原因です。このまま抑制が続いてくれればいいと願います。
しかし、変化の兆しが見え始めています。電磁波ノイズの年初来の異変や群馬県のラドン濃度のこの2-3日の動きからそのように思います。

08/
2/24
12:01
●関西のモニタリング追加
飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度の2/23後半のデータが公開され、濃度が2/23の17時頃から急上昇しています。
滋賀彦根観測点の1600mVの非常に高いノイズ発生は昨晩18時です。 その後夜間は基線も盛り上がっているようです。2日連続の盛り上がりです。

福井県大野市和泉 「平成の湯」地下水ラドン濃度の変化は少ないことから日本海側ではないようです。京都もややノイズが多いものの放射上昇はしていません。
週末でデータが少ないものの、
「空の掲示板:投稿129;投稿者;レモン@愛知さん」が紀伊水道付近から四国に掛けて無数の帯状雲を観察していますので、和歌山北部の中央構造線断層帯近郊の地震活動に注意をした方がいいようです。
割石温泉のデータの本日分は明日朝にならないとわかりませんが、グラフから判断するとまだ上昇中のように推察され、本日M4以上の地震が発生する可能性は薄いと思います。

08/
2/24
5:18
●太陽活動
太陽風速度430km/秒。磁場強度4.1nT。太陽風密度3.9proton/cc。今後4日間ほどは太陽風速度の急上昇はないようです。

●世界のM4以上地震活動
図224朝1に大西洋中央海嶺で続く地震活動を示しています。
ヨーロッパの終わるところ,アゾレス諸島でJST;2/23;20時-22時にかけて、M5.2、M4.8、M5.0、M5.3、M4.7と激しい連続地震が発生。
アゾレス諸島は、大西洋中央海嶺とホットスポット(マグマが上昇する場所)が重複した位置にあり、火山島です。アゾレス諸島は、大西洋中央海嶺に交差して北西-南東方向に伸びる海嶺の上に位置し、アフリカプレートがヨーロッパプレートに対して北北西方向に沈み込むような形でイベリア深海平原が形成され、イベリア深海平原とアゾレス諸島までの海底にはそのゆがみによってトランスフォーム断層(横ずれ断層)が生じているといます。
また、大西洋中央海嶺南端のサンドイッチ諸島でJST;2/23;23:57;M6.8の大地震発生。2/10のM6.6地震震源とほぼ同じ位置。

今後、地中海での地震と以前紹介したように大西洋中央海嶺の拡張により、新潟以北の日本海側の地震が影響を受けてきます

●日本の有感地震活動
1、23日;10:35:秋田県内陸南部:M3.2:地震の深さ;10km、最大震度1
上記のように少しずつ、日本海側の地震の懸念が出てくると思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;僅かな濃度変化
○田辺市AMノイズ:静穏。ノイズがやや増加傾向。
○彦根市FMノイズ:昨晩18時に1600mVの非常に高いノイズ発生。一昨日のノイズ急増とあわせ注目。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○愛知美和の植物生体電位:昨晩23時過ぎに4mvほど急落。今月に入って一番大きな変化。
○広帯域観測(2/23)
大阪府豊中市;僅かにノイズ多い。神戸市/南淡路市:データ更新無。京都府相楽郡木津町/ややノイズ多い。
徳島阿南市/静岡市(17時まで);異常なし。
○前兆雲
「空の掲示板:投稿146;投稿者;レモン@愛知さん」
周防灘から豊後水道及び日向灘・高知沖に長方形の亀裂雲発生と断層雲が発生。しばらくは、要注意地域です。
「空の掲示板:投稿166;投稿者;レモン@愛知さん」
紀伊半島沖に波紋状雲と筋雲

上記の結果から本州中部ではM4以上の地震は発生しないと予想
彦根測定点の動きと広帯域観測京都の動きがやや気になります。今後の推移が注目。
また、昨日に引き続き、和歌山北部の中央構造線断層帯近郊、日向灘/伊予灘/島根沖ラインに注意が必要なようです。

◎九州
○福岡市:VLF帯ノイズ;北東南西成分;昨晩よりノイズ急増、南北成分比較的静穏。VHF帯ノイズ:昨晩よりやや多い。ELF帯ノイズ変化無。
○広帯域観測(2/23):鹿児島市:静穏
最新の地震予測マップでは、八重山諸島近郊で赤マーク続く。
昨日と同じく山口/島根、石垣島から台湾東部でM4-M5規模の地震を予想。
北東方向の山口/島根の地震に注意。

◎関東
○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度;僅かな濃度変化
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ再開;昨日7時以降200mV連続。
埼玉浦和:不明。
東京調布:静穏。
千葉香取;平均値でみたノイズ200-500mVの連続ノイズ。
千葉稲毛:昨夕一時的にノイズ盛り上がる。三宅島;最近の平均レベル。
首都圏FM2波長ノイズ観測:波形は依然として変動継続。昨日未明の波形は、年明けからの一番大きな変化
○広帯域観測(2/23)
横浜市金沢区:昨夕著しいノイズ。16時ノイズ5000mVは放射上昇にやや近い。
千葉市:不明(データ更新無)
○前兆雲
「空の掲示板:投稿166;投稿者;レモン@愛知さん」
東京にあれだけの突風が吹いたにもかかわらず、さざ波雲が東京湾に居座っていました。気になりますね。やや小さいども。
「空の掲示板:投稿152;投稿者;ゆうやけさん」
一昨日/昨日と続く月暈

上記結果からは、昨日と同じですが、特に横浜での著しいノイズが注目。
房総半島と八丈島/三宅島/大島/相模湾のM3.5-M4.5程度の地震に警戒ください。しかし、ラドン濃度の変動がないためM5を超える大きな地震は懸念されません。
しかし、ゆうやけさんが一昨晩に観測された月環虹の対応地震が懸念されます。今後の前兆の推移が注目されます。


図224朝1 オレンジ丸はホットスポット
08/
2/23
18:12
●大気イオン地震予測研究会様兵庫南淡路観測点の異常値
本日2/23日中に115.35Kという極めて高い異常値を観測。アテンションライン10kの11.5倍です。
2007/12/23の113.15k以来の極めて高い濃度です。昨年12月には、逆ラジオ前兆観測同期観測点が伊勢であったため、紀伊半島沖/東海沖と予想し、過去例をそのまま当てはめて、予想しましたが、昨今の世界の激しい地震活動による日本の地震活動の抑制効果で発生は遅れているものと分析していました。
2004年紀伊半島地震時の例示はこちら
今回も、逆ラジオ前兆観測同期観測点との同期で震源地を探りたいと思います。データ公開が2/25または2/26になると思われますので、その時に解析します。
いずれ前兆イオンであるとすれば、M6-M7クラスの前兆です

●地震指標のモニタリング
朝の広帯域観測(2/22)のデータ更新が遅れていた観測点:神戸観測点:異常無。兵庫南淡路観測点:僅かにノイズ多い。
関東のモニタリングでは、東京調布観測点で17時頃に中波/FM波でノイズ観測。その時間帯に千葉稲毛観測点で平均値が盛り上がるノイズ。
明日朝、他の観測点のデータとともに評価します。

08/
2/23
12:06
●岐阜県内ラドン濃度と大きな地震の関係
○岐阜県では「岐阜県 地域県民部 消防防災課」が地下水中ラドン濃度観測による地震観測設備を岐阜県内の主要断層地域に整備した。その過去のデータを用い、M4以上の地震に対する検証を2/12昼に報告しました。
その後、飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度を本州中部の地震予想の指標として活用していますが、今のところ予想と対応地震は合致しているようです。

本州中部以外の本州地域に拡張できないか検証してみましたが、飛騨市割石温泉のデータではラドン濃度と対応地震に傾向はつかめるものの、明確な指標として活用することは難しかった。
そこで、現在公開されている岐阜県内5箇所のラドン濃度観測点のデータと昨年の大きな地震を検証して指標として使用できる可能性がある2観測点を選択した

○福井県大野市和泉 「平成の湯」地下水ラドン濃度
昨年3月の能登半島地震前のラドン濃度を図223昼1に示しました。3月のはじめ頃からラドン濃度が急落する時期が4回あります。その後、濃度の急増急減でピークができ、4回のピーク発生2日後に地震発生。
昨年7月の中越沖地震前のラドン濃度を図223昼2に示しました。こちらは能登地震よりさらに明快です。14日にラドン濃度が著しい急増急減。その2日後に地震発生。
日本海側の大きな地震の指標には、福井県大野市和泉観測点が適していると考えています。

○岐阜県中津川市川上地下水ラドン濃度
昨年8月の8/13-8/18まで続いた千葉県東方沖地震との関係を図223昼3に示しました。ラドン濃度は8/15に著しい急増急減を示したいます。8/16にM5.0とM5.3の地震が発生。8/16がこの群発地震のピークでした。
他の関東地域のM5以上の過去2年間の地震とラドン濃度の上昇には一定の関係があることが認められました。
関東の大きな地震の指標には、岐阜県中津川市川上観測点が適していると考えています。

なぜ、中津川と関東かという質問には今のところわからないとしか言いようがありません。また、時間があるときに調べてみます。
中津川観測点は日ごろのモニタリングに組み入れます。福井県大野市は掲示板でモニタリングします。

08/
2/23
5:49
●太陽活動
太陽風速度435km/秒。磁場強度3.7nT。太陽風密度3.9proton/cc。
2/18、2/20(2つの彗星)と続いた彗星近日点。本日2/23と2/26と続きます。磁場のphi成分が乱れています

●日本の有感地震活動
1、22日;20:27:福島県沖:M4.5:地震の深さ;50km、最大震度2
2、22日;17:24:浜松南東40km沖合;M4.6:深さ266km(USGSによる)
3、22日;17:44:小笠原諸島父島東南東65km沖合;M4.5:深さ46km(USGSによる)

1の地震活動は2/2122時埼玉浦和観測点で1000mVノイズを観測したその対応地震だと思います。観測点が埼玉以北になく、茨城沖と福島沖の区別ができません。
2の地震活動は昨日本州中部でM4-M5と予想した地震です。
3の地震活動は昨日の八丈島地震とあわせて、関東南岸の地震活動が活発化します。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;僅かに急増急減
○田辺市AMノイズは昨晩18時に5625カウント、その後ほぼ10-100カウント。ノイズがやや増加傾向。
○彦根市FMノイズ:静穏だが、昨日のノイズ急増の結果は未発。
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/22)
大阪府豊中市;僅かにノイズ多い。神戸市/南淡路市:データ更新無
徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
○最新の地震予測マップでは、日向灘/伊予灘/島根の歪集中ラインに赤マーク。
○前兆雲
「空の掲示板:投稿146;投稿者;レモン@愛知さん」
周防灘から豊後水道及び日向灘・高知沖に長方形の亀裂雲発生と断層雲が発生。しばらくは、要注意地域です。
「空の掲示板:投稿144;投稿者;生駒の住人さん」
西方向からあばら骨状の雲が放射状に広範囲

上記の結果から本州中部ではM4以上の地震は発生しないとおもいます
しかし、和歌山北部の中央構造線断層帯近郊、日向灘/伊予灘/島根沖ラインに注意が必要なようです。

◎九州
○福岡市:ELF/VLF帯ノイズ;昨日は静穏。VHF帯ノイズ:ややノイズ多い
○広帯域観測(2/22):鹿児島市:静穏
最新の地震予測マップでは、八重山諸島近郊で赤マーク続く。
昨日と同じく山口/島根、石垣島から台湾東部でM4-M5規模の地震を予想します。
まだ勉強中なのですが、イオノグラム(電離層観測)沖縄で、乱れが多いように思います。沖縄から台湾方面の地震に警戒。

◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向ノイズ収束。9日連続だった。今後対応地震の発生に注意。
埼玉浦和:不明。
東京調布:静穏。
千葉香取;平均値でみたノイズ200-500mVの連続ノイズ。
千葉稲毛/三宅島;最近の平均レベル。
首都圏FM2波長ノイズ観測:2/18-2/20の小規模な不規則な変動は2/22:M4.9の八丈島地震が対応地震と推定。
○広帯域観測(2/22)
横浜市金沢区:2/22は静穏。2/212000mVノイズの対応地震は未発。
千葉市:不明(データ更新無)
○前兆雲
「空の掲示板:投稿146;投稿者;レモン@愛知さん」
房総半島から三宅島又は八丈島に掛けて、さざ波雲と波状雲が発生。
「空の掲示板:投稿152;投稿者;ゆうやけさん」が昨晩の放射雲の大放射。

上記結果からは、特に行徳の収束に伴う地震が懸念されます
房総半島と八丈島/三宅島/大島/相模湾のM4-M5程度の地震に警戒ください。
しかし、ゆうやけさんが一昨晩に観測された月環虹の対応地震が懸念されます。今後の前兆の推移が注目されます。



図223昼1


図223昼2


図223昼3
08/
2/22
17:48
●世界の地震活動
また、次のM6以上の大地震のスタンバイをしているようです。日本時間の本日未明の八丈島東方沖M5、パプアニューギニアインドネシア領M5.5までは、世界的に均一に活性化していました。
その後はアラスカのアリューシャン列島のアダック島周辺とアメリカのネバダ州にほぼ半日地震活動が集中。とくにアダック島周辺で顕著です。昨年12/19:M7.2の大地震が起こった地域で、巨大地震が数多く発生している近郊です。
図222夕1(USGS)の震源マップでその激しさがわかります。アラスカ半島からアリューシャン列島まで見事な地震の帯です。
もう一点は、アメリカカリフォルニア南部です。図222夕2(USGS)。最近激しさを次第に増して、メキシコのバハカリフォルニア州で顕著です。
最近の世界の地震活動は本当に不安定です。抑制-開放、一点集中のパターンを繰り返しています。

●日本の地震活動と前兆ノイズ
○2/22:17:35;九州地方南東沖;M4.1;深さ10km;最大震度1
朝に前兆雲観察投稿結果から「匡東半島から伊予灘に掛けて」という南側です。今後、北上が懸念されます。

○世界の地震活動が上記地域に集中していることも影響し、前兆観測のノイズ強度は弱まっています。

08/
2/22
12:00
●逆ラジオの前兆ノイズ(比率処理グラフ:2/18-2/20が公開)。こちら
特徴だけ簡記します。

○最も顕著なノイズは浜松です。過去2ヶ月間経験がないノイズ強度。伊勢の著しいノイズも2/20に観測され収束せず。
収束後は、東海沖/紀伊半島沖はかなり警戒が必要(M6-M7クラスもあり)。2/19に詳述。
○盛岡/仙台の連続するノイズはやや収束傾向。注意が必要なレベルです。
○浦和:2/17から連続する強度が高いノイズを2/20まで観測。ほぼ2ヶ月強度は低いがほぼ連続するノイズを観測。
関東では、千葉/鎌倉/鷲宮で連続するノイズを観測。
○関西;京都/高槻のノイズは収束傾向だが、未だ継続している。収束後には注意。和歌山北部一帯の指標となる和歌山印南観測点は継続するノイズを観測しているが、2/20にやや強度が強いノイズを観測。
○鹿児島の継続するノイズはやや強度を強め、継続している。

●北海道浦河沖地震の懸念
○地震予測マップの最近の変動で最も大きい地域は北海道と北東北の太平洋側です。本サイト:目次7:予測マップ。こちら
最近一週間ほど続く北海道方面のマークの集中。2/21の最新版が最も顕著。
○宮城県のコンバス観測で2/14-2/19、2/21に大きい変動が認められます。こちら
○2/21の択捉島沖、根室半島j地震の後続は浦河沖(最近半年間)
上記3点の理由で浦河沖M5程度の地震を予想します。

●地震指標のモニタリング
大きな変化無。


図222夕1(USGS)

図222夕2(USGS)
08/
2/22
5:23
●太陽活動
太陽風速度487km/秒。磁場強度4.2nT。太陽風密度2.8proton/cc。
2/18、2/20(2つの彗星)、2/23、2/26と続く影響で、磁場のphi成分が乱れています。現時刻では乱れはやや収まっています。

●世界のM4以上地震活動
日本時間2/21;23:16;ネバダ州:M6.0、地震の深さ;9km
「空の掲示板:投稿128;投稿者;レモン@愛知さん」が衛星写真で解説していますが、スマトラ方面はまだ後続地震があるようです。

●日本の有感地震活動
22日;02:39:八丈島東方沖:M4.9:地震の深さ;30km、最大震度2
2/17朝に予想した八丈島方面の地震活動です。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;急落(2月にはいって最も大きな変化)
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズ:昨日10時以降基線が盛り上がり、600-650mVノイズ、750mVノイズそれぞれ6本、1本がみられる。ノイズパターンに変化があり、注意
○清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/21)
大阪府豊中市;ややノイズ多い。神戸市:昨日18時顕著なノイズ(1000mV)
徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
○最新の地震予測マップでは、能登半島や若狭湾など日本海側に青マークが目立ちます。
○前兆雲
「空の掲示板:投稿123;投稿者;むうさん」が新潟から見た能登方向の放射雲
「空の掲示板:投稿127;投稿者;神戸東部さん」がおもに西、北方向の前兆雲
「空の掲示板:投稿129;投稿者;レモン@愛知さん」が紀伊水道付近から四国に掛けて無数の帯状雲、匡東半島から伊予灘に掛けて、雲帯とラセン雲

上記の結果から本州中部でM4-M5程度の地震が近畿圏と能登半島(とくに和歌山北部から徳島東部を中心)に発生すると考えられます。。

◎九州
○福岡市:VHF;昨晩から本日未明にやや顕著なノイズ、ELFノイズ:静穏、VLF帯の福岡南北で未明に顕著なノイズ。
○広帯域観測(2/21):鹿児島市:静穏
最新の地震予測マップでは、八重山諸島近郊で赤マーク続く。
昨日と同じく山口/島根、石垣島から台湾東部でM4-M5規模の地震を予想します。


◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向連続ノイズ再開。8日半連続。
埼玉浦和:昨晩22時;1000mVノイズ。
東京調布:静穏。
千葉香取;平均値でみたノイズ200-500mVの連続ノイズ。
千葉稲毛/三宅島;最近の平均レベル。
首都圏でFMノイズ観測されているサイトのコメント「2/18:不規則な変動の継続(規模は小だが、本年初めて)。2/19:波形に変化。」でした。2/20は2/19と2/20の同様な変化。注意と掲載。
○広帯域観測(2/21)
横浜市金沢区:昨日未明に2000mVノイズ。千葉市:不明(データ更新無)
○前兆雲
「空の掲示板:投稿134;投稿者;ゆうやけさん」が本日未明の彩雲。
上記結果からは、関東(南関東)で、M4.5-M5程度の地震が3日以内(本日、明日)に予想されます。今後の前兆の推移が注目されます。

08/
2/21
17:50
●世界のM4以上地震活動
日本時間2/21:11:46;スヴァールバル諸島;M6.2;深さ10km:震源地図はこちら
ノルウエー:オスロから1935km北です。極地科学研究の世界的な拠点です。オゾン層などの観測が行われている地域です。地震は本年にはいってM3規模の地震が1回だけ近郊にあった程度です。全く想像もしていない地域でした。

●日本の有感地震活動
1、21日;14:19:択捉島南東沖:M4.9:地震の深さ;10km、最大震度1
2、21日;15:53:根室半島南東沖:M4.0:地震の深さ;70km、最大震度1
1と2の地震活動地域は日本で最も激しい地域です。逆ラジオの前兆ノイズ(釧路)では、1月中旬以前のようなノイズは認められていないので、M5を越える地震活動はこの地域では発生しないと思います。
カムチャッカ半島東方沖を中心にした地域に歪エネルギーが蓄積されていると思います。

●地震指標のモニタリング
気になる点はありますが、明日朝まで経過を見たいと思います。大きく変更ありません。

08/
2/21
12:04
●世界のM4以上地震活動
日本時間;2/21:5:27、ギリシャカラマタ;M6.1、地震の深さ35km、2/14のM6.9地震の近郊で発生。
前兆雲(さざなみ雲)は衛星写真で空の掲示板101と102でレモン@愛知さんが投稿されていました。私は始めて地中海の地震の前兆写真をみました。
地震活動は活発になっていますが、頻度/規模/地域と偏在が少なく、地球全体で活発化している印象です。

●日本近郊の最近1週間の地震活動
図221昼1に最近1週間の日本近郊の拡大の地震活動を示しました。スマトラ北部の大地震の余震は続いていますが、昨年のスマトラ地震時のような激しさはなく、しばらくこの地域は収まるのではないでしょうか。日本で地震雲を観察される方で、国内でスマトラ方面と考えられる前兆雲を目視されます。それだけ、この地域の地震活動と日本の地震活動が関連すると推察します。
今後の焦点は再三報告していますバンダ海の地震活動の北上だと思います。先週は七島小笠原海嶺方面、今週はフィリピンから台湾方面で地震活動が活発です。フィリピンから台湾まで北上してくると日本の地震活動に影響を及ぼすのは時間の問題です。

●日本の有感地震活動
1、21日;09:00:長野県北部:M1.6:地震の深さ;10km、最大震度1
2、21日;09:45:奈良県南部:M3.5:地震の深さ;50km、最大震度1
1の地震活動は北アルプスの東側です。
2の地震活動は朝に予想したとおりでした。「地震に備える掲示板投稿146:投稿者MACさん」が昨日の衛星写真の解読により、警戒と呼びかけた地域です。中央構造線断層帯の地震活動です。

●地震指標のモニタリング
大きくは変りませんが、埼玉浦和観測点で7-8時の間に500mV弱のノイズを観測。M3未満の前兆だと思います。


図221昼1(USGS)
08/
2/21
5:37
●太陽活動
太陽風速度513km/秒。磁場強度4.1nT。太陽風密度2.0proton/cc。11日間連続の高速風です。本日、再度コロナホール由来の高速太陽風が地球到達予想。
2/18、2/20(2つの彗星)、2/23、2/26と続く影響で、磁場のphi成分が著しく乱れています。大きな地震が発生しやすい環境です。

●世界のM4以上地震活動
昨日のシムル島M7.5地震により、シムル島で少なくとも3人が死亡し、27人が負傷した。多数の建物が倒壊したとみられ、被害者は、さらに増える可能性があるようです。心からお見舞い申し上げます。震災はいやだ。

●日本の有感地震活動
1、20日;16:03:青森県東方沖:M3.5:地震の深さ;50km、最大震度1
2、20日;18:35:宮崎県北部平野部:M2.9:地震の深さ;10km、最大震度1
3、21日;00:48:奄美大島近海:M3.5:地震の深さ;極浅い、最大震度1
1の地震活動は浦河沖に近いです。この周辺は歪がたまっている地域ですので、M5程度の地震の可能性もあり、急いで前兆指標を探します。
2の地震活動は最近散見されます。
3の地震活動は西方沖で南西諸島海嶺地震と関連があると思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;極く小規模な急増急減(変化無)。
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩23時台に780mVの顕著なノイズ。清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/20)
大阪府豊中市/徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。南淡路/2000mVノイズ観察
最新の地震予測マップでは、能登半島や若狭湾など日本海側に青マークが目立ちます。

昨日と同じように和歌山北部を中心に内陸部でM2.5-M3.5の地震活動が発生するかもしれませんが。2/15-2/20に引き続き、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します

◎九州
○福岡市:VHF/ELFノイズ:静穏、VLF帯の福岡南北で未明に基線の盛り上がり。
○広帯域観測(2/20):鹿児島市:静穏
最新の地震予測マップでは、八重山諸島近郊で赤マーク続く。
昨日と同じく山口/島根、石垣島から台湾東部でM4-M5規模の地震を予想します。


◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向連続ノイズ再開。7日半連続。指向アンテナ反応では、南/東(特に南)に顕著なノイズ。異例です。
埼玉浦和/東京調布:静穏。
千葉香取;平均値でみたノイズ200-500mVの連続ノイズが再開。大変気がかりです。
千葉稲毛/三宅島;最近の平均レベル。
首都圏でFMノイズ観測されているサイトのコメント「2/18:不規則な変動の継続(規模は小だが、本年初めて)。2/19:波形に変化。」でした。2/20は2/19と2/20の同様な変化
○広帯域観測(2/20)
横浜市金沢区:静穏。千葉市:不明(データ更新無)
上記結果からは、昨日に引き続き、関東にM4以上の地震は本日は発生しないと予想します。
しかし、千葉香取のノイズ観測からM3程度の地震は銚子沖から千葉/茨城で発生を予想。
また首都圏のFMノイズ観測者の3日間連続のノイズ異変により、動きが少し見られはじめています。

08/
2/20
18:14
●世界のM4以上地震活動
日本時間2/20:17:08;インドネシアアチ州シムルー島;M7.5:地震の深さ34km。震源地図はこちら
メンタワイ諸島の北端です。メンタワイ諸島では、2/19;M5.3、M5.2と続けて発生し、それが前震として、疑いがある地域でした。図220夕1に本年1月以降のM3以上の地震活動を示していますが、M3以上地震が23回発生しています。そのうち20回はM4以上で激しい地震活動が続いていました。

本日昼に報告したように、大きな地震が起きやすい環境になりつつあります。今後も後続の大地震が控えているかもしれません。今のところ被害のニュースは入っていませんが、掲示板で入り次第お伝えします。陸域の浅い地震ですので心配されます。このような巨大地震のスタンバイが、世界や日本の地震活動も抑えられていたようです。USGSの毎日の地震活動で、発生頻度や規模が抑制されていると数日以内に大地震が発生するというパターンを繰り返しています。

●地震指標のモニタリング
朝や昼と変りません。大地震による抑制効果がはずれて、世界や日本の地震活動がどのように動くか注目されます。明日朝には、概略がわかると思います。

図220夕1
08/
2/20
11:57
●4つのトリガー
本年になって、次々と本州太平洋側を低気圧が通過していきます。東京では、平年の降雪回数の3、5回を上回る5回の雪になった。地震は気象のうちの地象といいます。
本サイト目次6の「地震と気圧の関係」で詳しく述べていますが、震源は気圧を低下させるそうです。

地震予測の専門家の言葉を引用します。 「太平洋側に、再三、低気圧の通過がみられる。太平洋側の地震前兆現象。」 「2/9は、近畿、東海は大雪、大阪では11年ぶりの積雪。近畿内陸部は地震に警戒。」
本州関東以西の太平洋側で逆ラジオの前兆ノイズも多く見られます。他の前兆現象(電磁波ノイズ、空、動物)など身近な自然現象にさらに注目することをお勧めします。

20日夜から西半球の空で皆既月食がみられます。太陽、地球、月が一直線上に並び、月が地球の影の中に入る時に観測されます。月が完全に見えなくなるわけではない。その影にわずかに入る光が大気の影響で屈折し、スペクトル中の赤い光が月面に映るため、地球から見ると月面の色は赤銅色、オレンジ、茶色と刻々と変化します。
本日は2個分の彗星近日点(彗星が太陽に最も近づく日)。太陽磁場構造変化が起こりやすい。高速風の再来。明日は満月(月引力)と4つもトリガーが重なってしまいます。
注意深く、日々のモニタリングを続けます。

●日本の有感地震活動
1、20日;06:51:和歌山県北部:M2.7:地震の深さ;10km、最大震度1
2、20日;10:29:留萌支庁中北部:M3.0:地震の深さ;極浅い、最大震度1

1の地震活動は昨日朝M2.5-M3.5の地震予想とした対応地震だと思います。また、本日朝の和歌山北部注意にあてはまります。しかし、逆ラジオの前兆ノイズの和歌山印南では連続したノイズは観測されているものの、ノイズ強度は高くなっていませんのでM4以上の地震活動は想定されません。今後も続くかもしれません。
2の地震活動は予想していませんでした。M4以上の地震活動をターゲットにしているためです。しかし、最近北海道や東北日本海側に深発地震が目立ちますので、やや気になります。

08/
2/20
5:52
●太陽活動
太陽風速度587km/秒。磁場強度3.9nT。太陽風密度2.6proton/cc。沖縄磁気攪乱で-30nT。USAspaceweathernewsによると、再度コロナホール由来の高速太陽風が21日に到着予想。
2/18に続き、本日2/20は2つの彗星の近日点。2/23、2/26と続きます。大きな地震が発生しやすい環境です。

●日本の有感地震活動
昨日は有感地震発生無。過去40時間発生無。著しい抑制です。
2/19;8:39:房総半島68km沖合、M2.5、深さ33.5km。2/19:7;55;常陸太田市;M2.8;深さ100kmが昨日朝予想の対応地震だと思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;変化無。
○田辺市AMノイズは静穏(異例の1ヶ月連続の著しい抑制です)。
○彦根市FMノイズは静穏。清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/19)
大阪府豊中市:ややノイズ多い。神戸市/徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
最新の地震予測マップでは、能登半島と静岡西部に青マーク。また、田辺サイトのコメント「34・135(和歌山北部)にポイントがついた。急激な変化を示しているので要注意と考えられる。」
上記結果からは、2/15-2/19に引き続き、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します。しかし、田辺サイトコメントの和歌山北部の変化に注目
また、「本サイト空の掲示板投稿101;投稿者レモン@愛知さん」が紀伊半島沖のはっきりとしたさざなみ雲を投稿されています。田辺サイト様のコメントとあわせて今後の推移に注目です。
◎九州
○福岡市:VHF/ELF/VLFノイズ:静穏
○広帯域観測(2/19):鹿児島市:静穏
最新の地震予測マップでは、八重山諸島近郊で赤マーク4つ。これも異例です。
昨日と同じく山口/島根、石垣島から台湾東部でM4-M5規模の地震を予想します。


◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向6日半続いた連続ノイズがほぼ収束。指向アンテナ反応も収束。ノイズ再開になるのか注目です。
埼玉浦和/東京調布:静穏。
千葉香取;千葉香取で再度2/19に平均値でみたノイズ200-500mVの連続ノイズが本日未明に収束。本日のノイズが注目。
千葉稲毛/三宅島;最近の平均レベル。
首都圏でFMノイズ観測されているサイトのコメント「2/18:波形は昨日16時頃から22時過ぎまでの間に不規則な変動が継続しました。変動の大きさは比較的小で
すが、今年に入って初めてみられた変化です。2/19:波形は変化が生じており、昨日同様、特に17時以降23時頃までの不規則な変動が目立ちました。」
サイトはこちら
○広帯域観測(2/19)
横浜市金沢区:僅かにノイズあり。千葉市:僅かにノイズあり。
上記結果からは、関東にM4以上の地震は本日は発生しないと予想します。しかし、上記の観測者のコメントのように動きが少し見られはじめています。

08/
2/19
18:06
●日本の地震活動(続き)
お昼の報告以降、メールで「(大きな地震が近い将来起こる可能性が高い)データは後でいいけど、どこの地域が心配か根拠が薄くとも教えてくれ。」という問い合わせがありました。

今まで報告してきた中では、心配な地域は●東京大田区/川崎市から千葉港/千葉市●熊野灘沖/東海沖です。
関東の件は今まで報告してきましたように、大気イオン厚木観測点と逆ラジオイオンの同期観測点と過去3ヶ月の震源マップを根拠にしています。
紀伊半島沖は昨年末の大気イオン南淡路の著しいノイズと逆ラジオイオンの同期観測点(伊勢)です。1/2に詳しく報告しています。予想期間ははるかに過ぎていますが、大きな地震は発生までに時間がかかることが多いようです。
また、世界的に頻発するM6以上の大地震の影響で日本の地震活動は長い抑制に入っていることは昼に報告したとおりです。
逆ラジオの伊勢観測点のノイズが過去1か月で見ると、次第にノイズ強度が高くなっています。収束しないと、地震の発生はないと思いますが、地震発生の懸念は3月にはいるまでずれ込むのではないでしょうか。
幸い、次第に日々のモニタリング精度が高くなってきた手ごたえがありますので、モニタリングで発生日を予想していきます。関東も同様です。

●地震指標のモニタリング
朝と変りありません。

08/
2/19 12:07
●日本の地震活動
詳しいデータは時を見て、昨年の中越沖地震/能登半島沖地震時の過去3ヶ月のデータとともに説明しますが、昨年の中越沖地震の2ヶ月前にみられたデータの大きな異変がすでに見られています。
現在は俗に言う「嵐の前の静けさ」です。この静けさ現象を統計的に解析し、静けさと表現されている方もいます。
統計の最大の欠点は過去のデータを基に解析するということです。過去に静寂現象が発生した後は大きな事象が発生したということで、今回も過去の例に合わせるとそうでしょうとなります。
それは研究や調査の初期の段階で、発生した事象の原因を探るには役に立ちます。しかし、その次のステップは原因や発生プロセスに迫っていく必要性があります。

大きな地震につながる可能性が高い前兆データがすでに昨年の10-11月には観測されています。今後の日本の地震活動は次第に激しくなると考えられます。
時機を見て具体的データで詳しく説明します。身近な前兆現象;携帯電話やテレビ/ラジオのノイズ、空の観察、生物前兆(身近な動物の異常)など周りに気をつけてみてください。

本サイト目次10に「誰でも把握できる地震の前兆現象」、目次11に必要な防災知識をまとめてあります。

●地震指標のモニタリング
朝と変りありません。

08/
2/19
5:02
●太陽活動
太陽風速度570km/秒。磁場強度5.3nT。太陽風密度1.5proton/cc。AE指数で500-1000nT。昨晩太陽風密度が急上昇して、再度速度上昇。その時に著しいエネルギーが地球に流れ込みました。
2/18、2/20(2彗星)、2/23、2/26が彗星近日点です。

●日本の有感地震活動
◎18日;11:18:浦河沖:M4.0:地震の深さ;60km、最大震度1
青森東方沖から浦河沖にかけては、地震エネルギーが蓄積されている地域です。今のところ、M5を越える前兆はありません。
◎18日;17:24:茨城県100km沖合:M3.7:地震の深さ;15km、19日;00:06:茨城県南西部:M3.2:地震の深さ;52km
昨日朝に予想した関東のM4程度の地震は上記の二つだと思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度;急増急減(小規模)
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩650mVノイズ、700mVノイズそれぞれ1本、1本発生。静穏。清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/18)
大阪府豊中市:ややノイズ多い。徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
最新の地震予測マップでは、能登半島と静岡西部に青マーク。
上記結果からは、能登半島または能登から静岡のラインでM2.5-M3.5の有感地震が発生するかもしれませんが、2/15-2/18に引き続き、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します

◎九州
福岡市:VHF/ELFノイズ:静穏、
VLF帯ノイズは昨日に引き続き、99KHzの福岡市の南北方向で昨晩より基線の盛り上がり、99KHzの福岡市の北東〜南西方向で未明に基線の盛り上がり(顕著)が見られます。
最新の地震予測マップでは、八重山諸島近郊で赤マーク3つ。

昨日と同じく山口/島根、石垣島から台湾東部でM4-M5規模の地震を予想します。
○広帯域観測(2/18):鹿児島市:静穏
◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向300-400mVの連続ノイズが6日半続く。行徳収束後にはかなり注意が必要。
埼玉浦和/東京調布:静穏。千葉稲毛/千葉香取;特に千葉香取でほぼ1日続いた平均値の500mVの連続ノイズが本日未明に収束。
三宅島;最近の平均レベル。
○広帯域観測(2/18)
横浜市金沢区:昨日18時頃ややノイズ多い。千葉市:僅かにノイズ多い。
上記結果からは、千葉銚子から房総沖にかけてM4程度の地震が24(48)時間以内と予想します。

08/
2/18
18:05
●2008年 No.7火山の概況(2月8日 〜2月14日)。こちら
○火口周辺警報
噴火警戒レベル3、入山規制:桜島
噴火警戒レベル2、火口周辺規制:薩摩硫黄島、諏訪之瀬島
火口周辺危険:三宅島、硫黄島
○噴火警報(周辺海域)
周辺海域警戒:福徳岡ノ場
○噴火予報
噴火警戒レベル1、平常:樽前山、北海道駒ケ岳、岩手山、吾妻山、草津白根山、浅間山、富士山、伊豆大島、九重山、阿蘇山、雲仙岳、霧島山(御鉢、新燃岳)、口永良部島
平常:上記以外の火山

●地震指標のモニタリング
昼と状況変わりません。

08/
2/18
11:51
●世界のM4以上地震活動
日本時間2/18;5:33;台湾東部;タイトン60km北北東の陸域;M5.2;地震深さ35km
本日朝に予想した石垣島M5はその300km西の台湾の地震でした。予想の根拠は、福岡市のVLF帯:99KHzノイズレベル観測(福岡市の南北方向から到来するノイズ成分)の2/17夕方から2/18未明にかけて観測されたノイズです。それぞれ、図218昼1と図218昼2です。基線の盛り上がりが、本観測点の通常と異なる点から前兆と判断しました。
福岡から1000km以上離れた地点の異変を感知される観測精度の高さに敬意を表します。詳しいデータはこちら
沖縄方面は前兆観測データがなく、過去半年以上M4-M5の地震が頻発しており、前兆観測ができずにいましたが、一つ指標ができました。

●日本の有感地震活動
1、18日;05:58:長野県南部:M3.0:地震の深さ;10km、最大震度1
2、18日;09:34:長野県南部:M2.7:地震の深さ;10km、最大震度1
本日朝から御岳麓の連続3回の地震です。震源はほぼ同一です。

●逆ラジオの前兆ノイズ(比率処理グラフ)2/14-2/17が公開。
◎北海道/東北
釧路のノイズは1/11以降観測されていない(欠測?)。
仙台塩釜と盛岡のノイズは続いているが次第に漸減。今の予想M4-M5はそのまま。

◎関東甲信越
浦和のノイズは1/8以降断続して続いており、2/16と2/17で顕著。FMノイズ観測点(埼玉浦和)でモニタリング。
千葉/鎌倉/世田谷/文京で1月中旬以降連続するノイズが継続している。
山梨竜王町で2/12に顕著なノイズ。収束近い。伊豆大島/相模湾/箱根/富士五湖のM3-M4の地震活動予想。
新島のノイズも連続している。2/14と2/17で顕著。2/17ノイズの対応地震は2/17朝に予想した三宅島から鳥島の間の海域でM5クラスの地震
房総半島/東京湾/三浦半島に前兆がある状態は続いていると思います。

◎静岡/中部圏
愛知の欠測が続いている。静岡清水の著しいノイズは継続中。1月中旬以降著しいノイズが続いた浜松が2/13に収束。
静岡清水の収束後、現在の予想上限程度(M5-M6)の地震が懸念される。
収束後に警戒。

◎関西圏
京都の著しいノイズは続いている。顕著な日は、1/29、1/30、2/9、2/11に続き、2/16に観測。
大阪高槻と和歌山印南の連続するノイズは続いています。
伊勢のノイズは一旦収束したように見えたが、2/13と2/17に著しいノイズ。M7クラスの熊野灘沖/東海沖地震の懸念は続く。モニタリングで対応。

◎高知/鹿児島
高知と鹿児島のノイズ継続。高知は日向灘方面、鹿児島は薩南諸島や南九州の前兆と考えられる。
鹿児島のノイズが漸増している点が懸念。高知も増加傾向。

●地震指標のモニタリング
朝と状況が異なる点のみ簡記します。
行徳南が8時から著しいノイズ。東京調布/埼玉浦和/千葉香取/千葉稲毛は同期せず。伊豆七島/小笠原方面由来のノイズと考えられる。

08/
2/18
5:35
●太陽活動
太陽風速度518km/秒。磁場強度3.4nT。太陽風密度2.1proton/cc。AE指数で0-300nT。著しいエネルギーが地球に流れ込む状態はやや弱まりました。
2/18、2/20(2彗星)、2/23、2/26が彗星近日点です。太陽磁場構造変化が起こりやすく、大きな地震が起こりやすい環境は続きます。

●世界のM4以上地震活動
昨日のボリビア、ポトシ;M6.0地震以降は、頻度/規模のバランスはとれていますが、中米に地震活動が偏在しています。
●日本の有感地震活動
1、17日;18:30:紀伊水道:M3.4:地震の深さ;50km、最大震度2
2、18日;00:46:日向灘:M4.0:地震の深さ;40km、最大震度1
3、18日;03:33:長野県南部:M3.1:地震の深さ;10km、最大震度1
1の地震活動は活発な中央構造線断層帯地震活動です。昨日朝に予想通りM4を超える地震ではありませんでした。
2の地震活動は日向灘/伊予灘/広島/島根と続く歪の帯での地震活動ですが、昨日/本日と日向灘側ですので、広島/島根側の地震が懸念されます。
3の地震活動は御嶽山麓の地震活動です。最近半年間継続しています。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度(2/12を開始日とした1週間のグラフと1時間データを使用した2月のグラフで判断);増減無(静穏)
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩650mVノイズ、750mVノイズそれぞれ4本、1本発生。ややノイズ多い状態。清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/17)
大阪府豊中市/神戸市/徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
上記結果からは、内陸部でM2.5-M3.5の地震が発生するかもしれませんが、2/15-2/17に引き続き、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します

◎九州
福岡市:VHF/ELFノイズ:静穏、VLF帯ノイズ多く、99KHzの福岡市の南北方向で基線の盛り上がり、99KHzの福岡市の北東〜南西方向で基線の盛り上がりが見られます。地震予測マップの最新版では、山口と石垣島方面(とくに石垣島では2つの赤マーク)がみられます。山口/島根、石垣島でM4-M5規模の地震を予想します。

◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向300-400mVの連続ノイズが5日半続く。行徳収束後にはかなり注意が必要だと思います。
埼玉浦和;昨日午後のノイズ以降は静穏。東京調布/千葉稲毛/千葉香取;静穏。
三宅島;現在では漸減している。
○広帯域観測(2/16)
横浜市金沢区/千葉市:静穏
上記結果からは、昨晩の予想のみ、茨城/埼玉/茨城沖/銚子沖方面でM4程度の地震が24(48)時間以内



図218昼2


図218昼1
08/
2/17
17:36
●日本の有感地震活動
過去9時間発生無。

●地震前兆観測のモニタリング
本日、埼玉浦和FMノイズ観測点で13-17時(継続中)にかけてピークが連続するノイズを観測。最大ピークで15時台に1200mV、次の強度のピークは13時台に800mVのピークが観測。同時間帯に東京調布/千葉香取/千葉稲毛にピークは観察されていないため、茨城/埼玉/茨城沖/銚子沖方面でM4程度の地震が24(48)時間以内に予想されます。
千葉東方沖M5地震の時は、同観測点で1600mVを最大ピークにする連続ノイズが観測されていました。今回のノイズ強度はM5前兆ノイズより低いため、M5を超える規模ではないと思います。

08/
2/17
12:10
●世界のM4以上地震活動
過去2日極端に抑制状態であった地震活動が、本日9時半ごろから2時間に3回のM5に近い地震活動が発生し、昨日夕方報告したハワイ島地震の影響が今回も現れているようです。
●日本の有感地震活動
17日;08:57:日向灘:M3.5:地震の深さ;20km、最大震度1
日向灘/伊予灘/広島/島根と続く歪の帯での地震活動が発生しやすくなります。

●地震前兆観測のモニタリング
◎関東
24(48)時間前兆となるFMノイズの東京調布/埼玉浦和/千葉香取の関東内陸部に変化はありません。
行徳無指向FMノイズが9時頃からさらにノイズレベルを100mVほど切り上げています。千葉稲毛も同傾向です。行徳指向アンテナでは南で特異的に反応があります。三宅島ノイズも9時以降400mVほどノイズレベルを切り上げています。
しかし、東京調布の中波ノイズ(530khz)が昨日の16-19時に引き続き、本日9時ごろから1000mVまで上昇。顕著なノイズではありませんし、24時間以内に影響を与える周波数帯でのノイズでもありませんので、他のデータとともに明日朝に評価したいと思います。
◎本州中部圏/福岡のFMノイズ、和歌山田辺市AMノイズも変化ありません。

朝の三宅島から鳥島の間の海域でM5クラスの地震予想に変更ありません。

08/
2/17
5:00

8:47
訂正
●太陽活動
太陽風速度584km/秒。磁場強度3.5nT。太陽風密度0.9proton/cc。AE指数で0-500nT。著しいエネルギーが地球に流れ込む状態はやや弱まりました。2/18が彗星近日点。
●世界のM4以上地震活動
日本時間2/16:23:45:ボリビア、ポトシ;M6.0;地震の深さ134km

●日本の有感地震活動
17日;03:22:茨城県沖:M3.6:地震の深さ;40km、最大震度2
昨日の予想茨城/埼玉/銚子沖/茨城沖でM4-M4.6の対応地震は上記地震と2/16;19:59;埼玉東部(千葉県松戸市);M3.1;深さ101kmだったと思います。

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度(2/11を開始日とした1週間のグラフと1時間データを使用した2月のグラフで判断);急減(小規模)
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩600mV以上ノイズ2本あるも比較的ノイズは少ない。清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/15)
大阪府豊中市:ノイズ僅かに多い、徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
上記結果からは、一昨日、昨日に引き続き、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します

◎九州
福岡市VHF/VLF/ELFノイズ;静穏、

◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向300-400mVの連続ノイズが4日半続く。行徳収束後にはかなり注意が必要だと思います。
埼玉浦和;300mVのピークノイズ続く。東京調布;昨日2000mVと1000mVのノイズピーク観測
千葉稲毛:昨日7-21時の間連続ノイズが400mV程盛り上がる。
千葉香取;1200-1400mV連続ノイズ、三宅島;昨日7-21時の間ノイズレベルが400mVほど水準がきりあがる。
○広帯域観測(2/16)
横浜市金沢区:昨日朝にやや強度が高いノイズピークが見られたが、予想よりはるかにノイズは少なかった(ほっとした)
千葉市:昨日朝にやや強度が高いノイズピークが見られた。

昨日朝の三宅島を中心にしたノイズが関東内陸部で広範囲に危険レベルまで上昇した形跡はない。

上記結果からは三宅島から鳥島の間の海域でM5クラスの地震を予想します。

08/
2/16
17:44
世界のM4以上地震が15日、16日と明らかに抑制状態の中、日本の有感地震も過去36時間ストップしています。ただ、ホットスポットハワイ地震、早朝の三宅島を中心にした著しい電磁波ノイズがありました。
今後やや動きがありそうですが、明日の朝までに本日の朝の予想を覆すほどの公開された前兆データはありません。

08/
2/16
11:54
●関東の電磁波ノイズ急上昇
本日2/16朝7時から8時の間に南関東で電磁波ノイズが急上昇しました。
最も顕著なのは三宅島です。200mVの連続ノイズが7時半頃、急に600mVまで跳ね上がりました。2/1からほぼ200mVの連続ノイズが15日間続いて、低位安定していたが、急激な上昇です。
次に顕著な観測点が東京調布です。7時ごろ極長波/49.5Mhz/中波2波長の4波長全てに同時刻にノイズが出現。49.5Mhzでみると、2000mVのピーク高さです。
千葉稲毛でも7時半ごろからノイズ上昇(垂直)。行徳指向アンテナ南/東(南で顕著です)ノイズでも7時半頃から急増。
しかし、埼玉浦和では反応ありません。関東の北側で反応がない(浦和で反応無)ことから、千葉より東と南の方向にノイズ発生源があるということです。
これを行徳無指向でみると、7時半ごろピークノイズがあります。
伊豆七島を中心に、大島/相模湾/箱根/河口湖のラインが少し心配される現状です。

日本時間2/16:6時ごろ;ホットスポット(マグマが上昇する場所)ハワイ島キラウエア火山プウオオ噴火口でM3.2、M3.3、M2.0、M3.6、M1.7と比較的大きな地震が1時間の間に発生しました。マグマが上昇していることを示しています。
最近半年の間、環太平洋火山帯のへそにあたるハワイ島でM2.5以上の地震が発生すると3日以内に環太平洋火山帯で地震活動が活発化してきました。日本では、伊豆七島/小笠原諸島は比較的早く反応していました。
今朝の三宅島を中心にした電磁波ノイズの急増は、環太平洋火山帯(日本含む)の地震火山活動が活発化する兆しだと思います。

ハワイ島のプウオオ噴火口の動画はこちら。8ヶ月前の撮影です。

08/
2/16
5:15
●太陽活動
太陽風速度649km/秒。磁場強度4.3nT。太陽風密度1.9proton/cc。AE指数で500-1000nT。著しいエネルギーが地球に流れ込む状態は続く。
●本日、明日の地震の注目地域(地震予測マップ2/15より;図216朝1)
東北/北海道;中国/九州;広島島根

●地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市割石温泉地下水ラドン濃度(2/10を開始日とした1週間のグラフで判断);平坦;急増急減(極く小規模)
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩600mV以上ノイズ3本あるも比較的ノイズは少ない。清水FMノイズ;ノイズ発生無。
○広帯域観測(2/15)
大阪府豊中市:ノイズ僅かに多い、徳島阿南市/京都府相楽郡木津町/静岡市/;異常なし。
上記結果からは、昨日に引き続き、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します

◎九州
福岡市FMノイズ;静穏、鹿児島市広帯域ノイズ;無。

◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向300-400mVの連続ノイズが3日半続く。指向アンテナ:未明に南と東(とくに南)でやや顕著なノイズ。
埼玉浦和;200mVのピークノイズ続く。
東京調布;静穏。千葉稲毛:400mV程度の連続ノイズ。
千葉香取;1200-1400mV連続ノイズ、三宅島;200mVの連続ノイズ。
○極長波
東京調布の2/15で大きな変化無。
○広帯域観測(2/15)
横浜市金沢区:静穏、千葉市:一昨日に引き続き6−12時に2000mVのノイズ。
○関東近郊の火山
本サイト「新地震に備える掲示板投稿109」で火山温度が最も高い火山が三宅島と伊豆大島となっており、関東の地震火山活動が活発になっていると推察します。

上記結果からは昨晩の予想を引き継ぎます。千葉市の広帯域ノイズが目立つためです。茨城/埼玉/銚子沖/茨城沖でM4-M4.6のみ。ただ、行徳収束後にはかなり注意が必要だと思います。



図216朝1
08/
2/15
17:55
●世界のM4以上地震活動
過去13時間発生無。アメリカのM2.5以上地震活動もかなり抑制されています。次のM6以上地震活動がスタンバイしているようです。
●三大都市圏の地震指標のモニタリング
朝と状況変化せず。

08/
2/15 11:52
●東北/北海道日本海側で地震が増加している理由
過去1ヶ月の震源マップをみると、日本全国で深発地震が増加しています。本州/北海道で多く、日本海側でも増加しています。
先日、掲示板でお世話になっているめだかさんのサイトで、2/8:18:38;大西洋中央海嶺中部;M6.9の地震以降、日本でM5クラスの深発地震が増加していることを指摘されました。日本の裏側で発生した地震がなぜ日本の地震活動に影響しているかわからず調べてみました。「大西洋を舞台にした日本の大地震の研究の紹介」。こちら
大西洋中央海嶺こそがユーラシアプレートと北米プレートを生み出しています。プレートが生まれて動くときには大小さまざまな地震が起きます。それが先日の大地震だったわけです。プレートが大きく動いたわけです。
この二つのプレートはシベリアの北部 に「軸」があって,そこを中心にして回転しています。軸の向こう側の大西洋中央海嶺 ではプレートが新しく生まれていてユーラシアプレートと北米プレートが広がっている一方,軸のこちら側では,二つのプレートどうしが押し合っています(右図)。それらの境界面は本州ではフォッサマグナ(西端は糸魚川静岡構造線、東端は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線)です。
上述の紹介文によると、この北米プレートとユーラシアプレートが押し合って北海道南西沖地震や日本海中部地震を起こしていたそうです。
最近、日本海側でも深発地震が増えたなという印象でしたが、この説明で少し理解できました。
ぶつかり合いがトリガー(引き金)になって、深発地震が増えたわけです。今後は、日本の裏側の大西洋中央海嶺の地震活動も注意してみた方がいいようです。

●三大都市圏の地震指標のモニタリング
状況が変化したもののみ記します。
埼玉浦和:本日6-10時まで100-300mVの連続ノイズ発生。予想は変らず。
08/
2/15
5:31
●太陽活動
太陽風速度624km/秒。磁場強度5.5nT。太陽風密度2.5proton/cc。AE指数で0-500nT。高速風は続き、著しいエネルギーが地球に流れ込む状態。
●世界のM4以上地震活動
2/14;19:09;ギリシア/カラマタ;M6.7;深さ30km。
2/14;21:08;ギリシア/カラマタ;M6.0;深さ30km。

住民がパニック状態となり自宅などから飛び出す混乱があったようですが、ギリシャのメディアは、死傷者や家屋の倒壊など、被害の報告は今のところないと伝えている。
最近のアフリカ大地溝帯の顕著な地震で、アフリカプレートの動きが活発で、アフリカプレートが沈み込む地中海の地震は今後も活発だと思います。

●日本の有感地震活動
過去15時間発生無。伊豆半島東方沖の微小地震が少なく、抑制状態。
●三大都市圏の地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市神岡 「割石温泉」ラドン濃度(2/9を開始日とした1週間のグラフで判断);昨日基線がやや上昇していると伝えましたが、僅かでした。昨日は増加と減少の山はなく、穏やか。
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩750mV1本あるも比較的ノイズは少ない。福岡市FMノイズ;静穏。清水FMノイズ;欠測?。
○広帯域観測(2/14)
大阪府豊中市:ノイズ僅かに多い、京都府相楽郡木津町/静岡市;異常なし。
上記結果からは、本州中部圏にM4以上の地震は発生しないと予想します

◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向300-400mVの連続ノイズが2日半続く。指向アンテナの特徴的反応はない。ノイズ収束後、M5-M6規模の地震が予想されます。
埼玉浦和;昨日9-13時まで連続ノイズ。その後、静穏。
東京調布;静穏。千葉稲毛:400mV程度の連続ノイズ。
千葉香取;1400mV連続ノイズ、三宅島;200mVの連続ノイズ。
○極長波
東京調布の2/14で大きな変化無。
○広帯域観測(2/13)
横浜市金沢区:静穏、千葉市:昨日6−12時にややノイズ目立つ。
昨晩の茨城/埼玉/銚子沖/茨城沖でM4-M4.6のみ。ただ、行徳収束後にはかなり注意が必要だと思います。

臨時 日本時間2/14;19:09;ギリシア/カラマタ;M6.7;深さ30km。震源地図はこちら
まだニュースは入っていきませんが、カラマタすぐ近くの沖合いが震源で,震源浅い大地震です。ニュースが入り次第、掲示板で報告します。ギリシャは日本と同じ地震国です。
08/
2/14
17:40
●日本の有感地震活動
12日;14:29:青森県東方沖:M4.3:地震の深さ;50km、最大震度1
14時29分頃地震がありました。
2/13昼に予想したように、襟裳岬西方沖(青森東方沖)で、予想の範囲内の地震が発生しました。

●3大都市圏の地震指標のモニタリング
朝と大きな変化が見られるのは、埼玉浦和観測点で8-14時までの間に連続するノイズで、最大のピークは1000mV3本。千葉香取観測点の平均値が埼玉浦和と同期して漸増。千葉稲毛観測点では平均値の上昇は見られない。東京調布も変化無。
以上の点からは朝の予想房総/銚子/茨城沖でM3-M4が24時間以内を変更して、茨城/埼玉/銚子沖/茨城沖でM4-M4.6が24時間以内に予想される。ただし、M5を超えるような規模ではないと思います。
他は大きな変更無。

08/
2/14
11:55
●逆ラジオにより地震前兆観測。
2/8-2/12が公開(比率処理グラフ)。こちら
◎2/12夜間の大気イオン神奈川厚木測定点の異常値と同期する測定点(厚木から半径約200km以内)
昨日昼に報告した2/12夜間の大気イオン神奈川厚木測定点の異常値。現在も基線の上昇が見られます。
2/12にノイズを観測している測定点は、ノイズ強度が高い順に山梨竜王町、浜松、七尾、六本木、世田谷、千葉、鎌倉、鷲宮です
浜松、七尾を除き、関東に集中しています。もし、震源の深さが深い地震ならば、広い範囲に影響を与えていると考えられます。
昨日昼に推定した東京大田区/川崎市から北北東に千葉港/千葉市までの地域の深発M5-M6を疑います
静岡西部のM5-6地震、能登半島のM5-M6地震かもしれません。こちらは本州中部のモニタリングで対応します。

◎北海道/東北
釧路のノイズは1/11以降観測されていない(欠測?)。
仙台塩釜と盛岡のノイズは続いている。今の予想M4-M5はそのまま。
○関東甲信越
浦和のノイズは1/8以降断続して続いている。FMノイズ観測点(埼玉浦和)でモニタリング。
千葉/鎌倉/世田谷で1月中旬以降連続するノイズが継続している。さらに六本木で2/6以降顕著なノイズ。
山梨竜王町で1/12に顕著なノイズ。伊豆大島/相模湾/箱根/富士五湖の地震活動を疑います。
房総半島/東京湾/三浦半島に前兆がある状態は続いていると思います。
○静岡/中部圏
静岡清水の著しいノイズは1/12にほぼ収束。しかし、浜松で、1月中旬以降著しいノイズ。現在の予想上限程度の地震が懸念される。
愛知の欠測が続いている。収束後に警戒。
○関西圏
京都の著しいノイズは続いている。顕著な日は、1/29、1/30、2/9、2/11に観測。
大阪高槻と和歌山印南の連続するノイズは続いています。
伊勢のノイズは2/9に収束したように見える。田辺サイトのAMノイズモニタリングを継続する。
○高知/鹿児島
高知と鹿児島のノイズ継続。高知は日向灘方面、鹿児島は薩南諸島や南九州の前兆と考えられる。
鹿児島のノイズが漸増している点が懸念。とくに2/12に増加。

08/
2/14
5:54
●太陽活動
太陽風速度605km/秒。磁場強度4.4nT。太陽風密度2.3proton/cc。AE指数で500-1000nT。著しいエネルギーが地球に流れ込む状態は続く。

●日本の有感地震活動
1、12日;18:14:島根県西部:M3.0:地震の深さ;10km、最大震度1
2、13日;20:16:和歌山県北部 :M3.0:地震の深さ;10km、最大震度2
1の地震活動は予想していた日向灘/伊予灘/島根沖と連なる歪が集中している一帯の地震活動です。M5規模前兆でしたので、もう4-5日警戒ください。2/13の日本海新聞で鳥取「米子の上空に「天頂環」出現 境港沖には「光柱」も」とあり、今後の警戒を呼びかけているようです。記事はこちら
2の地震活動は昨日朝予想した関西内陸部の地震活動です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
◎本州中部
○飛騨市神岡 「割石温泉」ラドン濃度(2/8を開始日とした1週間のグラフで判断);昨日の小規模な急増急減後、比較的穏やかな山(ピーク)が形成されている。基線がやや上昇している。歪が蓄積されつつあるようです。昨日と同じように本州中部でM3.5-M4.5規模の地震が予想されます。
○田辺市AMノイズは静穏。
○彦根市FMノイズは昨晩700mV超え、650mV超えそれぞれ3本、2本。福岡市FMノイズ;静穏。清水FMノイズ;垂直は収束。水平も未明以降に減衰。昨日と同じ傾向。
○広帯域観測(2/13)
大阪府豊中市:ノイズやや多い、京都府相楽郡木津町ノイズ僅かに多い、静岡市異常なし。
○2/13の地震予測では、能登半島に赤マーク、静岡に青マークと赤マーク。昼に報告しますが、能登の前兆ノイズが高い。

上記の結果から、能登半島、関西内陸部(京都/大阪/和歌山)でM3.5-M4.5規模の地震が予想されます

◎関東
○FMノイズ
千葉行徳無指向300-400mVの連続ノイズ。指向アンテナでは、特異的に南に大きく反応あり。やはり、M5-M6規模の震源はありそうです。
埼玉浦和;静穏。東京調布;静穏。千葉稲毛:500mV程度の連続ノイズ(昨日より多い)。
千葉香取;1400mV連続ノイズ、三宅島;200mVの連続ノイズ。
○極長波
東京調布の2/13で3000mV程度のノイズが目立つ(先行指標)。
○広帯域観測(2/13)
横浜市金沢区:ややノイズ多い、千葉市:ややノイズ多い。

上記の結果から、房総/銚子/茨城沖でM3-M4が24時間以内、三宅島/伊豆大島/相模湾でM3-M4が48時間以内に予想されます。

08/
2/13 17:52
●世界のM4以上地震活動
世界の過去1週間の地震活動を東半球と西半球で見てみます。それぞれ、図213夕1(USGS)図213夕2(USGS)です。
東半球の特徴はなんといってもモルッカ海での激しい地震活動です。フィリピン海プレートの南端部で4つのプレートがひしめき合う地域です。今週はフィリピン海プレートの東側、マリアナ/小笠原/伊豆諸島と地震活動が激しく、その活動が関東の最近1週間の千葉での連続地震に結びついています。もう一点は、激しい火山活動が続くカムチャッカ東方沖と近郊の地震活動です。後続地震が択捉島沖で続いています。
西半球の特徴は、中米での地震活動の激しさです。大西洋中央海嶺地震後、その影響はメキシコで顕著に現れ、バハカリフオルニアでは激しい群発地震が続いています。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
状況は朝と大きく変りません。目立つ点は、千葉稲毛観測点のノイズが漸増している点です。

図213夕1(USGS)

図213夕2(USGS)
08/
02/13
11:52
●大気イオン神奈川厚木測定点の異常値
厚木測定点で2/12夜間に最大6005個/ccのイオン濃度を観測しました。ピークはブロードで2/10の未明から始まり、漸増して最大値に達しました。分析機器のクロマトを解析した方なら理解されると思いますが、ピーク分析の解析には、ピーク高さ法とピーク面積法があります。大気イオンのアテンションラインは10000個/ccになっていますが、これはピーク高さで見た場合です。今回のピークをピーク面積でみると異常値になると思います。半径200km圏内でM5-M6の地震が105日以内(大半は2週間以内)に起こると予想されます。ピーク形状から深発地震かもしれません。
震源の予想ですが、2/12の逆ラジオの前兆ノイズが公開されてから詳しく行いたいと思いますが、現時点の仮の解析を行います。

地震の予想の基礎は震源マップですので、関東の過去3ヶ月間の地震活動をみてみます。
「北緯34.0/36.5、東経138.5/141.0、M1-5、震源深さ0-80km、期間2007/11/11-2008/02/11」の条件で気象庁地震カタログDBから抽出した震源マップが図213昼1です。
1の囲い線がプレート境界面(横ずれ断層帯)の地震活動、2の囲い線が七島小笠原海嶺北端の地震活動です。1の地震活動のフロントが3の東京湾北縁を中心にした地震活動です。最近3ヶ月でみると、3の地震活動が特に活発で、東京と神奈川の県境(東京大田区/川崎市)から北北東に千葉港/千葉市まで地震の帯ができています。4の地震活動は関東平野北縁断層帯の地震活動ですが、まだ活動初期の印象です。5の地震活動は柏崎/銚子構造線の南の地震活動です。フォッサマグナがやや活動的ですので、北の端(中越)と南の端(千葉)で地震活動が活発です。

上記の震源マップからは、東京大田区/川崎市から北北東に千葉港/千葉市までの地域のM5-M6の深発M5-M6を疑います。上記のように後日詳しく解析します。
発生時期は通常の関東のモニタリングで報告していきます。例え、深発でも仮にM6規模ならば、エレベーターの停止など思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれませんので、ご注意ください。首都圏の方は、一時的でも本サイトのメルマガをご利用くださることをお勧めします。携帯にタイムリーピンポイントで情報をお伝えします。必要がなくなれば、解除できますし、関東のモニタリングのみをお読みになり、重点的に注意する日を決める参考にしてください。

●日本の有感地震活動
1、12日;17:40:岐阜県美濃中西部;米原市(滋賀・岐阜県境):M3.7:地震の深さ;10km、最大震度2
2、13日;06:05:択捉島南東沖 :M4.8:地震の深さ;140km、最大震度2
3、13日;08:35:宮城県沖:M4.3、地震の深さ;70km、最大震度2

1の地震活動は岐阜/愛知の断層帯地震の前震だと思います。次第に範囲が広がっています。
2の地震活動は2/6朝に警戒した地域で予想通りの規模と場所ですが、今後襟裳岬西方沖を中心にした地域でM5規模の後続地震が発生しやすくなります。
3の地震活動は、昨日当地朝の観察で曇り空の中、放射雲が出ていましたが、いつもの撮影ポイントにたどり着いたら雨雲に隠れてしまいました。




図213昼1
08/
2/13
5:45
●太陽活動
太陽風速度631km/秒。磁場強度4.2nT。太陽風密度2.3proton/cc。AE指数で500-1000nT。著しいエネルギーが地球に流れ込む状態は続く。

●世界のM4以上地震活動
日本時間2/12;21:50;メキシコ オアハカ;M6.4;深さ100km
図213朝1に震源(赤印)とその近郊地図を示しました。三重会合点(トリプルジャンクション)近郊で発生しました。カリブプレートと北アメリカプレートの境界は横ずれ断層帯になっています。最近、横ずれ断層帯があるトリプルジャンクションでの地震が極めて目立ちます。2/11朝に報告したように、関東の房総沖のプレート境界面は横ずれ断層帯をともなう三重会合点があり、今後東京湾を中心とした南関東は注意が必要だと思います。プレート境界フロントに当たるためです。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西;
田辺市AMノイズは静穏。彦根市FMノイズは昨晩700mV超え、650mV超えそれぞれ1本。福岡市;静穏。先行指数の広帯域観測では、2/12の大阪府豊中市でノイズが目立つ。M3-M4程度の地震が関西内陸部で予想されます
○関東
千葉行徳無指向昨晩23時から300mVの連続ノイズ。指向アンテナでは、特異的に南に大きく反応あり。
埼玉浦和;静穏。東京調布;僅かにノイズあり。千葉稲毛:300mV程度の連続ノイズ再開。
千葉香取;1400mV連続ノイズで平均値が未明以降600mV漸増(新規開始おめでとうございます)、三宅島;200mVの連続ノイズ再開。

○本州中部
清水観測点;垂直は収束。水平も未明以降に減速。広帯域観測:2/11、2/12静岡市清水観測点異常なし。
飛騨市神岡 「割石温泉」ラドン濃度;2/12に急増急減(小規模);本州中部でM3-M4予想(おそらく上記関西内陸部地震の前兆)


図213朝1
08/
2/12
17:31
●日本の有感地震活動
1、12日;03:42:和歌山県南部(紀伊水道南部):M3.0:地震の深さ;40km、最大震度1
2、12日;08:06:滋賀県北西部(高島市):M3.1:地震の深さ;20km、最大震度1
3、12日;08:06:父島300km西北西:M4.5、地震の深さ;435km(USGS)
1と2の地震活動は近畿圏内陸部の地震活動。朝に報告した彦根ノイズの僅かな異変が2の滋賀県M3.1だったと思います。
3の地震活動は父島西北西にある深発地震帯の地震活動。今後この帯から若狭湾に抜ける地震活動及び七島小笠原海嶺の北端の関東の地震活動が活発化します。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西;田辺市/彦根市/福岡市;静穏。朝と変らず。
○関東
千葉行徳無指向/指向ともに小笠原地震以降は静穏。
埼玉浦和/東京調布;静穏から僅かにノイズ。千葉稲毛:ノイズ再開、三宅島;ノイズ収束。朝と変らず。

水平500mV、垂直100mVのノイズ再開。朝と変らず。

08/
2/12
11:50
●本州中部地震の指標
紀伊半島沖の沈込み帯(南海トラフ)に破壊がやや見られるまたは沈み込む構造が変化して急激になった
ことを深発地震のデータで明らかにしました。陸側の若狭湾/伊勢湾構造線の岐阜/愛知の断層帯で濃尾地震の再来(M8以上)が将来懸念される状態です。その前震として周辺域でM3-4の地震が続いていると考えています。これらの地震が前震ならば、夏以降には本格的に大きな地震が中部圏で懸念されます。
モニタリングを行う必要性が夏以降あると思いますが、本州中部圏の地震の指標は検討していませんでした。
必要性を感じ、調査しましたら、岐阜県で10箇所以上測定点をもつラドン濃度観測がありました。

ラドンは地中のラジウムを親として生まれますから,地下の深いところで起こっている地殻変動などと,深いかかわりがある。地震や火山噴火などの前兆現象のひとつとして,地下水中のラドン濃度の観測が岐阜県などで行われている。
地震の前に岩盤中に歪が蓄積するにともない,岩石中にあたらしい亀裂が発生するなど,地下水と岩石が接する表面積が増加・減少すると,地下水中のラドン濃度が変化すると考えられている。
兵庫県南部地震時に、兵庫県西宮市内の井戸で,地震前に地下水中のラドン濃度が急激に上昇して,通常の十倍以上にも達した。阪神大震災の前兆現象がとらえられた。
地下水中のラドン濃度の急上昇を捉えたこの観測結果は,米科学雑誌「サイエンス」に掲載され,地震の前兆現象として極めて貴重なデータと評価されています(図212昼1)
詳しい資料はこちら
岐阜県では「岐阜県 地域県民部 消防防災課」が地下水中ラドン濃度観測による地震観測設備を岐阜県内の主要断層地域に整備した。合計18ケ所の観測施設です。地下水中ラドン濃度観測結果はリアルタイムで表示される。
岐阜県ラドンデータ表示システムはこちら。計測地点でネットで公開されているものは次のとおりでした。
養老町(養老・関ヶ原断層系)。中津川市坂下、中津川市川上、福井県大野市和泉(阿寺断層系)。
飛騨市神岡 「割石温泉」(跡津川断層系)

●検証
飛騨市神岡 「割石温泉」を指標として仮に選び、ラドン濃度、月間報告(1時間ごとに採取しているデータで作成)のグラフを図212昼2(1月)、図212昼3(2月)に示しました。
図中で囲っているラインと日付はラドン濃度と急激に濃度が減少した日付です。前日または当日に濃度が急上昇している場合もあります。
最近30日間の有感地震(気象庁)で、濃度急減と本州中部地震との関係を見てみます。
1/13::1/13:和歌山県北部M2.7とM1.9
1/17-1/20::1/17:静岡県西部M3.0、1/18;岐阜県飛騨地方M2.2、1/20:静岡県西部M4.0、1/20:和歌山県北部:M3.2、1/21:和歌山県北部;M2.5
1/24::1/23:福井県嶺北:M3.0、1/24:三重県北部:M2.4、1/24、京都府南部:M2.5
1/26::1/26;石川県能登地方:M3.0とM3.5とM4.8(震度5弱)
2/5::2/05:長野県南部M2.8、2/05:能登半島沖;M2.8、2/06;静岡県西部;M2.7

驚きました恣意的に急減した日を選んだわけではないのですが、急減した当日または翌日に本州中部で有感地震が発生しています。
とくに1/26の震度5弱の能登半島地震もラドン濃度の急減(前日が急上昇)で予想できたことになります

実際の指標にするためには、公開されている5箇所の測定点をモニタリングして万全を期さなければいけません。
これだけのシステムを作られた岐阜県の先見の明と防災意識の高さに敬服します。

●今後の中部圏のモニタリングには、割石温泉ラドン濃度を加えます。
また、夏以降の大きな地震のモニタリングは観測点5箇所で別途春以降、有志で体制を組み、徐々に試行錯誤で始めます。

●図212昼1
兵庫県南部地震(阪神大震災)における兵庫県西宮市の地下水中のラドン濃度の変化

●図212昼2
岐阜県飛騨市神岡 「割石温泉」における地下水中ラドン濃度(2008年1月;1時間毎のデータでグラフ作成)

●図212昼3
岐阜県飛騨市神岡 「割石温泉」における地下水中ラドン濃度(2008年2月;1時間毎のデータでグラフ作成)

図212昼1

図212昼2

図212昼3
08/
2/12 5:39
●太陽活動
太陽風速度661km/秒。磁場強度4.6nT。太陽風密度2.9proton/cc。AE指数で500-1000nTと著しい磁気エネルギーが地球に流れ込んでいます。

●今日から明日の地震活動の注目点(2/11地震予測マップから、図212朝1
○種子島/日向灘/伊予灘/島根沖ライン
2/7朝に報告したように、M5程度の地震活動がこのラインの北側島根から広島で予想されます。また本サイト空の掲示板に関西の方々が昨日の西方向の地震雲を投稿されています。
○青森東方沖/渡島半島/襟裳岬
目次7;地震予測マップでは、1/18以降ほぼ一ヶ月マークがついており、警戒が必要です。左欄の警戒地域ではM4.5-M5.5と予想しています。

●日本の有感地震活動
1、12日;18:13:岐阜県飛騨地方:M2.2:地震の深さ;10km、最大震度1
2、12日;00:44:茨城県沖:M3.7:地震の深さ;90km、最大震度2
1の地震活動は昨日昼にフォッサマグナの前兆現象を報告しましたが、その近郊での地震活動です。今後も注意。
2の地震活動は昨晩の予想通りでした。今後の予想は下記。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西;田辺市/彦根市/福岡市;静穏。静穏ですが、彦根で650mvのノイズ2本。先行指数の広帯域観測では、徳島県阿南市で2/11:23時ごろ600mVのノイズが複数観測されています。本サイト地震に備える掲示板投稿73でmacさんが四国西部の前兆を報告しています。中央構造線断層帯の地震活動が盛んですので、M3.5-M4.5の地震に警戒ください
○関東
千葉行徳無指向昨日18時に収束。指向アンテナでは、特異的に南に大きく反応あり。
埼玉浦和;最大100mVのノイズ散見。東京調布;静穏、千葉稲毛:反応無(欠測?)、三宅島;ノイズ収束。
上記の結果から、昨晩の予想は変りません。
千葉/茨城/埼玉/茨城沖/房総沖でM3-4程度の地震が24時間以内。
三宅島/伊豆大島/相模湾でM3.5-M4.5の地震
(明日以降3日間の間)が懸念されます。
○静岡
清水観測点は反応無(欠測?)。広帯域観測:2/10静岡市清水観測点異常なし。

08/
2/11
17:45
●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西;田辺市/彦根市/福岡市;静穏。
○関東
千葉行徳無指向300mVの連続ノイズの上に400mVのピークノイズ。指向アンテナの東と南(特に南)に大きく反応あり。
埼玉浦和;最大300mVのノイズ散見。東京調布;静穏、千葉稲毛:反応無(欠測?)、三宅島;ノイズ収束。
また、東京調布の中波(530kHz)に14時後頃、500mVのノイズ。先行指標ですので、下記の相模湾方面の地震は1-2日程後かもしれません。
上記の結果から、千葉/茨城/埼玉/茨城沖/房総沖でM3-4程度の地震が24時間(48時間以内、
三宅島/伊豆大島/相模湾でM3.5-M4.5の地震
(明日以降3日間の間)が懸念されます。
地震と電磁波の関係はこちら
●日本の有感地震活動
11日;16:35:千葉県北西部(千葉市緑区):M3.6:地震の深さ;70km、最大震度1
東京湾北西縁断層帯の東側にあたる地域の地震活動です。
今後の予想は上記のとおりです。


図212朝1
08/
2/11
11:50
●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西;田辺市/彦根市/福岡市;静穏。
○関東
千葉行徳無指向は本日3時には収束したが、5時間後の8時から漸増、現在300mV。指向アンテナの南に大きく反応あり(昨日と同じ)。
埼玉浦和;最大300mVのノイズ散見。東京調布;静穏、千葉稲毛:反応無(欠測?)、三宅島;ノイズ収束。
広帯域観測の関東地域(2/7-2/10)観測点をみてみます。
横浜;2/7:1000-2000mVのノイズ、2/9:1000-1500mVのノイズ、逆ラジオ前兆ノイズ;鷲宮2/8に中規模ノイズ。
千葉;2/8:1000-2000mVのノイズ。
千葉のノイズは2/10朝に報告しました。
上記の結果から、千葉/茨城/埼玉/茨城沖/房総沖でM3-4程度の地震三宅島/伊豆大島/相模湾でM3.5-M4.5の地震が懸念されます。

○本サイト「空の掲示板投稿73;投稿者私」で福島方面からの地震雲を観察しています。M3-M4の前兆だと思います。
また、本サイト「地震に備えるための掲示板投稿61;投稿者静岡中部さん」が長野県のフォッサマグナ近郊の人達の前兆が報告されています。注意しなければいけないようです。

08/
2/11
6:02
●太陽活動
太陽風速度638km/秒。磁場強度7.9nT。太陽風密度4.7proton/cc。今後、10日間継続予想。
昨晩21時ごろからAE指数で500-1500nTと著しい磁気エネルギーが地球に流れ込んでいます。

●世界のM4以上地震活動
日本時間2/10;21:22;サンドイッチ諸島;M6.5;深さ10km
図211朝1に震源とその近郊地図を示しました。横ずれ断層帯、プレートの沈み込み帯、海嶺とひしめく会う地域です。
青地域、黄色地域はそれぞれ1年間に1回、2回M5以上地震が発生する地域です。
図211朝2に2/8発生した大西洋中央海嶺;M6.9との関連を示しました。M7クラスの地震はその影響は大きく、大西洋中央海嶺の南端部で本地震は発生しました。南米では地震火山活動が活発ですのでその影響が懸念されます。日本とはちょうど地球の表裏の関係ですが、不思議と両者は呼応するように活動します。

●日本の有感地震活動
1、10日;20:41:栃木県南部:M3.3:地震の深さ;70km、最大震度1
2、10日;23:39:千葉県東方沖:M3.0:地震の深さ;30km、最大震度2
3、10日;23:43:千葉県東方沖:M2.6:地震の深さ;30km、最大震度2
4、10日;23:57:千葉県東方沖:M3.5:地震の深さ;30km、最大震度3
5、11日;00:02:千葉県南部(千葉県いすみ市):M3.3:地震の深さ;30km、最大震度2
6、11日;00:04:千葉県南部(同上):M2.6:地震の深さ;30km、最大震度2
7、11日;00:16:千葉県南部(同上):M2.8:地震の深さ;30km、最大震度2
8、11日;01:49:千葉県南部(同上):M3.0:地震の深さ;30km、最大震度2
9、11日;03:13:静岡県中部(静岡市清水区):M2.4:地震の深さ;20km、最大震度1
10、11日;03:46:埼玉県南部(白岡町):M3.4:地震の深さ;60km、最大震度1

昨晩から10件の有感地震が発生しました。静岡を除き、全て関東です。地震の規模は昨晩予想したM3-M4の間でしたが、この頻度は全く予想できませんでした。
前兆電磁波観測で行徳の南方向に特異的に昨日反応がでています。
台形ノイズではなく、ピークノイズです。著しい頻度で観測されています。本日2時台まで観測されていますので、本日中は続くかもしれません。
地震の規模は埼玉浦和観測点の昨晩報告した以上の反応はないので、M3-M4の間と予想します。

図211朝3に10日に発生した震源地図を掲載しました。北米プレートとフィリピン海プレートの境界真上で発生しました。この境界面は横ずれ断層になっており、最近世界の大きな地震は横ずれ断層近郊で発生しています。
黄色地域は年に2回M5以上地震が発生する地域です。

今後ですが、以前報告しましたが、千葉県八街市観測点で、1/22と1/30に植物生体電位の異常が観測されています。過去の植物電位の異常データの頻度をみると、1年に3-5回です。その頻度から考えると1月の2回の異常値はかなり注目です。こちら
図205昼2(気象庁提供)を再掲載していますが、1,3,4は千葉地域です。とくに3の東京湾周辺:東京/神奈川県境から東京湾北縁断層帯に至る一帯は今後半年以内に大きな地震活動が懸念されます。以前予想した東京湾地震区域の広域です。この推察は今後他の前兆データで裏づけしていきます。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西;田辺市/彦根市/福岡市;静穏。
○関東
埼玉浦和;極僅かなノイズが見られるが、静穏。東京調布;静穏、千葉稲毛:反応無(欠測?)、三宅島;ノイズ収束。
千葉行徳は漸減し、本日3時には収束。
○静岡
清水観測点は反応無(欠測?)。広帯域観測:2/10静岡市清水観測点異常なし。

図211朝1(USGS)
日本時間2/10;21:22;サンドイッチ諸島;M6.5;深さ10kmの震源(星印)。緑線は横ずれ断層帯;紫線はプレートの沈み込み帯
赤線は海嶺

図211朝2
1;2/8;大西洋中央海嶺;M6.9(2/9朝に詳しく報告)
2;2/10;サンドイッチ諸島;M6.5

図211朝3(USGS)
10日;09:37:千葉県南東沖:M5.0の震源地図
緑線は横ずれ断層帯;紫線はプレートの沈み込み帯

図205昼2(気象庁提供)の再掲載
08/
2/10
17:43
●太陽活動
太陽風速度499km/秒。磁場強度14.2nT。太陽風密度10.1proton/cc。高速太陽風到来。太陽風密度の上昇と磁場強度の上昇が続いているため、さらに速度は上昇すると思います。著しいエネルギーが地球に供給され、さらに大きな地震が発生しやすくなります。

●週間火山概況(日本;2/1-2/7)。こちら
気象庁から本年6回目の火山概況が発表になった。先週との相違は「桜島は、3日に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表し、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)からレベル3(入山規制)に引き上げた。」ことのみです。
○火口周辺警報
噴火警戒レベル3、入山規制    :桜島
噴火警戒レベル2、火口周辺規制  :薩摩硫黄島、諏訪之瀬島
火口周辺危険           :三宅島、硫黄島
○噴火警報(周辺海域)
周辺海域警戒           :福徳岡ノ場
○噴火予報
噴火警戒レベル1、平常 :樽前山、北海道駒ケ岳、岩手山、吾妻山、草津白根山、浅間山、富士山、伊豆大島、九重山、阿蘇山、雲仙岳、霧島山(御鉢、新燃岳)、口永良部島
 平常               :上記以外の火山
桜島の昭和火口では3日00時39分に火口付近に噴石を飛散する程度のごく小規模な噴火が発生し、同日10時18分と15時54分には爆発的噴火が発生した。その後、昭和火口ではごく小規模な噴火を繰り返していたが、6日10時33分と11時25分に再び爆発的噴火が発生した。しかし、火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いており、山体の膨張を示す地殻変動も認められない。

●日本の有感地震活動
10日;17:05:岩手県内陸南部:M4.2:地震の深さ;130km、最大震度2
お昼に地震雲の観察から予想した地震が発生しました。雲が全放射に近く、発生までの期間が短かったようです。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
昼と変らず静穏。
○関東
埼玉浦和;13時−16時まで最高800mV程度のピークノイズ;千葉/茨城/埼玉/茨城沖/房総沖でM3-4程度の地震が24-48時間以内に予想されます。
東京調布;静穏、千葉稲毛:反応無(欠測?)、三宅島;ノイズ収束。
千葉行徳は昼と傾向変らず。
○静岡
清水観測点は反応無(欠測?)
08/
2/10
11:55
●太陽活動
太陽風速度422km/秒。太陽風密度19.3proton/cc。太陽風密度の上昇が続いています。

●日本の有感地震活動
10日;09:37:千葉県南東沖:M5.0:地震の深さ;110km、最大震度3
10日;11:25:茨城県沖:M3.9:地震の深さ;40km、最大震度1
朝に埼玉浦和観測点の昨晩の著しいノイズを根拠に予想したM5程度の地震と茨城県沖地震が発生。昨晩の浦和のデータを図210昼1に示します。20時台に1600mVノイズピーク、その前後に1200-1400mVのノイズが観測されています。観測者の毎日の観測と尽力に深謝します。このような地道な観測がきっと震災級の地震の予想にすばらしい貢献をされるのだろうと思います。研究/観測/実験は地道な積み重ねですので、私も観測結果に基づいた予想を積み重ねて精度を高めていきたいと思います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズはほぼ0。滋賀県彦根FMノイズ;静穏。福岡市FMノイズ;僅かにノイズあり。
○関東
埼玉浦和/東京調布;静穏、千葉稲毛:反応無(欠測?)、三宅島;ノイズ収束。
千葉行徳無指向は9時以降200mV連続ノイズ。指向アンテナも全方位反応。今回は南で反応強い。
内陸部に反応がなく、三宅島も反応無いため小笠原諸島方面か。
○静岡
清水観測点は反応無(欠測?)。
また、「本サイト空の掲示板投稿68:投稿者:私」で仙台/福島方面から大規模な放射雲が本日早朝観察されています。仙台/福島方面でM5クラスの地震が2-3日以内に発生すると予想されます。



図210昼1

図210朝2(USGS)
08/
2/10
5:56
●太陽活動
太陽風速度381.7km/秒。太陽風密度11.8proton/cc。太陽風密度が高い状態が続いています。本日さらに密度、磁場強度があがり、大きなエネルギーが地球に流れ込んできます。

●世界のM4以上地震活動
○メキシコのバハ・カリフォルニア(BAJA CALIFORNIA)でM3-M5の群発地震が続いています(図210朝1)。
北側にはサンアンドレアス断層があります。『ネイチャー』2006/6/22および『サイエンス』2006/6/23日において、サンアンドレアス断層系南部において歪みが蓄積されている可能性が高いとの研究成果が掲載された。『ネイチャー』によれば、歪みはマグニチュード 7.0以上の大規模な地震を引き起こすレベルにまで蓄積されている。断層の南部セグメントでは少なくとも過去300年間は破壊が生じていない。また、最近中南米で激しい地震火山活動が続いていますので、メキシコやアメリカのサンアンドレアス断層一帯に注目です。
なお、メキシコ最大の地震は1985年9月15日発生、震度は8.1リヒテル、メキシコ州MEXICOと特別区DFを中心に、死者1万人以上、倒壊建物2000という被害を出しました。
○日本時間2/10;03:34;モルッカ(molucca)海;M6.0;深さ46km
最近1週間のアジア拡大図を図210朝2に示しました。本震源が赤印です。最大の特徴はこの海域近郊でM5以上の激しい地震活動が続いていることです。2008年に入り顕著で、スマトラやメラネシアの激しい地震活動がこの地域に移りつつあります。その地震活動はさらに北上する傾向で、図に見られるように東側のマリアナ/小笠原/伊豆と連なる海嶺の地震火山活動がさらに活発化し、西側ではフィリピンの地震活動が激しくなっています。本州太平洋側の地震活動に次第に影響を与えつつあります。

●日本の有感地震活動
過去21時間発生無
●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズはほぼ0。滋賀県彦根FMノイズ;静穏。福岡市FMノイズ;僅かにノイズあり。
100kHz〜3GHzの広帯域観測の大阪府豊中市の2/9のデータでややノイズ多い。やや注意。2/7の南淡路で20Vのノイズ。
和歌山田辺サイトの2/9コメント「(地電位が2/9)17:10〜17:40にかけて大きく−方向に振れた。計測環境の影響かも知れないが、極端な変化。」やや注意。
○関東
埼玉浦和;昨晩19-22時著しいノイズ最大1600mV。千葉行徳無指向も同時刻最大1400mV;指向アンテナも全方位反応。特に東で反応強い。
東京調布は静穏。千葉稲毛:反応無(欠測?)。三宅島反応無。
上記の結果からは、埼玉浦和が最もノイズ著しく、千葉/茨城/埼玉/茨城沖/房総沖でM5程度の地震が24-48時間以内に予想されます。天候回復後に警戒願います。
広帯域観測の2/8データの千葉でノイズあり。電場強度1000mVを上回る。上記を支持する。
○静岡
清水観測点は反応無((欠測?)。100kHz〜3GHzの広帯域観測の2/9データで僅かにノイズあり。

図210朝1(USGS)
08/
2/09
17:37
●太陽活動
太陽風速度388.0km/秒。太陽風密度7.1proton/cc。高速太陽風の先端が到達しそうです。さらに太陽風密度が上がり、磁場強度が高まってきます。明日、未明頃から大きなエネルギーが地球に流れ込んできます。

●日本の有感地震活動
日本時間2/9;12:50;八丈島西南西185kmの海域;M4.6、深さ345km(USGS)
本年1月以降の周辺のM3以上震源マップを図209夕1に示した。
1/28;5時に報告しましたように、紀伊半島沖の沈み込み帯(フィリピン海プレート、南海トラフ、紫線)に破壊がやや見られるまたは沈み込む構造が変化して急激になったことをデータで明らかにしました。
南海トラフの北と南でM3以上の深発地震の多さがその証明です。本地震もその一環と考えられます。
この状態が続くと、陸側の若狭湾/伊勢湾構造線の岐阜/愛知の断層帯に歪がさらに蓄積されていくことになります。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズはほぼ0。滋賀県彦根FMノイズ;600-650mV程度のノイズ3本。福岡市FMノイズ;静穏
○関東
千葉行徳無指向;再度漸減。指向アンテナは南>>東。三宅島で変化無なので、房総沖でM4程度の地震懸念。
埼玉浦和;14時頃700mV程度のノイズ。銚子/茨城沖でM4程度の地震が懸念されます。
東京調布;静穏。三宅島は200mVのやや低い連続ノイズ。
千葉稲毛;やや低い。
○静岡
清水観測点は急増したが、14時に収束。収束後警戒ですので、他のデータで補強します。
100kHz〜3GHzの広帯域観測。こちら。2/7と2/8では、静岡清水観測点で放射上昇無。現在は心配無。


図209夕1(USGS)
08/
2/09
11:48
●今日から明日の地震活動の注目点(2/8地震予測マップから、図209昼2)
1、青森東方沖/渡島半島/襟裳岬、2、銚子沖/房総沖、伊豆七島北部、
3、能登半島、静岡西部周辺、熊野灘沖で赤マーク。青ー無印-赤と推移し、経過特に注意。
4、種子島/日向灘/伊予灘/島根沖ライン

●日本の有感地震活動
9日;07:07:茨城県沖:M4.8:地震の深さ;40km、最大震度3
水戸市から北東45kmの海域が震源。2/8昼に埼玉浦和観測点1000mVの対応地震は本日7:07茨城沖M4.8:最大震度3の地震であったと思います。対応地震を早まって報告してしまいました。図09昼1にグラフを添付しました。埼玉浦和で1000mVのノイズがでたときはM5クラスの地震に注意と言うことがよくわかりました。
また、本サイト「地震に備えるための掲示板投稿39;静岡中部さん」が報告された茨城の井戸の異変も前兆だったと思います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズはほぼ0。滋賀県彦根FMノイズ;静穏。福岡市FMノイズ;静穏
○関東
千葉行徳無指向漸減から8時台から再び増加。指向アンテナは静穏。
埼玉浦和;静穏(100mV程度のノイズピーク)。東京調布;静穏。三宅島は200mVのやや低い連続ノイズ。
千葉稲毛;やや低い。関東(東京)FM2波長ノイズ;静穏(2/8のデータ)
○静岡
清水観測点は垂直偏波は9時にほぼ収束したが、急速にノイズ再開。水平もノイズ再開。収束後警戒。

図09昼1

図209昼2
08/
2/09
5:06
●世界の地震活動
昨晩、臨時で伝えた大西洋中央海嶺;M6.9地震を詳しく報告します。図209朝1に黒四角で震源を示しています。北から南に続く赤線がプレート境界にあたる大西洋中央海嶺です。オレンジマークはホットスポット4箇所ものホットスポット(マグマが上昇する場所)です。この海嶺上に4箇所あります。
この海嶺の重要さをNHK高校地学講座「地球はうごく」でみてみます。こちら
「プレートは海嶺で生まれます。海嶺とはアセノスフェアが上昇しマグマとなって、新たなプレートが生まれる場所です。プレートは、マントルの対流によって動きます。海溝は、プレートが地球内部に沈み込んでいくところです。つまり、プレートは海溝に沈み込んで、死んでいくのです。プレートは海嶺で生まれて、海溝で地球内部に沈み込んでいきます。だから、プレートの境界は、海嶺や海溝になります。太平洋では、周辺部分に長い海嶺が連なり、海溝はあちこちで大陸の下に沈み込んでいます。一方、大西洋にも、大西洋中央海嶺が連なっていますが、その両端に沈み込んでいく海溝がありません。つまり、大西洋は太平洋とは異なり、海自体が両側に広がっているのです。」(抜粋)。また、大西洋中央海嶺は活発なマグマ活動、熱水活動の起こるところとして知られています。大西洋中央海嶺は、地球上で最大規模の熱・物質の供給源です。地球内部と海水・大気との熱・物質の収支を求めたり、地球環境に対する地球内部からの寄与を定量的に評価する上で欠くことの出来ない地域です。
以上の観点で、大西洋の拡大/太平洋の縮小に異変をきたし、ひいては地球全体の地殻運動/マグマ活動に大きな影響が今後考えられるため、おきてはならない地震です。

●日本の有感地震活動
16時間発生無。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズはほぼ0。滋賀県彦根FMノイズ;静穏。福岡市FMノイズ;静穏

○関東
千葉行徳無指向漸減。指向アンテナも静穏。
埼玉浦和;静穏(100mV程度のノイズピーク)。東京調布;静穏。三宅島は100mVのやや低い連続ノイズ。
千葉稲毛;やや低い。
○静岡
清水観測点は垂直偏波はほぼ収束。水平は500mVの連続ノイズ。収束後警戒。


図209朝1
臨時 日本時間2/8;18:38;大西洋中央海嶺(Mid-Atlantic Ridge);M6.9
総延長はおよそ1万8,000kmで、北極海からアイスランドを経て大西洋のほぼ中央を南北に走り、さらにアフリカ大陸と南極大陸の間を東西に走り、インド洋・レユニオン島の南東まで続く世界最大規模の海嶺です。おきてはならない大地震です。
08/
2/08
17:57
●太陽活動
明日の昼ぐらいから太陽で最も発達したコロナホール(地球の約6倍の大きさ)由来の高速太陽風の先端が地球に到達。前周期は10日間ほど続きました。大きなエネルギーが流れ込み、それがトリガーになります。
2日、3日、7日と続いた彗星近日点や先日報告したホットスポット(マグマが上昇する場所)ハワイ島の地震活動の影響も重なり、大きな地震活動が発生しやすくなります。

●日本の有感地震活動
8日;12:21:徳島県北部(四国中央市):M3.4:地震の深さ;10km、最大震度2
中央構造線断層帯の地震活動ですが、この地域では珍しいです。中央構造線活発化か注目です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
VHFバンド(49.5Mhz)電波観測は、地震の直前前兆(24-48時間以内)として使用されている。ここでは略称FMノイズと称している。
本日昼の埼玉浦和FMノイズ前兆は、銚子市犬吠埼南東沖;12:37;M3.3;無感地震、茨城県東方沖;13:38;M2.7;無感地震の前兆であったと思います。
福岡市から東北東に向けたベントフォークアンテナ(8の字指向性)で49.5Mhzの観測点を関西の地震指標の指標として組み込む。このアンテナだと日本周辺のM5以上の地震の前兆を捕らえていると思いますが、ここでは便宜的に指標が少ない関西のモニタリングの一助とする。
○関西
滋賀県彦根FMノイズ;午前に引き続き午後も静穏。
福岡市FMノイズ;静穏。
和歌山田辺サイトAMノイズ;ほぼ0の状態が続く。
朝と同じM4程度の地震に警戒。
○関東(FMノイズ)
千葉行徳無指向;朝/昼と変らず。南指向で顕著。
埼玉浦和;朝から200mV程度のノイズ散見。東京調布;静穏。三宅島は100mV程度でやや低い。
千葉稲毛;垂直偏波の9時台に平均値でピークありの状態から11時ごろから漸増。やや注意。
○静岡(FMノイズ);ノイズ継続

08/
02/08
11:30
●本州中部で発生する海溝型地震と内陸型地震
○海溝型地震
フィリピン海プレートが大陸のプレートの下に沈み込む境界近郊で発生する地震。図208昼1に示した3つの震源域があり、M8クラスの震源です。
東海地震-静岡県西部・駿河湾一帯を震源
東南海地震-遠州灘沿岸(東海道)から紀伊半島(南海道、潮岬より東)に渡る一帯を震源
南海地震-紀伊半島の熊野灘沖から四国南方沖を震源
○内陸型(直下型)地震
内陸の活断層を震源として発生する地震。中央防災会議がまとめた「中部圏・近畿圏直下地震対策」の中の被害想定(予想震度マップ)があります。こちら
特に、中部圏では明治時代濃尾地方(岐阜県南西部から愛知県北西部:西は伊吹山地と養老山地、東は尾張丘陵、北は両白山地に囲まれ、南は伊勢湾に面する)で発生した日本史上最大の濃尾地震が発生しています。巨大直下型地震が懸念されている地域です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズ;ほぼ0の状態。
滋賀県彦根FMノイズ;午前中は静穏。朝と同じM4程度の地震に警戒。
○関東
千葉行徳無指向;朝と変らず。
埼玉浦和;本日未明に1000mV程度のノイズ。M3-M4程度の地震に埼玉/茨城/群馬南部注意。東京調布;静穏。三宅島は100mV程度でやや低い。
千葉稲毛;垂直偏波で9時台に平均値でピークあり。やや注意。
○静岡
清水観測点は収束傾向が一転して8時台からノイズ再開。要注目。
逆ラジオノイズで長期にわたるノイズが確認されているので収束後、M5-6地震に警戒。



図208昼1
★黒線は南海トラフ
08/
2/08
5:25
●太陽活動
太陽風速度389km/秒。磁場強度7.6nT。太陽風密度4.1プロトン。磁場強度が高い。
2/2、2/3、2/7と続いた彗星近日点の影響で磁場のphi成分の変動が著しい(太陽磁場構造変化)。

●世界の地震活動
太陽風速度も低く、大きなエネルギーが地球に流れ込んでいる状態ではないので、2/5から発生頻度は低い状態。

●日本の有感地震活動
1、7日;11:50:能登半島:M2.8:地震の深さ;20km、最大震度2
2、7日;20:18:島根県東部:M3.1:地震の深さ;20km、最大震度1
3、7日;21:26:宮城県北部:M3.3:地震の深さ;70km、最大震度1
4、7日;23:08:三宅島近海:M3.7:地震の深さ;20km、最大震度1

1の地震活動は再三報告しています若狭湾伊勢湾構造線歪エネルギー開放の前震です。
2の地震活動は昨日朝報告した種子島/日向灘/伊予灘/島根沖の歪蓄積ラインの北側の地震活動です。今後も警戒が必要だと思います。
3の地震活動は牡鹿半島近郊です。沖合いも含めたこの周辺で地震活動が活発です。
4の地震活動は昨日昼に報告したホットスポットハワイ島地震活発化の連鎖です。
全体に前兆に対してM1-M2程度抑制されていると思います。M6以上の大きな震源がスタンバイで、その影響による抑制だと思います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズはほぼ0の状態。
滋賀県彦根FMノイズは昨晩から未明にかけて600mVノイズ3本と700mVノイズ2本。
島根地震後は同じ北緯35度ラインで関西に連鎖する場合も多いのでM4程度の地震に警戒。
○関東
千葉行徳無指向は昨日9時以降平均250mV程度のノイズ継続。指向アンテナは南に特異的に反応あり。
埼玉浦和;不明。東京調布;静穏。三宅島は200-300mVの最近レベル。
千葉稲毛;やや低い。
○静岡
清水観測点は収束傾向。収束を確認しなければならない。
逆ラジオノイズで長期にわたるノイズが確認されているので収束後、M5-6地震に警戒。

08/
2/07
17:57
●逆ラジオの前兆ノイズ(比率処理グラフ)2/6が公開。
連続するノイズが仙台塩釜、東村山、千葉、鎌倉、静岡清水、七尾、京都、大阪高槻で観測されています。とくに東村山で顕著です。静岡浜松で顕著なノイズ。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズは平穏。
滋賀県彦根FMノイズ;昼以降は前兆ノイズは無。昼までの結果からやや注意が必要です
○関東
千葉行徳無指向は連続ノイズが9時以降続いています。
49.5Mhz電波観測結果で較べます。
埼玉浦和;平穏。東京調布;静穏。三宅島;最近レベル。千葉稲毛;水平で16時以降やや漸増。平均値で増加。
上記の結果からは、昼より増加した前兆は千葉稲毛のみです。、朝と同じ銚子沖、房総沖でM4.5程度の地震が想定される。
○静岡
清水観測点はほぼ収束後。垂直で漸減。やや注意です。

08/
2/07
11:58
●世界の地震活動
ホットスポットハワイ島の地震活動が最近になく、活発です。世界時2/5;M2.5、2/6;M3.6、M2.6、M2.8と続き、震源もキラウエア火山周辺です。最近では、ハワイ地震発生後、1-3日の間で世界の地震活動が活発化しました。日本では、伊豆七島小笠原諸島ひいては本州太平洋側の地震活動が活発化します。

●日本の有感地震活動
7日;10:32:宮城県沖(牡鹿半島沖):M3.5:地震の深さ;70km、最大震度1
逆ラジオの前兆ノイズ仙台塩釜観測点でも前兆ノイズが続いていますので、今後もM4.5-M5.5程度の地震活動は続くと推定されます。

●今日から明日の地震活動の注目点(2/6地震予測マップから、図206昼1)
○青森東方沖/渡島半島/襟裳岬、○銚子沖/房総沖、○能登半島周辺、○広島/島根、○鹿児島/薩南諸島

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズは平穏。
滋賀県彦根FMノイズは昨晩に引き続き、8時台に700mV以上のノイズ2本、基線の盛り上がりが見られます。やや注意が必要です
○関東
千葉行徳無指向は本日未明の1500mVの著しいピークノイズに引き続き600mV台形ノイズ2時間観測。
49.5Mhz電波観測結果で較べます。
埼玉浦和;平穏。東京調布;静穏。三宅島;最近レベル。千葉稲毛;最近レベル。
上記の結果からは、朝より増加した前兆はなく、朝と同じ銚子沖、房総沖でM4.5程度の地震が想定される。
○静岡
清水観測点はほぼ収束後。水平500mV、垂直700mV連続ノイズ。やや注意です。


図206昼1
08/
2/07
5:01
●中四国/九州の過去半年間の地震活動
2/05昼の関東、2/06昼の関西/中部圏に引き続き、中四国/九州の過去半年間の地震活動を考察して見ます。
「北緯30.0/36.0、東経129.3/135.5、M1-6、震源深さ0-80km、期間2007/08/03-2008/02/03」の条件で気象庁地震カタログDBから抽出した震源マップを図207朝1と図207朝2に示した。朝1と朝2は同一のマップですが、朝2には、ラインを引きました。
1、大阪北部/京都南部ラインの延長;新潟神戸歪集中帯の南端です。
2、中央構造線断層帯;和歌山北部の活発な活動の西側です。
3、種子島/日向灘/伊予灘/島根沖;歪エネルギーが蓄積されている最も活動的なラインです。
4、別府島原地溝帯;有明海側で活動が活発です。
とくに3のラインが活発です。福岡市の電波観測点で2月の初めに北東南西方向に強い前兆ノイズがみられます。M5程度の地震活動がこのラインの北側島根から広島で予想されます。こちら

●太陽活動
太陽風速度376km/秒。磁場強度5.7nT。磁場のphi成分の変動がやや見られる。磁場強度がやや高い。

●日本の有感地震活動
7日;03:13:三宅島近海:M3.7:地震の深さ;20km、最大震度1
昨日朝伊豆諸島以南と予想した地震活動は三宅島近海でした。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズ/滋賀県彦根FMノイズは昨晩600mVノイズ2本と700mVノイズ1本、さらに基線の盛り上がりが見られます。大阪豊中で昨晩ややノイズあります。少し注意が必要です。
○関東
千葉行徳無指向は本日未明に1500mVの著しいピークノイズを観測。同時刻に東、南という順の強度で指向の観測が著しく反応。
49.5Mhz電波観測結果で較べます。
埼玉浦和;平穏。東京調布;静穏。三宅島は200-300mVの連続ノイズ(最近のレベルに同じ)。
千葉稲毛;未明に平均値でもピーク確認。
上記の結果からは、銚子沖、房総沖で少し強めのM4.5程度の地震が想定されるかもしれません
○静岡
清水観測点は水平ノイズも収束傾向。垂直はほぼ収束。
収束を確認しなければならない。逆ラジオノイズで長期にわたるノイズが確認されているので収束後、M5-6地震に警戒。

08/
2/06
18:13
●逆ラジオの前兆ノイズ(比率処理グラフ)2/4-2/5が公開。
連続するノイズが仙台塩釜、東村山、千葉、鎌倉、静岡清水、七尾、京都、大阪高槻で観測されています。とくに仙台塩釜で顕著です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズは静穏。滋賀彦根FMノイズは本日8時台に750mVのノイズが1本存在。
大阪府豊中市/兵庫県神戸市/兵庫県南あわじ市/徳島県阿南市の広帯域電磁波の放射上昇はないことからM4以上の地震懸念はない。
○関東
千葉行徳無指向は14時以降ほぼ収束。
埼玉浦和;静穏、千葉稲毛;変動無。東京調布;ややノイズピーク多いがM4.5以上の地震懸念はない。
○静岡
清水観測点は水平は500mVノイズ継続。垂直はほぼ収束。
08/
2/06
11:52
●関西/中部圏の過去半年間の地震活動
2/05昼の関東に引き続き、関西中部圏の過去半年間の地震活動を考察して見ます。
「北緯32.5/36.0、東経134.2/138.4、M1-6、震源深さ0-80km、期間2007/08/03-2008/02/03」の条件で気象庁地震カタログDBから抽出した震源マップを図206昼1と図206昼2に示した。昼1と昼2は同一のマップですが、昼2には、ラインを引きました。
1、静岡中部;東海地震想定震源一帯です。固着域を中心にM2-M3の地震活動が続いています。
2、御岳周辺;活火山御岳周辺の地震活動です。過去半年弱有感地震が続いています。
3、若狭湾/伊勢湾構造線;岐阜の活断層を中心に地震活動が活発です。
4、大阪北部/京都南部;京都府亀岡市を中心に最近地震活動が活発です。
5、和歌山北部;中央構造線断層帯地震が本地域の中では最も活発です。
6、潮岬沖;南海地震想定震源の東端です。
7、紀伊半島東方沖;南海トラフ一帯の地震活動

以上の七つの地域の地震活動が今後どのように活発化するか注視していきます。
関西/中部の地震指標としては49.5Mhz電波観測の地震指標は滋賀彦根/静岡清水観測点のみです。それ以外は和歌山田辺AMノイズのみです。波長は違うのですが、広帯域の観測を大阪大学院理学研究科宇宙地球科学専攻環境電磁波測定ネットワークグループが中心に多点観測をし、関西地域に大阪府豊中市/兵庫県神戸市/兵庫県南あわじ市/徳島県阿南市がリアルタイムに近い観測をしています。前兆観測に使用できるか私には経験ないのですが、他の観測点にやや異常がある場合の補足としてモニタリングに組み込んでいきます。本地域の西の地域の観測強化に役立てば幸いです。

●世界のM4以上地震活動
過去20時間発生無。
●日本の有感地震活動
6日;09:20:千葉県南東沖:M3.8:地震の深さ;120km、最大震度1
昨晩予想した関東太平洋側の地震活動でした。


図206昼2(気象庁提供)
08/
2/06 5:57
●太陽活動
太陽風速度429km/秒。磁場強度1.5nT。磁場のphi成分の変動がやや見られる。

●世界のM4以上地震活動
○昨日の南米チリ北部タラパカ州陸域;M6.3;深さ;35kmの地震の被害ですが、チリの地元ラジオなどによると、負傷者や建物の被災は報告されていない。イキケでは地震後に電話が通じにくくなったり、信号が一時停止したという。チリ北部では昨年11月14日にもアントファガスタ県でM7・7の地震があり、少なくとも2人が死亡した。
○アフガニスタン/パキスタン/キルギスタンの国境近郊で過去1週間の間にM5.1、M4.5、M4.2、M4.5と地震活動が活発です。
○過去14時間発生なく、次のM6以上の地震活動がスタンバイしているかもしれません。

●日本の有感地震活動
1、5日;11:41:長野県南部;赤石山脈(長野県飯田市上村):M2.6:地震の深さ;10km、最大震度1
2、6日;01:03:種子島近海:M3.5:地震の深さ;60km、最大震度1
3、6日;01:53:静岡県西部(周智郡森町問詰):M2.7:地震の深さ;10km、最大震度1
4、6日;02:09:釧路支庁中南部(厚岸郡厚岸町):M4.0:地震の深さ;90km、最大震度2

1と3の地震活動は、既報のとおり、若狭湾伊勢湾構造線に蓄積された大きな歪エネルギーが解放される初期の段階の周辺地域の地震活動です。能登半島も含めて最低3ヶ月は続くと思います。
2の地震活動は左欄の警戒地域にあるように鹿児島県で続くM4クラスの地震活動です。地震活動火山活動が桜島/薩南諸島と活発です。心配されます。
4の地震活動は日本時間2/3:21:48;千島列島東方沖;M4.5の後続地震だと思います。2/4;19:33;千島列島東方沖;M5.2の後続地震がまだ未発ですので、M5クラスの地震活動に警戒願います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
○関西
和歌山田辺サイトAMノイズ/滋賀県彦根FMノイズは静穏。
○関東
千葉行徳無指向は150mVの連続ノイズが継続。昨晩22時−0時にやや激しい頻度のピークノイズを観測。同時刻に南指向の観測が著しく反応。
49.5Mhz電波観測結果で較べます。
埼玉浦和;21時から400mVピーク、その後200mVノイズ散見。平均値の上昇はない。
東京調布;ややノイズピーク多い。
千葉稲毛;300mVノイズの連続ノイズ。三宅島は200-300mVの連続ノイズ。
上記の結果からは、伊豆諸島の八丈島以南でM5規模の地震が懸念される。また昨日報告したように相模湾から銚子沖、房総沖でM4程度の地震が想定されるかもしれません
○静岡
清水観測点は水平は500mVノイズ継続。垂直はほぼ収束。



図206昼1(気象庁提供)
08/
2/05
19:12
●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトAMノイズ/滋賀県彦根FMノイズは静穏。
静岡清水FMノイズは14時から観測再開。ノイズは漸減しています。収束後は注意。
千葉行徳無指向の連続ノイズの基線の上に本日10時に500mV程度のピークノイズ多発。49.5Mhz電波観測結果で較べます。
埼玉浦和と千葉稲毛;静穏。
東京調布;ややノイズ多い。極長波も日中ノイズやや目立つ。
三宅島:18時以降基線の増加が始まる。
ノイズが強い順は東京調布>千葉稲毛>埼玉>三宅島。本日朝と同じく、千葉行徳より西方向に反応が強い。
相模湾から銚子沖、房総沖でM4程度の地震が想定されるかもしれません。

08/
2/05
12:00
●関東の過去半年間の地震活動
逆ラジオの前兆ノイズ(比率処理グラフ)2/1-2/3が公開されました。最も気になる点は関東の千葉、埼玉浦和、東京東村山で1/8以降ほぼ連続的なノイズが続いている点です。
地震の予想の基礎は震源マップですので、関東の過去半年間の地震活動を考察して見ます。
「北緯34.5/37.0、東経138.5/141.0、M1-6、震源深さ0-80km、期間2007/08/03-2008/02/03」の条件で気象庁地震カタログDBから抽出した震源マップを図205昼1と図205昼2に示した。昼1と昼2は同一のマップですが、昼2には、ラインを引きました。
図205昼2により説明していきます。
1:柏崎銚子構造線(フォッサマグナの東縁)の千葉/茨城県境と銚子沖が最も活発な活動を続けています。
2:関東平野北西縁断層帯:断層帯一帯に地震活動が活発です。
3:東京湾周辺:東京/神奈川県境から東京湾北縁断層帯に至る一帯で地震活動が盛んで、特に川崎から千葉港にかけて地震の帯ができているのが注目される。
4:房総沖
5:伊豆大島-箱根-山中湖(七島小笠原海嶺北端);有感地震も活発で、伊豆半島東方沖の海底火山周辺、箱根周辺
気になるもう1点は立川断層帯で散見される有感地震です。
以上の6地域が今後注目される関東の地震活動だと思います。49.5Mhz電波観測点が東京調布、千葉稲毛、千葉行徳、埼玉浦和、三宅島と観測及びデータ公開されておりますので、広範囲のモニタリングができます。関係者のご尽力に深謝します。

●逆ラジオの前兆ノイズ:2/1-2/3
この期間中にノイズが顕著な地域は、宮城塩釜/東村山/新潟十日町です。とくに十日町は過去1ヶ月では最も高く、長野/佐渡などを中心に地震活動が懸念されます。
関西は大阪高槻で低いながらも連続するノイズが続き、京都もまだ収束しません。
静岡清水はやや収束傾向で、収束後にM5-M6クラスの地震活動が愛知東部/静岡西部/東海沖で懸念されます。
能登半島七尾のノイズも連続して過去1ヶ月続いています。



図205昼2(気象庁提供)
08/
2/05
4:40
●太陽活動
太陽風速度518km/秒。磁場強度2.6nT。磁場のphi成分の変動がやや見られる。2/7頃に向けて漸減し、2/8には太陽で最も発達したコロナホール由来の高速太陽風の先端が地球に到達予定。2/7には彗星近日点。2/7が新月。2/8頃からさらに大きな地震が起きやすい環境です。

●世界のM4以上地震活動
日本時間2/5;02:01;南米チリ北部タラパカ州の州都イキケから東北東40kmの陸域;M6.3;深さ;35km。震源地図はこちら
世界のM4以上地震が7時間停止した後に発生。ナスカプレートの沈み込帯が沿岸部にあり、地震活動活発な地域です。

●日本の有感地震活動
4日;19:58:北海道東方沖(択捉島南方沖):M4.1:地震の深さ;50km、最大震度1

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトAMノイズ/滋賀県彦根FMノイズは静穏。
千葉行徳無指向の昨日の連続ノイズの基線の上に昨晩19−21時に600mV程度のピークノイズ多発。49.5Mhz電波観測結果で較べます。
埼玉浦和;21時600mV、その後200mVノイズ散見。平均値の上昇はない。
東京調布;19-21時に1000mVノイズ3本。
千葉稲毛;20時台に1300mVノイズ、平均値も500mVノイズ。三宅島は変化無。
ノイズが強い順は東京調布>千葉稲毛>埼玉>三宅島。千葉行徳より西方向に反応が強い。しかし、東京調布観測点の極長波の乱れは大きくない。
相模湾から銚子沖、房総沖でM4程度の地震が本日想定されるかもしれません。


図205昼1(気象庁提供)
08/
2/04
18:00
●世界のM4以上地震活動
○ルワンダ/コンゴの地震活動は写真が到着したようです。こちらの記事。
CNNも17:17のニュースで伝えています。こちら
○USAプエルトリコでの活発な地震活動が続いています(図204夕1)。
日本時間2/4;16:43:プエルトルコ島北方沖;M5.2(図中の赤マーク)

●日本の有感地震活動
過去26時間発生無。前回の抑制時は世界的に静穏でしたが、今回は明らかな抑制です。今後3週間以内に日本でもM6以上の地震活動が発生するかもしれません。後日、世界との対比を示します。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトAMノイズ/彦根FMノイズは静穏。
東京調布/埼玉浦和は静穏。
千葉行徳無指向は9時頃から連続ノイズ漸増し、150-200mV。千葉稲毛/垂直が14時ごろから漸増。
関東内陸部でなく、銚子沖ー房総沖にM4程度の地震懸念。


図204夕1(USGS)
08/
2/04
11:51
●東半球の過去1週間地震活動(図204昼1)
○バンダ海周辺
4つのプレートがひしめき合うこの一帯は2008年になって地震活動が特に活発化している。先週はフィリピン海プレートの東側北マリアナ諸島から八丈島にかけて地震活動は盛んだったが、今週は父島と八丈島近郊でそれぞれM5.2,M4.5の地震活動が発生した。
また、今週はフィリピン海プレートの西側のフィリピンでM4.6、M4.9の地震活動が発生。
どちらも日本の太平洋側の地震活動に影響を与えつつあります。
○昨日のアフリカ大地溝帯
○地中海(トルコ、ギリシア、アルジェリア)
○千島海溝の地震活動は過去2週間カムチャッカ半島東方沖で最も激しく、千島列島の地震活動もカムチャッカ周辺で活発。

●日本の有感地震活動
過去20時間発生無。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトAMノイズは静穏。彦根ノイズ午前中は静穏。
千葉行徳無指向は9時頃から連続ノイズ漸増し、200mV。
千葉稲毛/東京調布/埼玉浦和は静穏。

図204昼1
08/
2/04
5:29
●太陽活動
太陽風速度590km/秒。磁場強度3.6nT。磁場のphi成分の変動がやや見られる。

●日本の有感地震活動
3日;15:36:国後島付近:M3.7:地震の深さ;100km、最大震度1

●世界の地震活動
日本時間2/3;16:34;アフリカルワンダとコンゴ(旧ザイール)の国境地帯M6.0;地震の深さ;10km。震源地図はこちら
両国で少なくとも39人が死亡、約550人が重傷。被害は隣国ブルンジでも出ている模様で、さらに拡大するとみられる。ルワンダ南西部のルシジ地区ではキリスト教会が崩壊して10人が即死した。
余震がM5.0、M4.7、M4.5と続いています。M6.0で深さが10km程度の浅い地震ですと大きな被害になります。
地震は図204朝1で示したように、ホットスポットアフリカ大地溝帯の西リフトバレー近郊(黒丸)で発生しました。1/22昼に報告したホットスポットコモロ共和国の海域でM5.0とM4.9のまれに見る地震。
また、日本時間2/3;20:12;アフリカモザンビーグ;M5.0。図204朝1では、黄色のニアサリフトバレーの南端に当たります。
大地溝帯の地震活動(アフリカ)を、懸念します。
また、ルワンダの震災お見舞い申し上げます。被害が拡大しないことを祈ります。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトAMノイズは静穏。彦根ノイズ本日未明に700mVノイズピーク3本。M3-M4程度の地震が予想されます。
千葉行徳/千葉稲毛/東京調布は静穏。
埼玉浦和は昨日15時に1200mVのノイズピークあるも、その後平穏。平均値の基線盛り上がりないためM4以上地震は心配無。


図204朝1
08/
2/03
17:56
●関東の地震指標のモニタリング
行徳無指向、本日11時-12時にかけ、最大1130mV程度の顕著なノイズ(ふかひれノイズ?)発生、その後収束。無指向と同時刻、南方向50mV超のノイズ、東方向400mV超のノイズ。

埼玉浦和観測点/東京調布観測点で同時刻に反応がないため、行徳より西/北方向の内陸部が発生源ではないようです。
また、三宅島に同時刻に反応がないため、伊豆諸島の可能性も低い。
千葉稲毛観測点/垂直/平均値が同時刻に反応しているため、東方向の可能性が大きい。

房総沖、あるいはあるいは房総南東沖の可能性が高いと思います。
最近、関東の指標を増やすことができました。詳しくは本サイト目次7:予測データサイト:6地域別観測をご覧ください。

●関西の地震指標のモニタリング
彦根FMノイズが15時に720mVのノイズ。朝に報告したようにM3-M4程度の地震が予想されます。
田辺サイトAMノイズは平穏。

08/
2/03
11:06
●関東/中部圏太平洋側の過去1年間の地震活動
○「北緯35.0/36.8、東経135.8/141.5、M1-8.5、震源深さ0-80km」の条件で気象庁地震カタログDBから抽出した震源マップを図203昼1と図203昼2に示した。昼1と昼2は同一のマップですが、昼2には、ラインを引きました。
図203昼2により説明していきます。
○駿河湾から紀伊半島のラインは駿河トラフ(南海トラフの内、特に北端部の駿河湾内に位置するトラフ)と南海トラフを示しています。トラフとは深さ6km以下の海溝のことです。駿河トラフと並行するラインは銭州(ぜにす)海嶺です。海嶺とは海底山脈のことです。銭州海嶺の長期的変動には次のような著しい特徴がある。
1、1944年東南海地震に先行して活発化したこと。
  1936年12月銭洲海嶺一帯の地震活動が活発化し,1944年12月7日,東南海地震(M8.0)の前後にそのピークに達した。
2、伊豆半島地域の地震活動の活発化と相補的な関係が見られる。
わかりやすくいうと、伊豆半島の地震活動が活発だと本海嶺地震は不活発。
3、広域的な地震活動と密接な関連性があること
銭州海嶺地震活動の活発化と静穏化の切り替わりは,石廊崎一新島一三宅島に沿った北西一南東の線上に配列するM6〜7の地震の発生と同期している。
詳しくは、こちらのPDF
以上3点の観点で、この海嶺地震と大島/三宅島/相模湾(まるで囲った)の地震活動を較べると、圧倒的に後者の地震活動が勝るため、1年という短い期間ですが、東海地震につながる兆候はこの図からは見られない。

○地震活動が活発な地域(囲った地域)
茨城沖、房総半島と東京湾、房総半島南方沖、大島/三宅島/相模湾、愛知西部/岐阜。
静岡西部も活発ですが、その頻度よりも、愛知西部/岐阜の地震活動が活発です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
彦根は午前中静穏。田辺サイトAMノイズは変化無。
千葉行徳無指向と千葉稲毛は収束。
埼玉浦和観測点/東京調布観測点は静穏。


図203昼2(気象庁提供)
08/
2/03
5:29
●太陽活動
太陽風速度581km/秒。磁場強度5.5nT。磁場のphi成分の変動がやや見られる。

●日本の有感地震活動
1、3日;2:57:宮崎県北部山沿い:M3.7:地震の深さ;150km、最大震度1
左欄の警戒地域では鹿児島と記載したが、その隣の宮崎北部だった。最近この地域で有感地震が続いている。

●今日から明日の地震活動の注目点(2/2地震予測マップから、図203朝1、データは2/01の気象庁データ)
○襟裳岬から根室半島:北海道東方沖はマーク集中。
○襟裳岬から渡島半島:マーク集中
○本州中部は若狭湾ー伊勢湾構造線の北;能登半島と南;静岡西部;に赤マーク。
○房総/銚子沖に赤マークの集中。田辺サイトさんのコメント「千葉県南東沖の変化が大きい」

●関西/関東の地震指標のモニタリング
彦根観測点で昨晩、600mVノイズ、700mVノイズがそれぞれ3本、3本観測されています。M3-4程度の地震があるかもしれません。田辺サイトAMノイズは変化無。
千葉行徳無指向と千葉稲毛は収束。M4程度の地震が懸念される。
埼玉浦和観測点は至って静穏。

図203昼1(気象庁提供)
08/
2/02
18:03
●日本の有感地震活動
1、2日;13:07:茨城県沖(鹿島灘):M4.1:地震の深さ;40km、最大震度2
2、2日;14:54:東京都多摩東部(稲城市):M3.1:地震の深さ;30km、最大震度2

1の地震活動は昼に報告した関東でM4程度の地震活動。前兆雲は空の掲示板投稿55の3枚目の茨城方向。断層雲と放射雲。この北方向の2枚目の福島方向にも前兆があると思います。
2の地震活動は立川断層帯の東京での地震活動ですが、東京でM5以上の地震の前兆はありません。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズ静穏。彦根FMノイズは午後は静穏。
関東の行徳無指向と稲毛でノイズは継続。ただ大きくなく、関東で地震が発生してもM4程度だと思います。
埼玉浦和FMノイズは静穏。


図203朝1
08/
2/02
12:22
●地震発生環境
2/2、2/3と続けて彗星近日点(彗星が太陽に最も接近する日)が続き、太陽磁場構造変化(磁場のphi成分の変動)がおきやすくなります。重ねて、現在982黒点群が成長しており、太陽磁場は変動が起きやすくなります。また、日本時間2/1:18:18にホットスポットハワイ島でM2.5の地震が起きました。マグマの動きも活発になってきました。
ハワイ島地震の5時間後に父島地震があり、最近ハワイ島-七島小笠原海嶺地震と連鎖しているようです。
今後、世界のM4以上地震は活発化すると思います。
高速風は2/6くらい続き,その後2日ほど休んで、また次の高速太陽風がやってきます。次も1週間以上続くので、全体をみると、これから半月程度太陽風磁場が乱れた日が続きます。

●日本の有感地震活動
1、2日;07:02:宮城県沖(牡鹿半島沖):M3.4:地震の深さ;50km、最大震度1
前兆雲としては、空の掲示板45(1/29)、52(1/31)投稿者私。本日も岩手/宮城/福島方向から前兆雲(投稿55)が出現していますのでM4前後の地震が2-3日の間に発生すると思います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズ静穏。彦根FMノイズは10時台に700mVノイズ1回。昨晩;700mVノイズ2回に引き続く。M4程度の地震に警戒。
関東の行徳無指向と稲毛で基線の盛り上がりは一旦収束したが、また200mVノイズ。近郊であればM4-M5の地震がおきそうです。
埼玉浦和FMノイズは静穏。

08/
2/02 5:20
●逆ラジオ前兆ノイズ1/31が公開。
センター(東京都内)で著しいノイズ。鎌倉の連続ノイズも続く。静岡浜松で引き続き強度が高いノイズ。
東京湾から三浦半島で前兆があると考えられる。

●太陽活動
太陽風速度581km/秒。磁場強度8.2nT。太陽風密度4.2。AE指数で500-1000nTの著しい磁気エネルギーが供給されています。オーロラも活発でノルウエーで本日緑のオーロラが観測されたそうです。こちら

●世界のM4以上地震活動
日本時間:2/1:23:10、メラネシアのフィージー諸島の海域:M6.0:深さ623km。
深発大地震でした。この海域は深発地震海域で過去1ヶ月の間に多発しています。

●日本の有感地震活動
1、1日;23:40:紀伊水道(和歌山港西5km):M3.5:地震の深さ;10km、最大震度3
2、1日;23:12:小笠原諸島父島北210kmの海域:M5.2:地震の深さ;35km(USGS)
1の地震活動は昨晩警戒と報告した関西の地震活動ですが、M4程度の後続地震があるかもしれませんので、さらにもう1日警戒ください。
2の地震活動は1/30夕方指摘しました伊豆諸島方面の地震活動です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズ静穏。彦根FMノイズは昨晩21時−22時に700mVノイズ2回。M4程度の地震に警戒。
関東の行徳無指向と稲毛で基線の盛り上がりは18時に収束。僅かにノイズ継続中。
埼玉浦和FMノイズは100mV程度のピークノイズ散見。

08/
2/01
18:12
●USGS火山活動週報(1/23-1/29)。新たな活動が見られたのは、コロンビアの二つの火山です。
○コロンビア南西部、エクアドル国境付近のガレラス(Galeras)火山
先週も報告したガレラス火山。今週も白煙を上げ、火山性ガスの噴出が見られた。
○コロンビア中部沿岸部のマシン火山
火山性地震が1月に入って多くなったが、有感地震となった。マシン火山では非通常。

●2008年火山概況No5(1/25-1/31);気象庁発表
○火口周辺警報
噴火警戒レベル2、火口周辺規制:桜島、薩摩硫黄島、諏訪之瀬島
火口周辺危険:三宅島、硫黄島
○噴火警報(周辺海域)
周辺海域警戒:福徳岡ノ場
○噴火予報
噴火警戒レベル1、平常:樽前山、北海道駒ケ岳、岩手山、吾妻山、草津白根山、浅間山、富士山、伊豆大島、九重山、阿蘇山、雲仙岳、霧島山(御鉢、新燃岳)、口永良部島
平常:上記以外の火山

警戒レベル2の火山は鹿児島桜島-薩南諸島−トカラ列島と並び、南西諸島の北端で火山活動が活発ですが、僅かに阿蘇山が活発になりました。
この報告によると、阿蘇山で孤立型微動が2007年8月頃より多い状態で経過している。阿蘇山は別府市島原地溝帯(南西諸島海嶺の延長)に属し、この地溝帯で別府や有明海側で最近有感地震が目立ちます。

●日本の有感地震活動
1、1日;13:48:根室半島南部:M3.6:地震の深さ;70km、最大震度1
2、1日;16:57:紀伊水道:M3.2:地震の深さ;10km、最大震度1
3、1日;17:03:静岡県西部:M2.9:地震の深さ;30km、最大震度1
1については、先週まで警戒地域に入れていましたが、ノイズを半月観測しておらず、M4以上地震はないと考えはずしました。
2については、中央構造線断層帯の地震活動です。朝に指摘した関西地震注意の対応地震かもしれませんが、今晩まで警戒願います。
3については、最近報告して来ました若狭湾-伊勢湾ラインの歪集中の周辺の地震活動です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
関西の二つの指標は静穏。千葉行徳無指向と千葉稲毛観測点は8時-16時まで漸増し、現在収束傾向。

08/
2/01
11:57
●逆ラジオにより地震前兆観測。
1/29と1/30分が公開(比率処理グラフ)。こちら
○北海道/東北
釧路のノイズは1/11以降観測されていない。仙台塩釜のノイズは続いている。今の予想M4-M5はそのまま。
○関東甲信越
浦和のノイズが1/8以降連続して観測。別途FMノイズ観測点をモニタリング(個人サイト)に組み込む。
千葉と鎌倉で1/8以降連続するノイズが継続している。
千葉/愛知/岐阜の前兆把握のため、別途掲示板で他の観測データをモニタリングする体制を検討する。早速ですが、地震前兆観測八街観測点で植物生体電位に1/22と1/30に変化が見られています。こちら
房総半島/東京湾/三浦半島に何らかの異変があると思います。
○静岡/中部圏
静岡清水の著しいノイズが続いている。浜松で、1/30に著しいノイズ。現在の予想上限程度の地震が懸念される。
愛知の欠測が続いている。愛知/岐阜の他の前兆観測データでモニタリングすることを検討する。
○関西圏
今回の中では最も高いノイズは京都です。1/29と1/30に観測。今のモニタリングを継続する。
伊勢のノイズは1/27に収束したように見える。田辺サイトのAMノイズモニタリングを継続する。
○高知/鹿児島
高知と鹿児島のノイズ継続。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
関西の二つの指標は午前中は静穏でした。千葉行徳無指向と千葉稲毛観測点は早朝収束したが、また8時以降漸増。

08/
02/01 5:07
●太陽活動
太陽風速度450km/秒。磁場強度12.4nT。太陽風密度14.8。高速風の先端が地球に到達しました。本日中に700km/秒程度まで速度は上昇し、著しい磁気エネルギーが供給されます。

●日本の有感地震活動
1、31日;23:47:沖縄本島近海:M3.2:地震の深さ;20km、最大震度1
2、1日;01:19:北海道西方沖(苫前町15km沖):M2.6:地震の深さ;10km、最大震度1
1の地震活動は、地震予測マップでは1/22-25まで赤マークで、マーク消滅6日後の発振だった。
2の地震活動は、西方沖ということが気になった。図201朝2に北海道の過去1年間のM2.5以上の震源マップを示した。東方沖の千島海溝を中心に太平洋側で活発ですが、西方沖も南西沖の奥尻島周辺を中心に地震活動に活発化の兆しが見えます。渡島半島の火山活動(駒ケ岳、有珠山など)とともに観察していきたいと思います。

●今日から明日の地震活動の注目点(1/31地震予測マップから、図201朝1、データは1/30の気象庁データ)
○襟裳岬から根室半島:北海道東方沖は静穏な変化のマーク集中。
○伊予灘、安芸灘、周防灘:青のマークの集中
○本州中部は若狭湾ー伊勢湾構造線の北;能登半島と南;静岡西部;に赤マーク。
熊野灘では、赤マーク5日で、無印後青マーク2日。無印となった。関西周辺すべて無印で拮抗状態です。1/28地電位が一時的に急上昇しています
青マークー無印(拮抗化)-赤マークと推移するか注目。
○房総/銚子沖に赤マークの集中。
上記4点は昨日とほぼ同じですが、鹿児島から薩南諸島にマークがまとまっていることが今日の特徴です。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
彦根観測点で22時-2時にかけて、600mVノイズ、700mVノイズ、750mVノイズ、800mVノイズがそれぞれ4本、1本、1本、1本観測されています。異常値だと思います。
関西内陸部の地震に本日中は警戒願います。
千葉行徳無指向と千葉稲毛:9時−本日4時まで基線の盛り上がり。こちらも銚子沖や房総沖の地震に本日中は警戒願います



図201朝1

図201朝2(気象庁提供)
08/
1/31
18:00
●田辺サイトAMノイズ(1月)
図131夕1に1月のノイズをグラフ化した。過去数ヶ月にはみられないような抑制が見られた。1/1-1/4までの5000-10000カウントのノイズ、1/13の30000カウントのノイズ以外はほとんどノイズ観測されなかった。今後急増するときが警戒のタイミングだと思われます。

●世界のM4以上地震活動
日本時間;1/31:10:04と10:41;バンダ海:M5.6とM5.2:震源深さ:35km(USGS)
図131夕2に周辺の海域のM4以上の震源マップを示した。昨日のインドネシアバラトダヤ諸島海域:M6.2の震源から150kmほどしか離れていません。この1週間の間に図中の震源は7震源ですべてM5以上の運激しい地震活動を示しています。
図130夕1でわかるように、この海域は複数のプレートがぶつかり合う地域で、この地域の地震活動がフィリピン海プレートにどのように影響するか注目されます。

●北欧の真珠雲
非常にまれなケースで、観測者は「生まれて初めてこんな規模と頻度で真珠雲をみた」といっています。写真のギャラリーができています。雲の神秘さと宇宙の神秘を感じさせます。こちら

●日本の有感地震活動
31日;16:42:日向灘:M3.71:地震の深さ;40km、最大震度1(警戒地域の地震)
規模の予想は下限より下回る。地震予測マップでは朝に指摘した。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
関西の二つの指標は変化無。関東の行徳無指向と稲毛で基線が9-17時まで盛り上がる。続行中。要観察。
三宅島の反応はないので、朝に指摘した房総沖、銚子沖方向だと思います。


図131夕1

図131夕2
08/
1/31 12:13
●大気イオン地震予測研究会様からの要注意情報
1/30付けの要注意情報が出ました。こちら
日 時 2008年01月23日02時半頃〜10時頃
測定点 兵庫・南あわじ測定点
測定値 大イオン濃度 最大14,001(個/cc)…23日03時半頃
1/23昼と1/24夕方に解析していますが、京都府南部由来と推定しています。発生日は関西の二つの指標のモニタリング等で推測していきます。

●愛知県の電磁波前兆観測報告を探したところありました。基のデータを探していますが、まだ見つかりません。
愛知県南知多町篠島の放射上昇についてです。報告によれば、10月19日より始まる篠島の放射は12/22でも継続中で要注意とのこと。こちら

●和歌山田辺サイトさんの1/29コメント「(地電位が1/28)19:00頃、瞬間的に急上昇した。」関西のデータをずっとおっていますが、少しずつですが、前兆が強くなっているように感じます。

●太陽活動と彗星近日点から見た2月の要注意日
本日夜半から2/18まで太陽の活動的な区域由来の高速太陽風が強弱を交えて到達。2月後半は比較的穏やか。
彗星近日点は2/2、2/3、2/7、2/13、2/18です。2/7が新月、2/14が上弦です。
大きな地震に注意する日に強弱をつけますと、2/1-2/4、2/7-2/10、2/13-2/15です。
予定を作る際の参考にしてください。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
関西の二つの指標は変化無。関東の行徳無指向と稲毛で基線の盛り上がりが始まる。続行中。要観察。

08/
1/31 5:15
●日本の過去1年間のM5以上の地震活動を図131朝1に示した。88件が該当します。頻発した地域は
襟裳岬から東の東方沖、関東から宮城の太平洋側、伊豆諸島、本州中部を貫く深発地震帯、南西諸島です。
関東以西の太平洋側は著しく少なく、歪エネルギーがかなり蓄積されていると思います。
昨日まで報告してきた南海トラフへの歪エネルギーの集中、本州中部を貫く深発地震帯(M5以上)とあわせて本年はかなり注目されます。

●太陽活動
太陽風速度343km/秒。磁場強度3.2nT。太陽の東端に982黒点出現し、成長中。
●日本の有感地震活動
30日;22:06:能登半島:M3.1:地震の深さ;20km、最大震度2

●今日から明日の地震活動の注目点(1/30地震予測マップから、図131朝2)
○襟裳岬から根室半島:北海道東方沖は静穏な変化のマーク集中。
○伊予灘、安芸灘、周防灘:青のマークの集中
○本州中部は若狭湾ー伊勢湾構造線の北;能登半島と南;静岡西部;に赤マーク。
熊野灘では、赤マーク5日で、無印後青マーク2日目。青マークー無印(拮抗化)-赤マークと推移するか注目。
○房総/銚子沖に赤マークの集中。

●関西/関東の地震指標のモニタリングは変化無。静穏です。


図131朝1(気象庁提供)

図131朝2
08/
1/30
18:00
●日本時間;1/30:16:32;インドネシアバラトダヤ諸島海域:M6.2:震源深さ:10km(USGS)
抑制されていた世界の地震活動で、上記の地震が発生しました。震源略図を図130夕1に示しました。多数のプレートの会合点付近の大地震でした。図130夕2には、過去1週間の日本近郊のM4以上の震源地図です。本地震を赤で示してあります。本地震からフィリピン海プレートの東側で伊豆七島の八丈島近郊まで地震の帯が広がっていいることがわかります。
この帯の深発地震帯が関東から紀伊半島まで広がっていることは、昨日、1昨日に図で示したとおりです。

●日本の有感地震活動
66時間発生無。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
関西の二つの指標は静穏です。
関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。本日、12-16時台に3箇所同時にワイドピークノイズ観測。
昨日と同じように、三宅島に反応があることから伊豆七島での地震が懸念される。


図130夕1

図130夕2;USGS
08/
1/30
12:01
●朝に報告した昨日15時の3箇所のノイズに対する対応地震が発生しました。
日本時間;1/30:4:47;八丈島東南東175km海域:M4.5:震源深さ:4km(USGS)
ノイズ観測後、14時間の発生でした。三宅島からは約300km離れています。3箇所同時観測による前兆ノイズ把握の成功例となりました。
図130昼1は1990年以降のM3以上の近郊の地震活動を示しました。■が八丈島、★印が震源です。黒線はプレート境界です。丸印は三重会合点(トリプルジャンクション)です。この海域は震源深さに分かれた地震帯がよくわかる地域です。プレート境界線からオレンジ(0-30km)、黄色(35-70km)、薄緑(70-150km)、青(150-300km)、紫(300-500km)の順に並んでいます。本地震はオレンジと黄色が混じる地震帯で発生しました。
図130昼2は過去1年間のM5以上の地震が起こる頻度分布図です。ほとんどが青の年に1回の地域ですが、北側に黄色の年2回の地域があります。南関東は青の地域で、東京以北の関東の太平洋側は黄色の年に2回の地域です。

●日本の有感地震活動
60時間発生無。
●関西/関東の地震指標のモニタリング
関西/関東ともに午前中の時間帯は静穏でした。
●太陽活動その他
太陽風密度の乱高下が続いています。次の高速風到来は31日夜半からと推測します。著しい磁気エネルギーが供給され、地震活動は活発化されると思います。
最近、北欧の空で「真珠雲」が頻繁に観察され、マニアは大変戸惑いを見せているようです。真珠色に輝く美しい雲です。こちらこちら。北欧で1/19と1/20撮影された。


図130昼1:USGS

図130昼2:USGS
08/
1/30
5:10
●深発地震の考察
念のため、150-300kmよりさらに浅い80-150kmの深発地震についても昨晩と同じ解析をしてみました。図130朝1です。この地震帯は太平洋プレートの沈み込みに対応する様に分布しています。1昨年、昨年との比較では地震発生件数に差なし。昨年10月以降の1ヶ月間隔の推移にも差なし。太平洋プレートには問題ないようです。深発地震については、関東以西の太平洋側の地震活動を注視していきます。
●日本の有感地震活動
54時間発生無。
●今日から明日の地震活動の注目点(1/29地震予測マップから、図130朝2
○岩手、襟裳岬から根室半島:岩手で赤マーク二つ。北海道東方沖は静穏な変化のマーク集中。
○伊予灘、安芸灘、周防灘:青のマークの集中
○本州中部は若狭湾ー伊勢湾構造線の北(能登半島)と南(静岡西部)に赤マークがつく。
熊野灘では、赤マーク5日で、無印後青マーク。青マークー無印(拮抗化)-赤マークと推移するか注目。
○房総/銚子沖に赤マークの集中。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトのAMノイズと滋賀彦根FMノイズは静穏。
関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。昨日、15時台に3箇所同時にノイズ観測。
三宅島に反応があることから伊豆七島小笠原海嶺も疑われるが、予測マップでは、父島付近に赤マークがついている。


図130朝1(気象庁提供)

図130朝2
08/
1/29
18:11
●●能登半島地震/静岡西部地震が続く1考察(その2)
1/28の解析が震源の深さが300-700kmでしたので、それより浅い深発地震(150-300km)についても同様に解析してみました。

図129夕1は日本付近のプレートとその沈み込み方向のおさらいです。
図129夕2は「東経:133-139度、北緯:30-39度の区域内、地震規模:M1-M8.5、震源深さ:150-300km、過去1年間」という条件下でDBから抽出した震源マップです。
1/28の300-700kmの深発地震帯の東側に幅広く分布します。陸地の南は伊豆半島-静岡/愛知県境、北は新潟/山形県境-能登半島という区域です。
上記条件化で、2006/1/26-2007/1/26、2007/1/26-2008/1/26の期間の上記地震発生件数はそれぞれ533件、587件です。この1年間で54件本深発地震が増加しています。
右図は上記地震の過去1年間の地震発生件数を月別にみたものです。年初から漸増し特に過去1ヶ月の間で急増しています。300-700kmの深発地震で見た傾向と同じです。

このように、フィリピン海プレートの陸地のプレートに対する沈み込みに対して異変が見られ、歪エネルギーが蓄積され、深発地震(150-300km、300-700km)が増加しています。
この影響により、浅めの地震が150-300kmの深発地震帯と300-700kmの深発地震帯の境界に当たる静岡西部と能登半島で群発地震が発生しています。


最も懸念されるのは、関西中部圏ですが、図129夕4は活断層地図です。大阪から名古屋まで幅広い範囲で活断層が分布します。

●日本の有感地震活動
44時間発生無。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
僅かに田辺サイトノイズが直近データで67で僅かにノイズあり。彦根ノイズは比較的静穏です。
千葉行徳/稲毛で15-17時にかけて、一斉にノイズ観測。一時的ですが、M4クラスの地震が懸念されます。


図129夕1

図129夕2(気象庁提供)

図129夕3

図129夕4
08/
1/29
12:10
●逆ラジオの前兆ノイズ解析(その2)
4、関西
○京都観測点で続く1/19以降の著しいノイズが継続中。収束後の発振と考えられる。大阪高槻観測点も同様。
京都と高槻の異変は昨年10月から始まり12月下旬から顕著です。他の電磁波観測での異変考察を調べました。
こちら。昨年の10月の異常を報告しています。その後のこの近郊のレポートは掲載されていません。
○伊勢のノイズも収まりません。1/24-1/27まで継続したノイズが観測されています。予想地域を熊野灘に限定していますが、浜松でも継続したノイズを観測しているため、東海沖も加えて、熊野灘沖/東海沖とします。
5、四国/九州
高知観測点では、低レベルの連続したノイズを30日間観測。震源マップから判断すると、日向灘方面の震源の電磁波を捕らえていると考えられる。
田辺市サイトの解析では、伊予灘方面に変動が認められるようです。
九州は鹿児島のみであるが、過去2ヶ月小規模から中規模のノイズを観測。1/27に著しいノイズ観測。現在の予想を継続。
以上の結果から左欄の警戒地域を更新した。

●日本の有感地震活動
過去38時間発生無。「新空の掲示板投稿45(私)」に本日の朝、岩手/宮城方面からの畝状雲が放射状に広がっていました。今までの継続的観察と対応地震から判断するとM4.5ぐらいかなと思いました。
●関西/関東の地震指標のモニタリング結果は本日朝と変わりません。現時刻では比較的静穏です。行徳無指向ノイズ漸減し、さらに穏やか。

08/
1/29
5:11
●逆ラジオの前兆ノイズ解析(その1)
1、北海道、東北(釧路、苫小牧(欠測中)、盛岡、仙台測定点)
釧路のノイズは1/6に著しいノイズを観測後は漸減し、1/11以降はほとんど発生していない。
根室方面のM4以上地震は想定されず、警戒地域から解除。
襟裳岬沖から浦河沖方面は苫小牧欠測中のため、Hinetの震源マップで判断すると歪が蓄積されていると考えられ、予想はそのまま。
盛岡と仙台のノイズは漸減しており、現在予想規模をM4-M5に引き下げる。

2、関東
○浦和でノイズが続いており、1/21夕方に報告したように、埼玉県から群馬県にまたがる「関東平野北西縁断層帯」で現在予想規模のM4-M5程度の地震が予想される。

○千葉のノイズは継続して発生しているが、漸減。大気イオンの厚木測定点で10月に発生した著しい異常値から100日以上経過したため、東京湾地震の恐れはないと判断し、警戒地域から除外。皆様お騒がせをいたしました。予想という観点からは外れましたので、私の力不足です。反省いたします。
しかし、大きな地震が予想されるときに、常時モニタリングして危険な日時を絞り込むという手法を駆使できたことには成果があったと思います。
今後も、震災につながるような恐れがある地震が懸念される場合は、同じ手法をとり、質の高い防災情報を目指します。
○関東のノイズは静穏で、大気イオンの異常も11月以降ありません。M6以上の大きな地震は関東では懸念されません

○新潟十日町:1/26、1/27と連続するノイズが観測されている。能登半島-新潟中越-長野と地震のトライアングルが最近は形成されており、これらの方面で能登半島よりややマイナス規模の地震が懸念される。

3、東海
○静岡清水:1/18以降の著しいノイズが収束していない。静岡浜松に続き、静岡菊川に著しいノイズが発生。予想上限のM5.6付近の地震が懸念される。愛知や榛原測定点は欠測中。
愛知県の前兆ノイズがわからないのが、困ります。最近知多半島や愛知西部で小規模な地震活動が頻発しているためです。
他の前兆観測データも探してみます。
○能登半島七尾:1/7以降連続してノイズが発生し、1/23以降漸増している。現在の予想規模をM4.5-M5.5とする。

●日本の有感地震活動
過去30時間発生無。

●関西/関東の地震指標のモニタリング結果は昨日夕方と変わりません。現時刻では比較的静穏です。

08/
1/28
18:03
都合で逆ラジオの前兆ノイズ解析は明日朝に報告します。
●世界のM4以上地震活動
日本時間;13:05、千島列島(カムチャッカ半島寄り):M5.1、日本時間;17:27、カムチャッカ半島東方沖:M4.6。
最近カムチャッカ半島近郊で地震活動が活発です。抑制は続く。
●日本の有感地震活動
昼報告時以来発生無。「新空の掲示板投稿42(予知夢さん)」、「新空の掲示板投稿41(むうさん)及び43(私)」がそれぞれ、名古屋、群馬方向の前兆雲を投稿してありますので、ご参考までに。
●関西/関東の地震指標のモニタリング
本日朝、昼と変わりません。現時刻では比較的静穏です。

08/
1/28
12:06
●朝の報告で、地域が小笠原諸島からでは広すぎないかと考えられる方もおられると思いますので、地域を狭くして再度考察してみます。
「東経:133-139度、北緯:31-39度の区域内、地震規模:M1-M8.5、震源深さ:300-700km、過去1年間」という条件下でDBから抽出した震源マップが最右図です。南海トラフを線で示してあります。
深発地震の帯は、東では能登半島から愛知/静岡県境、西では三重/奈良/京都に広がっています。
南海トラフでは、紀伊半島東方沖から東海沖で深発地震が集中していることがわかります。

上記条件化で、2006/1/26-2007/1/26、2007/1/26-2008/1/26の期間の上記地震発生件数はそれぞれ512件、591件です。この1年間で79件本深発地震が増加しています。
右図は上記地震の過去1年間の地震発生件数を月別にみたものです。朝広い範囲で見た傾向と全く同じ傾向です。
過去1ヶ月の間で急増しています。
過去1ヶ月の急増の主因は、鳥島から北マリアナ諸島で続く活発な地震火山活動であると思います。地震活動はこの一帯でM4-M6の地震が頻発しています。硫黄島では、島全体が大きく隆起する地殻変動は鈍化したものの現在も継続している。その南の、福徳岡ノ場付近の海面に、火山活動によるとみられる変色水が確認されています。
要約すると、フィリピン海プレートの活動が活発になったということです。今後はこの範囲内で定期的に報告していきます。
心配される地域別に見ます。
大気イオン観測と逆ラジオ前兆ノイズからM6以上の地震の可能性がある地域は、熊野灘沖と京都南部と報告してきましたが、どちらも深発地震が認められている地域です。
逆ラジオの前兆ノイズでは、京都と伊勢のノイズが続いており、収束しないと地震発生はないと思います。

静岡西部では、静岡清水などに著しいノイズが認められているものの、東海地震想定区域内からの大気イオンの異常値の情報は無く、周辺でM4以上の地震の集中も無いことから、東海地震は心配されません。
夕方逆ラジオの週末のデータ解析を行いたいと思いますが、静岡清水のノイズが著しく、左欄の警戒地域の静岡西部M4.6-M5.6の上限付近の地震の恐れは高まってきました。連続するノイズが収束しないので、発生日はまだ先だと思いますが。

●世界のM4以上地震活動
世界時の1/27は2件、1/26は3件でしたので、抑制が続いています。
●日本の有感地震活動
朝報告時以来発生無。
●関西/関東の地震指標のモニタリング
本日朝と変わりません。現時刻では比較的静穏です。


気象庁提供
08/
1/28
5:25
●能登半島地震/静岡西部地震が続く1考察
右下図にフィリピン海プレート東側の過去1年間の深発地震(300-700km、M1-M8.5)の震源マップです。
東経(130-142度)、緯度(26−40度)の区域内です。
この帯は小笠原諸島の父島西方沖から北北西に延びて若狭湾はるか沖に到達します。
陸地では若狭湾/伊勢湾構造線になります。

フィリピン海プレートが沈みこむ手前(特に南海トラフの南側)と沈み込んだ先(特に京都府沖)で深発地震は活発です。一般的には、本州中部(関西/中部圏)の陸地の地震はこの沈み込みのストレスが蓄積されて発生すると説明されます。
2006/1/26-2007/1/26、2007/1/26-2008/1/26の期間の上記地震発生件数はそれぞれ656件、774件です。この1年間で120件本深発地震が増加しています。
この増加は本沈み込み帯(フィリピン海プレート)に破壊がやや見られるまたは沈み込む構造が変化して急激になったと考えられます。

右図は上記地震の過去1年間の地震発生件数を月別にみたものです。横軸の12という表記は2007/12/26-2008/1/26までの期間です。縦軸は発生件数です。
昨年の1−3月までは45-60件の間の件数でしたが、7/16の京都府沖のM6.7の大地震の後に87件と著しく増加しました。
その後、10月には62件と4月、5月のレベルまで下がりましたが、その後急激に増加し、過去1ヶ月では81件となりました。
この増加により、陸地側ではストレスが増し、この深発地震帯近郊の陸地の浅い地震(能登半島沖、静岡西部地震)に結びついていると考えます。
深発地震帯の陸地の南と北の端で続いていますから、内陸部には歪が蓄積され続けていると考えられます。
今後も定期的に検証していきたいと思います。

●世界のM4以上地震活動
1/27は1件で19時間発生無。抑制されています。また、M6以上地震が控えているようです。

●日本の有感地震活動
1、27日;20:22:静岡県西部(周智郡森町):M2.8:地震の深さ;20km、最大震度2
2、27日;20:37:同上:M3.3:地震の深さ;20km、最大震度2
3、27日;22:38:同上:M2.4:地震の深さ;20km、最大震度1
考察は上記に詳述

●関西/関東の地震指標のモニタリング結果は昨日夕方と変わりません。現時刻では比較的静穏です。

08/
1/27 18:43
●世界のM4以上地震活動
世界時の1/26は3件、1/27は1件で8時間発生無し。

●日本の有感地震活動
1、27日;13:38::広島市:M3.2:地震の深さ;20km、最大震度1
2、27日;15:34:静岡県西部(周智郡森町):M2.7:最大震度1
3、27日;15:51:同上:M2.5:最大震度1
1の地震活動は、朝に指摘した地域ですが、広島市が震源だったことは驚きました。広島市には、活断層はないし、なぜという感じだからです。調べますので、少し時間をいただきます。逆ラジオの広島測定点が欠測ですので前兆がどれだけあるのかわかりません。朝に報告した日向灘−伊予灘(安芸灘)−島根のラインの中には含まれています。この歪が蓄積されたラインの地震活動と考えると合点はいくのですが。
2と3の地震活動は朝や昼に報告したとおりです。

22日から本日まで日本の有感地震活動は活発です。それ以前は世界の地震活動が活発化しても日本は蚊帳の外でした。この4,5日で様相が変るのかどうか見極めが必要なようです。

●関西/関東の地震指標のモニタリング結果は昼と変わりません。現時刻では比較的静穏です。
行徳無指向の16時台に顕著なノイズあり。M4程度の地震が関東であるかもしれません。


気象庁提供
08/
1/27
12:58
●日本の有感地震活動
1、27日;10:33:静岡県西部(周智郡森町):M3.8:地震の深さ;20km、最大震度3
2、27日;10:37:同上:M2.3:最大震度1
3、27日;10:43:同上:M3.1:最大震度2
4、27日;10:46:同上:M3.2:最大震度2
5、27日;10:53:同上:M3.9:最大震度2

30分の間に5回の群発地震が発生しました。近郊の皆様はご心配のことと存じます。
逆ラジオの前兆ノイズで静岡清水で連続するノイズが1週間以上観測されているため、
朝に報告したように今後も継続すると思いますが、M6以上の地震や東海地震は発生しません。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトのAMノイズと滋賀彦根FMノイズは静穏。
関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。ノイズレベルは朝と変わらず。

08/
01/27
4:55
●太陽活動
太陽風速度450km/秒。磁場強度2.7nT。黒点無。本日彗星近日点で太陽磁場構造変化(phi成分の変動)起こりやすい。
●日本の有感地震活動
1、26日;19:33:茨城県北部(東海村):M3.4:地震の深さ;60km、最大震度1
2、26日;22:32:宮城県中部(東松島市):M3.1:地震の深さ;10km、最大震度3
3、27日;03:13:新潟県中越地方:M2.2:地震の深さ;10km、最大震度1

1の地震活動をhinetの東日本30日でみると、東海村からその沖合にかけて小規模な地震が集中しており、M3-M4クラスの地震が発生しやすい状況です。
2の地震活動は仙台の近郊。牡鹿半島の沖合で地震活動が頻繁で、その範囲が広がることが懸念されます。
本サイト「空の掲示板投稿38」で昨日朝の前兆雲を投稿しましたが、放射雲に勢いがありました。
3の地震活動は本サイト「何でも掲示板投稿688(むうさん)」で上越市のトイレの水位が8cm下がった報告がありますが、井戸やトイレの水位を注意するだけでも前兆観測に十分役立つと思います。

●今日から明日の地震活動の注目点(1/26地震予測マップから、右図)
○三陸から襟裳岬沖:赤のマークが集中しており、襟裳岬から浦河沖を中心に左欄の警戒地域にあるように最大M5規模の地震が懸念されます。
○日向灘−伊予灘(安芸灘)−島根のラインを中心に青のマーク(静穏に変化)が集中しており、左欄の警戒地域にあるように最大M5規模の地震が懸念されます。
○本州中部は若狭湾ー伊勢湾構造線の北(能登半島)と南(静岡西部)に赤マークがついており、M3-M5規模の地震が懸念される。
猿投高浜断層帯(濃尾断層帯)に歪が蓄積されており、その前震として、北の能登半島や福井嶺北と南の静岡西部の地震が最低3ヶ月は続くと思います。
熊野灘に赤マーク点灯5日目(1/25無印)。要注目。
○銚子沖に3日目の赤マーク。行徳方式千葉稲毛観測点のノイズもやや高く、M4規模の地震下懸念されます。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
和歌山田辺サイトのAMノイズと滋賀彦根FMノイズは静穏。
静岡清水は異常なし(機器ストップか?)。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。

08/
1/26
18:07
●世界のM4以上地震活動
比較的穏やかです。ただ、発生時間や場所が不均衡で、どこかでM6以上地震が控えているような動きです。日本ではないと思います。
●逆ラジオの1/25のデータが公開となった。北海道、東北、関東は大きな変化はありません。M6を超えるような地震前兆はありません。

関西は、京都/大阪高槻/伊勢でノイズ反応が続いています。しかし、地震指標としている和歌山田辺サイトのAMノイズと滋賀彦根FMノイズは静穏です。
今後もしっかりモニタリングを続けます。

08/
1/26
11:51
●本州中部地方のM5以上の地震の頻度分布(最近1年間)
右図に深さ0-70kmの間で1年間に何回M5以上の地震が発生したかを示す頻度分布図です。
右下図は全ての深さの間で1年間に何回M5以上の地震が発生したかを示す頻度分布図です。
紀伊半島沖の紫の線は南海トラフを示します。東海沖からは南海トラフが横ずれ断層帯を伴うため緑の線になっています。
本日の能登半島地震が黒●または星印です。

太平洋側と日本海側を比較すると、太平洋側でM5以上の地震が起こる頻度が高いことがわかります。
深さ0-70kmでは、関西/中部地方は淡い青で0.5回程度ですが、太平洋側を東進するに従い、青(1回程度)、東京より東は黄色(2回程度)となります。
全ての深さで見ると、紀伊半島沖の南海トラフから京都付近一帯を中心に青(1回程度)となり、その領域は相模湾まで広がります。また、関東周辺の黄色の領域は地域が大幅に広がります。

●日本の有感地震活動
1、26日;06:05:能登半島:M3.1:地震の深さ;20km、最大震度2
2、26日;07:37:能登半島:M2.9:地震の深さ;20km、最大震度1

●関西/関東の地震指標のモニタリング結果は朝と変わりません。現時刻では比較的静穏です。

1年間にM5以上の地震が起こる頻度:深さ0-70km:USGS
08/
1/26
5:05
●太陽活動
太陽風速度496km/秒。磁場強度4.2nT。太陽風密度2.3proton/cc。やや乱れています。
次の大きな太陽風の乱れは2/1から 2/4までとなりそうです。それまでは大規模な太陽風磁場の大きな乱れはありません。彗星近日点が2/2と2/3。
2/1-2/3は大きな地震が発生しやすい期間です。

●日本の有感地震活動
1、25日;23:44:和歌山県北部:M2.9:地震の深さ;10km、最大震度2
2、26日;00:56:宮城県沖:M4.0:地震の深さ;40km、最大震度1
3、26日;04:38:能登半島:M4.6:地震の深さ;20km、最大震度5弱(輪島市)。震源地図はこちら

1の地震活動は1/24昼に報告した別府島原地溝帯の地震の後続地震です。
2の地震活動は最近活発な牡鹿半島沖の地震活動です。
3の地震活動は再三報告しています若狭湾-伊勢湾構造線の異変(濃尾地震の再来懸念)の前段の南と北の地震活動だと思います。
震度5弱で皆様大丈夫でしたでしょうか。お見舞い申し上げます。

●関西/関東の地震指標のモニタリング結果は昨晩と変わりません。現時刻では比較的静穏です。


1年間にM5以上の地震が起こる頻度:全ての深度:USGS
08/
01/25
17:27
●1923/1/14-2008/1/23間の本州中部地方の地震活動(震源深さ70km未満)
右図に過去85年間の本州中部地方のM3以上の地震活動及びM5以上の地震活動を示した。

震源マップからは、内陸部では下記の二つの特徴があることがわかります。
新潟−神戸ひずみ集中帯での地震の集中
阪神大震災や中越地震の震源が含まれる新潟県北部から神戸市にかけてのひずみ集中帯で、地下10キロから20キロの深さに周囲に比べて軟らかい岩盤が続いている。その幅は50〜200キロの帯状に広がり、神大震災など過去80年間に起きたマグニチュード5.5以上の内陸地震の約2割が集中する地震多発地帯です。GPSを用いた調査で、この地帯では幅100キロ当たり年に1センチの割合で地面が縮み、強いひずみがあることが指摘されていた。
若狭湾ー伊勢湾構造線での地震の集中
このラインを構成している猿投高浜断層帯、濃尾断層帯、福井平野東縁断層帯、野坂・集福寺断層帯(若狭湾)近郊にM5以上地震活動が集中している。
また、南海トラフから熊野灘、潮岬近郊は東南海地震、南海地震が発生していることもわかります。人によっては、紀伊半島南東沖の南海トラフがスマトラの地震構造に酷似していると主張する方もいます。

●逆ラジオの前兆ノイズの1/24が公開された1/23に引き続き、京都と伊勢測定点のノイズが著しい。特に京都は連続するノイズが基線に戻っておらず、1/25も続いていると推測する。
関西/関東の地震指標のモニタリング結果は昼と変わりません。

気象庁提供
1923/1/14-2008/1/23:M3以上

気象庁提供
1923/1/14-2008/1/23:M5以上
08/
1/25 11:58
●北海道の地震活動
右図は過去1ヶ月の北海道の震源マップです。千島海溝沿いに根室半島から浦河沖まで地震活動が活発です。最も頻度が高い一帯は浦河沖から青森東方沖に至る一帯です。この地域には地震エネルギーが蓄積されていると思います。襟裳岬からやや北側の内陸部まで地震活動が広がり、最近の有感地震も内陸部で発生している点が気がかりです。また、地震の深さもやや浅くなっています。
根室半島から国後/択捉島の一帯が次に盛んな一帯です。震源マップにない択捉沖方向でさらに盛んになっています。
また、渡島半島や奥尻島の地震活動も盛んになってきました。この地域は火山活動と地震活動が密接に関係している地域です。

●日本の有感地震活動
1、25日;07:37:福岡県北西沖:M3.5:地震の深さ;10km、最大震度2
2、25日;10:09:北海道根室半島南東沖:M3.4:地震の深さ;40km、最大震度2
3、25日;11:14:宮崎県北部山沿い:M3.6:地震の深さ;140km、最大震度1
1の地震活動は2005年3月20日に震度6弱を記録した福岡西方沖地震と同じ、警固断層(けごだんそう:福岡市から筑紫野市付近へ延びている数十キロの活断層)の地震活動です。大きな地震が今後心配されるというより、西日本の地震活動が活発化している印と受け止めています。
2の地震活動は上述のとおりです。
3の地震活動は深発地震です。harvestmap1ヶ月で見ると、豊後水道/日向灘で活発な地震活動が少し広がっているように見えます。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続。異例の11日連続です。
滋賀県彦根ノイズは現在は静穏ですが、昨晩のノイズはやや高く、M3-M4の地震に警戒。
静岡清水は異常なし(機器ストップか?)。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。稲毛でやや高い。

08/
1/25
5:09
●生物前兆(岩手その2)
1/24;岩手県宮古市魚市場にこの時期としては異例の(季節はずれの)大量のマグロが水揚げされた。それも、高級魚として知られる本マグロです。その数、実に183本で総量は5トンあまり、浜は驚きと興奮に包まれました。体長1メートル50キロ超えるモノもあり関係者も驚いています。
水揚げされたマグロは宮古沖の3つの漁場で定置網に掛かっていたものです。
岩手県内の1月下旬のマグロの水揚げはこの10年間、最高でも1トン前後で、今回のような大量な水揚げは記録にないという事です。鮭の定置網が終わりに差し掛かっているだけに、思わぬマグロの大量に魚市場は熱気と興奮に包まれていました。
しかし、喜んでばかりもいられないようで、季節外れのマグロの大漁は、天災の前兆と地元では言われているそうです。

●太陽活動
太陽風速度415km/秒。磁場強度4.5nT。太陽風密度4.5proton/cc。僅かに乱れています。

●日本の有感地震活動
1、24日;21:11:沖縄本島近海:M4.0:地震の深さ;10km、最大震度1
2、25日;00:02:能登半島沖:M3.1:地震の深さ;10km、最大震度2
3、25日;00:49:栃木県北部:M3.1:地震の深さ;10km、最大震度2
4、25日;03:40:静岡西部:M2.6:地震の深さ;20km、最大震度1
○2と4の地震活動は、再三報告しています若狭湾-伊勢湾構造線の異変(濃尾地震の再来懸念)の前段の南と北の地震活動だと思います。
○1の地震活動は沖縄本島西方沖で南西諸島海嶺(海底火山)近郊の地震活動です。
○3の地震活動は日光市で華厳の滝から南南東10km。当地に近いです。

●今日の注目点(1/24地震予測マップから、右図)
○東北から北海道内陸部(三陸沖/宮城沖/北海道東方沖):引き続き広い範囲でマークがでています。
○日向灘−伊予灘(安芸灘)−島根
○関西内陸部は拮抗状態(無印)継続。熊野灘に赤マーク点灯4日目。要注目。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続。
滋賀県彦根ノイズは昨晩20時過ぎ750mV超え1回、21時過ぎ700mV1回。M3-M4の地震に警戒。
静岡清水は異常なし(機器ストップか?)。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。

08/
1/24
17:56
●世界のM4以上地震活動
○日本時間1/24;13:12;パナマ南部沖合;M6.1。
震源地は右図に示したように三重会合点(トリプルジャンクション)付近です。ココスプレート、カリブプレート、ナスカプレートが接する地域での大地震でした。最近、トリプルジャンクションでの地震が多くなっています。プレートの動きが活発なためでしょうか。
○日本時間1/24;09:28;小笠原諸島父島北方240kmの海域;M5.0。
最近1週間の日本近郊の広域震源マップを右下図に示します。本日発生した地震が赤マークです。
フィリピン海プレートの西側の北マリアナ諸島から鳥島までの地域の地震活動が活発です。注目すべき事態だと思います。

●日本の有感地震活動
24日;13:57:択捉島南方沖:M4.4:地震の深さ;80km、最大震度1(警戒地域の地震)
日本で最も激しい地震活動が認められる海域です。大きなノイズ観測は認められませんから、今のところ大きな地震活動の懸念はありません。

●大気イオン南淡路観測点の異常値の発生源
昨日昼に報告したように1/23未明から午前中にかけて、南淡路で14,001個/ccのイオンを観測。この時間帯に逆ラジオの前兆ノイズを観測している地点は仮定したとおり京都でした。著しいノイズを観測しています。また、時間はずれますが、伊勢観測点でも1/23の午後から比較的大きいノイズを観測。
予想している京都府南部地震(M6クラス)の懸念が高まりました。今後も直前ノイズ観測となる滋賀彦根FMノイズ観測点のモニタリングをしっかり行います。
また、皆様のまわりの前兆現象にも気をつけてください。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続だが、僅かに大きい値を示し始めたのが気がかりです。
滋賀県彦根ノイズは今の時間帯は静穏。静岡清水は異常なし。
関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。稲毛、行徳で14時以降ノイズレベルが上昇。稲毛で顕著です。
伊豆半島沖から相模湾、房総半島、銚子沖、茨城などでM4-M5クラスの地震に警戒だと思います。

08/
01/24
11:55
●USGS火山週報(1/16-1/22)で、新たな活動が認められた火山を紹介します。3火山です。すべて中南米です。
○先週も伝えたコロンビア最大の火山ウィラ山(Nevado del Huila、5360m)
1/2、1/7、1/12に噴煙を上げていたが、1/19には火山灰の堆積が確認された。
○1/20昼に伝えたコロンビア南西部、エクアドル国境付近のガレラス(Galeras)火山(4276m)
1/17噴火した。噴煙は11km上空まで達し、1/21まで危険レベル3の状態が続いている。
周辺住民約8000人が避難した。
YouTubeで噴火の動画を見ることができます。こちら
○先週も伝えた南米チリ南部の活火山ジャイマ火山(3125m)
噴火は1/21まで非常に活発です。文章よりYouTubeの噴火の動画。こちら

●日本の有感地震活動
1、24日;07:07:福岡県筑後地方:M3.4:地震の深さ;20km、最大震度1
2、24日;08:25:三重県北部:M2.2:地震の深さ;10km、最大震度1
1の地震活動は別府島原地溝帯の地震活動で、最近は関西の中央構造線断層帯の後続地震が発生するケースが多いようです。
前回は1/13天草:1/13と1/14和歌山北部でした。逆ラジオ和歌山印南測定点で1/13と1/18にほぼ同規模のノイズが観測されています。
前者は1/21と1/22に和歌山北部M3.2とM2.5が対応地震だったと思います。1/18ノイズの対応地震が未発だと思いますので、M4クラスの地震に警戒願います。
2の地震活動は再三報告しています若狭湾/伊勢湾ラインの南の地震活動だと思います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続。
滋賀県彦根ノイズは、本日7-9時の間に700mVを2回観測。上述したM4クラスの地震に警戒願います。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。行徳はややノイズレベル上昇。

08/
1/24
4:52
●太陽活動
太陽風速度413km/秒。本日彗星近日点。
●日本の有感地震活動
○24日;00:07:滋賀県南部(大津市):M3.0:地震の深さ;30km、最大震度1
本地震が昨晩予想した京都/奈良の対応地震だと思います。念のため、本日もM4程度の地震にご注意ください。

●今日の注目点(1/23地震予測マップから、右図)
○東北内陸部と太平洋側(三陸沖/宮城沖/北海道東方沖):引き続き広い範囲でマークがでています。
○日向灘−伊予灘(安芸灘)−島根
○能登半島ー長野ー静岡のライン(若狭湾ー伊勢湾ラインの東側)
○関西内陸部は拮抗状態(無印)継続。熊野灘に赤マーク点灯3日目。要注目。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続。
滋賀県彦根ノイズは、滋賀地震以降は静穏です。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。行徳ノイズレベルかなり下がる。

●生物前兆(岩手その1)
岩手県大船渡市三陸町の沖で十五日、珍しい魚「サケガシラ」が捕獲された。北里大学水産学部に引き取られ、標本となった。全長は百三十八センチ、体高は十七センチ。数年に一度の割合で捕獲されるという。沖合いの中層域に生息し、沿岸域にはまれに現れる。同助教授は「三陸では二〜三年に一度の割合で報告がある。当研究室でもサケガシラやテンガイハタの記録が残っている」という。また、沿岸に出現した理由は不明だが、「この魚の出現と地震の関係を疑う研究者もおり、津波や地震によって起こる一種の波で、浅い沿岸域に押し上げられた可能性もあるかもしれない」という。
三陸沖合で中規模な地震が続いています。異変を感じて沿岸に移動したかもしれません。 詳細はこちら

08/
1/23
18:06
昼は時間がとれず、詳しく説明できませんでした。言葉足らずで不安を抱く方がいらしたらすいませんでした。
和歌山田辺市サイト測定の地電位/滋賀県彦根FMノイズ/大気イオン兵庫・南あわじ測定点の上昇が同一日に重なって、今後どうなるかという見通しですが、私見を述べます。
大気イオン地震予測研究会様の公開されている過去成功例では、前兆把握から本震発生までの期間は、3日、7日、7日、11日、25日、106日です。
最低でも3日間開きますので、すぐには大きな地震は発生しないと思います。
早朝に報告したように、滋賀県彦根FMノイズで高いノイズを観測していますが、その程度からすると明日-明後日に発生する可能性がある地震はM4規模だと思います。
ですので、まずM4クラス、次の前兆観測が発生してM5-M6クラス、と考えるのが妥当だと思います。

●23日;16:21:福井嶺北:M2.9:地震の深さ;10km、最大震度1
この地震が彦根ノイズの対応地震かもしれませんが、明日まではM4クラスの地震を警戒した方がいいと思います。

右図に過去1ヶ月の本州中部の地震マップを掲載しました。黒線は若狭湾/伊勢湾構造線の延長です。ご覧のとおり、紀伊半島南東沖の南海トラフの手前から三河湾まで深発の青の地震が際立っています。
和歌山田辺サイトの管理人さんの昨年 10/22考察。「愛知での沈み込みのパターンが、普段と違い伊豆半島付近と同じような形(急激な沈み込み)になっている。おそらくフィリピン海プレート側で破壊が起きているのだと思う。つまり前に進めない状態になっているのではないだろうか?」

その影響で深発地震が非常に多くなり、最近では能登半島ー岐阜北部ー東海沖のこの構造線の東に平行するラインでも深発地震が多くなっています。深発地震は浅くなり、静岡西部/愛知東部/岐阜南部/福井/能登半島で小規模な地震が増加しています。
構造線の西側は和歌山/大阪北部/京都南部を中心に小規模な地震が増加しています。

関西/関東の地震指標のモニタリングは昼と変わりありません。

08/
1/23
12:08
●本サイト「空の掲示板投稿35」で、本日当地(栃木南部)から青森/岩手方面からの大規模な放射雲を投稿しました。投稿25は1/21、対応地震は1/23早朝でした。
1/21の雲より放射が力強く、規模は前回よりやや大きいM5.5-M6と判断しました。本日朝の地震も陸域で発生しましたので、十分に警戒ください。

本サイト「地震に備えるための掲示板投稿3824/3825(投稿者いよかんさん)」でMODISの火山報告で北海道(特に十勝岳)や東北の火山がやや活動的な様子です。太平洋側に地震エネルギーが蓄積されている一つの傍証だと思います。

●日本の有感地震活動
○23日;05:54:奄美大島北西沖:M4.7:地震の深さ;60km、最大震度1
最新の地震予測マップで赤マークがついた地域です。南西諸島海嶺近郊です。

●関西の地震指標のモニタリング
田辺サイトの計測中の地電位が、やや大きく上昇しています。上昇のタイミングに合わせて、大気イオン兵庫・南あわじ測定点が上昇し、14,001個/ccのイオンを観測しています。
南あわじ測定点の最近の異常値は次のとおりです。
1、最大9,018(個/cc)…2007/12/12;00時半頃
2、最大17,729(個/cc)…2007/12/22:09時頃
3、最大11,993(個/cc)…2007/12/23:09時頃
4、最大113,105(個/cc)…2007/12/23:19時頃

報告してきましたように1、2、3は京都南部が予想震源。4は熊野灘が予想震源。

今回は1,2,3とほぼ同濃度であることから京都南部と仮定します。逆ラジオの前兆ノイズデータの本日分が公開となる24日または28日に詳しく解析したいと思います。
関西では逆ラジオの京都と大阪高槻測定点で1/20-1/22に連続したノイズが観測されています。
モニタリングを強化します。関西は雨天時にもかかわらずのこれらの異変はかなり注意が必要だと思います。

田辺サイトのAMノイズ(岐阜/三重/奈良/高知沖の指向アンテナ)はほぼ0で拮抗状態継続。つまり熊野灘地震の前兆はありません。

滋賀県彦根ノイズは昨晩20時前と21過ぎに700mV超えが3回出ていますと早朝報告しましたが、朝7時-8時に700mV超え1回、650mV超え2回です。
時間が南淡路の大気イオンとほぼ同時、田辺サイトの地電位上昇とほぼ同時ですので、M4より大きい予想したM6規模の地震もあるかもしれません。
関西は昼過ぎには天候回復する予想です。1/24;21時の気圧配置図の予想では1020hpaの等圧線に覆われる予想です。

警戒願います。最新情報はメインの掲示板で更新し、更なる異常があれば、臨時でサイト/メルマガ/携帯サイトで発信するように努力します。
関東の指標は早朝に比べ、変化ありません。

08/
1/23
5:27
●太陽活動
太陽風速度435km/秒。磁場強度4.1nT。13日から続いている高速風は10日間で終息。黒点は無。しかし、磁場強度が強い状態が続く。
●世界のM4以上地震活動
1/21の朝報告したホットスポットイースター島近郊東太平洋海膨の地震から2日。過去例と同様にメラネシアーインドネシアで大地震発生。
○日本時間1/22:16:55、トンガの首都ヌクアロファから645km北の海域:M6.0。海嶺(海底火山)の近郊です。
○日本時間1/22:19:49、同上海域:M6.1。震源地図はこちら
○日本時間1/23:02:14、スマトラ島北西ニアス島:M6.2。震源地図はこちら
昨日夕方報告した17時間の沈黙は上記の3つの大地震による抑制でした。大きな地震が待機していると全体に地震規模が抑制されたり、発生時期が遅延したりするようです。

●日本の有感地震活動
○23日;02:17:千葉東方沖(銚子市犬吠埼 東約17km沖):M3.8:地震の深さ;30km、最大震度1
本サイト「新空の掲示板投稿16(地震に備える掲示板投稿3799でMACさんが指摘した「日本海能登辺りから関東太平洋側まで帯状の雲」)。
昨日の3回の能登半島沖地震と今回の銚子沖地震の前兆雲でした。
○23日;04:34:十勝支庁南部:M4.9:地震の深さ;60km、最大震度2
昨日朝予想しました1/21;12:24択捉島東方沖でM4.7の後続地震だと思います。地震の深さが60kmで最大震度2でよかったです。


●今日の注目点(1/22地震予測マップから、右図)
○東北内陸部と太平洋側(三陸沖/宮城沖/北海道東方沖):引き続き広い範囲でマークがでている。記憶に無いパターンで要注意。
十勝から浦河沖でM5クラスの地震に警戒。本サイト新空の掲示板投稿32(ゆうやけさん)が大き目の地震に警戒を促しています。
○島根/広島
○関西内陸部は拮抗状態(無印)継続。熊野灘に赤マーク点灯2日目。要注目。モニタリングをしっかりやる。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続。
滋賀県彦根ノイズは昨晩20時前と21過ぎに700mV超えが3回出ています。本日関西内陸部(京都/奈良)M4クラスの地震に警戒願います。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。行徳ノイズレベル下がる(海外大地震発生後)。

08/
01/22
17:53
●世界のM4以上地震活動
過去17時間M4以上地震が発生していません。
アメリカのM2.5以上地震もアラスカ半島とアリューシャン列島のみで、最近M2-M3規模で地震活動が活発なカリフォルニアでM2.5以上地震が1日以上発生していない。
カリフォルニアにはサンアンドレアス断層があります。1ヶ月ほど前、南カルフォルニアの住宅街での地崩れなど、メキシコにつながるこの一帯が不穏です。

●日本の有感地震活動
1,22日;16:20:能登半島:M3.8:地震の深さ;10km、最大震度3
2,22日;16:22:能登半島:M3.3:地震の深さ;10km、最大震度2
お昼に報告した推測が現実になってしまいました。今後も若狭湾/伊勢湾ラインの南と北の地震活動を注視したいと思います。
地震予測マップでは、昨晩1/21最新板で、能登半島に赤マークがつきました。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態継続。16時台で70。推移が注目。
滋賀県彦根ノイズは平穏。基線がやや盛り上がっているのが気になる。今晩もし、広島/島根で有感地震が発生すれば、関西は警戒願います。
後続地震が関西で発生する過去例が複数あるためです。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。行徳の連続ノイズは海外の大型地震の前兆でしょうか。

08/
01/22
11:51
●世界のM4以上地震活動
日本時間1/21;11:49及び1/22;00:28アフリカの大地溝帯ホットスポットコモロ共和国の海域でM5.0とM4.9(右図黒丸)。
大地溝帯(右図赤線と青線)とは、総延長は7000kmにのぼり、正断層で地面が割れ、落差100mを越える急な崖が随所にあることで著名です。詳細はこちら
1990年以降にM4以上の地震は30回未満というこのホットスポットでM5規模の地震が続けて2回起こることはまれです。
今後、アフリカの火山や地震活動が活発化するのでしょうか。

●日本の有感地震活動
1,22日;03:43:能登半島:M2.2:地震の深さ;10km、最大震度1
1の地震は今まで述べてきた若狭湾/伊勢湾ラインの歪一帯の北側の地震です。1/20には南の静岡西部で今回は北側です。
方程式のように想定される震源(岐阜と愛知)の周辺(北と南)で続いています。
もし続くとするならば、北と南でやや地震規模が大きくなっていくと思います。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズの拮抗状態はほぼ0で拮抗状態継続。13日の13時からですので9日間の拮抗状態。熊野灘の赤マークはついて1日ですので、今後、ノイズが急増したときが注意です。抑制が長く続きます。滋賀県彦根ノイズは平穏。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。

08/
01/22
3:58
●太陽活動
太陽風速度558km/秒。磁場強度3.0nT。13日から続いている高速風は10日間。黒点は無。
●世界のM4以上地震活動
日本時間1/21、15:08ホットスポットハワイ島でM3.2の地震発生。今後、環太平洋火山帯の地震活動活性化が発生。
比較的平穏です。
●日本の有感地震活動
1,21日;07:52:和歌山北部:M2.9:地震の深さ;10km、最大震度1
2,21日;12:12:青森東方沖:M4.5:地震の深さ;60km、最大震度2(警戒地域の地震)
1の地震活動は1/20夕方に報告したように、中央構造線断層帯の地震活動です。
2の地震活動は1/19早朝に報告しました。右図に近郊のM5以上の地震頻度分布を示しました。本震源が星印です。浦河沖から東北太平洋側まで黄色の年に1-2回の頻度ですが、その中に橙色の年に2−3回の頻度を示す一帯があります。
青森東方沖から浦河沖まで歪が溜まっています。1/21;12:24択捉島東方沖でM4.7の地震発生。この後続地震が2−3日の間で本地域で発生すると考えられます。規模はM5前後だと考えられます。
●今日の注目点(右図の1/21地震予測マップから、右図)
○東北内陸部と太平洋側(三陸沖/宮城沖/北海道東方沖)と男鹿半島沖
○島根/広島
○関西内陸部は拮抗状態(無印)継続ですが、熊野灘に赤マーク点灯。要注目。モニタリングをしっかりやっていきます。
●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズの拮抗状態はほぼ0で拮抗状態継続。滋賀県彦根ノイズは平穏。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。

08/
01/21
18:12
●午後の続きです。逆ラジオの前兆ノイズで顕著なノイズ観測点は静岡清水の1/18-1/20です。静岡西部予想規模M4.6-M5.6の上限に近い地震が想定されるかもしれません。
他の測定点では、浦和の1/17-1/20のノイズです。下記に詳述しました。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズのほとんど0で拮抗状態は継続。しかし、16時に102カウントを観測し、今後の推移に注目。
滋賀県彦根のノイズは穏やかです。静岡清水はノイズ無。三宅島はノイズ継続。行徳無指向は150-200mVで継続中。

埼玉県から群馬県にまたがる「関東平野北西縁断層帯」があります。この断層帯は「関東平野北西縁断層帯主部」と「平井―櫛挽断層帯」からなり、関東平野北西縁断層帯主部では、今後30 年以内にM8程度の地震が発生ることも想定されています。

右図の大きい点線は柏崎銚子構造線です。太い線が関東平野北西縁断層帯です。
最右図は過去1ヶ月の関東の地震活動です。
最も活発な地域は、柏崎銚子構造線の千葉県内の地震活動です。最近、特に活発な地震活動が見られるのが、まるで囲んだ関東平野北西縁断層帯に沿う地震活動です。

とくに年明け後に目立つのが、この断層帯の群馬県南部の地震活動です。本サイト「空の掲示板投稿25」に本日早朝の群馬南部から放射する雲を掲載しましたが、最近当地に、群馬南部から雲が張り出すことが多くなりました。

逆ラジオ前兆ノイズでは、最近断続的にノイズを観測している浦和観測点のノイズを注目していきたいと思います。今のところM3-M4程度の地震が想定される程度のノイズです。
当地からの雲の観察ですと、黒雲が群馬南部方向に出現されることが多くなったため、歪が蓄積されつつあると観測しています。

08/
01/21
12:13

逆ラジオ前兆ノイズ(比率処理グラフ);1/17-1/20が公開。こちら
34観測点のうち12観測点((苫小牧、相模原(八王子)、市川、東村山、鎌倉、鴨宮、榛原、大府、北淡町、福井、紀ノ川、広島各観測点は欠測。))
特徴的なことのみ、昼/夕方分けて報告します。
●関西/中部
○京都(1/19と1/20)、大阪高槻(1/20)に著しいノイズ。異変は昨年10月から続いており、警戒地域にいれて、他の指標(大気イオン濃度異常など)が高まったときに、地震発生の指標としている2観測のモニタリングを行ってきました。前兆ノイズは顕著ですので、予想はそのままで、モニタリングを続けます。
○伊勢で1/12に引き続き、1/17に著しいノイズ。現在の予想はそのままで、モニタリングは続けます。
○和歌山印南で1/13に引き続き、1/18に1/13と同程度のノイズ。昨日の和歌山北部地震M3.4は1/13のノイズに対応していると考えます。今後M3-M4程度の地震が懸念される。

○名古屋のノイズは極僅か。

●鹿児島
1/17以降も続いているが、漸減している。M4.5以上の地震は南九州では心配ないと思う。

田辺サイトAMノイズの拮抗状態はほぼ0で拮抗状態継続。
本日午前中滋賀県彦根ノイズは静かだった。
静岡清水は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。行徳無指向がやや漸増している。少し心配です。

08/
01/21
4:43
●太陽活動
太陽風速度599km/秒。磁場強度3.4nT。13日から続いている高速風は9日間となり、異例の長さです。磁場のphi成分は比較的安定。黒点は無。
●世界のM4以上地震活動
日本時間1/20、15:08ホットスポットイースター島近郊東太平洋海膨でM5.4の地震が発生。今後、南半球の地震が活性化するかもしれません。
比較的平穏です。
●日本の有感地震活動
昨晩の和歌山北部地震以降は発生無

●今日の注目点(右図の1/20地震予測マップから)
○東北内陸部と太平洋側(三陸沖と宮城沖)と男鹿半島沖
○南九州
○日向灘ー豊後水道ー島根沖
○関西内陸部は拮抗状態(無印)継続。
田辺サイトAMノイズの拮抗状態はほぼ0で拮抗状態継続。滋賀県彦根ノイズは昨晩20−22時の間に750mVノイズを2回観測。やや注意すべき状態です。
静岡は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島/千葉稲毛で継続ノイズ。

08/
01/20
18:18
●関西の地震発生の指標としている2観測のモニタリングは朝と変わりません。
静岡は異常なし(観測欠測ではないと思います)。関東は行徳無指向/三宅島で継続ノイズ。

●日本の有感地震活動
1,20日;11:19:静岡県西部:M3.8:地震の深さ;30km、最大震度2(警戒地域の地震)
2,20日;13:36:山口県西部:M3.1:地震の深さ;10km、最大震度1
3,20日;16:27:和歌山北部:M3.4:地震の深さ;10km、最大震度2(警戒地域の地震)

1と2の地震活動は1/19の地震予測マップで赤マークになっていた地域です。すばらしい精度だと思います。管理人さんがソフトを改良した成果が現れていると思います。今後も予測マップとの対比を考察に入れます。3の地震活動は管理人さんが無感地震の発生が多く、苦労されている地域です。

1の地震は今まで述べてきた若狭湾/伊勢湾ラインの歪一帯の南側の地震です。逆ラジオのノイズも頻発しているので続くかと思いますが、大きな地震の前兆はありません。
2の地震活動は周防灘で日向灘ー豊後水道ー伊予灘と歪が溜まっているラインでいままであまり発振が無かった地域です。
3の地震活動は中央構造線断層帯の地震活動です。逆ラジオの前兆ノイズからは大きな前兆はありません。
08/
01/20
12:06
●火山の噴火
USspaceweathernewsによると、1/17南米コロンビア南西部、エクアドル国境付近のガレラス(Galeras)火山(4276m)が噴火した。右写真は本年1/17に撮影されたもので、同ニュース1/19に掲載された。周辺住民約8000人が避難し、安全地帯にある避難所などに向かった。首都ボゴタ(Bogota)南方920kmにあるパスト(Pasto)市のほか、サンドナ(Sandona)などの町が危険地域に指定されたという。
1/17の昼に報告したようにコロンビアでは、西部のウィラ山(Huila火山、5360m)も噴火しています。
コロンビアでは、昨年9/10、ボゴタから475km西の沿岸部でM6.8の大地震も発生しています。お見舞い申し上げます。

●本サイト「地震に備える掲示板投稿3799(投稿者macさん)」で昨日関西で広範囲に太陽の回りにできる光の輪「暈(かさ)」と、その左右と上に現れた光の塊「幻日(げんじつ)」、さらに外側の上空にはブーメランの形をした虹「環天頂(かんてんちょう)アーク」が観察されたそうです。地震の前兆現象ではありませんが、他の前兆現象(テレビ携帯などの電磁波異常)などにも注目してみてください。記事はこちら

●日本の有感地震活動
20日;03:58:根室半島南東沖:M3.7:地震の深さ;50km、最大震度2(警戒地域の地震)
警戒地域の地震ですが、規模はかなり小規模で、よかったです。しかし、最近の地震規模は予想規模よりかなり小さく、大きな震源による抑制が働いているように思います。日本の場合は想定する熊野灘地震以外は無いと思います。しかし、海外でM7以上の地震が想定される場合もこのような現象は起きますので、しばらく注目です。

●関西/関東の指標としている観測のモニタリングは朝と変わりません。
関西/静岡は異常なし。関東は行徳無指向/三宅島で継続ノイズ。

08/
01/20
4:41
●世界のM4以上地震活動
昨晩遅くからやや活発になってきました。この3−4日では、地震の起きる時間帯が均等ではなく、抑制されている時間帯があります。少し不安定に見えます。

●日本の有感地震活動
19日;18:53:福島県沖:M4.5:地震の深さ;60km、最大震度3(警戒地域の地震)
昨晩に報告したように、福島沖で地震が発生しました。右図に1/19の地震予測マップを掲載しましたが、東北地方の太平洋側を中心にマークが集中しています。また、当地からの前兆雲の観察も宮城沖方面を中心に頻繁に発生しています。
予想規模は逆ラジオの前兆ノイズの解析により、左欄の警戒地域にあるようにM4.5-M5.5です。

●今日の注目点
右図の地震予測マップからは、関西区域は周辺部も含めて無印または静穏化の青マークで拮抗状態のようです。
それをサポートするように、田辺サイトAMノイズの拮抗状態はほぼ0で拮抗状態継続。滋賀県彦根ノイズは低い状態です。
もう一点は九州に青のマーク、日向灘、伊予灘に赤のマークがあり注目です。Haarvestmapでは。九州の別府島原地溝帯周辺でM2程度の地震が散見されます。

行徳方式FMノイズ観測静岡清水観測点のノイズは無。
三宅島ノイズは継続。異例の長さになっています。

行徳無指向は150-200mVで継続。1/13以降6日連続です。どこの震源に反応しているかわかりませんが、遠方にM8クラスの震源があるのでしょうか。

08/
01/19
17:42
田辺サイトAMノイズの拮抗状態はほぼ0で拮抗状態継続。滋賀県彦根のノイズは穏やかです。静岡清水はノイズ無。三宅島はノイズ継続。行徳無指向は150-200mVで継続中。
関東でのharvestmap1日で久しぶりに地震活動が活発になってきました。とくに伊豆大島近郊で活発になってきました。小笠原諸島から北マリアナ諸島のパガン島までの地域で地震活動が盛んですので、これらの地域でM5-M6の地震活動が懸念されます。関東では、前兆雲の観察からは、銚子沖から茨城南部でM4程度、同様に、宮城沖から福島沖でM4.5-M5程度の地震活動が懸念されます。

08/
01/19
11:47
●太陽活動
627km/秒、磁場強度4.9nT。1/13から始まった太陽で最も巨大なコロナホール由来の高速太陽風は今日いっぱいで終わりそうです。
●世界のM4以上地震活動
ホットスポットハワイ島地震から6時間経過した頃より活発になってきました。
右図に最近1週間の日本付近の広域の地震活動(M4以上)を見たものです。バンダ海からフィリピンの一帯とマリアナ諸島から小笠原諸島、カムチャッカ半島から根室半島沖の地震活動が活発なことがわかります。1ヶ月ほど前は、メラネシアからスマトラにかけて激しい地震活動が続いていましたが、その地域の地震活動はやや弱まり、北緯14度一帯まで北上していることがわかります。この状態ですと、日本の関東以西の太平洋側の地震活動に影響を及ぼしてきます。
北はアメリカアリューシャン列島アトック島の激しい地震活動が西に移りつつあるように見えます。
カムチャッカ半島一帯を中心に千島海溝ー日本海溝(東北太平洋側)と連動性を強めているように観察します。

●日本の地震活動
硫黄島地震以降発生無。地震予測の専門家によると、「気象衛星をみると、大陸から、福井沖・房総沖にかけ、そして紀伊半島・熊野灘・東海沖にかけて雲の集中顕著。」だそうです。雲が集中している地域は地震のエネルギーが蓄積している地域です。まだ、予想した熊野灘地震の警戒はとけないようです。
●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズの拮抗状態は継続。滋賀県彦根のノイズは穏やかです。
静岡清水はノイズ無。三宅島はノイズ継続。行徳無指向は150-200mVで継続中。

08/
01/19
5:16
●世界のM4以上地震
頻度はやや少ない。規模は最近の平均的。やや抑制傾向に見えます。

●日本の有感地震活動
1、18日;18:17:青森東方沖:M4.4:地震の深さ;極浅い、最大震度1(警戒地域の地震)
2、18日;20:35:硫黄島近海(硫黄島65km北西):M5.9:地震の深さ189km(USGS)、最大震度1

1の地震活動は浦河沖のやや南東の海域です。一昨日にも浦河沖でM4.0の地震が発生し、M4規模の地震活動が続いています。
2の地震活動は地震の深さについてはUSGSのデータを参照しました。一番左の図。1990年以降のM3以上の震源地域の地震活動です。
本地震は星印で示していますが、150-300kmの深さの深発地震帯で発生しました。
最近北マリアナ諸島から伊豆七島にいたる地域で比較的規模が大きい地震活動が続いています。
2番目以降の図はMODISの夜間画像による熱異常のモニタリングです。
赤く見える地域が周囲より温度が高くなっています。1/14のデータです。
左から2番目が硫黄島、3番目が伊豆大島、4番目が富士山です。硫黄島の西方沖の震源付近が赤く熱異常があることがわかります。伊豆大島では東方沖の海底火山近郊に熱異常。
富士山では山頂と山梨県側で熱異常が認められます。詳しくは、本サイト「地震に備える掲示板投稿3786−3788(投稿者:いよかんさん)」をご覧ください。

●関西/関東の地震指標のモニタリング
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態が6日間続く。
彦根は昨晩650mVノイズ3回、本日未明700mVノイズ1回。今後の推移が注目されます。
静岡清水はノイズ無。三宅島はノイズ継続。行徳無指向は150-200mVで継続。1/13以降6日連続です。

●本日の注意すべき地域
昨日朝と変わりません。浦河沖から宮城北部鹿児島、南関東です。
USGS
08/
01/18
17:59
気象庁から2008年 No.3の火山の概況 (平成20年1月11日 〜 平成20年1月17日)が発表。こちら
警報自体は先週と変わりませんが、特徴的な概要を引用します。

雌阿寒岳
9日夜から10日(前期間)にかけて体に感じない小さな火山性地震が多発した。11日に入り地震回数は減少したが、地震多発前の状態には戻っておらず、依然やや多い状態が続いている。
三宅島
噴煙高度は火口縁上200〜300mで推移した。火山性地震はやや多い状態が続いている。
硫黄島
地震活動は落ち着いた状態で経過しているが、島全体が大きく隆起する地殻変動は鈍化したものの現在も継続している。
桜島
姶良(あいら)カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ注入によると考えられる長期的な膨張が続いている。

●世界のM4以上地震
1/16に引き続き、 日本時間;1/18:14:36;ホットスポットハワイ島;M2.9の地震、1/18はその他にM2.1。キラウエア火山が震源。
今後の世界の地震活動の活性化が懸念されます。

●日本の有感地震活動
過去22時間発生無。

関西の地震の二つの指標及び関東/静岡の指標ともに昼と状況は変わりません。行徳のノイズが減衰しており、今晩中には終息するかもしれません。
終息すれば、警戒地域の予想地震規模内の地震に警戒。

08/
01/18
12:00
ニュースになった地震前兆現象(?)を二つ紹介します
1、岐阜県高山市のへびの異常行動。岐阜新聞1/13。こちら
本サイト「地震に備えるための掲示板投稿3776(投稿者:いよかんさん)」が紹介されたニュースの詳述。冬眠しているはずのヘビが、高山市久々野町渚の雪のある田んぼのあぜ道に現れ、近くに住む方が携帯電話で写真撮影した。住民の間で、「暖冬の影響か」「大地震の前触れかもしれない」などと話題になっている。
へびと地震の予知の関係については中国で調べられている。
中国南寧地震局の指導官Jiang Weisongは、「地球上のすべての生物の中では、蛇が恐らく地震に最も敏感です。」という。
「地震が起こりそうなら、蛇は冬の寒さでさえ巣から引っ越すでしょう。大きい地震なら、蛇は逃げて、壁に衝突さえする」と、チャイナ・デーリー紙に言っている。
岐阜/愛知で懸念している直下型地震(濃尾地震の再来)の前兆はまだないと報告してきました。電磁波ノイズや大気イオン観測の異常は中部地方ではありません。
蛇が最も敏感に異変を感じたのかもしれません。中部地方の皆様も身近な異変があればお知らせいただくと幸いです。

2、井戸の異変。毎日放送2008/1/16放送。こちら
兵庫の猪名川町と京都と大阪の県境の亀岡市の井戸の異変を紹介しています。
猪名川町の井戸の温度は阪神淡路大震災以降継続して測定されているが、震災以降元の温度に戻った井戸の温度が2002年以降上昇し続けているという。
亀岡市の井戸の異変は昨年の10月頃から始まっていました。
昨年10月3日、4日には、大気イオン地震予測研究会の京都・木津川測定点でも異常値を記録していました。
なお、本サイト目次10;誰でも把握できる地震の前兆現象:大地の変化:地下水位で詳しく過去例は解説しています。

関西の地震の二つの指標及び関東/静岡の指標ともに早朝と状況は変わりません。

08/
01/18
5:35
●世界のM4以上地震
地震活動の抑制が続いている。日本時間1/18:0024:カムチャッカ東方沖でM5.2。
右下図は1990年以降のこの海域の地震マップです。太平洋プレートの沈込帯が赤線です。今回の地震が黄色の星印です。近郊に大きな黄色丸があります。
1997/12/5に発生したM7.8の地震です。
この海域は大きな地震が発生している海域です。大きな地震は次のとおり。
1952/11/4;M9.0(20世紀以降世界で4番目の規模の大きさ)
1923/2/3;M8.5(20世紀以降世界で10番目の規模の大きさ)
その他にも2003/12/05;コマンドル諸島(半島近郊)M6.7、2004/06/10半島陸域:M6.9などです。
昨年6月以降火山活動が激しく、本サイト目次3に詳述してあります。

●日本の有感地震活動
1、17日;19:36:静岡西部:M2.8:地震の深さ;20km、最大震度1(警戒地域の地震)
2、16日;14:51:北海道浦河沖:M4.0:地震の深さ60km、最大震度1(警戒地域の地震)
1の地震活動は1/9、1/15と報告してきました「若狭湾-伊勢湾構造線」に関連する地震活動です。
静岡西部地震、福井嶺北地震などこの構造線の南と北の一帯で地震活動が続くか注目しています。
2の地震活動は再三報告してきました、歪が溜まる浦河沖の地震活動です。しかし、M5以上の前兆はありません。

●関西の地震の二つの指標
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態が5日間続く。彦根も穏やかです。
●関東/静岡の指標
静岡清水ノイズは無。三宅島ノイズは継続。
行徳は10時台に急に250mV強まで上昇後、その後やや減少したものの150mVで継続。1/13以降5日連続です。

左図は最新の田辺市サイト提供の地震予測マップ(1/17)です。

昨日までの流れも加味して、特に注意すべき地域を囲っています。

浦河沖から宮城北部
●関西(京都府中心)
周辺地域も含めて、拮抗化(マーク無)が目立つ
鹿児島
赤のマークから青のマークへの変化(静穏化)が際立つ
●南関東
銚子沖から伊豆半島、伊豆七島北部
USGS
08/
01/17
17:54
逆ラジオ前兆ノイズ1/16分が公開。強度が強い盛岡のノイズが続いています。空の掲示板でも、当地から1/14、1/16と前兆雲が観察されており、警戒です。
千葉の前兆ノイズも継続。警戒地域にもあげた東京湾、千葉(房総沖)でM5程度の地震が懸念されます。
静岡清水のノイズは強度が低いノイズが観測されている。

●世界のM4以上地震
地震活動の抑制が続いている。チベット自治区でやや活発です。
●日本の有感地震活動
27時間発生無。
●関西の地震の二つの指標
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態が4日間続く。彦根も穏やかです。
●関東/静岡の指標
静岡清水ノイズは無。三宅島ノイズは継続。
行徳は10時台に急に250mV強まで上昇後、その強度で継続。1/13以降4日連続ですので、
上記の東北、関東予想地震に警戒

08/
01/17
11:44
●USGS火山週報(1/9-1/15)で、新たな活動が認められた火山を紹介します。4火山です。
○コロンビア西部のオクシデンタル山脈に位置するウィラ山(Nevado del Huila、5360m)が1/2、1/7、1/12に噴煙を上げた。
○メキシコで2番目に高く、かつ神聖な山であるポポカテペトル山(5,452m)が1/9-1/12に噴煙を上げた。火山周辺はイスタシウァトル−ポポカテペトル国立公園に指定され、豊かな自然が楽しめる場所です。
○先週も伝えた南米チリ南部の活火山ジャイマ山(3125m)のエネルギーはやや弱まったが、噴火は続き、噴煙は上空6kmにも達した。溶岩の流出も1/11に認められた。
○先週も伝えたエクアドルのトゥングラワ火山(5023m)の活動は続き、噴煙は上空9km(1/9-1/15)に達した。ドーンというキャノンショットは続いている(1/9-1/12)。

4火山ともに中南米で、激しい地震火山活動が続いています。

●世界のM4以上地震
昨日、現時刻と、活動は抑制されており、上記の中南米、パキスタン(アジア内陸部)や地中海周辺などに大きな地震が懸念される。
●日本の有感地震活動
昨晩以降発生無。
●関西の地震の二つの指標
田辺サイトAMノイズはほぼ0で拮抗状態。彦根も穏やかです。
●関東/静岡の指標
静岡清水のノイズは1/14;21時以降無。三宅島ノイズは継続。
行徳は早朝まで漸減していたが、10時台に急に250mV強まで上昇。1/13以降4日連続ですので、東北、関東予想地震に警戒。

目次7の地震予測マップで、八重山列島(石垣島や与那国島)で12/29以降、赤のマークがついたり消えたりしていますが、最近1週間台湾を含めてM4以上の地震がなく、懸念されます。
しかし、フィリピンで最近地震活動が激しく、最近1週間で7回のM4-M5.7の地震が続いており、活動の中心はフィリピンにありそうで、
八重山諸島で大きな地震の懸念は無いと思います。M4-M5の間の地震活動はあると思いますが。

08/
01/17
5:07
●世界のM4以上地震
北半球が中心。最近1ヶ月の南半球中心から様相が変わりつつある

●日本の有感地震活動
昨晩以降発生無。

●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で拮抗状態が続いています。今日で4日になります。
滋賀彦根観測点は昨晩20時過ぎと21時前に700mV超えが1回ずつ出ています。右下図は1/15の彦根の観測図ですが、20時-23時にかけて650-750mVのノイズが5本観測。
1/16、奈良地震M3.9発生。前兆をはっきり捕らえていたと思います。
本日1/17は、関西は震災の日となりました。皆様の祈りをささげてください。

●関東/静岡の指標
静岡清水のノイズは1/14;21時以降無。三宅島ノイズは継続。
行徳は強弱繰り返し連続ノイズ。1/13以降4日連続ですので、東北、関東予想地震に警戒。

左図は最新の田辺市サイト提供の地震予測マップ(1/16)です。

昨日までの流れも加味して、特に注意すべき地域を囲っています。。

東北地方
●関西(京都府中心)
周辺地域も含めて、拮抗化(マーク無)が目立つ
北海道渡島半島、浦河沖、北海道南西沖
赤の活発に変化しているマークが集中しています。
●南関東
銚子沖から伊豆半島、伊豆七島北部
08/
01/16
18:07
●世界のM4以上地震
日本時間;1/16:11:58;ホットスポットハワイ島;M2.9その1分前にはM2.4を記録。キラウエア火山の山頂付近が震源。
今後の世界の地震活動の活性化が懸念されます。

●日本の有感地震活動
1、16日;09:07:種子島西方沖45km:M3.5:地震の深さ;70km未満、最大震度1
2、16日;14:51:奈良県南部(吉野郡上北山村):M3.8:地震の深さ60km、最大震度2(警戒地域の地震)

1の地震活動は地震予測マップで1/6から1/13まで赤のマーク(活発に変化)だった。
2の地震活動は本日朝や昼に警戒を呼びかけた京都府南部よりやや南の地域だった。震源の深さが深く、大きな震度にならず、
何よりです。

●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で拮抗状態が続いています。今日で3日になります。また、地電位がやや下がってきていますので、注目です。
滋賀彦根観測点はなら地震発生後は穏やかです。
●関東/静岡の指標
静岡清水のノイズは1/14;21時以降無。三宅島ノイズは継続。
行徳は6時に観測再開。200mV程度のノイズが継続中。1/13以降3日連続ですので、東北、関東予想地震に警戒。

08/
01/16
12:23
●関西の地震の二つの指標
滋賀彦根観測点は昨晩20時以降本日未明にかけて700mVノイズ1回。750mVノイズ3回観測、さらに本日8時台にも750mVノイズ1回観測。
750mV以上のノイズ回数が多く、福井嶺北または京都府南部地震に警戒ください。

地震規模はM4程度だと思いますが、関西の地震は浅く、規模と震度が近い場合が多いです。
和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で拮抗状態が続いています。地電位がさらに下がり注目。

08/
01/16
12:23
逆ラジオによる前兆ノイズ(個別のグラフ)の1/1-1/15の解析。グラフはこちら

左図に測定点のノイズ観測日とノイズの程度を表しました。
◎:ノイズ大規模。○:ノイズ中規模。▲:ノイズ小規模 
無印:ほとんど発生無。あるいは極小規模
元図は縦軸の単位がそろわず、縦軸単位をみながら
解説をお読みください。

1、北海道、東北
北海道釧路測定点-1/1以降、大規模のノイズが続いていたが、1/5-1/6、1/8-1/11にも大規模ノイズ。
しかし、ノイズの強度は同規模。
現在の予想M5-M6を大きく上回る地震は想定されないが、予想の上限程度の地震が1月中は想定される。

盛岡測定点で1/3、1/5に中規模ノイズ。
1/7、1/10、1/15に2中規模ノイズ。
特に1/15のノイズ強度は高く、予想上限M5.5程度の地震発生懸念。
仙台測定点で1/4、1/5、1/7-1/10に大規模ノイズ。
その後欠測。

現在の予想M4.5-M5.5を大きく上回る地震は想定されないが、仙台沖、福島沖を中心に予想の上限程度の地震が想定される。

2、関東
千葉の大規模ノイズガほぼ一ヶ月以上続いている。
大気イオン神奈川厚木測定点では11月以降異常値は観測されておらず、M6以上の大きな地震の懸念は無い。
今の予想はそのまま。

山梨竜王町で1/11-1/14まで中規模ノイズ。1/13顕著
富士五湖近郊などでM3-M4程度の地震懸念。

新潟十日町で1/15に中規模ノイズ観測。

3、静岡、名古屋
清水測定点のみ、1/6-1/15まで大規模ノイズ継続。他の静岡のノイズは少ない。現在予測はそのまま。

4、関西
京都で1/8-1/15まで大規模ノイズ観測。
測定点の中では最も高い。
伊勢で1/3、1/8、1/9、1/12-1/14に大規模ノイズ。
現在の京都南部地震、熊野灘沖地震が懸念される。
5、鹿児島
12/31-1/15まで大規模ノイズ観測。
鹿児島:M4-M5と予想します。
左欄の警戒地域と地震の予想規模は変わりません。
08/
01/16
5:14
●太陽風磁場
太陽風速度667km/秒で非常に高速。磁場強度4.4nT。AE指数0-500nTでやや磁気嵐が発達。

●世界のM4以上地震
スマトラ北部沿岸M4.9地震から8時間後、日本時間1/16;2:54;フィージー諸島東方沖M6.4。
深さ564kmの深発大地震でした。
この海域には3種類の深さの異なる深発地震帯があり、その最も深い500-800kmの深発地震帯で発生。
小笠原諸島父島の西方沖のような深発地震帯です。

●日本の有感地震活動
1、15日;23:55:長野県南部(木曽町):M2.1:地震の深さ;10km未満、最大震度1
2、16日;02:55:茨城沖(東海村約53km沖):M4.6:地震の深さ40km、最大震度2(警戒地域の地震)

1の地震活動は御岳山麓(御嶽山の10km圏内)の地震活動です。半年ぐらい前から御岳山麓の地震活動は続いています。
2の地震活動は年明け後に目立つ茨城沖の地震活動で、前兆雲は本サイト「空の掲示板投稿1537-1540」に掲載。
1/13の日曜日は筋雲や帯雲が非常に多い1日でした。

●関西の地震の二つの指標
滋賀彦根観測点は昨晩20時以降本日未明にかけて700mVノイズ1回。750mVノイズ3回。
750mV以上のノイズ回数が多く、福井嶺北または京都府南部地震に警戒ください。
本サイト「空の掲示板投稿1560/1561」で、てるてるさんが、三重から北西方向の移動しない筋雲を撮影されていますが、その雲も京都府南部地震の警戒を呼びかけているように思います。
地震規模はM4程度だと思いますが、関西の地震は浅く、規模と震度が近い場合が多いです。
和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で拮抗状態が続いています。地電位がやや下がってきていますので、注目です。

●関東/静岡
静岡清水のノイズは1/14;21時以降無。三宅島ノイズは継続。行徳は観測中断。

08/
01/15
17:57
●太陽風磁場
太陽風速度673km/秒で非常に高速です。磁場強度4.5nT。AE指数100-500nTでやや磁気嵐が発達。
●世界のM4以上地震
日本時間1/15;15時-16時の間に大西洋中央海嶺のホットスポット(マグマが吹きあがってくるほぼ一定の場所)で
M4.4、M4.4、M4.9の3回の地震が発生。アイスランドの首都レイキャビックから750km南南東の海域。ヤンマイエン火山島とアイスランドのほぼ中間地帯。
今後、どの地域の地震活動が活性化されるか注目されます。

●日本の有感地震活動
15日;14:09:能登半島沖:M2.9:地震の深さ10km、最大震度1(警戒地域の地震)
昼に報告した若狭湾-伊勢湾構造線の北側の地震活動です。

●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で拮抗状態でしたが、1/15;16時に91カウントをつけ、今後が注目。
滋賀彦根観測点は現時刻では静穏です。
●関東/静岡
行徳は無指向のみ250mV程度で連続ノイズが続いていましたが、11時以降観測中断。
08/
01/15
11:54
本サイト「環境自然など何でも掲示板投稿670」に静岡中部さんが紹介したサイトによると、蛇の異常があるそうです。

引用します。
「山陰と岐阜県高山市でこの時期に「蛇出現」という事でやはり動きそうです。(中略)
ご存知の様に冬眠しているはずの蛇がこの時期に出るという事はまず有り得ないと思っておいて良いです。
強い地盤内の地磁気の乱れを嫌って地上に出てきた様です。暖冬、温暖化の影響では有りませんので。」

1/9の昼の報告で「若狭湾-伊勢湾構造線を中心にした異変が本年の日本の最大の地震活動のポイントになると思います。」と仮説を述べました。
静岡西部地震、福井嶺北地震などこの構造線の南と北の一帯で地震活動が続くか注目しています。

もし、継続するならば、その中間にはさまれた岐阜や愛知の地震活動が非常に懸念されます。
1/9の昼の報告のとおり、和歌山田辺サイトの管理人さんもご自分の解析結果で岐阜地域の警戒を呼びかけています。

私は、1891年に岐阜県と愛知県に甚大な被害をもたらした濃尾地震の再来を恐れています。
日本史上最大の直下型地震で、「美濃・尾張地震(みの・おわりじしん、Mino-Owari Earthquake)」とも呼ばれている。
日本の陸域で発生した地震としては史上最大(M8一説によるとM8.4)で、世界的にみても最大級の直下型地震です。
紀伊半島南東沖や東海沖の南海トラフ近郊でプレートが沈み込むときのストレスで発生する地震です

今、警戒地域にしている熊野灘沖地震など、紀伊半島南東沖に歪が溜まっていると思います。

もちろんすぐに発生しません。今のところ大きな変化もありません。
今後も注意深く前兆データや発生した地震マップを解析していきたいと思います。
また、愛知県や岐阜県の皆様でよろしければ、身近な異変等を掲示板に報告いただくと幸いです。

当然何も無いことが一番です。杞憂に終わって欲しいです。そう毎日祈っています。
しかし、「生かせいのち」ですので、万が一に備えるのがサイト目標と思います。

和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で、拮抗状態継続。
行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点は昨晩21時/23時過ぎに750mVが1回、本日朝8時700mV1回出現。

本サイト「地震に備えるための掲示板投稿3750」でいよかんさんが、1/10の日本の火山活動を報告しています。
左図は北海道から九州までの火山ですが、報告によると、岩手山、秋田焼山、秋田駒ケ岳、鳥海山、那須岳にいたる東北の活火山周辺の温度が高いことがわかります。
この一帯の火山は太平洋プレートの沈込帯の火山フロントにあたり、東北太平洋側の沈込帯沿岸部のM4クラスの地震の多発(地震活動活発化)に符合しています。

右図は伊豆大島周辺の1/10:21時のMODISの火山監視システムの写真です。真中の黒四角が大島で、左端が伊豆諸島です。伊豆諸島東方沖に海底火山がありますが、その周辺、南方沖の式根島近郊に熱異常が認められます。
08/
01/15
5:15
●太陽風磁場
太陽風速度698km/秒で非常に高速です。磁場強度5.3nT。AE指数500-1000nTで磁気嵐が発達。
●世界のM4以上地震
やや活発です。つい最近まで南半球偏在の地震活動が続いていましたが、世界時の1/13、1/14と南半球の地震は激減しています。
最近は北緯15度近郊のフィリピン、北マリアナのパガン島などで地震活動が活発になってきました。今後も注目です。

●日本の有感地震活動
15日;02:21:北海道浦河沖:M4.1:地震の深さ60km、最大震度1(警戒地域の地震)
場所、規模ともに予想範囲内。

●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは13日13時以降ほぼ0で、拮抗状態。
行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点は21時過ぎと23時過ぎに750mVが1回ずつ出現。
3日連続で夜半になると注意すべき700mV以上のノイズが発生する。

●関東/静岡
行徳は無指向のみ250mV程度で連続ノイズ。いつもと違い、連続しています。
13日12時以降、連続しています。田辺サイトのAMノイズの拮抗状態の始まりとタイミングは同一です。
本日他の前兆データが公開されるので、それもあわせて考察していきます。
静岡清水は昨晩21時でノイズが止まっています。三宅島は継続発生。

●本日/明日の地震の注目点。下記のとおり
左図は最新の田辺市サイト提供の地震予測マップ(1/14)です。データは1/13の気象庁の一元処理リストです。

昨日までの流れも加味して、ラインを引きました。
日向灘ー伊予灘ー島根沖のラインです。
北緯35度のライン
京都、静岡西部が注目されます。
●関西(京都府中心)
周辺地域も含めて、拮抗化(マーク無)が目立つ
北海道渡島半島、浦河沖、北海道南西沖
赤の活発に変化しているマークが集中しています。
●佐渡中心の地域
地震予測マップでも佐渡の長期の変動があり、注目される。
08/
01/14
18:18
太陽風速度643km/秒、磁場強度6.4nT、AE指数300-500nTです。今後、さらに速度が上昇し、磁気嵐も激しくなると予想されます。

●日本の有感地震活動
1、14日;06:07:宮城県牡鹿半島沖:M4.1:地震の深さ50km、最大震度2(警戒地域の地震)
2、14日;12:41:豊後水道(大分県津久見市東方約20km沖):M3.2:地震の深さ40km、最大震度1(警戒地域の地震)
3、14日;13:21:宮崎県都城市:M3.0:地震の深さ10km、最大震度2

1の地震活動は場所、規模ともに予想通り。
逆ラジオの前兆ノイズデータでは今後もM4-M5の範囲内で続くと予想される。
空の掲示板1553の放射雲からは、3日ほどの間に福島沖や宮城沖で、やや強めのM4.5程度の地震が予想される。
2の地震活動は場所は予想通り。規模は予想を下回り、外れてよかった。
日向灘ー伊予灘ー島根沖のラインの島根県で地震が予想される。
3の地震活動は霧島(火山警戒レベル1)東北東20kmの地域で、最近世界でも日本でも続く活火山近郊の地震活動です。

最も気になる田辺サイトAMノイズは昨日13時以降ほぼ0で拮抗状態継続
08/
01/14
11:38
休日で、データが少ないのですが、モニタリングのデータを中心に報告します。
田辺サイトAMノイズは;昨日13時以降ほぼ0で拮抗状態継続。
静岡清水は水平のみ連続ノイズ。垂直は漸減してほぼ0。三宅島はノイズ継続。
彦根は本日日中高いノイズは無い。
千葉行徳は無指向のみ250mV程度で連続ノイズ。いつもと違い、連続しています。
神奈川厚木の大気イオン異常値は検出されていないのでM6以上の大きな地震は関東近郊では考えられない。
北海道方面の休日中の前兆ノイズ観測データ公開が待たれる。

空の掲示板1553に本日朝の前兆雲を投稿してありますが、福島/宮城沖でM5程度の地震がまた1週間以内に想定されると思います。

太陽風速度も594km/秒まで上昇し、AE指数で300-500nT程度の乱れがあり、磁気エネルギーが
やや盛んに地球に供給されている現状です。
世界のM4以上地震活動もやや活発になってきました。

08/
01/14
4:48
●日本の有感地震活動
1、13日;11:04:和歌山北部:M2.9:地震の深さ10km、最大震度1,
2、14日;01:09:和歌山北部:M2.5:地震の深さ10km、最大震度1,
昨日の朝、報告したように、別府島原地溝帯の地震活動の後続は、中央構造線断層帯地震でした。

和歌山田辺市サイト管理人さんは、1/9に「(地電位が)少し上昇。地下の動きならば、当地〜高知で動きがあるかもしれない。」
さらに昨晩1/13「(地電位が)久しぶりに+電位となった。ちょうどピークになる頃、当地で地震があった(無感)。」
田辺市サイトの地電位は1/7から上昇が始まり、1/13まで上昇しています。
管理人さんは田辺から西の動きと考察されていました。
以前管理人さんが、地電位が下がったときに田辺市から東に動きがあると考察されていました。
その意味では、熊野灘の地震は地電位が下がり始めてからということになるのでしょうか。
本日未明の和歌山北部地震の前兆が昨日の30000カウントの結果だったと考えられます。近郊ですので、ノイズ反応も高く出ると考えられます。

世界のM4以上地震活動は、本格的な高速太陽風の到来が始まりかけた頃よりまたやや活発になってきました。
特に北マリアナ諸島のパガン火山(3つの活火山あり)島近郊で、最近1週間の間にM4.7、M4.4、M4.6、M4.7(本日)と発生し、活動的です。火山の位置関係は関東以西の活火山の分布図と同時に右下図に示してあります。

千葉行徳無指向250mVの連続ノイズ継続中。夜間も継続中なのは久しぶりです。
三宅島、静岡清水ともにノイズ継続中。
滋賀彦根は21時から3時にかけて600mVのノイズを6回観測。京都府南部地震、福井嶺北地震注意(大きくは無いと思います)。
田辺サイトAMノイズ;昨日13時以降ほぼ0で拮抗状態。今後の推移を注目。

左図は最新の田辺市サイト提供の地震予測マップ(1/13)です。データは1/12の気象庁の一元処理リストです。

昨日までの流れも加味して、ラインを引きました。
まず、日向灘ー伊予灘ー島根沖のラインです。
次に北緯35度のライン。京都、静岡西部が注目されます。
紀伊半島熊野灘周辺は静穏化しているようです。
AMラジオノイズも1/12は700-7000の範囲内で、その静穏化に対応しているようです。

北海道渡島半島、浦河沖、北海道南西沖に赤の活発に変化しているマークが集中していることが1/13の特徴だと思います。
08/
01/13
18:22
太陽風速度は一旦上昇したもの、その後低下し、453km/秒。 前周期の変化と比べると、磁場強度、速度ともに変化の幅がまだ小さく、
本格的な高速風はこれからではないかと思われます。
AE指数では、1000nTに達する大きな変動が記録され、多量の磁気エネルギーが流れ込んだようです。その時間帯頃から世界のM4以上地震活動が活性化。
今は、AE指数で100-300nT程度の軽微な変動で、世界のM4以上地震活動も平穏です。
明日朝9時の予想天気図を見ると、大陸の発達した高気圧(1052hpa中心)が関西方面に張り出してきます。

田辺市サイトのノイズが30000カウントを超えていますし、関西方面は地震に警戒ください。とくに予想の京都府南部地震と熊野灘沖地震です。
今でも警戒領域ですが、今晩以降、AE指数が著しく上昇していたらさらに警戒願います。こちら
500-1000nTが目安です。

行徳無指向:250mV程度のノイズ、M4-M5の地震活動が懸念。茨城/長野中南部(空掲示板投稿1539/1540参照)、銚子沖、房総沖、静岡西部に警戒。
滋賀彦根;平穏、三宅島/静岡清水;ノイズ継続中。田辺サイトAMノイズ;現時刻ほぼ0。
08/
01/13
15:18
左図は、本日1/13の田辺市サイトのAMラジオノイズをグラフ化したものです。
10時の30000カウントを頂点にピークが形成されており、震源由来の電磁波ノイズと考えます。
30000カウントとかなり高い値ですので、警戒を強める必要があると思います。
現時刻は0で、不安定で、拮抗状態に戻っています。1000カウントぐらいならば、やや安心するのですが。
三重方面から南の雲の写真も不穏です。
滋賀彦根観測点は、昼以降は静かです。
08/
01/13
11:22
左下図は最近1週間の日本近郊のM4以上地震をマップで示したものです。

フィリピンで地震活動が活発で1/7;M5.2、1/8;M4.6、1/9;M5.3、1/12;M5.3の地震が発生しています。
それとほぼ同緯度のフィリピン海プレートの東側の北マリアナ諸島でもM4.4、M4.6、M4.7の地震が発生しています。
その影響によりフィリピン海プレートの南西諸島海嶺沖縄本島東方沖でM4.8、紀伊半島東方沖でM4.1の地震活動が発生。
紀伊半島の地震は深発地震でしたが、Hinetの最近1週間で見た図が右下図です。
若狭湾/伊勢湾構造線の延長線上に深さ200km以上のM3-M4規模の深発地震が頻発しています。
もともとこのラインは父島から伸びる深発地震帯なのですが、この1週間の地震は頻度が異常に多く、紀伊半島沖の南海トラフの沈み込み帯に歪が溜まっていることがわかります。

元の日本近郊地図に戻ります。巨大地震発生地帯のアリューシャン諸島アダック島周辺からカムチャッカ半島-千島列島と地震が頻発しています。
特に択捉島の北東と南西の千島海溝と延長の日本海溝の三陸沖M4.9などが記憶に新しいところです。

このように紀伊半島近郊南海トラフに歪が溜まっていると推定されます。

滋賀彦根観測点で750mV程度のノイズを昨晩2回観測していますが、本日9時にも700mVのノイズを観測。
田辺市サイトのノイズは漸増し、8時/9時に2万台、10時に3万台のノイズを観測。
関西の地震に警戒願います。

本日はもう一度15時ごろに、ノイズ情報を報告します。
もしよければ、メルマガ/携帯サイトを登録しておかれると出先でも携帯に情報が届きます。

USGS

左図の説明用
大きさが左図の1.5倍であるため、地震の規模の丸の大きさと左図が一致しない。

08/
01/13
5:53
世界時9時、日本時18時頃から、高速太陽風先端の地球到達の兆しが見え、太陽風密度と磁場強度が上昇しました。地球への磁気エネルギー供給の指標であるAE指数は世界時9−13時に500nT、15−18時に1000nTの値を観測しています。
世界のM4以上地震活動もそれにあわせたように活発になってきました。

●日本の有感地震活動
1、13日;01:18:長崎県南西部:M2.4:地震の深さ10km、最大震度1,世界時1/12:16:18
2、13日;02:10:熊本県天草・芦北:M3.5:地震の深さ10km、最大震度2
3、13日;02:11:北海道渡島支庁北部(長万部町):M4.2:地震の深さ10km、最大震度4、震源位置はこちら

1と2の地震活動は別府島原地溝帯の地震活動です。この地溝帯は南西諸島海嶺の延長と考えられています。
この地溝帯地震後は関西の地震(特に中央構造線断層帯、和歌山北部)が後続する場合が多いので注意が必要です。

3の地震活動は1/11夕方に週間火山概況で報告した警戒レベル1の樽前山、北海道駒ケ岳近郊の地震活動です。
地震の深さが浅く、長万部町で震度4を観測しています。当地でも経験ありますが、震度4が耐えられる限界です。
最近世界的に火山近郊の地震活動が目立っています。
警戒地域にしている浦河沖や十勝沖は地震エネルギーが蓄積されていますので、火山活動とあわせて注意が必要です。
。しかし、大きな地震活動の前兆はありません。

●関西の地震の二つの指標
下に田辺市サイトのノイズグラフで示しましたが、注意が必要な現状です。昨晩も滋賀彦根観測点で750mV程度のノイズを2回観測しています。

左図は、1月の田辺市サイトのAMラジオノイズをグラフ化したものです。
1月の3日頃に6000-7000カウントの山がありますが、このときに京都で著しい逆ラジオ前兆ノイズを観測しています。
田辺市サイトの岐阜-高知ラインのアンテナは指向アンテナですので、京都方面は方位がずれ、ノイズ反応は低くなると思います。その後、1/4-1/9頃まではほとんどノイズがありません。

1/11頃から4000-8000カウントのノイズを観測しており、注意すべき状態です。京都方面だと思います。間違いかもしれません。熊野灘沖が発生源かもしれません。
注意すべき状態だと思います。
08/
01/12
18:03
12日;12:36:根室半島南東沖:M4.8:地震の深さ40km、最大震度2(警戒地域の地震)
ほぼ予想とおりの場所と規模でした。下図で震源を星印で示しています。
左下図は今後50年の地震のハザードマップです。赤色に近づくほど大きな地震が発生しやすいと見ます。
釧路から知床半島、釧路から襟裳岬に至る沿岸線が危険度が高いことがわかります。昨日火山性地震が続いた雌阿寒岳も釧路近郊です。
右下図は、過去1年間にM5以上の地震が何回発生したかを示す頻度分布です。赤に近づくほど頻度が高くなります。
赤は年に6回程度M5以上の地震が発生しています。今回の震源域は橙色で年に4回程度M5以上地震が発生している海域です。国後沖、択捉沖と北上するほど頻度が高くなっていることがわかります。択捉島南方沖が日本で最もM5以上地震が発生している海域です。
逆ラジオの前兆ノイズ釧路測定点ではほぼ同じ強度でノイズを観測しているため、ほぼ同じ規模(M5-M6)で今後もこれらの海域で地震が発生すると考えられます。

明日未明(あるいは早朝)から高速風の先端が地球に到達すると思います。最も発達したコロナホール由来の高速風です。
前周期は最高750km/秒で、1週間続きました。今回は彗星近日点も13日、16日と重なりますので、指標のモニタリングをしっかりして、大きな地震に備えたいと思います。

●世界のM4以上地震
静かです。
●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは11時:2200,12時:7800,13時:4600,14時:1800,15時:200,16時:700と弱いノイズと強いノイズの強弱を繰り返しており、目安として10000を超えたら警戒願います。こちら
●関東/静岡
行徳は一時計測をストップしたようです。静岡清水は連続ノイズ観測中。三宅島も継続発生。

USGSより引用
08/
01/12
12:25
太陽の黒点は、約11年の周期で増減するという性質を持っています。現在の23期は、左下図にあるように、黒点極小期にあります。2007年半ばには、次の24期に移ると考えられていました。

極小期から次の新しい太陽周期24期にいつ移行するか注目されています。
移行する場合の黒点の変化があります。
それは、太陽の磁場分布の切り替わりです。
黒点など、太陽面に強い磁場構造が現れるとき、一般的にはN極とS極が横に並んで現れます。
磁場の写真で見ると、N極は白く、S極は黒く写っています。
この色の順番は、ひとつの太陽周期の間は決まっていて、現在の太陽周期である23期の場合は、北半球では[黒白]、南半球では[白黒]の順番に並んでいました。
この磁場の順番が、太陽周期が新しい24期に入ると、南北両半球でそれぞれ逆向きに切り替わるのです。
もう一つの特徴は、黒点が太陽の赤道付近ではなく、中緯度側に発生することです。

この二つの変化が、最近確認されつつあり、京都大学大学院付属天文台などは、24期に移行したと発表していました。
右下図は1/11のSOHO衛星の太陽磁場写真で、赤道付近に生まれた黒点です。
左端の黒点は黒点は「黒白」、2番目と3番目は「白黒」と並んでいます。
赤道付近に発生した黒点であること、磁場分布の移り変わりが完結していないということで、未だ、太陽は24期に移行したといえないのではないかとUSAspaceweathernewsは疑問視しています。

24期への移行は完結していないようです。いまだ移行期であると思います。
この極小期と移行期の期間中(特に移行期)、世界の火山地震活動がかなり活動的であるという傾向があります。

●世界のM4以上地震
静かです。過去11時間発生無く、次の活動へのリセットをしているように見えます。
●日本の有感地震活動
日向灘地震以降20時間発生無。
●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは昨晩以降、小康状態でしたが、11時に2000カウントです。雨天時の増加ですので、急増することに注意する必要があると思います。
行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点は昨日/本日と夜半になると注意すべき700mV以上のノイズが発生するが、現在は至って静かです。
●関東/静岡
行徳は一時計測をストップしたようです。静岡清水は連続ノイズ観測中。三宅島も継続発生。

08/
01/12
4:45
●世界のM4以上地震
静かです。頻度も規模も落ち着いています。
●日本の有感地震活動
日向灘地震以降発生無。
●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズは昨晩以降、200-3000カウントの範囲内で小康状態。
行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点は昨晩19時に750mVのノイズピーク発生。昨日/本日と夜半になると注意すべき700mV以上のノイズが発生する。
●関東/静岡
行徳は静かです。静岡清水は水平で500mV、垂直で700mVの連続ノイズ観測。三宅島も継続発生。

●本日/明日の地震の注目点。下記のとおり

左図は、最新の1/11の地震予測マップです。注目すべきラインを線で示してあります。

◎若狭湾/伊勢湾構造線
昨日に引き続き、ラインの三河湾に青、その南西に赤マーク。
東側にそのラインに平行にマーク
◎日向灘/島根沖ライン
昨日の日向灘地震で島根沖に抜けるラインが注目
◎北緯35度ライン
島根ー京都-静岡に注目
◎奥尻島/男鹿半島ライン
赤マークが並ぶライン
08/
01/11
18:05
気象庁から2008年 No.2の火山の概況 (平成20年1月4日 〜 平成20年1月10日)が発表。こちら
●火口周辺警報
噴火警戒レベル2、火口周辺規制  :桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島
火口周辺危険           :三宅島、硫黄島
●噴火警報(周辺海域)
噴火警報(周辺海域警戒)     :福徳岡ノ場
●噴火予報
噴火予報(噴火警戒レベル1、平常):樽前山、北海道駒ケ岳、岩手山、吾妻山、草津白根山、浅間山、富士山、
伊豆大島、九重山、阿蘇山、雲仙岳、霧島山
 噴火予報(平常)         :上記以外の火山

警報自体は先週と変わりませんが、特徴的な概要を引用します。
三宅島は昨日のUSGSの火山週報のとおり、7日06時54分頃、山頂火口でごく小規模な噴火が発生した。
北海道の雌阿寒岳;9日18時頃から小さな火山性地震が増加し始め、翌10日には日回数が440回となった。
10日23時以降は、一時間あたり数回程度と減少したものの、地震多発前の状態には戻ってなく、やや多い状態が継続している。今後の推移が注目される。雌阿寒岳の概要はこちら

●日本の有感地震活動
11日;15:48:日向灘:M4.2:地震の深さ40km、最大震度1(警戒地域の地震)
この地域で地震が発生すれば、島根沖に抜ける歪が溜まっているラインの島根/広島北部M5規模の地震が懸念されます。
その後は、前回(1/6)は半日後に京都府南部地震が発生しました。

和歌山田辺サイトAMノイズは16時台に4232カウントで少し緊張してきました。降雨の中で上昇している点が注目です。1万カウントを超えるようであれば警戒する必要があると思います。気象庁の48時間予想天気図(13日9時)をみると、大陸に1052hpaの中心を持つ発達した高気圧の端の等圧線が関西に伸びて、気圧が上昇する予想です。13日未明から高速太陽風先端が地球到達で彗星近日点でもありますから、12日夜半(あるいは午後)から警戒が必要だと思います

08/
01/11
12:02
●逆ラジオによる前兆ノイズ(比率処理グラフ)の1/10-1/11の解析。グラフはこちら
大きな変動が見られている測定点のみ記載します。

1、東北
仙台と盛岡に小規模なノイズ。特に仙台で目立つ。
11日;08:00:岩手県沖(釜石市北東約16km沖):M4.9:地震の深さ50km、最大震度3(警戒地域の地震)
本地震の前兆ノイズは1/5に仙台と盛岡で観測されたやや大きいノイズの対応地震と思われる。
その後のノイズの大きさはやや小規模なので、対応地震も現在の予想と同じで、今後も継続すると思われる。
2、新潟十日町
1/5に引き続き、1/8と1/9に1/5よりやや大きいノイズが観測されている。
1/9昼に報告しましたように、今後も長野中部や北部でM4-M5規模の地震が予想される。

●世界のM4以上地震
ホットスポットオレゴン沖合地震以降はすべて北半球です。
前回のホットスポットイースター島から南半球とは異なる活動となっています。

●関西の地震の二つの指標
和歌山田辺サイトAMノイズと行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点ともに平穏です。

●関東の前兆観測
千葉行徳南のみ昨晩100mVの連続ノイズで、M4-M5規模の地震が房総や神奈川西部で想定される。
三宅島と静岡清水連続ノイズも同様な規模で継続中。

08/
01/11
5:09
●世界のM4以上地震
ホットスポットオレゴン沖合地震の7時間後、カムチャッカ東方でM4.9発生後、11時間発生無。
●日本の有感地震活動
10日;20:32:茨城県南部:M2.9:地震の深さ50km、最大震度1(警戒地域の地震)

●関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点);
滋賀彦根は昨晩21時に780mVノイズと650mVノイズ。本日未明に750mVノイズ。
異常値と判断します。下記の予測マップの関西周辺の変動から内陸部の地震。
警戒地域の京都南部地震または福井嶺北地震に警戒ください。ただし、M6を超えるような異常には見えません。
特に雨が上がり、気圧上昇時に注意してください。
和歌山田辺サイトAMノイズは100-400のノイズで小康状態。田辺市のノイズ観測は指向アンテナで奈良、三重、岐阜、高知沖方面のノイズを中心に採取する設定です。この状態ですと、今後半日の熊野灘沖地震の発生は考えられません。

●目次7の最新の地震マップ
下記の若狭湾-伊勢湾構造線周辺の福井嶺北、長野、静岡西部、島根と両側から圧力を受けている京都府。
昨日に引き続き、奄美大島から鹿児島南部、福島/宮城県境が活発に変化しています。

左図は、1/10更新の田辺市サイト提供の地震予測マップの本州中部です。
黒線は、若狭湾-伊勢湾構造線(伊勢湾・三河湾〜琵琶湖〜若狭湾)とその紀伊半島側の延長です。
このライン上に紀伊半島南東沖とその南東の二つの赤マークがあります。東側はそれに平行して赤マークと青マークがあります。
西側も赤マークが日本海側と四国東部にあります。
この状態が1/8から3日間連続して発生しています。

このラインを中心に変動が活発に生じていると考えられます。
08/
01/10
18:12
太陽風速度は479km/秒、磁場強度3.4nT。おさまってきました。次の高速風は13日未明から1週間続きます。最も活発な領域由来の高速風です。彗星近日点が1/13、1/16、1/23、1/27と続き、磁場の乱れが生じます。大きな地震のトリガーが13日頃からです。
しかし、最近はホットスポットハワイ島の地震でマグマの動きが活発で、それが引き金で地震火山活動が活発になるというパターンを繰り返しています。

世界のM4以上地震はホットスポットオレゴン沖の地震以降、7時間も発生無。アメリカのM2.5以上地震も発生無。
また、M6以上大地震がスタンバイのようです。
M6以上地震は、1/5;2件、1/6;1件、2日おいて1/9;2件と多すぎます。何とか止まってほしいと切に願います。

日本の有感地震活動
10日;05:46:宮城県沖:M4.1:地震の深さ40km、最大震度1(警戒地域の地震)
1/7昼に前兆雲の観察から警戒と報告しましたが、3日後でした。宮城沖も多すぎます。なんとかおさまってほしい。

関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点)ともに静かです。
千葉の行徳ノイズも至って静かです。

明日11日は1/2昼に熊野灘地震を予想した中心日ですが、明日から2日程度雨のようです。気圧が下がっている間は少し安心です。しかし、2つの指標のモニタリングは続けます。

1/6のギリシャM6.1では,アテネから南部ペロポネソスまでの範囲では、揺れが40秒近く続いたが、被害は無かった。震源の深さが50kmだったのが不幸中の幸いだった。
地中海の地震が本日、7:24、アルジエリア北部M4.8の地震があった。ギリシャと同じ、地中海に面するアルジェリア北部は、アフリカプレートとユーラシアプレートの境界に位置し、地中海沿岸では、比較的地震の発生が多い地域です。
左図にアルジェリアにおける過去の被害地震(期間1700〜2002 年)の震央分布を示しました。思い出すのは、2003/5/31のM6.7の地震です。震源の深さが10kmと浅く、2000人以上の方が犠牲になった。日本の国際緊急援助隊が大活躍した。

地中海の今後の地震活動が懸念されます。
08/
01/10
11:56
USGS火山週報(1/2-1/8)で、新たな活動が認められた火山を紹介します。4火山です。

まず、日本の三宅島。1/7、1.2km上空まで噴煙を上げ、その煙は南東に向かった。
二つ目はパプアニューギニアのKarkar火山。12/27-12/31に観測チームがガスと水蒸気の噴出を確認した。
三つ目は先週も伝えた南米チリ南部の活火山ジャイマ山(標高3125メートル)です。
1/1に噴煙が上空1万2500メートルまで上がった。1/2には2日も噴火活動に衰えがなく、噴煙や溶岩を噴き上げている。これまでに、火山のある国立公園や近隣の住民1000人以上が避難。このまま噴火活動が続けば、流れ出た溶岩で積もった雪が溶け、洪水の恐れがある。
四つ目の火山はエクアドルのトゥングラワ火山です。標高5023mの富士山のような成層火山です。世界自然遺産のサンガイ国立公園(Sangay National Park)内に位置する。「黒い巨人」、「母なるトゥングラワ (Mama Tungurahua)」とも呼ばれ、2006年に1999年以来の噴火をした火山が、また活動を再開した。報告の要約です。

1月1日の噴煙は連続的でした。騒々しい音と「キャノンショット」が聞こえました。1月3日に、火山性地震が発生するとともに、爆発は始まりました。1月4日に、「キャノンショット」は13km離れた地点まで聞こえた。爆発は1つの町で地面を振動させて、噴煙の高度は6kmまであがりました。新聞記事によると、ほぼ1,000人は、避難シェルターで夜を過ごした。
噴火の様子をビデオで見ることができます。言葉を失います。こちら

関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点);
田辺サイトのAMノイズは早朝以降100以下で、拮抗状態です。滋賀彦根は昨晩700mVノイズ2個以降、顕著なノイズ無。

千葉の行徳ノイズも至って静かです。
行徳方式FMノイズ静岡清水観測点は1/9;16時にノイズ再開。2007/11/30以降の再開です。ほぼ40日ぶりです。
水平で500mV、垂直で700mV。今後の静岡西部地震が懸念されます。

ホットスポットハワイ島後続ホットスポット地震がどこに行くか懸念していました。前回はペルー沖のイースター島でした。今回はアアメリカ合衆国・オレゴン州の最大都市ポートランド西南西406kmの海域。ファンデフカ海嶺です。
巨大温帯地帯生態系の一つのイエローストーンホットスポットの沖合です。間欠泉で著名。
日本時間;1/10;10:37;ファンデフカ海嶺近郊;M6.4。震源位置はこちら
今回は北半球の地震活動活性化が懸念されます。

08/
01/10
5:14
逆ラジオによる前兆ノイズ(個別のグラフ)の1/1-1/9の解析。グラフはこちら
1、北海道、東北
北海道釧路測定点-1/1以降、10000程度のノイズが続いていたが、1/5に12000程度のノイズ。1/9にも同程度のノイズが2回。
現在の予想M5-M6を大きく上回る地震は想定されないが、予想の上限程度の地震が想定される。

盛岡測定点で1/3と1/5に5000以上のノイズ。1/7に2500程度のノイズ
仙台測定点で1/4と1/5に400000程度のノイズ。1/7にも500000程度のノイズ。

現在の予想M4.5-M5.5を大きく上回る地震は想定されないが、仙台沖、福島沖を中心に予想の上限程度の地震が想定される。

2、関東
千葉のノイズが20000程度で1/9までほぼ一ヶ月続いている。
大気イオン神奈川厚木測定点では11月以降異常値は観測されておらず、M6以上の大きな地震の懸念は無い。
今の予想はそのまま。
3、静岡、名古屋
清水測定点のみ、500000程度でノイズ継続。他の静岡のノイズは少ない。現在予測はそのまま。

4、関西
京都で1/3、1/4、1/5と2500000程度の著しいノイズ。測定点の中では最も高い。
伊勢で1/3に500000以上、1/8に500000程度の著しいノイズ。
現在の京都南部地震、熊野灘沖地震が懸念される。
4、鹿児島
12/31から1/9まで500000連続したノイズが観測されている。
鹿児島:M4-M5と予想します。
左欄の警戒地域と地震の予想規模は変わりません。

世界のM4以上地震;
日本時間1/9;23:30;カナダクイーンシャーロット諸島;M6.1。1/6朝に報告した南方沖で、3度目のM6大地震です。
三重会合点(トリプルジャンクション)付近の地震です。
最近パプアニューギニアインドネシア領西方沖といい、最近3重会合点近郊の大きな地震が目立ちます。
日本の房総半島南東沖のトリプルジャンクションも気がかりです。

日本の有感地震活動;
9日;20:04:茨城沖M3.3:地震の深さ40km、最大震度1
8日;沖縄本島(那覇から東北東235km);M4.8;フィリピン海プレートの沈み込み帯ちょうど真下。
フィリピンー沖縄と地震が上昇して来ました。

関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点);
田辺サイトAMノイズ;昨晩23時で止まっていますが、300-1500で小康状態。
地電位が1/8に上昇。やや注意が必要な状態です。
滋賀彦根は昨晩700mVノイズ2個です。
短時間に2個は5日に1回の頻度です。こちらもやや注意が必要です。


目次7の最新の地震マップからは、昨日に引き続き、奄美大島から鹿児島南部、長野南部/静岡西部、岩手/宮城の内陸部が活発に変化しています。島根/広島北部にマークがまとまっていますので、本日/明日と注意が必要だと思います。
また襟裳岬沖も赤マークです。

08/
01/09
18:10
本サイト空の掲示板投稿1526でゆうやけさんが昨晩のピンクやけを報告されています。しばらく日本周辺で大きい地震に注意が必要なようです。
本サイト地震に備える掲示板投稿3670でmacさんがmodis衛星写真による紀伊半島から島根まで広がる前兆雲を報告され、それは空の掲示板投稿1527に掲載されています。
ホットスポットハワイ島で1/9;12:09:M2.8、同日;17:02;M2.6の地震。マグマの上昇を意味しています。また、今後、環太平洋火山帯(日本含む)の地震活動が活発化してくると思います。地震に備える掲示板でmacさんがよく指摘するように伊豆諸島で後続地震が懸念されます。
ハワイの火山活動は遠くあまりぴんと来ないと思います。火山全体の写真はこちら
また、本年1/3に撮影された流れ出す溶岩の写真はこちら

世界のM4以上地震は抑制されていたが、日本時間1/9;17:26;ウイグルチベット自治区(ネパール首都カトマンズから516km北の山岳地帯);M6.3。
震源地図はこちら

日本の有感地震活動
1、9日;04:20:茨城県北部:M3.7:地震の深さ60km、最大震度2(警戒地域の地震)
1、9日;06:24:茨城沖:M4.0:地震の深さ40km、最大震度1(警戒地域の地震)
1/3昼の報告で、前兆雲の張り出しを報告しましたが、6日後の発生となりました。
規模が小さくてよかったです。

関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点)ともに静かです。
特に、田辺サイトのAMノイズはほぼ4日極端に低い値が続いて拮抗状態でしたが、11時-16時台まで400-1000カウントと小康状態です。急増しなければいいのですが。

千葉の行徳ノイズも静かです。ピークノイズが散見される程度です。

08/
01/09
12:15
下左図は、教科書にも出てくる日本付近の4つのプレートと、地下の断面図です。関東以北の太平洋側では、太平洋プレートが沈み込み、関東以西では、フィリピン海プレートが沈み込んでいます。東北や七島小笠原海嶺の火山は沈込み帯のフロントに形成されています。

下右図は、日本の2007年のM7規模の3回の地震の深さを示したグラフです。
横軸は東西を表し、縦軸は地震の深さを表します。
3/25の能登半島地震と7/16の新潟県中越地震は深さが10-20kmの浅い地震でした。7/16深夜に発生した京都府沖M6.7の地震は374kmという地下のマントルで発生した大深発地震です。
大深発地震以降、若狭湾-伊勢湾構造線(伊勢湾・三河湾〜琵琶湖〜若狭湾)に
異変をきたし、周囲一帯に歪が蓄積されつつあると私は思います


目次7の地震予測マップの提供元の和歌山田辺サイトさんは、2年間のご自分での観測(地電位測定、AMノイズ測定)と地震予測マップの考案など、研究者である私は、いつも敬意を表して、感謝している管理人さんです。
田辺サイトさんは、地下マップなどから昨年10月以降、次のように考察しています。

10/22考察「愛知での沈み込みのパターンが、普段と違い伊豆半島付近と同じような形(急激な沈み込み)になっている。おそらくフィリピン海プレート側で破壊が起きているのだと思う。つまり前に進めない状態になっているのではないだろうか?」

11/6考察「地下構造から大阪〜静岡西までの地域で、大きな地震が起きる可能性が、高まりつつあるのではないかと考える。」
11/13考察「地下マップでは、奈良大阪方面に圧力が高まっているように見える。」

11/22考察「紀伊半島南部全体にゆっくりとした圧力が、かかり始めたのではないか?」

11/25考察「 1899年に 起きたM7の紀伊大和地震では、フィリピン海プレート内で起きた内陸型と考えられているようなので、今の三重地下状況も 決してあなどっては、いけないようだ。」

12/5考察「激しい低気圧が通るとノイズが無くなるので、やはりノイズ源は近場のようだ。地下マップ からも岐阜付近が気になる。静岡駿河湾〜伊勢沖と渥美半島付近に発生が増えつつある。2年間の観察に過ぎないが、活発になっているのは間違いない。 静岡西部の群発もあり、中部地域にお住まいの方は、周到な準備をしておくべきではないかと思う。

これらの考察は非常に貴重に思えたので、目次7の地震予測マップの該当日に引用してあります。

私が考える若狭湾-伊勢湾構造線の異変と和歌山田辺市サイトさんの考察を合わせて考えてみてください。
最近の静岡西部で続くM3規模の地震、福井嶺北地震、御岳/焼岳火山の活発化など、少しずつこの仮定を傍証しているように思います。

私はこの若狭湾-伊勢湾構造線を中心にした異変が本年の日本の最大の地震活動のポイントになると思います
もちろん仮説ですし、大きな地震活動はすぐには起きませんので、頭の片隅にでも、置いておいてください。

今の差し迫った地震の予想は、京都府南部地震と熊野灘沖地震ですが、上記と無関係ではありません。

さて、関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点)ともに静かです。
田辺サイトのAMノイズが10時台に170です。今後急上昇するか注目です。
掲示板でモニタリングをして異常であれば、メルマガ/携帯版本サイト/携帯版日記にも臨時で情報を流します。
異変があっても過去例では約12時間後に発生ですので、十分に防災の点検はできます。


千葉の行徳ノイズも至って静かです。本日未明南のみに100mVほどの連続ノイズを5時間ほど観測しています。
房総沖など南方向にM4規模の地震が懸念されます。

逆ラジオノイズの1/7と1/8のデータが公開されています。注目点は新潟十日町ノイズです。
12/29;320、1/5:210、1/8:450です。
目次7の地震予測マップから変動がある地域は佐渡(12/27-1/3)と長野中南部(1/6から継続)です。
昨夜;長野県松代近郊(過去日本最長の群発地震が続いた地域)でM3.6の地震が起こりましたが、焼岳の活発化もあり、長野県中部後続地震が懸念されます。
北アルプスの地震と火山の解説はこちら

08/
01/09
5:02
世界のM4以上地震は10時間の沈黙後、フィージーM5.1発生。また5時間おいてインドネシアスラウエジ島M4.6、4時間置いてパプアニューギニアインドネシア領西方沖M5.7と、頻度は低いが、M5以上の大きな地震が続いています。
M5.7地震は1/7にM5.9の地震が発生した近郊です。トリプルジャンクション付近で、この一帯はプレートの沈込帯、横ずれ断層帯、海嶺などが集中する一帯です。

日本の有感地震活動
8日;20:09:長野県中部(松代付近)M3.6:地震の深さ10km、最大震度2
活火山焼岳から40km北東です。焼岳は20日ほど前の12/19にドーンと大きな音がしたとの通報があった。調べた結果、噴火ではないとのことだが、噴気孔のつまりを吹き飛ばす音と考えられている。近郊の御岳とともに火山活動と地震活動にやや注意が必要です。

関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点)ともに静かです。
滋賀彦根は昨晩700mVノイズ1個、650mVノイズ2個と大きなノイズ観測はありません。千葉の行徳ノイズも至って静かです。

目次7の最新の地震マップからは、昨日に引き続き、奄美大島から鹿児島南部、長野南部/静岡西部、岩手/宮城の内陸部が活発に変化しています。島根/広島北部にマークがまとまっていますので、本日/明日と注意が必要だと思います。

08/
01/08
17:43
世界のM4以上地震は過去8時間発生が無く、スタンバイの状態をリセットしているようです。

日本の有感地震活動
1、7日;22:50:岩手県沖:M3.2:地震の深さ50km、最大震度1(警戒地域の地震)
1、8日;03:17:青森県東方沖:M3.4:地震の深さ50km、最大震度1(警戒地域の地震)

どちらも北海道浦河沖のやや南の区域です。択捉島やその沖合の激しい地震活動の後続地震が発生している地域で、歪が蓄積されていると考えられます。

関西の地震の二つの指標(和歌山田辺サイトAMノイズ、行徳方式FMノイズ観測滋賀彦根観測点)ともに静かです。
特に、田辺サイトのAMノイズはほぼ4日極端に低い値が続いており、拮抗状態です。ノイズの値が20000を超えなくとも、急激に増加したら注意すべきだと思います。

千葉の行徳ノイズも静かです。今まで続いた基線の盛り上がりの連続ノイズではなく、ピークノイズが散見される程度です。

注意すべき点は、目次7の地震マップから、奄美大島から鹿児島南部に赤のマークが連続しています。活発に変化していて注意です。また伊勢湾から長野南部/静岡西部、福島/宮城も活発に変化しています。

さらには、本日4:57に北マリアナ諸島パガン火山(3つも活火山がある)近郊でM4.7(昨日もM4.7)の地震が発生しています。その延長にある伊豆七島の地震活動も注意が必要なようです。

08/
01/08
12:31
少し解説も加わりますが、本サイトでM6以上の地震活動が本州で予想されるかどうかは、大気イオン濃度で判断しています。過去に実績もあり、山などの地形に影響されずに、330km圏内の大気イオンの異常を捕らえられているからです。
公開されている測定点は、神奈川厚木、兵庫南淡路、兵庫川西測定点です。その他の測定点は長野、千葉、静岡、京都、大阪、徳島とありますが、こちらは非公開です。しかし、大きな異常値がある場合、大気イオン予測研究会の好意で、要注意情報として発表されることもあります。
ここでは、上記の公開されている3測定点以外の情報は、要注意情報を引用しています。

神奈川厚木は11/8に48,553個/ccの異常値を観測後、異常値はありませんし、要注意情報もありません。その意味で関東でM6以上の地震は発生しないと予想しています。
兵庫南淡路測定点の年末年始の異常値は、いままで他の前兆データ(逆ラジオの前兆ノイズなど)とあわせて、京都府南部、熊野灘沖地震を予想しています。
兵庫川西測定点の異常値は、同研究会の1/2の要注意情報。こちら
引用します。
日 時 2007年12月28日13時半頃〜15時頃
測定点 兵庫・川西測定点
測定値 大イオン濃度 最大5,367(個/cc)…28日14時頃
※直前1週間(21日〜27日)平均値661.2(個/cc)の8.1倍
10000個を越す濃度ではないので異常値とはいえませんが、要注意だということだと思います。

最も可能性があるのは、中国/四国の震源ですが、逆ラジオの広島観測点が12/24以降欠測になっています。
また、現在の熊野灘沖が発生源かもしれません。

なお、繰り返しになりますが、M8東海地震が想定されたならば、厚木や南淡路では確実に異常値が観測されるでしょうし、同研究会様からも要注意情報として、静岡のデータが公開されると思います。
現在、異常値は観測されていないと思いますので、この観点からも東海地震は1ヶ月以内には発生しないと思います。

08/
01/08
4:31
和歌山田辺市サイトの地震予想マップ1/7によると、活発に変化した地域(赤マーク)が、潮岬連続5日、伊勢湾連続2日となりました(目次7;地震予測マップ参照)。また地電位も1/7には大きく動いています。AMノイズは3日ほぼ0に近く、拮抗状態を示しています。滋賀彦根観測点のFMノイズは昨晩の夜半に650mVノイズ2本、未明に750mV程度のノイズ1本で、大きな地震活動を示す前兆はありません。

逆ラジオによる前兆ノイズ(相対グラフ)の1/3-1/5の解析
1、東北
盛岡測定点で1/3と1/5に中程度のノイズ。仙台測定点で1/4と1/5に中程度のノイズ。
盛岡は年末はノイズの発生がなかったが、再度ノイズ発生。
今の予想規模よりやや大きいM4.5-M5.5と推定。
2、関東
千葉のノイズがほぼ一ヶ月続いている。文京で12/30-1/2、秋葉原で1/3に著しいノイズ。
大気イオン神奈川厚木測定点では年末、年始異常値は観測されておらず、M6以上の大きな地震の懸念は無い。
今の予想はそのまま。
3、静岡、名古屋
清水測定点のみ、ノイズ継続。名古屋で極小規模のノイズが連続して観測されている。現在予測はそのまま。
4、鹿児島
12/31から1/6まで連続したノイズが観測されている。
鹿児島:M4-M5と予想します。
以上と1/7昼の予想の島根を追加し整理して、左欄の警戒地域を更新します。

08/
01/07
17:44
日本の有感地震活動
1、6日;17:15:択捉島南南西100km:M4.4:地震の深さ50km、最大震度1(警戒地域の地震)
2、6日;17:58:岩手沿岸北部(岩泉町):M3.4:地震の深さ60km、最大震度1
3、7日;13:48:周防灘(防府市南方約2.5km沖):M3.7:地震の深さ10km、最大震度1

2の地震活動は明日朝、逆ラジオノイズの解析で詳しく説明します。3の地震活動は、伊予灘までを警戒地域としたのですが、その先の周防灘で発生しました。

世界時間1/7の世界のM4以上地震活動は、M5以上の地震がフィリピン海プレートに関係しています。
1件目はパプアニューギニアのインドネシア領西方沖の三重会合点(トリプルジャンクション)近郊の海域で発生したM5.8の地震活動。太平洋プレート、オーストラリアプレート、フィリピン海プレートの接する近郊で、海嶺やプレートの沈み込み帯などがひしめく合う地域です。もう一つのM5地震はフィリピンマヨン火山近郊のM5.4です。
徐々に北上しつつあります。

関西地域は雨で、大きな地震活動の前兆はありません。
08/
01/07
12:12
左下図は南海トラフを赤で示した。
南海トラフは、二つのプレートが衝突して海洋プレートが沈み込んでいるため、非常に活発で大規模な活断層である。南海トラフの各所では、東海地震、東南海地震、南海地震などのマグニチュード(M)8クラスの巨大地震が約百年ごとに発生している。北西に進んできたフィリピン海プレートが、ユーラシアプレートの一部である西南日本と衝突してその下にもぐりこんでいる場所に相当します。
右下図は地下の構造を模式図として示した。
和歌山田辺市サイトの1/6のコメント
「南海トラフ沿いに発生が見られるようになってきた。潮岬沖南西部のフィリピン海プレート内部かと思うので
(紀伊半島南東沖地震が)いきなり来るとは考えていないが、陸側に発生が増えてくるようであれば、要警戒なのではないだろうか?」

hinetの本州中部最新7日間震源マップを見ますと、田辺市サイトが指摘されるように、潮岬沖の南海トラフ付近から熊野灘付近に地震のラインが形成されているようです。
陸側の同地域には、M1-M2の地震が散見されるのみです。今後、hinetやハ-ベストマップなどで推移を追う必要があるようです。
田辺市サイトの地震予測マップ1/6では、活発に変化した地域(赤マーク)が、伊勢湾や東海沖に新たに生じたことが注目されます(目次7;地震予測マップ参照)。

地震予測マップ1/6で気になる点は、島根-広島北部の赤マークです。12/27以降、赤マーク、青マーク、無印、赤マークと続き、M5程度の地震が懸念される。今後1週間は警戒だと思います。
また、八重山諸島の赤の変動が20日も続いています。3ヶ月近く変動後、拮抗化(無印)後の変動です。M7クラスの地震が台湾東方沖(与那国島西方沖)で懸念されます。

当地栃木南部から早朝散歩時、福島/宮城方面から雲の放射が見られ、M5規模の地震が懸念されます。空の掲示板に夜までに投稿しておきます。

08/
01/07
5:02
逆ラジオによる前兆ノイズ(相対グラフ)の1/3-1/5が公開されました。NPO法人国際地震予知研究会様からは今までは相対値のみが公開されていたのみでしたが、年明けに実験的に観測点個別の観測値をそのまま実験的に公開されようとされています。今回は個別値はまだ非公開ですので、相対グラフで考察していきます。

詳しい解析は昼の報告にするとして、最も気になる点は、京都の1/3と1/4、特に1/3の異常値です。1/3のノイズはこの測定点の過去のノイズの数十倍はあると思います。

NPO法人大気イオン地震予測研究会;兵庫南あわじ観測点
1/5の深夜に9168個/ccの異常値を観測しています。逆ラジオノイズ京都異常値観測の1日後です。

12/25昼に報告しましたが、
「大気イオン南あわじ測定点では、12/12に9,018個/cc,、12/22に17,729個/ccの異常値を観測。逆ラジオ前兆ノイズ京都では12/10に著しいノイズ、12/21、22にノイズを観測しています。
南淡路の10000個近いノイズの発生源は京都と推測されます。」

また、大気イオン地震予測研究会1/2の要注意情報。こちら。引用します。
「12/26に京都・木津川測定点で小規模な異常が記録されているほか(中略)12/30にも木津川測定点で小規模な異常が記録されています。」
木津川測定点の異常は10/5の要注意情報にも記されています。引用します。「(10月)3日、4日に京都・木津川測定点でも異常値を記録しております。」
現在の警戒の設定;京都府南部;M6.2-M6.6の地震に警戒が必要なようです。

直前情報をなんとか提供したいと思います。今までは、和歌山田辺市サイト様のAMノイズのみでした。潮岬沖地震の警戒もありますが、それとは別に、京都南部地震のみの警戒情報として、他の情報を調べ考えて見ました。

下図は行徳方式滋賀彦根観測点の1/5のノイズです。夕方の16時に700mV1本、18-19時に600mVノイズ3本、21時に700mV1本、ノイズあります。京都府南部地震は1/6;6時M3.7でした。
半日前には600-700mVの前兆ノイズが観測されていることになります。彦根観測点は特徴的なノイズがでにくく見難いのですが、一つの指標になります。
地震の規模が大きければ、さらにノイズ規模は明確になると思います。

もう一点は本サイトの掲示板でおせわになっているめだか@島根さんがよく指摘される北緯35度ライン地震です。今回も広島北部地震が京都南部地震の半日前に発生しました。これらを注意していきたいと思います。

彦根観測点、昨晩20−21時に750mV1本、700mV1本ノイズあります。少し、警戒願います。
08/
01/06
18:00
火山近郊地震の流れは、アラスカ周辺からギリシャに移りました。
日本時間1/6:15:05、ギリシャ南部(アテネから南西120kmの海域):M6.1;深さ51km。
震源近郊地図はこちら
震源はペロポネソス半島の東方沖で、methana火山近郊です。ヨーロッパプレートとアフリカプレートが北と南から押し合い、ぶつかりあって形成された東西に伸びる変動帯があるが、ギリシャ、エーゲ海地域もその変動帯内に位置している。アフリカプレートが北に向かって斜めに沈み込む。沈む込む位置に海溝が存在し、その海溝から約220km北に、海溝と平行して6つの活火山があり、その一番西に位置するのがmethana火山です。

日本の有感地震活動
1、5日;04:34:北海道内浦湾:M2.5:地震の深さ10km、最大震度1(警戒地域の地震)
2、5日;14:31:広島県北部:M3.4:地震の深さ10km、最大震度1
3、6日;06:29:京都府南部:M3.7:地震の深さ20km、最大震度2(警戒地域の地震)
4、6日;09:35:山形県置賜:M3.7:地震の深さ10km、最大震度2
5、6日;13:51:択捉島南南西100km:M4.5:地震の深さ100km、最大震度2(警戒地域の地震)

1の地震活動は浦河沖、青森東方沖などと隣接した地域で、歪が溜まっていることを警戒した地域です。
2の地震活動は全く予想していませんでした。今後注意してみてみます。
3の地震活動は亀岡市が震源で、井戸の水位低下が見られている地域で、今後の推移が注目されます。
4の地震活動は予想していませんでした。米沢市大字簗沢・温泉地付近で吾妻火山の近郊で、現在警戒レベル1の火山近郊です。当地那須火山近郊地震といい、最近、福島/栃木/山形の火山近郊地震が目立ちます。
5の地震活動は日本で最も激しい地震活動をしている地域です。

和歌山田辺市サイトの地電位も変動を続けています。同サイトのAMノイズもほぼ0の状態が1/4:21時から続いており、緊張状態(拮抗状態)です。現在高気圧に覆われていますが、気圧の谷が近づき、天候が崩れるまでは警戒願います。

08/
01/06
12:17
左図はアラスカ周辺の12/30以降の震源マップです。アメリカ領のアリューシャン諸島、アラスカ半島で大きな地震が頻発しています。さらにクイーンシャーロット諸島の大きなM6.5地震が2回。その後の余震は日本時間9:20;M5.0でひとまず終了。
その後、世界のM4以上地震とアメリカM2.5以上地震はストップ。両者が止まるときは、最近ではM6以上地震が控えていました。
激しいアラスカ近郊の地震活動が、カムチャッカー千島ー北海道東方沖と連鎖するのか。北米沿いに南下するのか。

中米のメキシコ近郊が大変地震活動が抑制されています。
メキシコでは、ポポカテペトル火山、コリマ火山は最近活発です。前者はメキシコ市から南東120キロの町プエブラ近郊の火山で12/1に、高さ3キロまで水蒸気の煙と火山灰を噴き上げた。メキシコ周辺の今後の地震活動が懸念されます。

関西の地震の指標田辺市AMノイズはほぼ0の状態が現在も継続し、緊張状態(拮抗状態)です。
08/
01/06
5:00
火山近郊地震の流れは、海嶺(海底火山)近郊の大地震となりました。

日本時間 1/5:20:01;カナダクイーンシャーロット諸島;M6.5。同日;20:44;同地域;M6.5。
同日;21:00;同地域;M5.0。震源近郊の地図はこちら
諸島の南方沖で、震源の深さは10kmです。
この諸島はカナダのブリティッシュコロンビア州に属し、アラスカとの州境にある大小約150の島で構成されています。

これらの地震はファンデフカプレート、太平洋プレート、北アメリカプレートの3つのプレートが接する三重会合点(トリプルジャンクション)付近で発生し、ファンデフカプレート側に海嶺があります。
カナダの歴史上最も大きな地震である1949年8月22日;クイーン・シャーロット諸島沖M8.1が発生した地域でもあります。

ちなみに日本のトリプルジャンクションは房総半島南東沖で、こちらは海溝-海溝-海溝型です。ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの会合点です。

太陽風速度669km/秒、磁場強度6.4nT、AE指数500-1000nT。AE指数が1200nTをつけたのが世界時の9:30。その1時間半後に上記のM6.5地震が発生しました。AE指数1000という著しい地磁気擾乱が大きなトリガーになるという一例になりました。

和歌山田辺サイトの最新の地震予測マップでは3日連続で、潮岬近郊に赤マーク。データ処理とのタイムラグから1/2-1/4に潮岬沖に大きな変化があったということです。

田辺サイトの地電位測定結果では、1/1-1/2まで20mVほど上昇。1/2-1/4まで乱高下を繰り返し、1/4午後から現在まで上昇中です。紀伊半島近郊の地下の変動を示していると思います。
同サイトAMラジオノイズは1/420時以降、0-200カウントと極端に少なく、特に昨晩20時以降は0に近い異常な低さで、緊張状態(拮抗状態)です。
熊野灘地震または京都府南部中心地震にかなりの警戒だと判断します。

08/
01/05
17:55
Hinetは昨晩夕方以来、システムダウンしているようです。お騒がせして誠に申し訳ありませんでした。
昨晩夕方報告した世界のM4以上活動の火山地域への連鎖が止まりません。
スマトラも活火山が並ぶ島ですが、スマトラM5.9(6.1から修正)以降です。
アラスカフォックス諸島M4.6-ガテマラM5.6-
フィリピンルソン島南部のカタンドゥアネス島M5.1とM5.4-チリアントファガスタM5.9と続いています。

●アラスカフォックス諸島M4.6-USGSで警戒火山のクリーブランド火山近郊
●ガテマラM5.6-フエコ火山(12/26噴煙)近郊
●カタンドゥアネス島M5.1とM5.4-マヨン火山(2年に1回位溶岩流を噴出させ住民が避難する事態が起きる)近郊
●チリアントファガスタM5.9-ラスカル火山近郊、11/14M7.7、12/16M6.7大地震発生地域。

この流れが今のところ止まりませんので、フィリピンから台湾-南西諸島-薩南諸島-別府雲仙地溝帯-関西という地震の連鎖が懸念されます。
もう一つの流れがホットスポットハワイ島-伊豆七島-神奈川西部−箱根とつながる七島小笠原海嶺(海底火山)の地震活動です。

近畿圏の地震の指標にしている田辺市サイトのAMノイズも昨晩21時以降はぼ一ケタ台のノイズは現在も続いています。
緊張状態です。

日本の宇宙天気ニュースでは、あと1-2日で太陽風本格上昇、
USAsapceweathernewsでは地球は高速風の中という表記に変わりました。
どうやら、USAの方は地球に影響を与えやすい位置にある小さいコロナホール由来の高速風に
地球は包まれていると判断しているようです。

現在、578km/秒、立派な高速風です。磁場強度8nT。地磁気擾乱指数の一つAE指数も30分ほど前から上昇をし始めました。1/10頃まで、500kmを越える高速風の中です。その後2日ほど中休みをして最も活発な領域由来の高速風が1/19まで続きます。

前周期でもこの期間激しい地震活動が続きました。目次9:世界地震頻度分布の表をみるとわかります。

08/
01/05
12:30
Hinetの過去24時間以内M2.5以上地震活動の本日12時現在のマップをみますと、10件以内の地震活動しか見られず、著しく抑制されています。世界のM4以上地震活動は1/1以降4件、4件、4件、3件と通常の半分以下の地震活動で、確かに地球規模で地震活動は弱いのですが、Hinetの震源マップの少なさは、1年に1回あるかないかの頻度です。

アメリカのM2.5以上地震活動は過去24時間以内に22件発生。地域も中米近郊からアラスカまでほぼ発生しているので、日本だけだと思います。大きな震源による抑制が働いているのだと思います。特に本州中部のM2.5以上地震活動は全く発生していません。そのため、田辺市サイトのAMノイズも昨晩21時以降はぼ一ケタ台のノイズです。緊張状態です。

昨日昼の警戒地域の地震活動に警戒ください。
また、地震に備えるための掲示板投稿3617で島根のめだかさんが浅めの地震活動に警戒を呼びかけています。
浅めの地震活動でM5以上になる可能性の地震は、警戒地域の京都府南部中心地震、福井嶺北地震、静岡西部地震です。
厳重に警戒することをお勧めします。

08/
01/05
5:05
目次7の地震予測マップの1/4で潮岬近郊の活発な変化(赤)は2日目です。
1日前の気象庁の一元処理データを使用されていますので、潮岬の活発な変動は1/3ということになります。

田辺市サイトのAMノイズは、昨晩21時以降3-34カウントと極端に少ない。Hinetの24時間M2.5以上地震マップをみますと、本州中部は極度に地震活動が抑制されており、その結果でノイズが少ないと思います。今後の推移を注目してください。

昨晩18:35、千葉北西部(千葉港・千葉市中央区中央港)M3.5、最大震度1の有感地震。
関東の千葉行徳ノイズは、本日未明にはほぼ終息しました。
昨晩、23:21:八丈島東方沖:M3.9:最大震度1の地震も発生し、今後関東の地震活動も徐々に動き出すと思います。

気象庁から2008年 No.1 火山の概況 (平成19年12月28日 〜 平成20年1月3日)が発表。
内容は先週と変わりません。噴火警戒レベル2の火山が薩南諸島から桜島まで続いており、昨日朝のとおり、鹿児島のM4-M5の地震活動にご注意ください。
また、硫黄島全体が大きく隆起する地殻変動は鈍化したものの現在も継続している点がきがかりです。

08/
01/04
17:50
世界のM4以上地震活動は、ホットスポットハワイ島ーホットスポットイースター島ーパプアニューギニア:M5.1-インドネシアスラウエシ島:M5.4ーアラスカM4.0-ソロモン諸島:M4.9-チリアントファガスタ;M5.7-インドネシア/スマトラメンタワイ島:M6.1と続きました。イースター島が入る場合には、南半球の地震火山活動が活発な地帯で地震が連鎖するようです。

日本の有感地震活動は4日4:29/岩手内陸部(宮古北西約15km):M3.7:最大震度1の地震のみ。
太陽風速度310km/秒で低速。磁場強度1.8nTで弱い。
次の太陽風の大きな乱れは、1/6の未明からになると思います。
大きな地磁気擾乱が発生し、地震のトリガーになります。

関西の地震の指標にしている田辺市サイトのAMノイズは1000-5000カウントで落ち着いています。
千葉行徳の無指向は12-17時にかけて200mVの連続ノイズ。短時間ですのでM4-M5規模の地震の前兆だと思います。
東と南では、ここ2,3日の傾向では南に偏重したノイズ。
地震に備える掲示板投稿3598でMACさんが指摘された千葉の前兆雲は房総半島から東京湾方向にはっきりと認められます。
こちら栃木南部では、最近2、3日、群馬南部方向からの雲の張り出しが多く、群馬、栃木の地震を懸念しています。

08/
01/04
12:00
逆ラジオの前兆ノイズデータの年末年始分の解析
1、本州中部
◎静岡の4観測点で、静岡清水のみが12/25-12/28に引き続き、12/30-1/2に著しいノイズ。他の3観測点では、著しく弱いノイズ。M8東海地震につながるような広域のノイズ観測は認められない。
現行予想と同じ●静岡西部/愛知東部;M4.6-M5.6。

◎関西4観測点と名古屋では、伊勢で12/24に引き続き、12/31と1/1に著しいノイズ。
縦軸の目盛りが大きく見にくいが、京都で12/23以降1/2まで連日の著しいノイズ。北方向かも知れないが、福井の測定点が調整中のため、わからない。七尾のノイズは漸減している。目次7で福井県嶺北7日の連続の変動が最近まで続いていたので、ノイズ発生源の一部はこの地域と推測する。現在の能登半島の予想を変更。印南のノイズはごく僅か。京都南部の地震の予想はM6以上の地震が2回も起こるわけが無く、熊野灘沖地震に比べ規模が小さい地震は抑制されていると考えられる。
●熊野灘沖地震:M7.5
●福井嶺北;M5.2-M5.8

2、関東
千葉のノイズのみが著しく、東京のその他の地域は著しく低いため、千葉から東の地域と考えられる。
目次7で変動が連続している地域は房総沖8日連続や銚子沖である。現在の予想はそのまま。

3、北海道、東北
釧路がほぼ毎日ノイズ。ややノイズは減少傾向。現行予想の国後方面は規模を縮小
●国後島、択捉島南方沖、根室半島、知床半島:M5-M6
●浦河沖、十勝沖、:十勝支庁南部:M4.5-M5.5

盛岡は12/27以降ノイズほぼ無。仙台は12/23以降1/2まで連日のノイズ。現行予想そのまま。
●宮城/岩手県境、宮城沖、福島沖、秋田;M4-5

以上整理します。

●警戒地域のまとめ
警戒地域(M4以上地震が対象)、警戒順に
●紀伊半島熊野灘沖:M7.5
●福井嶺北;M5.2-M5.8
●静岡西部/愛知東部;M4.6-M5.6
●国後島、択捉島南方沖、根室半島、知床半島:M5-M6
●浦河沖、十勝沖、:十勝支庁南部:M4.5-M5.5
●宮城/岩手県境、宮城沖、福島沖、秋田;M4-5
●日向灘/豊後水道/伊予灘:M5-M6
●東京湾および千葉(房総沖):M5-M6
●関東(関東平野北西縁断層帯(埼玉/群馬南部)、茨城):M4-M5
●三宅島から神奈川西部地域;M4-M5
●台湾東方沖(与那国島西方沖):M5-M6
(地震予測マップでの変動の長さから場合によってはM6.5-M7.5)
●京都府南部中心
(中央構造線断層帯、京都盆地−奈良盆地断層帯南部、京都西山断層帯、木津川断層帯のいずれかの地域);M6.2-M6.6


08/
01/04
4:59
昨日昼に報告したホットスポットイースター島地震の影響は、前回と同じく、パプアニューギニアとインドネシアの地震活動に影響を与えました。
日本時間1/3;19:58、パプアニューギニア東部、M5.1。詳細な地図はこちら
日本時間1/3;20:15、インドネシアスラウエシ島、M5.4。詳細な地図はこちら
前者は、ビスマルク海に面する9つの火山が並ぶ東端部で、震源の近郊に活発な火山活動を続けるラバウル火山とウラワン火山があります。後者は数十にも及ぶインドネシア活火山帯の中心地帯です。
両者の地震により、フィリピン海プレートに影響を与え、前回と同じく、関東以西の太平洋側の地震活動が活発化してくると思います。
逆ラジオの前兆ノイズデータの年末年始分が公開。詳しくはお昼に報告します。想定外にノイズが高いのは鹿児島です。12/23-12/29まで毎日ノイズ観測。1/1にも観測。上述した地震活動はまず最初に、南西諸島、薩南諸島、鹿児島と影響が与える場合が多く、本日から明日、最近火山活動も活発な薩南諸島や鹿児島でノイズ値からM4-M5の地震が予想される。

和歌山田辺市サイトの1/3の地震予測マップで、潮岬沖に赤マーク(活発に変化)。
関東以西の赤マークはこの地域のみです。
大きな地震活動は「青マーク(静穏に変化)-無印(拮抗化)−赤マーク(活発に変化)のときに発生」と
管理人さんは考察。
隣接する東のポイントは12/24-12/28(青マーク)--12/29-1/2(無印、拮抗化)ですので、今後の推移が注目されます。
予想する熊野灘沖地震(M7.5)の近郊地域です。
また、田辺市サイト測定の地電位も時期をあわせて1/1-1/2に上昇しています。

08/
01/03
18:06
USGSの火山週報(12/26-1/1)によりますと、その週間に新たに2つの火山活動が発生。
一つは、中南米エクアドルの アンデス山脈内のサンガイ山が12/26に6.1kmの噴煙を上げた。サンガイ山は標高5230mの富士山のような成層火山です。
もうひとつは、下左図のチリ南部のジャイマ(Llaima)山(標高3125m)が1月1日、噴火し、噴煙は12.5km上空まで達した。2つある噴火口の1つから噴煙や土砂、溶岩が噴き出し、近隣住民約150人が避難した。同山の噴火は1994年以来13年ぶりです。中南米は最近地震活動も活発ですが、火山活動もさらに活発になってきました。

下右図は、和歌山田辺市サイトの12月のAMラジオノイズをグラフ化したものです。
12月15日までの月前半にノイズが激しく、12/4-12/9に6万カウント、12/11に7万カウントを超えています。
12月後半のノイズは少ないが、12/22-12/24に5万カウントを超えています。この時期に、大気イオン地震予測研究会兵庫・南あわじ測定点で11万個を越す異常な大気イオンを観測しています。

2万カウントを越すノイズは少ないので、2万を超えると要注意。5万を超えると警戒。
しかし、ノイズが200以下は緊張状態(拮抗状態)である可能性もあり、注意と判断しています。
本日、10時台に12000カウントのノイズをつけたあと、過去5時間ほぼ200以下で今後の推移が注目されます。
世界のM4以上地震活動は、過去9時間発生無く、しーんとしています。日本の有感地震活動も24時間発生無。

08/
01/03
12:03
ホットスポットイースター島地震12時間後ペルー南部M5.1発生。イースター島後の影響はペルーから南半球ー赤道付近の地震活動に前回は影響を与えていました。その意味では、メラネシアースマトラ方面の地震活動が注目されます。
しかし、概して世界時1/1と1/2の世界のM4以上地震活動は発生件数が4件で、最近の平均の半分程度です。

日本の有感地震活動も1/2:15時の千葉南東沖地震以降発生無く、静かです。
ハーベストマップ24時間で見ますと、全体にかなり発生件数は少ないのが特徴です。

当地の早朝の観察で東茨城沖方向から規模が大きい雲の放射がみられました。最近では見かけない規模です。M5地震が銚子沖から茨城沖方向で発生すると予想しました。東北方向からの雲の張り出しは全く無く、こちらのM4以上地震は無いと推定しました。

目次7の地震予報では、長期にわたった八重山諸島の変動が止まっていることが気がかりです。
関西の地震の指標にしている和歌山田辺市サイトのAMノイズは昨晩以降100-1500台と比較的平穏でしたが、10時台に12000カウントをつけていること、同地電位が1/1から1/2に25mVほど上昇していることが気がかりです。
このモニタリングは、掲示板で続けます。やや注意すべき状態です。

08/
01/03
5:04
日本時間1/2、14:21ホットスポットハワイ島のキラウエア火山のプウオオ噴火口南南西6kmでM3.2(深さ9km)の地震が発生。M2.1、M2.1、M1.8とキラウエア火山周辺で地震発生後のM3.2発生でした。その後もM1.9、M1.8と同地域で続いています。マグマの上昇を意味しています。
12/29、12/30に引き続き、活発です。
まだ、十分にこれら前回の地震の影響が消えないうちに今回の地震による影響が付加されます。
ハワイ島M3.2の地震から6時間後、今度は南米ペルー沖のホットスポットイースター島でM5.1の地震が発生。
マグマの動きが活発なようです。今現在は、世界のM4以上地震活動は静かですが、これから活発になっていくと思います。

日本の有感地震活動
2日;15:45:千葉県南東沖:M2.5:地震の深さ40km、最大震度1
その後は発生無く、世界の地震活動に比較して、地震活動が弱く、大きな震源により抑制されているようです。

和歌山田辺市サイトのAMノイズは昨晩以降、500-1000カウントで落ち着いています。

08/
01/02
17:37
左図は、2004/9/5と9/7に発生した紀伊半島南東沖地震と東南海地震想定震源区域です。
200/4/9/5の地震については、「地震に備えるための掲示板投稿3577」にいよかんさんが資料にリンクしてくれています。
簡記しますと、余震も入れて3回の大きな地震が発生し、最も大きい2回目の地震で三重県松阪市、津市、和歌山県新宮市、奈良県下北山村で震度5弱、名古屋をはじめ広い範囲で震度4を観測しました。

1回目の震源地図はこちら。2回目はこちら。3回目はこちら
今回の想定は熊野灘沖ですので、2004年の震源域より陸地に近い東南海地震想定震源の南の端の方かもしれません。

「備えあれば憂い無しです」ので近郊の皆様は、地震防災の確認をお勧めします。当サイト目次11にも防災の詳しい準備方法が記されています。その中に各県別のライフラインの情報も記されています。とくに和歌山、奈良県は地震防災の記述が詳しくとても参考になります。

08/
01/02
10:40
お正月早々、大きな地震の警戒をだすことに相当悩んだのですが、可能性がありますので、警戒を出します。
明日、1/3は地球近日点と月の最遠日で、大きな地震のトリガー(引き金)日です。
地球近日点とは地球が太陽から最も近づく日です。地球の軌道は完全な円ではなく、僅かに楕円になっています。
地震予測の専門家によると、「ゆっくりと振り子運動の引力が地球に掛かり、大きな地震発生のトリガーとなる。」そうです。

前兆観測データ解析から最も危険性が高い地震は、12/25の昼に報告した潮岬沖合-志摩半島沖(熊野灘沖)地震です。地震の規模はM7.5と想定されます。

根拠のデータの一つは、大気イオン地震予測研究会兵庫・南あわじ測定点において、2007年12月23日18時頃〜24日01時にかけて、113,105個/ccの著しい大気イオンの異常値です。
この測定値は同研究会様から12/29に要注意情報として公開されています。こちら

もう一つのデータは国際地震予知研究会地震予兆電磁波ノイズデータ(ここでは逆ラジオ前兆データと呼称)です。
12/25の解析 「静岡から西の地域で観測点で12/23-12/24に著しいノイズを観測している地域は伊勢観測点のみです。12/24朝に推測した紀伊半島南東沖あるいは志摩半島はるか沖が疑われます。」
データはこちら

地震の規模は大気イオン地震予測研究会兵庫・南あわじ測定点での過去の成功例と今回のイオン濃度からの推測。
2004/8/19南あわじ測定点;87556個/cc−17日後-2004/9/5紀伊半島南東沖地震M7.4です。
113,105/87556=1.29倍です。Mが0.2異なると地震のエネルギーは倍になりますので、前回よりやや大きいM7.5と推測します。

もう一つのデータは、目次7の地震予測マップの志摩半島沖の変動です。
この沖合いの変動(赤マーク)は10/1から始まり、10/18から顕著です。赤マーク、青マークなどを繰り返して現在に至っています。

前回の成功例8/19イオン観測、17日後発生をそのまま当てはめますと、12/25観測の17日後は1/11となります。
当然自然現象ですから、10日前後の誤差がありますので、1/1-1/21が発生の目安と考えます。


関西の地震の指標にしている和歌山田辺市サイトのAMノイズをモニタリングしていきます。
はずれるかあるいは規模が小さいことを願っています。

08/
01/02
5:40
日本時1/2;3:55;ビスマルク海に面するパプアニューギニア東部でM6.2の大地震。
本地震の15分後にM5.5の後続地震。詳細な震源地図はこちら
12/29と12/30のホットスポットハワイ島地震(マグマ上昇)の影響は今回は2日後に現れました。
ビスマルク海に面するこの地域は活火山が9火山も並んでおり、本地震の震源付近には、ロングアイランド火山、カルカー火山があります。ラバウル火山、ウラワン火山(12/25活動再開)など最近火山活動が活発な地域です。

日本の有感地震活動
1、1日;18:45:根室半島南東沖:M3.5:地震の深さ50km、最大震度1(警戒地域の地震)
2、1日;20:12:宮城牡鹿半島沖:M3.8:地震の深さ80km、最大震度1(警戒地域の地震)
3、2日;01:20:十勝支庁南部(広尾町):M4.6:地震の深さ60km、最大震度3

3の地震活動は警戒を載せていなくてすいませんでした。
12/29の朝に報告しましたように千島列島択捉島南方沖から300km北西までの海域で地震活動が活発です。
12/20、12/21、12/24に引き続き、12/25にM4.5、M4.7、12/28にM5.2、12/31にM4.5の地震が発生。
この地域の地震活動は北海道浦河沖、青森東方沖、釧路沖に後続の地震が最近1年間は発生しています。
かなり歪が蓄積されており、沿岸部も含めて、M4.5-M5.5の地震に警戒ください。

08/
01/01
18:20
世界のM4以上地震活動は静かです。世界時の12/31は発生頻度も多く、活発でした。日本も同様に静かです。
キルギスタン周辺でM5規模の地震活動が12/26以降4回発生していることが目立っています。

千葉行徳無指向のノイズが8時以降、基線がまた盛り上がり、200mVの連続ノイズで、現時刻で収束中。おそらく3日続いた父島近郊から鳥島に至る地域に後続地震が控えているものと考えられる。
行徳東と南はピーク状のノイズを観測中。南で強いため、東京湾から房総沖に注意が必要なようです。

関西の地震の指標にしている和歌山田辺市サイトのAMノイズはノイズレベルが上がり、3000前後で継続中。小康状態です。

08/
01/01
12:07
日本時間1/1;10:01 父島225km西方沖;M4.5;深さ438km。ほぼ同じ海域で12/30;M4.8;深さ484km、
12/31;M4.7;深さ353kmと3日連続で深発地震が発生。
同規模からややマイナス規模の地震が関西から関東の太平洋側と中部地方で懸念されます。

目次7の地震予測マップにおいて、最近変動が4日以上続いていた地域は、
福井県嶺北7日、房総はるか沖8日、日向灘7日、奄美大島6日、駿河湾6日、秋田4日です。
現在も変動している地域は、
青森西方沖6日、留萌支庁5日、佐渡4日、宮古島(15日、2日静穏化をはさむ)です。

宮古島などの八重山諸島は過去3ヶ月ほぼ連続して変動後、均衡化の期間を経て、また10日以上の変動化の経過をたどっています。
西方沖には台湾があり、この海域は大きな地震が頻発していますので、警戒が必要なようです。

関西の地震の指標にしている和歌山田辺市サイトのAMノイズは12/31から200カウント以下でしたが、1/1はさらにノイズが減少し、7時以降0-8カウントで、緊張状態(拮抗状態)です。今後、ノイズが急上昇するならば、地震に警戒です。

行徳無指向8時ごろから200mVクラスの連続ノイズ再開。東と南も反応。今日は東より南の反応が大きい。
東京湾から房総沖に注意が必要なようです。

08/
01/01
6:11
あけましておめでとうございます。本年も、皆様方にとって健やかですばらしい1年でありますことをお祈り申し上げます。
本年も地震防災に少しでも役に立つ情報発信にこころがけていきます。よろしくお願い申し上げます。

太陽の東の端に活発な黒点が形成されました。今後太陽の自転に伴い、西の端に沈むまで12日間ほど影響がありそうです。太陽風に弱い乱れが生じ、AE指数もやや上昇し、弱い磁気嵐がみられます。

世界のM4以上地震活動は、ホットスポットハワイ島地震(マグマの上昇)による影響とおもわれますが、日本時間の昨晩17時ごろからやや活発に動き始めました。北半球の地震もやや増加し始めています。パキスタン近郊のウズベキスタンでM5規模の地震が気になります

31日;20:09:福島県沖:M3.5:地震の深さ50km、最大震度1(警戒地域の地震)
31日;23:41:父島近海:M5.5:地震の深さ330km、最大震度2

父島近海の地震の15分後、小笠原海嶺につながる北マリアナ諸島バガン火山近郊でM4.5の深発地震も発生し、一帯の火山地震活動の今後が気になります。
父島近海の深発地震は12/31早朝の報告とおり、若狭湾沖までつながる深発地震帯の活動活発化、関東の地震活動活発化をさらに活発化させます。警戒地域と注意すべき地震活動は変わりません。